2019.3.30(土)
「ほら、おまえ。
突っこんで」
わたしの片側を押さえてた痩せた男が、身を起こしました。
反対側の太った男は、そのままわたしを押さえてます。
でも、たとえ押さえられてなくても、わたしは逃げようともしなかったでしょう。
こんな理不尽な目に遭いながら……。
わたしの頭の片隅には、どこか醒めた意識がありました。
こんな風にはっきりと場面を記憶してるのも、そのせいでしょう。
そう。
わたしは、悲劇のヒロインとなったことに、酔っていたのかも知れません。
男に相手にされず、一生処女だと諦めてた自分が……。
強姦とは云え、男と性交することが出来た。
わたしの性器に陰茎を突っこんだ男が射精すると云うことは……。
わたしを女として認識してたからに他なりません。
わたしの裸を見ても、萎えることなく……。
勃起したままの陰茎をわたしの膣に突っこみ、射精したんです。
わたしという存在は、ちゃんと女として認められたというわけです。
そして……。
それを証明するのは、ひとりではない。
痩せた男が、わたしの前に尻を下ろしました。
勃起させてます。
勃起させて、わたしを犯そうとしている。
それは、疑いようもない宣告です。
わたしが、女であることの。
「被さるんじゃないよ。
しかし、おまえ、座高が高すぎだろ。
撮りにくいね」
「深田さん、横から撮ったら?」
わたしを抱えた豚男が、初めて言葉を発しました。
突き出た腹の下で半分埋もれながら、真っ赤な亀頭がピクピクと息づいてます。
「そうか。
それもそうだ」
姪が、わたしと痩せ男の正対する真横に、身を移しました。
「よーし。
ばっちりだ。
あのバカみたいな三擦り半じゃ許さないよ。
けっこう、持ち物、立派じゃないか」
突っこんで」
わたしの片側を押さえてた痩せた男が、身を起こしました。
反対側の太った男は、そのままわたしを押さえてます。
でも、たとえ押さえられてなくても、わたしは逃げようともしなかったでしょう。
こんな理不尽な目に遭いながら……。
わたしの頭の片隅には、どこか醒めた意識がありました。
こんな風にはっきりと場面を記憶してるのも、そのせいでしょう。
そう。
わたしは、悲劇のヒロインとなったことに、酔っていたのかも知れません。
男に相手にされず、一生処女だと諦めてた自分が……。
強姦とは云え、男と性交することが出来た。
わたしの性器に陰茎を突っこんだ男が射精すると云うことは……。
わたしを女として認識してたからに他なりません。
わたしの裸を見ても、萎えることなく……。
勃起したままの陰茎をわたしの膣に突っこみ、射精したんです。
わたしという存在は、ちゃんと女として認められたというわけです。
そして……。
それを証明するのは、ひとりではない。
痩せた男が、わたしの前に尻を下ろしました。
勃起させてます。
勃起させて、わたしを犯そうとしている。
それは、疑いようもない宣告です。
わたしが、女であることの。
「被さるんじゃないよ。
しかし、おまえ、座高が高すぎだろ。
撮りにくいね」
「深田さん、横から撮ったら?」
わたしを抱えた豚男が、初めて言葉を発しました。
突き出た腹の下で半分埋もれながら、真っ赤な亀頭がピクピクと息づいてます。
「そうか。
それもそうだ」
姪が、わたしと痩せ男の正対する真横に、身を移しました。
「よーし。
ばっちりだ。
あのバカみたいな三擦り半じゃ許さないよ。
けっこう、持ち物、立派じゃないか」
コメント一覧
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1. Mikiko- 2019/03/30 07:56
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今日は何の日
3月30日は、フランシーヌ・ルコントが自殺した日。
1969(昭和44)年3月30日の日曜日(今から50年前)……。
パリの路上で、フランシーヌ・ルコントという30歳の女性が、ビアフラの飢餓に抗議して焼身自殺しました。
3月31の朝日新聞夕刊に、小さなスペースでこの外電が載ったそうです。
当時、コマーシャルフイルムの制作に携わり、CMソングの作曲家でもあった郷伍郎は……。
この記事に触発されて、『フランシーヌの場合』を作曲しました。
作詞は、妻で作詞家のいまいずみあきらが行いました。
