Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
コメントログ34(831~855)
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由美と美弥子 831
★Mikiko
10/28/2011 07:35:39
□東北に行こう!(272-1/3)
み「じゃ、いいわね。
 店員さん、それじゃ復唱しますよ。
 まず、冷たいお蕎麦ね。
 『早駆け』」
早駆け

み「え?
 『ひやがけ』です?
 それよ、それ。
 それ2つと……。
 飛良泉の大徳利をひとつね。
 うーむ、今さらながら思いついたが……。
 この、復唱ってパターンはいいよな。
 行が稼げる」
律「なに独りごと言ってんのよ」
店「お猪口は、いくつお持ちしましょう?」
み「いくつお持ちしてもタダなわけね?」
店「はい」
み「そんなら……。
 100万個くらい、持ってきてくださる?」
律「Mikiちゃん!
 すみません、酔っぱらいで。
 お猪口は、3つお願いします」
お猪口は、3つお願いします

み「何で3つなのよ?」
律「お隣にもお裾分けしなきゃならないでしょ。
 これからまた、お話してくださるんだから」
み「マスミン、遠慮しなさい」
老「家訓により……。
 勧められた酒を断ることは、固く禁じられておる」
勧められた酒を断ることは、固く禁じられておる

み「ウソこけ!
 まぁ、いいや。
 ただし、お猪口の底に、2ミリだけね」
お猪口の底に、2ミリだけね
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★Mikiko
10/28/2011 07:36:27
□東北に行こう!(272-2/3)
律「セコイこと言うんじゃないの」
み「話が面白かったら、注ぎ足してやる。
 早く、語りんしゃい」
老「どこの言葉じゃ?」
み「蕎麦が来る前に語り終えよ」
老「それでは、先を急ぎ申そう。
 今から200年と少し前、江戸時代後期のことじゃ。
 寛政年間(1789~1800)の終わりころになる」
「和暦西暦相互変換」
↑「和暦西暦相互変換」というフリーソフト。結構便利です。

老「西馬音内(にしもない)に、弥助という少年がおった」
み「たんま。
 まず、その“にしもない”ってどこよ?
 “西も無い”なら“東も無い”わけ?」
老「だいぶ回ってきたのではないか?」
だいぶ回ってきたのではないか?
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★Mikiko
10/28/2011 07:36:55
□東北に行こう!(272-3/3)
老「“にし”は確かに、東西の西じゃが……。
 “もない”は、少し変わった字を書く。
 動物の“馬”に、音楽の“音”、内外の“内”で、“もない”と読ませる。
 当て字じゃろうがの」
み「なんで?」
老「最後に付いた、“内(ない)”じゃよ。
 これは、明らかにアイヌ語じゃな」
これは、明らかにアイヌ語じゃな

老「秋田には、毛馬内(けまない)という土地もある」
秋田には、毛馬内(けまない)という土地もある

老「お尻に“内(ない)”の付く地名は、アイヌ語である可能性が高いんじゃ」
北海道の札沼線(学園都市線)「石狩当別ー新十津川間」にある駅
↑北海道の札沼線(学園都市線)「石狩当別ー新十津川間」にある駅

 続きは、次回。
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☆水色評論家HQ
10/28/2011 08:45:01
□♪恋は水色 空と海の色
おー、お懐かしや(といっても登場は7回前だが)。
水色スーツの便臭の女性。
トイレで何やってんだあ、鍵もかけずに。
何ってあれしかなかろう。
それにしてもなんだあ。
スーツの下にハイレグ?
海行きの列車ならともかく、高原列車でっせ。

ん、まてよ。
そしたら以前(823回)の予想①~④は、全くの大外れでもないということに……。
いやいやわからん。
なんせ“うっちゃりMikiko”の作品だからなあ。
下手な予想はことごとく外れる。
明日を待て!


水色といいますと……。
「水色の手紙」はあべ静江
「水色の雨」は八神純子
「恋は水色」は天地真理
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☆ハーレクイン
10/28/2011 09:31:44
□酔っ払いマスミンのアイヌ語
たしかに復唱は行が稼げるであろうが、
こちらとしては突っ込みようがないので困る。

100万個の猪口か。
酒は2合(360㎝3)。
360÷1,000,000=0.00036㎝3=0.36mm3
1mm3は一辺が1mmのサイコロの体積だから、猪口1個当たり1滴も当らんのう。
(何をしょうもない計算を)
(いっつも思うんやけど、なんで上付き文字使えんのや)

マスミン、なかなか立派な家訓ですなあ。
御先祖の人柄がしのばれまする。
(ただの酔っ払いやろ)
(これ!)

おー。
アイヌのお姉ちゃん、可愛いぞ。
何してるんやろ。
お尻に“内(ない)”の付く地名はアイヌ語。
へー、知りませんでした。
あー、びっくりした「学園都市線」。
なんで大阪にアイヌ語の駅名が、と思ったら大阪のは「学研都市線」だった。
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★Mikiko
10/28/2011 20:20:06
□相変わらず……
 粗忽なおっさんですね。
 スーツの下に、ハイレグ水着など着てるわけなかろう。
 水着の跡が付いてるんです!

 学研といえば、「科学」と「学習」。
 付録が楽しみだったなぁ。
 「科学」の付録は……。
 組み立て段階で失敗することがほとんどでしたけどね。
 説明書きをろくに読まないんだから、当然でしょうけど。
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☆ハーレクイン
10/28/2011 22:34:15
□はあ~、なるほど
水着ではなくて水着の跡かあ。
そらそうだな。水着来てたら「目に痛いほど白」い尻が見えるわけないわな。
ん、ということは、水色スーツ便臭女、ショーツも履いていない、ということに……。


かなりの「学研」違いと思うが。

確かに昔の学習雑誌とかには、付録がついてたよなあ。
あれは楽しかった。
今の子は、ああいう楽しみは知らんだろうなあ。


>説明書きをろくに読まない……。

ひょっとしてMikikoさん、電気器具の取扱説明書とかを読まずに捨てちゃう人ですかあ。
うちの家人もそうなので、あぶなくてしょうがない。
「取説」は私が管理しています。
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★Mikiko
10/28/2011 22:55:34
□ふむ
 書き方が曖昧だったかも知れませんね。
 ちゃんと、下半身丸出しって書けば良かったかな。
 自分の中で映像が見えてると、描写が疎かになってしまうのかも。
 「放課後のむこうがわ」みたいに、先様から与えられた絵は、一生懸命描写するんだけどね。
 ちょっと気をつけなきゃならんな。

 取扱説明書なんかは、読んだことありませんね。
 実物をいじくりまわして、なんとか動かしとる。
 思うように動かない場合は……。
 叩く。
 それでもダメなら……。
 蹴る。
 わたしの部屋では、わたしが女王さま。
 思う様、癇癪玉を破裂させてます。
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☆ハーレクイン
10/28/2011 23:07:17
□取扱説明書
そっちのけで殴る蹴るの乱暴狼藉。
可哀想に……電気器具ちゃん。
PCに対してもその調子なのかなあ。
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☆海苔P
10/29/2011 03:46:30
□力が入ってますね!
拾い画像集めに飽き足らず。
拾い画像に細工までするなんて・・・
全力で走りすぎて疲れてダウンしないでね!


>書き方が曖昧だったかも知れませんね。

そんなこと無いよ!
前夜の酒が残っていてHQさんの頭が正常ではなかったのではないでしょうか。
あっ!ごめん!逆かもしれないね!
アルコールが抜けていて、頭が正常だったから機能しなかったのかも・・・
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☆ハーレクイン
10/29/2011 07:14:32
□細工した画像って……
どれだあ。
ひょっとして、酔眼のフクロウが首振ってるやつか。


>海苔ピーさん

どうも好き放題言われてるなあ。
子供の頃、プールに行くときはズボンの下に海パンを穿いて行ったのだよ。
すぐにプールに入れるようになあ。
まさか、帰りはそうもいかんが。
それを反射的に思い出してしまったのだ。
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★Mikiko
10/29/2011 07:44:48
□ハーレクインさん&海苔ピーさん
> ハーレクインさん

 電気製品と云うのは……。
 人に仕える奴隷です。
 言うことを聞かなければ、殴る蹴るは当然のこと。
 PCは頭脳労働担当なので、そこまで邪険には扱いません。
 動かなくなったら……。
 二階から投げ落とすかも知れませんが。

 画像は、家訓の額に決まってるでしょ。


> 海苔ピーさん

 そのまま使える画像が無ければ……。
 手を入れることも厭わない。
 見上げたサービス精神でしょ?
 地図画像には、地名をわかりやすく入れるようにしてるし。
 とにかく……。
 時間がかかってタイヘンなのよ。
 でも、酒量を減らしてくれるありがたい作業とも云えるのじゃ。

 女性が、ハイレグ水着を着てるように受け取られたのには……。
 正直、驚きました。
 どうやら、HQ脳の特殊なシナプスによるものだったようですね。

由美と美弥子 832
★Mikiko
10/29/2011 07:50:48
□東北に行こう!(273-1/4)
老「アイヌ語で“ナイ(nay)”は、川を意味するからの」
アイヌ語で“ナイ(nay)”は、川を意味する

老「北海道には……。
 岩内(いわない)、木古内(きこない)、歌志内(うたしない)、稚内(わっかない)……」
岩内(いわない)、木古内(きこない)、歌志内(うたしない)、稚内(わっかない)

老「山ほどあるぞ」
み「川も、山ほどあるって云うのか?」
律「茶々入れないの」
新潟の一口饅頭(1個10円です)
↑新潟の一口饅頭(1個10円です)

老「馬音内(もない)は、真ん中に“音”が入っておるから……。
 元々は、“まおんない”とでも呼ばれた地名じゃろうな」
み「“まおんない”が詰まって、“もない”に変化したってわけね」
老「そうじゃ」
み「西馬音内(にしもない)って、秋田のどこらへんよ?」
老「例の象潟の真東に当たるな」
象潟の真東に当たる
-----
★Mikiko
10/29/2011 07:51:41
□東北に行こう!(273-2/4)
み「近いわけ?」
老「直線距離にすれば、50㎞も無いじゃろ。
 しかし、間には出羽山地が聳えておるから……。
 真っ直ぐ抜けるルートは無いがな」
み「鉄道で云うと、何線?」
老「羽後交通の雄勝線が通っておったころは……。
 西馬音内という駅があった」
西馬音内という駅があった

 上の写真は、在りし日の「西馬音内駅」。
 タイムスリップして行ってみたいものです。
 画像は、こちらのページから拝借しました。
 『地方私鉄 1960年代の回想』というサイトさんです。
 今は無き、新潟交通の路面電車も載ってました(こちら)。
新潟交通の路面電車
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★Mikiko
10/29/2011 07:52:07
□東北に行こう!(273-3/4)
 お話を続けます。

老「残念ながら、雄勝線は昭和48年に全線廃止となり……。
 今は、奥羽本線の湯沢が最寄り駅になってしもうた。
 湯沢駅からは、10キロもある」
湯沢駅からは、10キロもある

老「羽後交通のバスで、20分じゃな」
羽後交通のバスで、20分

み「不便そうなとこだね」
老「不便なところこそ、良いものが残されておるものじゃ」
み「そう言えば……。
 由美ちゃんと行った大内宿も不便だったな」
大内宿も不便だった
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★Mikiko
10/29/2011 07:52:41
□東北に行こう!(273-4/4)
み「西馬音内も、山の中?」
老「出羽山地を下った川が、扇状地となって横手盆地に出るあたりになる」
み「なるほど。
 “内”が付いてるから、川があるわけね。
 何て川?」
老「山を下ってくるのは、西馬音内川じゃが……。
 流れはすぐに、秋田を代表する川、雄物川に合流する」
み「え?
 雄物川って、この秋田市で海に出てるんだよね?」
雄物川って、この秋田市で海に出てる

律「そうだったわね。
 セリオンから見えたもの」
セリオンから見えた旧雄物川(現秋田運河)河口
↑セリオンから見えた旧雄物川(現秋田運河)河口

み「湯沢って、山形県境の方でしょ?」
湯沢って、山形県境の方でしょ?

 続きは、次回。
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☆ハーレクイン
10/29/2011 08:03:43
□♪水色は 涙色……
>「露出行為には当たらないわ」

そうかなあ。
どう見ても確信犯的な露出行為だと思うが。


さあ、またも登場、新人変態女。
あ、由美美弥の登場人物は、全員変態だったな。
水色スーツ便臭オナニー女。
長いな。
“水色の女”
これでどや!
(だから、勝手に命名すんなって)
-----
☆ハーレクイン
10/29/2011 08:41:00
□「ナイ」はアイヌ語で川
勉強になるなあ、旅行倶楽部「東北に行こう!」
コンセプトは「お金がなくても、旅に出よう!」

Mikiko’s Roomに巡り合った当初は、これ本当の旅行記だと思ってた。
なつかしいなあ。


いやあ、Mikikoさん。
懐かしの電車情報、有難う。
一応、鉄っちゃんの私としては見とれてしまいましたよ。

新潟に路面電車あったんですねえ。
大阪でもほとんどなくなっちゃいましたが、唯一、大阪市と堺市を結ぶ阪堺電気軌道、通称阪堺電車がまだ健在で走っています。
たまに、用もないのに乗りに行きます。

例の、大阪市と堺市の間を流れる大和川(やまとがわ)。
この大和川に架かる鉄橋を、古びた、1両だけの路面電車に乗ってごんごんと渡るのはええもんですわ。

そういえば、富山にもあったなあ。路面電車。
まだあるのかなあ。
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☆八十八十郎
10/29/2011 11:47:42
□いつも思うけど
このコラム作り凄いなあ。
僕など何をどうすればこんな風に作れるのか、
さっぱり解らない。(笑)

路面電車、熊本にはまだありますが、
新潟はもう無くなっちゃったのか。
僕は路面電車便利だと思うんだけど、
どこも赤字らしいですねえ。

九州では博多はもう随分前に廃止されて、
他に長崎と鹿児島には残ってます。
長崎と鹿児島はまた、景観的に路面電車が似合うね。

話は違うが、先日のテレビで、
新潟には川の立体交差があるのには驚いた。
あれは何処にも他にないだろうな。
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★Mikiko
10/29/2011 13:17:56
□ハーレクインさん&八十八十郎さん
> ハーレクインさん

 確かに……。
 露出行為の一種ではあるわな。
 ただし、犯罪にはならんでしょ。

 ほんとうに、「本当の旅行記」だと思ってたわけ?
 最初のころの旅の相方は、全美貞(プロゴルファー)だったんですよ。

 新潟の路面電車。
 実は、一度も乗ったことがありません。
 廃止されたのは、1999年なので……。
 乗るチャンスは、いくらでもあったんですけどね。
 今にして思えば、一度くらい乗っておけば良かったと思いますが……。
 用もないのに交通機関に乗るという発想は、まったく持ちあわせてなかった。


> 八十八十郎さん

 川の立体交差は、これですね。
川の立体交差は、これ

 下を流れる川が、新川。
 上を渡る川が、西川。
 水路橋と云うようです。
 名前からもわかるとおり、新川のほうが後に出来たんです。
 新川は、悪水を抜くための排水路でした。
 立体交差が完成したのは、文政3年(1820年)のこと。
 西川の川底に、底樋(そこひ)と呼ばれる木製の筒を埋設し、西川と交差させたんですね。
 当時、十返舎一九も見学に来て、『滑稽旅加羅寿』で江戸にも紹介されたとか。
-----
☆海苔P
10/29/2011 14:48:00
□最近の路面電車は・・・
HQさんが言っている。
阪堺電車は地元では「ちんちん電車」と呼ばれています。
よく行くお店から走ってる路面電車が見えるんです。
子供達が居ると路面電車が通るとはしゃぎだして大騒ぎします。
店の人も周りの大人たちも、その光景を微笑ましく眺めています。
その路面電車の形は変わりませんが姿が変わりましたね!
最近は昔ながらの車両を見ることがないです。
広告塔の様な派手な車両が多いです。

私は一度だけ乗りました。

どうも由美美弥は匂いフェチの人間が多いな~!
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☆八十八十郎
10/29/2011 14:55:21
□いやあ~
文政3年、1820年。
それは凄い!
当時もすごい技術があったんだなあ。

テレビの画面やこの画像で見ると、
下の川が従来の本物に見えるんだけど、
大したもんだ。

滑稽旅加羅寿も面白そうだ。

いや~有難うございました。
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☆還暦過のアル中オヤジ
10/29/2011 16:27:13
□Mikikoさん&八十八十郎さん&海苔ピーさん
>Mikikoさん

ほんとうに「本当の旅行記」と思ってました。
だって、北海道の時のお相手は、

>全美貞“みたいな”色白の大柄女性

ってありますやん。
まさかご本人を設定されているとは考えませんよ。

あ、架空旅行なのか、と気づいたのはどのあたりかなあ。もう記憶にありません。
福島の時点ではさすがに気付いていたはず。由美ちゃんが出てきましたからね。この福島あたりから旅行倶楽部は好調、快調、絶好調。
架空旅行記、という新たなジャンルを文学界に確立し、激走、爆走、暴走、妄想……。

特に印象に残るのは、以前にも触れさせていただきましたが「日出谷駅でのとりめし弁当争奪戦」のエピソード。
このあたりから、紙上旅行倶楽部は確固たる地歩を固めたと思います。

そして美弥ちゃんとの高知・大分旅行でさらにヒートアップ。
で、今現在、東北秋田で“トッピングを乗せたケーキ”というさらに斬新なスタンスを得て、東北だけでなんと! 現在273回というギネス級の連載回数を記録しております。

それにしても今回の秋田の旅。
菅江真澄翁マスミンという語り部を得たことも大きい。
この手法も特筆すべきでしょう。

ということで、連載300回を目前にする東北旅行を記念し、あらためて紙上旅行倶楽部の思い出を語らせていただきました。
ご清聴、感謝申し上げます。


>用もないのに交通機関に乗る

というのは、たとえそれが近場であろうと、日常を離れた「旅行」ですね


えー、例のブツ。
メールで送らせていただきました。


>八十八十郎さん

川の立体交差、というのは本当にすごいですね。
上を流れる方が、運河などの人工水路ならともかく、自然の川なんですよね。しかも完成したのが江戸期、明治維新の50年も前。
本当にたいしたもんだ。


>海苔ピーさん

昔の大阪は、本当に路面電車が発達していました。
大阪市電をはじめ、阪神北大阪線、阪神国道線、南海平野(ひらの)線、南海天王寺支線(こいつは飛田のど真ん中を走っていた)……。軒並み廃線になりました。

今、路面電車は阪堺電車と、大阪ではありませんが、京都と滋賀の大津を結ぶ京阪電車の京津線くらいですかねえ。

仰せの「ちんちん電車」。
もちろん「ちんこ電車」という意味ではありません。
警笛代わりに小さな鐘を鳴らすんですよね。
でこれが“チンチン”と聞こえるので「ちんちん電車」


『電車ごっこ』
作詞:井上赳
作曲:信時潔
文部省唱歌

♪運転手は君だ
 車掌は僕だ
 あとの四人が電車のお客
 お乗りはお早く
 動きます「ちーんちん」
-----
★Mikiko
10/29/2011 20:30:57
□海苔ピーさん&八十八十郎さん&還暦過のアル中オヤジさん
> 海苔ピーさん

 お店から見える「ちんちん電車」。
 いい場面ですね。
 乗ってる人と、目があったりするんじゃないの?

 匂いフェチで思い出しましたが……。
 乗り物って、独特の匂いがありますよね。
 子供のころは、乗り物酔いが酷かったので……。
 観光バスの臭いが大嫌いでした。

 匂いの記憶って、かなり残ってるように思います。
 去年だったか……。
 町を自転車で走ってたら……。
 運動会の匂いがする、って思ったんです。
 しばらく走ると……。
 実際に、小学校で運動会をやってました。


> 八十八十郎

 今、タイでは大変なことになってますが……。
 昔の新潟では、ああいうことが、しょっちゅうあったんだと思います。
 滞留する水を抜くのは、まさしく住民たちの悲願だったんでしょうね。
 既存の川底を掘ってまで、排水路を通そうとしたんですから。

 こちらのサイトに、詳しいことが書かれてました。

 川が立体交差したのは、地域同士の利害が折り合わなかったためのようです。


> 還暦過のアル中オヤジさん

 「日出谷駅でのとりめし弁当争奪戦」は、わたしも印象に残ってます。
 あのエピソードから、書き方が変わりましたからね。

 菅江真澄翁は……。
 あまりにも便利な存在なので、完全にレギュラー化です。
 マスミンがいなければ、ウンチクは地の文で書かなきゃなりません。
 「み」が、そんなに知識があったらヘンですからね。
 会話でウンチクを語らせると、行が稼げるんですよ。
 相槌打つだけで1行ですからね。
 もー止められませんわい。

 ブツは確かに受領しました。
 あとでゆっくり読ませていただきます。
-----
☆海苔ピー
10/30/2011 00:11:09

>乗り物って、独特の匂いがありますよね。

>観光バスの臭いが大嫌いでした。

海苔ピーも観光バスや市バスの臭いが駄目で乗り物酔いしました。

必ず付き合う時に車持ちには言うんだけど、車の芳香剤は置かないでね!
あの匂いで酔うから、お願いするんだ!
-----
★Mikiko
10/30/2011 07:27:16
□確かに……
 甘い香りの芳香剤は、窓開けたくなるよね。
 自分の車には、もちろん置いてません。

 車酔いを感じない方法は……。
 お酒を飲む。
 そうすれば、お酒で酔ってるのか車に酔ってるのか、わからんくなるぞ。
 気持ち悪いのは一緒かも知れんが。

 あとは、シーバンドですね。
シーバンド
-----
☆八十八十郎
10/30/2011 10:10:57
□なるほど
昔、新潟の無図の被害が
深刻だったという事も窺えますね。

しかし一念岩をも通すと言うけど、
川を宙に浮かべちゃったんだからねえ。

関連サイト紹介、ありがとう。

由美と美弥子 833
★Mikiko
10/30/2011 07:39:33
□東北に行こう!(274-1/3)
老「雄物川の源流は、出羽山地の大仙山じゃ」
雄物川の源流は、出羽山地の大仙山

老「横手盆地に出た流れは北西に向かい、秋田市で海に出ておる」
横手盆地に出た流れは北西に向かい、秋田市で海に出ておる

み「横手盆地?
 横手って……。
 十文字の近くじゃない?(『東北に行こう!(5)』参照)」
老「ほー。
 十文字を知っておるか。
 湯沢駅からは、2駅じゃよ」
み「今朝は、朝ラーだったんだよ。
 “十文字中華そば”」
十文字中華そば

老「それはまた、妙な偶然じゃの。
 夕食にはまた、そのすぐ近くの西馬音内の蕎麦を食べるわけじゃな」
み「その横手盆地とこの秋田市は、雄物川で繋がってるってわけよね。
 確かに、不思議だね」
律「西馬音内って、市なんですか?」
老「いやいや。
 市町村で云うと、雄勝郡の羽後町になる」
雄勝郡の羽後町
-----
★Mikiko
10/30/2011 07:40:39
□東北に行こう!(274-2/3)
老「その中の一地区が、西馬音内というわけじゃ」
み「あ、わかった。
 平成の大合併で、西馬音内町が吸収されちゃったんだね」
老「いやいや。
 羽後町は、合併してできた町ではない。
 西馬音内は、もともと地区の名前じゃよ。
 ここは……。
 お盆に行くと、すごいものが見れるぞ」
み「何よ?」
老「盆といえば、盆踊りであろう」
盆といえば、盆踊り

み「何で、盆踊りがすごいのよ?」
老「『西馬音内盆踊り』は、日本三大盆踊りのひとつとされておる」
『西馬音内盆踊り』は、日本三大盆踊りのひとつ

み「へー。
 あとの2つって、どこよ?」
老「岐阜の『群上おどり』と……」
岐阜の『群上おどり』

老「徳島の『阿波踊り』じゃ」
徳島の『阿波踊り』
-----
★Mikiko
10/30/2011 07:41:29
□東北に行こう!(274-3/3)
み「げ。
 どっちも、超弩級のビッグネームじゃん。
 『西馬音内盆踊り』って、そんなに有名なんだ」
老「踊りの中には、自分も輪に入りたくなる踊りもあるが……。
 『西馬音内盆踊り』は、黙って見ていたい踊りじゃな」
み「へー。
 どんな見所があるの?」
老「まずは、衣装じゃな。
 大きく分けて、二種類の衣装がある。
 一つは、端縫いの着物に鳥追い笠」
端縫いの着物に鳥追い笠

老「これは主に、成人女性が着る」
み「“はぬい”って何よ?」
老「さまざまな絹布を継ぎ合わせてあるんじゃよ」
さまざまな絹布を継ぎ合わせてある

老「端切れを繋げることから、昔は“はぎ衣装”とも呼ばれた。
 代々、母から娘に伝えられてきた着物を……。
 継ぎ合わせて、再びひとつの着物に仕立てたものじゃな」
継ぎ合わせて、再びひとつの着物に仕立てたもの

 続きは、次回。
-----
☆ハーレクイン
10/30/2011 08:16:53
□♪あ~ 水色の雨
えー、ということで823回の予想は一応、
② 中から知り合いが出てくる→
④ ②の続き、中でやる。
ということで、見事逆転大正解。
9回裏2死、代打満塁逆転サヨナラホームラン!

で結局、水色女のオナニーショウ。
オナニーが続くな。
水色女、白目剥いちまったしなあ。
由美ちゃんとの絡みはなしか。

まだわからんがな。
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☆ハーレクイン
10/30/2011 09:01:58
□♪ハア~踊りおどるなら……あれ?
西馬音内の盆踊りは「日本三大盆踊り」の一つ。
これは知りませんでした。

郡上おどりは岐阜県郡上八幡。
こちらは逆に、観客も一緒に踊るタイプですな。
郡上おどりは“見た”ことあります。
  (踊らんかったんかい!)
いや、山帰りに立ち寄ったんで足元は登山靴。
とても踊れたもんじゃない。隣の人の足でもふんだら大変やし。
時間もないし、ということで、ほんの短時間見ただけでした。
ちょっと残念。

それにしても西馬音内の盆踊り。
ポスターの姐さんがた。
着物の襟抜いて鳥追い笠。
どう見てもプロに見えるんですけど、やはりどこぞの芸者衆?
それともこれが正式な衣装かなあ。

「端縫い」「はぎ衣装」か。
物を大事にする、大事に伝える。
うむ、立派な心がけじゃ。


しかし有名なんですね西馬音内。
「にしもない」で検索かけたら一発で出ましたよ。
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★Mikiko
10/30/2011 12:45:27
□代打満塁逆転サヨナラホームラン!
 かどうかについては……。
 まだ、審判の腕は回ってません。
 背中を向けて、ポール際の打球を見定めてるとこですね。

 『西馬音内盆踊り』は、わたしも今回初めて知りましたが……。
 ネット上の情報が多いのには、驚きました。
 『郡上おどり』より多いんじゃないでしょうか。

 端縫い衣装は、ほんとに綺麗です。
 でも……。
 お盆の衣装としては、暑いでしょうね。
 昼間は、とても踊れないよな。
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☆ハーレクイン
10/30/2011 13:58:48
□西馬音内の本塁打
打った―、レフト線上がった―、大きいー。
飛距離は十分、しかしレフト線ぎりぎり。
入るか、入るか、レフトポールを巻いて入るか。
レフト線審、背中を向けて打球を見極めている。
入るか、入るか。
入れば日本プロ野球史上、9本目の代打満塁逆転サヨナラホームラン!
さあ、どうだ!!


西馬音内の「端縫い」、絹らしいですね。
見事なものです。
小さな女の子でも着たがるでしょうね。
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☆海苔ピー
10/30/2011 17:57:37
□はい!はい!先生!
面白くするなら
水色女が生徒会長で
美弥ちゃんがディルドゥを装着して乱入すると、更に面白いと思います。

先生どうでしょうか?
面白くないですか?

ここで美弥ちゃんに乱入して欲しいのは海苔ピーの願望なんですが無理なんでしょうか?

HQさん、ここで当たったとしても逆転満塁ホームランじゃなくて、ファールで無効でしょ!
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☆ハーレクイン
10/30/2011 18:25:57
□♪これこれ海苔よ、海苔さんよ
水色女が生徒会長!
マリア様!!
そおれは凄い。
生徒会長はいずれ出す、とMikikoさんも宣言してはるしなあ。

えーと。
生徒会長は美弥ちゃんの2こ上だよなあ。
うーむ。
この時点で、この貫録を出せるかな。

しかも、現場は列車内のトイレ。
3人も入るのは無理でないかい。
いや、そうでもないか。
3人とも立ってれば十分入れるか。

たしかに、失神中の美弥ちゃんは気になっておるのだよ。乱入させれば面白い。
んだとすると、その場合、できるプレイは3人立ち手マン。
ディルドゥを用いるなら、立ちバックで美弥ちゃんが水色女をヤル。
なんだよう。また由美ちゃんがおいてけぼりかあ。
可哀想に。


うーむ。
当たってもファールで無効か。
確かに、タイミングが遅すぎるわなあ。
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★Mikiko
10/30/2011 20:10:36
□ハーレクインさん&海苔ピーさん
> ハーレクインさん

 端縫いが絹なのは、ちゃんとマスミンが述べてますぞ。
 もともと端縫いは……。
 古くなった着物を捨てずに継ぎ合わせ……。
 防寒用の中着として使用したもののようです。
 それを踊り衣装にしたアイデアは、素晴らしいですね。
 ひとつとして同じものがない美しい色合いを……。
 見せ合うステージが欲しかったのかも。


> 海苔ピーさん

 いつもながら、妄想力には驚かされます。
 そのアイデアは、まーったく思い浮かびませんでした。
 確かに、由美と生徒会長が、そういう形で初対面するってのも面白いよね。
 美弥子の天狗ショーも、捨てがたい。
 ただし、ギャグ小説としてだけど。
 だれか、「由美美弥」のパロディ、書いてくれんかのぅ。
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☆ハーレクイン
10/30/2011 23:09:08
□端縫いは……
>老「さまざまな絹布を継ぎ合せてあるんじゃよ」

お、これは如何にも。
真に失礼をば、御老体。


明朝は早暁に出立し申す故、コメが件、遅うなるやも知れませぬ。
ご承知おき下され、各々方。
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☆海苔ピー
10/30/2011 23:52:39
□えぇ~!
妄想は趣味の一環ですからしかたないです。
お話を読んでて、次の展開を考えるの大好きですので致し方ないです。
中学・高校の時に漫画やドラマの続きを友達と討論してた。
この作者なら次はこの展開だろうなでも、海苔ピーとしてこうなって欲しいとか、よく話してた。
もう、そのから妄想癖は凄かったからな~!
ついつい先の展開を考える癖が付いちゃってるからね!

でも100%無理な妄想はしてないよね!

