2018.3.4(日)
万里亜を見あげる。
腰を揺すられているので、万里亜の顔が揺らいで見えた。
厚ぼったい唇が、アヒルの嘴めいた形を作る。
万里亜の頬には、笑窪ができていた。
唾を溜めているのだ。
美弥子は、大きく口を開いた。
餌をねだる雛のように。
じゅるじゅるじゅるじゅる。
水飴に銀の小粒をまぶしたような唾の糸が、真っ直ぐに降りて来た。
口中に迎える。
喉を鳴らして呑みこむ。
「あぁぁぁぁ。
美弥子さん、イクわよ。
いぃ?
いぃ?」
「はひ」
「亜衣ちゃん、介錯、お願い」
万里亜の尻越しに見える亜衣が、万里亜に応えてうなずいた。
“かいしゃく”とは、いったい何だろう。
しかし、美弥子の思考は、すでに答えを求める意思を失っていた。
万里亜がさらに抱きついてきた。
頬同士が密着する。
美弥子も応え、全身の肌で万里亜を抱きしめた。
「イ、イクイク!」
万里亜が、甲高い声をあげた。
「あぎゃ!」
万里亜の顔が跳ねあがった。
中空を見据えている。
しかしそれはすでに、人の顔ではなかった。
表情が破裂していた。
何が起きたのか……。
しかし、次の瞬間、万里亜に起きた事態が飲みこめた。
「ぎゃん!」
美弥子の声だった。
肛門だ。
亜衣の力んだ顔が、万里亜の肩越しに見えた。
亜衣の指が、肛門を深々と貫いたのだ。
「が!」
美弥子の瞳が裏返り、視界が消失した。
腰を揺すられているので、万里亜の顔が揺らいで見えた。
厚ぼったい唇が、アヒルの嘴めいた形を作る。
万里亜の頬には、笑窪ができていた。
唾を溜めているのだ。
美弥子は、大きく口を開いた。
餌をねだる雛のように。
じゅるじゅるじゅるじゅる。
水飴に銀の小粒をまぶしたような唾の糸が、真っ直ぐに降りて来た。
口中に迎える。
喉を鳴らして呑みこむ。
「あぁぁぁぁ。
美弥子さん、イクわよ。
いぃ?
いぃ?」
「はひ」
「亜衣ちゃん、介錯、お願い」
万里亜の尻越しに見える亜衣が、万里亜に応えてうなずいた。
“かいしゃく”とは、いったい何だろう。
しかし、美弥子の思考は、すでに答えを求める意思を失っていた。
万里亜がさらに抱きついてきた。
頬同士が密着する。
美弥子も応え、全身の肌で万里亜を抱きしめた。
「イ、イクイク!」
万里亜が、甲高い声をあげた。
「あぎゃ!」
万里亜の顔が跳ねあがった。
中空を見据えている。
しかしそれはすでに、人の顔ではなかった。
表情が破裂していた。
何が起きたのか……。
しかし、次の瞬間、万里亜に起きた事態が飲みこめた。
「ぎゃん!」
美弥子の声だった。
肛門だ。
亜衣の力んだ顔が、万里亜の肩越しに見えた。
亜衣の指が、肛門を深々と貫いたのだ。
「が!」
美弥子の瞳が裏返り、視界が消失した。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2018/03/04 08:13
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本日は初夏一歩手前
予報によると、最高気温は17度。
新潟市の過去の気象データ(http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/nml_sfc_d.php?prec_no=54&block_no=47604&year=&month=4&day=&view=p1)を見ると……。
4月20日くらいの最高気温です。
ヤエザクラが満開なころです。
今日はお天気も良さそうで、午前中は太陽がサンサンみたいです。
となれば!
自転車散歩に出ないわけにはいきません。
もちろん、今年初です!
今年どころか、去年最後に行ったのが、たぶん10月だったと思います。
11月は、週末のお天気が悪く……。
結局、そのまま冬に入ってしまったのです。
なので、4ヶ月以上ぶりということになります。
しかし、1週間前とは、街の景色がまったく変わってしまいました。
1週間前は、まだ雪の中でしたから。
わくわくします。
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2. 手羽崎 鶏造- 2018/03/09 03:55
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「アヒルのような唇」。
あくまでも主観ですが、唇の厚い
女性って、エッチな方が多いように
思っています。
(下のクチビルとカンケイがあるのか
どうかは?分かりません)
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3. Mikiko- 2018/03/09 07:34
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唇の厚い女性は……
愛情豊かな人が多いとのこと(人相占いの所見です)。
愛情が豊かということは……。
セックスに関しても濃厚ということなんじゃないでしょうか。