Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
カテゴリ: 由美と美弥子
戯曲『センセイのリュック』作:ハーレクイン



幕間(小説形式)アイリスの匣#196



 廊下に立つ恭子(のりこ)は屋外の春の陽射しの中にいる。
 その陽射しを御簾により遮られる屋内は薄暗い。
 御簾の隙間から、兵部の室内を覗き込んだ恭子の目には、しばらくの間、内部の様子がよくは見て取れなかった。恭子はもどかしげに幾度か瞬きをするが、暗さに慣れぬ目はどうなるものでもない。恭子は耳の感覚に集中した。
 室内から漏れ聞こえる衣擦れは幾度か途切れながら、変わらず続いている。その音に、時折笹津由(ささつゆ)が兵部(ひょうぶ)に掛ける声が重なる。
 恭子の耳は更に研ぎ澄まされた。

「これ、兵部殿」

 笹津由の語調が少し変化したように、恭子には思えた。恭子には、時に厳しく聞こえる笹津由の声。苛烈とまでは言えないが、ときに羽目を外しがちな恭子を窘(たしな)め、躾ける。それが役目の笹津由であれば当然のことなのであろうが、このような柔らかい声音は、恭子には珍しく思える事であった。

(笹津由は……)
(笹津由は、兵部さまには)
(かように優しいのであろうか)
(兵部、さま……)

 恭子(のりこ)は、思いがけない心の揺らぎを覚え、どことなく落ち着かない思いになった。その揺らぎは、心がざわつく様な心地は妬み、であったろうか。恭子にはまだ言葉にはできないが、その心の揺らぎは嫉妬、としか言い表しようのない感情であった。恭子が、これまでついぞ覚えたことのない、嫌な感覚であった。しかし、その妬みの感情が笹津由に対してのものか、それとも兵部に対してのものなのか……。妬み、などというものを初めて感じた恭子に、その対象の判別がつくはずも無かった。

(いったい何を……)

 二人はしておるのか。
 知りたさに恭子は、一心に目を凝らした。次第に室内の薄暗がりに慣れて来た恭子の目は、ようやく二人の振る舞いが見分けられるようになった。

(あ……)

 笹津由は、恭子(のりこ)に左の半身を向けていた。
 兵部は、右の半身を恭子に向けていた。
 二人は、恭子に横顔を見せ、互いの顔を向け合っていた。

(お話し中であるか……いや)

 恭子は目を見開いた。より光を求めて、ということではない。ようやく判別がかなった二人の、その身繕い、振る舞いの異様さに打たれての事であった。
 兵部は全裸であった。一糸も纏わぬ身で胡坐座り、笹津由に向き合っている。
 笹津由は袿(うちぎ)一重(かさ)ね。袴は着けておらず、袿の前をしどけなく開け、やはり兵部に向き合っていた。
 昼の最中(さなか)にもかかわらず、室内には夜具が延べてあった。上掛けは無く、敷き栲(しきたえ;敷布団)のみ。
 兵部と笹津由は昼の日中、延べた夜具の上に座し、全裸と半裸という乱れた姿で向かい合っていた。

(何を……されて……)

 おられるのかと、心中、小首を傾(かし)げる恭子(のりこ)の目が更に薄闇に慣れたか。恭子は見て取った。
 兵部はその右腕を直(す)ぐに前方、笹津由の開(はだ)けた胸の辺りに伸ばしていた。
 笹津由の左右の手が上がる。我が胸前の兵部の手を両手で包み込み、そのまま両手を乳に当てた。むろん、我が乳房である。
 笹津由の両手に捉えられた兵部の手は、その笹津由の乳房に宛がわれた。兵部のその手は自然に開き、五本の指はしっかりと乳房を掴んだ。その兵部の手の動きは、笹津由とのこのような戯れが昨日今日始まったものではないことを如実に表していた。
 笹津由は、我が乳房と、兵部の片手をすべて両手に包み込んだ。その笹津由の口が軽く開き、吐息交じりの声を微かに漏らした。

「あ……」
「ささ、つゆ……」

 兵部が声を上げた。笹津由のそれよりもさらに微かな声であったが、恭子(のりこ)の耳ははっきりとその声を捉えた。恭子が初めて耳にする、兵部の肉が上げる声であった。
 笹津由の腰が上がり、膝立ちの姿勢になった。
 その動きに引かれ、兵部の腰も上がる。
 共に膝立ちとなった二人の上体が自然に近寄る。
 兵部と笹津由。年若き殿上人とその乳母(めのと)は、しっかりと抱き合った。
 兵部は、まだか細い両腕を笹津由の腰に回す。
 笹津由は大きく両腕を広げ、兵部の上体を包み込むように掻き抱いた。
 兵部の顔は、笹津由の豊かな両の胸乳の、その谷間(たにあい)にすぽりと収まった。
 笹津由が声を漏らす。

「おおっ」

 兵部の顔は、柔らかくふくよかな乳房の山肌を、丹念になぞりながら這い上がる。いや、舐め上がる。
 笹津由は両手で兵部の後頭部を抱え込み、その登頂をさりげなく導く。登頂の道筋は麓から頂上へ。
 登る者と導く者。その呼吸は寸分も違うことなく、見事に合っていた。

