Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
東北に行こう!(102)
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婦「この“みず”は“あおみず”と言って、柔らかくて癖が無いのが特徴。
 “みず”には、もう一種類あって、“赤みず”というの」
“みず”には、もう一種類あって、“赤みず”というの

婦「茎が赤いから、すぐわかるわ。
 こちらは、“あおみず”より適応力が高くて……。
 ちょっと湿った程度のところまで進出してる」
律「これは煮物ですけど……。
 ほかに、どんな食べ方があるんですか?」
婦「癖がないから、どんなふうにしても食べられるわ。
 生でもいけるのよ」
生でもいけるのよ

律「山菜を生で?」
婦「お醤油を付ければ、十分美味しいわ。
 でも、お家で食べるなら、湯がくのが一番。
 薄皮を剥いて、お塩をひとつまみ入れた熱湯に入れ……。
 色が変わったら、上げて、水に晒すの。
 あとは、おろし生姜とお醤油でお浸しにしたり……。
 マヨネーズで和えても美味しいわ」
マヨネーズで和えても美味しいわ
↑辛子マヨネーズ和え。

律「あ、それ美味しそう」
み「お酒のツマミに良さそうだね」
婦「最高よ」
律「食べるのは、この茎だけなんですか?」
婦「基本的には、茎を食べます。
 でも、葉っぱは、天ぷらにすると美味しいわよ」
葉っぱは、天ぷらにすると美味しいわよ

み「それも、いただき」
婦「あと、叩くと滑りが出るのよ。
 茹でた“みず”を、まな板の上で、包丁で叩く。
 そこにお味噌を加えて、さらに叩く。
 にんにくや生姜を入れてもいいわよ。
 もう、お酒のツマミに最高」
お酒のツマミに最高

律「あー、飲みたくなってしまった」
み「ゆうべ、あれだけ飲んだのに?」
婦「どちらで、飲まれたの?」
律「この近くの、『六兵衛』っていう居酒屋です」
この近くの、『六兵衛』っていう居酒屋です

婦「あら、通なお店をご存知ね」
み「やっぱり、有名なんだ」
婦「今回は、団体で来ちゃってるから、残念ながら行けないけど。
 大勢じゃ無理なお店でしょ。
 すぐ一杯になっちゃうんだから」
み「でしたね」
婦「お店は、調べて来られたの?」
律「いいえ。
 偶然、金木で会ったボランティアガイドの方に案内されて」
婦「金木から青森まで?」
律「青森に車で帰られるところに、同乗させていただいたんです。
 鉄道を使ったら、時間も料金も、かなりかかりますでしょ」
鉄道を使ったら、時間も料金も、かなりかかりますでしょ

律「ですから、その御礼に、どこかで夕食をってことになりまして」
婦「なるほど。
 金木から青森は、鉄道は不便よね」
金木から青森は、鉄道は不便よね

律「『津軽あすなろライン』という道を走りました」
『津軽あすなろライン』という道を走りました

婦「あ、あれは近道ね。
 冬は通れないけど」
冬は通れないけど

み「おっさんが張り切って、スピード出し過ぎて怖かったけど」
おっさんが張り切って、スピード出し過ぎて怖かったけど

婦「ほほほ。
 あなた方みたいな、若いお2人を乗せたんで、張り切ったんでしょう」
み「重心の高い車だから、ひっくり返りそうで怖かったよね。
 なんだっけ、あの車?」
律「ルノーのカングー」
み「それそれ。
 真っ黄色い車。
 あれは、スーパーとかの駐車場ですぐ見つかって便利だろうけどね」
スーパーとかの駐車場ですぐ見つかって便利だろうけどね

婦「まぁ。
 その方って、もしかして……。
 津島さんじゃありませんの?」
み「そうです!
 やはり、指名手配書が出てましたか」
潜伏中に、心臓疾患で病死したそうです
↑潜伏中に、心臓疾患で病死したそうです。

婦「昨年でしたかしら、弘前まで案内していただきました」
弘前まで案内していただきました

み「弘前まで、網を広げてるとは……。
 侮れんやつ」
婦「偶然ね。
 同じボランティアガイドの方と知り合いだなんて。
 そうそう。
 ここも、津島さんに勧められたホテルですのよ」
ここも、津島さんに勧められたホテルですのよ

み「リベートもらってるんじゃないのか」
婦「ま、それはないでしょうけど。
 でも、すっかり気に入っちゃったわ。
 今日で、3回めかしら。
 わたしたちみたいな世代には……。
 お風呂とトイレが別ってのが、嬉しいのよ。
 ゆったりお風呂に浸かれて」
ゆったりお風呂に浸かれて

み「なるほど。
 でも、旅館なら、もっとゆっくり出来るんじゃありません?
 大浴場もあるし」
新潟県新発田市月岡温泉『泉慶』の大浴場
↑新潟県新発田市月岡温泉『泉慶』の大浴場。

婦「そりゃそうだけど……。
 ここみたいな料金じゃ、無理よ。
 一泊に1万円以上払う気になんかならないわ。
 そんなお金があったら、昼間の行動に使いたいの」
み「活動的ですな」
婦「今の熟年は、みんなこんな感じよ。
 わたしなんか、もう70ですけどね」
わたしなんか、もう70ですけどね

