2019.4.10(水)
↓でも、その後の「合子」にも、つまみがないものはたくさんあるようです。
昔は、つまみを付けるには、技術を要したでしょう。
でも今なら、さほど高いハードルではないと思います。
なんで、付けないのか?
わたしが思うに……。
つまみは、かなり破損しやすい部位だと思います。

簡単に傷物になってしまう。
贈り物などでもらったら、大事に使いたいでしょうから……。
出来るだけ壊れにくいよう、単純な形状にしてるのじゃないでしょうか。
↓突然、兜と鎧です。

↑「み」
鉄製の武具が現れたわけです。
しかし、重かったでしょうね。
動けるためには、薄くしなければなりません。
でも、薄すぎたら、剣が通ってしまう。

悩ましいところです。
しかし、兜のてっぺんにある漏斗みたいなのは何でしょう?

一瞬、杯かと思いました。
つまり、相手を討ち取ったとき……。
ここにお酒を入れて飲んだ。

↑これは「馬上杯」。文字どおり、勝利を祈願して馬上で飲む杯。
しかし、自分が討ち取られることを想定して……。
わざわざ頭に杯を載せておくわけありませんよね。

調べたところ……。
名称だけはわかりました。
「受鉢(うけばち)」と云うようです。
Wikiでは……。
「この受鉢には、獣毛や繊維による払子状の装飾が付けられていたのではないかと考えられている。なお福岡県行橋市稲童の稲童古墳群21号墳からは、受鉢に樹枝状の金属製装飾が取り付けられた例が全国で唯一出土している」とあります。
↓「樹枝状の金属製装飾」というのは、これです。

これが唯一ということは……。
おそらくほかのものには、後世に残らない材質のものが付いてたからなのでしょう。
すなわち、「獣毛や繊維による払子状の装飾」ということです。
昔は、つまみを付けるには、技術を要したでしょう。
でも今なら、さほど高いハードルではないと思います。
なんで、付けないのか?
わたしが思うに……。
つまみは、かなり破損しやすい部位だと思います。

簡単に傷物になってしまう。
贈り物などでもらったら、大事に使いたいでしょうから……。
出来るだけ壊れにくいよう、単純な形状にしてるのじゃないでしょうか。
↓突然、兜と鎧です。

↑「み」
鉄製の武具が現れたわけです。
しかし、重かったでしょうね。
動けるためには、薄くしなければなりません。
でも、薄すぎたら、剣が通ってしまう。

悩ましいところです。
しかし、兜のてっぺんにある漏斗みたいなのは何でしょう?

一瞬、杯かと思いました。
つまり、相手を討ち取ったとき……。
ここにお酒を入れて飲んだ。

↑これは「馬上杯」。文字どおり、勝利を祈願して馬上で飲む杯。
しかし、自分が討ち取られることを想定して……。
わざわざ頭に杯を載せておくわけありませんよね。

調べたところ……。
名称だけはわかりました。
「受鉢(うけばち)」と云うようです。
Wikiでは……。
「この受鉢には、獣毛や繊維による払子状の装飾が付けられていたのではないかと考えられている。なお福岡県行橋市稲童の稲童古墳群21号墳からは、受鉢に樹枝状の金属製装飾が取り付けられた例が全国で唯一出土している」とあります。
↓「樹枝状の金属製装飾」というのは、これです。

