2020.4.25(土)
万里亜は女教授を見下ろしたまま、動きを止めていた。
こちらに尻を見せている。
外人のように腰高で、黒のストラップで区画された真っ白な尻肉は、はち切れそうなほどだった。
由美の脳裏になぜか、幼いころ旅行先で食べたアイスクリームが浮かんだ。
たしか、四国旅行だったと思う。
夏の旅だった。
バスを待つ停留所の脇に、駄菓子屋があった。
そこで買ってもらったアイスだった。
風船のようなゴムの中に、バニラアイスが詰まっていた。
食べ方は、駄菓子屋の老店主が教えてくれた。
ゴムの一端が、乳首みたいに飛び出ている。
そこを歯で噛み切って、中身のアイスを吸うのだ。
手で握っているので、アイスは次第に溶けていく。
停留所のベンチに座りながら、一心にアイスを吸ったものだった。
道路の向こうの田んぼでは、まだ穂の出ない青い稲が、風に靡いていた。
幼い思い出には、一片も性的なニュアンスはなかったはずだ。
しかし、今考えてみれば……。
あれは、母親のおっぱいを吸ったころの追体験だったのかも知れない。
そして今、その記憶が、眼前の性的な映像に引きあげられ、浮かびあがってきたのだ。
万里亜の張り切った真っ白な尻は、あのゴムアイスを彷彿させた。
顔を埋めたいと思った。
シュッ!
舞台で風斬り音が鳴った。
万里亜が、宙でバラ鞭を振ったのだ。
曲調が変わった。
仰向いた女教授はそのままだった。
照明が落ちた。
真っ暗になったのは一瞬だった。
さまざまな色彩が点滅を始めた。
色彩と暗黒が交互に繰り返された。
万里亜の動きが、コマ落としのように見えた。
万里亜は舞台袖に歩んだ。
退場するのかと思ったが、そうではなかった。
すぐに戻ってきた。
紐を引いていた。
いや、リードだ。
リードの先には、四足歩行する人体。
リードは、その人体の首に繋がっていた。
女教授とは対照的な、華奢な体型だった。
しかし、間断なく明滅する照明のせいで、その全体像を把握しきれない。
主従は、舞台中央で立ち止まった。
こちらに尻を見せている。
外人のように腰高で、黒のストラップで区画された真っ白な尻肉は、はち切れそうなほどだった。
由美の脳裏になぜか、幼いころ旅行先で食べたアイスクリームが浮かんだ。
たしか、四国旅行だったと思う。
夏の旅だった。
バスを待つ停留所の脇に、駄菓子屋があった。
そこで買ってもらったアイスだった。
風船のようなゴムの中に、バニラアイスが詰まっていた。
食べ方は、駄菓子屋の老店主が教えてくれた。
ゴムの一端が、乳首みたいに飛び出ている。
そこを歯で噛み切って、中身のアイスを吸うのだ。
手で握っているので、アイスは次第に溶けていく。
停留所のベンチに座りながら、一心にアイスを吸ったものだった。
道路の向こうの田んぼでは、まだ穂の出ない青い稲が、風に靡いていた。
幼い思い出には、一片も性的なニュアンスはなかったはずだ。
しかし、今考えてみれば……。
あれは、母親のおっぱいを吸ったころの追体験だったのかも知れない。
そして今、その記憶が、眼前の性的な映像に引きあげられ、浮かびあがってきたのだ。
万里亜の張り切った真っ白な尻は、あのゴムアイスを彷彿させた。
顔を埋めたいと思った。
シュッ!
