Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
センセイのリュック/幕間 アイリスの匣 #112
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戯曲『センセイのリュック』作:ハーレクイン



幕間(小説形式)アイリスの匣#112



「これ、お二人でどないです」

 パフェやみつ豆、それに遅れて運ばれてきたフルーツサンドをあらかた平らげた久美とあやめの前に、六地蔵は和菓子の皿を押しやった。

「いやあそんな。もうようけ(沢山)よばれました(頂きました)。フルーツサンド、美味しいけどえらいボリュームやし……地蔵さん、ご自分のん、おあがりやして(お上がりになって)……」

 久美がよそゆきの声で柄にもなく遠慮した。

「六地蔵ですわ。若いお人が何、ゆ(言)うてはります(仰います)、これくらい。ほれにこれ、鳩餅ゆうんでっけどな、味はあっさりしてまっさかい、大丈夫ですわ」
「鳩餅……ほないゆうたら、ほっそりしてまっけど鳩どすなあ」

 鳩餅は、長さ十センチ少々、幅は四~五センチ。平たいが確かに鳩を象ってあった。餅の名に相応しい、もっちりした質感に見える。
 呟くように答えたあやめに、六地蔵は声を掛けた。

「詩仙堂て知ってはりまっかいな」
「しせんどう……」
「詩歌の仙人のお堂、と書きます。叡山電車に一乗寺ゆう駅、おますんやが」
「一乗寺。へえ、知ってます」
「あやめは、叡山電車だけは詳しいもんねえ」
「だけ、は余計や」

 茶々を入れる久美を軽く睨み、あやめは六地蔵に言葉を継いだ。

「一乗寺下がり松、で有名なとこですわねえ」

 久美が間の手を入れる。

「あ、知ってる。宮本武蔵と……えーと、誰やったかいな」

 後が続かない久美を、六地蔵が補足した。

「武蔵と、吉岡一門が決斗したとこ(所、場所)が、一乗寺下がり松ですな」
「わあ、さすが刑事さん。よう知ってはるねえ」

 感心したような、からかうような久美の声に、六地蔵は苦笑交じりに話しを続けた。

「はは、刑事は関係おまへんけど。その下がり松の近くに、詩仙堂ゆ(云)う寺、おまんねん。もとは誰ぞの別荘やったけんど、今は寺みたいですわ」
「お寺はんどすか……」

 あやめは、六地蔵の話の先がわからず、なんとなく呟いた。
 六地蔵は更に言葉を継ぐ。

「その詩仙堂のねき(傍、隣)に、双鳩堂ゆう和菓子屋があるんですな」
「そうきゅうどう……」

 六地蔵の話はようやく和菓子にたどり着いたが、あやめと久美には、双鳩堂の字面がわからない。

「双子の鳩、と書きますな」

 教師のような六地蔵の言葉に、あやめと久美はにこやかになった。
 得心した久美が口を開く。

「で、その双鳩堂さんの一品が、これですか」
「このパーラーの和菓子は日替わりでしてな、色んなとっから(ところから)仕入れとりますが、双鳩堂もその一つですわ。結構有名な菓子やそうでっせ。初めてのようやし、どうぞ食べとくんなはれ」

 そこまで言われては、それ以上の遠慮は出来ない。あやめと久美は軽く顔を見合わせ、フォーク代わりの太い木の楊枝を手にした。見越したかのように楊枝は二本添えてある。あやめは鳩の頭、久美は尾に近い側に楊枝を入れた。柔らかく、しかも腰のある餅の弾力が、軽く楊枝を受け止めた。

 寡黙な醍醐が、めずらしく話しに入ってきた。

「地蔵のおやっさんは、こう見えて酒あきまへんねん。甘いもん一本槍ですわ。特に和菓子に目が無い。しやから(だから)詳しいでっせ。あなたの町の京和菓子評論家、ゆうて京都新聞に載ったくらいですわ」

 普段は生真面目な醍醐が、珍しく軽口を利いた。

「こら保。刑事がそないな嘘こいて(嘘をついて)ええ(いいと)思とんのか。偽証罪で逮捕や」

 醍醐にのせられたか、六地蔵の口も軽くなった。四人の間に、賑やかな笑い声が広がった。


「いや、ここは……」

 六地蔵が、卓上の勘定書きを摘み上げた。
 あやめは慌てて止めようとする。

「あの、それは……」
「まあ、よろしやないですか。お時間いただいたことやし、お話うかごうて(伺って)お手間取らせましたし。こん(この)くらい、経費で落とせまっさかい」
「うわあ、ラッキぃー」

