Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
由美と美弥子 2808
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「ほんとに綺麗だ」

 後ろから覗く妻の頬は、ほんのりと赤く染まっていた。

「傷もないようだ。
 でも……。
 まだ、わからない。
 隠れてるところがあるからね」

 ここで妻は、初めて恥ずかしそうな素振りを見せた。
 両腕が畳まれ、胸を覆ったようだ。

「恥ずかしい?」
「……はい」
「そうだよね。
 キミひとり、脱いでたんじゃ。
 じゃ、おれが先に裸になろう」

 言った途端、脳漿が沸騰しそうになった。
 妻の、いかにも女性らしい凹凸に富んだ後ろ姿に、どうにも我慢ならなくなったんだ。
 画家なら絵筆を取り出すところだが……。
 下賎の徒は、股間の陰茎を出したかったわけだ。

 暖房が効いてきたこともあるだろうが、背中に汗を感じた。
 わたしはジャケットを脱ぎ捨てると、ズボンのベルトに手をかけた。
 バックルがカチャカチャと音を立てた。
 ワイシャツのボタンがもどかしかった。
 引きちぎりたいほどだった。
 脱皮するみたいに脱ぎ捨てる。
 半袖の肌着を脱ぐと、わざと前方に投げた。
 妻に見えるように。
 妻の視線に貫かれ、床の肌着がもだえてた。
 ズボンを蹴飛ばして脱ぎ捨てる。
 ひっくり返りそうになりながら、靴下を外す。
 最後の1枚は、トランクスだ。
 前面が鋭角に尖ってる。
 もちろん、勃起してるからだ。
 引き下ろす。
 陰茎が跳ねあがり、大きく上下に振れた。
 全裸だ。
 手に持ったトランクスを、妻の足元に放る。
 妻の視線が、わだかまる布地をレーザーのように灼く。
 妻の肩が、大きく上下してた。

「全部脱いだよ。
 じゃ、キミも」

 わたしは震える手で、ブラのベルトを摘まんだ。
 ホックを外す。
 肩からストラップを滑らせる。
 シミひとつない綺麗な肌だった。
由美と美弥子 2807目次由美と美弥子 2809


コメント一覧
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    • ––––––
      1. Mikiko
    • 2019/06/22 06:55
    • 今日は何の日
       2019(令和元)年6月22日は、『夏至』。
       2019年と断ったのは……。
       もちろん、その年によって、『夏至』の日が違うからです。
       実は、22日になるのは、珍しいんです。
       一番多いのは、21日。
       最後に22日だったのは、2015年。
       その後3年、21日が続きました。
       来年の2020(令和2)年からは、更に大変。
       なんと、2055(令和37)年まで、36年連続で21日です。
       2056年は、20日なり……。
       その後また、3年、21日が続きます。
       翌年の2060年は、また20日。
       その後は、21日が3年、20日が1年のパターンが続きます。
       今世紀中には、もう22日の夏至はありません。
       つまり、わたしを含め、多くの人にとって……。
       今日は、生きているうちに最後となる「6月22日の『夏至』」なのです。
       しみじみと味わいましょう。
       人生って短いですね。
       ところで『夏至』に行われる風習って、思い浮かびませんよね。
       食べ物とか。
       『冬至』は、柚子湯に漬かり、「かぼちゃ」を食べます。
       調べてみたら、関西では、『夏至』に「タコ」を食べるそうです。
       昔は、この『夏至』のころは、田植えで忙しい時期だったとか。
       なので、特別な儀式をやってるヒマはなかったということでしょうか。
       関西のタコも、「稲が八方に根を張るように!」という願いからだったそうです。
       続きは次のコメントで。

    • ––––––
      2. Mikiko
    • 2019/06/22 06:55
    • 今日は何の日(つづき)
       さて。
       今朝、わたしは室内履きのスリッパを取り替えました。
       わたしは、年に4回、季節の始めにこの儀式を行います。
       季節の始め?
       疑問に思われた方も多いでしょう。
       わたしが定めた、季節の区分があるのです。
       これは、何度か書いてきましたが……。
       ↓おさらいしましょう(日付は、2019年から2020年にかけてです)

      ●春:『春分』から『夏至』の前日まで(3月21日~6月21日)
      ●夏:『夏至』から『秋分』の前日まで(6月22日~9月22日)
      ●秋:『秋分』から『冬至』の前日まで(9月23日~12月21日)
      ●冬:『冬至』から『春分』の前日まで(12月22日~3月19日)
       つまり、「夏」の始めは、『夏至』なんです。
       今日から、『秋分』の前日までが「夏」。
       「暑さ寒さも彼岸まで」と云われます。
       わたしの区分では、「夏」と「冬」の終わりが……。
       それぞれ、『秋分』『春分』の前日。
       実に、理に適ってます。
       さて、『夏至』ですが……。
       まず、一句。
      ●めでたさも ちうぐらいなり おらが夏至(字余り)
       なぜ、「ちうぐらい」なのかと云うと……。
       明日からはもう、日の長さが短くなっていくからです。
       つまり、確実にまた、あの長く辛い冬が近づいていくのです。
       冬はどうしてあんなに長く感じるのに……。
       春から夏は、どうして飛ぶように過ぎるんですかね。
       切ないです。
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