Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
由美と美弥子 2742
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 姪が、決して脱ぐのを嫌がってないことは、下から見あげるわたしには明白にわかりました。
 ピンクの薄いショーツの股間部には、はっきりと陰毛が透けてましたから。
 濡らしてるんです。
 しかも、びしょびしょに。

「自分で脱ぐって。
 また、ヘンな真似されたら敵わないからね。
 ノーパン、ノーブラじゃ帰れないよ」
「いっそ、素っ裸で帰ったらどうです?
 わたしが深田さんの身体してたら、ぜったいそうします」
「気持ち悪い男だね」

 そう言いながら姪は背を向けました。
 するりとショーツを捲り下ろします。

「出たー。
 深田さんの巨尻!
 ますますもってお見事!」

 姪は答えませんでした。
 片脚を上げ、上履きをショーツの足ぐりから抜きます。
 脚を踏み換え、もう一方の上履きもショーツを潜らせました。

「深田さん……。
 マジ、エロいっす。
 そのパンツ、おいらに下さい」
「ダメだって言ったろ」

 姪は、巨尻を覆ってたとは思えない小さな布地を手に、視線を彷徨わせました。
 ショーツの置き場を探してるようです。
 でも、がらんとした更衣室では、どこに置いても目立ってしまうでしょう。
 姪はニヤリと笑うと、ショーツを、片方の靴下の中に押しこみました。

「何でそこまでして隠すんすか。
 素っ裸を見せてんのに。
 パンツの方が恥ずかしいなんて……。
 おいら、理解不能っす」
「これが女心だよ」
「げ」
「なに!」

 姪は、勢いよく身体を翻しました。
 怒った振りをして、裸の前面をこちらに向けたんです。

「お、お見事……。
 こんな素晴らしい裸、AV女優にもいません。
 はち切れそうでんな。
 胸なんか、10代でも通じまっせ。
 しかし、わたしが何と言っても一押しなのが……。
 その、お腹でやんす。
 ボンレスハムみたいな、脂肪のカタマリ」
由美と美弥子 2741目次由美と美弥子 2743


コメント一覧
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    • ––––––
      1. Mikiko
    • 2019/03/22 07:37
    • 今日は何の日
       3月22日は、『放送記念日』。
       『日本放送協会(NHK)』が、1943(昭和18)年に制定。
       1925(大正14)年3月22日(今から94年前)……。
       『社団法人 東京放送局(現・NHK東京放送局)』が、日本初のラジオ仮放送を始めました。
       東京市芝区新芝町(現・東京都港区芝浦3丁目)の『東京高等工芸学校(現・千葉大学工学部)』に仮スタジオを設け……。
       午前9時30分、京田武男アナウンサーの「アー、アー、アー、聞こえますか。JOAK、JOAK、こちらは東京放送であります。こんにち只今より放送を開始致します」という第一声が放送されました。
       元々は3月1日に放送を開始する予定でしたが……。
       購入予定だった日本にたった1台しかない放送用送信機が、同じく設立準備中の大阪放送局に買い取られてしまってました。
       そこで東京放送局は、『東京市電気研究所(現・地方独立行政法人 東京都立産業技術研究センター)』の送信機を借り、放送用に改造して使用することにしました。
       しかし!
       2月26日の『逓信省(後の郵政省)』の検査で「放送設備は未完成のため、3月1日からの放送はできない」と判断されてしまいました。
       でも既に、3月1日から放送を開始すると報じており、また、大阪放送局よりも先に日本初のラジオ放送を行いたいということから……。
       「試験放送」という形で逓信省の許可を受け、なんとか3月1日から放送を開始することができたのです。
       続きは次のコメントで。

    • ––––––
      2. Mikiko
    • 2019/03/22 07:37
    • 今日は何の日(つづき)
       そして、3月22日には逓信省から正式に免許を受けて仮放送を開始し……。
       7月12日、愛宕山(東京都港区愛宕)からの本放送が開始されました。
       大阪放送局の仮放送開始は、6月1日からでした。
       上記の記述は、こちらのページ(http://www.nnh.to/03/22.html)から転載させていただきました。
       もう一度、日付を整理すると……。
       3月1日、試験放送開始。
       3月22日、仮放送開始(『放送記念日』)。
       7月12日、本放送開始。
       しかし、試験放送はわかりますが……。
       仮放送ってのは、何なんですかね?
       いろいろ(ざっと)調べましたが……。
       定義があるわけではないようです。
       でも、このとき使われた意味はわかりました。
       つまり、仮施設であった東京高等工芸学校からの放送ということ。
       しかし放送内容は、本放送と変わりません。
       仮施設からの本放送ということです。
       ということで……。
       3月22日の仮放送開始の日が、『放送記念日』となってるわけです。
       続きはさらに次のコメントで。

