2019.5.1(水)
↓何でしょう。
↑「み」
一瞬、トイレかと思って、色めき立ちました。
↓でも、残念ながら違いました。
↑「み」
「経筒(きょうづつ)」。
文字どおり、お経を収めた筒です。
でも、日常的に使われたものではありません。
経典を土中に埋納する「経塚」造営の際、経典を納めるために用いられた容器です。
↑この方とは関係ありません。
当初は、後世まで、お経を伝えようという目的だったようです。
早い話、「経筒」はタイムカプセルだったわけです。
しかしだんだん、追善供養や現世利益などに目的が変化していったとか。
↓硬貨が登場しました。
↑「み」
↓「開基勝宝(かいきしょうほう)」とあります。
↑「み」
初めて聞きました。
日本最初の金貨だそうです。
「開基勝寳」の文字は吉備真備(きびのまきび)の筆によるものだとか。
↑岡山県小田郡矢掛町「吉備真備公園」に建つ像。そうか、吉備の国の出身だったんですね。
吉備真備は、奈良時代の学者であり、政治家。
右大臣にまで上りました。
右大臣になった学者は、もう一人います。
菅原道真です。
↑少年時代の道真。11歳で漢詩を作ったそうです。
吉備真備、ひょっとしたら当時の新元号の文字も書いてたかも知れませんね。
さて、「開基勝宝」です。
現存するのは、32枚だそうです。
もちろん、古銭店では買えません。
重要文化財です。
すべてが、「東京国立博物館」に所蔵されてるようです。
↑「み」
一瞬、トイレかと思って、色めき立ちました。
↓でも、残念ながら違いました。
↑「み」
「経筒(きょうづつ)」。
文字どおり、お経を収めた筒です。
でも、日常的に使われたものではありません。
経典を土中に埋納する「経塚」造営の際、経典を納めるために用いられた容器です。
↑この方とは関係ありません。
当初は、後世まで、お経を伝えようという目的だったようです。
早い話、「経筒」はタイムカプセルだったわけです。
しかしだんだん、追善供養や現世利益などに目的が変化していったとか。
↓硬貨が登場しました。
↑「み」
↓「開基勝宝(かいきしょうほう)」とあります。
↑「み」
初めて聞きました。
日本最初の金貨だそうです。
「開基勝寳」の文字は吉備真備(きびのまきび)の筆によるものだとか。
↑岡山県小田郡矢掛町「吉備真備公園」に建つ像。そうか、吉備の国の出身だったんですね。
吉備真備は、奈良時代の学者であり、政治家。
右大臣にまで上りました。
右大臣になった学者は、もう一人います。
菅原道真です。
↑少年時代の道真。11歳で漢詩を作ったそうです。
吉備真備、ひょっとしたら当時の新元号の文字も書いてたかも知れませんね。
さて、「開基勝宝」です。
現存するのは、32枚だそうです。
もちろん、古銭店では買えません。
重要文化財です。
すべてが、「東京国立博物館」に所蔵されてるようです。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2019/05/01 06:43
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タイムカプセル
先日、NHKで……。
平成元年に埋められたタイムカプセルが開封されたというニュースをやってました。
場所は、松山市立道後小学校。
道後温泉のすぐ近くにある小学校だそうです。
明治23(1890)年創設の古い学校です。
平成元(1989)年、当時の全校児童1,037人分の作文や絵を収め……。
児童が、小学生の親になるころに思い出してほしいと、開封は30年後に決めてたそうです。
奇しくも30年後の2019年が、平成最後の年になったわけです。
取材を受けてたのは、当時6年生だった女性。
現在は医師で、4人の子供のお母さん。
当時の作文には……。
「医者になりたい」と書かれてたそうです。
こういう人もいるんですね。
わたしは、小学校6年のころ……。
何かになりたいとは、考えたこともありませんでした。
小学生という「今」を生きるのに精一杯で……。
将来のことなど、考えられなかったんだと思います。
中学生になってやっと、建築家になりたいと思うようになりました。
小さな家の間取りを考えるのが好きでした。
でもその夢は、高校1年生の春で、早くも潰えました。
数学が、まるでわからなくなったんです。
それ以後は、何かになりたいと考えることなく、ずっと生きてきました。
ぼんやりと作家になりたいとは思いましたが……。
「宝くじに当たったらいいな」と考えるのと同程度のものでした。
そのために努力をしたこともありません。
ていうか、そもそも小説を書くことすらありませんでした。
これで作家になれてたら、インド人もびっくりです。
続きは次のコメントで。
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2. Mikiko- 2019/05/01 06:44
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タイムカプセル(つづき)
さて、タイムカプセルの話に戻りましょう。
道後小学校で、タイムカプセルを埋めるイベントが行われたのは……。
創立100年を記念する行事の一環だったようです。
つまり、行われたのは、あの年だけだったのでしょう。
全校児童の作文が入れられたわけですからね。
毎年なら、たとえば6年生のものだけとかになるはずです。
毎年やればいいのにね。
そもそも、タイムカプセルって、いくらいするのでしょう。
調べてみたら、全校児童分を入れられそうものは、10万円くらいするようでした。
↓でも、1学年分なら、2万円程度。
https://item.rakuten.co.jp/tsutsu-uraura/time240/
児童が100人いれば、1人頭200円の拠出で買えるわけです。
このくらいの出費なら、親御さんも渋らないんじゃないですか。
あと、埋める場所ですが……。
普通にグラウンドのある学校なら、問題ないでしょう。
30年後に開封することにすれば、30個分の穴が掘れればいいわけです。
一番の問題は、盗掘対策でしょうね。
もちろん、プロの泥棒が狙うはずありません。
いたずら半分の愉快犯です。
いつの世にも、こういうバカはいるものです。
やっぱり、スコップで掘って埋めた程度じゃ安心できませんね。
重機を使って深く掘り……。
半分埋め戻した上に、鉄板やコンクリート板を載せ、さらに土を被せます。
これで、重機なしには掘り起こせなくなります。
でも、カプセルそのものより、施工費が高くつきますかね。
だけど、近隣の土建屋さんに相談すれば……。
男気のある業者なら、タダでやってくれますよ。
このあたりは、校長先生の人柄と力量です。
ま、無理なら、校長先生が自腹を切ればいいだけです。