2016.5.22(日)
無毛の女性器を見たのは、実は初めてではない。
といっても、保育園の同じクラスの子だったが。
お昼寝の時間だ。
夏の暑い日で、布団をはだける子が多かった。
その子も、布団を蹴り飛ばしてしまっていた。
短パンを穿いた両脚が、大きく開いていた。
短パンの裾から、性器が見えたのだ。
おそらく、パンツを濡らしてしまい、自分で脱いだのだろう。
保育士のお姉さんに言えば、替えを穿かされるだろうから、おそらくは黙って始末したのだ。
涼太の視線は、その幼い女性器に釘付けになった。
むろん、なぜこんなに惹かれるのかは、わからなかった。
そしてそのとき……。
初めて、下腹部に異変を感じた。
短パンの布地が持ちあがっていた。
驚いて短パンのウェストを、パンツごと持ちあげる。
唐辛子ほどの陰茎が、パンパンに腫れていた。
こんなことは初めてだった。
女の子の性器を見た罰だろうか。
呆然とする涼太の背中から、声がかかった。
「涼くん、眠れないの?」
その春入ったばかりの保育士のお姉さんだった。
涼太の後ろにしゃがみこんだのだ。
突然のことだったので、布地を持ちあげたまま凝固してしまった。
「あ」
お姉さんの視線が、硬くなった陰茎を捉えたのがわかった。
このまま病院に連れて行かれるのだろうか。
切ないような思いで、お姉さんの言葉を待った。
でも、お姉さんは何も言わなかった。
涼太のパンツの中を、じっと見つめているだけだった。
お姉さんの横顔は、子供心にも綺麗だと思った。
滑らかな頬が、微かに赤く染まっていた。
お姉さんの喉首が起伏した。
唾を飲みこんだようだ。
しかし、その不思議な時間は、突然に断たれた。
お昼寝終了のチャイムが鳴ったのだ。
お姉さんは、はっと気づいたように起ちあがり、足早に遠ざかって行ってしまった。
といっても、保育園の同じクラスの子だったが。
お昼寝の時間だ。
夏の暑い日で、布団をはだける子が多かった。
その子も、布団を蹴り飛ばしてしまっていた。
短パンを穿いた両脚が、大きく開いていた。
短パンの裾から、性器が見えたのだ。
おそらく、パンツを濡らしてしまい、自分で脱いだのだろう。
保育士のお姉さんに言えば、替えを穿かされるだろうから、おそらくは黙って始末したのだ。
涼太の視線は、その幼い女性器に釘付けになった。
むろん、なぜこんなに惹かれるのかは、わからなかった。
そしてそのとき……。
初めて、下腹部に異変を感じた。
短パンの布地が持ちあがっていた。
驚いて短パンのウェストを、パンツごと持ちあげる。
唐辛子ほどの陰茎が、パンパンに腫れていた。
こんなことは初めてだった。
女の子の性器を見た罰だろうか。
呆然とする涼太の背中から、声がかかった。
「涼くん、眠れないの?」
その春入ったばかりの保育士のお姉さんだった。
涼太の後ろにしゃがみこんだのだ。
突然のことだったので、布地を持ちあげたまま凝固してしまった。
「あ」
お姉さんの視線が、硬くなった陰茎を捉えたのがわかった。
このまま病院に連れて行かれるのだろうか。
切ないような思いで、お姉さんの言葉を待った。
でも、お姉さんは何も言わなかった。
涼太のパンツの中を、じっと見つめているだけだった。
お姉さんの横顔は、子供心にも綺麗だと思った。
滑らかな頬が、微かに赤く染まっていた。
お姉さんの喉首が起伏した。
唾を飲みこんだようだ。
しかし、その不思議な時間は、突然に断たれた。
お昼寝終了のチャイムが鳴ったのだ。
お姉さんは、はっと気づいたように起ちあがり、足早に遠ざかって行ってしまった。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2016/05/22 08:15
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保育園と幼稚園
保育園の管轄は厚生労働省で、児童福祉法で規定された施設です。
幼稚園の管轄は文部科学省で、学校教育法で規定された施設です。
準拠する法律が違うので……。
当然、先生の資格も違ってます。
保育園の先生は、保育士。
幼稚園の先生は、幼稚園教諭。
保育士としての経験がいくらあっても……。
幼稚園教諭の免許が無ければ、幼稚園の先生にはなれません。
逆も同じです。
本編に出てくるお昼寝の時間ですが……。
保育園では、必ずと言っていいほどあるようです。
幼稚園では、ほとんど無いとか。
なぜだかはよくわかりませんが、両施設の目的の違いが関係してるのかも知れません。
保育園の目的は、乳幼児の保育(児童福祉法)。
幼稚園の目的は、義務教育を受けるための基礎を積むこと(学校教育法)。
幼保一元化が言われていながら、なかなか進まないのは……。
省庁間の縄張り争いがあるせいじゃないでしょうか。
どっちの省も、相手を吸収したがってるようです。
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2. 幼稚園中退HQ- 2016/05/22 10:44
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>お姉さんの横顔は、子供心にも綺麗だと思った
小学校3年か4年の頃だったかなあ。
たぶん昼休みの給食の時間で、教室内をうろうろしている時だったと思います。女の子が机に覆いかぶさるようにしていました。たぶん机の向こう、椅子の座面に置いてある何かを取ろうとしていたんですね。で、その後ろを通りがかったのがわたし。
女の子のスカートがずり上がり、太ももの付け根がくっきりと見えていました。当然パンツも見えていたはずなんですが、これは記憶にありません。鮮烈に覚えているのは、真っ白な太腿。
子供心にも、本当に奇麗だと思いました。
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3. Mikiko- 2016/05/22 12:49
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自分こそ……
涼太だったではないか。
で、ろくな大人にならなかった、というわけね。
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4. ♪ろくなもんじゃHQ- 2016/05/22 14:03
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↑ねえ
ならない
わけだから「ろくな大人」は「立派な大人」ということだよね。何か、“ダメ大人”という、逆のイメージを持っちゃうね。
念のため、広辞苑を引いてみました。
ろく‐な【陸な・碌な】「碌」は当て字。
(下に打消の語を伴って)まっとうな。しっかりした。
「どうせ―話ではない」「―ものを食べてない」
ふむ。
さらに……、
ろく【陸】
①水平であること。平坦なこと。
②ゆがみなく正しいこと。まっすぐなこと。
③物の正しいこと。まじめなこと。きちんとしていること。
④十分なこと。満足なこと。
勉強になるなあ。