これが唯一ということは……。
おそらくほかのものには、後世に残らない材質のものが付いてたからなのでしょう。
すなわち、「獣毛や繊維による払子状の装飾」ということです。
コメント一覧
-
––––––
1. Mikiko- 2019/04/10 06:03
-
兜と鎧
子供のころは、親が見てたので仕方なく……。
NHKの大河ドラマを一緒に見てたころがありました。
戦国時代が舞台のときは、必ず合戦のシーンがありました。
左右両側から軍勢が走ってきて……。
正面でぶつかる。
斬り合い、突き合いが始まります。
わたしはあれを見て……。
どうしてああいうことが出来るのか、不思議でなりませんでした。
だって、怖いじゃないですか。
怖いどころか、殺されます。
実際、合戦が終わったシーンでは……。
兵士の累々たる死骸の情景が映し出されてました。
必ず、霧がかかってましたね。
わたしならどうするか。
敵と斬り合うという選択肢はあり得ません。
まず考えたのが、死んだふりです。
戦闘が始まったら、とにかく敵と向き合わないようにし……。
そのうち、どさくさに紛れて、ばったり倒れます。
敵は、目の前の生きた相手で手一杯ですから……。
死んだ兵士なんかには見向きもしません。
こんな根性なしは、下っ端に決まってますから……。
わたしの首を取っても、手柄になんかなりません。
ほったらかしです。
続きは次のコメントで。
-
––––––
2. Mikiko- 2019/04/10 06:04
-
兜と鎧(つづき)
そして戦が終わり……。
例の霧に包まれるシーンになるわけです。
そこでむっくり起きあがり、そそくさと逃げます。
倒れた兵士の持ち物を盗むなんてことはしません。
申し訳なくて、そんなこと出来るわけないですよ。
「すまない、すまない」と謝りながら、逃げます。
もちろん、着ていた鎧や兜は捨てていきます。
どうせ、大した品物じゃありません。
装甲も薄っぺらです。
槍で突かれたらひとたまりもありません。
少しも惜しくありません。
自軍が勝ったのかどうかもわかりませんが……。
もし負けてたら、落ち武者狩りをされるかも知れません。
鎧なんか着てられませんよ。
すべて脱ぎ去り、農民の姿になります。
月代を剃った頭を隠すため、手ぬぐいで頬被りします。
絵に描いたような農民です。
そうして、自分の村まで逃げ帰るのです。
しかし、腹が減ってたまりません。
やっぱり、戦場から何か金品を持ち出せばよかったと後悔しますが……。
後の祭りです。
あのときは、逃げることで頭が一杯だったんですから。
しかし、どうやら追っ手もないとわかると……。
げんきんなもので、空腹が襲って来たのです。
街道は避け、けもの道をたどってきました。
出会う人もなく、畑もありません。
森に踏みこめば、何か動物はいるでしょうが……。
逆に、自分が獲物になる恐れもあります。
続きはさらに次のコメントで。
-
––––––
3. Mikiko- 2019/04/10 06:06
-
兜と鎧(つづきのつづき)
やがて森は切れ、沢に出ました。
向こう岸に渡れる場所を探し、沢沿いに進みます。
自分の村は、川の向こうなのです。
男は泳げませんでした。
飛び石伝いの出来るところでしか、向こう岸には渡れないのです。
下流に行ったら、渡れる場所は一層見つからないでしょうから……。
男は、上流に向かって歩き出します。
幸い、日照り続きで、水量は減ってました。
水を覗きこむと、小魚が泳いでるのも見えます。
しかし、もしそれが掬えても、男は食べることが出来ませんでした。
なぜなら、生魚が苦手だったからです。
子供のころ、生魚でひどく腹を壊したことがあり……。
以来、身体が受け付けなくなりました。
火を起こす道具を持ってない以上、どうすることも出来ません。
恨めしげに泳ぐ小魚を睨みながら歩む男の脚が、ぴったりと止まりました。
人です。
後ろ姿でした。
浅瀬に踏みこみ、ザルのようなものを川に入れ、構えてます。
上流から流れてくる魚を、ザルで掬おうと云うのでしょう。
その後ろ姿は、明らかに女でした。
膨らんだ尻。
もちろん、尻は着物に覆われてます。
しかし、たくしあげた着物の下から伸びる真っ白な脚が……。
女であることを示してました。
男の空腹は、一瞬で消えました。
代わって起こったのは、激しい情欲でした。
思えば、長い戦場暮らしで、女とは無縁の生活を余儀なくされて来たのです。
おしまい。
なんで、こんな話になったんですかね。
これ以上書くと、本編ばりのエロストーリーになりそうなので、止めておきます。
誰か、続きを書いてくれませんか。