由美と美弥子 834
★Mikiko
10/31/2011 06:14:00
□東北に行こう!(275-1/3)
老「色、柄、ともにさまざまな絹布が継ぎ合わされておるから……。
 ひとつとして同じ衣装は無い」
ひとつとして同じ衣装は無い

み「パッチワークみたいなもんだね」
パッチワークみたい

老「そうじゃな。
 といっても、無闇やたらと繋いだものではないぞ。
 必ず左右対称に縫い合わせるというルールがあるのじゃ」
必ず左右対称に縫い合わせるというルールがある

老「このルールによって……。
 ごちゃごちゃしない、洗練されたデザインが保たれとる。
 百年も前の絹布を、そうやって継ぎ合わせると……。
 驚くほどモダンな色合いを見せてくれるものじゃ」
驚くほどモダンな色合いを見せてくれる

み「ふーん。
 母から娘に、代々受け継がれてる衣装ってことか」
老「成人になったといっても、誰もが“端縫い”を着れるわけではないのじゃ。
 一人前の女性と認められて初めて……。
 着ることが許される」
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★Mikiko
10/31/2011 06:14:40
□東北に行こう!(275-2/3)
み「許される前は、どうすんのよ?
 裸で踊るわけ?」


老「そんなことをするのは、お前さんだけじゃ」
み「したことないわい。
 してみたいけど」
老「端縫いを許される前の女性は、藍染めの浴衣じゃな」
端縫いを許される前の女性は、藍染めの浴衣

み「もうひとつの、“とりおいがさ”ってのは?」
老「おまえさんのお国でも……。
 “佐渡おけさ”は、これを被って踊るじゃろ?」
“佐渡おけさ”は、これを被って踊る

み「あぁ。
 あの、二つ折りになった、餃子みたいな形の笠ね」
餃子みたいな形の笠

老「相変わらず、例えが悪いの」
み「あれ、何で鳥追い笠って云うの?」
老「昔の農村には、“鳥追い”という行事があった。
 田畑を荒らす鳥獣を追い払うために……。
 若者らが、唄を歌い、農機具を鳴らしながら、練り歩く行事じゃよ。
 そのときに被った笠が、その鳥追い笠じゃ」
鳥追い笠
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★Mikiko
10/31/2011 06:15:09
□東北に行こう!(275-3/3)
み「捕物帳だったかに、鳥追い女ってのが出てきたと思うけど」
捕物帳だったかに、鳥追い女ってのが出てきた

老「ほぅ。
 妙なことを知っておるの。
 江戸時代になると……。
 鳥追い笠を被り、鳥追い唄を歌いながら門付けして歩く女芸人が現れた。
 それら称して、鳥追い女と呼んだわけじゃ」
それら称して、鳥追い女と呼んだ

み「女芸人ねー。
 だから、鳥追い笠って色っぽいのか」
律「目深に被って、顔が見えないところがいいわよね」
目深に被って、顔が見えないところがいい

老「うむ。
 うなじが非常に美しく見えるものよ」
うなじが非常に美しく見える

み「すけべジジイ」
すけべジジイ

 続きは、次回。
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☆ハーレクイン
10/31/2011 18:26:09
□♪水色のハンカチをひそめる習慣(ならわし)が……
あ~ああ、由美ちゃん。
結局オナれなんだか、可哀想に。
ま、今夜たっぷりできるわな。
それを楽しみに今は矛を収めよう。


それにしても水色の女。

>覚悟の深さ

か。
何かあったのか、相方に振られたとか……。
それとも純粋に露出趣味のオナニーfreakか。


“水色”が足りなくなったな。


『水色のワルツ』
作詞:藤浦洸
作曲:高木東六
歌唱:二葉あき子
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☆ハーレクイン
10/31/2011 19:24:44
□遥かなり、鳥追い
いやあ。
今日は朝5時起床。6時半出発だった。
久しぶりにラッシュアワーの電車に乗ったよ。
授業がなかったので、前々から家人に要請されていた用事を果たしに行ったのだ。

行先は何と、例の僻地和歌山。
ただし和歌山市だったから、そんなにべらぼうに時間はかからぬ。
それでも、なんやかんやで4時間近くはかかったかなあ。
久しぶりに家人と二人、旅行気分だったよ。
で、さっき帰宅してこのコメを書いてます。
夕食は外食。
あとはゆっくり飲むだけじゃ。


老>(「端縫い」は)左右対称に縫い合わせるのがルール

へえ~。
こういう決まり事も、伝統、格式を思わせるなあ。


鳥追い女といいますと、こんな思い出があります。

小学生のころ、夏休みになると例の湖国近江、安土山の麓にある母親の実家に泊りがけで遊びに行くのが恒例でした。
我が家だけでなく、母親の兄弟姉妹の子供たちも同様でした。
親たちはすぐ帰っちゃいますが、子供連中(要するにいとこどうし)は2日や3日でなく、ほとんど夏休み中泊り倒すのですよ。人数はそう、10人くらい。
今にして思えば、実家の嫁さん、大変だったよなあ。子供の頃はそんな気遣いはなあ~んもせんかったが。
んで、今日は釣り、明日は蝉取り、明後日は山のぼり(そんなたいそうな山ではない)てな調子で遊び倒すわけだ。

そういえば、あのころは婆ちゃん(母の母)も健在だったし、よう遊んでもろうた。
さらにそういえば、まだ水道がなくて井戸だったな。
トイレは無論汲み取り。
寝る時は部屋いっぱいに蚊帳をつるす……。
おっと、こんな話をしていると鳥追い女がどっかに行ってしまう。

でだ、ある年の夏、例によって実家に行き、まだ親たちもいた日の夜。
父親連中が酒盛りを始めおった。
で、いとこ連中が集まって「仮装大会をやろう」ということになった。それを父親達に披露しようというわけだ。誰が思いついたのかは記憶にない。

で当時、実家の母屋は平屋建てだったが、屋根裏部屋があった。普段は天井に跳ね上げてある階段を下ろすと、この屋根裏部屋に上がれる。
ここを楽屋にして、いとこたちがそれぞれ思い思いのアイデアで仮装し、階下に降り、酒盛りの場で披露したわけだ、酔っぱらいおやじどもに。
もちろん衣装も小道具もないからそんな大層な仮装ではない。

それでも無茶苦茶受けたよ。
やんややんやの喝采。
「ええぞ、子供ら」掛け声がかかる。
おひねりが飛ぶ(これはウソ)。
まるで歌舞伎役者になったような気分だった(当時は歌舞伎なんて知らんかったが)。

でだ、やっと本題。
そのときHQの演じた出し物の一つが「鳥追い女」。
これだ。
どんな仮装だったか。
頭に大きめの枕を乗せ、両端を下に少し引っ張って横顔を隠す。
ただこれだけ。

ま、そんな遥か昔の思い出を思い出させてくれた(日本語、変)のだよ。
「み」さんの「鳥追い女」がのう。
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★Mikiko
10/31/2011 20:08:54
□というわけで……
 レフト際の打球を見定めた審判は、両手を頭上に大きく広げ……。
 観客の溜息と共に、バッターHQは、がっくりと膝を落としましたとさ。

 大家族の夏休み。
 いい思い出をお持ちですね。
 うらやましいです。
 観客の親たちも、ほんとに楽しかったことでしょう。
 でも、そういう日本の夏は……。
 次の世代には受け継がれなかったわけです。

 今日、世界の人口が70億を超えたそうです。
 しかし、日本の人口は減り続けてる。
 なのに若者には、就職先も無い。
 いったいこの先、どうなっちゃうんでしょうね。
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☆ハーレクイン
10/31/2011 20:28:20
□代打満塁逆転サヨナラ……大ファウル!
うーむ。
ホームランに非ず、ファウルかあ。
海苔ピーさんにも引導を渡されてるし……。
無念じゃ。
今年もまた、優勝を逃したか。

しかし阪神タイガース。
何ゆえ毎年毎年、秋風とともに元気がなくなるのだ。
「夏までタイガース」と呼んでやろうか。


はあー。
世界の総人口70億突破。
このうち何人の人々が、子供たちが飢えているんだろう。
ほんとに、世界の中の日本は、沈没寸前のタイタニック号にも思えます。
頑張れ、ニッポン!
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★Mikiko
11/01/2011 07:23:17
□阪神タイガース
 わたしには、強いタイガースのイメージがあります。
 小学校のころ……。
 白い帽子のタイガースが、すごく強かったんです。
 リーグ優勝しただけでなく、日本シリーズでも西武に勝ったんです。
 新潟は、ジャイアンツファンが多いんですが……。
 あのころは、白い縞模様の帽子を被った男子が、たくさんいたように思います。

 今日は、「放課後のむこうがわ」の投稿日ですが……。
 また、おかしくなる可能性もあります。
 前回のトラブルは、原因がわからないそうなので。
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☆ハーレクイン
11/01/2011 08:52:55
□いやあ、Mikikoさん
泣かせてくださいますねえ。
有難うございます。

日本シリーズで西武に勝った、といいますと、
1985年。
この年、阪神タイガースは西武ライオンズを降し、球団史上初にして現在唯一度の、日本一に輝きました。

バース、掛布、岡田の「バックスクリーン3連発」もこの年。
史上最強の助っ人、ランディ・バースはこの年、球団初の三冠王を奪取しました。
打ちまくって勝ち取った日本一。
投手陣には失礼だが「エース無き優勝」とも称されています。

そうか。
この頃は白のユニフォームでしたか。もちろん黒細線の縦縞入り。
越後新潟にまで少年ファンを獲得したとは。
なつかしいなあ。
♪帰ってこいよ
強いタイガース。


「放課後のむこうがわ」の前回のトラブルは原因不明。
こおれはドキドキですねえ。
私どもとしては“放課後のこちらがわ”から見守るしかないわけですが。
頑張れ!
あけみちゃん、ともみさん、美里ちゃん。
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☆ハーレクイン
11/01/2011 11:33:55
□黒衣の花嫁
いまこちらでは、「相棒Season4」が再放映されています。
放映時間は、朝の9:55~。
で、今日のタイトルがなんと「黒衣の花嫁」。

『黒衣の花嫁』。
コーネル・ウールリッチ原作のミステリーの傑作です。
いやあ、なつかしいなあ。
結婚式直前に花婿を殺された花嫁が、自ら容疑者を次々と殺していく。そして……というストーリーなんですが。

残念ながら、相棒版「黒衣の花嫁」のストーリーは全く異なります。
“結婚式直前に花婿を殺された花嫁”というプロローグは同じなのですが、あとはどちらかというと、アガサ・クリスティー『オリエント急行殺人事件』のような……。

「相棒・黒衣の花嫁」。
ヒロイン役は遠野凪子(現在、なぎこ)。
1999年、NHKの朝ドラ「すずらん」の主役を演じた方です。
現役の女優さん。
演技は相変わらずも一つだったなあ(失礼)。
ま、「相棒・黒衣の花嫁」、放映は2005年だったからなあ。
今はどうかな。
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☆ハーレクイン
11/01/2011 15:55:06
□放課後のむこうがわに無事、行ってきました
今回は連載第7回。
早くも全体の三分の一を越えました。

で、見えてきました重要な小道具、ポラロイドカメラ。
カメラマンは、写真部部長のともみさん。
被写体はもちろん、あけみちゃん。
シャッター音を聞くとスイッチが入る変態被虐モデル。

>と「嬉しい? 見られて」
>あ「嬉しい」
>と「自分で捲るの、大好きなのよね」
>あ「はい」

相変わらず素直で可愛いぞ。
むしゃぶりついて一晩中舐め倒したいなあ。

ともみさんの撮影技術は堂に入ったもの。

>ともみさんはカメラを構えた
>両脚を開いて、全身を安定させてる

そうだよなあ。
スポーツや武道に限らぬ。
何事においても重要なのは足腰の備え。
たとえ写真部といえども、日常の身体の鍛錬を欠かしてはならぬぞ。
今日はグラウンド50周!(伴宙太)。
あとカメラで大事なのは腕の構え。
両脇は決して空けてはならぬ。両肘をしっかり胸に付けて、前腕を固定するようにのう。
これはもちろん手ブレを防ぐためじゃ。

で、里ちゃん。
今回、ともみさんのアシスタントに採用された。
おめでとう、よかったのう。
ただ、なんせにわかアシスタント。
カメラマンの意図を察知できず、現場でおろおろしておる。
がんばれ、美里!


「キュプラ」ってなんや、で調べたら、正式名称は「銅アンモニアレーヨン」。
従来のレーヨンに比べ、耐久力・耐摩耗性に優れ服地、特に裏地として用いられる。
要するに化学繊維の一種だな。
1897年、ドイツで開発されベンベルグ社が特許を取得。
1931年、旭化成がベンベルグ社と提携、生産を開始する。
ということでこの化学繊維、日本では「ベンベルグ」の名称で普及していった……ということらしい。
ベンベルグは知っておるぞ。
「キュプラ」は初めて聞いた。
どうも、高級品らしいのう。
貧乏人のHQが知らんのも当然か。
-----
★Mikiko
11/01/2011 19:48:22
□花嫁で思いつくのは……
 大手拓次の『蛇の花嫁』でしょうか。
 大昔、彼の詩を溺れるように読んだ一時期があります。
…………………………………………………………………………
●そよぐ幻影/大手拓次
あなたは ひかりのなかに さうらうとしてよろめく花、
あなたは はてしなくくもりゆく こゑのなかの ひとつの魚、
こころを したたらし、
ことばを おぼろに けはひして、
あをく かろがろと ゆめをかさねる。
あなたは みづのうへに うかび ながれつつ
ゆふぐれの とほいしづけさをよぶ。
あなたは すがたのない うみのともしび、
あなたは たえまなく うまれでる 生涯の花しべ、
あなたは みえ、
あなたは かくれ、
あなたは よろよろとして わたしの心のなかに 咲きにほふ。
みづいろの あをいまぼろしの あゆみくるとき、
わたしは そこともなく ただよひ、
ふかぶかとして ゆめにおぼれる。
ふりしきる ささめゆきのやうに
わたしのこころは ながれ ながれて、
ほのぼのと 死のくちびるのうへに たはむれる。
あなたは みちもなくゆきかふ むらむらとしたかげ、
かげは にほやかに もつれ、
かげは やさしく ふきみだれる。
…………………………………………………………………………

 ポラロイドカメラ。
 小説のモデルに設定した「SX-70」は、750gもあるようです(こちら)。

 片手で支えられるようなカメラじゃないですね。
 手ぶれを防ぐ構え方が載ってました(こちら)。

 書いてるときに、知ってればなぁ。

 「キュプラ」は、素材の名称で……。
 「ベンベルグ」は、製品名だと思う。
 「ステープラー」と「ホチキス」の関係ですね。
 「キュプラ」は、制服のスカートの裏地として普通に使われてます。
 決して高級品ではありません。
 「キュプラ」の肌触りは、大変気持ちよく……。
 フェチの方が大勢いらっしゃるようです(男性にも)。
-----
☆ハーレクイン
11/01/2011 22:59:56
□大手拓次
いやあ、全く知りませんでした。
朔太郎、犀星と共に「白秋門下の三羽烏」と呼ばれた詩人だそうですね。
白秋はもちろん、朔太郎、犀星はたくさんの方がご存知ですが、拓次は逆にほとんどの方が知らないのでは……。
 (お前と一緒にすな!)
ある意味、不遇な人生を歩まれた方なのでしょうが、その詩作への情熱は死の直前まで衰えることはなかったらしいですね。

大手拓次。
1934年(昭和9年)、結核により病没。
享年46歳。

葛原妙子に続き、素晴らしい詩人を教えていただきました。
Mikikoさん、有難う。


>片手で支えられるようなカメラじゃない

カメラは本来、それがたとえ携帯であろうと、両手で持つものです。
どうもデジカメ登場以来、片手で持つ悪い癖が流行り出したのう。
基本を馬鹿にしては、立派な変態カメラマンになれぬぞ。
それにしてもポラロイドの構え方は独特だなあ。


>(キュプラは)決して高級品ではありません

ありゃ。
では“高級品”という情報はガセか。
ふむ。
それなら私もどっかで触ってるんだろうな。
肌触りは“絹のよう”らしいですね。
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★Mikiko
11/02/2011 07:53:18
□大手拓次と云えば……
 『藍色の蟇』などが有名ですが……。
 こんなのは、どうでしょう。
…………………………………………………………………………
●撒水車の小僧たち/大手拓次
お前は撒水車をひく小僧たち、
川ぞひのひろい市街を悠長にかけめぐる。
紅や緑や光のある色はみんなおほひかくされ、
Silence(シイランス)と廃滅の水色の色の行者のみがうろつく。
これがわたしの隠しやうもない生活の姿だ。
ああわたしの果てもない寂寥を
街のかなたこなたに撒きちらせ、撒きちらせ。
撒水車の小僧たち、
あはい予言の日和が生れるより先に、
つきせないわたしの寂寥をまきちらせまきちらせ。
…………………………………………………………………………
●美の遊行者/大手拓次
そのむかし、わたしの心にさわいだ野獣の嵐が、
初夏の日にひややかによみがへつてきた。
すべての空想のあたらしい核(たね)をもとめようとして
南洋のながい髪をたれた女鳥(をんなどり)のやうに、
いたましいほどに狂ひみだれたそのときの一途の心が
いまもまた、このおだやかな遊惰の日に法服をきた昔の知り人のやうにやつてきた。
なんといふあてもない寂しさだらう。
白磁の皿にもられたこのみのやうに人を魅する冷たい哀愁がながれでる。
わたしはまことに美の遊行者であつた。
苗床のなかにめぐむ憂ひの芽望みの芽、
わたしのゆくみちには常にかなしい雨がふる。
…………………………………………………………………………

 ひょっとしたら、わたしの文体って……。
 拓次の影響を受けてるかも知れませんね。

 キュプラは、確かにポリエステルなどよりは高価ですが……。
 決して、高級衣料にしか使われないわけではありません。
 リクルートスーツにだって、付いてるのありますよ。
 女装される場合は……
 ぜひ、キュプラの裏地のついたスカートを穿いてみてください。
 もちろん、生足で。
 スリスリする感触が、たまらなく気持ちいいはずです。
 ノーパンなら、勃起するかも?
 出ちゃうかも!
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☆ハーレクイン
11/02/2011 09:20:40
□大手拓次2
『藍色の蟇』や『蛇の花嫁』など、動物を題にした作品・作品集が多いですよね。
●撒水車の小僧たち
>紅や緑や光のある色はみんなおほひかくされ

●美の遊行者
>そのむかし、わたしの心にさわいだ野獣の嵐

そして、
●そよぐ幻影
>こころを したたらし、
 ことばを おぼろに けはひして
>あなたは みえ、
 あなたは かくれ
>わたしは そこともなく ただよひ、
 ふかぶかとして ゆめにおぼれる


キュプラ!
キュプラフェチ!!

うーむ。
女装といいますと……、
確かにあります、その衝動。
これは、変身願望なんでしょうかね。
いや、それよりもっと原初の衝動。
生(なま)の五感が呼び覚ます衝動……。

由美と美弥子 835
★Mikiko
11/02/2011 07:27:00
□東北に行こう!(276-1/3)
老「ばかもん。
 美的概念を述べておるのじゃ」
美的概念を述べておる

み「いい歳して、言い訳しないの。
 で、衣装は二種類って云ったよね?
 もう一つは?」
老「彦三(ひこさ)頭巾じゃ」
み「“ずきん”って、頭に被る頭巾?」
“ずきん”って、頭に被る頭巾?

老「そうじゃ」
み「ますます時代劇だね」
御高祖(おこそ)頭巾
↑これは御高祖(おこそ)頭巾

み「どんな頭巾なの?」
老「歌舞伎や文楽に、黒子という介添え役がおるじゃろ」
黒子という介添え役がおる

老「あの黒子の頭巾に似ておる。
 実際、歌舞伎の舞台を見た人が……。
 黒子をヒントに考案したとも云われとる。
 そのとき黒子が介添えしておった役者が、坂東彦三郎だったことから……」
坂東彦三郎

老「彦三頭巾と名付けられたらしい」
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★Mikiko
11/02/2011 07:27:41
□東北に行こう!(276-2/3)
み「“ひこさ”って、そういう字を書くのか。
 黒子の頭巾って、顔の前に布が垂れてるじゃない」
黒子の頭巾って、顔の前に布が垂れてる

み「透けてるの?」
老「真っ黒じゃ」
み「前が見えないじゃないの」
前が見えないじゃないの

老「彦三頭巾には、目のところに、穴が2つ開いておるんじゃ。
 頭に、豆絞りの手拭いを巻いて留める」
頭に、豆絞りの手拭いを巻いて留める

み「“豆絞り”って、どういう意味なの?」
老「柄じゃよ。
 白地に紺の水玉模様じゃな」
白地に紺の水玉模様
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★Mikiko
11/02/2011 07:28:08
□東北に行こう!(276-3/3)
み「あぁ、あのドット模様ね。
 あれを“豆”に見立てたわけか。
 頭巾は……。
 黒なのよね?」
老「黒い布が、帯のあたりまで垂れておる」
黒い布が、帯のあたりまで垂れておる

み「なんか……。
 不気味な感じなんですけど」
老「初めて見た子供は、泣くかも知れんな。
 確かに、ぎょっとするような出で立ちじゃが……。
 じっと見ていると……。
 あの世に引きこまれそうになるな」
あの世に引きこまれそうになる

老「頭巾姿は、亡者を象徴しているとも云われる。
 『西馬音内盆踊り』が、“亡者踊り”とも云われる所以じゃな」
『西馬音内盆踊り』が、“亡者踊り”とも云われる所以

み「お盆に帰ってきた亡者が、一緒になって踊ってる?」
老「踊りの輪の中には、この世のものではない者も、混じっておるかも知れんな」
踊りの輪の中には、この世のものではない者も、混じっておるかも知れん

み「怖わー」

 続きは、次回。
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☆ハーレクイン
11/02/2011 08:00:11
□変態列車、とうちゃ~く
由美ちゃん、大活躍だったな。
車内で、美弥ちゃんと水色女、二人のオナニーをプロデュース。
自分ではできず(あれがホームランだったらなあ)。
それにしても水色女、この後どうするんだろ。

由美美弥。
今日の名台詞。

>由美「なんだか新婚旅行のようだ」
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☆ハーレクイン
11/02/2011 08:34:57
□ばあ様の豆絞り
>み「衣装は二種類って云ったよね」

んなこと云ったかなあマスミン、で調べてみたら2回前(833回)、東北277-3/3で確かに仰せだな。

>老「大きく分けて、二種類の衣装がある」

これだな。
なんせ話題が豊富だからなあ。
話の流れがわからんくなるわ。


>老「頭に、豆絞りの手拭いを巻いて留める」

豆絞りの手拭い!
和風猿轡(さるぐつわ)の定番じゃねえか。
ボールギャグもええが、この手拭いをきりきりっと絞って女性に噛ます猿轡。
ええのう。
別に柄は何でもええと思うが、なんで「豆絞り」に決まってるんだろうな。
これはもう、一種の「お約束」だな。
で、ボールギャグなんかだと、涎がたらたら零れだす。これも捨てがたいがのう。
「豆絞り」の場合、手拭いが女性の涎を吸ってしっとり、じっとり濡れてきおる。あたかも、責められる女性の涙を一緒に吸ったようにのう。
ええのう。


「西馬音内盆踊り」は“亡者踊り”!

>老「踊りの輪の中には、この世のものではない者も、混じっておるかもしれん」

うーむ、確かに。
盆踊りはもともと、あの世から戻ってくる死者を供養するための行事だからなあ。
踊り好きで陽気なばあ様の霊の一人や二人、混じっていてもおかしくないかもしれんのう。
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★Mikiko
11/02/2011 20:12:11
□ボールギャグ
 ボールを使ったギャグ、ではないんですね。
 モノは知ってましたけど……。
 そういう名称であることは、初めて知りました。

 さーて、明日から4連休じゃ。
 今日はあんまり嬉しいので、ネットで純米大吟醸を注文してしまった。
 もっとも、一合瓶だけど。
 525円でした(送料無料)。
 休み中に届くかなぁ。
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☆ハーレクイン
11/02/2011 23:27:33
□Re:ボールギャグ
>モノは知ってました

ほんまかあ。
とんでもない勘違いしてへんよなあ。
あのプラ製の、中空の、穴がいっぱいあいたボールでっせ。
これを女性の口に噛ませて、付属の紐をうなじの後ろで結んで止める。
穴から涎がたらたらと……。

  gag〔名詞〕さるぐつわ(猿轡) 〔動詞〕さるぐつわをかける

ま、“ボールを使ったギャグ”はお約束のボケだが……。

  gag〔動詞〕(芸人が)ギャグを言う。


4連休かあ。
うらやましい、つったら怒られるよなあ。
「普段いっぱい休んでるやつが何言うねん!」
こちらは見事にカレンダー通り。

純米大銀525円か。
送料無料で商売になるんかなあ。
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★Mikiko
11/03/2011 07:26:42
□知ってましたよ
 ↓ボールを使ったギャグは、こちら。
ボールを使ったギャグ

 わたしが買ったのは、“純米大銀”ではなく、“純米大吟”ね。
 現在、セブンネットショッピングは、送料無料キャンペーン中。
 どんな買い物にも、送料がかからないんです。
 ↓購入したのは、こちら。
玉乃光

 てっきり備前(岡山)の会社と思ってましたが……。
 調べてみたら、京都でした(こちら)。
 ↓思い切って、こっちにすれば良かったかな。
玉乃光・飲み比べ
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☆ハーレクイン
11/03/2011 08:39:24
□ありゃ
大銀、なんちゅう酒、少なくとも日本にはないぞ。
大吟大吟。
(中国にも韓国にもないと思うぞ)

おー。
玉の光酒造さん「純米大吟醸玉の光」
なんで岡山と思いはったのだ?
ひょっとして「雄町」からかあ。

「雄町」は岡山県を主産地とする酒造好適米。
最も主要な好適米は兵庫県産の「山田錦」。
酒造好適米の米質には色々ありますが「大粒であること(精白作業がやりやすい)、「タンパク質含有量が少ない(雑味が出にくい)」などですね。
雄町や、山田錦はこれらの特徴を兼ね備え、多くの酒蔵で用いられています。

玉の光酒造さんは「純米」にこだわる酒蔵さん。
売れてますよお。
こちらでは、そこらのコンビニにも置いてあります。
もちろん純米吟醸。
アル添酒・普通酒を作ってはるかどうか……わかりませんが、あっても少量でしょうね。
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★Mikiko
11/03/2011 12:49:15
□玉乃光
 なんか、相撲取りみたいな名前ですね。

 ↓わたしが購入したページでは……。
 『備前雄町』という表示がありました。
 “雄町”が酒米の名称であることは、ぜんぜん知らなかったので……。
 岡山のお酒だと思ったわけ。
 純米大吟醸、まだ届きません。

 で、ついつい今日は、バーボンを買って来てしまった。
 ゆうべ、『刑事鬼貫八郎』の再放送を見てたら……。
 夜遅くまで机に向かう鬼貫さんに……。
 奥さんが、「一杯だけよ」と水割りを持ってくる恒例シーンがありました。
 鬼貫さんは糖尿で、お酒を制限されてるんですね。
 一口飲んだ鬼貫さんのノドが、ぐびりと動くのを見て……。
 久しぶりに、ウィスキーを飲みたくなったんです。

 バーボンは、学生時代を思い出す味です。
 当時は格好つけて、バーボンばっかり飲んでたんですね。
 今、飲みながら書いてます。
 考えてみれば、グラスで飲むのも久しぶりだな。
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☆ハーレクイン
11/03/2011 13:55:49
□バーボンかあ
若いころはよく飲んだなあ。
あの独特の香りがいいんだよね。
一番好きなのはジム・ビーム、それからアーリー・タイムズかなあ。
有名なワイルド・ターキーは何か口に合わない。
私の中ではハードボイルド→バーボン、何ですよね。
「探偵」にはバーボンがよく似合う。

 「刑事鬼貫八郎」
 知らんなあ、初めて聞いた。


作者すら記憶にないのだが(おそらくコーネル・ウールリッチか、ウィリアム・アイリッシュ。この二人は同一人物だが)、若いころに読んだハードボイルドにこんな粗筋のがあります。

ある殺人事件の犯人として逮捕され、死刑になった男。その後これは誤認逮捕で、犯人は別の人物であることが判明する(ひどい話や)。しかし、いわゆる「一事不再理」でどうすることもできぬ。
もちろん警察は手を引くしかないのだが、ここに一人、正義感に燃える刑事が「許さん!」とかなんとか桃太郎みたいなセリフを吐いて、この真犯人を付け回す。今でいうストーカーだな。しかしもちろん始めの殺人事件ではどうすることもできぬ、闇討ちするか。それでは意味がない。この刑事、法による裁きを受けさせたいのだよ。

で、肝心のその方法がうろ覚えなのだが、この刑事、真犯人を徹底してストーカーしてプレッシャーをかけ、ノイローゼ状態に追い込み、ついに別の殺人事件を起こさせることに成功する。被害者は刑事自身。で、かの刑事、薄れゆく意識の中で勝利を確信する……。てな感じなのですがね。

うーむ。書いていて、なんか違うなあと思えてきたぞ。どうもかの刑事、自らを被害者にしたのではないような気がしてきた。
んならどやねん。わからぬ。覚えていない。無念じゃ。
何とかもう一度読みたいものだがのう。
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★Mikiko
11/03/2011 14:06:27
□今飲んでるのは……
 まさにその、『Early Times』。
 学生時代も、よく飲みました。
 安いよね。
 今日は、1,150円でした。
 スコッチとの味の違いはわかるが……。
 バーボン同士では、さっぱりわからん。

 鬼貫八郎を演じるのは、大地康雄。
 リアリティ、ありまくりです。
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☆ハーレクイン
11/03/2011 14:36:51
□バーボンは
どちらかといいますと「味」よりも「香り」の違いの方が顕著ですね。
だから“口に合わない”というよりも“鼻に合わない”と言うべきかなあ。
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★Mikiko
11/03/2011 20:25:27
□犬か!
 わたしの鼻は、バーボンを嗅ぎ分けることなぞ出来ませぬ。

由美と美弥子 836
★Mikiko
11/04/2011 07:06:17
□東北に行こう!(277-1/2)
み「起源はいつごろなのよ?」
老「正応年間とも云われとるらしい」
み「だから……。
 その、“しょーおー”ってのが、わからんっての。
 飛良泉より古いわけ?」
老「ずっと古い」
み「げ。
 ほんとに古いのか。
 いったいいつごろよ?」
老「正応年間は、1288年から92年。
 鎌倉時代じゃな」
鎌倉時代じゃな

み「飛良泉(1487年創業)より、200年も古いのか」
老「源親という僧が、蔵王権現、今の西馬音内御嶽神社を勧奨したおり……。
 ここで豊年祈願の踊りを踊らせたのが始まりと云われとる」
西馬音内御嶽神社
↑このカーブミラー、デカすぎません? 荘厳な雰囲気がぶち壊しです。

み「なんだ。
 めでたい踊りじゃない。
 どうして、“亡者踊り”になったのよ?」


老「時代が江戸に変わる直前。
 1601年、慶長6年のことじゃ。
 西馬音内城主であった小野寺一族が滅亡した。
 近在に土着した遺臣たちは……。
 亡き君主を偲び、盆に集まっては、西馬音内寺町にある宝泉寺で踊った」
西馬音内寺町にある宝泉寺

老「それが“亡者踊り”だと云われておる」
-----
★Mikiko
11/04/2011 07:07:08
□東北に行こう!(277-2/2)
み「頭巾を被って、亡者の格好をして踊ったわけね」
老「あるいは……。
 頭巾を被ったのは、小野寺の遺臣であることを、隠すためでもあったかも知れんな」
み「なるほど」
老「“亡者踊り”には、やがて蔵王権現の豊年踊りも合流し……。
 宝泉寺の境内では手狭になってきた。
 で、天明年間(1781~1789)……。
 場所を本町通りに移し、今日に至ってるという次第じゃな」
西馬音内盆踊り:場所を本町通りに移し、今日に至ってる

み「ふーん。
 ふたつの踊りが合流したから、二種類の衣装があるのか。
 見てみたいな。
 飛び入り参加とかもできるの?」
老「それは、あまりせんほうがいいじゃろうな」
み「なんで?」
老「笠や頭巾で顔を隠して踊るのが、しきたりじゃからの」
み「亡者の方はわかる気がするけど……。
 豊年踊り系は、どうして顔を隠すのよ?」
老「なんでも、佐竹の殿様に大の女好きがおって……。
 領内で好みの女子を見つけると、お城に連れて帰ったそうじゃ」
領内で好みの女子を見つけると、お城に連れて帰った

み「人さらいじゃん!」
老「で、警戒した西馬音内では……。
 盆踊りでも顔を隠して踊ったそうな」
み「ほんまかよ。
 でも逆に、顔を隠すと、誰でも美人に見えたりして」
老「現代のスケベ殿は……。
 気をつけた方が良いの」
み「なんで?」
老「踊り手の中には……。
 男も混じっておるからの」
み「そう言えば、男はどんな恰好をして踊るのよ?」
老「一緒じゃよ。
 彦三頭巾もおれば……。
 鳥追い笠もおる」
鳥追い笠の男踊り

 続きは、次回。
-----
☆ハーレクイン
11/04/2011 09:48:13
□貸別荘で逢いましょう3
>ホームに屋根もない小さな駅

か。
無人じゃないんだな

>定年間近らしい駅員

がお出迎えか。


しかし……。

>バスの座席に並んで腰掛ける

どうしてもSentimental Journey一件を思い出してしまうなあ。
あのときの律子叔母さんは、楽しい遊びを見つけた幼女のように、異様にはしゃいで由美ちゃんを困らせたもんなあ。
んで、夏実ちゃんとの出会い、香純との再会……と畳み込むような展開だったもんなあ。
楽しかったなあ。
今回のバス旅行はどうなのかなあ。
楽しみだなあ。


それにしても「高原列車」に続き「木漏れ日の小道」か。
こんなメルヘンチックな章題、初めてじゃないか?
-----
☆ハーレクイン
11/04/2011 10:12:53
□いい国(1192年)つくろう鎌倉幕府
鎌倉時代、正応年間に始まる西馬音内盆踊りか。
やはり日本三大祭とされるだけあって、それなりに由来があるんだなあ。

 Mikiはん。
 カーブミラーはしょうがないですろう。
 “荘厳な雰囲気”はわかりますが、今の時代は“安全第一”。
 「注意一秒けが一生」「危ないことはやめましょう」

ふむ。
豊年祈願(豊年じゃあ、満作じゃあ)と、亡き主君の霊を慰める踊り(殿のご無念、いつの日か晴らしまするう)が合流したか。

おー、貴重な画像「帯解きコマ回し」。
それにしても女好きの佐竹の殿サン(何代目や!)、わざわざ千秋公園の久保田城から西馬音内まで女漁りに来たってかい。家臣に示しがつかんじゃろうにのう。
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★Mikiko
11/04/2011 12:59:48
□ふむ
 そういう駅なら……。
 無人駅であるほうが当然か。
 定年間際の駅員に切符を渡す駅なんて、今どき無いのかもね。
 海苔ピーだったら……。
 タイムスリップしてるとか、妄想しかねんところだな。

 高原、貸別荘とくれば……。
 メルヘンチックになるのが乙女のならいです。
 いっそ、ボンネットバスにすれば良かったかな。

 カーブミラーを付けざるを得ないとしても……。
 あのデザインは、なんとかならんか。
 三角縁神獣鏡みたいなミラーを、特注するとかさ。

 佐竹の殿様と云っても……。
 久保田城の東家じゃないでしょう。
 支藩の佐竹南家(湯沢)じゃないでしょうか。
-----
☆海苔ピー
11/04/2011 15:11:52
□鎌倉幕府は・・・
1192年に成立したのではなく1185年に変更になってるんだよ!
今の子に「いい国(1192)作ろう鎌倉幕府」て言うと笑われますよ!
詳しくはWikiにてどうぞ!



別の妄想はしてました。
駅のトイレにて一仕事すると思って色々と妄想しておりました。

美弥ちゃん何処まで我慢できるのかな?
膀胱破裂はしないかもしれないけど、我慢大会になりそうな気がするのは、きっと私だけだろうな~!
途中下車して「アベリアの繁み」の美弥ちゃんバージョンにならないかと期待してる海苔ピーでした。
公園ではなくて、林道の脇に入ってするんだよ!
-----
★Mikiko
11/04/2011 20:12:58
□なるほど
 そーゆーことになってるんだ。
いつの間にか変わってる地理・歴史の教科書

 今は、「いい箱(1185)作ろう」なんだそうです(箱作ってどうする!)。
 しかし、わたしはともかく……。
 HQは、仮にも教師だろ。
 なんで知らんわけ?