    • ––––––
      3. Mikiko
    • 2019/03/22 07:37
    • 今日は何の日(つづきのつづき)
       さて。
       愛宕山です。
       東京都港区愛宕にある丘陵です。
       一帯が、愛宕神社の境内になってます。
       丘陵と云っても、標高は25.7メートル(三等三角点があります)。
       でもこれ、東京23区内最高峰なんです。
       昔は、この上にのぼれば、東京中が見渡せたわけです。
       『東京放送局(JOAK)』の放送は、この愛宕山に放送局を置いて……。
       1925(大正14)年7月の本放送から、1938(昭和13)年の『NHK東京放送会館(東京都千代田区内幸町)』への移行まで、この愛宕山から発信されたわけです。
       さてさて、愛宕山と云えば……。
       「出世の階段」が有名。
       江戸時代初期、1634(寛永11)年1月28日(新暦の2月25日)。
       3代将軍・徳川家光が、2代将軍・秀忠の三回忌で増上寺へ参拝した帰りのこと。
       家光が、愛宕山山頂に梅が咲いてるのを見つけ……。
       「誰か、梅の枝を馬で取ってくる者はいないか」と、あたりを見回しました。
       すると、讃岐丸亀藩の家臣、曲垣平九郎が名乗り出て……。
       見事、急な男坂を騎馬で駆けあがり、梅の枝を将軍のもとに持ち帰りました。
       以来、曲垣平九郎は馬術の名人として全国にその名を轟かせることになりました。
       ということで、男坂の急坂が「出世の階段」なわけです。
       講談や浪曲の定番にもなってます。
       それ以降、「出世の階段」を馬で登った成功例は今までに3例存在するそうです。
       続きはさらにさらに次のコメントで。

    • ––––––
      4. Mikiko
    • 2019/03/22 07:38
    • 今日は何の日(つづきのつづきのつづき)
       1例目は、仙台藩で馬術指南役を務め、廃藩後曲馬師をしていた石川清馬。
       師の四戸三平が挑み、果たせなかった「出世の階段」登頂を、1882(明治15)年に自らが成功させました。
       これにより石川家は、徳川慶喜から葵の紋の使用を許されたとか(もう、権威ありませんよね)。
       2例目は参謀本部馬丁の岩木利夫。
       1925年、奇しくも愛宕山で本放送が開始された年でした。
       11月8日、愛馬「平形」の引退記念として挑戦し、観衆が見守る中成功させました。
       上りは1分ほどで駆け上がりましたが、下りは45分を要したとか。
       この模様は山頂の東京放送局によって中継され(日本初の生中継)……。
       昭和天皇の耳にも入り、結局「平形」は陸軍騎兵学校の将校用乗馬として使われ続けることになりました。
       3例目は馬術のスタントマン、渡辺隆馬。
       1982(昭和57)年、日本テレビの特別番組『史実に挑戦』で……。
       安全網や命綱、保護帽などの安全策を施した上で、32秒で登頂したそうです。
       愛宕山には、確か1度行ったことがあると思います。
       東京で暮らしてたころでした。
       そこが目的で行ったわけではなく、通りかかったんだと思います。
       愛宕山の上には、のぼらなかったかも知れません。
       まったく記憶がありませんので。
       でも、「出世の階段」の逸話は知ってました。
       で、「ここが、曲垣平九郎が騎馬で駆けあがった階段」だと、一緒に来た友人に言ったところ……。
       「何でそんなこと知ってんの?」と不思議がられたことは、はっきりと覚えてます。
       しかし……。
       家光の墓参に、なんで丸亀藩の家臣が付いていったんですかね?

    • ––––––
      5. 手羽崎 鶏造
    • 2019/03/22 09:38
    • なぜ、丸亀藩が付いていたのか?
      家光の好物がうどんであったからだと思います。
      (あのうどん屋チェーン、丸亀とは何の縁もカンケイも
       無いそうです。)

    • ––––––
      6. Mikiko
    • 2019/03/22 12:12
    • 投稿時は……
       調べる時間が無くて、そのままにしてしまいました。
       講談などでは、単に偶然、平九郎がそこにいたということになってるようです。
       しかし、これははなはだ疑問です。
       だって、馬に乗ってたんですよ。
       丸亀藩の家臣が、江戸の町中を馬で移動するなんてことが出来たんでしょうか?
       馬に乗れたのは、与力のように馬上を許された直参だけだと思うのですが。
       丸亀製麺を運営するのは、トリドールホールディングスという会社ですね。
       創業は、兵庫県加古川市で、しかも焼き鳥屋だったようです。
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