郷は、シャンソン歌手の古賀力と新谷のり子、青山音楽事務所の協力を得て、デモ・テープを製作します。
その後、郷と日本コロムビアの飯塚恒雄との出会いがあり……。
飯塚は、このテープを聴いてから2か月後に、日本コロムビア・デノンレーベルから、作品を市場に出しました。
レコーディングも、古賀力、新谷のり子をそのまま起用し、ドラム・レスの構成を生かすなど……。
可能な限り、デモ・テープのイメージを生かしてたそうです。
当時は、寺山修司の「天井桟敷」から生まれた『時には母のない子のように(歌唱/カルメン・マキ)』が先行してヒットするなど……。
和製フォーク・ソングの全盛時代でした。
『フランシーヌの場合』も大ヒットし……。
日本のプロテスト・フォーク(政治的抗議メッセージを含むフォークソング)の代表作となりました。
上記の記述は、Wikiのページ(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%8C%E3%81%AE%E5%A0%B4%E5%90%88)から転載させていただきました。
続きは次のコメントで。
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2. Mikiko- 2019/03/30 07:56
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今日は何の日(つづき)
↓『フランシーヌの場合』の歌詞です。
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●作詞/いまいずみあきら
●作曲/郷伍郎
●歌唱/新谷のり子
フランシーヌの 場合は
あまりにも おばかさん
フランシーヌの 場合は
あまりにも さびしい
三月三十日の 日曜日
パリの朝に 燃えたいのちひとつ
フランシーヌ
ホントのことを 云ったら
オリコウに なれない
ホントのことを 云ったら
あまりにも 悲しい
三月三十日の 日曜日
パリの朝に 燃えたいのちひとつ
フランシーヌ
ひとりぽっちの 世界に
残された 言葉が
ひとりぽっちの 世界に
いつまでもささやく
三月三十日の 日曜日
パリの朝に 燃えたいのちひとつ
フランシーヌ
フランシーヌの 場合は
私にも わかるわ
フランシーヌの 場合は
あまりにも さびしい
三月三十日の 日曜日
パリの朝に 燃えたいのちひとつ
フランシーヌ
フランシーヌ
フランシーヌ
+++
この歌には聞き覚えがありました。
「パリの朝に 燃えたいのちひとつ」というフレーズも耳に残ってました。
しかしそれが、文字どおり、焼身自殺のことだったとは……。
今回調べて、初めて知ったことでした。
曲ももちろんいいですが、詩が特別です。
一番凄いところは……。
自殺の動機を、一切書きこんでないことです。
そのことがむしろ、若い女性の命が燃え尽きたという事実を強調してるようです。
昭和44年の出来事と云えば……。
1月18日、東大安田講堂事件。
5月26日、東名高速道路全線開通。
7月20日、アポロ11号が、初めて月面着陸に成功。
10月6日、松戸市役所に『すぐやる課』が誕生。
11月17日、佐藤首相訪米、佐藤・ニクソン共同声明で3年後の沖縄返還を表明。
『すぐやる課』を作ったのは、松戸市長の松本清。
もちろん、ドラッグストアチェーン『マツモトキヨシ』の創業者です。
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3. 手羽崎 鶏造- 2019/03/30 16:34
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本篇より。
そうなんです。
イチモツの大きさって、体型・体格と
一致しません。
神は、なんてイタズラ好きなのでしょう。
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4. Mikiko- 2019/03/30 17:14
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お相撲さんは……
小さいと云われますよね。
軸部分が、お腹の肉に埋もれてしまうからだそうです。
トイレのとき、自分のが見えるんですかね?