み「ほんとですか!
 ぜんぜん見えません」
婦「お世辞はいいわよ」
み「とんでもない。
 ね、先生」
律「ほんとにお若いですわ」
婦「まぁ、嬉しい。
 2人とも、好きなだけ食べてちょうだい」
み「好きなだけって……。
 最初から、タダですけど」
婦「ほほほ。
 ご遠慮、なさらずに。
 ほんとに楽しいわ、旅先の出会いって。
 まさしく、一期一会ね」
まさしく、一期一会ね

律「ほんとに」
婦「あ、すみません。
 あちらで連れの仲間が呼んでますので……」
律「楽しかったです。
 ありがとうございました」
婦「ところで、ここで問題です」
ところで、ここで問題です

み「は?」
婦「わたしが今言った『一期一会』ですけど……。
 これは、誰が使った言葉だったでしょうか?」
み「ていうか、何で問題なんですか?」
婦「たぶん、作者が思いついたんですわ」
み「はぁ。
 誰でしたっけ?
 先生、わかる?」
律「わたしが知るわけないでしょ。
 聖徳太子とか?」
聖徳太子とか?

み「当てずっぽうにも程があります」
婦「それじゃ、ヒントを差しあげましょう。
 幕末の方です」
み「坂本龍馬?」
坂本龍馬?

律「遠山金四郎?」
遠山金四郎?

み「幕末じゃないだろ!」
婦「ですわね。
 でも、ある意味、近いわ。
 志士ではなく……」
“しし”違い
↑“しし”違い。

婦「幕府方ですから」
み「幕府方……。
 わかった。
 勝海舟だ!」
勝海舟だ!

婦「『一期一会』は、お茶の席の言葉ですの。
 ですから、お茶を嗜むような家系の方ということですわね」
お茶を嗜むような家系の方ということですわね

み「偉い人なんですね。
 じゃ、徳川慶喜だ」
徳川慶喜。なんか覇気が無いですね。でも、76歳まで生きました。徳川将軍の中では、もっとも長命です。
↑なんか覇気が無いですね。でも、76歳まで生きました。徳川将軍の中では、もっとも長命です。

律「わたしは、吉宗がいいわ」
わたしは、吉宗がいいわ

み「幕末だって言ってるでしょ!
 そう言えばさ、幕末の人って、写真が残ってるじゃない。
 殿様なんか、イケメンが多いのよ」
律「あらそう」
み「やっぱり、何代も家柄で掛け合わされて来たからね。
 武家って言っても、もうお公家さんみたいな感じなの」
婦「会津の松平容保(かたもり)なんか、そうですわね」
会津の松平容保(かたもり)なんか、そうですわね

み「そうそう!
 あの人はもう、今ならジャニーズよ。
 わたしはやっぱり、土方歳三ね」
律「新選組の?」
み「そう。
 副長」
律「佐々木小次郎って、いなかった?」
佐々木小次郎って、いなかった?

み「いません!
 それは、宮本武蔵の時代だろ。
 江戸初期です」
巌流島(山口県下関市)に建つ、決闘の像。故事にちなみ、武蔵の像は遅れて建立されたそうです。
↑巌流島(山口県下関市)に建つ、決闘の像。故事にちなみ、武蔵の像は遅れて建立されたそうです。

律「ほら、似た感じの二枚目がいたじゃない?
 誰だっけ。
 天草四郎?」
天草四郎。映画『魔界転生』では、沢田研二が演じました。
↑映画『魔界転生』では、沢田研二が演じました。

み「天草四郎が新選組にいるか!」
婦「沖田総司のことかしら?」
律「そう!
 その人」
沖田総司。こんな? これじゃ、福助です。
↑こんな? これじゃ、福助です。

婦「彼の写真は残ってないみたいね」
み「でも、ぜったい土方歳三の方が二枚目だったと思う」
律「名前の印象からだと、粗暴系みたいだけど」
み「近藤勇は、ま、それらしい顔してるけどね」
近藤勇は、ま、それらしい顔してるけどね

み「土方歳三は違うよ。
 写真見たら驚くって。
 俳優みたいなんだから」
土方歳三は違うよ。俳優みたいなんだから。
↑現代的な風貌ですよね。

婦「そろそろ、答えを言っていいかしら?」
み「何の件でしたっけ?」
婦「『一期一会』という言葉を作った人よ」
み「降参です」
婦「井伊直弼」
井伊直弼

み「それって、あの……。
 『桜田門外の変』で暗殺された大老」
『桜田門外の変』で暗殺された大老

婦「そうよ」
み「ほー。
 やっぱり、お茶を嗜むような人だったわけね」
婦「近江彦根藩の第15代藩主よ」
彦根城天守。国宝です。
↑彦根城天守。国宝です。

み「暗殺されたのは、何歳の時だったんですか?」
婦「満で44歳ね」
み「そんなに若かったんですか。
 肖像画を見たことが有りますけど……。
 どう見ても、60代でした」
婦「昔の人は、貫禄があったものよ」
み「しかし、わたしは……。
 どうにも、お茶の作法というのに馴染めませんな」
どうにも、お茶の作法というのに馴染めませんな