 久美が両手を打ち合わせて歓声を上げた。
 あやめがたしなめる。

「こら、久美」
「せやかてあやめ、『けいひ』やで。警察の経費いうたら公費、税金やんか。
 ぜーきん(税金)でごっつぉ(ご馳走)になるやなんて、もう生涯無いで。あるとしたら“取調室でカツ丼”くらいや。嫌やろ、そんなん。ここは遠慮のう(せずに)、ゴチになろ(ご馳走になろう)やないの」
「もう……」

 喜色満面の久美を横目で睨み、あやめは黙って頭を下げた。
 六地蔵は、笑い混りに二人に声を掛ける。

「ほな、行きまひょか。おおきに、有難さんどした」
「いえ、こちらこそご馳走さまでした」

 先ほど登った狭い階段を降り、四人は新京極通に立った。通りは変わらず、夏の軽装の人々で賑わっている。
 あやめと久美は、六地蔵に向き合い、どちらからともなく軽く頭を下げた。

「ご馳走さまでした」
「おおきに、美味しかったです」
「ほな(それでは)、失礼します」
「地蔵さん、なんやうちらに聞きたいこと、あらはったんちゃいますのん(あったのではないですか)。もうよろしいんですか」

 問いかける久美に、六地蔵は軽く答えた。

「六地蔵ですわ。もう十分聞かしてもらいました。おおきに」
「ふうん」

 久美は、なんとなく得心したような面持ちで六地蔵に頷いた。微笑みながら改めて挨拶する。

「ほな。保さん、バイバイ」

 あやめは無言で頭を下げた。
 久美を促し、六地蔵と醍醐に背を向け、新京極通を南へ下って行った。
 遠ざかる二人の背を見詰めながら、めずらしく醍醐の方から六地蔵に声を掛けた。

「おやっさん」
「なんや」
「今の掛かり(支払い)経費で落とすて……大丈夫でっか」
「あほ、大丈夫なわけあるかい。こないなもん、いちいち落しとったら、中京署はあっちゅう間にパンクや」
「ほな、おやっさん。自前でっか」
「保、半分持てよ」
「えーっ、そんな……」
「うそや嘘や。自分の紅茶だけ出せ、フルーツサンドの四分の一まで出せ、いわん(言わない)わい」
「へい……」

 六地蔵と醍醐は、新京極の雑踏に立ったまま話を続けた。

「で、どないや、保」
「へ、何でっか」
「何て、心証やがな。あの二人の」
「はあ、まあ……犯人っちゅうことはない、思います」
「ふん。あの二人がこんどの件になんぞ関わっとるとしたら、世の中、犯罪者だらけ、いうことになるやろのう」
「はあ」
「ま、しかし。人のやらかすことは、本人にもようわからんっちゅうこともあるからのう。わからんがの」
「はあ」
「ま、儂らに必要なんはどこまいでも物証や。心証やないわな」

 六地蔵の口ぶりには、どことなく疲れたような色合いがあった。
 口を閉ざした醍醐は、遠ざかって行く久美とあやめの背を見詰め続けている。

「おい保、どないした。あの仲居の事、気になるみたいやの」
「なに言わはりますねん(何を仰るんですか)おやっさん。儂はそんな……」
「まあええがな。おまん(お前)もそろそろ嫁はんもろてもええ歳や。この頃は仕事もしっかりしてきたようやし」
「へえ、おおきに。せやけど結婚はまだ……」
「まあ、自分で見つけられへんかったらなんぼでも世話したるけんど、あの仲居、なかなか良さげな(良さそうな)おなごやで。ちょっと危なっかしいとこあるけど」
「へい……」
「まあ、結婚となると儂らの場合、水商売のおなごはのう、ちょう(少し)むつかしい(難しい)けんど、そないなことは何なと(何とでも)なる」
「おやっさん……」

 醍醐には、六地蔵に返す言葉が無かった。その表情は、行き暮れた幼子のようにも見えた。

「しやけどのう、保。田所ゆ(云)うたか、あの仲居。あれは危なっかしい。無鉄砲ゆうか……周りが見えてへん、ゆうとこある。気ぃつけたらんとのう」
「はあ……」
「しやけど、ほんまに危ないんは料理人の方や。東中あやめや。あれは、ほんまに怒ったら見境のうなる(無くなる)。それこそ包丁振り回しかねん(かねない)おなごや。無論、今回のホシ(犯人、被疑者)ゆう訳やないけんどな」
「おやっさん……」

