Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
センセイのリュック/幕間 アイリスの匣 #32
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戯曲『センセイのリュック』作:ハーレクイン



幕間(小説形式) アイリスの匣 #32



 入り口のドアをノックする音で、香奈枝は目を覚ました。夜はいつの間にか明けている。窓を見やると、珍しく雪はおさまっているようであった。

 何時だろう。

 朝なのか、午後なのかすらわからなかった。時間の感覚は全く失われていた。

「香奈枝ぇ、いるんでしょ。大丈夫?」

 あれは、同じクラスの、比較的親しくしている子だ。
 まったく大学に顔を出さないあたしを案じて、
 訪ねてくれたのだろう。
 でも……。
 もういい。
 もうどうでもいい。
 放っておいてくれ。

 香奈枝はこれまでと同様、ドアを開けることも、返事を返すこともしなかった。しかしその瞬間、天啓のように一つの考えが生まれた。

 自縛でも駄目なら、
 誰かに縛ってもらうしかない。
 だが、緊縛に慣れた知りあいなど、いない。
 貴子か。
 だが貴子は、駄目だ。
 あの人はもう人妻だ、遠い人だ。
 ならば……。
 誰でもいい、あたしがまず縛る。
 縛ることで、縛り方を教える。
 そんなにいろいろ教える必要はない。
 高手小手、これだけで十分だ。
 そして……あたしを縛らせる。
 迂遠な道だが、これしかない。
 狂いたくなければ、死にたくなければやるしかない。

 香奈枝は起き上がり、ドアを開けた。
 ドアの向こうの相手は、驚愕の表情を浮かべた。
 香奈枝は全裸である。そしてその表情は……香奈枝自身にわかるわけもないが、おそらく夜叉か羅刹に見えたのだろう。
 あるいは狂人に。

「あ、あ、あの……」
「入って」
「い、いや、あの……」
「いいから入りな!」

 無理やり室内に引きずり込んだ香奈枝は、いきなり相手を布団に押し倒した。
 その日から、香奈枝の女漁りが始まった。




 あやめは、国鉄京都駅のホームに降り立った。京都の地を踏むのは四年振り、正確には三年九か月ぶりだった。
 ホームにしばらく佇んだ。振り返る。
 国鉄金沢駅から乗り継いできた普通列車は、車両の端から端まで、その屋根に雪を載せていた。後にしてきた北陸の空から舞い落ちてきた雪だった。
 発車ベルが鳴る。列車が動き出す。ホームに雪を撒き散らしながら、列車は大阪方面に動いてゆく。その列車の全ての車両の屋根には、同じ高さで平らに雪が積もっていた。最後尾の車両がレールの上に雪を撒き散らしながらあやめの前を通り過ぎ、列車は遠ざかって行った。
 あやめは、列車が出て行ったホームの縁に立って、四年振りの京都の空を仰いだ。青かった。数時間前まで仰ぎ見ていた陰鬱な空とは比べるべくもない青い空だった。ふと、残してきた、いや、捨てて来た女性の顔が脳裏をよぎったが、あやめはその記憶を振り捨てるように頭を振り、手にした鞄を抱え直し、跨線橋に向けてホームを歩き始めた。
 跨線橋を渡り、奈良線のホームに降りる。電車は停まっていなかった。ホームの時刻表を見ると、次の電車は30分後であった。

 相変わらず接続悪いなあ。
 七条(ひっちょ)まで歩いたほうが早いかな。

 あやめが乗ろうとしている京阪電車は、国鉄京都駅には乗り入れていない。京都から南行する奈良線で一駅目、東福寺駅で国鉄と京阪は接続している。
 歩くとなると、京阪の最も近い駅は、鴨川に架かる七条大橋の袂の七条駅、東福寺駅からは北へ一つ目だ。京都駅からは歩いて20分ほどである。
 あやめは少し考えた後、今、降りた階段を上り返した。先ほどとは逆方向に跨線橋を渡り、国鉄京都駅の北改札口を出た。雲一つない京都の空を仰ぎながら、あやめは京都駅を真後ろに、北へ向かって歩いた。5分ほどで、東西に延びる大きな通りとの交差点に行き当たった。京都の大通りの一つ、七条通り。交差点の角には七条警察署がある。
 あやめは交差点を右に折れ、七条通りを東に向かった。

