2020.8.14(金)
律「だけど、それが大問題にならなかったのは、日本人の国民性じゃない」
み「ちゃいまんがな」
律「何が?」
み「銭湯には、番台というものがあったでしょ」
↑「み」(台東区上野『下町風俗資料館』)。2年前の『単独旅行記Ⅴ』で、わたしが撮った写真です。
み「入口の男湯と女湯の間の高いところ。
男性の憧れの職業第1位。
あれは決して、客の裸を見るための設備ではありません」
律「当たり前だわ」
み「つまり、あの高いところから……。
妙な動きをする客がいないか、見張ってたんです。
間違いでもあったら、すぐに評判が広がるからね。
女湯の伝播力はそうとうなものだったはず。
客が来なくなるよ。
昔は近所に銭湯なんか、ひとつだけじゃなかったんだから。
つまり、番台の使命は重要だったわけ。
裸に気を取られてるようでは、店が立ち行かないんです。
その使命に専心するため……。
番台に上がる主人は、去勢手術を受けてたと云う」
↑トルコの去勢(1466年)。これは、竿を切り落としてるんですかね? 怖すぎ。
律「うそおっしゃい。
猫じゃあるまいし」
み「最後のは、ちょっとだけ盛りましたが……。
つまり、そういうこと。
番台から、ランランと目を光らせてたわけ」
み「だから、板の間稼ぎなんか出来なかったのよ」
律「ま、それはある程度、わかるけど」
み「ところが!
やはり、女湯の脱衣所を堂々と見渡せる位置に男が座るというのに……。
はなはだ抵抗を感じるようになってきたわけだな。
日本人も」
律「当然でしょうね」
み「時代は変わりました。
なにしろ、昔の銭湯は、混浴だったからね」
↑ペリーの来日中に描かれたスケッチ。
み「男の三助が、女湯で客の背中を流してたし」
み「来日した外国人は、びっくら仰天こいたわけよ。
こいつらは、猿かーって」
↑こういう顔のおじいさん、いますよね。
み「ちゃいまんがな」
律「何が?」
み「銭湯には、番台というものがあったでしょ」
↑「み」(台東区上野『下町風俗資料館』)。2年前の『単独旅行記Ⅴ』で、わたしが撮った写真です。
み「入口の男湯と女湯の間の高いところ。
男性の憧れの職業第1位。
あれは決して、客の裸を見るための設備ではありません」
律「当たり前だわ」
み「つまり、あの高いところから……。
妙な動きをする客がいないか、見張ってたんです。
間違いでもあったら、すぐに評判が広がるからね。
女湯の伝播力はそうとうなものだったはず。
客が来なくなるよ。
昔は近所に銭湯なんか、ひとつだけじゃなかったんだから。
つまり、番台の使命は重要だったわけ。
裸に気を取られてるようでは、店が立ち行かないんです。
その使命に専心するため……。
番台に上がる主人は、去勢手術を受けてたと云う」
↑トルコの去勢(1466年)。これは、竿を切り落としてるんですかね? 怖すぎ。
律「うそおっしゃい。
猫じゃあるまいし」
み「最後のは、ちょっとだけ盛りましたが……。
つまり、そういうこと。
番台から、ランランと目を光らせてたわけ」
み「だから、板の間稼ぎなんか出来なかったのよ」
律「ま、それはある程度、わかるけど」
み「ところが!
やはり、女湯の脱衣所を堂々と見渡せる位置に男が座るというのに……。
はなはだ抵抗を感じるようになってきたわけだな。
日本人も」
律「当然でしょうね」
み「時代は変わりました。
なにしろ、昔の銭湯は、混浴だったからね」
↑ペリーの来日中に描かれたスケッチ。
み「男の三助が、女湯で客の背中を流してたし」
み「来日した外国人は、びっくら仰天こいたわけよ。
こいつらは、猿かーって」
↑こういう顔のおじいさん、いますよね。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2020/08/14 06:23
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単独旅行
久々に、『単独旅行記』での写真を見たら……。
ほんとに懐かしくて、すぐにでも行きたくなりました。
今思うと、当たり前のように、普通に旅行できた時代……。
幸せだったんですね。
今年は、毎年の恒例行事となってた単独旅行、まだ行けてません。
コロナ感染が終息したら……。
秋にでも行こうかと思ってました。
でも、この第2波では無理そうです。
高齢の母と同居してますから……。
もらって帰って移したりしたら大変です。
ご近所とも、これまではトラブル無くやってこれましたが……。
わたしが東京からもらって帰ったと知れたら、どうなるかわかりません。
会社にも、大きな迷惑をかけますしね。
とにかく、自粛を守ってて貰うのは仕方ありません。
でも、県外に出たりして感染するのは、やっぱり避けたいです。
あと、実のところ、わたしが一番恐れてるのは……。
感染して、ホテルに収容されること。
何を恐れてるかと言うと……。
たぶんですが、お酒、飲めませんよね。
自販機くらいはあるのかな?