律「習ったことあるの?」
み「ありまっかいな。
 そもそも、茶の飲み方なんぞ、人に習いたくないわね。
 冷めた茶なら、腰に手をあてて、かっくらえばいいし……」
冷めた茶なら、腰に手をあてて、かっくらえばいいし……

み「熱ければ、音立てて、ずびずび啜ればいいのよ」
熱ければ、音立てて、ずびずび啜ればいいのよ
↑マスクをしたまま啜るのは、どうかと思われますが。

律「呆れた女」
み「そう言えば、一度だけ、真似事をしたことがあった」
律「いつ?」
み「高校のとき。
 友だちに誘われて、女子高の文化祭に行ったのよ」
友だちに誘われて、女子高の文化祭に行ったのよ
↑正門前のこの坂は、『乙女坂』と呼ばれてます。

み「その友達の友達が、そこの茶道部に入っててさ」
その友達の友達が、そこの茶道部に入っててさ

み「無理やり、お点前を付き合わされた。
 まー、気恥ずかしいったらありゃしない」
まー、気恥ずかしいったらありゃしない

律「どうしてよ?」
み「あの、もっともらしい所作。
 茶碗を回したりしてさ。
 あれ、なんで回さにゃならんの?」
あれ、なんで回さにゃならんの?

律「知らないわよ」
み「茶碗の裏側に、忍者が隠れてないか確かめるとか」
茶碗の裏側に、忍者が隠れてないか確かめるとか
↑隠れてるつもりでしょうか?

律「そんなわけないでしょ」
婦「あれはね……。
 主人は、茶碗の一番美しい絵柄を客に向けて出すのよ」
主人は、茶碗の一番美しい絵柄を客に向けて出すのよ
↑薩摩焼です(焼き芋ではない)。

婦「でも、お客としては、そこに口を付けるのは失礼にあたる。
 だから、客は茶碗を回して飲む位置をずらすわけ」
だから、客は茶碗を回して飲む位置をずらすわけ

み「なんじゃそりゃ!
 減るもんじゃなし!」
律「あんたは、日本一、茶道に向かない人間だと思うわ」
あんたは、日本一、茶道に向かない人間だと思うわ

み「向かなくて結構毛だらけ」
婦「お時間取らせて、ごめんなさいね。
 それじゃ、ごゆっくり召し上がれ」
律「はい。
 いろいろ、ありがとうございました」

み「やれやれ。
 やっと食べられる」
律「そんなこと、言うもんじゃないわよ。
 親切に教えてくださったのに」
み「問題まで出さなくたっていいじゃない」
律「勉強になったわ」
み「いいですな。
 物を知らない人は。
 聞くことみんな、勉強になって」
律「失礼ね」
み「タラコも食べたいけど……」
タラコも食べたいけど……

み「こんなのばっかり食べてたら、元が取れん」
律「タダなんだから、元なんて無いでしょ」
み「タダって行っても、早い話、宿泊料に込みってことでしょ。
 これも、立派な原価のうちだもの」
律「ま、それはそうでしょうけど。
 わたしは、あとは……。
 スクランブルエッグでも、取ってこようかしら」
スクランブルエッグでも、取ってこようかしら
↑パサージュで出される実物です。詳しくは、こちらを。

み「おー、スクランブルエッグ、いいですな。
 なぜか、旅先の朝食で食べたくなるよね」
律「ハムとかソーセージは?」
パサージュで出される実物です。ウィンナーとソーセージって、どう違うんでしょう?
↑パサージュで出される実物です。ウィンナーとソーセージって、どう違うんでしょう?

み「それは、あんまり……。
 焼き魚、無い?」
『赤魚の西京焼き』だそうです。これは、美味しそう。
↑ありました。『赤魚の西京焼き』だそうです。これは、美味しそう。

律「ほんと、安あがりな嗜好ね」
み「健康的と言ってくりゃはい。
 やはり、日本的な朝食が一番なんだよ」
日本的朝食の定番、『ほうれん草のおひたし』です。
↑日本的朝食の定番、『ほうれん草のおひたし』です。

律「ま、それは間違ってないけどさ」

 さて、席につきました。

み「それでは、三種の神器からいきますかな。
 まずは、味付け海苔から」
パサージュの画像がありました。納豆と焼き海苔ですね。
↑パサージュの画像がありました。納豆と焼き海苔ですね。

み「よーし、今日は、思い切って、醤油でいくぞ」
パサージュの画像ではありません(為念)。
↑パサージュの画像ではありません(為念)。

律「味が付いてるんだから、あんまりかけないのよ」
み「そこでんがな。
 なので、家では、無塩醤油をかけてます」


律「何もかけなくていいじゃない」
み「やっぱり、黒っぽい液体が着いてないとね。
 バリパリじゃ、味気ないっす」
バリパリじゃ、味気ないっす

律「ま、確かに、見た目とか食感も大事だからね。
 幼いころからの嗜好って、そういうところに残ってるものだから」
み「今日は、許しを得て、本物の醤油をかけます」
律「誰が許したの?」
み「旅の神様」
ほんとに旅行の神様がいるんですね。熱田神宮(名古屋市)内にある下知我麻(しもちかま)神社。
↑ほんとに旅行の神様がいるんですね。熱田神宮(名古屋市)内にある下知我麻(しもちかま)神社。