 京都の道は、若干の例外はあるが、ほぼすべて東西方向、または南北方向に伸びている。中国の古都、長安に倣った、いわゆる碁盤目状の街並みである。
 通りの数は、大小合わせそれこそ数えきれないほどある。それぞれに特徴のある名称を持つが、分かりやすいのは一条通り、二条通り……など東西方向に延びる「条」という語尾を持つ通りである。これらは九条まであり、最も北側に一条通り、以下、二条、三条と数字の順に並び、最も南が九条通りである。実際には、大正時代に新たに造られた十条通りがさらに南にあるが……。
 一条と九条通りの間はほぼ6km、これが平安時代に造営された京の都の南北幅、東西幅はこれより少し狭いが似たようなもので、この中が京の"旧市街"ということになる。現在の上京区、中京区、下京区を合わせた範囲にほぼなるだろうか
 国鉄京都駅は、その南口を八条通りに面している。

 あやめは10分ほどで鴨川に行き当たった。鴨川は京都市内を北から南方向へ、ほぼ一直線に流れる京都のシンボルだ。七条通りが鴨川を渡る橋は七条大橋。京阪電車の七条駅はこの橋の袂にあった。
 京阪電車は、七条から北、終点の三条まで鴨川に沿って走る。あやめは橋の袂の改札口を抜けて電車に乗り込んだ。七条駅、清水五条駅、祇園四条駅、と電車は走り、終点の三条駅に着いた。
 あやめが向かおうとしている実家の料亭は市内の北のはずれ、鞍馬山の麓にある。叡山電車に乗り換えねばならないが、叡山電鉄鞍馬線の起点、出町柳駅は、京阪の三条駅から更に北へ、鴨川べりを2kmほど歩かねばならない。バスもあるのだが、あやめは、三条大橋の袂から鴨川沿いの遊歩道に下りた。
 風は寒いが、午後の日差しを浴びながら、のんびりと北に向かって歩いた。時折、来た道を振り返る。川面は日の光りを照り返して煌めく。鴨川は決して清流というわけではない。街中の少し汚れた流れだが、しかし。四年振りに眺めるあやめの目には懐かしく、慕わしかった。
 あやめは歩きながら思った。

 そういえば「京の通り唄」、長いこと歌(うと)てへんなあ。

 京都の通りは非常に多い。そこで、幼い子供に通りの名称を覚えさせようという目的で作られた歌、童謡が「京の通り唄」である。あやめは、忘れかけている歌詞を思い出しながら、小声で歌い始めた。歌い始めると、次々と歌詞が口を突いて出てきた。メロディは極めて単調である。

 ♪丸竹夷二押御池(まるたけえびすにおしおいけ)
  姉三六角蛸錦(あねさんろっかくたこにしき)
  四綾仏高松万五条(しあやぶったかまつまんごじょう)
  雪駄ちゃらちゃら魚の棚(せったちゃらちゃらうおのたな)
  七条三哲とおりすぎ(ひっちょうさんてつとおりすぎ)
  八条こえれば東寺みち(はっちょうこえればとうじみち)
  九条大路でとどめさす(くじょうおおじでとどめさす)

 これは、京の東西方向の通りの名称を、北から南へ並べた歌である。
 歌詞自体には意味はない。ほとんどが、各通りの頭文字を取って繋ぎ合わせたものである。冒頭の「丸」は丸太町通り、「竹」は竹屋町通り、「夷」は夷川通り、「二」は二条通り、「押」は押小路……。

 あれ?
 そういえばこの歌、京の中心部だけやけど、
 鞍馬から歌(うと)た歌詞もあったなあ。
 どんなんやったかなあ。ぜんぜん思い出せんわ。
 兄ちゃんに聞いてみよ。

 久しぶりの故郷に、なんとなく高揚した思いのあやめは、川風の中、寒さも気にせずに出町柳駅にまでたどり着いた。叡山電車の改札を潜り抜ける。ホームには懐かしい電車が停まっていた。わずか2両のカラフルで小さな電車は、あやめが乗り込むとすぐに発車した。師走の平日、しかも昼間に鞍馬や、その近くの貴船に出かける人はあまりいない。車内は空いていた。
 車窓には、出町柳を出るとすぐに山間の風景が広がる。田畑は刈り入れ・採り入れがとうに終わり、既に冬枯れの風景であった。

