2020.9.20(日)
「……」
「どうしたの?
これが、いつもわたしがしてる格好よ」
女性は全裸になっていた。
ムームーの下には、何も着けていなかったのだ。
細い首の下に、鎖骨が浮き出ている。
その下には、無残にひしゃげて垂れた乳房。
俗に干し葡萄と云うが、まさにその色にくすんだ乳首。
乳首の位置は、鳩尾の高さまで下がっていた。
骨張った骨盤を、筋の立つ細い脚が支えている。
女性らしいまろやかな曲線に乏しい身体だった。
唯一、膨らみを見せているのは……。
腹部だけだった。
ぽっこりと膨れた腹には、まるで切腹した跡のように、臍が横一文字に窪んでいる。
「どう?」
「いつ見ても、最高だよ」
「世の中には、変態がいるものよね。
ま、蓼食う虫も好き好きってことかしら」
「後ろも見せて」
女性は、ファッションモデルのような所作で、背中を向けた。
尻たぶが無残に萎み、垂れていた。
太腿の付け根近くには皺が寄り、黒い隈が沈んでいる。
「どうかしら?」
女性は、首だけ後ろに巡らせた。
「あら」
身体もこちらに向ける。
「すごいじゃない」
男は、ズボンから陰茎を取りだしていた。
陰茎は反りを打って勃ちあがり、ピンク色の亀頭が女性の顔を指している。
「その身体が魅力的な証拠だよ」
「ほほ。
あなたが変態である証明よ。
普通の男性は……。
こんな身体を見て、そういう反応は起こさないものだわ」
「彼だってそうじゃないですか」
「そうね。
そうだったわね」
女性の顔が、一瞬曇ったように見えた。
「どうしたの?
これが、いつもわたしがしてる格好よ」
女性は全裸になっていた。
ムームーの下には、何も着けていなかったのだ。
細い首の下に、鎖骨が浮き出ている。
その下には、無残にひしゃげて垂れた乳房。
俗に干し葡萄と云うが、まさにその色にくすんだ乳首。
乳首の位置は、鳩尾の高さまで下がっていた。
骨張った骨盤を、筋の立つ細い脚が支えている。
女性らしいまろやかな曲線に乏しい身体だった。
唯一、膨らみを見せているのは……。
腹部だけだった。
ぽっこりと膨れた腹には、まるで切腹した跡のように、臍が横一文字に窪んでいる。
「どう?」
「いつ見ても、最高だよ」
「世の中には、変態がいるものよね。
ま、蓼食う虫も好き好きってことかしら」
「後ろも見せて」
女性は、ファッションモデルのような所作で、背中を向けた。
尻たぶが無残に萎み、垂れていた。
太腿の付け根近くには皺が寄り、黒い隈が沈んでいる。
「どうかしら?」
女性は、首だけ後ろに巡らせた。
「あら」
身体もこちらに向ける。
「すごいじゃない」
男は、ズボンから陰茎を取りだしていた。
陰茎は反りを打って勃ちあがり、ピンク色の亀頭が女性の顔を指している。
「その身体が魅力的な証拠だよ」
「ほほ。
あなたが変態である証明よ。
普通の男性は……。
こんな身体を見て、そういう反応は起こさないものだわ」
「彼だってそうじゃないですか」
「そうね。
そうだったわね」
女性の顔が、一瞬曇ったように見えた。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2020/09/20 06:31
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今日は何の日
9月20日は、『お手玉の日』。
全国お手玉遊び大会、国際交流事業などを開催し……。
お手玉の輪を広げてる『日本のお手玉の会(http://www.otedama.jp/)/愛媛県新居浜市』が制定。
1992(平成4)年9月20日(今から28年前)……。
「第1回全国お手玉遊び大会」が、新居浜市で開かれたことを記念したもの。
お手玉遊びの魅力をPRするための日。
上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/109204.html)のページから転載させていただきました。
さらに同じページから、「お手玉について」を引用させていただきます。
「お手玉」は、小さな布袋に、小豆、米、ジュズダマの実などを入れて縫い合わせ、数個を1組にした玩具のこと。
かつては小石を使って遊んでいたことから「石なご」などの呼び名もあります。
欧州の遊牧民が、袋に粒状の物を入れて遊んだのが始まりと言われてます。
また、お手玉らしき物を投げて遊ぶ女性が描かれた古代エジプトの洞窟壁画(約4000年前)が残ってます(パンもしくは奇術の類ではないかという指摘もあります)。
日本では、奈良時代に中国から伝わり……。
当時は手ごろな大きさの小石や水晶を利用したことから、「石名取玉」と呼ばれてました。
実際に聖徳太子が遊んだとされる水晶も発見されてます。
現代のお手玉は、江戸時代から明治初期にかけて多く作られました。
歌川広重による江戸後期の浮世絵『風流おさな遊び』にも、女児が遊ぶ姿が描かれてます。
以上、引用終わり。
続きは次のコメントで。
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2. Mikiko- 2020/09/20 06:31
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今日は何の日(つづき)
わたしの子供のころにはもう……。
お手玉で遊ぶという文化はなくなってました。
でも、持ったことはあるので、手触りはわかります。
いつ触ったかと云うと、運動会ですね。
玉入れです。
あれ、お手玉ですよね。
紅白の。
けっして、中身がパンパンには入ってません。
ふにゃっとしてます。
↑の解説によると……。
昔は、小石などで遊んでたわけですね。
金持ちは水晶だそうですが。
それだと、手にあたって取り損ねたとき、跳ねてしまうでしょう。
外で遊んでたら、なくしてしまうかも知れません。
ま、石なら惜しくもないでしょうが……。
水晶ですからね。
金持ちなら、惜しくないのか。
袋に入れることで、紛失の危険は小さくなります。
あ、スゴいことを思いつきました。
最初は、遊んだ後の小石を入れる袋があったんですよ。
バラバラになって、なくしてしまわないように。
そしてまた、袋からバラッと出して遊んだんです。
そういう袋を、各自が持ってたんじゃないですか?
そこから、袋のまま放って遊ぶという方式が派生したんです。
巾着のように袋の口を締めてたんでしょうが……。
それだと、中身が零れてしまうことがあります。
ということで、縫って閉じてしまうようになった。
ただ、石をたくさん入れると、重くなります。
あたったとき痛いし。
ということで、小豆などが入れられるようになったんじゃないですか。
うむ。
石遊びからお手玉が生まれる過程、推論出来てしまいました。
誰か、単位くれ。
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3. 手羽崎 鶏造- 2020/09/20 11:06
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本篇より。
その通りです。
オトコの勃起って女性の体型の洗練さと
単に比例するものでは無さそうです。
若くて均整の取れたスタイルや大きな乳房も
いいのですが、それだけではないところが
Sexの奥深さ。
ワタシはお相手の卑猥さに昂奮するタイプです。
他人の奥さんの自慰や飲精や排泄やら行為で
勃起は加速される変態のようです
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4. Mikiko- 2020/09/20 11:53
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いわゆる……
「蓼食う虫も好き好き」ですね。
この性癖がなければ……。
人類はとっくに滅亡してたでしょう。
変態だからこそ、生き残れて来たわけです。
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5. 手羽崎 鶏造- 2020/09/20 23:19
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わーい、ワタシが変態であることを
誉めて(?)くださるのはこの世で
管理人さまだけです。
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6. Mikiko- 2020/09/21 06:15
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変態も……
多様性のひとつだと思います。
犯罪を伴うものでない限り……。
認められるべきでしょう。