舞台で風斬り音が鳴った。
万里亜が、宙でバラ鞭を振ったのだ。
曲調が変わった。
仰向いた女教授はそのままだった。
照明が落ちた。
真っ暗になったのは一瞬だった。
さまざまな色彩が点滅を始めた。
色彩と暗黒が交互に繰り返された。
万里亜の動きが、コマ落としのように見えた。
万里亜は舞台袖に歩んだ。
退場するのかと思ったが、そうではなかった。
すぐに戻ってきた。
紐を引いていた。
いや、リードだ。
リードの先には、四足歩行する人体。
リードは、その人体の首に繋がっていた。
女教授とは対照的な、華奢な体型だった。
しかし、間断なく明滅する照明のせいで、その全体像を把握しきれない。
主従は、舞台中央で立ち止まった。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2020/04/25 06:38
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今日は何の日
4月25日は、『世界マラリア・デー』。
2000(平成12)年4月25日(今から20年前)……。
ナイジェリアでマラリア撲滅国際会議が開かれたことを記念し、同会議でこの日を「アフリカ・マラリア・デー」として制定。
2007(平成19)年、国連の専門機関である世界保健機関(World Health Organization:WHO)が……。
「世界マラリア・デー(World Malaria Day)」として制定し、翌2008(平成20)年から実施してます。
「国際デー(参照→https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E3%83%87%E3%83%BC)」の一つ。
この日は、世界中で起こっているマラリアの現状を理解し……。
根絶にはさらなる世界的な取組みが必要であることを知る機会となる日とされてます。
この日を中心に、世界中でマラリアの撲滅を呼びかけるイベントやキャンペーンなどが開催されます。
上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/104256.html)のページから転載させていただきました。
さらに同じページから、「マラリアについて」を引用させていただきます。
マラリア(麻剌利亜、malaria)は、結核、エイズと並ぶ世界の3大感染症の一つです。
マラリア原虫を持った蚊(ハマダラカ)に刺されることによって生じる感染症で……。
マラリアを発症すると、繰り返しの激しい高熱や頭痛、吐き気などの症状を呈すします。
悪性の場合は、脳マラリアによる意識障害や腎不全などを起こし死亡します。
続きは次のコメントで。
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2. Mikiko- 2020/04/25 06:39
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今日は何の日(つづき)
引用を続けます。
予防可能、治療可能な病気ですが、2013(平成25)年現在、感染者が世界中で年間約1.98億人……。
そのうち約58.4万人が死亡してると報告されてます。
マラリア(malaria)は、「悪い(mal)空気(aria)」という意味の古いイタリア語が語源です。
1880年、フランスの病理学者であるシャルル・ルイ・アルフォンス・ラヴラン(1845~1922年)が……。
赤血球内に寄生するマラリア原虫を発見するまでは、空気感染する病気と考えられてきました。
21世紀に入ってから、世界におけるマラリアによる死亡率はほぼ半減したとされます。
この大幅な改善がもたらされた理由の一つは、サハラ砂漠より南のアフリカなどにおいて……。
殺虫剤で処理された蚊帳(かや)を、より多くの人が利用できるようになったこと。
また、マラリアの診断キットによる正確な診断と投薬など、効果的な治療が利用しやすくなったことが挙げられます。
しかし、現在でもマラリアのリスクにさらされている人々が大勢おり……。
マラリアにより、多くの命が失われてるというのが現実です。
以上、引用終わり。
年間、2億人が感染し、58万人が亡くなってるんですね。
コロナウィルスの感染者数は、現在、280万人程度。
死者は、20万人。
コロナウィルスとは、桁が違いますね。
続きはさらに次のコメントで。
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3. Mikiko- 2020/04/25 06:39
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今日は何の日(つづきのつづき)
でも、マラリアで世界がパニックにならないのは……。
マラリア原虫を持った蚊が、アフリカなどにしかいないことでしょう。
でも、今後はわかりませんよ。
地球温暖化ですから。
蚊が、飛行機で運ばれてしまうことだって、大いに考えられます。
降りた地が温暖なら、生きていけるでしょう。
ま、ある程度の数量がまとまってなければ無理でしょうが。
なお、アフリカのマラリアから、人々を守るのに役立ったと書かれていた「蚊帳」。
もちろん、日本のものです。
↓「殺虫“蚊帳”開発に挑む - マラリアからアフリカを救った日本人」というレポートです。
https://toyokeizai.net/articles/-/1586
蚊帳は懐かしいですね。
子供のころ、使ってました。
中に入ると、安心感がありました。
今年は、買ってみようかな。
べープを点けてるので、ほとんど刺されることはないのですが。
夏を演出するには、いいアイテムです。
よし。
夏が楽しみになった。
あと、べープですが……。
これも、子供のころから使ってる懐かしアイテム。
リキッドではありません。
ベープマットです。
あの香り、まさに日本の夏です。
早く、あの季節が来てほしいものです。
今年の4月は寒くてかないません。
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4. 手羽崎 鶏造- 2020/04/25 08:53
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恐ろしマラリア。
そういえば、マラリア・キャリーとかいう
有名な女性シンガーが居りますな。
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5. Mikiko- 2020/04/25 11:30
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新潟県三条市には……
石油ストーブの「コロナ」というメーカーがあります(東証一部上場です)。
相手に電話するときは……。
「コロナの○○です」と名乗ってるんですかね?
相手は絶句するかも知れません。
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6. 手羽崎 鶏造- 2020/04/25 15:01
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< 本篇より >
「万里亜の張り切った真っ白な尻は、あのゴムアイスを 彷彿させた。
顔を埋めたいと思った。」
はい ワタシもいつもそう思ってます。
実際に埋めるときはBedで奥さんを
うつ伏せにさせて(その前に表日本側は
陰部を除いてひと通り愛撫を済ませて
おき、裏日本側にやってきます)
背中、腰の方面から愛撫を続けて
自然な順路で双桃に辿り着いて、
尻穴を締める力を抜かせつつ、
やおら顔を埋めていくのです。
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7. Mikiko- 2020/04/25 18:11
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ゴムアイスの件
四国にあることは、調べて書きました。
でも、わたしが四国旅行をしたことはありません。
ですが、子供のころ、見た記憶があるんですよね。
錯覚でしょうか。