Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
元禄江戸異聞 根来(最終章)
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「元禄江戸異聞 根来」 作:八十八十郎(はちじゅう はちじゅうろう)


(最終章)


 葉月(旧暦八月)の初め、江戸。
 焼けつくような日差しが照り付けている。
「紀伊の国~っと……」
 元禄の世も一昔前となったある日、日除けに手拭いを被った男が長屋の門をくぐる。
「あ!」
 途端に水色の輝きが地べたに広がって、すり減った草履が左右二三間も離れ離れに散らばった。
「へえ……、よく避けやがったね、このおやじ」
 柄杓片手に、お美代が悔しそうに八十を見やる。
「えっへへへ、菊さんの書き物を掛けたあとだぜ。ばばあの打ち水なんかに後れを取ってたまるかい」
「はあ、そうかねえ。じゃあ達人、もう一度自分の足元をよく見てみな」
「なんだと……、ああ!!」
 足元に目を落とした八十は慌てて右足を上げた。
「犬の糞なんか踏んだ奴はこの長屋にゃあ入れないよ! さっさと向こうの川で洗って出直しな!」
「ちくしょう! すぐ坊主の頭みてえに磨いてくるからな。しまった! またぞうりを履いちまった!」
「馬鹿だね、ついでに新しい草履も買ってきな! まったく、なにやってんだか……。
 苦笑いで八十の背中を見送ると、お美代は長屋の中を菊の家へと向かった。

 位牌に手を合わせたお美代は、ゆっくりと顔を上げてため息をつく。
「お蝶さんの初盆に手を合わせてるなんて、あたしゃ今も信じられませんよ。こうやってる間も、“お美代、またぞろ何しに来てんだい”、なんてその辺から出てきそうな気がして……」
 寂しげな笑みを浮かべて菊も頷く。
「本当に……。あの人がいなくなってからというもの、毎日の張り合いもなく、いっそのこと私も早くお蝶さんの傍へ行きたいと思っていたところ……、思いがけずこの上も無い幸せをいただきました」
 お美代は急いで仏壇の前から菊へ膝を寄せる。
「ほんとによかった。驚きもしたけど、あたしも嬉しくって……」
 お美代と菊が両手を握り合わせたところに、入り口で派手に心張棒の倒れる音が響いた。

「まあ、八十さん……」
 顔をしかめて心張棒を立てかける八十は、菊の顔を見て照れ笑いを浮かべた。
「いってえ……、うっかり泣き所でこいつを蹴っ飛ばしちまいやしてね。あはは……」
「どうしたのですか、そのような裸足で?」
 不思議そうに覗き込む菊の後ろからお美代も身を乗り出す。
「あ、来やがった。こんだどうした? 急所で心張棒を蹴ったのかい、あははは……」
「ばかやろう、急所で心張棒蹴る奴がどこにいるんだ」
「ちゃんとここにいるじゃないか。だって、泣き所で心張棒蹴ったって……」
「何言ってやがんだ。泣き所ったらこっちに決まってるじゃないか」
 八十は案山子のように片足を上げて向う脛をぱちぱちと叩いた。
「それに、急所は相手を泣かすとこだ。自分が泣いてどうするんでえ」
「へん、分かるもんか。お粗末なもんで自分が泣いてんじゃないかい?」
「なんだとう!」
「も、もう、おやめなさい!」
 睨み合った二人にとうとう菊が割って入る。
「いったい裸足でどうしたのですか? 八十さん……」
「い、いえね、お蝶さんの初盆にせめて線香の一本もと飛び出したんですが……、いやもっとも、家を出た時きゃ裸足じゃありませんよ、なのにこいつが柄杓で水撒きやがって」
 後ろで舌を出すお美代を睨むと、菊は八十に笑顔を向けた。
「よく分かりませんが、八十さん、ありがとう……。何もお構いできませんが、さあお上がりください」
「お上がりくださいって、こいつの足汚い……」
 お美代が上がり段の前に立ち塞がった時、
「どうぞ、おみ足をお洗いください」
 一人の女性が勝手場から姿を現した。

