Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
由美と美弥子 3103
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 女性は、ホテルまでの沈黙が嘘のように饒舌になっていた。

「ほら。
 どうするの?
 わたしのお金を取らないでくれたお礼に……。
 たいがいのことはしてあげるわよ。
 もちろん、ゴムもしなくて大丈夫。
 女は、もう卒業してるから。
 妊娠の心配は、してくれなくていいの。
 わたしの中に、いっぱい出しちゃって。
 若い精液」

 女性の目が据わり始めていた。
 本性が覗いたと思った。
 この白髪女性は、閉経しているとのことだが……。
 性慾は、まったく枯れていない。
 一回りも年下の男と、部屋の窓際で立ったまま性交するくらいだ。
 あれが本性なのだ。
 あのときの、垂れて揺れ踊っていた乳房が、はっきりと目に蘇った。
 見たい。
 生で。

「それじゃまず、脱いでいただけますか。
 ここで」
「……。
 いいわよ。
 知ってるんですものね。
 驚かないわよね。
 この服の下の身体が、どんなになってても。
 わかりました。
 裸を見られる方が、お金を取られるより、よっぽどましだわ」

 女性は、自分を納得させるように頷くと……。
 上着の裾を、交差させた腕で掴んだ。
 花屋は、水仕事も多いのだろう。
 手の甲は荒れ、血管が浮いていた。

 男には、女性の服装の名称がよくわからない。
 上着というのも、おかしなものかも知れない。
 トップスと言えばいいのだろうか。
 前面は、裾の短いトレーナーのようなシルエットだ。
 しかし、袖だけが違った。
 手先に向けて、ひらひらになって広がっていた。
 しかもそのフレアは、2段になっていた。
 女性は、そのトップスを一気に抜きあげ、ベッドに放った。
 下から現れたのは、黒いキャミソールと云うのか、タンクトップと云うのかわからない。
 女性はそれも、無造作に頭から抜いた。
 少し乱れた白髪を、手で押さえた。
 上半身は、ブラ1枚になった。
由美と美弥子 3102目次由美と美弥子 3104


コメント一覧
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    • ––––––
      1. Mikiko
    • 2020/08/10 06:35
    • 今日は何の日
       8月10日は、『焼き鳥の日』。
       焼き鳥を一般大衆に広め……。
       「焼き鳥の父」と呼ばれる根本忠雄が創業した、『㈱鮒忠(ふなちゅう)/https://www.funachu.co.jp/』が制定。
       これとは別に、『全国やきとり連絡協議会(https://www.zenyaren.jp/)』も実施。
       日付は「や(8)きと(10)り⇒焼き鳥」と読む語呂合わせと……。
       最高の友であるビールをお共に、焼き鳥がこのうえなく美味しい真夏の日であることから。
       子どもから大人まで幅広く愛されてる日本の食文化の一つ「焼き鳥」を……。
       さらにPRすることが目的。
       記念日は、「㈱鮒忠」が制定した日として……。
       2007(平成19)年、『(社)日本記念日協会(https://www.kinenbi.gr.jp/)』により認定、登録されました。
       上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/108106.html)のページから転載させていただきました。
       さらに同じページから、引用を続けさせていただきます。
       鮒忠は、戦後の1946(昭和21)年、浅草千束の地に川魚料理屋として開業。
       始めは鮒やどじょう、うなぎの串焼きが商いの中心でしたが……。
       川魚が獲れない冬場をしのぐために、「鶏」を串に刺して売り始めました。
       この「焼き鳥」が評判となり、大ヒットしたのです。
       その後、「食用鶏」の生産、卸販売、日本初のFC展開を行い……。
       創業者の根本忠雄は、「焼き鳥の父」と呼ばれるようになりました。
       以上、引用終わり。
       続きは次のコメントで。

