2019.1.5(土)
母親は、壁との隙間から手を突っこみ、ブリーフを拾いあげます。
布地の中を覗きこみます。
前の部分に、不自然な皺が寄ってます。
そこに触ってみて、すぐに自分の勘が当たってたことを悟ります。
布地がそこだけ、糊が乾いたみたいにガビガビになってました。
夢精したに違いありません。
確信するため、母親は鼻を近づけます。
「う」
銃弾に撃たれたように、額が跳ねあがりました。
まさしく、精液の臭いでした。
久々に嗅ぐ臭いです。
夫との性生活は、すっかりご無沙汰になっていました。
しかも、これ以上子供を作るつもりもないので……。
必ずゴムを使ってました。
精液の臭いなど、長いこと嗅いだことが無かったのです。
母親は、今の夫と結婚する以前、かなり年上の男と付き合ってました。
付き合ってたというより、遊ばれてたという方が正しいでしょう。
セックスは、その男に仕こまれました。
もちろん、フェラチオもさせられましたが……。
その男の好みは、イラマチオでした。
つまり、母親の頭を押さえつけ、自分が腰を振るのです。
その男のイラマチオは、容赦がありませんでした。
母親は、喉を突く陰茎に、涙をボロボロ零しながら、されるがままになってました。
そして男は、咆哮と同時に大量に射精しました。
吐き出すことは許されませんでした。
一滴残らず吸引させられ、しかも飲みこませられました。
噎ぶ拍子に、鼻の穴に逆流したこともあります。
濃密な匂いが鼻壁に貼りつきました。
粗暴な男の体内から出たとは思えないほど、植物性の匂いでした。
似た匂いを、初夏の街で嗅いだ記憶がありました。
目立たない薄黄色の花を一杯につけた常緑樹から、その匂いは噴き零れてました。
あれは、植物の生殖の匂いだったのです。
そして人間の男も、同じ匂いの精液をぶちまけるのです。
生殖のために。
布地の中を覗きこみます。
前の部分に、不自然な皺が寄ってます。
そこに触ってみて、すぐに自分の勘が当たってたことを悟ります。
布地がそこだけ、糊が乾いたみたいにガビガビになってました。
夢精したに違いありません。
確信するため、母親は鼻を近づけます。
「う」
銃弾に撃たれたように、額が跳ねあがりました。
まさしく、精液の臭いでした。
久々に嗅ぐ臭いです。
夫との性生活は、すっかりご無沙汰になっていました。
しかも、これ以上子供を作るつもりもないので……。
必ずゴムを使ってました。
精液の臭いなど、長いこと嗅いだことが無かったのです。
母親は、今の夫と結婚する以前、かなり年上の男と付き合ってました。
付き合ってたというより、遊ばれてたという方が正しいでしょう。
セックスは、その男に仕こまれました。
もちろん、フェラチオもさせられましたが……。
その男の好みは、イラマチオでした。
つまり、母親の頭を押さえつけ、自分が腰を振るのです。
その男のイラマチオは、容赦がありませんでした。
母親は、喉を突く陰茎に、涙をボロボロ零しながら、されるがままになってました。
そして男は、咆哮と同時に大量に射精しました。
吐き出すことは許されませんでした。
一滴残らず吸引させられ、しかも飲みこませられました。
噎ぶ拍子に、鼻の穴に逆流したこともあります。
濃密な匂いが鼻壁に貼りつきました。
粗暴な男の体内から出たとは思えないほど、植物性の匂いでした。
似た匂いを、初夏の街で嗅いだ記憶がありました。
目立たない薄黄色の花を一杯につけた常緑樹から、その匂いは噴き零れてました。
あれは、植物の生殖の匂いだったのです。
そして人間の男も、同じ匂いの精液をぶちまけるのです。
生殖のために。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2019/01/05 07:41
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今日は何の日
1月5日は、『囲碁の日』。
『日本棋院(https://www.nihonkiin.or.jp/)』が提唱。
なぜ、1月5日なのかは、言わずもがなでしょう。
単なる語呂合わせです。
『日本棋院』では本日、「打ち初め式」が行われます。
はい、お終い。
わたしは、囲碁が打てませんので。
って、これで終わっては、あまりにも「さびしー(財津一郎の口調で)」。
ということで、以下、胴体より長い蛇足です。
囲碁は経験ありませんが……。
五目並べなら、子供のころ、じいちゃんとやったことがあります。
「四三」とか、ありましたよね。
で、ちょっとルールを読み返したら、禁じ手があることを初めて知りました。
ただし、先手の黒にのみです。
考えてみれば、先手が明らかに有利ですからね。
先手の禁じ手とされてるのは……。
「三三」「四四」「長連」。
「長連」というのは、そこに打つと、黒の石が六つ以上並んでしまうこと。
↓詳しくは、こちらをご覧ください。
http://iroha.poloa.net/ref/02_04.html
でもこれらルールは、公式ルールではありません。
なぜなら、五目並べには、ルールを定める団体が無いからです。
なので、遊んでる仲間同士で、勝手に決めてもいいわけです。
だけど、初めての相手とやるときは……。
禁じ手について、事前に確認しておいた方がいいでしょう。
喧嘩になりかねませんから。
でも、先手が禁じ手なしだと……。
必ず勝つ打ち方があるそうです。
1899(明治39)年に、黒岩涙香が必勝法を発見してるとか。
黒岩涙香というのが意外ですね。
続きは次のコメントで。
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2. Mikiko- 2019/01/05 07:41
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今日は何の日(つづき)
黒岩涙香は、外国小説を翻案した作品を100本以上書いてる人です。
『巌窟王(モンテ・クリスト伯)』『噫無情(レ・ミゼラブル)』などが有名ですね。
その必勝法、ざっと探しましたが、見つかりませんでした。
見つけた方は、ぜひお知らせください。
それでまた、コメントが書けますので。
さて。
『囲碁の日』に戻りましょう。
わたしは、ルールを知りませんし、覚えようとしたこともありません。
たぶん……。
ルールが理解できないと思います。
ひょっとしたら囲碁の大天才かも、という甘い期待は……。
とうてい出来ません。
この年になると……。
やってみなくても、最初からダメなことはわかるものです。
わたしにとっては、ゲーム全般がそうですね。
楽器も、ぜんぜんダメです。
頑張ってモノに出来るのは、カスタネットくらいだと思います。
もちろん、頑張るつもりはありません。
さてさて。
このまま終わってしまうと、何のために『囲碁の日』を取りあげたかわかりませんね。
ひとつだけ、囲碁が出てくる怪談の傑作をご紹介します。
田中貢太郎(1880~1941)の『竈の中の顔』。
死後50年以上経ってますので、『青空文庫』で読めます(こちら→https://www.aozora.gr.jp/cards/000154/files/45624_41473.html)。
↓活字で読みたい方は、『ちくま文学の森(6)恐ろしい話』に収録されてます。
https://books.rakuten.co.jp/rb/6886179/
しかし、文庫本で1,188円はちと値が張りますね。
今、文庫本って、こんな値段なんですかね?
そう云えば最近、まったく本屋に行ってません。
本屋の書棚を見てると、うんこしたくなるという話……。
前に書きましたっけ?
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3. 手羽崎 鶏造- 2019/01/05 09:18
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管理人さまのところで知ったかどうかは
?ですが、青木まりこ現象のことですね。
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4. Mikiko- 2019/01/05 12:24
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青木まりこ現象
『東北に行こう!』で取りあげてましたね。
総集編の(66)でした(こちら→http://mikikosroom.com/archives/2805109.html)。