 年の頃は三十半ばだろうか、水桶を抱えて優しく微笑むその女性に八十の視線が固まった。
 庶民の身なりはしていたが、その品のある美しさと立ち居振る舞いに、八十はのろま人形のようにぎこちなく頭を下げる。
「あ、あ、ありがとうございやす。菊さん、こ、こちらは……?」
 土間に桶を置くその女性に、菊は優しい笑みを浮かべた。
「私の娘です。二日前に国元から出て参りました」
「鶴と申します。どうぞよろしくお願い致します」
 菊と鶴は顔を見合わせて嬉しそうに微笑みを交わす。
 八十は左手をぽんと叩いた。
「あはは……なるほど娘さん、鶴……? ええ!! 娘、鶴~!!」
 思わず菊は笑いをこらえて、片手で口元を抑えた。
「菊さん、またですかい~!?」
 呆気にとられた八十の足元にお美代は腰をかがめる。
「あっははは……、まあそういうことだよ。とにかく話は一本線香を上げてからだ。さあ洗ってあげるから汚い足を出しな」
「ちぇ、ここはお前んちじゃねえぞ……」
 まだぶつぶつ言い合いながら、お美代と八十は菊と鶴に続いて長屋の六畳一間に上がった。

「お蝶さんが亡くなった知らせを聞いて、お城の母上が江戸のお母様のお世話をしなさいと送り出してくれました」
 鶴の笑顔に、今度は息を合わせたように八十とお美代が頷く。
「それは有難いことですが、じゃあ今お城の方は……?」
「弟が二十半ばを過ぎ、私に代わって城主に就きました」
「弟……?」
 八十は腑に落ちないつぶやきを漏らした。
「義理のお母様は未だ剣の衰えを知らず、時折藩の指南役さえ教えを乞うほどです」
「なるほど、じゃあ義理の母上様は芝居本で拝見した桔梗様……そういうことですかい」
「ええ」
 鶴が菊譲りの涼やかな笑みを浮かべると、八十はその顔にじっと見入った。
「いやあこんな美しい娘さんがいらっしゃるとは。菊さんによく似ていらっしゃるが……」
「羅紗様の面影も……」
 菊のつぶやきに八十は大きく頷く。
「羅紗様の面影も相まって、はあ………この美しさは鬼に金棒ですぜ」
「なんて言い草だい……。でもほんと、遠く離れた二人のお母様の宝物だね……」
 それまで赤い顔でうつ向いていた鶴が顔を上げた。
「いえ……、私には四人の母がおります」
「四人?」
 鶴は訝し気なお美代と八十に口を開く。
「ええ。私に命を与え育ててくれた丹波の母上、そして我が身の分身として私を生んでくれた江戸のお母様、身を賭して私を守ってくれた義理の母上、最後に私をこの世に取り出してくださった、そしてとうとうお会いすることのなかった江戸のお母様……」
 鶴はじっとお蝶の位牌を見つめた。
「いや、よく言いなさった!」
「お蝶さんも、きっとあっちで喜んでますよ……」
 喧嘩友達が肩を並べて目頭を押さえる。
「いいえ、今日は一緒にここで喜んでいるのが私には分かります。そしてお蝶さんの他に、もう一人……」
「そうか、今日は盆の中日。しかし菊さん、もう一人って……」
 菊は位牌の横に置かれていた朱色の房をかざした。

「それは、まさか紫乃さんという人の……」
 菊は再び房をお蝶の脇に供える。
「若狭から江戸に帰った二年後。路銀を貯めた私とお蝶さんはやっと会津を尋ねました」
「まさかその店が……、あったんですかい?」
 目を丸くした八十に菊は頷いた。
「私は紫乃さんの脇差をその方に預けて、そして紫乃さんの代わりに大願成就したその方から朱色の房をいただいて帰りました」
 お美代と八十は言葉もなく菊の顔を見つめた。
「でも帰り際にその主人が突然泣き伏して、やっぱりあの時、私が通るのを紫乃さんに教えなければよかったと……」
 とうとう耐え切れぬ様に菊は目頭を押さえる。
 慌ててお美代と八十は茣蓙から腰を浮かせた。
「どうか、どうかお泣きにならないで……」
「そ、そうですとも。きっとその成り行きゃあ、はなっから……、もうはなっから決まってたんで……」
「決まってた……?」
 問いかける菊の眼差しから、八十は目を伏せた。
「日向があるから日陰もある、紫乃さんは何か喜びが生まれるのを感じてたのかもしれやせん。もう自分が推し量れねえ、ずっと先の世に……」
 長屋の一室に座った四人を沈黙が包み込んだ。