 六地蔵と醍醐は、話しながらあやめと久美を見送った。二人の姿は次第に遠ざかり、小さくなり、人ごみに紛れ、六地蔵と醍醐が気付いた時には、その視界から消えていた。
センセイのリュック【幕間 アイリスの匣 #111】目次センセイのリュック【幕間 アイリスの匣 #113】




コメント一覧
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    • ––––––
      1. ハーレクイン
    • 2015/08/04 08:42
    •  京都中京署、醍醐保刑事の台詞です。
       実はこれ、わたし自身のことでもありまして、さすがに毎日とはいきませんが、機会あるごとに和菓子に手を出すようになりました。煎餅やクッキー、チョコレートなどは毎日です。
       かつてのわたしからは考えられない食生活?なのですが、これはもちろん酒を止めた影響です。
      >ぜーきん(税金)でごっつぉ(ご馳走)になるやなんて、もう生涯無いで。あるとしたら“取調室でカツ丼”くらいや。嫌やろ、そんなん。
       「花よ志」仲居、田所久美の台詞です。
       実はこの台詞の内容、某刑事もの小説のパクリなのですが、その小説でこの台詞を発した人物は、久美とは職業から容貌から性格から、何から何までかけ離れた人物です。共通点は女性、これだけですね。ですから、セリフ回しも全く異なります。
       ということで、「パクリや」の糾弾はご勘弁願いましょう。
       まあ、こういうことはともかく、今回のホシは↓次の六地蔵警部補の台詞です。
      >で、どないや、保
      >何て、心証やがな。あの二人の
       つまり、単なるお茶会、茶飲み話を装って、警部補の狙いはあやめと久美の人物観察、これにあったようです。
       まったく、警察関係者というのは油断がなりません。わたしも一度……いやいや、わたしのことはともかく、これが“警察のお仕事”というものなのでしょう。因果といえば因果な商売です、警察。

    • ––––––
      2. Mikiko
    • 2015/08/04 19:51
    •  太地康夫主演の『刑事 鬼貫八郎』が印象に残ってます。
       糖尿病で、甘い物を禁止されているのですが、妻の目を盗んで食べてました。
       話は変わりますが、テレビで思い出しました。
       ↓BSジャパンで、8月6日17時58分『ローカル路線バス乗り継ぎの旅(京都→安芸の宮島)』の再放送があります。
      http://www.bs-j.co.jp/official/localbus/
       わたしは、すでに予約してあります。
       取り調べでのカツ丼。
       テレビドラマなどでは、警察がサービスで出してくれるように描かれますが……。
       実際には、そうではありません。
       取り調べ中というのは、罪が確定してるわけではないですから……。
       食べたければ、ビフテキでも寿司でも、自由です。
       ただし!
       もちろん、代金は、本人の負担になります。
       カツ丼代も、容疑者が払うのです。
       地蔵のおやっさん。
       渡辺哲のイメージがあります。

    • ––––––
      3. ハーレクイン
    • 2015/08/04 21:05
    •  “カツ丼落ち”というのは(安手の)ドラマなんかでは定番みたいですが、今どきそんなシーンはまずないでしょう。でも、一般人の間では定着してしまったようです。
       まあ、今回は“一般人”久美の勘違いということで……。
       わたしの中では、まだ六地蔵警部補のイメージが不安定です。登場当初はなんと「口軽刑事」でした。で、あやめにも相手されないという軽さだったのですが、登場を重ねるごとに重厚さを増し、今では犯罪・犯罪者、および警察組織のそれこそ裏も表も知り尽くした、というベテラン刑事に変貌しつつあります。渡辺哲では荷が重いかもしれません。
       わたしの予定ではこの六地蔵甚五郎、『アイリス』最終場面にも登場することになっています。
       で、BSですが、腹立たしいことにまだほとんど視聴できていません。映らないんですよ。J:COMに連絡して一度回復したんですが、ろくろく見ないうちにまたアカンくなり、そのまま現在に至る……。