み「いただきまーす。
 んまい!
 やっぱり、本物の醤油は違うわ。
 納豆にも、かけちゃお」
納豆。やはり、東日本の食材ですね。
↑やはり、東日本の食材ですね。

み「うひょ。
 タブーを破る快感もありまんな」
律「家では、納豆にも無塩醤油?」
み「左様です。
 味が無いのじゃ」
律「そりゃそうでしょうね」
み「まさしく、味気ないのよ」
律「なんで急に、そんなに禁欲的になったのよ」
なんで急に、そんなに禁欲的になったのよ(仲間由紀恵さんです)
↑わたしではありません(仲間由紀恵さんです)。

み「やっぱり、血圧がね。
 毎朝、測るんだけど……。
 150もあると、朝からがっくり来るのよ」
150もあると、朝からがっくり来るのよ

律「それは、高いわね」
み「最近、寝てる間に死ぬんじゃないかって……。
 心配で目が覚める。
 ドキドキして、眠れなくなることもある」
ドキドキして、眠れなくなることもある

律「精神的な方のケアが必要なんじゃないの?」
み「枕元に、電話機も引っ張ったし」
枕元に、電話機も引っ張ったし
↑こんなかっちょいー電話機ではありませんが。

律「何でよ?」
み「119番、かけるために決まってるでしょ。
 わたしは、2階で一人で寝てるの。
 母は、1階で寝てるから……。
 もし、苦しくて、母親まで届く声が出せなかったら……。
 その場で、悶死するかも知れないじゃない」
その場で、悶死するかも知れないじゃない
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★Mikiko
03/04/2015 07:25:05
□東北に行こう!(1081-2/2)
律「携帯、置いとけばいいでしょ」
み「もし、バッテリーが切れてたらどうするの!」
もし、バッテリーが切れてたらどうするの!

み「まさしく、死んでも死にきれんわい」
律「やっぱり、精神面が問題よ」
み「だから!
 もし、血圧が正常値になれば……。
 精神的にも、少し楽になると思うのよ」
せめて、このくらい
↑せめて、このくらい。

律「確かに、それは言えるかもね」
み「最近は、減塩に気をつけるだけじゃなくて……。
 ナットウキナーゼに……」
ナットウキナーゼに……

み「EPAに、DHAも取ってる」
EPAに、DHAも取ってる

律「納豆は、毎朝、食べてるんでしょ?」
み「さらに、サプリでも取ってます」
律「取り過ぎなんじゃないの?」
み「さらに、最近は、ミミズの乾燥粉末も飲んでる」
さらに、最近は、ミミズの乾燥粉末も飲んでる

律「あぁ、聞いたことあるわ。
 血栓を溶かすっていう、あれでしょ」
み「左様です。
 ミミズは、動物実験施設で、廃棄物処理のために利用されてた。
 そこの研究者が、あることに気づき、不思議に思った。
 さて、それはなんでしょう?」
律「わからないわよ。
 問題はいいから、早く続けなさい。
 でも、食事中に、あんまりミミズの話は聞きたくないわね」
み「お聞きなさい!
 ミミズはね……。
 死んだら、土の中で消えてなくなるんだって」
ミミズはね、死んだら土の中で消えてなくなるんだって

み「ご遺体が残らないの。
 それを不思議に思った研究者が調べてみると……。
 なんと、ミミズの持つ酵素に、タンパク質を溶かす力があることがわかった。
 つまり、その酵素のおかげで……。
 ミミズは、自ら溶けちゃってたってこと」
律「その酵素が、血栓を溶かすってわけね。
 でも、医学的には証明されてないんじゃなかった?」
み「確かに。
 その酵素だけを取り出して飲むより……。
 ミミズを丸ごと飲んだ方が、効果があるんだって。
 たぶん、ミミズの中で、いろんな成分が、相互に作用してるのよ」
律「でも、ミミズってのがね」
幸せそうなミミズ
↑幸せそうです。

み「小さなカプセルに入ってるから、飲みにくさは、全くないの」
小さなカプセルに入ってるから、飲みにくさは、全くないの

律「でも、お腹の中でカプセルが溶けたらどうなの?」
み「わたしも、最初はそれを心配した。
 臭いが上がってくるんじゃないかって。
 なので、1日分の試供品を取り寄せて飲んでみたの」
律「あんたにしては、慎重ね」
み「安くないからよ。
 1ヶ月分で、1万円ちょいかな。
 それだとちょっと厳しいから……。
 わたしは、少し量を加減してるけど。
 それでも、1ヶ月7,000円くらいにはなる。
 もし買ってから、飲めないような代物とわかったら、大損こくからね」
律「大丈夫だったわけ?」
み「一切、臭いとかは無し。
 拍子抜けするくらいだった」
律「へー。
 不思議ね。
 医局時代、釣り好きな先生がいてね。
 1度、連れてってもらったけど……。
 ミミズの餌は、無理だったな。
 臭いし」
臭いし

み「だよね。
 うちも、ジイちゃんが飼ってた」
律「ミミズを?
 何で飼うのよ?」
み「もちろん、芸を仕込んで、サーカスに売るためよ」
律「……。
 ウソよね」
み「当たり前でしょ。
 釣り餌として飼ってるのよ。
 一斗缶に土を入れて、その中で飼ってた。
一斗缶に土を入れて、その中で飼ってた

