2019.3.5(火)
もちろん、ハーレクインさんが、いつ亡くなられたかはわかりません。
↓昨年、2018年2月10日(土曜日)の朝、8時37分に氏が入れたコメントです。
+++
【ハーレクイン/119.24.33.175】休場届
しばらく入院することになりました。
春場所が始まる頃には戻って来られると思います。
ということで『アイリスの匣』も、次週より休載させていただきます。
すんまへん。よろしゅうに。
〔♪しばし別れの涙がにじむ~HQ〕
+++
これが、ハーレクインさんの最後のコメントになりました。
わたしがいただいたメールは、前夜の21時11分が最後。
翌日の入院が決まったという内容でした。
氏との連絡は、それで途絶えました。
今はもう、メールアドレスも不通となってます。
実際に亡くなられた日はわからないとはいえ……。
忌日を決めないと不便です。
ということで、いろいろ考えました。
最後のコメントで、「春場所が始まる頃には戻って来られる」とありますから……。
当初、春場所の初日にしようかと思いました。
でも、初日に死んでしまうのでは、あまりにも心残りでしょう。
それなら、千秋楽?
それもまた、無残な気がします。
ということで、いっそ、春場所の始まる前にしようと思いました。
春場所が見られなくて気の毒ですか?
でもむしろ、まったく苦痛のなくなったあの世で……。
春場所を、ゆっくりと楽しめたと考えたいのです。
ところでみなさん。
「ハーレクイン」というハンネの由来をご存じですか?
わたしが勝手に、『ハーレクイン・エロマンス』などという室名をつけたものですから……。
そちらが由来だと思われるかも知れません。
“Harlequin”の意味は、「道化役」ですから……。
『Mikiko's Room』の道化を買って出たのかとも取られるかも知れません。
でも、違うんです。
ハーレクインさんは、国立金沢大学を出られました。
大学院の修士課程まで終えられたそうです。
学生時代は、湖沼のフィールドワークを行っておられ……。
常に捕虫網を持ってたそうです。
狙いは、ユスリカ。
幼虫は湖底の泥中に潜って生活しており……。
成虫になると翅を得て飛びます。
このユスリカの英名が、「harlequin fly(ハーレクイン・フライ)」。
↑正式な和名は、オオユスリカ。体長約11mm。
見た目、蚊とそっくりですが……。
蚊ではありません。
英名のとおり、ハエ目です。
従って、人を刺したりしません。
湖沼などで蚊柱を作ってるのが、このユスリカの仲間です。
この繋がりで……。
ハーレクインさんの忌日を思いつきました。
すなわち、二十四節気の『啓蟄(けいちつ)』。
「啓」は「開く」、「蟄」は「虫などが土中に隠れ閉じこもる」意です。
すなわち、「啓蟄」で「冬籠りの虫が這い出る」という意味になります。
苦しい身体を抜け、空に向かって羽ばたいた日と考えたいのです。
今年の『啓蟄』は、3月6日の明日。
もちろん、毎年この日ではありません。
3月以降の二十四節気の日は、閏年の影響を受けますから……。
かなり頻繁に変わります。
オリンピックイヤーで閏年の来年は、3月5日になります。
もともと、正確な忌日がわからないんですから……。
むしろ、日付は動いた方がいいと思いました。
ということで、今年は、明日の3月6日が忌日です。
でも、『ハーレクイン・エロマンス』の投稿日である、火曜日にこの文章をアップすることにしました。
なので、1日早い「お祝い」です。
ハーレクインさんが好きだった「バッテラ」と、新潟の生酒をお供えしました。
↑クリックすると、大きな画像が見られます。
一緒に写ってる人形は、『単独旅行記Ⅴ』に同行してもらった、埴輪の「ハーさん」です。
梅は、今年のお正月に開花させたものです。
花後、寒い部屋に置いたにもかかわらず、もう新芽が開いてます。
なお、「バッテラ」と生酒は、すでにわたしがいただいてしまいました。
美味しかったです。
ごちそうさまでした。
ハーレクインさん、今年も元気にやっていきます。
笑って見ていてください。
↓昨年、2018年2月10日(土曜日)の朝、8時37分に氏が入れたコメントです。
+++
【ハーレクイン/119.24.33.175】休場届
しばらく入院することになりました。
春場所が始まる頃には戻って来られると思います。
ということで『アイリスの匣』も、次週より休載させていただきます。
すんまへん。よろしゅうに。
〔♪しばし別れの涙がにじむ~HQ〕
+++
これが、ハーレクインさんの最後のコメントになりました。
わたしがいただいたメールは、前夜の21時11分が最後。
翌日の入院が決まったという内容でした。
氏との連絡は、それで途絶えました。
今はもう、メールアドレスも不通となってます。
実際に亡くなられた日はわからないとはいえ……。
忌日を決めないと不便です。
ということで、いろいろ考えました。
最後のコメントで、「春場所が始まる頃には戻って来られる」とありますから……。
当初、春場所の初日にしようかと思いました。
でも、初日に死んでしまうのでは、あまりにも心残りでしょう。
それなら、千秋楽?