    • ––––––
      4. Mikiko
    • 2015/08/05 07:50
    •  もう少し調べてみたら……。
       ↓取調室で飲食させることは、無いようです。
      http://www.pref.okayama.jp/kenkei/keimu/keimu/saiyou/03/03.html
       渡辺哲。
       プロフィールを見て、驚きました。
       愛知県出身。
       父親は、名古屋証券取引所上場企業の社長。
       名門、半田高校を卒業し……。
       大学は、なんと!
       東京工業大学(中退)でした。
       BS。
       ケーブルなのに、なんで映らないんだ?
       詐欺でないの?
       今朝、いやに起きるのが辛いと思ったら……。
       なんと!
       血圧が、119の69でした。
       自分の数値とは思えません。
       連日の暑さで、命のロウソクが、とぼりかけてるのでは……。

    • ––––––
      5. ハーレクイン
    • 2015/08/05 13:47
    •  いろいろ一般人の誤解を訂正したうえで、↓次の文が……。
      「『警察官は怖い』というイメージを持っていませんか?それも間違ったイメージです。悪と対峙するときの警察官は確かに厳しい表情をしていますが、警察官もみなさんと同じ人間で、笑うこともあれば泣くこともあります」
       で、最後の一句。
      「我々が言うのも何ですが、警察官は優しい人でいっぱいです(^o^)v」
       ということは、警察には善人もいれば悪人もいる、真っ正直な人もいれば小ずるく立ち回る警察官もいる、ということですね、岡山県警さん。
       何処も同じ秋の夕暮れ、というところでしょうか(かなり違うぞ)。
       おぼっちゃま、かな。渡辺哲。
       とてもそうは見えませんが。
       しかし東京工業大(東工大)はすごいな。シャレで入れるとこではありません。中退したのは、スカウトされたのかね。
       ちなみに、東工大はよく東京農工大学と間違われます。こちらも国立。
       さらにちなみに、東京農業大学もありますがこちらは私立です。
       今朝がた、ようやくJ:COMに電話が繋がりました。
       開口一番「どないなっとんねん、お前んとこは!」と怒鳴ることもなく、淡々と症状を説明すると、向こうは輪をかけて丁寧に説明してくれました。湖沼、じゃなくて胡椒でも、故障でもなんでもなく、要はリモコンの操作法が間違っていた、ということでした。なーんのこっちゃ。
       怒鳴らいでよかった、と思いつつ電話を切りましたが、その後、“旗と(絵にするとおもろいんやけどなあ)”思い至りました。「そんなん、取説にちゃんとカイト(甲斐享)かんかい!」
       そういえば電話に出た兄ちゃん「こういう電話、よくあるんですよ」とぬかしておった。あ、だんだん腹立ってきた。やはり怒鳴っとけばよかったかなあ(物言わぬは腹ふくるる業)。
       そういえば、カイトくんの引退の仕方、評判悪そうです。かなりファンを無くした、という辛口コメントも多々見かけます。次は、相棒反町でseason14ということですが、どうなりますか。わたしはもちろん、見ます。
       119-69
       適正値でないの、結構なことです。
      >とぼりかけてる
       「とぼる」かな。文脈から、意味は「消える・尽きる」などのようですが、新潟弁ですかあ。
       広辞苑を引いたら、
       とぼ・る【点る】火がつく。ともる。
      西鶴織留「油でも火が―・る物かと不思議を立たつる」
       とありました。これじゃ逆だなあ。

    • ––––––
      6. Mikiko
    • 2015/08/05 20:15
    •  大学時代は、柔道部だったそうです。
       二段ですから、大したことありませんね。
       同じ下宿の学生に誘われ、劇団に参加したのが運の尽きのようです。
       リモコンって……。
       テレビに付いてるやつでなくて?
       ケーブルテレビは、リモコンが別なのか?
       反町くん。
       どういう服装で来ますかね?
       ラフだと、薫ちゃんだし……。
       スーツじゃ、神戸くんだよね。
       とぼる。
       ↓普通に使ってましたが、新潟の方言のようです。
      http://www.geocities.jp/sashichi2004/dic/t/o/toboru.html