み「で、釣りに行く時、一斗缶を掘り起こして、ミミズを収穫するわけ」
 わたしも、釣りに連れてってもらったことがあったけど……。
 やっぱ、臭いが強烈。
 しかも、ジイちゃんは、大きいミミズだと、ハサミで2つにちょん切ってつけるんだよ」
大きいミミズだと、ハサミで2つにちょん切ってつけるんだよ

律「想像したくもないわ」
み「ミミズは痛がって、ピンピンはねて、グルグル巻きになる」
ミミズは痛がって、ピンピンはねて、グルグル巻きになる
↑チェンマイ名物、『サイウア(チェンマイ・ソーセージ)』。

み「幼心にも、ミミズが気の毒でね。
 さらにそれから、針に刺されてでしょ」
あまりにも無残。イクラにしましょう。
↑あまりにも無残。イクラにしましょう。

み「しかも、水の中に漬けられた挙句、魚に食われるのよ」
しかも、水の中に漬けられた挙句、魚に食われるのよ

み「もう、フルコースの拷問って感じでさ。
 どんだけ悪いことしたら、こんな目に合うのかってほど。
 しかも彼らは、なに一つ悪いことなんかしてない。
 単に、一斗缶の中で土を食べてただけなのよ」
単に、一斗缶の中で土を食べてただけなのよ

律「なんか、食欲、無くなってきた」
み「助けてやれないことが不憫でね。
 そんな迷いながら釣ってるせいか……。
 一度、祟りにあったことがある」
律「ミミズの?」
み「そうとしか思えない」
ずばり『蚯蚓(みみず)神社』
↑ずばり『蚯蚓(みみず)神社』。

み「ミミズを可哀想に思いながらも……。
 ジイちゃんに、針に付けてもらって釣ってたんだから」
律「どんな祟りよ?」
み「川っぷちの土手みたいなところで、斜面に座って釣ってたの」
川っぷちの土手みたいなところで、斜面に座って釣ってたの
↑こんな綺麗なところではありませが、こんな感じのところです。

み「たぶん、下の草が滑ったんだね。
 あれ?、って感じで、滑り台みたいに、そのまま川の中に滑りこんだ。
 でも、不思議と恐怖は感じなかった。
 モコモコのアノラック着てたから……。
 立ったまま、身体が水に浮いてたし」
立ったまま、身体が水に浮いてたし
↑ここまでの余裕はありませんでしたが。

み「でも、見上げるジイちゃんの顔が引きつってたのは、はっきりと覚えてる。
 背後の空が真っ青でね」
背後の空が真っ青でね

律「で、助かったわけよね。
 ここにいるんだから」
み「うん。
 浮いてるうちに引き上げられた」
浮いてるうちに引き上げられた

み「でも、そこからが恥ずかしかったの」
律「なんで?」
み「脱がされたのよ。
 野外ストリップ。
 寒い時期にビショビショなんだから、当たり前だろうけど」
寒い時期にビショビショなんだから、当たり前だろうけど

律「案外、ませてたのね。
 恥ずかしいなんて」
み「脱いだのは、そんなに恥ずかしくなかったのよ。
 恥ずかしかったのは、その後。
 ジイちゃんのパンツを穿かされたの。
 『おそ松くん』に出てくる、デカパンって知ってる?」
律「あぁ。
 シマシマの大きいパンツ穿いてるオジサンでしょ」
シマシマの大きいパンツ穿いてるオジサンでしょ

み「ジイちゃんのパンツのシルエットがね、あの形よ。
 しかも、らくだ色」
しかも、らくだ色
↑これよりもっと、生地が厚かった。

み「それをあなた、花も恥じらう小学生の女の子が穿かされたのよ。
 恥ずかしいのなんのって。
 しかも、その上には、何も穿いてないわけだからさ。
 自分のズボンは、びしょ濡れだし……。
 ジイちゃんは、パンツだけわたしに穿かすと、ズボンは自分で穿いちゃってるし」
律「なんで?」
み「パカモン。
 パンツもズボンもわたしに穿かせたら、ジイちゃんの下半身はスッポンポンではないか。
 そんな格好で家に帰れるわけないでしょ。
 車ならまだしも、バイクだったんだから」
こんな感じのバイクでした
↑こんな感じのバイクでした。

律「デカパン穿いて、バイクに乗ったわけね」
デカパン穿いて、バイクに乗ったわけね

み「人生、初の汚点だったわね。
 らくだ色のパンツが風に翻る光景、まだ覚えてるもの」
律「どうしてそう、バカバカしいエピソードばっかり持ち合わせてるのかしら」
み「人に歴史あり」
人に歴史あり
↑そういう番組があったようです。写真は、檀一雄(右)と森敦(左)。

律「情けない歴史。
 でも、どっからこんな話になったのよ。
 あ、そうそう、ミミズじゃないの。
 で、結局、そのミミズ粉末は、効いてるわけ?」
『仮面ライダー』に登場するミミズ男
↑『仮面ライダー』に登場するミミズ男。

み「初めて飲んでから、2日目だったかな。
 朝、血圧を測って、びっくら仰天した」
律「どうしたのよ?」
み「118の73だったの」
血圧を測って、びっくら仰天した
↑惜しい!