    • ––––––
      2. Mikiko
    • 2020/08/10 06:35
    • 今日は何の日(つづき)
       なるほど。
       焼き鳥が串に刺さってるのは……。
       魚の代わりだったからなんですね。
       ところでこの串。
       確かテレビで見ましたが……。
       仕こみが大変なんだそうです。
       もちろん、すべて手作業です。
       いったい、何本刺すんでしょう。
       急いだら、間違って指も刺しそうです。
       傷だらけじゃないですかね。
       ある焼き鳥屋のお兄さんが言ってた言葉が印象に残ってます。
       お客が、串から肉をすべて外してしまってから食べるのを見たとき。
       「刺すのにどれだけ苦労してると思ってるんだ」と言いたくなるとか。
       わからんでもないです。
       でも、すみません。
       わたしも、すべて串から外してから食べてました。
       先っちょは食べやすいですが、2個くらい食べた後……。
       串のまま囓ろうとしたら、どうしても横串になります。
       真っ直ぐ食べたら、串が喉を突きますから仕方ありません。
       この、横串が食べにくいのよ。
       特に女性はそうでしょう。
       頬に肉が着いちゃうことがあります。
       タレだったりしたら、結構厳しいです。
       男性は、おしぼりで拭けばいいだけでしょうけど。
       女性は、ファンデーションが落ちたりしますからね。
       なのでというわけでもありませんが……。
       わたしは、塩一辺倒です。
       お店としては、タレで食べてほしいんじゃないですか。
       注ぎ足し注ぎ足しの秘伝のタレとかでしょうから。
       続きはさらに次のコメントで。

    • ––––––
      3. Mikiko
    • 2020/08/10 06:35
    • 今日は何の日(つづきのつづき)
       でも……。
       わたしにはちょっと、甘すぎます。
       甘くないタレって、作れないものなんですか。
       今は飲み会も無くなりましたから……。
       お店で焼き鳥を食べることもありません。
       スーパーの惣菜には、並んでるんですけどね。
       でも、みんなタレなんです。
       しかも、冷え切って、パックに入ってます。
       食指は動きません。
       なお、わたしが好きなネタは……。
       ナンコツ、皮、砂肝、ハツ、レバーといったところでしょうか。
       苦手なのは、正肉、つくね。
       正肉は、ネギ間だったりすると、余計ダメです。
       ネギは嫌いじゃないですが……。
       生に近いのは、味が口に残ってしまいます。
       正肉は、パサパサするのがダメ。
       つくねは、口あたりが楽しくないです。
       ナンコツとか皮には、独特の口あたりがあります。
       外国では、テクスチャーと云うようです。
       今、外人に人気の焼き餃子。
       あれは、外がパリパリで中がジューシーな、テクスチャーの違いが受けてるとか。
       しかし、毎回毎回、締めで言わなければなりませんが……。
       お店、大変でしょうね。
       やっていけるんですかね。
       チェーン店は大量閉店でしょう。
       個人のお店は、もっと厳しいでしょうね。
       家賃が重くのしかかるはず。
       次の借り手なんか、見つかりませんよ。
       飲食店街の不動産市場、完全崩壊じゃないでしょうか。

    • ––––––
      4. 手羽崎 鶏造
    • 2020/08/10 11:20
    • 宮崎では、串に刺さずに、網・直火で焼く
      地鶏炭火焼きが名物です。
      タレは漬けないでいただきます。
      さて、ホテル室内での男女。
      関係性がそうなので致し方ないでしょうが、
      まず抱擁・Kissから入らないと、
      「さあ脱いで」とか言ったら、横っ面に
      平手打ち食いそうです。(苦笑)
      それに順序で言うと、オトコが先に
      裸にならないといけないのだと
      思ってやってきました。
      シティホテルだと、トイレと共用の
      バスルームは狭いので、まずオトコが
      シャワーで浄めて裸身を晒すのが
      自分の流儀かな。
      (今後の展開の勇み足であったらごめんなさい)


    • ––––––
      5. Mikiko
    • 2020/08/10 12:03
    • 宮崎方式
       女性にも人気なんじゃないですか。
       「さあ脱いで」はもちろん、脅迫者の特権です。
       トイレと共用のバスルーム。
       わたしは東京で、こういう部屋に住んでましたが……。
       大いなる利点がありました。
       トイレ掃除。
       楽でしたね。
       便器から床から、シャワーで流せばいいんですから。
       温水を使えますから、ほんとにサッパリします。
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