Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
単独旅行記Ⅴ(97)
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 わたしはうかつにも、前方からしか写真を撮ってませんでした。
 ↓ほかの方が撮られた写真。
箱車横から

 呉服店の名前が入ってます。
 ということは、中に高級な着物が入ってることは丸わかりです。
 途中、追い剥ぎとかに遭わなかったものですかね?
カワハギ
↑これは、カワハギ。皮がぺろんと剥げるから「皮剥ぎ」だとか。そんなら「皮剥がれ」ですよね。

 それでも、行きの荷物は着物ですからまだいいですが……。
 帰りは、代金を積んでたのでは?
 いや。
 それは、あまりにも危険です。
 襲われる心配だけじゃありません。
 箱車を引く店員が、そのままどこかにトンズラする可能性もあります。
そのままどこかにトンズラ

 やっぱり、箱車は着物を届けるだけでしょう。
 代金は別のときに貰いに行ったはずです。
 しかし、落語とかには、箱車は出て来ませんよね。
 江戸時代は無かったわけですかね。
 そういえば、人力車も明治以降でしょう。
 大八車はあったわけですよね。
大八車
↑これは、江戸時代のようです。

 (いつものとおり)ざっと調べたところ……。
 どうやら幕府が、車輪を使った効率的な運搬業を許可しなかったようです。
 なぜかというと、急激な社会変革が起きるから。
 籠かきや馬子、人足などが、大量に失業します。
籠かき

 船も客を取られるでしょう。
 早い話、幕府が最も恐れたのは、「変革」だったのです。
 政権を長く維持するためには……。
 社会が変わらないことが大事だったわけです。
 実際、幕末は、外国と関わらざるを得なくなり……。
 もっとも恐れた「変革」を幕府の力で押さえられなくなって、大政奉還に繋がったわけです。
大政奉還が行われた『二条城』
↑大政奉還が行われた『二条城』の展示のようです。常設じゃないかも。

 しかしねー。
 変革を否定した江戸時代が、ひとえに悪い時代だったとは思えないんですよ。
 変わらない方がいいものは、山のようにあります。
 貴重な文化が、次々と失われてしまってる今……。
 人類を滅ぼすのは、イノベーションなんじゃないかと思います。

 あと、車を使った乗り物などが、江戸で発達しなかったのは……。
 江戸に坂が多かったという事情もあるかも知れません。

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↑買いました。面白かったです。
単独旅行記Ⅴ(96)目次単独旅行記Ⅴ(98)


コメント一覧
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    • ––––––
      1. Mikiko
    • 2018/12/23 07:37
    • 江戸の町
       もし、タイムマシンに乗れたなら……。
       真っ先に行ってみたいのが、江戸の町。
       綺麗だったそうですよ。
       馬糞や紙くずまで拾う業者がいましたから……。
       町にはゴミひとつ落ちてない。
       定期的に火事がおきましたから、老朽化した建物もありません。
       きっと、何処を歩いてても、木の香がしたんじゃないでしょうか。
       でも、江戸の町に行って、一番困るのは、やはりトイレでしょうね。
       『単独旅行記』でも、長屋のトイレの展示は取材しましたが……。
       あれはあくまで、長屋住民の共同トイレですよね。
       よその人が入りこんで借りられたものでしょうか?
       ま、男性なら、犬と一緒で、そこらで小は済ませられるでしょう。
       でも、女性はどうしたんでしょうね。
       町人地は今より密集してたでしょうから……。
       身を隠せるような死角は無かったと思います。
       「公園」というのも、もちろん存在しません。
       女性は、このためもあって、あまり出歩かなかったのかも知れません。
       あ、お店に入るという手があるか。
       料理屋なら、いくらなんでもあったでしょう。
       もし、遠出をする用事なら……。
       お昼を兼ねて、そうしたお店で済ませたのかも知れません。
       その前後は、ずっと我慢でしょうね。
       江戸の町は、非常に男性の比率が高かったのです。
       「参勤交代」で、たくさんの武家の男性が江戸に集まってきましたし……。
       近在の農家の二男三男も、仕事を求めて江戸に流れてきました。
       だいたい、女性1人に対し男性2人の割合だったようです。
       なので、トイレなんかの設備においても……。
       女性の不便さなんかは、あまり勘案されなかったのかも知れませんね。
       続きは次のコメントで。

    • ––––––
      2. Mikiko
    • 2018/12/23 07:37
    • 江戸の町(つづき)
       意外と話が広がらなかったので、もう一題。
       坂道。
       東京は、ほんとうに坂道が多い街です。
       わたしは東京に出て初めて、丸い窪み模様の道路を目にしました。
       アスファルトではなく、コンクリートです。
       もちろん、窪みは滑り止めです。
       窪みの縁を、タイヤの溝が噛むんでしょうね。
       コンクリートなのは……。
       急坂だと、アスファルトを転圧する機械が使えないからだそうです。
       新潟市では、こういう道路は見かけませんでした。
       なぜなら、坂が無いからです。
       どこもかしこも真っ平ら。
       坂があるのは、海沿いくらいですね。
       海沿いには、砂丘が連なってるからです。
       新潟の町で坂に出くわしたら……。
       その向こうは海だと思った方がいいです。
       そのほかで、新潟市街で坂があるのは、橋だけでしょう。
       橋の下を、漁船や巡視艇が通るので、橋桁を高くしてあります。
       なので、橋のたもとが坂道になるわけです。
       坂のある街。
       風情がありますよね。
       憧れます。
       でも、歳を取ったら大変でしょうね。
       東京ならまだいいですが、函館とかだったら、ほんとにどうするんでしょう。
       冬は、滑りますよ。
       ↓「滑らナイゼン」、必須でしょう。
      https://item.rakuten.co.jp/0101marui/to907033850101/
       前回の冬は、毎日のようにこれを履いて通いました。
       冬が終わったとき、スパイクは磨り減って、ほとんど無くなってました。
       もちろん、もう使えません。
       でも、捨てる気にならず、今も寝室の鴨居に吊してあります。
       辛い一冬を、一緒に頑張り抜いた相棒だからです。
       今年も、新しい「滑らナイゼン」を買いました。
       使わずに済むことを祈るばかりです。

    • ––––––
      3. 手羽崎 鶏造
    • 2018/12/23 08:31
    • 明治25年生まれだったワタシの祖母は
      下着はたしか腰巻で、「パンツ」は使用して
      いなかったように思います。
      江戸時代の婦女子は当然、ノーパンなわけで、
      その分、用を足しやすかったのではないでしょうか。
      と、いうより月のモノの際、どうされていたのか?
      の方が心配(シンパイしてもしょうがないけど)
      ですね。

    • ––––––
      4. Mikiko
    • 2018/12/23 11:41
    • 女性の下穿き
       白木屋デパートでの火災における逸話が有名です。
       和装の女性店員たちはズロースを着けていなかったため……。
       風でめくれる裾を押さえようとして、命綱を手放し転落死したとされてます。
       その後、女性が下穿きを着ける習慣が広まったとか。
       でもこの話は、俗説であるととも云われてます。
       白木屋の火事は、1932(昭和7)年12月16日だったそうです。
       このころもまだ、和装の女性は下穿きを穿いてなかったんですね。
       江戸時代にも……。
       貞操帯じゃなくて、月経帯はあったんじゃないですか?
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