律「理想的じゃない」
み「あんまり見慣れない数字だから驚いたよ。
 一瞬、血圧計に為替が表示されてるのかと思った」
一瞬、血圧計に為替が表示されてるのかと思った
↑今ひとつ。

律「ギャグはいいから」
み「でも、逆に心配になった」
律「なんでよ?」
み「だって、こんなペースで下がったら……。
 あっという間に、血圧が無くなっちゃうじゃない」
あっという間に、血圧が無くなっちゃうじゃない

律「いらないギャグはいらないって言ってるの。
 で、その後は、どうなのよ」
み「なんやかや言うて、興味津々ではないか」
律「ま、お酒を飲むからね。
 血圧とかは、やっぱり心配なんです」
み「翌日、80-50くらいになってるかと思って測ったら……」
律「測ったら?」
み「147-83だった」
147-83だった
↑近似値!

律「何それ」
み「元の木阿弥です」
元の木阿弥です
↑戦国時代の武将筒井順昭が病死しましたが、子の順慶はまだ幼かった。で、順昭の死を隠すため、声の似ていた木阿弥という男を寝所に寝かせ、外来者を欺き続けました。そして、順慶が成人した後、ようやく順昭の死が公表されたのです。これによって、殿様の寝所で暮らしていた木阿弥は、再び元の身分に戻ったという故事から、“元の木阿弥”という成句が出来たそうです。

律「効かないんじゃないの」
み「2日くらいで、わかりまっかいな。
 一進一退を繰り返しつつ、徐々に下がっていけばいいでしょ。
 長い目で見てやらねば」
細い目とも云う
↑細い目とも云う。

律「ずいぶん、ミミズの肩を持つじゃないの」
み「ミミズに肩があるかい」
ミミズに肩があるかい。ミミズ男にはあります。
↑ミミズ男にはあります。

律「また、混ぜっ返す」
み「肩を持つのも……。
 血圧以外に、妙な体調変化があったからよ」
律「どんな?」
み「うんこの出が良くなったの」
うんこの出が良くなったの

律「また、食事時に」
み「聞きたくない?」
律「聞きたい」
み「でしょ。
 お通じの話は、女性にとって、最大の関心事だからね」
お通じの話は、女性にとって、最大の関心事だからね
↑薬局が作ってるチラシだそうです(こちら)。

律「早く話しなさいよ」
み「回数も増えたんだけど……」
回数も増えたんだけど……
↑わたしは時に、これ以上。

み「それ以上に驚くのが、量なの。
 もう、てんこ盛り」
もう、てんこ盛り

律「……。
 やっぱり、聞かなきゃ良かった」
み「どう考えても、食べた量より多いって日もある。
 まるで、うんこを生産する生き物になった感じ。
 体質が、ミミズ化してるのかな?」
古き良き時代のB級映画『ミミズバーガー』より
↑古き良き時代のB級映画『ミミズバーガー』より。

律「知らないわよ」
み「でも、心なしか、腰回りがスッキリした気がする」
でも、心なしか、腰回りがスッキリした気がする
↑ここまでいくと、ホラーです。

律「そうは見えないけど。
 気のせいじゃないの」
み「うんにゃ。
 確かに違う。
 ミミズって、スマートじゃない」
『もやしもん』というアニメに出現した人面ミミズ。ミミズに載ってるのが、“もやしもん”らしいです。
↑『もやしもん』というアニメに出現した人面ミミズ。ミミズに載ってるのが、“もやしもん”らしいです。