それもまた、無残な気がします。
ということで、いっそ、春場所の始まる前にしようと思いました。
春場所が見られなくて気の毒ですか?
でもむしろ、まったく苦痛のなくなったあの世で……。
春場所を、ゆっくりと楽しめたと考えたいのです。
ところでみなさん。
「ハーレクイン」というハンネの由来をご存じですか?
わたしが勝手に、『ハーレクイン・エロマンス』などという室名をつけたものですから……。
そちらが由来だと思われるかも知れません。
“Harlequin”の意味は、「道化役」ですから……。
『Mikiko's Room』の道化を買って出たのかとも取られるかも知れません。
でも、違うんです。
ハーレクインさんは、国立金沢大学を出られました。
大学院の修士課程まで終えられたそうです。
学生時代は、湖沼のフィールドワークを行っておられ……。
常に捕虫網を持ってたそうです。
狙いは、ユスリカ。
幼虫は湖底の泥中に潜って生活しており……。
成虫になると翅を得て飛びます。
このユスリカの英名が、「harlequin fly(ハーレクイン・フライ)」。
↑正式な和名は、オオユスリカ。体長約11mm。
見た目、蚊とそっくりですが……。
蚊ではありません。
英名のとおり、ハエ目です。
従って、人を刺したりしません。
湖沼などで蚊柱を作ってるのが、このユスリカの仲間です。
この繋がりで……。
ハーレクインさんの忌日を思いつきました。
すなわち、二十四節気の『啓蟄(けいちつ)』。
「啓」は「開く」、「蟄」は「虫などが土中に隠れ閉じこもる」意です。
すなわち、「啓蟄」で「冬籠りの虫が這い出る」という意味になります。
苦しい身体を抜け、空に向かって羽ばたいた日と考えたいのです。
今年の『啓蟄』は、3月6日の明日。
もちろん、毎年この日ではありません。
3月以降の二十四節気の日は、閏年の影響を受けますから……。
かなり頻繁に変わります。
オリンピックイヤーで閏年の来年は、3月5日になります。
もともと、正確な忌日がわからないんですから……。
むしろ、日付は動いた方がいいと思いました。
ということで、今年は、明日の3月6日が忌日です。
でも、『ハーレクイン・エロマンス』の投稿日である、火曜日にこの文章をアップすることにしました。
なので、1日早い「お祝い」です。
ハーレクインさんが好きだった「バッテラ」と、新潟の生酒をお供えしました。
↑クリックすると、大きな画像が見られます。
一緒に写ってる人形は、『単独旅行記Ⅴ』に同行してもらった、埴輪の「ハーさん」です。
梅は、今年のお正月に開花させたものです。
花後、寒い部屋に置いたにもかかわらず、もう新芽が開いてます。
なお、「バッテラ」と生酒は、すでにわたしがいただいてしまいました。
美味しかったです。
ごちそうさまでした。
ハーレクインさん、今年も元気にやっていきます。
笑って見ていてください。
コメント一覧
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1. ☆雅之- 2019/03/05 08:20
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=師・ハーレイクイン殿=
・・そこまでの経歴をお持ちの方とは、存じあげませんでした。
管理人様との渉り合う様子を拝見していて・・・
どうり、で・・。 ウ~ ん・・そうだったのか・と、納得。
=合掌=
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––––––
2. 手羽崎 鶏造- 2019/03/05 09:37
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小生も 幾度となく、タイムリーな
「ツッコミ」を頂戴しました。
奇跡を信じて、いつまでも待つようにしたいと
思っております。
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3. Mikiko- 2019/03/05 19:46
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修士とは云っても……
予備校講師ですからなぁ。
↓氏のコメントです。
++++
02/21/2013 20:45:51
□あれ?
大学院まで行ったって言わなかったっけ。
今はいろんな云い方やコースがあるようですが、私たちの頃の院は、前半2年間を修士課程、後半4年間を博士課程と云っていました。
で、なんやかんやありまして、わたしは修士課程で終わってしまったのですが、こんななぞかけがありました。
「修士課程とかけて、足の裏に着いた飯粒と解く」
「その心は」
「取らないと気持ち悪いが、取っても食えない」
で、今は予備校講師なんですね。
博士課程を修了しても“食えない”奴らがごろごろしてるんだから、修士止まりでは何の役にも立ちまへんな。