Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
由美と美弥子 2818
コメント一覧へジャンプ    コメント投稿へジャンプ
 わたしは、妻の手が陰茎を掴みやすいよう、腰をそちらに捻った。
 妻の手が触れる。

「あ」

 妻の手が、煮えたヤカンに触れたみたいに跳ねた。

「熱いだろ?」

 妻は、小刻みにうなずいた。

「きみがほしくてたまらないんだ」

 わたしは、妻の手から自由になった右手を浮かし、乳首を摘まんだ。
 指先を擦り合わせる。
 妻の乳首は、見事なほど凝っていた。
 その表面を、指の腹で高速に研ぎ下ろす。
 指紋が擦過した粉が、空中に舞うようだった。

「あぁ」

 妻の腰が折れた。
 しっとりと湿った尻が、わたしの陰茎に押しつけられる。
 妻の左手も、わたしの手の甲から外れた。
 左の乳首も同じくしてほしいというサインだと思った。
 もちろん、その意に応えた。
 両手の指先をイカの嘴みたいに尖らせ、乳首を挟む。
 擦る。
 擦る。
 擦る。
 指の先端に、鳥肌のような硬いボツボツの浮きあがった乳輪を感じた。

「ひぃぃ」

 乳首がそうとう感じるらしい。
 これなら、乳首だけのオナニーでもイケるんじゃないだろうか。
 実際、後になって確認したところ……。
 乳首だけでちゃんとイケるそうだ。

「あ、あが」

 妻の腰が落ちた。
 乳首を引っ張ってしまわないよう、わたしも追随した。
 立っていられないのか、妻は尻をカーペットまで下ろした。
 嗜みを保とうとしたのだろう、横座りの姿勢を取った。
 わたしは、妻の後ろに尻を落とすと、両脚で妻を挟んで密着した。
 乳首から離した手で、妻の両脚を抱える。
 開脚させた。
由美と美弥子 2817目次由美と美弥子 2819


コメント一覧
コメント投稿へジャンプ    ページトップへ

    • ––––––
      1. Mikiko
    • 2019/07/06 06:28
    • 今日は何の日
       久々の『今日は何の日』ですね。
       なんと、6月28日の『パフェの日』以来でした。
       久々というほどでもないか。
       でも、8日ぶりです。
       さて、7月6日の『今日は何の日』。
       始めます。
       7月6日は、『サラダ記念日』。
       歌人の俵万智が、1987(昭和62)年に出した歌集『サラダ記念日(河出書房新社)』の中の一首が由来。
      ●この味がいいねと君が言ったから 七月六日はサラダ記念日
       この歌集がきっかけで短歌ブームが起き、また「記念日」という言葉を一般に定着させました。
       上記の記述は、こちら(http://www.nnh.to/07/06.html)のページから転載させていただきました。
       わたしは短歌をやってたことがありますが……。
       この歌集は読んだことがありません。
       わたしが好きだったのは、会津八一。
       新潟市出身の歌人であり、書家であり、学者(早稲田大学教授)です。
      ●春日野に おし照る月の ほがらかに 秋の夕べと なりにけるかも(『南京新唱』)。
       『サラダ記念日』とは、かけ離れてます。
       この『サラダ記念日』、昨年も『今日は何の日』で取りあげてます。
       ま、取りあげないわけないでしょうね。
       280万部売れたそうですから。
       印税、いくらになるんだ?
       1冊1,000円として、2億8千万?
       宝くじ当てたようなものです。
       続きは次のコメントで。

    • ––––––
      2. Mikiko
    • 2019/07/06 06:28
    • 今日は何の日(つづき)
       ↓昨年は、売れた理由を、やっかみ半分(もっとですね。3分の2くらい)で推測してました。
      +++
       なんでそんなに売れたのか?
       それは……。
       俵万智さんが、特別な美人ではなかったからではないでしょうか。
       もちろん、決して不美人ではありませんが……。
       「ミス○○」というレベルではないことは確かでしょう。
       ↓『サラダ記念日』の中の、著名な一首です。
      ●「嫁さんになれよ」だなんてカンチューハイ二本で言ってしまっていいの
       とりわけ美人でもない女性が等身大の恋愛をして、結婚の申しこみまでされている。
       テレビドラマに出てくる女優は、「そりゃモテるわな」という美人ばっかり。
       でも、俵万智なら、自分と大して変わらない。
       そういう女性が、どうやって恋愛をし、ゴールインが見えるところまで行ったのか?
       それを知りたいと思う女性が大勢いて、部数を伸ばしたんじゃないでしょうか?
       うがち過ぎですかね?
      +++
       うがち過ぎじゃ!
       『サラダ記念日』を出したとき、俵万智さんは25歳。
       高校の国語の先生をしてたそうです。
       その俵万智さんも、今はもう56歳。
       2003年11月に、未婚のまま男の子を出産。
       その子も、今年16歳ですね。
       ということは、高校1年生か。
       俵万智さんは、今も未婚だそうです。
       2016(平成28)年4月からは、宮崎市に移住されてるとか。
       一昔前なら、宮崎市は憧れの街でした。
       南国ですから。
       でも、今は違います。
       良い時期に訪ねるならいいですけどね。
       でも、九州に住むのは怖いです。
       噴火に水害。
       共にリスクは、年を追うごとに高まっていくと思います。