「申し訳ありやせん、妙なこと言いだしちまって。でも人の世にゃあ色んなことがあって、馬鹿なあっしなんかそうでも思わなきゃあ、生きちゃいけないんで……」
「八十さん……」
 涙で赤くなった菊の目が微かにほころぶ。
「じゃ、じゃあ、菊さんと鶴ちゃんが江戸で一緒に暮らすことになるのも、もう決まってたっていうのかい?」
「お、おうともよ。まだ乳飲み子の鶴ちゃんがこの長屋を出てって、こんなに別嬪になって帰ってくるのも決まってたんだよう」
 四人の顔にようやく笑みが浮かんだ。
「ようし、じゃあ今夜は鶴ちゃんと四人のお母様の……」
 そういってお美代が目を輝かすと、八十はその場に立ち上がる。
「鶴ちゃんと四人のお母ちゃんのお祝いだ!」
「あいよ、そうこなくっちゃ!」
「まあ……」
 腕まくりしたお美代に菊と鶴は目を丸くする。
「さあ忙しくなってきたぞ。お美代、おめえは肴を用意してくれ。俺あ一足先に場所を取っとくからな。遅れんなよ!」
 片袖を引っ張り上げて斜に構えた八十に、慌ててお美代は声を上げる。
「ああもう! いったいどこ行くんだい!」
「川沿いに永大の方に追ってきな。途中に陣取ってるから。さあ、よっとっと!!」
「ああ、八十のおじちゃん、危ない!!」
 勢いよくたたらを踏んで出ていく八十に慌てて鶴が叫ぶ。
 途端にけたたましい音がして、
「い、いて~!!」
 急いで菊が表に目を向けると、両目を手で覆った鶴の向こうで、再び心張棒を蹴飛ばした八十が褌もあらわに往来にひっくり返っていた。
「あっははは、馬鹿だねえ。向う脛だけに弁慶のつもりか、そのまま心張棒掴んで行っちまったよ。あはははは……」
 お美代につられて、つい菊も隣で小さな笑い声を漏らした。
 そして同時に、菊は後ろから背中を叩いて笑い転げるお蝶を感じたのである。

「ちょいと兄さん……」
 長屋の門から川端に出た八十に、市女笠を被った一人の女が声をかけた。
「あの家のお身内かい?」
「ああ、身内同然に出入りしてるもんだが、お前さんは?」
「お蝶さんの初盆と聞いたもんでね。兄さん悪いけど、このお酒をあげちゃあくれまいか?」
「いや、そいつは有難てえ。これからちょうど……、そうだ、よかったらあんたも一緒にどうだい?」
「そりゃあ嬉しいけど……」
 女の市女笠の前が上がると、年の頃は四十半ばだろうか、思いがけず色気のある年増の顔が覘いた。
 八十の喉が小さく波打つ。
「もう随分ご無沙汰したんでねえ。今更顔を出しにくいんだよ。それに商売柄、反目になったこともあるしね」
「ねえさん、何もそんなこと気にしなくても……。世の中にゃよくあることでさあ」
 片手で傘を上げたまま、女は八十の顔をじっと見つめた。
 若いころの浮名も不思議ではない、殺気さえ覚える色気が自ずと漂ってくる。
「兄さん、今日はほんとに嬉しい日だよ。ねえ、このお兄さんにお酒とそれから干物もあげておくれ」
「あいよ」
 それまで気が付かなかったが、川に向かって荷物を広げていたもう一人の女が立ち上がる。
 八十は一合枡の付いた酒の甕と、縄に連ねた数匹の干物を受け取った。
 珍しい川魚の干物は、まるで泳いでいるかのように鋭い金串で貫かれている。
「おねえさんがた、ありがとうよ。間違いなく渡すからな。そうだ、せめて名前だけでも教えちゃくれめえか」
「いいや、あたしたちゃ名乗るほどのものじゃないんでね。それじゃ、兄さん……」
 傘を上げて笑みを浮かべた女たちは、二人とも寸分たがわぬ顔をしていた。

 二人に背を向けた八十は、何となく温かい気持ちで川の右岸を永大橋へと下り始める。
「へえ珍しいな、美人双子か……。……ん? ……双子!!」
 八十が慌てて振り返った先に、もう双子の姿はどこかへ消えていた。
 “そんな、たった今までそこにいたのに……”
 呆然と立ち尽くす八十の耳に、どこからか賑やかな三味と太鼓のお囃子が聞こえてくる。
 ふと見ると、穏やかな隅田川を大きな屋形船が下っていく。
 “元禄の世じゃあるまいし、どこのお大尽だい。豪勢なこった”