 美弥が膀胱破裂さして、救急車で高原の病院に搬送される。
 もちろん、由美も一緒に乗って行くわけだ。
 ところがその病院は……。
 ペニバンを常着した変態女院長の支配する、「白い巨塔」だった……。
 うーむ。
 これだけでも、100回くらい書けそうだな。
 海苔ピーの妄想法は、勉強になるぜ。
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☆ハーレクイン
11/04/2011 20:24:24
□さよなら三角またきて四角
>Mikikoさん

三角縁神獣鏡。
初めてこれを知ったとき、「三角形の鏡か」と思った。
んで、図や写真を見たら丸いじゃん。
「どうなってんねん」と悩んだ記憶がある。
いつの頃かなあ。

あ、そうか。
佐竹は二つ三つ支藩があったなあ。


>海苔ピーさん

「いい国(1192年)つくろう鎌倉幕府」は、Mikikoさんの年表をもとに書いたのだ。
わたしのせいではな~い。


>途中下車して「アベリアの繁み」の美弥ちゃんバージョンにならないかと期待してる

そだよね。
どう考えても、このまままっすぐ別荘に着くとは思えんよなあ。
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☆ハーレクイン
11/04/2011 20:36:42
□鎌倉幕府成立顛末
>わたしはともかく……。HQは、仮にも教師だろ。
 なんで知らんわけ?

だあかあらあ。
知ってるって。
Mikiはんの年表に合わせただけだって。
だいたい、1185年だろうが1192年だろうが、単に定義の違いでさほど意味はない。
「箱」より「国」の方がずっといいと思うがのう。
いっきに支配体制を確立できなかった頼朝はんのせいで、こんなややこしいことになったのだ

大体そもそも、生物の教師が鎌倉幕府を知らんとしても、さほど問題はない。
「日本史だけの女王」の方が恥ずかしいと思うが。
どないだ!
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★Mikiko
11/04/2011 22:42:31
□そんなわけ……
 なかろ。
 最初から知ってたんなら……。
 あの年表見て、食いつかないわけないもんね。
 スルーするなんて、絶対あり得ん。

 わたしの女王時代は、1192だったんだから仕方ありません。
 教科書が改訂されたのは、ごく最近で……。
 2007年ころのようです。
 鎌倉幕府の成立年を聞くと、歳がわかっちゃうよね。
 しかし海苔ピーは、なんで知ってたんだ?
-----
☆ハーレクイン
11/04/2011 23:22:09
□ほんとだって!
知ってました。
くそ。
今後突込みネタは必ず、絶対、一つ余さず突っ込む。
容赦も手加減もせんぞ。


>わたしの女王時代は、1192だったんだから仕方ありません

ほお。
ではもう、女王様におかれましては退位なされたと……。


海苔ピーさんが知ってたのは、不思議ではない。
なんせあの洞察力、超能力。
何を知ってても不思議ではない。
-----
☆海苔ピー
11/05/2011 01:35:03
□鎌倉幕府は・・・ 2
>わたしはともかく……。HQは、仮にも教師だろ。

もし、知らない小・中・高の学校の教師が居るなら、その教師て駄目教師だと思うよ!
専門外だと叫んでも駄目だと思う、一般的にもニュースになって、一時期は話題にも上ったのに知らないって問題だろ!
世間や周りに目を向けない学校の教師には教師の資格は無いと思う。

予備校・大学の教師なら専門外だから知らないて言われても納得できるよ!
専門知識だけが長けていれば問題無いのだから・・・

>しかし海苔ピーは、なんで知ってたんだ?

教科書が改訂されたのは、最近だけど結構昔から鎌倉幕府の成立年数に対しては疑問視されてて、誰かに
「お前達の子供の時代には『いい国(1192)作ろう鎌倉幕府』じゃないかもね!」
て、言われた記憶があります。
その事をずっと覚えていたので、テレビで教科書の改訂のニュースが流れた時に年数は覚えてなかったけど、ついに変わったのかと思ったので記憶にあったのよ!
年数を覚えたのは実は最近で、GLの話の中で出てきたの覚えました。
つい先日の火曜にテレビドラマ「HUNTER(ハンター)~その女たち、賞金稼ぎ~」の中でもチラッと出ていたので完璧に覚えてしまったのよ!

嘘か真実か判らない様な三流雑誌が書く様な裏話が大好物でして、よくその手の本を読みますので
私の知識は浅く広くの知識ですので、一般人向けでもなく、また知識人の中に交じって話す様な物でもないので自分一人で楽しむ程度です。

>海苔ピーの妄想法は、勉強になるぜ。

と、言われても困ります。
私はMikikoさんが与えてくれる、前振りだしき物を繋ぎ合わせて、後は自分がこんなシチュならと良いなと思い考えて妄想してるだけだよ!
Mikikoさんが何もくれなかったら妄想なんて出来ません。
-----
★Mikiko
11/05/2011 07:46:01
□ハーレクインさん&海苔ピーさん
> ハーレクインさん

 今さら何を言っても、“After Carnival”ですねー。
 海苔ピーの言うとおり、知らなかったらマズいという立場もわかるが……。
 過ちは、素直に認めんとね。

 女王様はもちろん、受験が終わると同時に引退しました。
 あれだけ詰めこんだ知識が、物の見事に消え去ったのには呆れます。


> 海苔ピーさん

 鎌倉幕府の成立年が疑問視されてたことも……。
 テレビでニュースになったことも……。
 まーったく、知りませんでした。
 しかし……。
 鎌倉幕府の成立年が出てくるGLの話って、どんなのだ?

 それだけの妄想力があったら、小説書けそうだけどね。
 文章がダメなら、漫画原作とかは?
 けっこう、公募もあるようです(こちら)。
-----
☆ハーレクイン
11/05/2011 12:09:24
□くそ
二人がかりで好き放題突っ込みおって(泣)。

由美と美弥子 837
★Mikiko
11/05/2011 07:31:39
□東北に行こう!(278-1/3)
み「げ。
 女装じゃないのよ」
女装じゃないのよ

老「ベテランの手振りは、おなごを凌ぐそうじゃぞ。
 女形と一緒じゃな」


み「どんな踊りなの?」
老「さっき、飛び入りはせん方がいいと云ったが……。
 飛びこみで踊れるような振りではない。
 かなり複雑じゃよ」

↑踊りは極めて優雅ですが……。歌詞の中には、猥歌に近いくだりもあります(こちら)。


↑彦三頭巾の踊りもどうぞ。人形振りみたいで、妙にエロチックです。

 動画を見ると……。
 土俗的な歌や囃子と、みやびな踊りとの対比に、不思議な魅力を感じます。
 ほんとに一度、見てみたい。
-----
★Mikiko
11/05/2011 07:32:32
□東北に行こう!(278-2/3)
み「ふーん。
 わたしは未だに、『新潟甚句』、覚えられないからなぁ」

↑単純な踊り。体操みたいです。優雅さでは、はるかに劣りますね。


↑は、お馴染み「佐渡おけさ」。こっちは優雅です。

律「毎年、新潟まつりで踊ってるわけでしょ?」
新潟まつりで踊ってる

み「踊りについていけないのじゃ」
律「難しいの?」
み「5分で覚えた子もいる」
律「それは……。
 重症だわ。
 西馬音内の盆踊りは……。
 一生踊っても覚えられないんじゃない?」
み「覚えたころには、足腰が立たなくなってたりして」
覚えたころには、足腰が立たなくなってたりして

律「情けな」
-----
★Mikiko
11/05/2011 07:33:00
□東北に行こう!(278-3/3)
老「実際、昔は……。
 踊りの師匠筋の許しが無ければ……。
 端縫いの衣装は、着れなかったそうじゃな」
み「端縫いの踊り手に、下手くそはいなかったわけね。
 今は違うわけ?」
老「観光イベント化してからは、少し緩くなってしまったようじゃ」
観光イベント化してからは、少し緩くなってしまった
↑これはこれで可愛い

み「観光客って、多いの?」
老「最近は、少し多すぎるようじゃの。
 何しろ小さな町じゃ。
 本町通りと云っても……。
 長さは300メートルほどしかない」
西馬音内盆踊り:本町通りと云っても、長さは300メートルほどしかない

み「どれくらいの観光客が来るわけ?」
老「1日、6万人くらいと聞いておる」
み「ちょっと待ってよ。
 300メートルに6万人?
 1メートルに、200人ってこと?
 道の両側としても、1メートルに、100人じゃん」
老「もちろん、6万人というのは、延べ人数じゃ。
 踊りの時間は、19:30~23:00まであるからの。
 いちどきに6万人がいるわけじゃない。
 桟敷席もあるしの」
西馬音内盆踊り:城之内早苗さん
↑歌手の城之内早苗さん。隣の怪しい帽子のおっさんは、城之内早苗の『西馬音内盆唄』の作詞をした喜多條忠氏(『神田川』の作詞家として有名)。

み「それにしても、すごい混雑だね」
西馬音内盆踊り:すごい混雑

 続きは、次回。
-----
☆ハーレクイン
11/05/2011 10:09:41
□がんばれ! 美弥子
美弥ちゃんに野外おしっこをさせようという、作者の露骨な導入はどうだ。
変態列車内で、美弥ちゃんのバカ正直さを利用してさせなかった。
降車駅では、バスの乗り継ぎ時間を利用してさせなかった。
強力なバスの冷房。


>こんな道、きっとクルマも通らないよ

小鬼の由美ちゃん。
車が通るから、道の真ん中だけに草が残ってるんだぞ。
  草のない部分を轍(わだち)という。
  (んなこた知っとるわい!)
しっかり見張ってやれよ、というかどうも参加しそうな気がするなあ。

道の両側はどうなってるんだ。
まさかアベリアの繁みではあるまい。


美弥ちゃん。
田んぼや畑だったら人目につくが、樹が生えてれば大丈夫。
めったに見つかるものではない。
見つかったって、見つけたほうが逃げていく。
  (変態に見つかればその限りに非ず、おい!)
由美ちゃんは野外うんこをやった。ミサちゃんもやった。
実際に野外うんこををやる女は結構おる。
  (ほんまや!)。
おしっこくらいどってことはない。

Mikiko作品に登場したのが運のつきだ。
  (ダジャレに非ず)
覚悟を決めてがんばれ。変態主演女優、美弥子。
野外でするのは気持ちええぞ。
少しコツがいるがな。
美弥ちゃんはその点、どんくさいからなあ。
-----
☆ハーレクイン
11/05/2011 11:00:28
□♪踊りおどるなあぁら~ それは違うって
>老「ベテランの手振りは、おなごをしのぐそうじゃぞ……

それはそうだろうがマスミン。
やはり気持ち悪いぞ、女装。
前回最後の画像。
あそこに来ると画面から目がそれ、スクロール速度が速くなる。
ま、今回始めの動画は、衣装でも男とわかるからそうでもないがな。


西馬音内盆踊り。
鳥追い笠の振り付けは、確かに優美・優雅。
腰の構えと腕の振りが見事ですね。
彦座頭巾の方は少し固いかな。

この両者の違いは起源の違いなんでしょうかね。

西馬音内盆踊り音頭。
リズム・メロディ、それに合いの手、秋田温度とよく似てますね。
ま、同じ秋田だからな。
ちょっとエッチな歌詞を耳コピしてみました(すこしあやしい)。

…………………………………………………………
おら家のあんこど隣の娘子タケノコ採りにいた
タケノコ採らねで昼寝コすてたばないだが子がでけた
…………………………………………………………


「新潟甚句」は確かに簡単そう。
ほとんど炭坑節だな。


城之内早苗(Vサインはやめてくれ)の「西馬音内盆歌」
歌詞の最後 ♪にしもない、が「み」さんやないけど「西も無い」と聞こえるなあ。
喜多條忠センセ、ごめん。
-----
★Mikiko
11/05/2011 12:23:52
□てなわけで……
 ほぼ、海苔ピーの予想どおりの展開と相成りました。
 なんだか、頭の中を読まれてるみたいですね。

 彦三頭巾の踊りが固いのは、未成年の踊り手が多いからじゃないかな。
 しかし……。
 秋田“温度”ではございませぬぞ。
 最近、脇が甘いんじゃないの?

 「新潟甚句」。
 実際、簡単に見えるのだが……。
 なぜか踊れぬ。
 わたしだけ別のタイミングで振り向いたりするので……。
 後ろで踊ってる人は、ぎょっとするみたいです。
-----
☆ハーレクイン
11/05/2011 15:15:13
□なるほどー
「新潟まつり」では下手くそを探せばいいのか。


>最近、脇が甘いんじゃないの?

うーむ。
脇の甘さはともかく、最近キーボードのミスタッチが急増してきました。入力に時間がかかってしょうがない。うっとうしい。
ま、原因は分かっているんですけどね。

どうせ突っ込まれるだろうから念の為言っておく。
年のせいでも酒のせいでもないぞ。
-----
★Mikiko
11/05/2011 20:14:01
□新潟まつりの踊り手は……
 1万4千人じゃ。
 しかもわたしみたいに、会社の動員で参加してるのがほとんどなので……。
 下手くそは山のようにおる。
 探せるもんじゃありません。

 確か、去年の今ごろも、あかぎれで手袋してると言ってましたね。
 再発?
 結局、原因はわからんかったの?
-----
☆ハーレクイン
11/05/2011 21:12:15
□新潟まつり
山のような下手くそか。
これはこれでなんか問題があると思うぞ。


去年のあかぎれの原因は結局不明でした。
いつの間にかきれいに治ってましたけど。

今回の不調の原因は、体の故障ではありません。
今まで使っていた回転椅子の座面上下機構が故障して、一番低い位置から上に上がらなくなったのが原因。
机の天板の高さはそのままですから、なんか伸び上るような姿勢でキーボードを打っている。これが原因ですね。
考えられる対処法。
①椅子の座面に座布団かなんかを敷く。
②机の天板を低くする。
③新しい姿勢に指を慣らす。
④新しい椅子を買う。

①はうっとうしい。
②はめんどくさい。
④買いに行ったのだが、今のところ気に入ったのがない。
で、応急処置③で対応しています。
-----
☆ハーレクイン
11/05/2011 21:51:53
□書き忘れた
夕方のNHKで、「SLばんえつ物語号」と、会津の「大内宿」の映像を流してました。Mikikoさんの画像とそっくりだったなあ(あたりまえ!)。
なつかしいなあ。
-----
★Mikiko
11/05/2011 22:22:41
□阿呆くさ
 心配して損した。

 方法は、もうひとつあります。
 新しい机を買う。
 低い机でいいんだから……。
 こんなのはどう?
学習机

 夏の豪雨で、「SLばんえつ物語号」は3ヶ月も運休してました。
 景色のいい路線は、自然災害と隣りあわせですね。

 連日の深酒のせいか……。
 体調が思わしくない。
 今日はもう寝よう。
-----
☆ハーレクイン
11/05/2011 23:01:45
□酒と机とSLと
新しい机を買うって、これあ小学生用ではないか。
こんな小さい机で仕事になるかい!

磐越西線は阿賀野川沿いだからなあ。
しかし、3か月も運休とは……。

連日の深酒ねえ。
連休をいいことに、連日連夜、飲み倒しておったな。
明日は酒禁止!
-----
★Mikiko
11/06/2011 07:16:55
□早寝したおかげか……
 体調は戻りました。
 胃が動き始めたのがわかる。
 よし、今日も飲めそうだ。

由美と美弥子 838
★Mikiko
11/06/2011 07:22:59
□東北に行こう!(279-1/3)
老「泊まれるところなど、数えるほどしかないからの。
 大型バスでの、日帰りツアーのようじゃ」
大型バスでの、日帰りツアー

み「ほとんど、お金が落ちないんじゃない?」
老「かも知れんの」
み「わたし、混んでるとこ苦手だから……」
混んでるとこ苦手

み「見物は無理かも」
律「そうね。
 路線バスしか無いところじゃ……。
 帰りの足が心配よね。
 旅館なんて、取れないだろうし」
西馬音内:かがり火荘
↑街中には、こちらの1軒だけのようです(かがり火荘

み「西馬音内に、知り合いとかいない?」
律「いるわけないでしょ」
み「本町通りの二階家の窓が……。
 きっと特等席だよな。
 お酒飲みながらさ。
 あー、一度でいいから、そんな夏を過ごしてみたい」
西馬音内盆踊り:一度でいいから、そんな夏を過ごしてみたい
-----
★Mikiko
11/06/2011 07:25:34
□東北に行こう!(279-2/3)
律「西馬音内にお嫁に行けば?」
西馬音内にお嫁に行けば?

み「なるほど、その手があったか。
 でも嫁が……。
 酒飲みながら見れるかな?」
律「集まった親戚とかの接待で、てんてこ舞いかも」
てんてこ舞い

み「だよな。
 そのシチュだけは……。
 ぜったいに避けたい。
 うーむ。
 何か、手がないものか……」
律「本気で考えこまないの」
み「そう言えば……。
 何の話から、盆踊りになったんだっけ?」
律「お蕎麦じゃないの?」
お蕎麦じゃないの?

み「よく覚えてますねー」
律「お蕎麦には、興味があるからね」
老「それでは……。
 続きを語ってよいかな?」
み「許可する」
許可する
-----
★Mikiko
11/06/2011 07:25:58
□東北に行こう!(279-3/3)
老「いちいち偉そうじゃな。
 まあ、よい。
 この西馬音内で、農家の七男坊に生まれた弥助には……。
 生来、放浪癖があったんじゃな」
放浪癖

老「ひょっとしたら、亡者踊りを見たせいかも知れんの」
み「あの彦三頭巾を、子供が見たら……。
 心の奥まで食い込むよね」
彦三頭巾を子供が見たら、心の奥まで食い込む

律「そうね。
 夢に見るかもね」
み「ナマハゲもそうだけど……」
ナマハゲもそうだけど

み「秋田って、トラウマになりそうな行事が多いんじゃないの」
秋田って、トラウマになりそうな行事が多い

老「続けてもよいかな?」
み「許可する」
許可する

 続きは、次回。
-----
☆ハーレクイン
11/06/2011 08:04:47
□おしっこの行方
そうか美弥ちゃん、虫は苦手か。
それは残念。
では野外うんこは無理だのう。

ん?
どうも位置関係がも一つわからぬ。
美弥ちゃんは、やってきたバス通り側をトランクで塞いだのか。
そして、バス通り側にお尻を向けてしゃがむと。
んで、その反対側に美弥ちゃんと向かい合う形で由美ちゃんがしゃがむ。
これで、ええのか?

ということは、二人はおしっこをかけあう体勢というこということに……。
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☆ハーレクイン
11/06/2011 09:04:48
□西馬音内今昔
おー、バスガイドさん。
秋田中央交通のガイドさんもよかったが、このこもよさげな娘じゃのう。


“混んどる”はもうわかった!


そうだな。
西馬音内の嫁さん。
ガキどもをひと夏預けられた安土の嫁さん(我が叔母じゃ)より大変だろうな。


「許可印」は大阪税関、桜島出張所。
鹿児島ではないぞ(ん? 引っ掛けかあ)。

大阪環状線・西九条駅から分岐し、大阪湾へ向かう支線「桜島線」の終点が「桜島駅」。この近くに大阪税関の桜島出張所があるのだ。
「桜島線」は総延長わずか4.1km。途中駅は2つ。
かつてはほとんど貨物線の様だったが、沿線にユニバーサル・スタジオ・ジャパンUSJができて、大きく様変わりした。終着の「桜島駅」の一つ手前に「ユニバーサルシティ駅」が新設され、USJの玄関口になった。往時に比べ大変な賑わいじゃ。
そういえば「桜島線」は「ゆめ咲線」という愛称で呼ばれるようになっておるのう。
終着駅の桜島駅を利用するのは、今はほとんどがUSJの職員。日中は閑散としておる。


よかったー。
「み」さん、蕎麦を忘れてなかったか。


一瞬考えたのち、不覚にも笑ってしまったぜ。
「放浪」→「琺瑯」か


トラウマの画像。
加工か?
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★Mikiko
11/06/2011 12:44:19
□体勢
 そんなにわかりにくい?
 自分の頭の中には映像が見えてるので……。
 ついつい端折ってしまうのかも知れない。
 気を付けねばならぬな。

 「許可印」には……。
 何の意図もありません。
 そうか。
 税関だったのか。
 何の出張所かと思ってた。

 トラウマの画像は、拾いです。
 あんな加工をする技量、わたしにはありません。
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★Mikiko
11/06/2011 12:44:50
□お知らせ
 コメントをお読みになっている方は、すでにご存知かと思いますが……。
 ハーレクインさんから、作品をお寄せいただいております。
 夏実(第61章『脅迫者』から第63章『百鬼昼行』に登場)を主人公にした、サイドストーリーです。

 すでに、木曜日には『八十八十郎劇場』を掲載させていただいており……。
 更新のない日は、火曜日のみ。
 ということで、今週の火曜日、11月8日からの連載とさせていただきます。
 送っていただいてるのは、最初の3回分ですが……。
 面白いですよ。
 乞うご期待!
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☆ハーレクイン
11/06/2011 16:35:01
□そうか。税関だったのか。
判子の縁に CUSTOM HOUSE とあります。これが「税関」。
この単語はゴルゴ13で覚えました。


正体不明の敵に命を狙われたゴルゴ。
その正体を暴くため、スイス銀行に預けてある自分の全財産を懸けようとするゴルゴ。
以下ゴルゴと銀行の頭取との会話です。

ゴ「全額引き出す。トラベラーズチェックに換えてくれ」
頭「な、何百万ドルを全てですか」
ゴ「俺には税関(カスタムハウス)も検査(インスペクション)もない」

このゴルゴのセリフで覚えたんですね。税関の英語 CUSTOM HOUSE。

で、ゴルゴが目星をつけた相手はイスラエルの元秘密諜報員。
これを炙りだすため、第二次大戦中のドイツの戦闘機メッサーシュミットを2機、連合軍側の輸送機ダグラスDC8を1機、などなどとんでもない買い物に全財産をはたき、壮大なフェイクを仕掛けるゴルゴ……。

何かのってきたぞ。
ついでに、裏世界のなんでも調達屋の爺さんとゴルゴとの会話。

ゴ「まず……メッサーシュミット109を2機」
爺「ゴホッ(飲みかけのウィスキーを吐いた、あんたはあぶさんか)
  そ、そんなものがこの世にあるとでも……」
ゴ「チェコ空軍に改良型があるはずだ。それを手に入れて塗り替えろ」
爺「まったく……あんたって人は」
ゴ「次にダグラスDC8を1機。各機の優秀な搭乗員、エキストラ20人。
  コスチュームはすべて大戦中のものを用意する。
  マッチ一箱に至るまでな」
爺「ガッシャーン(手に持っていたウィスキーの瓶を床に落とした音。もったいねえ)
  わ、悪いことは言わん、やめた方がいい。
  これは一匹狼のやる領分の仕事じゃあない。
  やめるべきだ。あんたらしくない」
ゴ「俺は自分が納得できるようにしたいだけだ」
爺「き、聞かせてくれ、一言でいい。
  歴史を25年前に戻す理由は」
ゴ「…………」
爺「ハーケンクロイツ(ナチスドイツの紋章、鉤十字)を復活させようという理由は」
ゴ「…………」
爺「相手は……ユダヤ人だな」
ゴ「すべて……俺自身が生きるための賭けだ」

と長々書きましたが、現物は手元にありません。
記憶をたどって書きましたが、そんなに大きな間違いはないはずです。
自分でも「よう覚えてたな」と思いますが、それだけ印象の強い作品だったんでしょうね。
作品タイトルは「最後の間諜 虫(インセクト)」だったかなあ。これは怪しいです。
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☆ハーレクイン
11/06/2011 18:02:28
□夏実の桜島
「桜島」とくると、一般にはまず「鹿児島」でしょうからね。
府外の人は「え、大阪に桜島?」と驚かれるようです。


夏実サイドストーリー。
Mikikoさんに「面白いですよ。乞うご期待!」と持ち上げていただきましたが、どの程度の出来なのか、自分では全く判断付きません。出来は期待なさらないようにお願い申し上げます。
今年3月の初めころでしたか、うっかり「裏夏実を書く!」と宣言してしまったのが運のつき。サイドストーリーがこんなに大変だとは思いませんでした。まあ、なんとか書き上げてMikikoさんとの約束を果たせ、ほっとしております。
で、Mikikoさんのコメでは、「夏実の登場は第61章『脅迫者』から第63章『百鬼昼行』」とありますが、厳密にいいますと夏実の初登場は第56章『Sentimental Journey』の549回です。この回にも目を通しておいていただきますと、より興趣が増すと思います(番宣はよせ!)。
-----
★Mikiko
11/06/2011 20:22:56
□ゴルゴ13
 よく、そんなに詳しく覚えてたね。
 何回も読み返したんじゃないの?
 ってことは……。
 ズバリ!
 その『ゴルゴ13』は、ラーメン屋に置いてあったでしょう!
 新刊がほとんど補充されない店なので……。
 油が染みた古い巻を、何度も読み返してた。
 どう?

 裏夏実。
 「面白い」とは言ったものの……。
 わたしも3回分しか読ませてもらってないので、先のことはわかりません。
 でも、出だしは、いい雰囲気です。

 ほっとしておらんと……。
 次作にとりかからんかい!
-----
☆ハーレクイン
11/06/2011 21:04:23
□ゴルゴの星
>その『ゴルゴ13』はラーメン屋に置いてあったでしょう

これは残念ながらブッブーです。
持ってたんですよゴルゴ。文庫版の第1巻から最新刊まで。当然何回か読み返しています。
で去年の引っ越しのおり、家人から「書籍を処分せよ」との下命があり、持っていく分と処分する分を交渉して決めたんですね。で、まさか専門書や小説は処分できるはずもなし、処分したのはコミックのほとんどでした。この中にゴルゴも入ってたんですね(無念じゃ)。
“ラーメン屋”で油じみた古い巻を何度も読んだのは「巨人の星」でした。

次回作って、ちょっと待ってくれい。
まだ夏実のけりもついておらんのに……。
-----
★Mikiko
11/06/2011 21:59:02
□うーむ
 残念。
 実は、ラーメン屋で『ゴルゴ13』を読んでたのは、わたしなんです。
 しかし内容は、まったくといっていいほど覚えておらん。
 「俺の後ろに立つな」、くらいですかね。
 処分しないで、ラーメン屋に寄付すればよかったのに。
 そうすれば、通って読めるでしょ。

 ケリをつけてから送ろうとするから、大仕事になる。
 2,3回分書いたら、連載始めちゃえばいいんだよ。
 あとは、どーにかなるものです。
-----
☆ハーレクイン
11/07/2011 00:22:37
□クックロビンを殺したのは、わたしなんです
わたしはせこいですからね。ブックマート(古本屋、新潟にはないかな)に売り払いました。


>2,3回分書いたら、連載始めちゃえばいいんだよ

しかしそうなると、締め切りに追われることになるしなあ。
  (おお~、プロ作家みたいじゃねえか)
管理人さんみたいな才能もないし、ストックもないし、開き直りもできんしのう。
ま、しかし。
途中で破綻してもケセラセラかな。アマチュアなんだし。
いよいよとなれば「作者急病のため休載します」。
わはは。

ま、構想だけは考えておきます。

由美と美弥子 839
★Mikiko
11/07/2011 06:14:53
□東北に行こう!(280-1/3)
老「弥助は、幼いころからふらっと家を出ては……。
 10日や20日は帰ってこない子じゃった」
み「今なら大騒ぎだよね」
律「そうよね。
 公開捜査になって、全国ニュースだわ」
公開捜査になって、全国ニュース

み「弥助の親は、探さなかったのかね?」
老「最初のうちは、心配して探したのかも知れんの」
律「七男でしょ。
 子沢山だから、一人くらいいなくても、気づかないんじゃない?」
子沢山だから、一人くらいいなくても、気づかない

み「そんなもんかぁ」
老「そんな子供が、どこでどうしているのか……。
 帰ったときには、痩せた様子もなく、いたって普通にしていたそうじゃ」
み「そういう猫って、いるんだってね」
そういう猫って、いるんだってね

律「どこでどうしてるわけ?」
み「別宅があるんだって」
別宅があるんだって

律「どういうこと?」
み「つまり、2つの家で飼い猫になってるわけ。
 もちろん両家では、自分ちだけの猫だと思ってるんだけど……」
律「猫の方では、両家を渡り歩いてるってわけ?」
猫の方では、両家を渡り歩いてるってわけ

み「そうそう」
-----
★Mikiko
11/07/2011 06:15:40
□東北に行こう!(280-2/3)
老「続けてもよいかな?」
み「許可する」
許可する

老「弥助が10歳になったある日のことじゃった。
 例によって、姿が見えなくなった。
 いつものことだろうとタカをくくっていたが……。
 ひと月経っても、ふた月経っても帰って来ない。
 さすがに親も、心配になったが……。
 小作の田んぼと子供らを置いて、探しに出るわけにもいかない」
小作

老「とうとう、そのまま10年が過ぎた」
み「なんか、似た話を聞いたことがあるな」
律「どこでよ?」
み「昔話だったかな?」
老「子供が神隠しにあう話は、どこの地方にも分布があるようじゃ」
子供が神隠しにあう話
-----
★Mikiko
11/07/2011 06:16:16
□東北に行こう!(280-3/3)
み「思い出した。
 遠野物語だ」
遠野物語

み「『寒戸の婆(さむとのばば)』の話」
律「何それ?
 妖怪?」
妖怪?

み「『寒戸』ってのは、地名。
 寒い戸って書く」
律「なんだか……。
 心に染みこむような、寂しい地名ね」
み「その寒戸の庄屋さんに……。
 可愛い女の子がいたわけよ。
 一人っ子だから……。
 それはそれは、大事にされた。
 でも、ある日……。
 その子の姿が、忽然と消えてしまった。
 梨の木の下に、草履だけ残してね」
梨の木の下に、草履だけ残して

 続きは、次回。
-----
☆ハーレクイン
11/07/2011 08:15:25
□あ、そうか
そうだった。
由美ちゃんもノーパンだったな。
美弥ちゃんの前で仁王立ちの由美ちゃん。
なんだか、亀仙人の前のブルマに見えてきた。

それにしても美弥ちゃん。
早くしないとほんとに誰かやってくるぞ。
通りすがりのマスミンとか……。
-----
☆ハーレクイン
11/07/2011 08:42:46
□誘拐の掟
>律「一人くらいいなくても、気づかない

昔はそんなもんだったらしいですね。
ま、親にもよるでしょうが。
気づかないというよりも気にしない、かな。

「貧乏人の子だくさん」が当たり前の時代だったしなあ。
「少子化」なんて“何の話?”ですね。
うちの母親だって生きてるのだけで7人兄弟、2,3人死んでるらしいし……。
で、その次の世代になると大体1夫婦あたり2,3人の子供(含むHQ)。
さらにその次の世代では1,2人ですからね。
戦後、少子化が急激に進んだのがありありとわかります。


別宅を持つ猫、ではなくて犬という話は読んだことがあります。西原理恵子サンだったかな。


おー、妖怪「砂かけばばあ」。
未来のMikikoは、妖怪「エロ書きばばあ」。
-----
★Mikiko
11/07/2011 19:44:08
□確かに……
 ブルマに似てるな。
 書いてるとき気がつかなくて良かった。
 気がついてたら、集中力が切れてたかも。

 犬が……
 どうやって別宅を持つんだ?
 首輪の取り外しができるとか?
 そっちの方がスゴいよね。

 正直、ババアになってまで、エロ文書きたくないわなぁ。
 ほんとうの旅行記でも書こうかな。
-----
☆ハーレクイン
11/07/2011 21:10:15
□犬の別宅
そういえばそうだな。
どうしてたんだろ。放し飼いかな。
昔は多かったからなあ、放し飼い。
えーと、放し飼いの犬に背中を噛まれた話……はしたな。


>ババアになってまで、エロ文書きたくない

あれ。
人魚の肉食って八百歳まで書きたいって言ったのはどこのどなたでしたっけ。
たしか「800年書けば『由美美弥』は20万回」と仰せでしたぜ。
-----
☆海苔ピー
11/08/2011 02:18:15

>鎌倉幕府の成立年が出てくるGLの話って、どんなのだ?

女子高生と社会科の先生の話
女子高生が先生に引かれて行く途中に出てくる出来事の話中に出てくるのよ!

>ほぼ、海苔ピーの予想どおりの展開と相成りました。
 なんだか、頭の中を読まれてるみたいですね。

頭の中を覗いたのではなく、願望と妄想が相違しただけなので気にしないでね!
展開は誰でも予想する事は出来ますよ!
重要なのは内容ですよ!