律「単に長いだけでしょ」
み「肥満のミミズって、見たことある?」
律「太いのは、いるんじゃないの」
み「でも、ツチノコみたいにはなってないでしょ」
これは、綺麗な置物ですね
↑これは、綺麗な置物ですね。
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コメント一覧
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    • ––––––
      1. ハーレクイン
    • 2015/03/14 22:25
    •  恒例、吉例のご紹介コメ。お送りしましょう。
       場面は変わらず、青森駅前ホテル「パサージュ」での朝食シーンです。それにしてもよく食べるなあ。
      ●赤と青があります「みず」。残念ながら黄色はありません。
      ●山菜料理は、揚げものが多いようです。最低でも茹でるようで、生でそのまま食べられる山菜といいますと、この「みず」と「アサツキ」くらいですかね。
       ま、茹でて和え物、が無難でしょう(京「花よ志」あやめからの番宣でした)。
      ●塩茹で。水に晒して、生姜、醤油、マヨネーズ。お好きにどうぞ「みず」。
      ●>み「それも、いただき」、「みずの葉」天ぷら。
      ●叩き「みず」の味噌和え。たまりまへんな。
      ●通な店、青森「六兵衛」さん。六兵衛は「ろくひょうえ」と打ち込みます。あ、これ前回に書いたな。
      ●♪金木から車に乗って青森に着いた~
      ●時間も料金もかかる鉄道。えーと、乗車料金は一人1520円だから……この計算も前回やったな。
      ●懐かしの「津軽あすなろライン」。懐かしのって、ついさっきじゃん。
      ●婦「あなた方みたいな、若いお2人……」。若いお2人ねえ、ま、よろしかろう。♪わかい若い 若い二人の事だもの~は北原謙二『若い二人』。
      ●ルノーのカングー。目立つ車はよくイタズラされます。ごちうい。
      ●プロも顔負け、青森案内人津島のおっさん。
      ●嬉しいのよ、風呂トイレ別の部屋。
      ●宿泊に1万以上は出しません。いちおー五七五でおま。
      ●夫の娘、70歳の木村ムメノさん。名前で歳がばれるな。
      ●「好きなだけ食べてちょうだい」バイキング。いちおー五七五でおます。
      ●「ここで問題です」おねーさん。最初に出した問題は何だったかなあ。作者も覚えとらんだろうなあ。
      ●一期一会は……聖徳太子!坂本竜馬!遠山金四郎!勝海舟!德川慶喜!德川吉宗! 時代も所属も、見事にばらばら。
      ●さらに、松平容保!土方歳三!佐々木小次郎!宮本武蔵!天草四郎!沖田総司!で正解が出ました。
      ●正解はいいけど、見事な福助顏、沖田総司。女性ファンからブーイングが出るぞ、と。
      ●粗暴系といいますと、なんといいましてもこのお方、近藤勇。「抜けば玉散る……」じゃなくて「今宵の虎鉄は血に飢えている」。
      ●土方歳三といいますと……。記憶違いかもしれませんが、浅田次郎(好きやなおっさん)の『壬生義士伝』がテレビドラマになったとき、馬に乗って悠然と登場したような……いや、主人公吉村貫一郎、新撰組でいちばん強かった男、の方だったか。
      ●で、一期一会は井伊直弼。ご存じ、桜田門の井伊大老ですな。
      先日のNHKで、「桜田門外の変」特集をやりました。それによりますと、井伊直弼は剣で切られたのではなく、短銃で射殺された、とか。
      ●国宝彦根城。♪遠くかすむは彦根城 波に暮れゆく竹生島……。
      ●女子高前の「乙女坂」。名前はいいが、沿道風景がな、も一つだな。
      ●お茶の作法。
      いま『リュック』は「アイリス」編だけど、本編に戻ったら茶道部をやりたいと思ってるんだよ(久方ぶりの番宣でした)。
      ●日本一茶道に向かない猫。
      ●タラコ、スクランブルエッグ、ウィンナソーセージ。朝食だからしょうがないんだろうけど、安上がりですなあ(ま、タダでっから;青森「パサージュ」)。
      ●西京焼き。
      魚を西京味噌に漬け込んだ後に焼くこと。
      西京味噌とは、京都産の白味噌。西京とは西の都、つまり京都の事です。ということは、西京味噌は東京遷都以後に生まれた味噌、ということになりますが、さて……。
      ●そこでんがなまんがな、で話題は無塩醤油。
      >み「パリパリじゃ、味気ないっす」
      そうかのう、「み」さん。海苔の命は「パリパリ」にあると思うが。
      で、無塩醤油には味が無い。ということは、見た目の効果だけなんだな、無塩醤油。まさに「味気ない」、というやつだな。
      ●ナース、じゃなくてシスター姿の仲間由紀恵さん。何着ても似あうねえ、美人は。
      『相棒』次回シリーズの「相棒」、というのはホントなんだろうか。楽しみだなあ。
      ●血圧。上はあまり気にしなくていいよ、「み」さん。下が90を切るように頑張りましょう。
      ●子供と猫はワケの分からんとこで切れる。今の若い衆もな。
      ●ナットウキナーゼ! EPA! DHA! うーむ。まったくわからん。
      ●虎は死して皮を残し、ミミズは死して残すもの無し。
      ●1ヵ月1万円のミミズサプリ。死んだ方がましだな。
      ●気の毒なミミズ。釣り上げられる魚はもっと気の毒だ。
      ●武士たる者の心得。立ち泳ぎ。そういえば、白土三平『カムイ伝』に、こんなセリフあったなあ。「拙者、泳ぎを心得ぬ……」。
      ●『おそ松くん』のデカパンおじさん。名前はそのまま「デカパン」だそうです。
      ●人生の汚点、デカパンバイク。
      ●「人に歴史あり」
      それにしても、壇一夫と森敦の対談って、すごいね。今だと、壇れいと森公美子だろうかね。
      ●無くなる血圧。ご臨終です、ちーん(仏壇の鈴の音)。
      ●「元の木阿弥」の解説、ご苦労様です。ちなみに、木阿弥は「盲人の僧侶」だそうですから、座頭だったんですかね。まさか検校ではないでしょう。
      ●ミミズ男に肩あり、人に歴史あり。
      ●薬局のチラシって、なんで手書きなんだろうね。
      ●ホラー腰回り、本物かね。死んでるよ、絶対。まさにホラーだな。
      ●人面ミミズ。人面魚は……本編でやったな。
       はい、ということでございまして、旅ももう4日目。たっぷりバイキング朝飯をいただいておりますお二人さん。案内人「婦」さん退場後も腰を上げそうにありません。まるで朝食パーティですが、残念ながら酒はありません。
       続きは、次回!