 並木駒形 花川戸
 山谷堀からちょいとあがり
 長い土手をば通わんせ
 花魁がお待ちかね
 お客だよ お客だよ
 (あいあい~ あいあい~)

 花の吉原 仲の町
 太鼓まっしゃでおとりまき
 浮いた浮いたであがりゃんせ
 お二階でお手がなる
 お酒だよ お酒だよ
(あいあい~ あいあい~)
               江戸端唄より

 そろそろ日も傾いて、中の灯りに障子が白く浮かび上がる。
 その時ふと障子が引き開けられたかと思うと、中から双子の顔が覘いた。
「お、おい……」
 酒甕と干物を抱えて、つい八十の足の運びが早くなる。
「おい、その船、ちょっと待ってくれ!」
 小走りになった八十に向かって、双子の笑みが向けられる。
「ああ、危ない。そんなに急いじゃだめ」
「うふふ、大丈夫。もっとゆっくりお出でなさい」
 手を振る双子を八十は必死で追う。
 しかしゆっくりとした川の流れにも関わらず、一向に八十は船に近づくことが出来なかったのである。

 永代橋のたもとまで来たところで、八十はとうとうそのふらつく足を止めた。
 荒い息を吐きながら欄干に身を持たれる。
 徐々に上がった息が治まって来て、目の前では茜雲が川面に揺れている。
 八十は甕から小さな枡に酒を注いだ。

 枡酒と 元禄偲び 夕涼み

 緩やかな川の流れも、いつの間にか追う八十から遠くへ船を運んでいく。
 次第に華やかなお囃子も聞こえなくなり、町の雑踏も静けさに沈む。
 香しい甘露が何故か切なく胸に沁みて、八十はゆっくりと目を閉じた。

「まあきれい! あれは何でしょう?」
 隣の声にふと目を開くと、延々と続く提灯の下で対岸を彩る朱色の帯が目に入った。
「ああ、あれですかい? あれは露店のほおづきでさあ」
 並んで欄干に両肘を乗せた鶴に八十は答える。
「やっぱりこんなとこで油売ってやがった」
 野太い女の声に八十は振り返った。
 小脇に折りを抱えて睨むお美代の隣で、菊が笑っている。
「あはは、めっかっちまったか」
 再び八十の顔に笑みが浮かんだ。
「さあ参りましょうか、八十さん」
「ええ、今思い付きやしたが、あのほおづき市の下に陣取りやしょう。きれいどころとお酒とほおづき、これ以上の趣向はありやせんぜ、あっははは……」
「まあ、おっほほほ……」
 急に勢いづいた八十に、菊と鶴も笑い声を上げる。
「ようし、なんだか元気がなくて心配したけど、今夜はあたしがお酌して、とことん付き合ってあげるからね。さあ、行こうか!」
 折りを持たない方の手で腕を抱き込むと、お美代は八十を引っ張って橋を登っていく。
「ああ! いや、何もお前に面倒かけなくったって……。それに俺あ綺麗どころって……」
「なんだって!」
「い、いや、なんでもないんだけどね……。き、菊さん、助けて!」
「あははは、お母様」
 先行く二人を笑いながら鶴は後ろを振り返る。
「おほほは、では………参りましょうか」
 お蝶の温かみが身の内に蘇るとともに、菊は数十年を遡った物語の終わりを感じた。

 日向にそして日陰に、時を超えて女たちは咲き、そして散っていった。
 しかしいつの世も変わらず、悲喜こもごもの思いを浮かべて川は流れていく。
 そろそろ提灯の灯が川面に輝きを映すなか、菊たちの姿はいつしか江戸の人混みの中に消えていった。

(完)

元禄江戸異聞 根来(六十四)目次【マッチロック・ショー】フェアリーズ・パーティ(Ⅰ)

コメント一覧
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    • ––––––
      1. Mikiko
    • 2018/08/02 07:23
    • 大団円
       最近、あまり耳にしなくなりましたが……。
       「大団円」という言葉があります。
       “団"も“円"も丸のことで、それが重なるんですから「まん丸」です。
       しかもそれが、“大"なわけです。
       演劇や小説などの最後の場面が、まさに満月のようにめでたく収まる結末のことを、「大団円」と言います。
       テレビ時代劇でも、これが定番でした。
       主人公たちが、笑いながら街道を歩いて行くようなシーンに……。
       「終」の文字がズームアップしていく感じですかね。