「おおおっ」



 兵部は登り切った。来し方を振り返れば、山肌にはくっきりと足跡が残っている。兵部の唾液が描いた山道であった。
 山肌の収斂するところ。乳房の頂上には、更に乳首が屹立していた。兵部にとっては、記憶の生じ始める更にその以前から、数限りない回数を口に当てた乳首である。上下の唇で吸い付いた乳首である。いつのころからか、舌をも這わせる習いになった乳首である。
 懐かしいというも愚かな、我が身の肉ともいえる笹津由の乳首であった。兵部にとっては文字通り、垂乳根の乳首であった。

「おほおおおっ」

 だが、今が今、兵部が笹津由の乳首に今更のように吸い付くのは、無論乳を求めての事ではない。腹を満たすためではない。肉の欲に駆られての事であった。
 兵部は吸った。吸い付いた。吸い上げた。舐めた。舐め回した。舌の先から根元まで、その裏までを乳首に押し当て、這わせ、擦り立てた。兵部は、出ぬ乳を絞り出さんとする嬰児であった。苛立たしさに歯噛みする幼子であった。兵部は歯を当てた。上下の歯を乳首に当てた。噛んだ。噛み付いた。噛む、噛む、噛む……。これでもか、これでもか、これでもか。
 それでも乳は出ない。出ようはずもない。出ぬ乳に業を煮やした兵部は、自らの唾液を代わりに吐いた。笹津由の乳首は、乳の代わりに唾液に塗れた。溢れる唾液は笹津由の乳房を、頂上から麓へ滴り落ちた。吹き出す唾液は、兵部の口元から零れ、その顎先からやはり滴り落ちた。
 兵部は、噛み切る勢いで乳首を噛んだ。



「ひいいいいいいいいい」

 仰け反り天を仰ぐ笹津由。その口からは歓喜の歔欷が吹き上がった。いや、それは悲鳴であった。
 笹津由は、抱え込んだ兵部の後頭部を、さらに自らの乳房に押し当てた。乳の代わりに乳首そのものを与えよう。そのように見える笹津由の動きであった。
 笹津由の両肩を、かろうじて纏っていた袿(うちぎ)が滑り落ちた。腰には細紐の一本すらない。袿は、笹津由が両膝で踏みしめている敷き栲(しきたえ;敷布団)の上に落ちた。笹津由は、兵部と同じく全裸になった。
 全裸の二人は、さらに狂おしく互いの上体を抱きしめ合った。

(ほんに、二人は何を……)

 まさか乳を飲み、飲ませているわけもなし。笹津由はもう乳など出まい。
 恭子(のりこ)はそんなことをぼんやりと考えた。琴を始め、習いごとの多くを毛嫌いする恭子であるが、そのような事はよく承知していた。
 我が身の事、我が体の事、我(われ)が女であり兵部は男であること、男の体の事、そして笹津由は我と同じく女であること……。そういうことはよくはわからないながらも何となく承知している恭子であった。
 しかし男女の事、肉の事、肉の交わりの事。この世にはなぜ女と男がいるのか、なぜそれ以外はおらぬのか、いや、ひょっとしておるのか。なぜ我(われ)が女であり、笹津由が女であり、兵部が男であるのか……そういうことはよくわかっていない恭子であった。だが恭子は既に暦とした女であった。すでに月のものは見ていた。
 女、恭子。
 恭子の女の体は、兵部と笹津由の今の振る舞いを垣間見、笹津由の歔欷の声を耳にし、自然に反応した。
センセイのリュック【幕間 アイリスの匣 #195】目次【八十八十郎劇場】初孫(上)
 史恵さんが舞台を下りてきた。
 曲はかかったままだ。

「みなさん、どうぞ、お膳を回りこんで、お近くでご覧ください」

 史恵さんは、自ら布団の傍らに立ち、参加者たちを促した。
 その声がかかるのを待っていたかのように、たちまち参加者たちは席を離れ、布団を囲むかたちに集まった。
 もちろん、わたしもそのひとりだ。

 仲居さんが、男根を吸いあげながら、自らの口から抜き取った。
 男根は反動で、大きく振れた。

 仲居さんは、身を捻りながら布団に倒れこんだ。
 仰向きに身を伸ばす。
 胴の長さが、改めて認識された。
 しかし、その裸体は、一瞬で覆い隠された。
 板前さんが、その上に重なったのだ。
 しかも、逆さまに。
 板前さんは、自らの胸下から下腹部を覗き、位置を調節した。
 陰茎基部が、仲居さんの顔の上に来ると同時に、仲居さんが陰茎を掴む。
 そのまま咥えこんだ。
 胸下から視線を引きあげた板前さんの顔は、ちょうど仲居さんの股間の上だった。
 いわゆる、シックスナインという体位だ。

 通常、風俗店やAVなどでのシックスナインでは、女性が上になるケースがほとんどだ。
 これはもちろん、フェラをする都合上だ。
 布団に仰向いてしまっては、挿出の可動域が制限されてしまう。
 このときの仲居さんも、咥えたままの状態で、舌だけ使っているようだった。

「みなさん、こちらにお集まりください」

 史恵さんが、自らの立ち位置に参加者を手招いた。
 そこは、板前さんの頭がある方の布団の短辺際だった。
 参加者が、全員そこに固まる。
 前に陣取った人は座りこみ、その後ろは膝立ち、最後列は立ったまま膝に手をあてて覗きこむ。
 史恵さんは、観覧者に向き合うかたちで、布団の側面に立った。
由美と美弥子 2264目次エロ本を拾った話
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