    • ––––––
      3. 手羽崎 鶏造
    • 2019/07/06 11:00
    • < 本篇のあらすじ >
      由美と出くわした昭夫が、その妻との
      初めての性行為についての回想の場面は
      続きます。
      さて、本日のコメントについて。
      印税額はそんなに多くは入らないと思います。
      出版物の9%ほどですから、一冊あたり170円
      ぐらいであったと推測しますね。

    • ––––––
      4. Mikiko
    • 2019/07/06 12:16
    • たった今……
       期日前投票を済ませて来ました。
       今回から、宣誓書は、投票券の裏に書く仕組みになってました。
       昭夫が直接語ってる相手は、女子工員です。
       もちろん、それを含めて、由美が聞いてることになるわけですが。
       一冊170円だったら、もの凄い額になりますよ。
       4億7千6百万円です。
       わたしは、1冊100円で計算し、2億8千万円としたわけです。

    • ––––––
      5. 手羽崎 鶏造
    • 2019/07/06 13:33
    • 印税収入の話。
      早トチリでした、失礼しました。
      管理人さまの1000円?が一冊の印税額かと
      思ってしまってました。
      単行本の定価だったのですよね。
      ワタシは当時1900円ぐらいだったかと
      推測で書いちゃいました。
      そうであれば、1冊あたり80円台でしょう。
      現在は、電子書籍化や、amazonの中古販売
      などで、作家収入の仕組みは複雑になって
      いるのではないでしょうか。

    • ––––––
      6. Mikiko
    • 2019/07/06 18:06
    • 定価
       ↓980円だったようです。
      https://auctions.c.yimg.jp/images.auctions.yahoo.co.jp/image/dr000/auc0505/users/7bd18fa8a0db7c72e367efa1b1b6f9d38db48489/i-img750x1000-15575913929rf8qn1032492.jpg
       消費税が導入されたのは、1989(平成元)年4月1日。
       『サラダ記念日』が発売された1987(昭和62)年は、まだ導入前だったわけです。
       カリフォルニアで、また地震ですね。
       何か起きそうな気もします。
       きょうはこちら、30.3度まで上がりました。
       30度を超えると、やはり空気感が変わります。
    コメントする   【由美と美弥子 2818】
コメント一覧へジャンプ    ページトップへ


Comment:本文 絵文字  ※入力できるのは、全角で800字までです。

↓お帰りのさいには↓
愛のワンクリ お願いします
新しいウィンドウは開きません

相互リンクサイトのみなさま(Ⅰ)
問答無用の吸血鬼R18 新・SM小説書庫2 Japanese-wifeblog 愛と官能の美学
知佳の美貌録 未知の星 熟女と人妻エロンガ 赤星直也のエロ小説
[官能小説] 熟女の園 電脳女学園 官能文書わーるど 只野課長の調教日記
ちょっとHな小説 都会の鳥 人妻の浮気話 艶みるく 西園寺京太郎のSM官能小説

相互リンクサイトのみなさま(Ⅱ)
熟女・おばさんの性体験談 黒い教室 人に言えない秘密の性愛話 Playing Archives
被虐願望 女性のための官能小説 性転換・TS・女体化劇場 性小説 潤文学ブログ
羞恥の風 女の陰影 女性のH体験告白集 変態小説
むね☆きゅんファンサイト 週刊リビドー かおるの体験・妄想 ぺたの横書き
あおいつぼみ 葵蕾 最低のオリ 魔法の鍵 Mikiko's Roomの仮設テント
恥ずかしがりたがり。 官能的なエロ小説 濠門長恭の過激SM小説 淫芯

相互リンクサイトのみなさま(Ⅲ)
お姫様倶楽部.com 被支配中毒 出羽健書蔵庫 かめべや
HAKASEの第二読み物ブログ 女教師と遊ぼう 平成な美少女ライトノベル 官能の本棚
禁断の体験 エッチな告白集 おとなの淫文ファイル エッチのあとさき 恥と屈辱の交差点 潤文学
ましゅまろくらぶ 空想地帯 恍惚團 ~ドライ・オーガズムの深淵~ Angel Pussy 週刊創作官能小説
ろま中男3 渡硝子の性感快楽駆け込み寺 漂浪の果てに アダルト検索一発サーチ

快感小説 SM・お仕置き小説ブログ 官能秘宝園 制服美少女快楽地獄
秘密のエッチ体験談まとめ 18's Summer 淫鬼の棲む地下室 被虐のハイパーヒロインズ
ひめ魅、ゴコロ。 おしっこ我慢NAVI 妄想ココット ライトHノベルの部屋
レズ画像・きれいな画像倉庫 riccia 調教倶楽部 ちょっとHなおとなのための…
緊縛新聞 Eros'Entertainment オシッコオモラシオムツシーン収集所 エピソードセックス
マルガリテの部屋 アダルト官能小説快楽機姦研究所 渋谷子宮 RE:BIRTH 羞恥集
黒塚工房 プライド 女性作家専門官能小説 官能小説 レイプ嗜好
人妻!人妻!人妻! wombatの官能小説 黒イ都 羊頭狗肉
ひよこの家 美里のオナニー日記 エロショッカー軍団 相互リンク、募集してます!
★相互リンク募集中!(メールしてね)★

ランキング/画像・動画(1~10)
シンプルアダルト動画サーチ 人気ブログランキング
にほんブログ村 ライブドアブログ
官能小説アンテナ エログちゃんねる
官能文章アンテナ アダルトブログランキング


ランキング/画像・動画(11~30)
GL Search Adult Novels Search オンライン小説検索・R小説の栞 おたりんく








<ランキング/画像・動画(31~50)ここまで-->
△Top