Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
由美と美弥子 2920
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 林さんは、まだ気づいてないようだ。
 赤ん坊のように吸引を続けている。
 万里亜は片膝を床に着け、もう一方の膝は立てていた。
 その姿勢のまま、もう一歩にじり寄る。
 そして……。

「はごっ」

 林さんが、美弥子の陰核を咥えたまま呻いた。
 万里亜の下腹部が、林さんの尻に密着していた。
 ディルドゥが、林さんの肛門に深々と刺さったのだろう。

「ご」

 林さんが真上を向いた。
 白目を剥いていた。
 一瞬でイッてしまったのだ。
 おそらく彼女は、フェラチオしながら絶頂までイケる体質なのではないか。
 だから、男性に下手なセックスをされるより……。
 フェラチオで終わらせる方を選ぶのだろう。
 今も美弥子の陰核を吸引しながら、ほとんど登り詰めていたに違いない。
 そして、そのとどめを刺したのが万里亜の肛門への一撃だ。

「あぁ」

 前傾した美弥子の口から、嘆きが零れた。
 林さんの口が、陰核から外れたのだ。
 林さんの上体が、美弥子の脚に絡みつきながら垂れ落ちていく。
 脱ぎ捨てた衣服のように、足元にわだかまった。
 林さんの吸引を奪った万里亜が恨めしかった。

 万里亜は、潰れた林さんの尻から、ディルドゥを引き抜いた。
 ストラップの左腰部に付いたバックルに手を掛ける。
 ストラップが外れた。
 しかし、ディルドゥはそのままの位置を保っていた。
 双頭のディルドゥは、片側がまだ、万里亜の膣内に埋もれているのだ。
 万里亜は、股間を隠すプレート部を持ち、下方に押しさげた。
 ディルドゥが抜けてくる。

「亜衣ちゃん」

 亜衣が、駆け寄って来た。
 手の上にタオルを広げ、万里亜の前に身を沈める。
 万里亜は片脚をあげ、ストラップを潜らせた。
 亜衣の前に、ディルドゥをぶら下げた。
 亜衣はタオルごと下から掬い、ディルドゥを受け取った。
由美と美弥子 2919目次由美と美弥子 2921


コメント一覧
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    • ––––––
      1. Mikiko
    • 2019/11/25 06:26
    • 今日は何の日
       11月25日は、『女性に対する暴力廃絶のための国際デー』。
       1999(平成11)年12月17日の国連総会で制定された国際デーのひとつ。
       「女性に対する暴力撤廃の国際デー」ともされます。
       英語表記は、「International Day for the Elimination of Violence against Women」。
       1960(昭和35)年11月25日(今から59年前)……。
       ドミニカ共和国の政治活動家であったミラバル3姉妹が、ドミニカの支配者ラファエル・トルヒーヨの命令で手下により惨殺されました。
       ミラバル3姉妹は、「六月十四日運動」として知られる反トルヒーヨ政権グループを形成するなど……。
       トルヒーヨの独裁政権に対する反対運動に身を投じてました。
       ミラバル3姉妹の死は大衆の大きな怒りを招き……。
       6ヵ月後、トルヒーヨ暗殺のきっかけになったと考えられてます。
       上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/111253.html)のページから転載させていただきました。
       さらに同じページから、引用を続けさせていただきます。
       国連では、この日から12月10日の「世界人権デー」までを「性差別による暴力廃絶活動の16日間」と定め……。
       オレンジ色をその象徴として周知、啓発を行ってます。
       続きは次のコメントで。