由美ちゃんが動き出したぞ!
野外でオナニーですか?
美弥ちゃん・・・貴女はどうするの?
ほら、今こそ念願果さなくて何時するの?
がんばれ!美弥子!勇気を出してスカートを・・・
-----
★Mikiko
11/08/2011 07:53:15
□ハーレクインさん&海苔ピーさん
> ハーレクインさん

 人魚の肉を食べたら……。
 歳を取らなくなるんです。
 すなわち、永遠にババアになることは無いわけ。


> 海苔ピーさん

 ふむふむ。
 そのお話は、読んでみたい気がする。
 教師に担当教科を語らせるためには……。
 それなりの知識が無くちゃならないだろうから。
 どういう切り口なんだろ。
-----
☆ハーレクイン
11/08/2011 09:03:50
□エロ人魚
>人魚の肉を食べたら……ババアになることは無い。

はは、なるほど。
若いままの八百歳か。
八百歳のババアとは大違いだな。
-----
☆ハーレクイン
11/08/2011 16:38:48
□『放課後のむこうがわ』8に行ってきました
次々と縛り方を変え、これでもか、と女性をいぢめるのが緊縛の定石。
縄師ともみさん、今回のテクは高手小手のまま、開脚縛り。感じまくるあけみちゃん。縛りだけでいっちゃうんじゃねえか。

アシスタント、ミサちゃんは縛りのアシストも命じられる。ただし縛りは不細工(まさか蝶結びとかしてねえよな)。ま、これはしゃあないわな。何といっても俄かアシスタント。
しかしミサちゃん。いつまでもアシスタントに甘んじていては人生は開けぬぞ。この機会にしっかりともみ先生から学ぶのじゃ。撮影と緊縛の技術をのう。

んで、ミサちゃんに対し「脱ぎなさい!」とのともみ女王様の命令が。
よかったのう、ミサちゃん。「あけ・とも」ペアの仲間に入れてもらえるみたいだぞ。

さあ、どう展開する『放課後』。
次回を待て!
-----
★Mikiko
11/08/2011 19:41:12
□ここのところ
 支障なく投稿されてますね。
 原因がわかったんでしょうか?
 しかし……。
 そもそも、12:30って時間には、どういう意味があるんだろ?
 昼休みに読めるようにか?
 でもそれなら、12:00でも11:30でもいいはずだよね。
 謎じゃ。

由美と美弥子 840
★Mikiko
11/09/2011 07:35:48
□東北に行こう!(281-1/2)
律「ふむふむ」
み「七男坊の弥助と違って、大事な跡取り娘だから……。
 一家は、懸命に探した。
 まさしく、血眼よ」
まさしく、血眼よ

み「見つけて連れ帰った者には、多大な礼金を与えるとの触れも出した。
 その金額を聞いて、小作たちは色をなした。
 一生働いても、手にできないような大金だったから」
一生働いても、手にできないような大金

み「中には、農作業を放り出して探しまわる者もいた」
農作業を放り出して探しまわる者もいた

み「でも……」
律「見つからなかったわけね」
み「手がかりひとつなかった。
 残されたのは草履だけ」
残されたのは草履だけ

み「1年経って……。
 ようやく親も諦め……。
 小さな草履をお棺に入れて、葬式を出した」
小さな草履をお棺に入れて、葬式を出した
-----
★Mikiko
11/09/2011 07:36:26
□東北に行こう!(281-2/2)
律「うぅ。
 悲しいお話」
み「ちょっと。
 これで終わりじゃないんだよ」
律「そうなの?」
み「その子が帰って来たのよ」
律「良かったじゃない」
み「と言っても……。
 何十年も経ってからのこと。
 女の子の親は、もうとっくの昔に鬼籍に入ってた」
女の子の親は、もうとっくの昔に鬼籍に入ってた

み「庄屋さんの家は……。
 その後跡取りが生まれたのか……。
 養子を取ったのか忘れたけど……。
 途絶えることなく栄えてた」
途絶えることなく栄えてた

み「で、ある日のこと。
 数十年も経ったある日だよ。
 その庄屋さんの家で、婚礼の宴が開かれてた」
婚礼の宴が開かれてた

み「跡取り息子が、お嫁さんを貰ったのね。
 座敷は、まさに宴たけなわ。
 真っ赤な顔をした客たちの、大きな笑い声で満ちていた。
 そんなとき……。
 台所の差配をしていた花婿のお母さんが……」
新潟市・伊藤家住宅(北方文化博物館)
↑新潟市・伊藤家住宅(北方文化博物館)

み「座敷に座る主人の元にやってきて、耳元で囁いた。

『玄関に、見たことのないお婆さんが来てます』

 主人は、物乞いなら勝手口に回らせろと取り合わない。

『身なりはみすぼらしいのですが、どうも乞食には見えません。
 今日、集まってるみなさんに会いたいようなことを言ってます』

 下座で囁き交わす2人の会話を……。
 酌に回って来た老人が聞きつけて、話に入ってきた」
新潟市・伊藤家住宅(北方文化博物館)
↑新潟市・伊藤家住宅(北方文化博物館)

み「酒が入ると、しつこくなる爺さんで……。
 主人がなだめても、聞き入れない」

 続きは、次回。
-----
★Mikiko
11/09/2011 07:38:12
□お知らせ
 今日は午後から研修で、そのまま研修場所で泊まりになります。
 研修の後は懇親会になるので……。
 たぶん今日のコメレスは出来ません。
 明日は研修先から出社し、そのまま通常勤務です。
 なので、『八十八十郎劇場』の投稿は、明日の夜になってしまいます。
 八十八十郎さん、そして『元禄江戸異聞』の続きをお待ちの皆さま……。
 どうぞ、ご寛恕ください。
-----
☆ハーレクイン
11/09/2011 08:03:48
□出る! もう出る! 出ちゃうぅ!!
ふむ。
美弥ちゃんは下腹にお肉がついてるのか。
これは知らなかった。


>出ると言いながら、美弥子の股間からはいっこうに雫が零れて来なかった

うーむ。
美弥子おしっこで、また引っ張る魂胆かあ。
美弥ちゃんも美弥ちゃんだ。
泣きそうになるほどしたかったんだろうに。
ほんとに
「バカね」。
-----
☆ハーレクイン
11/09/2011 08:22:49
□♪帰ってこいよ
何処へ行ってた寒戸の娘。
みんな忘れてた寒戸の娘。
婚礼の日の宴席に戻ってきた娘。
酔っぱらい爺様だけがおぼえていたかあ!

おー。
広重、東海道五十三次の庄野。
漫画でよくパロられるよな。
図中のおっちゃんたち(ん? 女性が一人)は、失踪娘を探しまわってるわけではないぞ、と(たぶん)。
-----
☆ハーレクイン
11/09/2011 08:26:42
□ふむ
Mikikoさん。
今夜は「お泊り」で、明朝の投稿は延期とな。
それは残念。
-----
★Mikiko
11/09/2011 22:11:44
□元気でやっちょるかね諸君
懇親会も終わり、風呂に入ってきた。同部屋の人たちはに二次会に行ったらしく、部屋にはわたし一人。ぬるぬるのお湯に浸かって、お肌もツルツルじゃ。お布団もふかふか。眠くなってきた。明日は仕事だし、朝湯にも入りたいので、寝るとするか。おやすみ~♪
-----
☆ハーレクイン
11/09/2011 23:22:43
□懇親会は……
当然飲み会。
「ぬるぬるのお湯」ということは温泉だよなあ。
ええなあ。
美味いもん食って、たらふく飲んで、温泉かあ。

こっちは今日、急に寒くなって「秋深し」。
実は昨日までまだ蚊が出没しておった。
で昨夜「どうせ余るやろなあ」と思いながら蚊取り線香を買った。
途端にこの気温低下、さすがに今夜は蚊は出ぬ。
結局、昨夜買った蚊取り線香10巻き入りは、1巻き使っただけで来年回しになりそうだ。
-----
★Mikiko
11/10/2011 07:58:03
□おはよう諸君
仰せのとおり温泉です。美人になれる湯、月岡温泉。朝湯に浸かって、バイキングの朝食をたらふく食べて、今また、お布団に潜りこんだところじゃ。こんな研修なら、毎週あってもいいわい。もうひと寝入りするかな?
-----
☆ハーレクイン
11/10/2011 08:31:12
□月岡温泉
新潟県新発田市。
JR新潟駅から車で40分(近っ)。
キャッチコピーは「月の丘のもっと美人になれる温泉」。
“もっと”というのがお心遣いだな。

今からひと寝入りって、会社直行だろ。
これで遅刻したらかなり間抜けだぞ。
-----
☆ハーレクイン
11/10/2011 10:18:25
□今日は木曜
もともと休講日です。
で、Mikikoさんの社内研修温泉旅行の為、八十八十郎さんの『元禄江戸異聞』の掲載が今日にずれ込みましたのは皆様ご存じのとおりですが、それも夜になります。
管理人さんはもちろん夜まで御不在、と。

ということで、管理人さんの眼を掠め、番宣させていただきます。
一昨日から掲載していただいています『風楡の季節』。
こいつの執筆裏話です。

お読みいただいた方はお読みになられたかと思いますが(おい、日本語おかしいぞ)、夏実が放課後に下校する際のこんなシーンがあります。

>夏実の学校の校舎は土足禁止で、登校時には各自の
 シューズロッカーが設けられた生徒用出入り口で
 上履きに履き替える。下校時はその逆になる。

この部分、少しくどい、といいますか「別にこの部分、いらんのんちゃうの」とお感じなられた方もおられるのでは。
実は当初の構想では、ここで物語しょっぱなのエロ場面にもっていこうと考えていたのです。
ベースとして頭にありましたのは『由美美弥』302回~306回、第41章:黒いローファーです。

実はわたくし、この「黒いローファーの少女」がことのほかお気に入り。で、これと似たシチュで、夏実と“黒ローファー”を絡ませてやろうと考えていたのです。
ところが、小説を書くというのは恐ろしいもの。何と! 主人公の夏実が「いやだ! そんなことでけるか」と、作者に逆らいおったのだよ。頑としていうことを聞かぬ。そこで 、しょうことなしに裏“黒ローファー”という設定は、泣く泣くお蔵入り。

始めに挙げさせていただいた「シューズロッカー」云々の表現は、この名残なんですね。あっさり消去すればいいものを、いじましくも諦めきれなかったのだよ。
いつかどこかで書きたいものじゃ。裏“黒ローファー”。

「裏夏実」最初の新人登場人物、美玖ちゃん。実はこの裏“黒ローファーの少女”が変身した人物……。
おおっとっとっとおおい。
作者がネタばらしをしてどうする。

『風楡の季節』
次回をご期待ください。
番宣を終わります。
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★Mikiko
11/10/2011 19:48:23
□今朝は……
 さすがに二度寝はしなかったものの……。
 宿を出たのは、9時を回ってました。
 途中、お土産屋さんに寄ったりしたので……。
 会社着は、10時過ぎ。
 みごとな重役出勤ですね。
 でも、うちの会社はタイムカードが無いので……。
 ばっくれてれば、遅刻にならないのじゃ。

 1度書いてしまったところを削るのは……。
 なかなか出来ないものです。
 お気持ち、よくわかります。

 「黒いローファー」の章は、確か……。
 西日の射す下駄箱シーンが、頭の中に先にあって……。
 そこに持って行くために、ストーリーを作ったんだと思います。
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☆ハーレクイン
11/10/2011 20:15:01
□実は……
この機会にと思って「黒いローファー」の章を読み返してみのですが、何と!
ちょっと前に話題になった“後ろから羽交い絞め”のシチュが見事にここに……。
黒ローファーの少女を美弥ちゃんが後ろから羽交い絞めにして、少女のショーツに指を突っ込み、弄って弄って少女をいかせるんですねえ。

ロッカールームに射す西日、降りそそぐ蝉しぐれ……。
いやあ、何度読んでも美しい場面です。
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★Mikiko
11/10/2011 20:22:34
□ほー
 そんなシチュだったのか。
 全部忘れてますねー。
 このシーンを書くために……。
 美弥子の家のエアコンを故障させたんでした。
 “風邪が吹けば”なんとやら、ですね。

 ロッカールームではなく、下駄箱ですぞ。
 もちろん、“下駄”なんて入ってませんけど。
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☆ハーレクイン
11/10/2011 20:49:27
□風邪って
風だろ。
“風が吹けば桶屋が儲かる”
 (始めからしまいまで言えるかな?)

風邪だったら、
“風邪をひけばお医者が儲かる”
 (そんなのないない)
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★Mikiko
11/11/2011 07:54:45
□失敗失敗
 人の言い間違いを指摘するコメントで……。
 自分が間違ってりゃ世話ないよね。

 “風邪を引けばお医者が儲かる”じゃ……。
 直接繋がっちゃうじゃないの。
 回りまわって、誰かが儲からなきゃね。
 “風邪が流行れば”の方がいいな。
 ではいきましょう。

 風邪が流行れば……。
 くしゃみをする人が増える。
 たくさんのくしゃみが集まって、風を起こす。
 風が起きれば、土埃が立つ。
 土埃が立てば、盲人が増える。
 盲人が増えれば、三味線が売れる。
 ありゃりゃ。
 桶屋が儲かっちゃうね。
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☆ハーレクイン
11/11/2011 08:22:24
□わはは
風邪が流行っても桶屋が儲かってしまうのか。
うまくいかんのう。
まあしかし、昔の言い伝え、ん、ちょっとちゃうなあ。
ことわざ、でもないし、四字熟語では無論ないし。
なんていうんだ“風が吹けば……”の類は。

それにしてもようでけとる。
真似るのはなかなか難しいのう。

由美と美弥子 841
★Mikiko
11/11/2011 07:34:10
□東北に行こう!(282-1/2)
み「『こんなめでたい席に、言いがかりでも付けに来たのなら、怪しからん婆だ。
 わしが行って、どやしつけてくれる』

 威勢のいい声が、たちまち回りに伝わって……。
 オレも、オレもの騒ぎになった。
 主人が鎮めようとしても……。
 お酒が入ってるから、場が収まらない。
 結局、ぞろぞろ繋がって座敷を出てった。
 一行は、お銚子を運ぶ女を驚かせながら、広い廊下を押し歩き……」
広い廊下を押し歩き……
↑桑名市・六華苑

み「玄関前まで出た」
玄関前まで出た
↑松山市・渡部家住宅

み「話のとおり……。
 広いタタキに、みすぼらしい老婆が立ってた」
広いタタキに……
↑東京都・旧安田邸

み「ツギのあたった着物に、ボサボサの髪。
 一見、物乞いにしか見えないんだけど……。
 押し寄せる一行を迎えても、臆するそぶりも見せない。
 音頭取りの老人が框に仁王立ちになったけど……。
 へりくだる様子もなく見上げてる。
 老婆の妙な威厳に押されたのか、見下ろす一行も一瞬押し黙った。
 玄関の板戸が、ガタガタと揺れてた」
玄関の板戸が、ガタガタと揺れてた
-----
★Mikiko
11/11/2011 07:35:03
□東北に行こう!(282-1/2)
み「この日は、とりわけ風の強い日だった」
この日は、とりわけ風の強い日だった

み「玄関戸が立てる音を、客と間違えて迎えに出たほど。
 夜になっても、風は止まなかった」
夜になっても、風は止まなかった

み「『何の用じゃ。
 物乞いなら、勝手口に回れ』

 ようやく老人が口を開いた。
 老婆は、唇の端を上げて笑った」
老婆は、唇の端を上げて笑った

み「『源太。
 ずいぶんと偉げになったの』
『なに!』

 老人の顔に朱が昇った。
 怒りではなく、混乱だった。
 老人の名は與兵衛。
 源太は、幼名だった。
 自分の幼名を知っている者など、今日の集まりでも数えるほどしかいない。
 見ず知らずの老婆に、その幼名で呼ばれ、老人も言葉を失った。

『見忘れたか。
 こまいころは、わしの後ろをくっついて歩いておったにの』
『……』
『わしは、こん家の娘じゃ』
『おぉ』

 老人は、ようやく思い出した。
 今から、もう数十年も昔のこと……。
 老人が小さかったころに、この家の跡取り娘が失踪していたことを」
この家の跡取り娘が失踪していた

み「『ようやく思い出したようじゃな。
 昔の顔を見たくて戻ってみたが……。
 見知った顔は、すでに数えるほどのようじゃ。
 お前さんが、今の家長か?』

 老婆が、老人の脇に立つ主人に尋ねた」

 続きは、次回。
-----
☆ハーレクイン
11/11/2011 08:14:43
□カナカナゼミ
といいますとヒグラシ(蜩)。
蝉しぐれの中。
白い道の上。
降りそそぐ陽の光。
お尻剥き出しで、しゃがんで向き合う由美と美弥子。
美しい情景ですねえ。

美弥ちゃん、やっと出たかおしっこ。
よかったなあ。
それにしても、再び屹立する美弥子陰核。
さあ、次の展開は!
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☆ハーレクイン
11/11/2011 08:29:14
□帰ってきたよ
寒戸の娘。

帰ってきたよ寒戸の婆(ばばあ)。
何処から帰った寒戸の婆
皆忘れてた寒戸の婆。
婚礼の日の寒戸の婆。
風の吹く夜の寒戸の婆。
威厳溢れる寒戸の婆。

婆「源太! そちゃ儂を見忘れたかあ」

うーむ。
しかし……。
明日を待て!
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☆海苔ピー
11/11/2011 14:01:25
□何処に行くのかな?
おぃ~!
旅行記が、またまた脱線してるね!
何処まで脱線するのかな?

面白いから良いけどね!

そろそろ次の目的地は決まったのかい!
まだ、決まってなかったりしてね!

遠野物語の系統の本て苦手で読まないけど、こうやって読むと面白いね!
ついつい先が知りたくなるね!
不思議だね!
でも、自分で率先して読もうとは思わないけどね!
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★Mikiko
11/11/2011 20:18:03
□ハーレクインさん&海苔ピーさん
> ハーレクインさん

 わたしの住んでるとこでは……。
 ミンミンもカナカナもツクツクボウシも鳴きません。
 鳴くのは、アブラゼミだけ。
 ほんまに暑苦しい!
 アブラゼミ以外、滅多に見ないので……。
 たまに羽根が透明なセミを見ると、珍しいって思うんですが……。
 実は、羽根が不透明なセミの方が、世界的にも珍しいんだそうですね。


> 海苔ピーさん

 次の目的地は……。
 1年前に決まってます。
 なかなか出発できないだけ。

 遠野物語は……。
 淡々とした文語体が、何とも言えない雰囲気を醸し出してますね。
 あれの現代語訳を読んだことがありますが……。
 まったく味のしない料理のようでした。

 面白いぞ。
 率先して読め!
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☆ハーレクイン
11/11/2011 21:10:30
□一番よく聞いたのは
ミンミンゼミとアブラゼミ。蝉捕りで一番よく捕れたのもアブラゼミ。
鳴き声で一番印象に残ってるのはもちろん、ツクツクボウシ。こいつもごく普通でした。
それとヒグラシ。こいつはやはり夏の終わりころから目立ち始めるので、あの「カナカナカナカナ……」という鳴き声を聞くと、夏休みも終わりやなあ、とやるせなくなったものです。あー、まだ宿題やってへーん。

以上、蝉の思い出。近江の安土からお届けしました。
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☆海苔ピー
11/11/2011 22:12:13
□無理無理絶対無理
エロの王道の源氏物語さえ挫折したのに率先して読まない!
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★Mikiko
11/11/2011 22:39:29
□ハーレクインさん&海苔ピーさん
> ハーレクインさん

 ふーん。
 宿題は、7月中に仕上げちゃうタイプかと思ってた。

 夏休みが終わるころは……。
 アブラゼミが、やたらと道路で死んでましたね。


> 海苔ピーさん

 わたしも源氏はダメだったね。
 読んでてイライラした。
 「よよと泣きたまふ」とかね。
 男がだよ。
 清少納言も好かんかったな。
 いかにも、“賢しら”って感じでね。
 あの女、ぜったいに嫌われてたと思う。
 唯一面白かったのは、徒然草ですね。
 仁和寺の法師の話とか。

 遠野物語は、ぜんぜん時代が違うじゃないの。
 文語と言っても、普通に読めるよ。
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☆ハーレクイン
11/11/2011 22:55:39
□宿題は……
夏休み中はほとんどしませんでした。
だいたい最後の3,4日でまとめてしてましたね。
もちろん全部はできませんが「半分以上やってればよかろ」と気楽なもんでした。
一度8月31日の夜。大量に残った宿題をやってたら、帰宅した父親に思い切り頭をどつかれたことがあります。
「ええかげん、ちゃんとせんかい!」てなもんでしたね。

由美と美弥子 842
★Mikiko
11/12/2011 07:27:25
□東北に行こう!(283-1/2)
み「老人の驚愕が伝わったのか……。
 主人も立ち尽くすばかりで、言葉を返せない。

『まずは、礼を言わねばなるまい。
 よう家を守ってくれた。
 門構えと云い、廊下の光り具合と云い……』
廊下の光り具合

『昔のままじゃ』

 老婆の顔に、柔和な笑みが浮かんだ。
老婆の顔に、柔和な笑みが浮かんだ

『されば、わしはもう行かねばならん。
 もう、ここに来ることもないじゃろ。
 達者でな、源太』

 止めるいとまも無かった。
 老婆は、思いがけない身軽さで踵を返すと……。
 玄関の板戸を抜け、闇に吸われるように消えて行った」
玄関の板戸を抜け……

み「閉まった戸を激しい風が叩き、ガタガタと音を立てた」
閉まった戸を激しい風が叩き、ガタガタと音を立てた

み「ようやく金縛りが解けた主人が、タタキに飛び降り、板戸を開いた。
 風が、框に並んだ人たちの袂を吹きあげる。
 戸の陰から外を覗く主人の髪が、ボウボウと逆立った。

 闇に消えた老婆の消息は……。
 それきり途絶えた」
闇に消えた老婆の消息は、それきり途絶えた
-----
★Mikiko
11/12/2011 07:28:09
□東北に行こう!(283-2/2)
み「以来、この地区の人たちは……。
 風の騒がしい日には……。
 『今日は、寒戸の婆が帰ってきそうな日だ』と言い交わす習わしとなった」
今日は、寒戸の婆が帰ってきそうな日だ

み「以上、『遠野物語』より、『寒戸の婆』の一節でした。
 どーんとはらい」
律「パチパチパチ。
 すごーい。
 『おはなしでてこい』みたい」
おはなしでてこい

み「かなり違うと思うが」
律「最後の“どーんとはらい”って、昔話の最後に言う言葉なのよね」
昔話

み「結句って云われてる。
 地域によって、いろいろな言い方があるみたいだね」
律「一番ポピュラーなのは……。
 やっぱり、“めでたしめでたし”?」
み「めでたく終わらないお話もあるからね。
 特に東北では。
 “どーんとはらい”は、その東北地方」
律「どういう意味なの?」
み「“はらい”は、すす払いとかの“払い”じゃないかな」
“はらい”は、すす払いとかの“払い”

み「昔話の世界から、現実世界に戻るおまじないみたいなもんだよ」
律「“お祓い”の意味もあるんじゃないの?」
“お祓い”の意味もある

み「あ、そうかもね」
老「そうとう脚色してあるが……。
 まぁ、大筋は間違っとらんようじゃな」
み「脚色なんかしてないぞ。
 覚えてたままだよ」
老「どうやら……。
 物語が、お前さまの頭の中で勝手に増殖したようじゃの。
 確かに、人の想像力を掻き立てて止まない話ではある」

 続きは、次回。
-----
☆ハーレクイン
11/12/2011 08:10:53
□メルヘン街道
白い道の上。
もう決して離れないと誓い、
このまま永遠にと願い、
絡み合う二人の尿。

メルヘンしてるなあ「木漏れ日の小径」


由美ちゃん美弥ちゃん。
野外おしっこでティッシュはやめようね。
フンコロガシ君が困るからね。
トイレットペーパーを使いましょう。
 (トレペではメルヘンにならんぞ)
-----
☆ハーレクイン
11/12/2011 08:44:36
□とんと昔があったげな
うーむ。
やはりあの世のもの、異形のものであったか、寒戸の婆。
このてのおはなしは、最後まで正体不明、というのがいいんだよな。

「婆様、ようこそお戻り。よくぞご無事で。
 ささ、お上がりになって、ここは婆様の家。
 折よく宴も酣。
 皆揃うております。
 どうぞご一別以来のお話をお聞かせ下され。
 ささ、婆様」

てなことには決してならない。
いつまでも余韻が残り、心の中に何か黒いものが蟠っていく。
すぐそばに、異世界への道が口を開けている。
そちらに目を遣れば引き込まれそうで、身動きできない
背中を詰めたいものが流れる……。
ふと振り返れば、髪ふり乱した寒戸の婆が!
ぎゃああああああ!!
-----
☆八十八十郎
11/12/2011 11:51:17
□昔
小学生の女の子が
密かに書いた漫画を読む機会がありました。

普通のメルヘンチックなものは
目に留まる場所に沢山おいてあったのですが、
物に挟んだりして隠してあるものもあったのです。

隠してあったものからは、明らかに、
幼いながらも性的なものを感じました。
そしてその中で、感情の昂ぶりと共に
しばしば“おしっこ”の場面が現れました。
本編を読んでいて、そんな事を思い出しましたねえ。

変な話で申し訳ない。(笑)

とうとうPCが駄目になっちゃって、
今度はデスクトップを買おうともくろむ八十郎でした。
では、また。
-----
★Mikiko
11/12/2011 12:54:15
□ハーレクインさん&八十八十郎さん
> ハーレクインさん

 フンコロガシくんが、なんでティッシュで困るんだ?
 そもそも、おしっこだけじゃ、出てこないだろ。

 どうやら、おぬし……
 そうとうな怖がりの子だったようだのぅ。
 トイレに行けなくなって、漏らしたりしたんじゃないか?
 でも、怖がりであることは、決して恥ずかしいことではありません。
 妄想が頭の中で膨らむから、怖いんです。
 すなわち、想像力が豊かな証拠ですね。


> 八十八十郎さん

 表に出していいものと隠すべきものは……。
 直感的にわかってたってことですね。
 しかし……。
 てことは、その女の子と同居してたってことにならない?

 子供にとっての性器は、おしっこをするための器官ですから……。
 性器への興味は、おしっこと直結するんでしょうね。
 そう言えば、子供のころ……。
 外で遊んでて、おしっこがしたくなったことがあります。
 トイレしに家に帰るのがメンドーになって……。
 側溝をまたいでしたことを思い出しました。
-----
☆ハーレクイン
11/12/2011 14:00:14
□怖がりの子
まさにそのとおり。
無茶苦茶怖がりでした。
夜中にどうしてもトイレに行けず、確信犯的におねしょをしたことが何回かあります。夜中にトイレに行くよりは、“ねしょんべんたれ”の汚名に甘んじる方がまだましでした。
想像力豊富→妄想の具体化→恐怖の増殖。
まさにそのとおりです。
さすが妄想の女王、わかってらっしゃる。

フンコロガシ君とティッシュについてはお忘れください。少し勘違いしてました。
♪パピプペパピプペパピプペポォ~。
-----
☆八十八十郎
11/12/2011 17:05:54
□まさに
ご推察の通りで、
その女の子はごく身近におりました。

しかし40数年を経た今、
その女の子は立派な(?)、
僕より体重も重い、
50半ばのおばさんになっております。(笑)

写真もセピア色になりましたな。
-----
★Mikiko
11/12/2011 20:22:21
□ハーレクインさん&八十八十郎さん
> ハーレクインさん

 ほんとに寝小便してたのか。
 情けないヤツ。
 昔のトイレは汲み取りだったろうから、余計怖かったろうけど。
 あ、男なら小便器があったんじゃないの?

 しかし……。
 夜中にうんこをしたくなった場合……。
 どうしたんだ?

 フンコロガシの間違いについては、厳しく追求したい。
 脳内の情景を開示せよ。


> 八十八十郎さん

 なるほど。
 妹さんだったわけね。
 ま、娘じゃなくて良かったです。

 でも、ひょっとしたら妹の方でも……。
 兄貴の持ち物チェックしてたかもよ?
-----
☆ハーレクイン
11/12/2011 20:48:52
□フンコロガシ君の寝小便
我が家のトイレには小便器はなかった。
あの、便器(もちろん和式)を跨ぐと、下から吹き上げる便臭交じりの風。
もちろん下は漆黒の闇。
その闇の中から、わがちんちんに伸びる異形の手!
ぎゃああああああ!

とても耐えられるものではありませなんだ。
うんこの記憶はないがのう。


フンコロガシの間違い。
是非ともスルーしていただきたい。
あきまへんか。
そんなおもろい話ではないのだ。
またしてもうっとおしい生物学の講義になるのでなあ。
今回はパス。
あきまへんか。
-----
☆海苔ピー
11/12/2011 21:46:44
□思い出し話
汲み取り式便所
母上様の実家ですが、今も汲み取り式便所です。
幼い頃の記憶ですが
トイレから何かが出てくるより、そこに落ちたらどうし様と思う方が怖かったです。
一度、トイレに落ちかけた事がトラウマになったのだと思います。
だから、いつも誰か大人に付いて来てもらいました。
付いて来るだけじゃ駄目で手の届く範囲に居ないと大泣きしてお漏らしをしても行かない子でした。
どうしても大人が手が離せない時は庭の端でおしっこしてました。
もちろん大人達には了承済みでした。
なので、今だに汲み取り式便所は苦手です。
正直に言うと今も外出先にあると誰か付いてきて見ていて欲しいと思います。
落ちたときに助けて欲しいと思うだけだよ!
恥ずかしさより怖さのほうが強いです。
-----
☆ハーレクイン
11/12/2011 22:15:21
□便所の思い出
>海苔ピーさん

思い出しましたよ。
わたしには姪がいます。
ご記憶でしょうか、私が車に乗せていて車外に振り落としかけた甥。
あの甥の姉です。

この姪が小学生のころ、自宅の汲み取り便所に落ちたことがあります。
下半身は完全にはまりました。かろうじて肩から上が便所の床の上、つまり腕というか両肘で落とし口のふちに引っかかって、完没は免れた、という状況でした。

残念ながら聞いた話。現場に立ち会ったわけではありません。
ちなみに、救出したのは甥だったそうです。
-----
★Mikiko
11/12/2011 22:54:52
□ハーレクインさん&海苔ピーさん
> ハーレクインさん

 便器を跨ぐってことは……。
 列車のトイレみたいに、一段上がった和式じゃ無いわけね。
 大穴が空いてるから、立っておしっこしても跳ね返らないってことか。

 便器が怖いんなら……。
 ホースを使えばいいんじゃないの?
 ホースの一端を便器の中に入れて……。
 ずーっと伸ばして部屋まで引いておく。
 明るいうちにセットしとけば、怖くないよね。
 で、夜のおしっこは、部屋のホースにちんちん挿しこんでする。
 便器は床の高さなんだから……。
 椅子に乗ってやれば、流れるんでないの?


> 海苔ピーさん

 今も汲み取りだとか、今だに汲み取り式便所は苦手だとか……。
 大阪って、下水道が普及してないの?
 新潟で汲み取りなんて……。
 よほど山奥に行かなきゃ無いんじゃないかな?
 少なくとも、最後に汲み取り便所で用を足したのがいつなのか……。
 記憶にないくらいです。

 ま、海苔ピーくらい妄想力があったら……。
 そういう怖い思いをしたってのは、うなずけますね。

 しかし……。
 子供のころのシモネタ話って、なぜか盛り上がりますね。
-----
☆海苔ピー
11/13/2011 01:09:45
□まだまだ健在だよ!
大阪市内は最近は見なくなったが、意外と大阪府内なら一軒家の家なら、まだまだ健在だよ!
京都や奈良の観光地に行くと、まだ汲み取り式の便所は健在だよ!
母上様の実家は愛知県だよ!
愛知県でも田舎じゃないけど、生家は汲み取り式だけど裏に家長を継いだ次男の家は水洗便所だからトイレだけ次男の家に行ってします。
親の兄弟はトイレに関してトラウマを持っているのを知っているので一切なにも言いません。
中学に入っても、一人で汲み取り式のトイレに行けなかったからね!

完全に落ちたのなら逆にトラウマにならなかったかも知れないよ!
幼稚園に入るので皆に煽てられて調子に乗ってした行為が仇となったのよ!
危ないから普段なら洗面所でパンツを脱いでトイレに入るのよ!
その日も危ないから脱いでから入りなさいと付き添いのおじさんに言われたけど、もうお姉ちゃんだから大丈夫と言ってトイレに入ったのは良いけど、パンツを履くときに膝にパンツが引っかかって扱けそうになった時に片足が便器に嵌まり体が傾いた直前に付き添いのおじさん助けてもらったのは良いのだけど、その時にお気に入りのピンクの草履を片方だけ便器の中に落ちたのね!
ピンクの草履が闇の中に落ちて行く所をずっと見ていたのよね!
まるで草履が闇の中に引きずり込まれていく感じがして怖かった。
自分が落ちていたら、どうなってたかと思うと怖くて怖くて考えられないくらい怖かったよ!
草履の落ちた音がしなかったのが、また怖かった。
今でも思い出すとゾッとするくらいだからね!
もちろん、その後はおじさんに、抱き付いて大泣きしたよ!
しばらくはトイレに度に大泣きして、お漏らしするか、乳幼児みたいにして抱っこしてもらって、おしっこしてたよ!
小学校に行くようになるまで抱っこしてもらってた記憶がある。
その後もずっと付き添いありのトイレだった。
少しずつ居てもらう距離が伸びたけどね!
でも、それに対して誰もいい加減にしなさいて言われたことも怒られたことはなかった。
-----
☆ハーレクイン
11/13/2011 01:56:01
□うーむ
もう寝ようと思って最後に覗いたら、海苔ピーさんの大作「まだまだ健在」が。
いやあ、何から申し述べればいいのか……。

大阪市内にはないと思うぞ汲み取り式。
府下ではわからぬが、一軒だけ汲み取りというのも考えにくい。

私も子供のころ、うんこするときは下半身すっぽんぽんで便所に入ってました。ズボンとパンツを膝まで下げてしゃがむ、これが出来なかったんですね。
♪ズボンもパンツも皆脱いで……。

海苔さんの「ピンクの草履」どうしたでしょうね。


『うちの草履』
海苔ピー

 母ちゃん、
 うちの、あのお気に入りのピンクの草履、
 どうなったんやろね?
 ほらあの夏の日、
 「もうお姉ちゃんやから大丈夫」とトイレに入って、
 膝にパンツが引っ掛かって便槽に落としたあの草履や。
 母ちゃん、あれは好きな草履やったで……。
 あのあと、付添いのおじさんに抱き付いて大泣きしたこと、
 よう覚えてる。
 なんであんなに泣いたんかなあ……。
-----
★Mikiko
11/13/2011 07:32:28
□海苔ピーさん&ハーレクインさん
> 海苔ピーさん

 愛知県が汲み取りとは驚きました。
 ハーレクインさんの言うように……。
 一軒だけ頑張ろうとしたって……。
 バキュームカーが来なくなれば、水洗にするしかないんだもんね。
 汲み取りが残ってるってことは……。
 その地域に、ある程度の数が残ってるってことだよな。

 しかし、素晴らしい幼児体験をお持ちですね。
 わたしのトイレ体験は、トラウマもなくスルーしてしまった。
 その体験を膨らませたら、絶対面白い小説が書けると思う。
 便所にピンクの草履を片方だけ残して……。
 女の子が消えてしまう話とかさ。
 うんこの国に迷いこんだ女の子が……。
 ウジ虫さんやギョー虫さんと出会いながら成長し……。
 数十年後、帰ってくるわけ。
 うんこまみれで。
 その日はとりわけ風が強く……。
 便所の臭う日だった……。


> ハーレクインさん

 ズボンとパンツを脱がなくても出来るようになったきっかけは、何だったんでしょう?