    • ––––––
      2. Mikiko
    • 2015/03/15 08:33
    •  ありがとうございます。
       山の雪が解けると、新潟は山菜採りの季節。
       今から、そわそわしてる人も多いんじゃないでしょうか。
       ホームセンターには、熊避けの鈴も並んでます。
       ムメノさん。
       これはたぶん、名前の方を作ったと思います。
       ここで問題です!
       新幹線(ミニ新幹線を除く)の駅数が、最も多い都道府県はどこでしょう?
       井伊直弼。
       テレビ、見ました。
       井伊直弼は、剣術の達人でもあったそうです。
       それが、あっさり討ち取られたのは……。
       短銃の狙撃で脊髄を損傷し、動けなくなってたからだとか。
       味付け海苔。
       最近は、パリパリのを食べてます。
       でも、こないだ買ったやつは、湿気ってて海苔がみんなくっついてました。
       血圧。
       下が90を越すことは、月に1~2回くらいです。
       ミミズサプリは、量を加減してるので、1ヶ月7,200円になります。
       これで心の平安が買えれば安いものじゃないですか。

    • ––––––
      3. ハーレクイン
    • 2015/03/15 09:45
    •  やったことないので、も一つぴんと来ないのですが、あれは採った山菜を食べるのが目的なんですかね。それとも、採るために野山を散策するのが楽しいんでしょうか。
       新幹線の駅数。
       こういう問題は、ネット時代には成り立たんって(以前に言われたから仕返しじゃ)。
       現時点では岩手県。
       「一ノ関」「水沢江刺」「北上」「新花巻」「盛岡」「岩手沼宮内」「二戸」の7駅。全て東北新幹線です。
       今年から新潟県も7駅になります。
       これまでは、上越新幹線の「越後湯沢」「浦佐」「長岡」「燕三条」「新潟」の5駅。
       で昨日、北陸新幹線が金沢まで延伸され、「上越妙高」「糸魚川」の2駅が加わり、岩手県と同じく7駅になりました。
       
       桜田門外の変。
       あ、そうか。
       動けないところを、最後は刀で討ち取られたんだったな、井伊直弼。
       『相棒』に、「桜田門内の変」というタイトルの回があります。警視庁内のごたごた・不祥事がテーマの特番でした。井伊直弼とは何の関係もありません。
       ふーん。
       ミミズサプリは心の平安京。
       なるほろー。

    • ––––––
      4. Mikiko
    • 2015/03/15 12:40
    •  岩手と新潟が同数で1位です。
       でも、新潟県には、冬季限定の臨時駅『ガーラ湯沢』があるので……。
       新潟の判定勝ち!

    • ––––––
      5. ハーレクイン
    • 2015/03/15 15:05
    •  上越新幹線上越線支線の終着駅。
       といっても、分岐する越後湯沢駅から、わずか1.8㎞の位置になります。ということは、上越線支線の路線距離も1.8㎞ということですね。
       しかし、まさか新幹線に支線があるとは知りませんでした。
       ただし、ガーラ湯沢駅は冬季のみの開業、要するにスキー客用の臨時駅なんですね。
       駅の住所は、新潟県南魚沼郡湯沢町大字湯沢。
       地上駅。ホームは1面2線。要するに島式ホーム一つだけということです。
       実質的に新幹線の駅とはいえ、越後湯沢駅-ガーラ湯沢駅間は、法的には在来線扱いだそうです。意味わからん。
       「ガーラ」ってなんじゃらほい。
       英語で「祝祭GALA」だそうです。
       おめでたい駅名ですなあ。
       で、おめでたい駅名に興味を持つお方はおられるもので、次の駅名を紹介されておられます。残念ながら西日本限定ですが。
      JR神戸線 宝殿(ほうでん)
      JR大阪環状線 玉造(たまつくり)
      JR嵯峨野線(山陰線) 吉富(よしとみ)
      JR万葉まほろば線(桜井線) 金橋(かなはし)
      JR阪和線 鳳(おおとり)
      JR宝塚線・阪急電鉄宝塚線 宝塚(たからつか)
      京阪電鉄本線 御殿山(ごてんやま)
      京阪電鉄本線 光善寺(こうぜんじ)
      JR日豊本線 財光寺(ざいこうじ)

    • ––––––
      6. Mikiko
    • 2015/03/15 18:12
    •  『ガーラ湯沢スキー場』の玄関駅。
       駅舎が、そのままスキーセンターになってます。
       『ガーラ湯沢スキー場』は、JR東日本のグループ会社である㈱ガーラ湯沢が運営するスキー場。
       こういうのを、“我田引水”と云うんじゃないでしょうか。

    • ––––––
      7. ハーレクイン
    • 2015/03/15 20:24
    •  と読んだのは誰だったかなあ。
       もちろんギャグです。
       ガーラ湯沢。
       鉄道、駅、スキー場。みんな一緒に大儲け。当然ホテルもやってるんだろうなあ。
       こういうのを「込み込み」と云います(ちがう違う)。
       そういえばぜんぜんかんけーないけど、千葉県市原市のご当地アイドルに「こみこみ☆こみ~な」というのがいるそうです。5人組の少女ユニット。
       例の小湊鉄道が名前の由来とか。タイアップしてるんですかね。
       (たぶん)デビュー曲は『小湊ラプソディー』。(たぶん)売れないと思います(ごめんな、こみ~な)。
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