    • ––––––
      2. Mikiko
    • 2019/11/25 06:27
    • 今日は何の日(つづき)
       日本では、2001(平成13)年から総理府(現:内閣府)が……。
       「女性に対する暴力をなくす運動」として、11月12日からこの日を最終日とする2週間実施してます。
       女性に対する暴力根絶のシンボルであるパープルリボンにちなみ……。
       初日の11月12日に、東京タワーや東京スカイツリーなどを紫色にライトアップする「パープル・ライトアップ」を実施してます。
       パープル・ライトアップには、女性に対するあらゆる暴力の根絶を広く呼びかけるとともに……。
       被害者に対して、「ひとりで悩まず、まずは相談をしてください」というメッセージが込められてます。
       以上、引用終わり。
       日付のいわれとなったミラバル3姉妹の一件ですが……。
       ちと、しっくりしない感じがしました。
       これは、女性に対する暴力とかいう話ではなく……。
       反体制勢力に対する弾圧ということなんでないの?
       例えば今、香港で民主化運動してる女子学生が犠牲になったとした場合……。
       それが、「女性に対する暴力」ということになります?
       どーも、『女性に対する暴力廃絶のための国際デー』というのとは、違和感を覚えます。
       あと、後半部分。
       国連は、象徴する色を、オレンジとしてます。
       しかし日本では、パープルなんですよね。
       何で国連に倣わないんですかね。
       オレンジ色のライトが作れないわけじゃないでしょう。
       むしろ、一番出しやすい色じゃないですか。
       逆に、あまり刺激的でない色ということではありますが。
       紫の光は異様で、「何だあれ?」という話題になります。
       SNSなどで拡散すれば……。
       「パープル・ライトアップ」の意味も周知されるかも知れません。
       そこまで考えてたのなら、大したものですが。
       続きはさらに次のコメントで。

    • ––––––
      3. Mikiko
    • 2019/11/25 06:27
    • 今日は何の日(つづきのつづき)
       さて。
       最近、女性に対する暴力で一番印象に残ってるのは……。
       新潟駅前で起きた殺人。
       DVとかのレベルではありません。
       待ち伏せて襲いかかってメッタ刺しです。
       現場のすぐ近くで、飲み会があったことがあります。
       決してヤバいエリアじゃないんですよ。
       被害者はキャバ嬢だったみたいですが……。
       あんなところにキャバクラがあったということに驚きました。
       いずれにしろ最近感じるのは、キレる男が増えてること。
       そして、ほんの些細なことでキレること。
       女性はもっと、身を守ることをまともに考えるべきだと思います。
       男の方が圧倒的に力は強いんです。
       しかも今の男は、喧嘩慣れしてませんから……。
       加減がわかりません。
       いきなりリミッターを外して来ます。
       電車の中で、ちょっと鞄が触れただけで……。
       いきなり殴りかかってくる男がいないとも限らないのです。
       とにかく最近、痛感するのは……。
       身体的接触に過敏な人が増えてます。
       ほんのちょっと触れられただけで、加害されたと感じるんじゃないですかね。
       わたしは、人とすれ違うときも、一定の距離を保つように注意してます。
       道では、自分の方から大きく道を譲ります。
       電車に乗るときはリュックを下ろし、前に背負います。
       ていうか、腹負います。
       あと今は、防犯ブザーも持ってます。
       毎朝、電池が切れてないか鳴らしてから出発します。
       考え過ぎなおばさんかも知れませんが……。
       日本人、治安呆けしすぎだと思います。
       日本と同じ感覚で海外に行ったら、殺されかねませんよ。

    • ––––––
      4. 手羽崎 鶏造
    • 2019/11/26 01:09
    • 暴力は いけません。
      どんな理由があろうと、暴力で
      モンダイが解決することはありません。
      学生時代、「構造的暴力の最たるものを
      戦争というのだ」と敬愛する教員から
      教えられました。
      実は、私はまだその真意を咀嚼(そしゃく)
      出来ずに人生を送っています。
      構造的暴力の末端・端緒にあるものの
      一例がイジメだそうです。
      戦争の反対語が平和ではなく
      (それは反対語ではなく対比語)、
      なぜならば戦争で無い状態が平和であるとは
      いいきれないからです。
      構造的暴力の芽を摘んでいくことが、
      平和に繋がるとその教員は語って
      いましたっけ。

    • ––––––
      5. Mikiko
    • 2019/11/26 07:37
    • ローマ教皇
       来日され、核廃絶を訴えておられました。
       しかし……。
       無力感は否めません。
       核保有国で訴えるべきなんじゃないでしょうか。
       苛めと言えば……。
       教員同士の苛めには驚きましたよね。
       わたしが生徒のころには……。
       想像さえ出来なかったことです。
       まさに、世も末ということでしょう。
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