 わたしの同僚で……。
 子供(男の子)に、洋式便器に座らせておしっこさせてる人がいます。
 立ったままさせると、跳ねたり外したりして、汚いからって。
 何と、旦那にまでそれを命じてるそうです。
 ま、旦那は、外では普通にしてるんだろうけど……。
 子供は心配だよね。
 座ってしか出来なくなったら、どうするんだろ。
 小学校で、おしっこの度に個室に入ってたら……。
 ぜったい虐められるよね。

 夜中にトイレに行かず、用を済ます方法、第二弾。
 考えてみれば、男の子なら、窓から出来るじゃないの。
 長さが足りなければ……。
 節を繰り抜いた竹筒を添えるとかさ。
 夏休みの工作で提出できたんじゃない?
-----
☆ハーレクイン
11/13/2011 12:20:08
□汲み取り式便所詳報
>Mikikoさん

>列車のトイレみたいに、一段上がった和式じゃ無いわけね
そですね。
便所の床はむろん板張り、平面です。
でその中央が長方形にくりぬいてあるわけ。これが落とし口。
うんこ、または女子の場合、この穴の両サイドにまたがってするわけ。
男子のおしっこは、穴の後ろ縁あたりに立ってします。

昼間だと穴の下はよく見えます。
おしっこうんこの寄せ鍋状態ですね。

ホースとか竹筒とか、いろいろご教示いただきましたが、今となっては “After Carnival” ですねえ。

>座ってしか出来なくなったら、どうするんだろ
大丈夫大丈夫。
男の子は連れしょんの立ちしょん、そこらじゅうでやりますからね。
自然に覚えますって。
んでも、母親の影響力下にあるうちは無理かなあ。

>窓からする
北杜夫の作品(題名は忘れた)に大学、じゃなくて旧制高校か、の寮の二階の窓からおしっこをする風習について書いたのがあります。
これを“寮雨”と称するとか。

そういえば北氏が亡くなられたのはつい先日。
北杜夫。2011年10月24日、腸閉塞により病没。享年84。
ご冥福をお祈りします。

>ズボンとパンツを脱がなくてもできるようになったきっかけ
よく覚えてませんが、やはり親に言われたからじゃないですかね。
「もうお兄ちゃんなんだから」とかなんとか。
でこっちもそろそろ自意識が過剰になり始める頃だったんでしょうね。で、親子の阿吽の呼吸が見事に合い、めでたく下半身丸出しうんこ卒業となりました。
 (なんか当たり前の話でおもろないなあ)

由美と美弥子 843
★Mikiko
11/13/2011 07:43:43
□東北に行こう!(284-1/3)
み「このお話の主役って、何だと思う?」
律「それは……。
 “寒戸の婆”でしょ」
水木しげるロードの『寒戸の婆』
↑水木しげるロードの『寒戸の婆』

み「ノンノンノンノン」
ノンノンノンノン

律「何でフランス語で否定するのよ!
 人差し指まで立てて」
人差し指まで立てて

み「フランス語と東北弁は似てるって説がある」
律「誰の説?」
み「タモリ」
ブラタモリ
↑ブラタモリ

律「バカバカしい。
 で、お話の主役は誰なのよ?」
み「風だよ、風」
風が主役
-----
★Mikiko
11/13/2011 07:44:33
□東北に行こう!(284-2/3)
み「もし、このお話に風が吹いてなかったら……。
 こんなにも、人の心には食いこんでこなかったはず」
律「なるほど。
 それは、否定できないかもね」
み「『ゲンセンカン主人』って漫画知らない?」
律「玄関の主人?」
み「ゲンセンカン!
 つげ義春の漫画だよ」
ゲンセンカン主人

み「『寒戸の婆』の話を読むと……。
 『ゲンセンカン主人』を連想する」
律「何で?」
み「風。
 『ゲンセンカン主人』の漫画の中を、風が吹いてるんだ」
『ゲンセンカン主人』の漫画の中を、風が吹いてる

み「スゴく印象的」
律「そう言えば……。
 『風の又三郎』とか……」
風の又三郎

み「東北って、風が似合うのかも」
律「だよね。
 先生も読んでみなよ。
 『遠野物語』」
遠野物語

み「日本人の土俗性が、ヒシヒシと伝わってくるよ。
 道徳教育の道具になってない、教訓なんかとは無縁な“お伽話”のパワーだね」
教訓なんかとは無縁な“お伽話”のパワー
-----
★Mikiko
11/13/2011 07:45:05
□東北に行こう!(284-3/3)
 ちょっと、寄り道が過ぎましたね。
 でも、『寒戸の婆』のお話は……。
 わたしの心に、鉤爪のように食いこんでます。
 自分では、それほど脚色して語ったつもりは無いのですが……。
 改めて原典を当たってみたところ……。
遠野物語(角川文庫)
↑わたしの持ってる『遠野物語(角川文庫)』

 思ってたより、遥かに短いお話でした。
 マスミンが言ったように、わたしの中で勝手に増殖してたようです。
 原文は、以下のとおりです。
…………………………………………………………………………
 黄昏に女や子供の家の外に出てゐる者はよく神隠しにあふことは他の国々と同じ。松崎村の寒戸といふ所の民家にて、若き娘梨の樹の下に草履を脱ぎおきたるまま行方を知らずなり、三十年あまり過ぎたりしに、ある日親類知音の人々その家に集まりてありし処へ、きはめて老いさらぼひてその女帰り来たれり。いかにして帰つて来たかと問へば、人々に逢ひたかりしゆゑ帰りしなり。さらばまた行かんとて、ふたたび跡を留めず行き失せたり。その日は風の烈しく吹く日なりき。されば遠野郷の人は、今でも風の騒がしき日には、けふはサムトの婆が帰つて来さうな日なりといふ。
…………………………………………………………………………
寒戸の婆

 続きは、次回。
-----
☆ハーレクイン
11/13/2011 10:24:39
□こんにちは!
きちんと挨拶する。
ええしつけされてるなあ、田舎の子供。
HQなら無理だな。
見知らぬ大人と出くわしたら、目を伏せ無言ですれ違ってた。
あ、今の子たちもそうか。理由は違うだろうがな。

二人の会話。
どれがどっちのセリフでしょう。
クイズかな。
はい!
最後のセリフ「するの! 虫網を放り出すと……」が由美ちゃんだと思いまーす。
-----
☆ハーレクイン
11/13/2011 11:34:11
□つげさんちの婆様
「水木しげるロード」
あれは鳥取、境港やろ。
なんで寒戸の婆像があるんやろ。
可哀想に、婆様も妖怪扱いかあ。

『遠野物語・寒戸の婆』
「……その日は風の烈しく吹く日なりき。……」
海苔ピーさん。
文語体といってもそんなに難しくないぞ。是非チャレンジを!。
ま、しかし興味のない方には面白くもなんともないかもしれんなあ。


ブラタモリ第3シリーズ、始まりましたねえ。
人妻・久保田祐佳アナ、相変わらず可愛いぞ。
でも、ちょっと落ち着いたかな。気のせいかな。

つげ義春『ゲンセンカン主人』。
前にも一度出てきたが、知らんなあ。
ていうか、つげ義春、きちんと読んだ作品は一つもない。
我々の世代では“めずらしい”そうです。
有名なコマのいくつかは見たことあるが……。
なんでやろなあ。めぐり合わせのせい、としか言いようがないなあ。
-----
★Mikiko
11/13/2011 13:04:42
T: 由美と美弥子の会話
 わからん?
 微妙に口調は変えてあるんだけど。
 『……と由美は言った』とか、書くべきなのかな。

 水木ロードにいるのは、鳥取の妖怪だけじゃないでしょ。
 しかしながら、あの『寒戸の婆』には、かなり違和感を感じます。
 二次元の漫画を三次元化するのは、ちょっとムリがあるかもね。
 水木漫画は、バックの雰囲気が特徴だし。

 昔、夜見る夢を表現した作品ばかり読んでた時期があります。
 小説では島尾敏雄(『夢の中での日常』など)、漫画ではつげ義春(『ねじ式』など)が双璧でしたね。
 つげ義春は文庫にもなってるし、一度読んでみた方がいいですよ。
 
-----
☆ハーレクイン
11/13/2011 13:37:59
□ねじ式
そうそう、タイトルは知ってんだよね。
これだけやけど。
あれ、寒戸の婆様。
漫画になってるんですか?

ところでクイズ、正解やろ。
『……と由美は言った』なんて書かんでもわかるけど、長いからなあ。こんな長い会話って、初めてやないか。
やっぱり由美ちゃん美弥ちゃん。旅先ということで浮かれてるのかなあ。おしっこしたばかりやし。今夜のこともあるし。
しかし危なかったよな。美弥ちゃんがもうちょっともたもたしてたら、蝉捕り少年に見つかってたとこだよなあ。
ま、作者がそうはさせんわなあ(そのうちさせたりして)。
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★Mikiko
11/13/2011 13:47:30
□つげ義春
 『ねじ式』に代表されるシュールレアリズム作品の一方……。
 『初茸がり』のような叙情的な作品もあります。
 面白いよ。
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☆ハーレクイン
11/13/2011 17:47:15
□今日は一日……
「風楡の季節」の二回目投稿分の最終(にしよう)推敲をやってました。
で、この作業と並行して、これはしばらく前からなのですが、後戻りしないためにお知らせしちゃいましょう、なんと「ハーレクイン・エロマンス」第2弾を書き始めております。自分でもこんなに勤勉になるとは……驚いています。
で、主題といいますかなんといいますか、「風楡」のサイドストーリーになります。主役は「風楡」の新人女優。さあ、誰でしょうっ、てまだ美玖ちゃんしか出てきてないからなあ。
準主役・脇役は、すべてこの作品が初出演の新人です。つまり「由美と美弥子」とは完全に独立した設定、ということになります(だいじょうぶかあ)。

「風と楡の季節」完結までには無論書き上げる所存。
乞うご期待!
-----
★Mikiko
11/13/2011 20:21:46
□おー
 これでしばらく、火曜投稿が途切れずに済むな。
 サイドバーのカレンダー見てもらえばわかるけど……。
 11月は、1日だけが投稿が無くて、とっても惜しいのじゃ。
 12月からは、ようやく皆勤投稿となるわけです。
 はたしてこれが、いつまで続くかなぁ。
 木曜日の八十八十郎さんからは、すでに来年秋くらいの分まで送ってもらってます。
 あとは……。
 ハーレクインさん次第だね。

 連載を始めるまでに書き上げる必要は、まーったくありません。
 そんなこっちゃ、流行作家になれませんぞ。
 連載しながら書けばいいんです。
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☆ハーレクイン
11/13/2011 22:25:46
□すみませーん、て言いたくなるなあ
>11月は、1日だけが投稿が無くて、とっても惜しいのじゃ。
 12月からは、ようやく皆勤投稿となるわけです

そういえば惜しいですなあ。
『風楡』、もう少し早く送稿してればなあ。
もう少し早く決断してればなあ。
その昔「決断と実行の人」というフレーズがあったが……。
誰や、と思って調べたらなんと、あの、田中角栄元首相だったよ。
ま、それはともかく11月のカレンダー。
1日だけぽつんと色違いなのもご愛嬌でないかい。

えーっ。八十郎さんは来年秋まで書かんでええのか。
それは羨まし、くはないぞ。
書くのは楽しいぞ。
よーし、さらに並行して第3弾も企画するか。
-----
☆ハーレクイン
11/13/2011 22:38:39
□あちゃー
前々コメで『風楡』を「風“と”楡の季節」と書いちゃってますねえ。

作者がタイトルを間違えてどうする!
この大たわけが!!

うへへへ~い。
一言もございません。
すまぬ、夏実。ほんで、とりあえず美玖ちゃん。
m(_ _)mゴメン !!

正しくは『風楡の季節』でございます。
全国、全世界のMikiko’s Roomご愛読の皆々様。
よろしくお見知りおきください。
-----
★Mikiko
11/14/2011 07:42:58
□11月1日だけの空白
 ハーレクインさんからは、10月中にデータをいただいておりました。
 わたしが、Wordをテキストに変換する作業とかにもたもたしてたせいで……。
 8日からの開始となったものです。
 しかし、八十八十郎さんもそうですけど、みなさん、Wordで書かれるんですね。
 Wordでは、段落先頭の字下げがインデントで実現されてるので……。
 これをみんな空白文字に書き換えたり……。
 そのほかにも、テキスト変換したことによって表示が変わってないか、確かめにゃならんのです。
 ま、題名を考える時間も必要でしたけどね。
 その題名を間違えるとは、けしからぬヤツ。
 ほんとは、『風と楡の季節』の方が良かったんじゃないの?
 あなたの悪いとこは、すでに投稿したものを読み返すことです。
 だから、アラに気づいてしまうんですね。
 わたしは、本編もコメントも、投稿したら一切読み返しません。
 ていうか、そんなことしてるヒマ、無いんですね。
 前に進むためには、過去は振り切らねばなりませぬぞ。
-----
☆ハーレクイン
11/14/2011 09:43:54
□言い訳と反省の日々
空白の一日

いやあ、かっこいいなあ。
本格推理小説みたいじゃないですか。


題名を間違えた言い訳。
「かぜにれ」では一発変換できんので、「かぜとにれ」で打ちこんでから「の」を削除しておったのだ。この削除を忘れたのだな、うん。
もう「風楡(かぜにれ)」を単語登録しましたので、今後このような失態はありませぬ。
そういえば、肝心の名付け親、Mikiko管理人にお詫びしてなかったな。
素晴らしい題名をいただいておきながらの大失態、誠に申し訳ありませんでした。伏してお詫び申し上げます。
ごめんね、ゆるして、勘弁ね。
怒っちゃいやいや、ご機嫌さん。
『風楡の季節』、ほんまに気に入っております。


>あなたの悪いとこは、すでに投稿したものを読み返すこと

そおかのう。
過去の失敗を見つけ、反省・修正することが次作の充実につながると思うがのう。
ま、ヒマやからな。


>Wordでは、段落先頭の字下げがインデントで実現

へ、そうなんですか。
インデントなぞ使っとりませんぜ。
Wordに打ち込むときは「空白」で一字下げしてますけど……。


>Wordをテキストに変換

「テキストに変換」って、なんか大変な作業をしておられるような……。
これは申し訳ないなあ。
こっちで何とかできません? といっても知識皆無やしなあ。
「テキストに変換」って何ですか?
いや、そもそも「テキスト」ってなんですかあ。
 (相手しとれんわ)

ほんとに、できる事はやらせていただきますので、どうぞ……。
-----
★Mikiko
11/14/2011 19:39:52
□Wordファイルをテキストデータに変換すると……
 どうなるか。
 試してみるとわかります。
 まず、『風楡』の入ったWordファイルと、メモ帳を両方立ち上げてください。
 『風楡』の方で、「Ctrl+A」→「Ctrl+C」。
 メモ帳に移って、「Ctrl+V」。
 これで、Wordデータがテキストに変換されました。
 行頭の空白が消えてませんか?

 こちらの作業は大変では無いので、大丈夫です。
 わたしの使ってるQXというエディタには、たくさんのマクロが公開されてて……。
 文字列の定形変換マクロもありました。
 ツールバーのワンクリックで変換できるようになってるので……。
 いらん心配せず、執筆に専念するよーに。
-----
☆ハーレクイン
11/14/2011 23:05:49
□「メモ帳」かあ
一度も使ったことありません。
これが「テキスト」なんですかあ。

>わたしの使ってるQXというエディタには、たくさんのマクロが公開されてて……。
>文字列の定形変換マクロもありました。
>ツールバーのワンクリックで変換できるようになってる……。

全く理解不能でございます。
仰せのとおり、執筆に専念させていただきます。

由美と美弥子 844
★Mikiko
11/14/2011 06:10:28
□東北に行こう!(285-1/2)
老「それでは、続きを語ってよいかの?」
み「何の話、してたんだっけ?」
店「お待たせしました」
律「Mikiちゃん、答えが来たわよ」
西馬音内『弥助そば』の“ひやがけ”
↑これは、西馬音内『弥助そば』の“ひやがけ”(大盛り)。
↓秋田川反漁屋酒場の写真は、この程度のものしかありませんでした。
秋田川反漁屋酒場の“ひやがけ”

み「おー、そうそう。
 お蕎麦の話だったね。
 こりゃ美味しそうだわ。
 湯気がモワッと上がらないとこが、いいよ。
 中締めって感じだね。
 それでは、さっそくいただきましょう」
老「まだ、由来を語り終えておらぬぞ」
み「お蕎麦が来るまでって約束でしょ」
老「お前さまが、長々と『寒戸の婆』を語ったからではないか」
寒戸の婆

み「そんなら、語りんさい。
 でも、食べながら聞くからね。
 先生、いただきましょう」
律「そうね。
 申し訳ないけど……。
 このお蕎麦を前にしたら、我慢できそうにないわ」
み「じゃ……。
 いっただきまーす」
律「いただきまーす」

 ズズ、ズズズー。

み「う、うめぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」
うめぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ

律「ヤギか、あんたは。
 でも、ほんとに美味しいわ」
老「江戸時代からの味を、かたくなに守っておるそうじゃ。
 化学調味料など、まったく入っておらん」
み「素朴な味って云うんだろうけど……。
 結局、それが一番ってことなのかもね」
-----
★Mikiko
11/14/2011 06:11:22
□東北に行こう!(285-2/2)
 ズズ、ズズズー。

律「ちょっと、もう少し、おしとやかに食べれない?」
もう少し、おしとやかに食べれない?

み「お蕎麦は、大音響を立てるほど美味しいの」
律「それは、わからないでもないけどね。
 お汁、飛ばさないでちょうだい」
み「お汁、入った?」
律「3滴くらい入った」
み「じゃ、返して」
律「このアマ……」
老「そろそろ、語ってもよいかな」
み「許可する」
許可する
↑便利な画像じゃ

み「食べ終える前に語り終えよ」
老「お前さまは、食べるスピードが早すぎじゃ。
 わんこそばじゃないんじゃから……」
わんこそばじゃないんじゃから

老「もっとゆっくりと食べなさい」
み「お蕎麦を前にするとさ……。
 なぜか、のんびり食べる気にならないんだよ」
律「なんでよ?」
み「江戸っ子が憑依するのかね」
江戸っ子が憑依する

 続きは、次回。
-----
☆田舎評論家HQ
11/14/2011 08:27:53
□あ~ああ
やっちゃったよ。♂♂フェラ。
♂は堪忍してくれ。
といっても、由美ちゃんの妄想だけどなあ。
一応♂登場人物、4,5人目にカウントしとくか。


>田舎のバス停の間隔は、東京とは違っていた

そのとおり。
田舎のことは任せてくれ。
田舎のバスをなめてかかると、えらいめにあうぞ。
午後4時が最終便とか。
1日3本とか。
ひと山越えて次のバス停、などという場合もあるのだ。
元のバス停で次のバスを待った方が早かったんじゃないか、お二人さん。

んでも、そうなると次の展開に進めんだろうしなあ。
やるよね、由美ちゃん美弥ちゃん。
今度はオナニーでは済まんだろうなあ。
-----
☆ハーレクイン
11/14/2011 08:49:11
□蕎麦評論家、菅江真澄翁
>律「……もう少し、おしとやかに食べれない?」

センセ、日本の蕎麦は、音を立てて啜るのがマナーですぞ。
それにしても「わんこそば」、
何の意味があるのかなあ。
日向子姐さんの『蕎麦屋で憩う』を読め!
ま、でも、介添え姐さんの赤い襷はええ。そそられる。


マスミン。
Miki律コンビの迫力に押され気味でないかい。
「弥助そば」の薀蓄、はよう聞かせて下され。
たしか、弥助が“琺瑯”の旅に出て十年過ぎた、あたりまででしたよね。
-----
★Mikiko
11/14/2011 19:41:53
□お蕎麦の食べ方考
 紀行番組などで、女性レポーターが蕎麦を食べるシーンを見ると……。
 ほんと、マズそうですよね。
 音を立てないように、箸で吊り上げながら口に入れてますからね。
 「啜りこめ!」と、突っこみたくなります。

 外国のジョークには……。
 日本人の立てる食事の音で、レストランの屋根が落ちるというネタがあるようです。
-----
☆ハーレクイン
11/14/2011 22:56:43
□やあれやれ
疲れたぞい。
年明けの本番、間近。
トラック競技でいうと、最終周回、ゴール前あと半周、スタンド前のバックストレッチ、というとこでしょうか。
頑張れよ、受験生諸君。


確かに、ガイジンさんから見れば、蕎麦を啜り込む音は「なんて下品な」となるんでしょうなあ。
ま、そう言わんと、一遍啜ってみ。
美味いよ。
-----
★Mikiko
11/15/2011 06:27:07
□そう言えば……
 外人のラーメンの食べ方も、美味しげじゃないよね。
 レンゲに、一口分の麺を移してから食べてる。
 ま、彼らは猫舌だから仕方ないんだろうけど。
 お風呂も、熱いのがダメみたいだし……。
 身体の耐熱性が弱いんだろうか?
 ちなみに、わたしは猫舌ですが……。
 お風呂は熱めが好きです。
-----
☆ハーレクイン
11/15/2011 23:58:40
□ええい、埋めんじゃねえ、贅六野郎が!
と言われてもねえ。
そんな熱い湯は体に悪いでっせ。

外人さんって、みんな猫舌の熱がりなんですかねえ。
確かに、熱いスープに浮いている麺。
世界でも珍しいかもしれませんねえ。

あー、腹減った。
掛け蕎麦でもつくるか。
-----
★Mikiko
11/16/2011 07:55:44
□わたしの家は……
 洗い場も脱衣場も寒いので……。
 お湯が熱くないと、身体が冷えてしまうのだ。

 外人さんが音を立てずに食べられるのは……
 あちらのスープが、熱くないからだそうです。
 熱かったら、あんなふうには流しこめんわな。
-----
☆ハーレクイン
11/16/2011 10:26:32
□熱くないスープって
味しくないやろに。
熱いのをふうふうやって食べるのがええのになあ。
子供のころは、母親にふうふうしてもらうのも楽しみやった。

あ、ひょっとして外人さんたちは「音を立てない」ために敢えてぬるいスープにしてるのかなあ。
それだと本末転倒(ん? ちょっとちゃうか)だと思うぞ。

由美と美弥子 845
★Mikiko
11/16/2011 07:33:53
□東北に行こう!(286-1/3)
律「落語の影響じゃないの?」
み「『時そば』とか?」
時そば

律「落語でお蕎麦を食べる場面って、特徴的よね」
み「扇子を箸に見立てた所作でしょ」
扇子を箸に見立てた所作

律「スゴい音立てて、あっという間に食べちゃうじゃない」
み「だから、大音響を立てながら、あっという間に食べるのが美味しいんだって」
律「消化に悪いわよ」
消化に悪いわよ

み「蕎麦なんて、粉を練ってあるだけなんだから……」
蕎麦なんて、粉を練ってあるだけ

み「噛まないで飲みこんだって、胃で溶けるから大丈夫」
胃で溶けるから大丈夫
-----
★Mikiko
11/16/2011 07:34:31
□東北に行こう!(286-2/3)
律「そうかしら?
 こないだの飲み会で、吐いた子がいたけど……。
 お蕎麦が、そのままの形で出てきたわよ」
お蕎麦が、そのままの形で出てきた

み「汚い!」
律「あら、失礼」
み「とにかく、お蕎麦なんてものはね……。
 眉根を吊り上げて……。
 親の敵みたいに食べるのが筋なのよ」
親の敵みたいに食べるのが筋

律「見習いたくない筋ね」
老「妙な筋もあったもんじゃが……。
 酒のツマミに取ったんじゃろ。
 徳利が冷めてしまうぞ」
徳利が冷めてしまうぞ

み「あ、そうだった。
 先生、注いで」
律「目の前にあるでしょ」
み「手が離せないの」
律「お箸を置けばいいだけじゃないの」
み「ちぇ。
 せっかくの勢いが」
せっかくの勢いが

律「何の勢いよ」
-----
★Mikiko
11/16/2011 07:34:59
□東北に行こう!(286-3/3)
み「それじゃ……。
 わびしく、手酌酒といきますか」
手酌酒

み「どぶろくも手酌だったけど……。
 やっぱり、徳利ってのは風情が出すぎだね。
 一気に侘しい気分になる」
老「それが良いのではないか。
 蕎麦屋では、騒がしい酒は似合わぬ。
 ひとり、手酌をしながら……。
 蕎麦を啜るのが筋じゃ」
粋な手酌酒

み「今度は、そっちが筋かい。
 でも、ま、徳利がひとつしかないんだから……。
 取り合いしても見苦しいでしょ。
 ここは、わたしがお注ぎしましょう。
 ほれ、マスミン、お猪口持って」
老「ほぅ。
 酌が出来るのか」
み「あのね。
 酌くらい、子供でも出来るっての」
酌くらい、子供でも出来る

 続きは、次回。
-----
☆ハーレクイン
11/16/2011 08:32:11
□貸別荘で逢いましょう4
あれまあ。
あっさり着いちゃったか、お二人さん。
てっきり道端ではじめると思ってたんだけどなあ。
 (道端三姉妹はファッションモデル)
始まったら一曲、献呈しようと思ってたのに。
ほんっとに私の予想は当たらぬ。

ま、しゃあないか。
叔母さんたちをあんまり待たせるのもなあ。
悪いしなあ。
う、なんかドキドキしてきたぞ。
-----
☆ハーレクイン
11/16/2011 09:47:06
□『蕎麦屋で憩う』
『時そば』ねえ。
「そばやさん、手えだしてくんな、ひい、ふう、みい、よう、いつ、むう、なな、やあ……今何時でい」
「へい、四つで」
「いつ、むう、なな、やあ……」


はい、ここでテストです。
食べ物が通過していく順序として正しいのは、次のa~fのどれでしょう?
正しいものがない場合には「なし」と答え、その理由も記せ。
a{食道→胃→肝臓→大腸→小腸→直腸}
b{食道→胃→大腸→肝臓→小腸→直腸}
c{食道→胃→大腸→小腸→肝臓→直腸}
d{食道→胃→肝臓→小腸→大腸→直腸}
e{食道→胃→小腸→肝臓→大腸→直腸}
f{食道→胃→小腸→大腸→肝臓→直腸}
正解者には西馬音内、弥助そばを一杯進呈。


>蕎麦屋では、騒がしい酒は似合わぬ。
>ひとり、手酌をしながら……。蕎麦を啜るのが筋

さあすがマスミン、年の功、わかってらっしゃる。
♪ひとり酒 手酌酒 演歌を聞きながら~

手酌酒のお姉さん、なかなかのもんだのう。
手つきが色っぽいよ。
むふ。
-----
★Mikiko
11/16/2011 19:41:45
□テストの答え
 「なし」。
 理由:“食べ物”は、肝臓を通過しないから。
 設問の“a”から“f”には、すべて肝臓が入ってます。
 正解は、{食道→胃→十二指腸→小腸→大腸}。
 直腸ってのは、大腸の一部でしょ。
 弥助そばは、新潟まで出前してくれるのか?
-----
☆ハーレクイン
11/16/2011 23:19:04
□Re:テストの答え
ピンポ~ン。正解です。理由もOK。


>直腸ってのは大腸の一部

そですね。
ただ選択肢の配列の最後の語は、a~fで揃えたかったんでね。
肛門にすればよかったかなあ。
どっちにしてもちょっと簡単だったな。
小学生レベルだな。


正解ですので、弥助そば屋さん「ひやがけ」の回数券を1枚、送らせていただきます。
秋田県雄勝郡羽後町西馬音内まで、どうぞお出かけください。最寄駅はJR奥羽本線の湯沢駅です。
-----
☆ハーレクイン
11/17/2011 01:44:59
□あ、前コメに書き忘れた
直腸はたしかに大腸の一部ですが、同様に、十二指腸は小腸の一部でっせ。
-----
★Mikiko
11/17/2011 07:35:24
□十二指腸について
 Wikiの記述は、下記のとおり。

…………………………………………………………………
十二指腸(じゅうにしちょう、Duodenum)は、胃と小腸をつなぐ消化管である。全体の形はC字状で長さは約25cm。十二指腸の名は、ターヘル・アナトミアを解体新書として和訳刊行された際に、新たに作られた医学用語のひとつである。長さが12インチほどであることに由来する。大部分が後腹膜に固定されており、可動性がない。
なお、小腸の一部とする考え方もあり、その場合は空腸と回腸と違い腸間膜に包まれないので無腸間膜小腸と呼称する場合もある。
…………………………………………………………………

 十二指腸を小腸の一部とする考え方もある、ってことですね。
 わたしにとって十二指腸は、潰瘍痕を抱える大事な器官。
 決して、ナニかの一部なんかじゃありまっせん。
-----
☆ハーレクイン
11/17/2011 12:47:04
□愛して……
おられるんですねえ、十二指腸ちゃんを。
ふむ。

私どもは、小腸は胃に近い側から、十二指腸→空腸→回腸、と教えます。
ちなみ大腸は、小腸側から、盲腸、結腸、直腸に大別し、メインである結腸は、上行結腸→横行結腸→下行結腸→S状結腸、で直腸、肛門とつながります。


『タアヘル・アナトミア』。ドイツ人医師クルムス著の医学書の、オランダ語訳。
鎖国中の日本に、蘭学(オランダ語、および西欧文化についての研究)を根付かせるきっかけになった歴史的な書物ですね。

これを和訳し『解体新書』と名付けて、安永3年(1774年)に刊行したのは、前野良沢、杉田玄白、中川淳庵。
杉田玄白著『蘭学事始(らんがくことはじめ)』には、この翻訳作業の経緯が生き生きと描かれ、『解体新書』の紹介であると同時に、一級の記録文学となっています。

この訳業が行われた頃、日本にはオランダ語の辞書や文法書などもちろんなかった。
しかも訳者3人のうち、最もオランダ語に詳しかった前野良沢が、幾つかのオランダ語の単語を知っていた程度。杉田玄白、中川淳庵にいたってはアルファベットすら知らなかった。
これで医学書の翻訳に挑戦するなど、無謀以外の何物でもないが、彼らは2年に及ぶ想像を絶する苦闘の末、見事完訳にこぎつけました。先達の偉業に感謝。
このあたりの事情については、ぜひ『蘭学事始』をお読みください。

この『解体新書』の図版を描いたのは何と、秋田ゆかりの人物ですが、ネタバレになってはいけませんのでこれ以上は内緒。
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★Mikiko
11/17/2011 19:55:40
□秋田に……
 そういう人物がいたとは、初めて知りました。
 今後、登場させる可能性が無いとは言えないので……。
 今は触れずにおきましょう。

 『解体新書』和訳の逸話では……。
 「鼻」の記述のところで、“フルヘッヘンド”という単語を解明する下りが印象に残ってます。
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☆ハーレクイン
11/17/2011 20:25:11
□フルヘッヘンド〔蘭〕堆(うずたか)い。盛り上がっている。
『蘭学事始』では、この訳語を思いつくのに大変苦労した、という逸話が書かれています。しかし『解体新書』の原著『タアヘル・アナトミア』には“フルヘッヘンド”という単語はないそうです。

んじゃ、玄白さんのでっち上げかい。

そうではなくて、真実(この場合は翻訳するのに如何に苦労したか)を伝えるには、事実をありのままに述べるよりも、フィクションも交えた方がより生き生きとその真実を読者に伝えることができる、ということを玄白さんはご承知だったのでしょう。
『蘭学事始』が単なる事実の記録ではなく、一級の記録「文学」であると評価されるのはこのあたりにあるんですね。

もちろん『解体新書』の方は医学書ですからフィクションは含まれません。ただし、誤訳はたくさんあったそうです。これは無理もないでしょう。
ちなみに十二指腸は原著では「12インチの腸」という意味だそうですが、「インチ」を「指」と誤訳してしまったんですね。

『解体新書は』後に大槻玄沢(前野良沢&杉田玄白の弟子)が文政9年(1826年)に訳しなおし、『重訂解体新書』として再出版しています。
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★Mikiko
11/18/2011 07:26:40
□なるほど
 指を12本並べた長さと思ったわけか。
 1インチは2.54センチだから……。
 ものすごい太い指になっちゃいますね。
 “インチ”という単位が知られてなかった時代なんだから……。
 仕方ないですね。

由美と美弥子 846
★Mikiko
11/18/2011 07:34:57
□東北に行こう!(287-1/2)
老「それでは、遠慮無く」
み「家訓ね」
老「家訓じゃ」
家訓じゃ

み「ウソこけ。
 はい、どうぞ」
老「……」
律「Mikiちゃん。
 それは止めなさいって言ったでしょ」
秘技、2ミリ酒

み「秘技、2ミリ酒。
 お味わい下さい」
老「これでは、きき酒も出来んぞ」
これでは、きき酒も出来んぞ

み「きき酒って、やり方があるの?」
老「まずは……。
 静かな環境が必要じゃな。
 特に、騒々しいオナゴが脇におらぬこと」
騒々しいオナゴが脇におらぬこと

み「誰のことを言っておるのだ」
老「酒は、きき猪口に七分目まで注ぐ。
 ほれ、注ぎんしゃい」
み「ほんまかよ。
 まぁ、いい。
 作法を見せていただきましょう。
 ほれ、七分目」
ほれ、七分目
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★Mikiko
11/18/2011 07:35:45
□東北に行こう!(287-2/2)
老「それでは……。
 ……」
み「何してんの、早く飲みんしゃい」
老「いきなり飲んでどうする。
 まずは、色を見るんじゃ。
 利き猪口には、底に蛇の目が描かれておるじゃろ」
蛇の目

