Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
由美と美弥子 2826
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 処女と性交するのは、このときが初めてだった。
 というか、これ一回きりだったけどね。
 昔、エロ小説で読んだんだけど……。
 処女喪失のとき、痛みから逃れようとした女性が……。
 仰向けのまま、どんどん布団をあがっていってしまうという場面があった。
 女性の上体は、畳にまで乗り出していった。
 和室のシーンだったからね。
 妻とのときははベッドだったから、ヘッドボードで止まるだろうけど。
 いずれにしろ、動かないでいてくれるに越したことはない。
 両手の平で、がっしりと妻の肩を固定する。

「いい?」

 妻の瞳を覗きこむ。
 妻は、さすがに視線は合わせなかった。
 悪寒のように頷いて応えた。
 わたしは陰茎を鉛直に保ったまま、ゆっくりと腰を沈めた。

「あぅぅ」

 妻の顎が鋭角に突きあがった。
 陰核を刺激したときの仰け反り方とは、明らかに違っていた。
 眉間に皺が寄っている。
 わたしの陰茎は、すでに根元まで沈んでいた。
 一気に貫いた方が苦痛も短くて済むだろうと思ったからだ。
 もちろん、女性の感覚なんてわからないけどね。
 処女膜を貫いたという実感は、正直言って無かった。
 もちろん、妻が処女じゃなかったわけじゃない。
 後で見たバスタオルには、明確な証拠が印されていたしね。

 わたしは、しばらくその姿勢のまま動かなかった。
 ピストンを始めるつもりは、最初からない。
 さっき言った、トルコ嬢に習ったという方法を試すつもりだった。
 妻の顔を覗きこむ。
 妻はさっきから、目蓋を閉じたままだった。
 しかし、眉間の皺は消えていた。
 苦痛に苛まれ続けてる表情じゃなかった。

 そろそろ、腰を始動させようと思ったときだった。
 妻の目尻から、つーっと一筋、涙が流れた。
 細い流れが、耳の襞まで届いた。

「痛い?」

 妻は、目を閉じたまま小さく首を横振った。
由美と美弥子 2825目次由美と美弥子 2827


コメント一覧
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    • ––––––
      1. Mikiko
    • 2019/07/17 06:03
    • 今日は何の日
       7月17日は、『東京の日』。
       1868(慶応4)年7月17日(新暦9月3日/今から151年前)……。
       明治天皇の詔勅(『江戸ヲ称シテ東京ト為スノ詔書』)により、「江戸」が「東京(とうけい)」に改称されました。
       「西の京」京都に対して、「東の京」東京。
       初めは、「とうきょう」ではなく「とうけい」と発音してました。
       しかし、この年はまだ戊辰戦争の最中であり、公卿が遷都に反対するなどし……。
       東京が、名実ともに首都となったのは、廃藩置県が行われた1871(明治4)年のことでした。
       また、「江戸」から「東京府」、「東京市」と呼称が変わり……。
       「東京都」となったのは、太平洋戦争中の1943(昭和18)年のことでした。
       上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/107173.html)のページから転載させていただきました。
       しかしながら……。
       東京都のホームページには、何の記載もありませんでした。
       こういう固定の日の記念日に催し事をしようとすると……。
       休日に当たった場合、休日出勤しなければならない職員が出るからじゃないでしょうか。
       さて、その東京。
       今年は、記録的な日照不足のようです。
       日照時間が3時間未満の日が、7月16日までで20日連続となったそうです。
       これは、昭和63年の17日連続を抜き……。
       統計を取り始めてから最長となったとか。
       昭和63年のときは、関東から北海道にかけて農作物に被害が出たそうです。
       先日のNHKニュースでも……。
       ハウスのキュウリやナスが満足に育たず、捻れたみたいに曲がってる様子が映されてました。
       東京のスーパー、キュウリ1本、100円だそうです。
       5本で、500円ですよ。
       続きは次のコメントで。

    • ––––––
      2. Mikiko
    • 2019/07/17 06:03
    • 今日は何の日(つづき)
       奇しくも、毎月17日は、『国産なす消費拡大の日』でもあります。
       冬春なすの主産6県(高知・福岡・熊本・岡山・佐賀・徳島)で構成する「冬春なす主産県協議会」が、2004(平成16)年に制定。
       4月17日の「なすび記念日」とともに、毎月17日をなすの消費を増やす日にすることが目的。
       記念日の4月17日は「4(よ)1(い)7(な)す」と読む語呂合わせと……(「す」がないではないか!)。
       なすびが好物であった徳川家康の命日【元和2(1616)年4月17日(新暦6月1日)】に因んだもの。
       「なすび記念日」「国産なす消費拡大の日」は……。
       『(社)日本記念日協会(https://www.kinenbi.gr.jp/)』により、認定・登録されてます。
       上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/101176.html)のページから転載させていただきました。
       徳川家康がナス好きだったとは、知りませんでした。
       かく言うわたしも、ナス好きです。
       特に、漬物には目がありません。
       子供のころは、おやつとして食べてました。
       ヘタのところから、中身をちゅうちゅう吸うんです。
       昆虫みたいですね。
       で、皮だけ残るわけですが……。
       もちろん、皮を捨てたりはしません。
       皮が一番美味しいんですから。
       鮭や鱒などと同じです。
       ナスの皮も、最後に残して、美味しくいただきます。
       続きはさらに次のコメントで。

    • ––––––
      3. Mikiko
    • 2019/07/17 06:04
    • 今日は何の日(つづきのつづき)
       あと、ナス料理で好きなのは、「麻婆茄子」ですね。
       東京にいたころ、これが美味しい中華料理屋さんがありました。
       これ、前にも書きましたね。
       「牡蠣フライ定食」も絶品でした。
       で、冬は「牡蠣フライ定食」を注文し……。
       牡蠣の出回らない季節は、「麻婆茄子定食」を食べてました。
       もちろん、天ぷらも好物です。
       焼き茄子は……。
       イマイチかな。
       やっぱり、歯触りがなくなるのが失点だと思います。
       天ぷらは、衣のカリカリ感がありますから。
       その点、ナス料理で、唯一いかんと思うのは……。
       煮びたしですね。
       歯触り、皆無です。
       歯が無くなってから食べることにします。
       ありゃ。
       そう云えば、「麻婆茄子」のナスも歯触りはありませんね。
       でもあれは、ほかの具材で歯触りを感じてたんだと思います。
       ピーマンかな?
       なお、外国人は……。
       歯触りとかの食べ物の質感(食感)を、「テクスチャー」と称するそうです。
       この観点から、今、外国人に人気なのが、日本の「焼き餃子」。
       カリッカリの皮と、もちもちでジューシーな具。
       この異なるテクスチャーが同時に味わえるのが、人気の秘密のようです。
       「水餃子」には、異なるテクスチャーがありませんからね。
       「焼き餃子」。
       わたしも、味は好きなんです。
       でも、後に残る臭いがねー。
       歯を磨いた後……。
       食べ物の気配には残ってほしくないです。

    • ––––––
      4. 手羽崎 鶏造
    • 2019/07/18 04:01
    • < 本篇より  >
      ワタシも、実はVirginとヤッタ経験は
      ありません。
      処女膜?アソコに膜は無いと思いますけどね。

    • ––––––
      5. Mikiko
    • 2019/07/18 05:42
    • もちろん……
       全面を覆う膜が、あるはずありません。
       あったら、経血が出て来ませんから。
       でも、鋳物のバリみたいなのが、穴の周りにあるんでないの?
       新品なんですから。
       バリの大きさや形によって……。
       血が出たり出なかったりするのでは?
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