    • ––––––
      7. ハーレクイン
    • 2015/08/05 22:15
    •  そりゃあ全日本だのオリンピックだのは無理ですが、そんなに弱くもないよ、二段。シャレで取れる段位ではありません。まあしかし学生だからな、二段くらいは当たり前か。
       夏実は高校で二段ですから大したものです(久方ぶり『風楡』の番宣でした)。
       しかし、柔道やってて劇団って、よくわからんお人ですねえ。
       ケーブルはね、テレビ受像機はただのモニターと考えればいいです。
       テレビ信号はすべて「本体(チューナー)」経由でモニターに表示されます。録画も保存もすべて「本体(HD内蔵)」の仕事です。リモコンというのは、要するに本体のコントローラーということなんですね。
       テレビ受像機にもリモコンが付いていますが、こちらは使いません(使ってもいいけど)。
       相棒反町くんの服装ねえ。
       どうしてもGTOのイメージが強いから、その逆路線を行くんじゃないかなあ。ということは「スキのないフォーマル」か「思いっきりラフ」か、でしょうか。
       やはり気になるのは右京さんとの関係性をどうするか、ですね。協調路線か張り合い路線か……。そういう点では、神戸尊くんと右京さんには心地よい緊張感があったよね。別れ方?も工夫されていたし。
       「とぼる」は飛騨弁、とありました。
       飛騨と越後じゃ縁は薄そうですが、方言の世界は地理的に決まるものでもないそうですから、どこでどう関係があったか知れたものじゃないでしょうね。
       現在、ともに「とぼる」を用いているわけですから、何らかの接点があったんでしょう。
       ご紹介のサイトさん、↓面白いことを言っておられます。
       飛騨方言の『とぼる』は“消える”、全国語の『点す』は“灯す”で、逆の意味のようだ。しかし『とぼる』は「灯いてはいるが今にも消えそうな細々としたローソクの炎」のイメージを持つ。
       そういうことになると『とぼる』と『点す』は、同じ意味合いの言葉なのかもしれない。

    • ––––––
      8. Mikiko
    • 2015/08/06 07:33
    •  1年生で二段がいましたよ。
       3年生が、まったく歯が立たなかったそうです。
       ケーブルテレビが、そういう仕組みとは知りませんでした。
       アンテナ線が来るんだと思ってた。
       飛騨弁の“とぼる”の意味は、共通語と同じです。
       原典、良く読まれたし。

    • ––––––
      9. ハーレクイン
    • 2015/08/06 08:38
    •  それは大したものです。間違いなく小学校からやってたはず。そこらの高校生がかなうはずない。もちろんわたしはかないません。1秒で投げられるでしょう。
       “とぼる”
       いやだから、「今にも消えそうに辛うじて灯っている」ということだろ。

    • ––––––
      10. Mikiko
    • 2015/08/06 19:41
    •  段位は取れないようです。
       14歳といえば、中2。
       中2で初段を取って、中3で二段が最速ペースでしょうか。
       こちらで“とぼる”は、灯っていたのが消えることです。
       状態ではなく、変化を表わしてます。
       ロウソクの芯から、黒い煙が、ふわーっとあがるイメージ。
       落語の『死神』のラストシーン。
       あれです。

    • ––––––
      11. ハーレクイン
    • 2015/08/06 21:40
    •  あれ?
       13歳、中1からだと思ってました。
       ようするに「小学生のうちは取れない」ということだな、覚えやすいなあ、と思っていました。
       だから……、
      「夏実は……中学1年、13歳の誕生日を迎えたちょうどその日に初段になり、黒帯を締めた。講道館の規定では、初段検定を受けられるのは13歳になってからである。この規定がなければ、夏実はおそらく小学生で黒帯を締めていただろう」(『風楡の季節 第1章』)
      と書いたんですよね。おっかしいなあ、間違ってたか。
       まあ、今さら書き直しも出来ないし“聞かなかったこと”にしよう。
       「とぼる」『死神』は了解ですが、消えたローソクから立ち上るのは“白い”煙だと思いますが、どうでしょう。
       ところで、あの煙にライターなどの炎を近づけると、煙を逆に伝って炎が走り、消えたローソクに火がつきます。興味があればお試しあれ。

    • ––––––
      12. Mikiko
    • 2015/08/07 07:43
    •  ↓講道館の内規です。
      http://kodokanjudoinstitute.org/activity/grade/
       ただし、“抜群昇段及び特別昇段については、この基準にかかわらず”という記述もあります。
       蝋燭の煙。
       和蝋燭は、煤を含んだ黒煙を上げます。
       この煤をガラスにつけて、日食を見たりしたようです。

    • ––––––
      13. ハーレクイン
    • 2015/08/07 18:26
    •  芯が太いからかなあ、黒煙。
       煤ガラスで日食。小学校で見ました。何年生だったかは、過去の日食の記録を調べればすぐわかるんだけど、面倒いからいいや。あ、部分食でした。
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