老「その藍色の部分で、酒の透明度を見……。
 白い部分で、酒の色を見る」
白い部分で、酒の色を見る

み「見た?」
老「うむ」
み「次は?」
老「せわしないのぅ。
 次は、香りじゃ。
 きき猪口を、軽く揺り動かす」
み「目が回るじゃないの」
目が回るじゃないの

老「そんなのはお前さまだけじゃ。
 このとき立ち上がる香りを、『上立ち香』と呼ぶ」
み「嗅いだ?」
老「うむ」
み「鼻の穴が動いてないけど」
鼻の穴が動いてないけど

老「そういう下品な嗅ぎ方をしてはいかん」
み「次」
老「5~10ミリリットルほどの酒を口に含む」
み「おー、ようやく飲むんだね」
老「飲むのでは無い。
 口に含むのじゃ。
 啜るようにしながら舌の上で転がし……。
 味の特徴や濃さを把握する」
味の特徴や濃さを把握する
↑きき酒中

老「口に含んだときに感じられる香りを、『含み香』と云う。
 鼻に抜ける香りも確かめる」
み「確かめた?」
老「うむ」

 続きは、次回。
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☆ハーレクイン
11/18/2011 07:54:25
□メルヘンのデッキ
>赤い屋根のログハウス
>急勾配のルーフ
>四角柱の煙突
>真鍮製のドアベル、軽やかな鈴音……

メルヘンしとるのう。


えー、律子叔母さんの車ってジャガーかい。
第二京浜あたりでブイブイいわしてるんではなかろうな。


香純の弟も来るのか。
てっきり精子瓶に用意してくるもんだと思ってたが。
そらあまあ、新鮮な方が精子も元気だけどのう。
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☆ハーレクイン
11/18/2011 08:14:42
□マスミンの利き酒講座
>利き猪口に七分目
>まず目で見る、透明度と色合い。
>次に鼻。上立ち香と含み香。
>舌。味わいと濃度。

こいつを一杯飲み屋でやると嫌がられるぞ。

しかし、今日のコメは手抜きだなあ。反省。
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★Mikiko
11/18/2011 20:15:02
□ダークグリーンのジャガー
 こんな感じでしょうか?
ダークグリーンのジャガー

 会社近くにときどき止まってるジャガーは、もうちょっと渋いグリーンですけど。
 ジャガーはイギリスのクルマなので、右ハンドルで運転しやすそうですね。
 買えまへんけど。

 居酒屋でのきき酒。
 こちらのお店に、「きき酒セット」というメニューがありました。

 新潟の地酒4種「八海山」「緑川」「菊水」「鶴齢」がグラスに入って出てきて……。
 すべて正解すると、おすすめ料理が1品サービスだそうです。
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☆ハーレクイン
11/18/2011 22:20:52
□ジャガー乗り放題
ジャガーは……結構、波瀾万丈の歴史を経てきたようですね。自動車産業界自体がそのような時代にあるのでしょうが。
しかしジャガーブランドは、英国王室御用達でもあります。


「おでん居酒屋ゐなか」さんの利き酒セット。
1000円です。
「すべて正解すると、おすすめ料理1品サービス」か。
“すべて間違うと、勘定倍付け”ではなかったです。
器はグラスで1合? 8勺くらい?
いずれにしても4杯で1000円はお買い得。
ただし、普通酒のようだからそんなに割安でもないか。

八海山は飲んだことあります。味は……忘れた。


今朝のコメで書き忘れたなあ。
「かしまし娘」のテーマソング。

♪うちら陽気なかしまし娘
 誰が言ったか知らないが
 女三人寄ったら
 かしましいとは愉快だね
 ベリィグッド~ ベリィグッド~
 お笑いおしゃべりミュージック
 明るく笑ってナイト・アンド・デイ
 ピーチクパーチクかしいましい
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★Mikiko
11/18/2011 22:32:02
□だいぶ前に届いていたのですが……
 例の相撲取りみたいな名前のお酒、「玉乃光」。
 さっき飲みました。
 たぶん……。
 生まれて初めて飲んだ、純米大吟醸酒。
 さて、その感想ですが……。
 ……わからん。
 紙パックのお酒とは、違うような気もするのですが……。
 黙って出されたら、気づかないかも。
 どうやらわたしの舌は……。
 日本酒を味わうためには出来てないようです。
 「きき酒セット」の答えは、大外れでしょうね。
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☆ハーレクイン
11/18/2011 23:33:52
□純米大吟醸「玉乃光」
に似た名前の相撲取りといいますと、なんといっても第32代横綱「玉錦」明治36年(1903年)-昭和13年(1938年)。
例の昭和の三英傑、69連勝の大横綱「双葉山」の1時代前に活躍した横綱です。
小部屋所属の為、横綱昇進までに様々な苦杯をなめさせられたそうですが、実力は本物。
土俵外でも様々なエピソードを残した方。短気で喧嘩っ早く、武勇伝には事欠かない。その反面、師匠の二所の関親方が病床にあり、もう危ないというとき、本場所中にもかかわらず連日徹夜で看病した、というエピソードもあります。

昭和13年(1938年)虫垂炎から腹膜炎を発症、現役横綱のまま死去。享年34歳。

横綱 玉錦三右エ門。
生涯戦績、350勝114敗3分1預17休。
幕内優勝9回
横綱成績、104勝18敗1分15休、勝率8割5分2厘。


あとは、玉飛鳥、玉嵐、玉錨、玉海力、玉垣、玉春日、玉嵐、玉川、玉輝山、玉麒麟、玉櫻、玉椿、玉手山、玉ノ井、玉の海、玉之浦、玉乃島、玉ノ洋、玉ノ富士、玉輝、玉晃、玉響、玉力道、玉竜、玉鷲。
無茶苦茶多いな。


純米大吟「玉乃光」。味は……。

>……わからん。
>紙パックのお酒とは違うような気もする

んなことないって。
今度ためしに、両方同時に飲み比べてみ。
絶対違うから。
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★Mikiko
11/19/2011 07:23:08
□やっぱり……
 日本酒のアルコール度数は、わたしには高すぎるようです。
 これからは、水割りで美味しいお酒を追求してみようかな。

由美と美弥子 847
★Mikiko
11/19/2011 07:30:42
□東北に行こう!(288-1/2)
み「次、次」
老「全体の香味のバランスを確かめたら……」
み「やっと飲むんだね」
老「吐き出す」
吐き出す

み「出すなよ!」
老「後味やキレを見るためじゃ」
み「ノド越しは?」
ノド越しは?

老「あれは、味では無い」
み「ちぇ。
 せっかく人が注いでやったお酒、吐き出す気か」
老「出さぬよ」
み「何で」
老「きき酒と云うのは、常温の酒で行うものじゃ」
きき酒と云うのは、常温の酒で行うものじゃ

老「これは燗酒じゃろ」
み「なんじゃそれ!
 結局、只飲みじゃん」
老「雰囲気だけはわかったじゃろ」
み「もっともらしい顔してやるってのは、わかった」
老「味の方は、ご自分で確かめなされ。
 ま、高級酒では無いが……。
 酒らしい酒じゃよ」
み「何で盃出すのよ?」
老「おかわりじゃ」
もう一杯

み「ダメー」
老「一杯では味わうこともならぬわ」
み「全然きき酒できてないじゃん」
律「Mikiちゃん、お注ぎしなさい」
み「そう言えば……。
 何で、マスミンにお酒おごってるわけ?」
律「それも忘れたの?
 このお蕎麦の由来を教えていただくんでしょ」
このお蕎麦の由来
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★Mikiko
11/19/2011 07:31:35
□東北に行こう!(288-2/2)
み「あ、そうだった。
 タダ酒はいかんよ、ちみ。
 ちゃんと注がれた分は、語りなさい」
老「お前さまが、話の腰を折ってばかりいるからでないか」
鯖折り
↑鯖折り(さばおり)

み「いつそんなことしたよ?」
老「『寒戸の婆』を持ちだしたではないか」
み「どこからその話になったんだっけ」
老「じゃから……。
 放浪癖のある弥助が、10歳のとき……。
 家を出たまま帰ってこなかった、というところまでじゃよ」
読んだと思うのだが、まったく記憶に無し
↑読んだと思うのだが、まったく記憶に無し

み「あぁ、そうだった。
 思い出した。
 それでは、続きをどうぞ。
 早くしないと、お蕎麦食べ終えちゃうぞ」
老「話の腰を折るでないぞ」
話の腰を折るでないぞ

み「へいへい」
老「結局弥助は……。
 1年経っても、2年経っても帰らなかった。
 親もようやく諦め、葬式を出した」
親もようやく諦め、葬式を出した

み「やっぱり、似てるじゃないの。
 『寒戸の婆』と」
律「Mikiちゃん」
み「へいへい。
 お先をどうぞ」

 続きは、次回。
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☆ハーレクイン
11/19/2011 08:19:22
□貸別荘に着きました
律子先生御誂えのバスローブか。
なんか儀式のためのユニフォームのような。
今夜の儀式がサバトのように思えてきたぞ。
美しき変態魔女たちの宴……。

前祝いかあ、由美ちゃん。
デッキで始めるんではなかろうな。
章題が章題だからなあ。
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☆ハーレクイン
11/19/2011 08:22:47
□マスミンの利き酒講座2
マアスミン。
ひょっとして酒を含んだまましゃべってるのでは……。


鯖折りの語源。
例によってWiki。
……………………………………………………
鯖は「生き腐れ」といわれるほど傷みやすい魚なので、冷蔵技術のなかった時代には、鮮度を保つために釣り上げたその場で首を折って血抜きし、活け締めにされることが多かった。鯖折りの名称は、技を掛けられた力士がちょうどその首を折られた鯖のような姿になるところからついたとされる。
……………………………………………………
「首を折って血抜き」は凄まじいな。


マチューリン『放浪者メルモス』か。
知らんかった。
ていうか、ゴシックってほとんど読んだことない。
シェリー『フランケンシュタイン』くらいかなあ。
どうも“幻想”や“ファンタジー”は苦手でのう。
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☆ハーレクイン
11/19/2011 10:01:22
□♪夢の中へ
昨夜見たおかしな夢

どういうわけか、超豪華大型クルーザーを一人で操船しているHQ(免許もないのに)。
で、どういうわけかガス欠。
強い風にあおられて漂い始めるクルーザー。
“やばい”ということであわてて錨を放り込む。
ふと気がつくと場所は河の上。
河岸にはセルフ給油のガソリンスタンドが。
スタンドの兄ちゃんに「「ガソリン(軽油やったかな)をポリタンで分けてくれ」というと兄ちゃん、
「給油ホース、十分届きまっせ」という。
クルーザーまで数十メートル。
ほんまかいな、で引っ張ってみると届いた(んなアホな)。
で、給油を始めるとさすがに船。
入るわ入るわ。
気がついたら給油量が2000リットル(起きてから計算したところドラム缶10本分)を超えている(何ぼクルーザーでもそんなに入るんかあ)。
「やばい、そんな金ないぞ」、
というところで目が覚めました。

さあ、こいつの夢判断のできる方。
おられませんか。
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★Mikiko
11/19/2011 13:19:30
□この夢判断は……
 実に簡単です。
 クルーザーは、HQ氏そのもの。
 酒が飲みたいなと思いながら(ガス欠)、ふらふらと道(川)を歩いてると……。
 一杯飲み屋(セルフのスタンド)が目に入る。
 で、ついつい足を踏み入れてしまうわけ。
 「強い風にあおられて」ってのは、自分のせいじゃないという言い訳ですね。
 で、一杯のつもりが、ついつい調子に乗って飲み過ぎる(ガソリン=お酒)。
 ところがここで、給料前で財布の中身が乏しいことに気がつく。
 「やばい! 勘定足りるか?」
 この状況が、そのまんま夢になって現れたわけですね。
 金さえあれば、なんぼでも飲めるのに……。
 という願望も含んでおるな。
 哀しい夢です。
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☆ハーレクイン
11/19/2011 15:31:28
□夢の中へ2
フロイト「夢の解釈は、無意識の活動を熟知する王道である。」
「一般的には夢とは潜在的な願望を充足させるものである。つまり夢は無意識による自己表現であると考えることができる。」

いやあー。
“お見事!”としか言いようがありませんなあ。
わたしって、わかりやすい人間なのかなあ。
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★Mikiko
11/19/2011 20:08:34
□見たか!
 夢解釈三段の実力。
 ていうか、解釈用にあつらえたような夢です。
 わかりやすすぎ。
 そう言えば、ユングに傾倒してた時期があったなぁ。
 アニマ、アニムスとか。
 マスミンは、オールドワイズマンかも知れませんね。
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☆ハーレクイン
11/19/2011 21:33:03
□夢解釈三段?
そんな段位があるのか。
HQは珠算三級。

アニマ:男性の無意識人格の女性的な側面。
アニムス:女性の無意識人格の男性的な側面。
ふむ。
スキュバス(女性型夢魔)&インキュバス(男性型夢魔)とは違うんだな。

オールドワイズマンは老賢者、老いぼれ魔法使い。
全然関係ないけど、ワイズマンというドイツの生物学者がいます。
ダーウィンの進化説を発展・展開し、「新ダーウィン説」という進化学説を唱えました。
-----
★Mikiko
11/19/2011 22:42:25
□オールドワイズマンは……
 ファザコンと関係があるようですね。
 わたしの父も、ウンチクをひけらかすのが大好きな人でした。
 彼が得得と語るウンチク話が、枕元の週刊誌に載ってるのを見つけ……。
 母と笑ったことがありました。

 今日のお酒は……。
 久しぶりに、バーボンの牛乳割りにしました。
 東京でよく飲んだ、懐かしい味です。
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☆ハーレクイン
11/19/2011 23:12:55
□老賢者
「スターウォーズ」のヨーダみたいだな。

うーむ。
私も「ウンチクおやじ」と、家族に笑われておるのかもしれぬ。

実は、めんどくさいので、前々々コメの夢の話では省略したのだが、例のクルーザーには、つい先日も一緒に飲んだ飲み友達が乗っておったのだよ。
はっきり言って、今までフロイトやユングは相手にしていなかったのだが、ちょっと考えを改めんといかんかなあ、と思えてきた。
人間とは面白いのう。

なんかバーボンの香りの記憶が……。
今飲んでるのを呑み切れば、久しぶりにバーボンを飲んでみるかな。
なつかしいなあ。
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★Mikiko
11/20/2011 06:54:09
□夢の世界は……
 ほんまに面白いです。
 『ねじ式』も読もう!

 わたしが初めて飲んだウィスキーは、サントリーの角瓶でした。
 高3の夏、東京で予備校通いをしてたとき。
 こんなマズいものを、人は何で飲むのかと思いましたね。
-----
☆ハーレクイン
11/20/2011 09:28:32
□サントリーの角瓶
父親が大事そうに、それこそ舐めるように飲んでいたのを思い出します。
普段は安ウィスキーの定番、「サントリー・レッド」でした。
角瓶はどこから手に入れたのか、貰いものだったのかなあ。
本当に美味そうに飲んでました。

その壜の独特の形状。
強く印象に残りました。
「よーし、いつか『角』を飲むぞ」と思ったものです。
初めて飲んだのは学生時代ですが、味の記憶は全くありませぬ。
あと、「ダルマ」の愛称で知られる「サントリー・オールド」
これは往時の酒のみの憧れそのものでしたね。

それにしても、当時の酒のみが飲むのはたいがい「レッド」でした。
サントリーさんは高級ウィスキーも多々販売されてますが、大衆に愛される酒も大事にしていただきたいものです。


しかし……予備校生に「角瓶」はもったいないなあ。

由美と美弥子 848
★Mikiko
11/20/2011 07:25:19
□東北に行こう!(289-1/2)
老「ところがある日……。
 その弥助が帰ってきた」
み「ますますそっくりじゃない」
老「と言っても、弥助が帰ってきたのは……。
 いなくなってから10年目のことじゃ」
み「それは……。
 お早いお帰りで。
 『寒戸の婆』とはだいぶ違うな」
寒戸の婆

老「いなくなったのが、10歳のときじゃから……。
 帰って来たときは、まだ二十歳じゃな。
 見違えるほど立派な若者になってたそうじゃ」
見違えるほど立派な若者になってた

み「おー。
 農家としては、理想的なんじゃない。
 子供のころは、どっかに行ってて……。
 働き手になってから帰って来るなんてさ」
老「ところが弥助は……。
 農作業を手伝おうとはしなかった」
農作業を手伝おうとはしなかった

み「親不孝者!
 さんざ心配かけておいて」
老「何でも、大阪の砂場でそば打ちの修行をしてきたとかで……。
 西馬音内川に架かる『二万石橋』の袂で、蕎麦屋を開いた」
西馬音内川に架かる『二万石橋』

老「これがまさに、今ある店の場所じゃな」
これがまさに、今ある店の場所
-----
★Mikiko
11/20/2011 07:26:14
□東北に行こう!(289-2/2)
み「『二万石橋』って橋は、どういう由来?
 滅びた小野寺家が、二万石?」
老「いやいや。
 『二万石橋』の名がついたのは、江戸時代になってからじゃ。
 出羽国由利郡に、亀田藩と本荘藩があっての。
 両藩ともに、石高が二万石じゃった。
 その2藩が、参勤交代の際、この西馬音内を通ったんじゃな」
み「なるほど。
 しかしまた……。
 大阪とはね。
 何で江戸に出なかったんだろ?」
老「この時代は……。
 大阪に出る方が、遥かに簡単じゃぞ」
み「何で?」
老「北前船じゃよ」
北前船じゃよ

み「あ、そうか。
 北前船に潜りこめば……。
 何の苦労もなく、大阪に着けるわけだ」
律「さっき、砂場っておっしゃいましたよね。
 東京で食べたことのある御蕎麦屋さんが、確か『砂場』って店名でした」
東京で食べたことのある御蕎麦屋さんが、確か『砂場』

律「スゴく古いお店でしたけど……。
 本店は、大阪にあるのかしら?」
老「いやいや。
 大阪の砂場には、現在、蕎麦屋は無くなってしまい申した」
律「どうしてです?」
老「どうも良くわからんのじゃが……。
 幕末から明治にかけて……。
 大阪の砂場の蕎麦屋は、続々と江戸に移ってしまったんですな」
み「“砂場”ってのは、地名?」
老「正式な名称では無かったらしいの。
 通称のようじゃ」
み「砂丘地とか?」
砂丘地とか?
↑鳥取砂丘

 続きは、次回。
-----
☆ハーレクイン
11/20/2011 08:39:35
□野外デッキでやりましょう
おー。
初めて当たるか、HQの予想。
由美美弥オンステージ。

高原の陽光を全身に浴びて、由美ちゃんを犯す美弥ちゃん。
いやあ、美しい光景だなあ。
戯れる二人の妖精。
もうこの世のものではない、メルヘンの世界とはこういう情景のことか。
 (まだ当たりかどうかわからんぞ)

由美、今日の名台詞。
「美弥ちゃん
 由美、綺麗?」


それにしても前回の律子叔母さんのセリフ、思わせぶりな……。


カットソーって何や、で調べたら、Wikiにはこうあった
「カットソー(cut and sewn)」ニット素材(編み物)を裁断(cut)・縫製(sew)して作られる衣服の総称。
ふむ。
「キュプラ」や「チュニック」も教わったしなあ。
勉強になるなあ。
『由美と美弥子』に巡り合わなんだら、服飾用語など生涯知らぬままだったろうなあ。
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☆ハーレクイン
11/20/2011 09:02:54
□砂丘蕎麦
ふーむ。
弥助君、蕎麦打ち修行をしてきたか。
十年も頑張れば、それは立派な蕎麦打ちになったろう。
二万石橋の袂にそば屋開店か。
橋の飾りが西馬音内盆踊り、彦三頭巾像。
こんなカラフルな橋飾りって見たことないなあ。

それにしても弥助君、秋田から大坂。とんでもない放浪癖だな。
大阪に「砂場そば」なんてあるのか。知らなんだ。
「更級」はあるぞ。仕事がなくてバイトしたことある。
出前持ちと洗い場担当だ。
結構おもろかった。
昼・夜の食事つき。これだけで結構助かった。

え、大阪にもう「砂場そば」はない?
全部江戸に移転?
なんじゃそりゃ、この根性無しが。浪花の誇りを忘れたか。
ははあ、それで律子先生お召し上がりの蕎麦屋の暖簾に「大坂屋砂場」とあるのか。

「み」さん。
大阪に砂丘はないぞ。新潟じゃないんだから。
淀川と大和川では砂丘は造れぬ。
-----
★Mikiko
11/20/2011 13:12:19
□登場人物の服装について
 これについてはむしろ……。
 描写が少ないと感じられる方が多いんじゃないでしょうか。
 特に、最新のファッションは取り入れないようにしてますから。
 ある時代を描写することが目的なら別ですが……。
 「由美美弥」は、何年後かに読んでも、リアルタイムの物語として受け取ってほしいですから。

 砂丘が作られるためには……。
 砂を運ぶ川と、砂を吹き上げる風が必要です。
 日本海側に砂丘が多いのは、冬の季節風のおかげなんですね。
 これからの季節……。
 新潟は、「寒戸の婆が帰ってきそうな日」が毎日続くことになります。
-----
☆ハーレクイン
11/20/2011 17:33:06
□♪月の~沙漠を~ はぁる~ばると~
ふむ。
服装の描写は、敢えて避けておられると。
なるほど。

砂丘の形成には風が必要か。
鳥取砂丘が新潟のように防潮堤みたいにならなかったのは、風が足りなかったからか。
なるほど。

金沢市近郊の内灘町。
五木寛之氏『内灘夫人』の舞台になった場所ですが、「内灘砂丘」で有名です。
といっても、とうてい「砂丘」というほどのものではありません。ただの砂浜ですね。ただし、日本海に沈む夕日は絶景です。
-----
★Mikiko
11/20/2011 18:31:18
□鳥取砂丘は……
 新潟砂丘より、ずっと高いと思いますけど……。

 体調が悪いです。
 今日は午前中、消防署にAED講習を受けに行って来ました。
 そのときは、ちょっと二日酔い気味かなくらいだったんですが……。
 家に帰ってから、例によって昼酒をかっくらいました。
 このとき、普段と味が違うように感じたんですが……。
 妙な時間に帰ったため、普段以上に飲んでしまいました。
 で、夕方から、体調が悪化。
 3回ほど吐きました。
 症状は風邪のようです。
 インフルエンザの注射は、7日に受けており……。
 そろそろ効き始めてると思うんだけど。
 夕食は、お味噌汁1杯しか食べられませんでした。
 お酒は、飲む気にもならなかった。
 今夜は、このまま寝ることにします。
 明日の朝は、大丈夫と思うのですが……。
-----
☆ハーレクイン
11/20/2011 19:12:32
□鳥取砂丘は新潟よりずっと高い
いやあ。知りませんでした。
ただの砂浜かと思ってました。
標高差が最大で90mあるそうですね。
いかんなあ、思い込みは……。


おいおい、大丈夫かあ。
風邪なのか、インフルなのか。
ただの飲み過ぎならばよいが(よくないわ)。
最近、よく吐くんではないか。
一度、大きな病院できちんと検診を受けた方がええと思うぞ。

どうか大事にして下さい。
なんなら、しばらく休稿してもいいんじゃないですか。
長い人生、それもご愛嬌ですやん。
絶対休稿しない、と頑張って、体を壊しては何もなりません。
全世界のMikikoファンの為、どうぞお体御自愛ください。
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☆牝豚
11/20/2011 22:11:42
□初めまして
以前から楽しみに読ませて頂いてました。牝豚です。なかなかコメント出来ず申し訳ありませんでした。
毎日楽しみにしてますが、あまり無理をされませんように。私のホームページはブログ中心ですが、仲良くして頂けたらと図々しいお願いに参りました。もしよろしければお願い致します。m(__)m
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★Mikiko
11/21/2011 07:53:47
□復活!
 ご心配をおかけしました。
 夕べは、あれからすぐに寝て……。
 今朝の5時20分まで、2回のトイレを除き、ずっと布団の中にいました。
 ずっと眠ってたわけじゃないですけど……。
 わたしの場合、起きてると、酒を飲んだりタバコを吸ったりするので……。
 寝るのが一番なんです。
 おかげで、風邪の気はすっかり抜けました。
 今週は真ん中の水曜日がお休みなので、頑張れそうです。


> ハーレクインさん

 また、十二指腸ちゃんが機嫌を損ねたのかと思いましたが……。
 どうやら大丈夫そうです。
 8月には胃の内視鏡検査を受けており……。
 来月には健康診断があります。
 『Mikiko's Room』は、生活の励みです。
 決して負担にはなっていないので、ご安心あれ。


> 牝豚さん

 お見舞い、ありがとうございます。
 さっそく、サイト見せていただきました。
 開設ほやほやなんですね。
 でも……。
 わたしが見逃してるだけかも知れませんが……。
 サイト名が、どこにも書いてないみたいなんですけど。
 よろしければ、教えていただけませんか?
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☆ハーレクイン
11/21/2011 12:11:56
□祝! 御復活
きちんと検査は受けておられるようで、安心しました。
ま、普通の会社員さんなら、会社で定期的に健康診断がありますわな。
私ども自由業! は自分で管理しないと誰も心配してくれません。

ま、お互い、酒はほどほどに……。
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★Mikiko
11/21/2011 19:34:57
□ご心配
 ありがとうございました。
 どうも……。
 バーボンの牛乳割りで、胃がでんぐり返ったようです。

 予備校講師ってのは、社員じゃないの?
 契約制?
 それじゃ……。
 「来年の契約は更新しません」、なんてこともあるわけか?
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☆牝豚
11/21/2011 22:20:58
□見て頂いて
ありがとうございました。嬉しいです。
サイト名は
tonton*pyonpyonです。
はい!ホヤホヤです。
冷え込んでるのであたたかくして下さいね。
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☆ハーレクイン
11/21/2011 22:46:07
□予備校講師
社員ってのはごくごくわずかです。
こういう講師は「専任講師or常勤講師」と言います。
ほとんどの講師は、私も含めて1年契約です。
これを「非常勤講師」と言います。
給与体系は時間給です。授業時間数に応じて「1時間いくら」とか「10分」いくら、とかです。
授業前後の生徒の質問への対応。これは給与には入りません。いわばボランティアですね。ただしこれをいい加減にやると、勤務評定に響きます。

さらに、健康保険も、年金も何もありません。
国民健康保険、国民年金です。

さらにさらに仰せのとおり、「来年の契約は更新しません」なんてことはしょっちゅうです。
“こんな無茶苦茶な雇用形態、なんとかならんか”、講師仲間でしょっちゅう話しますが、今のところ何ともならんようです。
「若いうちにがっぽり稼いで老後に備える」、これしか対処法はないようですねえ。
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★Mikiko
11/22/2011 07:53:45
□牝豚さん&ハーレクインさん
> 牝豚さん

 サイトを立ち上げたら……。
 まず、ランキングサイトに登録されることをお勧めします。
 新規登録サイトは、特別枠で表示されるところが多いので……。
 かなりのお客様に来ていただけます。
 その中から、少しずつ常連さんが付いてくれると思いますよ。


> ハーレクインさん

 なるほど。
 厳しいのぅ。
 ヒマそうなので、羨ましかったが……。
 その分、お金も入らんわけか。

 講師が集まって会社を作り……。
 その会社と予備校が契約する形体には出来ないものかね?
 そうすれば、社保にも入れるし。
 でも……。
 ムリだろうな。
 そういう雇用形態になってる原因は……。
 講師の側にもあるような気がする。
 たぶん、会社勤めが出来ないような……。
 よく言えば一匹狼だけど……。
 早い話、協調性の無い人間が多いんじゃないの?
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☆ハーレクイン
11/22/2011 08:47:19
□御名算、でなくて御明察!
>早い話、協調性の無い人間が多いんじゃないの

まさにその通りですね。
一匹狼、というと聞こえはいいが、要するに普通の会社勤めが出来ない怠け者、無法者、遊び人、変人、変態? が予備校講師の正体ですね。
中には見切りをつけ、正しい!人生に目覚め、正業!に就く人もいます。
それが出来ず、稼ぎの悪い講師は、いずれ野垂れ死にでしょうねえ(お前のことや!)。

しかし、稼ぐやつは稼ぎまっせ。
仮に時給3万円で、週1日3時間しゃべくったとしますと、これだけで月に36万円。年収ざっと300万円ですわ。時給3万の人気講師が週1ってことはない、週4日として1200万円。これに夏期講習・冬期講習などなどが加わって、ま年収3000万円てとこかな。
この業界では、「年収が1000越えて1人前」とされております。

HQ妻「お前は何ぼ稼いでんねん!」
HQ「まあまあ、わはははは」
-----
★Mikiko
11/22/2011 19:36:23
□予備校講師が……
 いい商売だという話は、あまり聞きません。
 てことは……。
 大儲けしてる売れっ子講師なんて、ほんの一握りなんじゃないの?
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☆ハーレクイン
11/22/2011 21:09:19
□予備校講師の悲哀
>大儲けしてる売れっ子講師なんて、ほんの一握り

それはそのとおりです。
ただ、私の周りには結構稼いでる講師が多いです。
で、よせばいいのに、そんな話を家でするもんですから「この甲斐性なし」と罵られるわけです。
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☆牝豚
11/23/2011 00:20:13
□ありがとうございます
登録ですね!ありがとうございます。早速ランキングサイトに行ってみます。

由美と美弥子 849
★Mikiko
11/21/2011 06:15:26
□東北に行こう!(290-1/3)
老「いやいや。
 文字どおり、砂を置いた場所、すなわち資材置き場じゃな」
砂を置いた場所、すなわち資材置き場

み「何に使う資材よ?」
老「大阪城の築城じゃ」
大阪城

み「げ。
 それって、秀吉の時代?」
秀吉の時代?

老「そうなるの。
 築城が始まったのは、天正十一年」
築城が始まったのは、天正十一年

老「1583年のことじゃ。
 当然、人足も大勢集められた。
 人が集まれば、食べるものが必要。
 というわけで、蕎麦屋が多数出店したわけじゃ」
蕎麦屋が多数出店
-----
★Mikiko
11/21/2011 06:16:05
□東北に行こう!(290-2/3)
み「今の住所で云うと、どのへんなの?」
老「大阪市西区新町あたりじゃな」
大阪市西区新町あたり

み「ぜんぜんわからん」
律「大阪城の近くなんでしょ?」
老「まぁ、遠くはないんじゃが……。
 すぐ近くというわけでもない。
 直線距離にしても、3㎞以上ある」
直線距離にしても、3㎞以上

み「そんなとこに資材置き場があったら、不便じゃないのよ。
 ダンプもない時代に」
ダンプもない時代に

老「確かに、そうじゃな。
 実は、食文化史の方面からは……。
 蕎麦を切って食べるようになったのは、もっと後だという疑問も呈されておる」
蕎麦を切って食べるようになったのは、もっと後

み「なんだよ!
 根底から揺らいでるじゃん」
老「ま、説のひとつとして聞きなさい」
み「で……。
 大阪城からは、少し離れてるわけね」
老「地下鉄の長堀鶴見緑地線の『西大橋』が最寄り駅になるな。
 隣の駅は、『心斎橋』じゃ」
堀鶴見緑地線の『西大橋』が最寄り駅
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★Mikiko
11/21/2011 06:16:33
□東北に行こう!(290-3/3)
み「その地名は、聞いたことがある」
老「『西大橋』のすぐ近く、『なにわ筋』という大きな道路沿いに、新町南公園がある」
新町南公園

み「有名な公園?」
老「無名じゃ」
み「なんじゃそれ」
老「その公園に、『砂場発祥の地』の碑が建っておるんじゃ」
『砂場発祥の地』の碑

 これを書いてて、『東京紅團』さんというサイトを発見しました。
 そこに、『砂場を歩く』というページがあり、実に興味深かったのでご紹介します。
 驚いたのは、『砂場 いずみや店内』という画像です。
 この絵が書かれたのは、豊臣秀吉の時代より遙かに後の、寛政10年(1798年)だそうです。
 まず、画像を御覧ください。
『砂場 いずみや店内』

 どうです?
 これ、露天じゃないんですよ。
 屋根の下の“店内”なんですよ。

 続きは、次回。
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☆ハーレクイン
11/21/2011 09:15:11
□野外デッキでやりましょう2
>「……見える? 由美のおまんこ」
>「入れて……おちんちん入れて……突っ込んで」
>「早く犯して!」

>美弥子の……泣くように歪んだ顔が……悪鬼に変わった


いやあ「美しき変態たちの宴」。
面目躍如ですねえ。
陽光降りそそぐ野外デッキ。
全裸で絡み合う主演女優お二人。
美しいですねえ。
変態ですねえ。
見ているのは、高原を吹き渡るそよ風だけ……(かな?)。


由美美弥、今日の名言。
「本当に犯されるのだ」
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☆ハーレクイン
11/21/2011 11:52:06
□かの有名な……
砂場=資材置き場、しかも大阪城築城の!
ありゃ、画像でクレーンなんか見えるんでっけど
あ、昭和の再建の時のものか。
本来は天正年間の築城。
とんでもない人数の人足が徴用されたんやろなあ。
人が集まれば、物が動き、金が動く。
女の子がおるとこも、ようけでけたんやろなあ、むふ。

あー、うん。
でそば屋が繁盛。
そこに蕎麦打ち修行中の弥助君もいたと……。

おー、「砂場」は西区新町。
四ツ橋のすぐ近くやんか。
四ツ橋、知ってはります?
その昔、プラネタリウムのあったとこですわ。
今は中之島に移転してまいましたけど。

西区新町。
心斎橋も近いで、と。
わかりはりますう?
1枚目の地図の真ん中ちょい下、左から「西大橋」「心斎橋」「長堀橋」とありまっしゃろ。
 (橋だらけやん。水の浪速は八百八橋!)
この道路、今は「長堀通」というメインストリートになってますが、昔は「長堀川」っちゅう掘割やったんですわ。今は埋立てられましたけんども。
こいつのちょい南には、かの有名な「道頓堀川」が並行して、こっちは今も流れとります。

で、この「長堀通」に直行する南北方向の道、これがかの有名な「心斎橋筋」。
地図でいうと、北から船場中央、南久宝寺町、博労町、心斎橋……と地名が続き、「心斎橋筋」と記載がありますわな。
実は、この太い道路は、かの有名な「御堂筋」でおます(おいおい)。
「心斎橋筋」はこのすぐ東側の細おい筋でおま。地図ではようわかりまへん。
そんくらい細い。歩行者専用。ようあるアーケード街ですわ。

あ、大阪市内では、東西方向の道路を“通り(長堀通)”南北方向を“筋(心斎橋筋)”ていいます。

この地図のぎりぎり南端、からちょい下ると道頓堀川が東西に流れとります。心斎橋筋がこれを渡る橋が「戎橋」、かの有名な“ひっかけ橋”。TVによう出ますわなあ
ご存じでっしゃろ。橋のたもとにある巨大な「グリコ」の兄ちゃんの像。“一粒300m”。

地図の南東端。「宗右衛門町(そえもんちょう)」の名も見えますなあ。
この地図とその近辺一帯を大阪では“ミナミ”と称しますが、その歓楽街ミナミの中心がここ、「そえもんちょう」でおます。

ミナミがあるならキタもあるんかい。
もちろんおまっせ。
地図から3~4km北上してもらいますと、JR大阪駅、阪神・阪急・地下鉄の梅田駅。大阪の玄関ですな。
この付近一帯が“キタ”。
歓楽街としては、なんといっても「北新地」。大阪の銀座ですわ。
さらに大阪市役所、中央公会堂、例の中之島図書館などなど、大阪市の中枢でもあります

地図の3枚目、「西大橋」「心斎橋」「長堀橋」の長堀通。
この通りの下には、Mikikoさん仰せのとおり、地下鉄「鶴見緑地線」が走っとります。昔日の掘割りの代わりに……。
大阪で初めて建設された“ミニ地下鉄”です。
車両サイズを小さくし、当然トンネルサイズも小さく、建設費用を節約した優れもの地下鉄。
当然車内は狭っ苦しいですが。
 (狭いの、好き、むふ。アホ!)