       最期が「大団円」というのは、小説にとって、とても重要なことです。
       最期が辛いシーンだと、その小説を読み返す気になりませんから。
       最期が「大団円」と分かっていれば……。
       途中のハラハラを楽しみながら、最期まで安心して読み進められるわけです。
       わたしの『由美美弥』も、いつか最終回を迎えるときは……。
       必ず「大団円」で締めくくりたいと思ってます。

       ともあれ……。
       八十八十郎さま。
       長丁場の連載、お疲れさまでした。
       そして、ありがとうございました。

       続きは次のコメントで。

    • ––––––
      2. Mikiko
    • 2018/08/02 07:24
    • 大団円(つづき)
       『根来』の初回は、2015(平成27)年1月1日(http://mikikosroom.com/archives/2770811.html)。
       途中、2015年4月から2016年6月まで、1年2ヶ月の中断がありました。
       このときは、普段は聞こえないファンの方々の声が、たくさん聞こえて来ました。
       もちろん、再開を熱望する声でした。
       改めて、根強いファンの存在に感嘆したものです。
       再開後は、隔週連載にはなりましたが、途切れることなく今日の「大団円」を迎えることとなりませした。
       3年7ヶ月の長旅でした。
       もっとも、『元禄江戸異聞』をシリーズと捉えれば……。
       その初回は、2011(平成23)年10月27日から始まった『元禄江戸異聞(http://mikikosroom.com/archives/2770685.html)』。
       今から、7年前のことでした。
       その後、2011(平成23)年12月15日からの『続元禄江戸異聞(http://mikikosroom.com/archives/2770692.html)』に続き……。
       現シリーズ『元禄江戸異聞 根来』で完結に至るわけです。

       壮大な物語ですので、あらすじを辿るのも一苦労です。
       『元禄江戸異聞・根来(四)http://mikikosroom.com/archives/2770814.html』に、「~これまでのあらすじ~」がありますので、参考になるかと思います。
       また、『元禄江戸異聞・根来(四十一)http://mikikosroom.com/archives/24818201.html』には、「登場人物紹介」があります。

       次作は未定ですが、ファンの皆様と共に、心からお待ちしております。
       改めまして……。
       お疲れさまでした!m(_ _)m

    • ––––––
      3. 八十郎
    • 2018/08/02 21:36
    • 今回最終章を載せていただくことになりました。

      長い中断を挟んでここまでたどり着けたのは、稚拙な文章にもかかわらず折に触れ目を通していただいた皆様と、手を差し伸べてくれたMikikoさんのおかげだと思います。
      心よりお礼を申し上げます。

      3年7か月が過ぎたのですね。
      この「根来」だけは他と違って、初めて個人のご希望に応えて書き始めたものです。
      その方は官能小説界の”Nica"、Mikikoさんです。(笑)

      時代物がいい、という”Nica's Dream”のために、では続々編でいきましょうか、というのがきっかけでした。
      楽しい夢をありがとうございました。

      また舟が近づいてお囃子が聞こえてきたら、またこちらでお会いすることを楽しみにしております。

      皆さま、Mikikoさん、本当にありがとうございました。

               八十八十郎




    • ––––––
      4. Mikiko
    • 2018/08/03 07:37
    • 夢の途中
       “Nica"。
       知りませんでした。
       一瞬、ニカラグア人のことかと首を捻りましたが……。
       明らかに違うと思われるので、調べました。

       『Nica's Dream』は……。
       ↓ジャズのスタンダードナンバーだったんですね。
      https://www.youtube.com/watch?v=GnJkEGI880s&feature=youtu.be

       “Nica"とは……。
       『Pannonica de Koenigswarter(1913-1988)パノニカ・ドゥ・コーニングスウォーター』という、ジャズのパトロン、後援者であった女性のことだそうです。

       ↓詳しくはこちらを。
      https://ameblo.jp/mlle-pen/entry-11404045479.html

       わたしの言葉が、この素晴らしい作品『根来』を生み出すきっかけとなったとしたら……。
       これ以上の喜びはありません。

       “Nica"の夢は、まだ途中です。
       昨日は、長岡の大花火大会でした。
       信濃川の河川敷で行われます。
       花火を終え、静かになった川面の向こうから……。
       お囃子が聞こえてくる日を、心よりお待ちしております。

    • ––––––
      5. 手羽崎 鶏造
    • 2018/08/04 06:33
    • 愉しく読ませていただいておりました。
      ぜひ、再来をお待ち申しております。
      訳ありの男装の美剣士なんて、ぜひ
      見てみたいテーマです。
      ありがとうございました
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