でも、そういう施設では、稼動を止めてるんじゃないでしょうか。
続きは次のコメントで。
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2. Mikiko- 2020/08/14 06:24
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単独旅行(つづき)
↓東京都福祉保健局の文章です(出典⇒https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/iryo/kansen/syukuhaku.html)。
+++
3 宿泊療養での生活
(1) 基本事項
・宿泊期間中は、各施設のルールに従って、お過ごし下さい。
・療養中は建物から外出することはできません。
・施設内では、食事の受け取り等以外は各自の居室内でお過ごしいただきます。
・居室外に出る場合(お弁当の受け取り等)は、マスクを着用し、施設内に設置した消毒薬で手指を消毒していただきます。
・施設内での喫煙・飲酒は禁止です。
・ネットショッピングや食事のデリバリー等のサービスの利用はできませんが、家族や知人からの差し入れ※は可能です。
・他の滞在者のプライバシーの保護に抵触する行為(写真撮影等)は禁止しています。
※直接の受け渡し・配達・配送の受取不可。宿泊先の事務局で一旦お預かりします。詳細については事務局より宿泊者へご案内します。
+++
やっぱりありました。
飲酒禁止。
家族からの差し入れは可能とありますが……。
母に、お酒を持って来てくれとは言えないですしね。
さて。
ここでハタと、疑問が生じました。
宿泊費って、タダなんですか?
↑のページには、直截的には書いてありませんでした。
でも、↓の記述がありました。
+++
(4) 入所者にご用意いただくもの
入所時に医療機関又は居住地の保健所からご案内します。
(例)
・体温計
・バスタオル、ハンドタオル等のタオル類
・パジャマ等のナイトウェア
・帰りの電車賃
・その他宿泊療養に必要な物等
+++
続きはさらに次のコメントで。
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3. Mikiko- 2020/08/14 06:24
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単独旅行(つづきのつづき)
お金に関しては、「帰りの電車賃」だけのようです。
「行き」については、護送車とかで送られるんでしょうね。
てことは、宿泊費、タダですよ。
ま、そうじゃなきゃ、強制的に収容なんかできませんよね。
もちろん、食事もタダなんでしょう。
それはありがたいのですが……。
もうひとつ、配慮してほしいことがあります。
宿泊者の精神的ストレス。
↓の生活ですよ。
+++
・療養中は建物から外出することはできません。
・施設内では、食事の受け取り等以外は各自の居室内でお過ごしいただきます。
+++
わたしなら、パソコンさえあれば、なんとかやっていけそうな気もしますが。
パソコン、持ちこめますよね。
「その他宿泊療養に必要な物等」は持ってきてもいいわけでしょう。
宿泊施設療養記でも連載しますか。
あ、そういうことをするのがいるから……。
パソコンもダメだったりして。
でも、それもダメとなれば、ほぼ「軟禁」じゃないですか。
精神状態へのケア、たぶん無いんでしょうね。
活動的な人なんかは、ヒドいストレスを感じるんじゃないでしょうか。
わたしの場合、やはり酒です。
でも……。
肝臓を休められる、いいチャンスかも知れません。
むしろ、自由にお酒が飲めたら……。
1日中、飲んでしまいそうですから。
とにかく!
罹らないに越したことはないです。
通勤に使う電車やバスが、もう少し空いてくれるとありがたいのですが。
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4. 手羽崎 鶏造- 2020/08/14 09:24
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療養中の性行為はどうなんでしょ?
夫婦用の部屋とか準備されて
いるのですかね。
軟禁されているとなると、やるこったあ、
アレしかありまへんがな。
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5. Mikiko- 2020/08/14 18:17
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宿泊施設
隔離が目的なんですから……。
相部屋なんてあり得ません。
性行為は、リモートで行って下さい。
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6. 手羽崎 鶏造- 2020/08/14 19:09
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リモートでの性行為。
昔、テレフォンクラブや
テレフォンセックスというものが
有りましたけど。
PCやケータイの画面を使えば
いい商売が出来そうかな。
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7. Mikiko- 2020/08/15 06:33
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Zoomを使えば……
会員制で配信できそうですよね。