地図の南端近くのほぼ中央「アメリカ村」とあるの、わかります?
通称“アメ村”
アメリカから輸入した衣服、雑貨などを売る小売商の町、で若い衆の町。
いろいろありまして、今は寂れた、というか荒廃したというか……。
再開発もされてるようですが。
アメ村の真ん中に「三角公園」がおます。
三角公園は、例の西成・釜ヶ崎にもおます。
HQの住まいの近くにも二つおます。
大阪人って、ほんまに三角公園、好っきゃなあ。

何の話や。
「砂場」や。
4枚目の地図「新町南公園」。
知らんわ。
ごめんやで、弥助君。

「なにわ筋」
すこし北上すると、かの有名な「靭(うつぼ)公園」がおます。
テニスコートと薔薇園で有名な、三角公園とは対極の趣のある優雅な公園ですわ。
さらになにわ筋を北上すると、HQの産地(それはどおでもええ!)。
-----
★Mikiko
11/21/2011 19:41:33
□大阪城
 築城の写真。
 「クレーンが見える」ったって……。
 天正の築城写真があるわけないでしょーが。

> 大阪市内では、東西方向の道路を“通り(長堀通)”南北方向を“筋(心斎橋筋)”ていいます。

 おー。
 これは、新潟と似てますね。
 新潟では、信濃川と並行する道路が、“通り”、それと直行する道路が“小路”です。

 三角公園ってのは、形が三角だから?
 北方文化博物館には……。
 正三角形の茶室『三楽亭』があります。
正三角形の茶室『三楽亭』

 地図解説、ありがとうございました。
 聞いたことのある地名が、いくつも出てきました。
 要は、“新町”ってのは、大阪市の中心エリアってことですよね。
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☆ハーレクイン
11/21/2011 22:26:55
□三角公園ってのは……
もちろん形が三角形だからです。
わざわざ三角にしたわけではありません。
道路が斜めに交差、ないし分岐する場所に作るから、必然的に三角形になるわけですね。
正式名称はあるんでしょうが、誰もそんなん使いません。
“三角公園”
わかりやすいでしょ。


北方文化博物館の『山楽亭』。
見ましたよ。
正直「何考えてんねん」が感想です。
こんな部屋にいたら、平衡感覚がおかしくなるのでは。
畳屋さんも「何考えてんねん」と思いながら注文受けたのでは。
1枚だけ普通の、長方形の畳があるそうですね。
金持ちの道楽としては、面白いけどね。
『道楽亭』の方がよかったんじゃないか。

ん? 道楽亭って……。


>要は、“新町”ってのは、大阪市の中心エリアってことですよね

そですね。
“ど中心”からは少し外れますがね。
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★Mikiko
11/22/2011 07:55:25
□三角公園
 名前はわかりやすいかも知れないが……。
 同じ名前の公園がいくつもあったら、紛らわしいではないか。

 『山楽亭』。
 元々は、六代当主の書斎として建てられたそうです。
 こんな部屋で、落ちけたんでしょうかね。
 大工さんも、そうとう苦労したらしく……。
 小さい建物ですが、竣工まで2年かかってます。
 確かに、普通の畳が、1枚だけありました。
普通の畳が、1枚だけありました
-----
☆もんぷち
11/22/2011 08:02:32

三角の部屋…落ち着かなさそうですね△
日当たりや風通しがいいんでしょうか?
水害時に浮くサッカーボール型の住居があるみたいですね。
大自然の中で裸で絡むの憧れます。
-----
☆ハーレクイン
11/22/2011 09:08:50
□おー、もんぷちさん
お久!
お元気そうで何よりです。


三角の部屋……正三角形二つ+平行四辺形ですねえ。
数学の図形の問題が作れそうな……。


>水害時に浮くサッカーボール型の住居

土地問題とかはどうするんでしょうね。


>大自然の中で裸で絡むの憧れます

ええ~っ。
もんぷちさんも変態なんですかあっ、て、変態でなければMikiko’s Roomに来てへんって。


ハーレクインエロマンス『風楡の季節』第3回がupされております。
今回もエッチシーンなしですが、次回第4回からは毎回てんこ盛り。
是非ご一読ください。
(だから、番宣はよせって)
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★Mikiko
11/22/2011 19:36:59
□もんぷちさん&ハーレクインさん
> もんぷちさん

 ほんとに、久しぶり。

 三角の部屋が、日当たりや風通しが良いなら……。
 もっと普及してるはずですぞ。

 サッカーボール型の住宅は、ニュースで見た覚えがあります。
 探してみたら、ありました。
サッカーボール型の住宅

 岐阜県の『キミドリ建築』さんが作ってます。
 “サッカーボール型”と言うのは……。
 ボールの模様から来た形容ですね。
 実際のサッカーボールは、球形ですから。
 東日本大震災の大津波以来……。
 俄然、注目されてるようです。


> ハーレクインさん

 また、妙なことを言い出しましたね。
 なんで土地問題が出てくるんだ?
 あの住宅は、フツーに自宅の土地に建てるわけですよ。
 で、洪水や津波の時だけ、浮き上がって流れていくだけ。
 しかし……。
 あれで沖合に流されたら……。
 それはそれでまた、怖ろしいことでしょうね。

 ま、いざというときを考えれば、あるに越したことは無いでしょうが……。
 直径9メートルのサイズで、3,580万円だそうです。
 大邸宅が建つ値段ですね。
 個人で買える人は、限られるでしょう。
-----
☆ハーレクイン
11/22/2011 20:59:49
□サッカーボール住宅
いや、だからね。
洪水が来て押し流され、どこかよその土地に漂着したとします。
ほしたら、今更動かすのも難しいでしょうから、土地問題が生じるのでは……、と考えたのですがね。
-----
★Mikiko
11/22/2011 22:34:06
□あのね……
 タネじゃないんだから。
 流れ着いたところで根を張ろうなんて人、いるわけないでしょ。
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☆ハーレクイン
11/22/2011 23:48:23
□♪名も知らぬ
遠き島より流れ寄る椰子の実一つ ……

由美と美弥子 850
★Mikiko
11/23/2011 07:32:49
□東北に行こう!(291-1/3)
 この絵を見て連想したのは……。
 映画の『Kill Bill Vol.1(2003年)』でした。
『Kill Bill Vol.1(2003年)』

 『Kill Bill Vol.1』は、栗山千明も出演したアメリカのアクション映画。
『ゴーゴー夕張』
↑栗山千明が演じたキャラ『ゴーゴー夕張』

 わたしは、『六番目の小夜子』以来、栗山千明に注目してたので……。
『六番目の小夜子』
↑右は主演の鈴木杏ちゃん(当時小学生!)

 この『Kill Bill Vol.1』も見たんですが……。
 その中に、日本の飲み屋が描かれたシーンがありました。

↑後半に、ちょこっとだけ出てきます

 あのシーンを見た田舎者は、わたしを含めて、全員ぶったまげたでしょう。
 どこにあるんだ、こんな店、って感じでした。
 でも……。
 あったんですね。
 あのお店のモデルは、西麻布にある『権八』とのことです。
西麻布にある『権八』
-----
★Mikiko
11/23/2011 07:33:30
□東北に行こう!(291-2/3)
 ブッシュ大統領と小泉純一郎首相が会食(2002年)して有名になったそうです。
 場所柄もあり、お客は、日本人より外人さんが多いんだとか。
お客は、日本人より外人さんが多い

 でも、こういうお店……。
 決して、21世紀になって初めて出来たわけじゃないんですね。
 もっともっと、ずーっと昔にあったんです。
 18世紀末、寛政10年の大阪に。
 もう一度、画像を掲げます。
『砂場 いずみや店内』

 まさしく『砂場 いずみや店内』の図は……。
 『Kill Bill Vol.1』に描かれた飲み屋そっくりじゃないですか。

 江戸時代の農政学者中井履軒は、『蕎麦をひさぐ伝』という著作の中で……。
 この和泉屋について書いてます。
 それによると……。
 店の周りには、蕎麦倉、醤油倉、鰹節倉などが7棟も建っていたそうです。
 これについては、左図の上の方に描かれてるのがそれだと思います。
蕎麦倉、醤油倉、鰹節倉

 店内には、九尺(2.7メートル)角の据え床が並び、雇人は百人いたとか。
九尺(2.7メートル)角の据え床が並び

 この絵を見たときは……。
 多少……、というか、かなりの誇張があると思っていたんですが……。
 どうやら、文章の裏付けもあるようです。
 賑わってたことだけは、間違いないみたいですね。
-----
★Mikiko
11/23/2011 07:33:54
□東北に行こう!(291-3/3)
 何でそんなに賑わったかと云うと……。
 安かったらしいんですね。
 どんな蕎麦好きでも、百文は食べられなかったそうです。
 少食の人なら、十六文で腹いっぱいだったとか。
 十六文という値段は、江戸の蕎麦の通り相場です。
 落語の『時そば』でも、十六文でしたよね。
『時そば』でも、十六文

 量的には、小腹を抑えるくらいだったと思います。
量的には、小腹を抑えるくらい

 とても、それだけで満腹するような分量ではなかったはず。
 和泉屋は、大盛り系のお店の走りだったのかも知れませんね。
大盛り系のお店

 もっとも、人が集まるのには、もうひとつ理由がありました。
 大阪城築城が終わり、資材置き場の役目を終えた砂場は……。
 なんと、遊郭になったんですね。
 新町遊郭と呼ばれたそうです。
新町遊郭

 続きは、次回。
-----
☆ハーレクイン
11/23/2011 08:41:35
□野外デッキでやりましょう3
まずは『由美と美弥子』連載850回、おめでとうございます。
850という数字はもはや、どこの誰の追随も許さぬ数だと思います(多分……他の部屋はほとんど知りませんので)が、未だに新鮮な感動と興趣を、これでもか、と我々の前に展開してくれる「妄想の女王」Mikiko。
ありがとう。
向寒の候、お体御自愛ください。


はい、ということで、まずは飲尿プレイから始まりました、由美美弥オンステージ。

擬音語「パンパン」。
よかったなあお二人さん。
名詞「パンパン」でなくて。

由美美弥、今日の名言。
>尿と……涙……2人の体液が、ひとつになっている
-----
☆ハーレクイン
11/23/2011 09:14:12
□蕎麦と刀
映画『Kill Bill』か。
随分話題になったようだが見ていない。
“予告編”みたいなのは何度も見たので“金髪のお姐ちゃんが日本刀を振り回す(パツキンのチャンネエがポントーふりまわす)”映画だ、くらいは知ってます

栗山千明ちゃんも知らんなあ(許せ千秋、じゃなくて千明)。
『六番目の佐代子』。これも見とらん(なんも知らんやないか!)。
ほー、鈴木“杏”ちゃんの英語!表記は“Anne”か。
後ろのeをつけない“Ann”もあるんだよな。
ローマ字表記でAnでええと思うが。

西麻布「権八」ねえ。
ここでロケやったってことか。いや“モデル”とのことだからそうではないか。
そらそうか。ロケだったら「権八」さんの店内、無茶苦茶になるわな。


「砂場いずみや」。
安くて大盛りが売り。
九尺角、というとちょうど四畳半。
えらいデカい床几だな。
このあたりはさすがに日本。当然みな、上がりいの座りこみいのでやっておるな。立ち食いの卓もあるようだが。
今でいうと、屋台村みたいな雰囲気かなあ。

大阪で遊郭というと、例の飛田新地、それに松島新地に今里新地。
みな、この砂場、新町遊郭から始まったらしいですね。
うーむ。知らなんだ、知らなんだ。
あなどれぬ、大阪・西区。
-----
☆ハーレクイン
11/23/2011 09:59:07
□『放課後のむこうがわ』10
『放課後』、折り返し点に来ました。
マラソンでいいますと20㎞付近を越えたあたり。
物語はいよいよ佳境に。

今回の小道具は、引き続きのタンポンに加え、便所の臭い。
ともみさんは便所の臭いをかぐとオナニーしたくなるらしいぞ。
女子高、旧校舎の便所……汲み取りなんかなあ。
-----
☆海苔ピー
11/23/2011 11:51:54
□連載850回、おめでとう!!
『Kill Bill Vol.1』の飲み屋のシーンを見て
屋台村を上品にしたらあんな感じかなと思いながら当時は見ていた気がする。

廃工場や倉庫の跡地に大きなテントを張って、テントの中に屋台を出して、居酒屋風の飲み屋街が一時ですが流行った時期がありました。

850回の記念に
美弥ちゃんの「小さいちんちん」で
海苔ピーに知っている。
成人男性で一番小さかった人は
勃起していても、していなくて同じ大きさでした。
長さは5~6cmで太さは1~1.5cmでした。
ちなみに最初から見るの目的で会っただけなので触って遊びはしましたけどSEXはしてませんよ!

ちなみに長かったの以前登場した盗聴器男かな
平均男性の太さより少し細めでしたけど長かったよ!

ちなみに最大は
250mlの缶コーヒーを一回り細くした感じだと思う。
印象て言うか、その場に缶は在ったけど、比較まではしなかったけど・・・
缶コーヒーを横目にしながら、するのに夢中で比較するヒマがなっかたのが正直な話かな?

このネタて前にも書いたかな?
-----
★Mikiko
11/23/2011 12:55:37
□ハーレクインさん&海苔ピーさん
 お祝い、ありがとうございます。
 ここまで来ると、50回ごとに花輪を上げるのもどうかと思うんだけど……。
 ま、とりあえず区切りですので。

 『Kill Bill Vol.1』。
 どうやらわたしは、屋台村というのを見たことがないので……。
 あんなにたまげたみたいですね。


> ハーレクインさん

 『六番目の佐代子』ではなく、『六番目の小夜子』ですぞ。

 和泉屋の店内には、大きなソテツの鉢植えがあったそうです。
 例の東京紅團さんのページには……。
 「あんなでっかいワサビが植えてある」と、客が驚いたという逸話が載ってました。

 『放課後のむこうがわ』。
 残念ながら、トイレのシーンはありません。
 画像の無いシーンは書けませんので。


> 海苔ピーさん

 勃起しても同じ大きさってのは……。
 どういう仕組みになってるのかね。
 血液が流入すれば、海綿体は膨らむはずなのに。

 なお、小さいちんちんの方は、決して悲観することはありません。
 ちゃんと、女性を悦ばすことができます。
 『Mikikoのクリクリ講座』を読みましょう。
 むしろ、長すぎる人の方が苦労するはずです。

 缶コーヒーネタは、初見です。
 あんまり大きいと、勃起したら脳貧血になるんじゃないのかね?
-----
☆ハーレクイン
11/23/2011 14:20:49
□『六番目の佐代子』は
『六番目の小夜子』。
うーむ。脇の甘さは相変わらず治っておらんのう。

丹下段平「あしたのためにその1『左ジャブ。左脇、抉りこむように打つべし』」
立つんだ、ジョー!


いずみやさん。
ソテツは「でっかいワサビ」か。
久しぶりに笑わせてもらった。

堺市のメインストリートの一つ。
例の阪堺電車、ちんちん電車の走る通りにソテツの並木があります。
これを見て「でっかいパイナップル!」と言った子が、いたとかいないとか……。
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★Mikiko
11/23/2011 20:10:15
□うちのベランダにも……
 1鉢、ソテツがあります。
 買ったときより、ずいぶん大きくなりました。
 ハナキリンと同居させてるので……。
 妙な姿をしてますが。
 そろそろ、室内に取りこんでやらなきゃな。
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☆ハーレクイン
11/23/2011 23:19:32
□TVドラマ『家政婦のミタ』
いわゆるホームドラマ? はまず見ないのですが、これはただのホームドラマではない、ということで毎週見ております。今日が放映日。先ほど終わりました。
で、今日の劇中、家政婦のミタさんが雇い主の主人を、背負い投げ、じゃないな、あれは合気道の技だと思う、で投げ飛ばすシーンがありました。

で、ミタさん曰く、
「申し訳ありませんが、後ろに立たないでいただけますか」

思わず「あんたはゴルゴか」と、叫んでしまいました。


新潟では……ソテツも大変でしょうね。
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☆ハーレクイン
11/24/2011 00:02:08
□『放課後』10の……
Mikikoさんのコメ、読みました。

>3人のシーンってのは、書きやすかった

ふうむ。
今書き進めてる(or煮詰まってる)HQエロマンス第2弾、3人を同時に動かそうとしているんですがいやあ、難しい。
どうしても2人に焦点が当たって、残る一人が無視されちゃうんですよ。

このあたりのコツを、ぜひお伺いしたいものです。
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★Mikiko
11/24/2011 07:44:01
□家政婦という職業
 いまだに存在するのだろうか?
 そう言えば、家政婦紹介所という看板を見たことがある。
 看護婦だったかな?
 いずれにしろ、江戸時代の口入屋を想起させる業態です。
 あ、人材派遣業ってのは、口入屋そのものか。

 ソテツは、真冬さえ室内に取り込めば大丈夫。
 いたって元気にしています。
 東洋蘭用の排水の良い培養土が、お気に入りのようです。
 ハナキリンと仲良く(?)植わってます。

 3人が書きやすいと云うのは……。
 そのうちの2人を取り上げて書くという意味です。
 3人いっぺんは難しいでしょ。
 3人から2人を取る組み合わせは、3通り。
 これを切り替えながら書いてくわけです。
 2人だけの場面だと、だんだん筆が細っていく感じがありますが……。
 3人の場面では、描写対象を切り替えることにより、煮詰まらずに書き進めます。
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☆ハーレクイン
11/24/2011 09:16:58
□家政婦紹介所の3人
大阪・福島区に関西将棋会館があります。故村山聖八段(逝去後、九段追贈)が通った会館ですね。
この近くに家政婦紹介所がありました。ただし、見たのは30年くらい前でしょうか。今もあるかどうかはわかりません。
 (そんな古い情報、何の役にも立たんわ)


「3人の場合でも、描写は2人」ですか。
で、その2人の組み合わせを切り替えながら書いていくと……。
なるほど。
ご教示有難うございます。

ということは、その切り替えるタイミングが問題ですねえ。
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☆ハーレクイン
11/24/2011 16:33:38
□あるんですねえ
家政婦紹介所。

気になったので調べて見ましたらあるわあるわ。
大阪府下だけで94か所ありました。
前コメでご紹介した関西将棋会館近くのもありました(懐かしいぞ)。

そのほとんどが「看護婦・家政婦紹介所」となってます。
ですから「家政婦」と言っても、昔の“女中さん・女子衆さん”のように掃除・洗濯・炊事などの家事手伝いというよりも、ヘルパーさんやケアサービスさんの紹介が主のようです。

厚生労働大臣の認可事業だそうです。
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★Mikiko
11/24/2011 19:50:28
□家政婦紹介所
 新潟にもありました。
 こちらも、看護婦家政婦紹介所ですね。
 ホームページまでありました。

 “看護婦”と限定してるってことは……。
 男性の看護師は取り扱わないってことでしょうかね?

 切り替えのタイミング。
 筆の勢いが鈍って来たら、切り替えればいいんじゃないかな。
 実際には、ほとんど意識してませんけどね。

 3人シーンの書き分けが難しいのは……。
 3人とも女性だからかもね。
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☆ハーレクイン
11/24/2011 20:16:05
□「看護婦・家政婦紹介所」発「時代遅れの酒場♪」行き各駅停車
「看護婦」が多いですが、「看護師」「看護婦(夫)」と表記しているところもあります。ですから女性限定というわけでもなさそうですね。


筆の勢いが鈍ってきたら切り替え、ですか。
ふむ。


数日前のTVで、映画「RAILWAYS」を放映してまして、録画しといて今日見ました。
49歳のエリートサラリーマンがこれまでの人生に疑問を抱き、鉄っちゃんだった子供のころを思い出して一念発起、電車の運転士に転身する、というストーリー。

で、同様に元鉄っちゃんのわたしとしては「うーむ、やってみようか」と一瞬考えましたが、酒と縁を切らぬ限り不可能、ということに思い至りました。

電車ではありませんが、知人に市バスの運転手と、タクシーの運転手がいます。いずれも、出勤時には厳しいアルコールチェックがあり、引っかかるとその日の乗務が出来ないのはもちろん、様々なペナルティが課されるとのこと。よく考えれば当たり前のことですが……。

酒と縁を切る覚悟などあるわけもなく、ふと心に生じた野望はあっけなく雲散霧消したという次第。
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☆ハーレクイン
11/24/2011 21:49:16
□映画「RAILWAYS」の……
舞台になった電車は、
何と!
紙上旅行倶楽部「島根に行こう!」で、「み」さんと「全美貞」ちゃんが乗った「一畑(いちばた)電車」です。
うーむ。
映画見てる間は全然気がつかなかった……。

懐かしいなあ島根。
この時はもう、架空旅行記だと気付いていたはずです。
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☆牝豚
11/25/2011 00:24:22
□こんばんは。
850回おめでとうございます!これからも楽しみに読ませて頂きます[i:63893]でもあまり無理をしないで下さいね[i:63890]
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★Mikiko
11/25/2011 06:18:16
□ハーレクインさん&牝豚さん
> ハーレクインさん

 二日酔いってのは……
 立派な、“酒気帯び”ですからね。

 一畑電車。
 懐かしいです。
 電鉄出雲市駅から、一畑電車の北松江線に乗り……。
 https://mikikosroom.com/archives/2805014.html出雲大社に行ったんでした
一畑電車

 当時の文章を読むと……。
 トントン拍子に旅が進んでますよね。


> 牝豚さん

 ありがとうございます。
 850回も、1回1回の積み重ね。
 継続は力です。
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☆ハーレクイン
11/25/2011 10:51:10
□出雲に行こう!
だったんだよね、島根旅行。
始めは。

>当時の文章を読むと……。
>トントン拍子に旅が進んでますよね。

ホンに……。
今の東北の感じで島根や、福島や、大分に行くとどんな旅になるだろうね。

由美と美弥子 851
★Mikiko
11/25/2011 06:25:47
□東北に行こう!(292-1/3)
 江戸の吉原……。
江戸の吉原

 京都の島原……。
京都の島原

 そして、大阪の新町。
大阪の新町

 これが、日本三大遊郭と呼ばれたそうです。
 『ここに砂場ありき』の碑は、新町南公園ですが……。
 そのすぐ近くにある新町北公園には……。
 『だまされて来てまことなり初さくら(千代女)』の碑が建ってます。
だまされて来てまことなり初さくら(千代女)

 お話を、続けます。

律「でも、東京で食べたお蕎麦と、見た目が似てるわ」
み「東京のどこよ?」
律「虎ノ門」
虎ノ門砂場
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★Mikiko
11/25/2011 06:26:23
□東北に行こう!(292-2/3)
律「すぐ近くで学会があって……。
 お昼に案内されたの。
 木造三階建ての、スゴく古いお店」
木造三階建ての、スゴく古いお店

老「あの店が建てられたのは……。
 確か、大正12年(1923年)ですな」
み「よく、そんなことまで知ってるね」
老「日本史の女王は……。
 1923年で、何も思いつかんかな?」
み「ん?
 あ、関東大震災!」
関東大震災

み「それじゃ、震災直後に建て替えられたってことか」
老「いやいや。
 震災は9月じゃぞ。
 あれだけの店が、その年のうちに建つわけが無い。
 あの店は、震災直前に出来ておったのじゃ」
み「てことは……。
 震災でも壊れなかったってわけ?
 木造の三階建てなんでしょ?
 真っ先に潰れそうだけどね」
老「蕎麦屋専門の大工が建てたからの」
蕎麦屋専門の大工が建てた
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★Mikiko
11/25/2011 06:26:48
□東北に行こう!(292-3/3)
み「へ?
 蕎麦屋しか建てない大工なんていたの?」
老「いたようじゃな。
 蕎麦屋大工と云った。
 蕎麦屋の天井は、船底天井と云う特殊な形状をしておるからの」
み「どんな形?
 天井から船底が下がってるみたいな?」
天井から船底が下がってるみたいな?

老「逆じゃ。
 真ん中が高くなっておる。
 船底を逆さにしたような形状じゃな」
船底を逆さにしたような形状

み「専門の大工が、それを作ったってわけね」
老「震災の揺れにも、ビクともしなかったそうじゃよ」
み「蕎麦屋だけ建てて食べていけるってのが、スゴいよね」
蕎麦屋だけ建てて食べていけるってのが、スゴい

み「大正時代って……。
 今よりも、はるかに豊かな時代だったんじゃないの?」
大正時代って、今よりも、はるかに豊かな時代だったんじゃないの?
↑大正時代の『浅草花屋敷』

 続きは、次回。
-----
☆ハーレクイン
11/25/2011 09:55:27
□野外デッキでやりましょう4
さあ、本格的に始まりました、由美美弥オンステージ。

>誰に聞かれてもいいと思った

いい覚悟だ、由美ちゃん。

美しい木目に、
木漏れ日の揺れる、野外デッキ。
ただよう木の香り。
降り注ぐ夏の陽光。
吹き渡る高原の風。
ふり仰げば、
林の梢を透かし見る何処までも青い空。
そして……。

放恣に絡み合う一対の妖精。
由美を犯す美弥子。
美弥子に犯される由美……。

いやあ、もう言葉はない。
“天涯の交合”てのはどうだ。
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☆ハーレクイン
11/25/2011 10:17:34
□知っとるケ 知らんかった
『だまされて来て……』
あー、びっくりした。
千代女が騙されて遊女に売られてきたかと思った。
前回の「新町遊郭跡」の地図には、新町北公園内に「新町九軒桜堤の跡」がありますね。この桜を詠った句ですね。
「まさかまだ咲いてるわけないやん、と半信半疑で見に来てみれば、見事に咲いていた今年初めての桜花……」てとこかな。

関東大震災はもちろん知ってるが、1923年までは覚えとらんかった。
この年の7月、HQ母出生。

蕎麦屋専門の大工ぅ?
「蕎麦屋大工」いやあ知らなんだ。
「船底天井」知らなんだ。

大正……。
激動の時代でありましたが、
「大正ロマン」「大正デモクラシー」「ダダイスム」の時代でもありましたな。
-----
★Mikiko
11/25/2011 20:15:36
□わたしも……
 蕎麦屋で天井を見上げた記憶はありません。

 子供のころ、ばあちゃんの部屋で寝てました。
 もちろん、天井は板張り。
 安い板を使ってたせいか、節目がたくさんありました。
 夜、眠れずに見上げてると……。
 やがて、節目が目玉に見えてきて……。
 まわりに広がる雨漏りの染みが、オバケの姿に変わります。
 思わず布団を被ったものです。

由美と美弥子 852
★Mikiko
11/26/2011 07:40:07
□東北に行こう!(293-1/3)
老「ま、江戸の町には……。
 蕎麦屋が異常に多かったというのも確かじゃがな」
江戸の蕎麦屋
↑急ぎの客は、框に腰掛けたまま食べたようです(左の2人)。座敷に上がっても、座卓のようなものはありません(右のおっさん)。料理はお盆に載せられ、そのまま畳に置かれてます。

み「どのくらいあったの?」
老「幕末ころでは、一町に一軒あった」
み「一町って、どのくらいの距離よ?」
老「109.09メートルじゃな」
み「約100メートルに一軒ってこと?
 時速5キロで歩くとしたら……。
 1時間歩く間に、蕎麦屋が50軒あることになるじゃん。
 いくらなんでも、多すぎだろ」
老「『桜田門外の変』が起きた万延元年(1860年)には……」
桜田門外の変

老「江戸府内で、3,763軒の蕎麦屋があったという記録もある」
み「江戸府内って、どういう定義?」
老「江戸の境界・範囲については、幕閣の間でも統一見解はなかったんじゃ。
 なにしろ江戸時代は、町民・武士・僧侶によって、支配する機関がそれぞれ違ったからの。
 今日で云う行政区画の概念がなかった。
 それでも、文政元年(1818年)には、一応の統一見解を示しておる」

 ↓これが、そのとき作成された『江戸朱引図』です。
江戸朱引図
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★Mikiko
11/26/2011 07:41:02
□東北に行こう!(293-2/3)
 『ビバ! 江戸』というサイトさんに、この朱引き線を現代地図に起こした図が載ってました(こちら)。
『江戸朱引図』現代地図

 これを見ると……。
 西の境界線上にあるのは、東武東上線の上板橋、西武池袋線の江古田、西武新宿線の中井、中央線の東中野、小田急線の代々木上原、東急東横線の中目黒、京浜東北線の大井町。
 北は、十条、王子あたり。
 東は、ほぼ荒川ですね。

老「ま、山手線よりは、一回り大きいエリアじゃな」
み「人口はどのくらいいたの?」
老「100万人以上いた」
江戸の人口は、100万人以上

律「けっこういたのね」
み「だよね」
老「当時、世界一の大都市だったようじゃな」
み「それでも……。
 3,763軒ってのは、多いよね。
 電卓、電卓」
出た、デコ電

律「出た、デコ電」
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★Mikiko
11/26/2011 07:41:30
□東北に行こう!(293-3/3)
み「100万割る、3,763は……。
 266人。
 266人に一軒か。
 多いの?」
律「わかんない」
老「この数字は、屋台を含んでおらんからの」
み「え?
 じゃ、この数字のほかに……。
 あの『時そば』みたいな屋台があったってわけ?」
『時そば』みたいな屋台

老「左様じゃ」
み「そりゃ、多いわ」

律「さっきも言ったけど……。
 このお蕎麦、虎ノ門で食べたお蕎麦と似てるわよ」
み「似てるって、虎ノ門も“冷がけ”?」
律「ううん。
 わたしが食べたのは、盛り蕎麦だったけど……。
 鴨南蛮を注文した先生のは、普通に湯気が立ってたわ」
鴨南蛮を注文した先生のは、普通に湯気が立ってた

み「じゃ、何が似てるのよ?」
律「色よ。
 ほら、このお蕎麦、白いでしょ」
このお蕎麦、白いでしょ

 続きは、次回。
-----
☆ハーレクイン
11/26/2011 09:45:36
□野外デッキでやりましょう5
美弥ちゃん、汗みずくの大熱演。
入魂の「パンパン」。
犯される由美ちゃん、もういきそう。
犯す美弥ちゃんは……先にいきそう。

由美ちゃん、とどめの乳首捻り。
さあ、先に行くのは、どっち。
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☆ハーレクイン
11/26/2011 10:19:17
□赤と黒、ついでに白
江戸の蕎麦屋の店内って、上り座敷になってるのか。
よく時代劇である、卓に椅子ではないのか。


「朱引」が江戸府内。
マスミン仰せのとおり、「山手線が、肩肘張って胸張って、腹ふくらました」って感じのエリアですな。
しかし、東は本所・深川までだと思ってた。

「墨引」は、町奉行所支配の範囲内。
よっ、遠山の金さん、は南町奉行。
「この桜吹雪が目にへえらぬかあ」

しかし、朱引の内で墨引の外って、誰の管轄だったんだろう。
「お代官様」かなあ。
まさか無法地帯ということもあるまいが。


白い蕎麦ねえ……。
次回を待て!
-----
★Mikiko
11/26/2011 12:54:09
□時代劇の居酒屋シーン
 確かに、土間にテーブルが並び、酒樽みたいなのに腰掛けてますよね。
 でもああいう飲み屋は、実際には存在しなかったようです。
 土間には、縁台のような腰掛けが並び……。
 お酒や料理は、縁台に直接置かれたようです。
 今でも、お団子屋の店先などでは、この形式が残ってますね。
お団子屋の店先などでは、この形式が残ってます

 墨引きと朱引きの間は……。
 おっしゃるとおり、代官の管轄地だったようです。
 東横線の代官山は、まさに墨引きと朱引きの間にありますね。
-----
☆ハーレクイン
11/26/2011 13:57:56
□♪赤と黒との間には~
>でもああいう飲み屋は、実際には存在しなかった

ふうううう~ん。
知らなかった。

時代劇では、木の卓に酒樽の椅子ってのが定番だよなあ。
んで奥の厨から“お光っちゃん”が盆に載せたお銚子を捧げて出てくる。
人の犇めき合う卓の間をすり抜けて、
「お待ちどうさま!」
「おう、お光っちゃん。相変わらず綺麗だねぇ」
「やあだ金さん。お上手ばっかり。何も出ないわよ」
「お光っちゃんの出すものなら舌でもいいや」

するってえとなにかい。
ああいう設定は嘘八百かい。
ま、たしかに。
イスとテーブルなんて、庶民の間では一般的でなかったか。

縁台で、だんごとお茶。
こちらはちゃんとあったか。
ま、屋外で立ち食いでなければ、床几・縁台だよなあ。
あれは椅子兼テーブルということだな。


赤と黒の間はお代官様の管轄。
へええ~。
適当なことを言ったら当たっちゃったよ。
入試でも、どうしてもわからんかったら、何でもいいから適当なことを書く。
ひょっとしたら当たり、かもしれん。
何も書かんかったら確実に点にならんからのう。

それはともかく、東横線の「代官山」って、渋谷の次だよなあ。
代官山の「代官」って、お代官様の代官だったのか!
まさか、悪代官ではなかろうな。
うーむ。
知らなかった。
勉強になるなあ、「東北に行こう!」。

悪代官「渋谷屋、おぬしも悪じゃのう」
渋谷屋「お代官様にはかないません」
代・渋「ぐふ、ぐふ、ぐぅふふふふふぁふぁふぁぁ」
桃太郎「許さん!」
代「何奴じゃ!」
桃「桃から生まれた桃太郎!
  おぬしらの悪行、断じて許し難し。
  桃太郎、天に代わって鬼退治いたす!
  ひとぉつ、人の世の生き血を啜り!……」
-----
★Mikiko
11/26/2011 20:20:32
□お光ちゃんと燗徳利
 江戸時代のいつを舞台にした時代劇でも……。
 燗徳利を運ぶシーンが出てくるようです。
 でも、燗徳利が一般的になったのは、江戸時代もだいぶ後になってからのこと。
 それまでは、鉄製の銚子や……。
鉄製の銚子

 今でもたまに見かけますが……。
 “ちろり”が使われてたようです。
ちろり
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☆ハーレクイン
11/26/2011 20:49:53
□銚子とちろりと燗酒と
銚子かあ。
これも時代劇ではよく見ますよね。
今では、三三九度くらいにしか使われないのでは。

ちろり。
これは今も使う。うちにもあります。

普通一合用ですが、二合やそれ以上の大きなものもあります。
一杯飲み屋や屋台では、ちろりで温めた酒を一気にコップに注いでしまうのが普通ですね。

燗徳利みたいな使い方をする酒器は、世界でも珍しいのではないでしょうか。
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★Mikiko
11/27/2011 06:55:35
□徳利と言えは……
 こちらも、時代劇によく登場しますね。
貧乏徳利

 これは、俗に言う「貧乏徳利」。
 傘張り浪人なんかの長屋シーンに出てきます。
 これ、酒屋の貸徳利だったそうです。
 空になると、酒屋に行ってお酒を詰めてもらうわけです。
 表に書いてある文字は、酒銘や酒屋の名前で……。
 ぶら下げて歩いてくれれば、お店の宣伝にもなったわけです。
 大正期まで使われてたようです。
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☆ハーレクイン
11/27/2011 10:56:46
□貧乏徳利か
こいつをみると、平手造酒(ひらてみき)を思い出すんだよ。
剣の腕はたつのに、困ったことに酒癖悪し。いや、ほとんど酒乱。
やくざ同士の出入り、大利根河原の決闘で憤死。

ご存じ! 大利根月夜♪
歌うは田端義夫。
「オーッス」
待ってました、バタやん!

