「はんぎぎ。
はんぎぎ。
せ、先生……。
も、もうダメ。
お願いですから……。
もう……。
もう、イカせて!」
佳代ちゃんが、顔を振り立てながら訴えた。
「奥さんから、こんな降参のセリフをお聞きになりたいとは思いませんか?」
男性陣の中には、ローブの股間を押さえている人もいた。
勃起を収められないのだろう。
「それでは今回は、フィニッシュまで行きましょう。
はっ」
史恵さんの気合と共に、綺麗なお尻が更に沈んだ。
ペニバンの基部を、強く圧迫させたのだ。
お尻の円運動が速まった。
ウェストから上がまったく動かないのに、その下でお尻だけが高速でうねってる。
今、史恵さんに腰ミノを付けたら、それは超音波振動のように波立っているだろう。
「あんぎぎ。
あんぎぎ。
せ、先生、先生!
イ、イクイクイクイク……。
イックぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ。
あぎゃ」
佳代ちゃんの顔が、破裂した。
もちろん、錯覚だ。
でも、意識が四散する瞬間が、目に見えた気がした。
一瞬にして、佳代ちゃんの表情が変わっていた。
いや、表情が消えていた。
表情筋がすべて弛緩し、ただの肉面と化している。
半開きの口元からは、ホワイトニングされた綺麗な皓歯が覗いていた。
山脈のように整いながら、少し丸みを帯びた鼻。
鼻梁は息絶え、ピクリとも動かない。
そしてその上方に見開かれた両目。
まるで、高山に穿たれた水たまりのようだった。
真っ白な水面には、空しか映っていない。
そう。
美しい曲線を湛えた佳代ちゃんの眼球には、黒目が浮いていなかった。
幸せな死に顔に見えた。
★作者注)次回の1999回から2020回までは、別のシーンとなります。今回の続きは、2021回です。★
はんぎぎ。
せ、先生……。
も、もうダメ。
お願いですから……。
もう……。
もう、イカせて!」
佳代ちゃんが、顔を振り立てながら訴えた。
「奥さんから、こんな降参のセリフをお聞きになりたいとは思いませんか?」
男性陣の中には、ローブの股間を押さえている人もいた。
勃起を収められないのだろう。
「それでは今回は、フィニッシュまで行きましょう。
はっ」
史恵さんの気合と共に、綺麗なお尻が更に沈んだ。
ペニバンの基部を、強く圧迫させたのだ。
お尻の円運動が速まった。
ウェストから上がまったく動かないのに、その下でお尻だけが高速でうねってる。
今、史恵さんに腰ミノを付けたら、それは超音波振動のように波立っているだろう。
「あんぎぎ。
あんぎぎ。
せ、先生、先生!
イ、イクイクイクイク……。
イックぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ。
あぎゃ」
佳代ちゃんの顔が、破裂した。
もちろん、錯覚だ。
でも、意識が四散する瞬間が、目に見えた気がした。
一瞬にして、佳代ちゃんの表情が変わっていた。
いや、表情が消えていた。
表情筋がすべて弛緩し、ただの肉面と化している。
半開きの口元からは、ホワイトニングされた綺麗な皓歯が覗いていた。
山脈のように整いながら、少し丸みを帯びた鼻。
鼻梁は息絶え、ピクリとも動かない。
そしてその上方に見開かれた両目。
まるで、高山に穿たれた水たまりのようだった。
真っ白な水面には、空しか映っていない。
そう。
美しい曲線を湛えた佳代ちゃんの眼球には、黒目が浮いていなかった。
幸せな死に顔に見えた。
★作者注)次回の1999回から2020回までは、別のシーンとなります。今回の続きは、2021回です。★
「それではここは、あまり焦らさずに進めましょう。
男性陣にはまず、発想の転換をしていただきたい。
自らの陰茎で責めているという意識を捨ててほしいのです。
それでは、どこに意識を集中するか。
それは、陰茎の付け根です。
上っ側ですね。
そこには、恥骨と呼ばれる骨があります。
触ってみてください。
もちろん、女性にもあります」
参加者全員が、自らの股間を探っていた。
この場面を覗き見た人がいたら、仰天しそうな光景だった。
しかし、ためらったり引いたりする参加者は、ひとりもいなかった。
完全に史恵さんの講義に引きこまれてるのだ。
「硬いところ、感じられましたね?
男性は、そこに意識を集めてください。
そして、結合した女性のクリトリスの位置を思い描きましょう。
お分かりですね。
恥骨で、女性のクリトリスを責めるわけです。
優しく体重をかけ、臼みたいに挽きます。
こうです」
さっきまでピストン運動をしていた史恵さんのお尻が、捏ねるように円を描き始めた。
「はぅぅぅ」
佳代ちゃんが鼻息を吹きあげた。
仰け反りながらも、史恵さんを更に引きつける。
史恵さんの背中に回った両脚が、いっそう深く絡まった。
この体勢では、ピストン運動は難しい。
しかし、円運動であれば自在に行える。
「このように、恥骨を用いた円運動は、女性にとても大きな快感を与えることが出来ます。
さらにもうひとつ、男性にとっては大きな利点があります。
すなわち、陰茎や亀頭への刺激を抑えられるのです。
膣内の男性器は、さほど動いてません。
つまり、膣襞による摩擦刺激を、あまり受けなくて済む。
ということは……。
お分かりですね。
射精までの時間を、伸ばすことが出来るのです。
みなさん。
奥さんが、自らの腹の下で昇天する表情を見たくありませんか?」
男性陣全員、大きく頷いた。
吉川さんの奥さんが、大きく喉を波打たせた。
唾を飲みこんだのだろう。
男性陣にはまず、発想の転換をしていただきたい。
自らの陰茎で責めているという意識を捨ててほしいのです。
それでは、どこに意識を集中するか。
それは、陰茎の付け根です。
上っ側ですね。
そこには、恥骨と呼ばれる骨があります。
触ってみてください。
もちろん、女性にもあります」
参加者全員が、自らの股間を探っていた。
この場面を覗き見た人がいたら、仰天しそうな光景だった。
しかし、ためらったり引いたりする参加者は、ひとりもいなかった。
完全に史恵さんの講義に引きこまれてるのだ。
「硬いところ、感じられましたね?
男性は、そこに意識を集めてください。
そして、結合した女性のクリトリスの位置を思い描きましょう。
お分かりですね。
恥骨で、女性のクリトリスを責めるわけです。
優しく体重をかけ、臼みたいに挽きます。
こうです」
さっきまでピストン運動をしていた史恵さんのお尻が、捏ねるように円を描き始めた。
「はぅぅぅ」
佳代ちゃんが鼻息を吹きあげた。
仰け反りながらも、史恵さんを更に引きつける。
史恵さんの背中に回った両脚が、いっそう深く絡まった。
この体勢では、ピストン運動は難しい。
しかし、円運動であれば自在に行える。
「このように、恥骨を用いた円運動は、女性にとても大きな快感を与えることが出来ます。
さらにもうひとつ、男性にとっては大きな利点があります。
すなわち、陰茎や亀頭への刺激を抑えられるのです。
膣内の男性器は、さほど動いてません。
つまり、膣襞による摩擦刺激を、あまり受けなくて済む。
ということは……。
お分かりですね。
射精までの時間を、伸ばすことが出来るのです。
みなさん。
奥さんが、自らの腹の下で昇天する表情を見たくありませんか?」
男性陣全員、大きく頷いた。
吉川さんの奥さんが、大きく喉を波打たせた。
唾を飲みこんだのだろう。