由美と美弥子 853
★Mikiko
11/27/2011 07:30:10
□東北に行こう!(294-1/2)
み「なるほど。
 半分も食べてから気づいたが……。
 うどんみたいに白いね」
老「それが、砂場蕎麦の特徴じゃな」
それが、砂場蕎麦の特徴

み「そう言えば……。
 お蕎麦って、いろんな色があるよね。
 あれって、何か練りこんであるから?」
老「確かに、ピンク色の麺などは練り物じゃが……」
ピンク色の麺
↑赤キャベツの色素だそうです

老「普通の蕎麦は、ほとんど蕎麦だけの色じゃな」
み「それじゃ、蕎麦にも種類があるのか。
 茶色っぽいのもあるし……」
茶色っぽいのもあるし

律「緑色がかったのもあるわよね」
緑色がかったのもある

み「これは、白いし。
 そう言えば……。
 茶蕎麦って、聞いたことがあるよな」
律「あぁ、緑色のやつね」
み「茶蕎麦なら、茶色いんじゃないの?」
律「緑よ。
 スゴい綺麗な緑色」
スゴい綺麗な緑色
-----
★Mikiko
11/27/2011 07:30:49
□東北に行こう!(294-2/2)
老「あれは、お茶を練りこんだ静岡の名産じゃ。
 蕎麦本来の緑は、あれほど鮮やかでは無い」
み「確かに、緑っぽいとは云っても……。
 薄っすらって感じだよね」
老「あの薄緑色ってさ……。
 器の朱と合うわよね」
薄緑色って、器の朱と合う

み「なるほど。
 和風のコーディネートだね。
 結局、お蕎麦の色って、なんで違うのよ?
 品種の違い?」
老「蕎麦には、はっきりした品種区分がないんじゃ」
み「なんで?」
老「蕎麦は他家受粉植物なので、ほかの品種と交雑しやすい」
み「“たかじゅふん”?
 鷹が受粉させるのか?」
鷹が受粉させるのか?

老「そんな植物は無いわ。
 異なった株同士でなければ受粉しない植物を、他家受粉植物と呼ぶ」
異なった株同士でなければ受粉しない植物を、他家受粉植物と呼ぶ

老「品種といっても、産地の違い程度の区分じゃよ。
 粉の色が異なるほどの違いは無い」
み「じゃ、何で打ったお蕎麦の色が違うの?」
老「挽き方によるんじゃ」
み「説明せよ」
老「杯が空になった」
杯が空になった

み「それって、催促してるわけ?」
律「あ、気づきませんで。
 お注ぎします」
み「2ミリだけ!
 ちょっと!
 そんなに入れちゃダメ」
そんなに入れちゃダメ

律「セコいこと言わないの。
 二合もあるんだから」

 続きは、次回。
-----
☆ハーレクイン
11/27/2011 10:12:13
□野外デッキでやりました
結局、美弥ちゃんが先にいったか。
熱い「美弥布団」にくるまれる由美ちゃん。

失神した「抱き枕美弥ちゃん」のバイブ攻め。
おいおい、まさか……。

続いて由美ちゃん失神。
こういうケースは初めてでは。
うーむ。
まさか……。

とりあえず今日の名言。
>あらん限り抱きしめても、まだ抱きしめ足りなかった
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☆ハーレクイン
11/27/2011 10:28:16
□カラフルな鷹
ピンクの蕎麦は堪忍してほしいなあ。
茶蕎麦もな。
意味ねえじゃん。
Natural Beautyって言葉、御存じ?
ま、好き好きだけどね。

わははは。
“鷹受粉”。
座布団一枚!
にしても画像の鷹クン、なんか鏡の上を歩いてるように見えるが……。まさか水面ではないよな。

マスミンも遠慮がなくなってきたなあ。
「お注ぎする」の、何杯目だあ。
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★Mikiko
11/27/2011 12:43:02
□ピンクの蕎麦は……
 ひな祭りとかのイベント料理で出されるようです。
 確かに、幼児向きだよね。

 鷹くんが歩いてるのは……。
 凍った湖面です。
 滑って転んだところを撮れれば、大スクープですね。
 しかし……。
 なんでそんなとこを歩いてるんですかね?
-----
★Mikiko
11/27/2011 12:43:34
□今日は……
 風はすこしありましたが……。
 快晴。
 まさに、小春日和。
 青空に、イチョウの黄葉が見事でした。
イチョウの黄葉

 わが家のソテツくんを、室内に取り込みました。
わが家のソテツくん

 ハナキリンと絡み合って……。
 よーわからん姿になってます。
-----
☆ハーレクイン
11/27/2011 13:44:44
□銀色吐息
なるほどー。
ピンク蕎麦はお子様向けですか。納得。

ふむ。
氷上の鷹、というとかっこいいが、ほんとに何してるんでしょうね。
まさかフィギュアの練習とか。
イナバウアーは荒川静香。

イチョウか。
見事ですね。
大阪でイチョウというと、なんといっても御堂筋のイチョウ並木。
ただねえ。大阪ですからね。
黄葉なんぞそっちのけで、銀杏を拾いまくる近所のおばちゃんが風物詩ですね。
そういえば「学生時代のグルメ話」。
中庭の銀杏も食べたなあ。剥くのが大変だったけど。

ソテツ君とハナキリンちゃん。
なかなかバランスいいですよ。
オブジェといいますか、巧まざる芸術作品に仕上がっているような……。
-----
★Mikiko
11/27/2011 20:05:03
□新潟で……
 落ちてるギンナンを見かけることは、ほとんどありません。
 新しい街路では……。
 役所が、臭いの苦情を恐れて……。
 オスの木ばっかり植えてるという噂です。

 この夏、ハナキリンちゃんは死にかけました。
 多肉植物だし……。
 同居するソテツくんは元気だったので……。
 水切れではなく、暑さにやられたんだと思う。
 今年の夏は……。
 マダガスカル原産の多肉植物が弱るほどだったってことです。
-----
☆ハーレクイン
11/27/2011 21:06:11
□美味い銀杏には臭いがある……も一つやな
「銀杏は臭いと苦情」って、新潟ではあまり食べないんですかね、銀杏。美味しいのになあ。
そらま、確かに臭いし、下手したら手かぶれるし、するけど美味しいのになあ。
そら、売ってるの買ってきたら簡単だけどね。只で落ちてるものは大阪人は見逃しませんね。

しかしMikikoさんって、複数種を一鉢に同居させるの、趣味なんですかあ。
例のガジュマル君も、誰かと同居でしたよね。
-----
★Mikiko
11/27/2011 21:56:44
□新潟の郷土料理に……
 『のっぺ』という煮物があります。
 ギンナンも入ってたと思います。
 わたしは、『のっぺ』そのものが好きでないので……。
 あまり食べた記憶は無いです。

 ガジュマルくんのプランターには、ヤシを一緒に植えたんですが……。
 滅びました。
 今は、勝手に生えたシダと同居してます。
 同居させるのが趣味というわけではなく……。
 植え替えのとき、メンドーなので一緒にしてしまうんですね。

 大阪ダブル選。
 維新の会が勝ちましたね。
 はたして、どうなっていくんでしょうか。
-----
☆ハーレクイン
11/27/2011 23:13:50
□のっぺ
やはり、甘辛く煮つけるんですかね。
美味しそうですが……。

ガジュマル君のお相手は、当然滅びてしまうのでは。
“勝手に生えたシダ君”は大丈夫なんですかね。

大阪の選挙には「吉本枠・芸人枠」というのがありましてね。
かつての西川きよしとか、横山ノックとか……。
前の府知事、今度の大阪市長もこの枠で当選ですわな。
ま、頭は切れるんでしょうがねえ……。
-----
★Mikiko
11/28/2011 07:44:20
□のっぺには……
 甘みは、ほとんどありません。
 辛みは、全くありません。
 塩味ですが、塩辛くもありません。
 煮汁は、透明に近いです。
 少しとろみがついてる感じですね。
少しとろみがついてる感じ

 こうして見ると、美味しそうだよな。

 シダくんは、ベランダのかなりの鉢に進出してます。
 梅の鉢植えにまで生えてます。

 今回、ガジュマルくんの引越しには……。
 かなり手こずりました。
 床まで届いた気根が……。
 なんと、隣の梅の鉢底から侵入してたんです。
 もちろん、容赦なく切り落としましたが。

 今日は、18度になる予報。
 ほんまかいな?
-----
☆ハーレクイン
11/28/2011 11:53:05
□のっぺの味付け
薄い塩味にとろみですか。
うわあ、これは私もパスですね。
筑前煮みたいな感じだと思ってました。
ま、上品な味なんでしょうがね。私らみたく下品な人間(除、Mikiko)や子供には無理でしょうねえ。

ガジュマル君。さすがの逞しさですねえ。
シダ君は、やはり胞子をまき散らして自力繁殖してるんでしょうねえ。
♪頑張れ、みんな、がんばれ……。
-----
★Mikiko
11/28/2011 19:44:54
□のっぺ
 こういうのって、呑兵衛は、日本酒のツマミとして好むんでないか?
 これをパスとは、飲み助らしくないね。
 まさか、ハンバーグとかで飲んでないでしょうね?
-----
☆ハーレクイン
11/29/2011 00:29:54
□みたらし団子が好き!
わたしは下々の出ですし、品性が下品ですからね、味付けはどうしても濃いめが好みなのですよ。

さすがに油ものや肉類は(ハンバーグも含めて)あまり食べなくなりましたし、好みの食材は魚や野菜中心になりましたが、好みの味は相変わらず甘辛~のこてこて。
おせんべは塩味よりも醤油味、ラーメンは塩よりも味噌、団子はみたらし、寿司は……ま、いろいろ食べますが、やはり好みは甘ダレをギトギトにかけたアナゴやタコが好みですねえ(安いし)。

のっぺのような薄い塩味、しかもとろみつき、のような味付けは最も苦手とするところです。
-----
★Mikiko
11/29/2011 07:24:51
□上方は……
 みんな薄味なのかと思ってた。

 塩味のおせんべい、美味しいよ。
塩味のおせんべい、美味しいよ
-----
☆ハーレクイン
11/29/2011 08:41:34
□♪亀田の……
あられ おせんべ!

由美と美弥子 854
★Mikiko
11/28/2011 06:17:06
□東北に行こう!(295-1/4)
み「3人で飲んだら、二合徳利なんてあっという間だよ」
3人で飲んだら、二合徳利なんてあっという間

み「サービスしすぎ。
 マスミン、10時間分くらい入れたからね」
老「盃一杯で10時間か?」
み「ソーラーカーなら、そのくらい走るんじゃないの」
ソーラーカーなら、そのくらい走る

老「妙なものと一緒にされたものじゃが……。
 まぁ良い。
 蕎麦の色の違いじゃな」
み「そうそう。
 なぜ、蕎麦の色が違うのか?」
老「それは、蕎麦粉の色が違うからじゃ」
それは、蕎麦粉の色が違うから

み「なるほどー。
 って、当たり前じゃないの!」
老「それでは、なぜ蕎麦粉の色が違うか。
 それにはまず、蕎麦の実の構造から語らねばならんな」
み「端折れんのか?」
老「10時間、語っても良いのじゃろ?」
み「ほんまに語る気かよ……。
 それじゃ、飛良泉はこっちで飲んじゃうからね」
老「お前さまは、ちと飲み過ぎじゃぞ」
お前さまは、ちと飲み過ぎ
-----
★Mikiko
11/28/2011 06:17:38
□東北に行こう!(295-2/4)
み「大して飲んでおらぬわ。
 ありゃりゃ。
 お蕎麦が逃げる」
老「手元が怪しくなっておるではないか」
間違った箸の持ち方だそうです
↑間違った箸の持ち方だそうです(こちら)。こんな間違い方をするヤツがいるか!

み「大丈夫。
 先生、注いで!」
律「ほんとに大丈夫?
 目が据わってきてるけど」
座ってる猫
↑座ってる猫。動画もあります(こちら)。
-----
★Mikiko
11/28/2011 06:18:00
□東北に行こう!(295-3/4)
み「ほれ、マスミン。
 構造、構造」
構造、構造

老「まず、蕎麦の実は、殻を被っておるじゃろ?」
蕎麦の実は、殻を被っておる

み「ちょっと。
 誰も聞いてないと思うけど……。
 いきなりシモネタ?」
老「誰がそんな話をしておる」
み「皮被りとか、言ったじゃないの」
幼児の包茎は、ご両親が優しくむいてあげましょう
↑「幼児の包茎は、ご両親が優しくむいてあげましょう(こちら)」とのことです……。
-----
★Mikiko
11/28/2011 06:18:23
□東北に行こう!(295-4/4)
老「教育的指導が必要じゃな」
教育的指導

老「お冷やをもらいなさい。
 日本酒と交互に飲むんじゃ。
 これを『和らぎ水』と言う」
和らぎ水

老「悪酔いしないコツじゃぞ」
み「水なんか飲んだら、割り勘負けする。
 あ、これ飲めばいいんじゃん」
これ飲めばいいんじゃん

律「ちょっと、けっこう塩っぱいわよ、このお汁」

 続きは、次回。
-----
☆ハーレクイン
11/28/2011 10:50:50
□章題が……
変わったか。
「そしてドアベルが鳴った」
うーむ。
何かのパロだと思うのだが……。
思いつかぬ。
「○○配達は二度……」かなあ。
ちょっと苦しいな。


律子叔母さん、結局、参加はせなんだか。
さりげなくおまんこを見せびらかす律さん。

>20年後……自分も、あんな綺麗な性器のままなのだろう

由美ちゃん。
今からこんなに使ってたら、20年後は保障できんぞ。
叔母さんは今まで、ほとんど使ってなかったんだからな。
-----
☆ハーレクイン
11/28/2011 11:38:30
□箸と包茎とおらがそば
>み「3人で飲んだら、二合徳利なんてあっという間だよ」

それは、まったくもってそのとおりだのう、「み」さん。一人で飲んでもそんなにはもたぬ。
もう一本追加すれば? 上手くマスミンをおだてれば、御馳走してくれるかも……。
そのかわり、たっぷり聞かされたりして。


>み「……なぜ、蕎麦の色が違うのか?」
>老「それは、蕎麦粉の色が違うからじゃ」

見たか、この見事な引っ張りテク。
これで4行と画像1枚かせげたぞ。


おー。ゲロ犬クン、久しぶり。
でもないか。前回登場は「華のゆ」の場面だったかな。


箸の持ち方講座の部屋。
画像を見てるとおふざけみたいですが、実際にはきちんとした持ち方講座です。是非見ましょー。


「構造」ってだあれ?
バックは『フラガール』だと思うんだけど。


包茎は親がむく!
ひえええーい。

HQ、むけたのは中2か中3の頃かなあ。
近所の映画館に(無料で)潜り込んで、初めてエロ映画を見たとき。
ぎんぎらぎんに勃起した揚句、亀頭の雁首のあたりが締め付けられるような感じがした。「なんじゃこれ」で、トイレで確認したら見事にむけておったよ。
-----
★Mikiko
11/28/2011 19:46:21
□章題は……
 ぜんぜんパロってるつもりはなかったのだが……。
 言われてみれば、翻訳風のタイトルですね。
 『郵便配達は二度ベルを鳴らす』と『そして誰もいなくなった』の合体か?
 どちらも読んだことありませんけど。

 だから……。
 使う頻度と色は、関係ないんだって。

 あの「構造」ちゃんを知らんのか。
 もうちっと、政治に興味を持たにゃいかんではないか。

 「包茎は親がむく」ってのは、フツーのことなんかね?
 知らないうちに、スゴい世の中になったものです。
-----
☆ハーレクイン
11/29/2011 00:01:10
□そして包茎はいなくなった
ジェイムズ・ケイン原作『郵便配達は二度ベルを鳴らす』は映画で見ました。

作中、「郵便配達」は出てこないし、当然、一度だろうが二度だろうが「ベルを鳴らす」場面はありません。なあんのこっちゃ。
このように、作品のタイトルが内容と全然無関係、で有名なのが、ボリス・ヴィアン『北京の秋』。「北京」とも「秋」とも関係のない内容らしいです。そういう噂、読んでないのでわかりませーん。


アガサ・クリスティ『そして誰もいなくなった』は小説で読みました。

で、この話はしましたっけ。
『そして……』を最初に読んだのは、古本屋で買った早川ミステリーシリーズでしたが、落丁、というか「印刷落ち」って言うのかなあ。ページ自体はあるのだが真っ白け、何も印刷されていないページが数ページありました。
しかも! その数ページが解決編、というか犯人と、犯行内容の詳細を明かす部分だったのだ。
信じられないような話ですが、与太ではありません。実話です。未だにその欠陥本を持っています。
ハヤカワに連絡すれば取り替えてくれただろうが、こんなことめったにあることではない、ということで大事に保管してあります。
欠落部は、その後もう一冊買って読みました。ま、大体見当はついてましたけどね。


はいはい、先生。
「構造」ちゃん、わかりました。
民主党所属、渡辺恒三衆議院議員ですね。

いちいち顔まで知らんって、こんな年寄り。


親がむこうが自分でむこうが、包茎は必ずむきましょう。
どうしてもむけない真性の場合は、迷わず手術を。簡単な手術です。
包茎の包皮と亀頭の隙間は細菌の巣窟、不潔極まりないし体にも悪い。
包茎ちんちんをフェラさせられたり、挿入される女の子の身にもなりましょう。

繰り返します。包茎は必ずむきましょう。
-----
★Mikiko
11/29/2011 07:25:51
□いっそのこと……
 割礼を義務づければいいんじゃないか?
 羞恥心が芽生える前に、将来の禍根を絶ってやるってのは……。
 社会の優しさだと思うな。
キリストの割礼
↑『キリストの割礼』グイド・レーニ画
-----
☆ハーレクイン
11/29/2011 09:22:03
□割礼かあ
いまだによくわからんのですが、割礼って、包皮のどこをどのように切るんでしょうね。
それとも、雁から先をぐるっと丸ごと切り取っちゃうんでしょうか。

どっちにしても、2,3歳児までは免疫機能が完成しておらず、抵抗力が弱いので避けた方がいいと思いますが。

ゴルゴ13で(まあたゴルゴかい)、イスラエルに潜入するに際し、ユダヤ人ではないことがばれないように「割礼痕」を自らのちんちんに付けるゴルゴ、というエピソードがあります。で、この割礼痕を確認するため、ゴルゴと寝るイスラエル秘密警察の女性(処女!)諜報員……。
というお話。
-----
☆ハーレクイン
11/29/2011 15:23:42
□『放課後のむこうがわ』11
折り返し点を過ぎ、遂にあけみちゃんがともみさんに犯されます。
犯され方、『由美美弥』と見事にシンクロしております。
(計算の上かなあ)

一方、里ちゃんは可哀想に置いてけぼり。
たまりかねて、「自分で弄っちゃダメよ」とのともみさんの言いつけに背き、弄り始めた。
さあ、どんな弄り方かなあ。
-----
★Mikiko
11/29/2011 19:36:22
□早いもので……
 もう、折り返しを過ぎたんですね。
 しかし……。
 半分過ぎて、まだこの場面。
 この調子で書いてたら、とーてー終わりませんて。
 当然のごとく……。
 後半は、このシワ寄せを受けることになりました。

由美と美弥子 855
★Mikiko
11/30/2011 07:30:52
□東北に行こう!(296-1/2)
み「『和らぎ汁』じゃ。
 ……。
 うへっ。
 ほんとだ、塩っぱい。
 でも、冷たくて美味しい」
律「ノド乾くわよ」
み「“ひやがけ”って、ぜったいお酒に合うよ。
 冷たいから、お蕎麦も伸びないし」
冷たいから、お蕎麦も伸びない

律「冷たいと伸びないの?」
み「じゃないかな?」
律「お汁を吸って膨れることを、“伸びる”って云うんじゃない?」
み「うん」
律「冷たくても、お汁に浸かってれば“伸びる”でしょうに」
み「そうかぁ?」
律「そう言えば……。
 日本蕎麦って、そんなに伸びる印象は無いわよね」
すくすく伸びる蕎麦のスプラウト
↑すくすく伸びる蕎麦のスプラウト(もやし)。面白そう。

み「うどんだって、伸びないよ。
 だって、“煮込みうどん”なんてメニューがあるんだからさ」
煮込みうどん

み「あれが伸びてたら……。
 てんこ盛りになっちゃう」
律「なんで伸びないのかしら?」
み「ラーメンは伸びるよね」
ラーメンは伸びる

み「わかった!
 蕎麦ってのは、中華蕎麦のことだよ」
律「なるほど。
 支那蕎麦とか言うものね」
支那蕎麦とか言うものね
-----
★Mikiko
11/30/2011 07:31:31
□東北に行こう!(296-2/2)
み「今どき、“支那”はマズいんじゃないの?」
“支那”はマズいんじゃないの?

律「そうなの?」
み「ま、“China”のことなんだから……。
 本来は、差別語では無いんだけどね。
 今は、反中国的思想を持つ人が……。
 中国を貶めるニュアンスで、わざと使ってる場合が多いからね。
 デリケートな言葉ではある」
律「へー」
み「ところで……。
 鍋焼きうどん、食べたくならない?」
鍋焼きうどん、食べたくならない?

律「突然、何よ」
み「鍋焼きうどんって、なぜか突然食べたくなるよね」
律「そうかしら」
み「受験勉強のとき、夜食に食べなかった?」
鍋焼きうどんって、なぜか突然食べたくなるよね

律「なんか、それって……。
 スゴい古いイメージなんじゃない?」
受験勉強のとき、夜食に食べなかった?

律「Mikiちゃんは、食べたの?」
み「食べない。
 夜食を食べたくなるほど、遅くまで起きてなかった。
 むしろ、大学に入ってから食べた」
律「自分で作ったの?」
み「まさか。
 コンビニだよ」
律「アルミホイルの鍋に入ったやつ?」
アルミホイルの鍋に入ったやつ

み「それそれ」

 続きは、次回。
-----
☆ハーレクイン
11/30/2011 09:38:34
□野外デッキでやりました2
「肩をゆすぶられると尻を振る」。
こんな話題、以前のコメであったよなあ。

えらく和やかな雰囲気だのう。
ま、この3人だけなら当然のことだが。
で、ここに香純&香純弟が加わるんだよな。
どうなるのでしょうか。
-----
☆ハーレクイン
11/30/2011 09:42:43
□鍋焼きの夜
水けを切ってれば“伸び率!”は低いのでは。
蕎麦だと「かけ」より「もり」の方が伸びにくい、ということかな。

汁に浸かっていない麺料理って蕎麦くらいか、と思ったらパスタがあったな。あと、焼きそば。
ああいうのも伸びにくいのかなあ。ただ、調理に油を使ってるからなあ。また違うんだろうな。


「支那」は中国の方々には不快感があるそうですね。
いきさつはともかく、相手が嫌がることはやめましょう。

しかし、渡辺はま子「支那の夜」は困るよなあ。ええ曲なんだけどなあ。
“トルコ風呂→ソープランド”のようにタイトルを変えるか。しかし歌詞も変えなあかんしなあ。無理かな。

この曲にはおもろい替え歌春歌があるのだが、自粛しよう。
-----
★Mikiko
11/30/2011 19:40:23
□ネットを探しても……
 蕎麦やうどんが、ラーメンより伸びないという情報は無いようですね。
 蕎麦やうどんも、汁に漬けとけば伸びるようです。
 でも、ここでひらめきました。
 蕎麦やうどんは、伸びてもさほどマズくならない。
 味は、そんなに変わらないんじゃないでしょうか?
 ところが、伸びたラーメンは……。
 劇的にマズくなりますよね。
 この体験が、わたしの脳に刻まれてて……。
 蕎麦やうどんは、あんまり伸びないというイメージになってたみたいです。
 で、なぜラーメンがマズくなるか。
 それは……。
 中華麺に含まれる“グルテン”という成分が……。
 汁を吸うと、急激にドロドロ化していくためみたいです(かなり不確かな情報)。
-----
☆ハーレクイン
11/30/2011 23:56:36
□早よ食べんと伸びるでぇ
グルテンですが……あれは小麦粉に含まれる成分(タンパク質の一種)が、小麦粉を水で練って麺にしていく過程で生じたタンパク質で、麺に“コシ”が生じるおもな原因です。
小麦粉にはご存じのように「強力粉」「中力粉」「薄力粉」の違いがありますよね。あれは小麦粉タンパクの含有量の多少の違いです。もちろん強力粉が最も含有量が多いわけです。

で、中華麺(強力粉を使用)も、うどん(中・薄力粉)も小麦粉が原料ですから、多い、少ないの違いはありますが、いずれもグルテンを含みます。
蕎麦はどうか。蕎麦粉はグルテンを含みませんが、つなぎとして小麦粉を用いる「二八蕎麦(小麦粉:蕎麦粉=2:8)」の蕎麦麺は、もちろんグルテンを含みます。
ただし、つなぎを全く使用しない「十割蕎麦」の麺は全くグルテンを含みません。ですから、十割蕎麦を麺に打つのは大変です。

ということで、大ざっぱにいうとグルテンの含有量は、中華麺>うどん>蕎麦、ということになるでしょう。
ということは麺の“コシ”の強さもこの順序ということになります。このあたりは「納得」ですよね。


で、Mikiko説「『グルテンが……汁を吸うと急激にドロドロ化していく』のが“伸びる”ということ」なのであれば、うどんも蕎麦も程度の差はあれ伸びるはずですね。

しかあし!
長々と述べてきましたが実は! どの麺にも含まれるグルテンは、水に「溶けない」タンパク質なのです。
したがって、麺が伸びる原因Mikiko説は、残念ながら間違いです。


では、「麺が伸びる原因」は何なのか。
どうもよくわかりませんが、単純に「麺が水分を吸い、水分過剰になるから」というのが正解のようです。
-----
★Mikiko
12/01/2011 07:37:43
□うーむ
 あっさりと否定してくれたな。
 そんなら……。
 “かん水”は、どうだ?
 中華麺が黄色いのは、確か“かん水”が入ってるからではなかったか?
 さすれば、この“かん水”こそが……。
 “蕎麦うどん”と中華麺を分かつ、大いなる成分であろう。
 ということで……。
 ずばり!
 中華麺が、汁を吸うとマズくなるのは……。
 “かん水”が、急激にドロドロ化していくためでしょう!
-----
☆海苔ピー
12/01/2011 08:49:03
□前にテレビで・・・
テレビ番組で麺類でどれが一番伸びるか実験してたよ!
蕎麦・うどん・そうめん・パスタ・中華麺を同じ長さにして、水を入れて放置して、どこまで伸びるかをね!
確かうどんが一番伸びたはずだよ!
なぜ伸びるかも解説してたけど忘れた。

どこかの番組で中華麺が伸びるとまずいのもやってたけど忘れた。
-----
☆中華麺評論家HQ
12/01/2011 09:41:14
□あ~あぁ、伸びちゃったよ
>“かん水”こそが……。
>“蕎麦うどん”と中華麺を分かつ、大いなる成分

ま、それは確かにそうですね(ただし「かん水」を使わない中華麺もあるそうです)。
「かん水」の主成分は炭酸ナトリウム(Na2CO3)で、水に溶けます。こいつがアルカリ性の水溶液で苦いにがい。
この“アルカリ性”が麺に“コシ”を与えるわけですが、こいつがどういう仕組みなのかは、よくわかりませーん。
一説には「『かん水』がグルテンの性質を更に変化させるのだ」っちゅうのがありますがね。どうなんでしょうね。

どっちにしても、「かん水」は一種の触媒みたいなもので、いったん中華麺が“コシ”を得てしまえば、あとは麺が炭酸ナトリウムを含もうが流れ出てしまおうが、もはや影響しない、と思えるのですがね。

どっちにしても、「かん水」はもともと「水溶液」だから、こいつが“ドロドロ化”する、というのは変だぞ。
-----
☆海苔ピー
12/01/2011 09:44:37

見たテレビはこれみたい

麺の伸びる理由

こちら

こちら
-----
☆ハーレクイン
12/01/2011 11:00:37
□海苔ピーさん
ふむ。
やはり“伸びる”というのは「麺が水分を吸収していくから」ということのようですね。
だから麺の“コシ”とかには無関係で、「どれだけ吸水しやすいか」が「伸び率」を決めるということか……。

では、麺の「吸水しやすさ」は何が要因なんだろう?
そこが知りたい!
-----
★Mikiko
12/01/2011 19:42:47
□海苔ピーさん&中華麺評論家HQさん
 わたしのイメージでは……。
 中華麺が一番膨張し……。
 かつ、味もマズくなるというイメージなんだけどね。
 すっきりせんなー。
 ひょっとしたら……。
 汁(スープ)の方に、要因があるのかも。
-----
☆海苔ピー
12/01/2011 21:47:45
□確かに
中華麺は異常にまずくなるよね!

私も探したけど解らなかった。

他にも実験してたよ!

こちら

こちら

こちら

テレビ局のHP

カップ麺の秘密

暇な時にでも
-----
☆ハーレクイン
12/02/2011 00:02:15
□海苔ピーさん
ご紹介の各種実験。
そんなに暇でもありませんが、拝見しました。

どうも皆さん、麺が「伸びる」という語を「長さが長くなる」と解釈しておられる方が多いような。で、どの実験も単に長さの変化の測定に終始しておられる。
麺が「伸びる」。本来の意味は「柔らかくなる、弾力がなくなる」だと思うんですけど。もちろん、時間がたって伸びた麺は、長さも長くなっているでしょうけど。

さらに、どの実験も麺が伸びる「メカニズム」にまで踏み込んだ検証・考察はなかったですねえ、残念ながら。
-----
★Mikiko
12/02/2011 07:58:55
□確かに……
 長さが伸びるというイメージより……。
 体積が膨れあがるという印象だよな。

 海苔ピーさんに教えてもらった、こちらのサイトを読んでたら……。

 『小麦粉の方が水を吸収しやすく長くのびることになります』という記述を見つけました。
 大ヒントでないかい?
 お蕎麦は、“二八そば”という用語があるように……。
 蕎麦粉と小麦粉を、8:2で混ぜるのが標準。
 “十割そば”では、小麦粉は入ってません。
 対して、中華麺とうどん麺は……。
 ほぼ、小麦粉そのものです。
 蕎麦よりも、ラーメンやうどんが伸びるってのは……。
 どうやら、確かなようですね。
 あとは、伸びたうどんが、さほど苦にならないのに対し……。
 ラーメンが言語道断にマズくなるのはなぜか、ということです。
 やっぱり、中華麺に入ってる“かん水”が影響してそうですね。
 こいつがスープに溶け出し……。
 スープが、マズくなるせいかも?

 カップ麺の秘密は面白かった。
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