 この路線は、全長8.8kmで500mほど標高を上げる、かなり急勾配の鉄道であった。
 駅を五つ六つ過ぎたあたりから、車内にいても勾配の変化が感じ取れるようになる。車窓の風景は更に山間地を思わせるものになっていく。あやめにとっては、何度も見た風景であった。
 電車は、鞍馬山を目指してモーター音を響かせ、ひたすら上り詰めて行った。
センセイのリュック【幕間 アイリスの匣 #31】目次センセイのリュック【幕間 アイリスの匣 #33】




コメント一覧
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    • ––––––
      1. ハーレクイン
    • 2013/10/08 12:02
    • 『アイリスの匣』京都編。
      宜しくご愛読賜りますよう、お願い申し上げます。
      今回の冒頭部、鬼気迫る香奈枝せんせの熱演・怪演ですが、これは元々は前回の末尾を成していたものです。つまり、今回は本来、あやめさんが京都駅に降り立つ場面からスタートするはずだったのです。
      それがなぜこうなったのかと申しますと、京都編には香奈枝せんせは一切登場しません。香奈枝せんせに再会できるのは京都編の完結後、ということになります。
      しかし、いつ終わるともしれない京都編。お名残惜しや香奈枝せんせ、ということでこのような仕儀に相成りました。未練なことよ、とお笑いください。
      で、京都駅。
      「国鉄」京都駅とあります。JRの間違い、ではありません。
      この『アイリス』。時代は、まだJRが国鉄だった頃のお話なんですね。JRの発足は1987年(覚えやすいですね)4月1日、『アイリス』は1970年代のお話とお考え下さい。
      国鉄京都駅、奈良線、東福寺駅、京阪電車……。ややこしいですね。路線図を見ながらでないと混乱すると思いますが、まあこのあたりは読み飛ばしていただいて差し支えありません。
      七条。京都人はこれを「ひっちょ」と発音します。八条は「はっちょ」。その他よく知られた三条、四条、五条などはそのままさんじょう、しじょう、ごじょうです。
      京都“旧市街”にあたる京都市上京区、中京区、下京区はそれぞれ「かみぎょうく」「なかぎょうく」「しもぎょうく」と読みます。
      「ひっちょ」から京阪電車に乗り込み、北へ向かうあやめさん。終点の三条駅から鴨川べりを歩いて出町柳(でまちやなぎ)へ向かいますが、現在の京阪電車は三条から北へ「出町柳駅」まで延伸されており、歩く必要はなくなっています。
      それに「七条駅」から北へ「出町柳駅」まで、現在の京阪電車は地下に潜っております(1987年5月24日竣工、JR発足と同年)。鴨川べりを川風と共に走る京阪電車。この懐かしい風景は、今は見ることは出来ません。残念なことです。
      ちなみに、京阪電車は鴨川の左岸を走っております。
      「京の通り唄」。
      京都人なら誰でも知っているという有名な童謡。京都を舞台にした小説でも、ちょくちょく引用されます。が、全国的にはどうでしょう。
      引用させていただいた歌詞は最もポピュラーなものですが、変形バージョンはたくさんあります。それに、南北方向の通りを歌ったものも当然あります。それと、あやめさんも回想していますが、旧市街の外の通りを歌いこんだものもあります。
      面白いですね、通り唄。NHKの「みんなの童謡」でも歌われたことがあります。
      叡山電車に乗り込み、父祖の地、鞍馬に向かうあやめさん。物語はどう展開するのでしょう。
      次回を、乞うご期待。

    • ––––––
      2. ハーレクイン
    • 2013/10/08 12:18
    • よせる(大阪語;仲間に入れる)
      全国の私鉄の間で「パーミル会」なる集まりがあります。
      日本の私鉄のうち、登山電車を運行する事業者の親睦団体で、正式には「全国登山鉄道‰会」といいます。
      ま、登山電車はちょっと大げさ、要するに路線内に急勾配の区間を持つ私鉄、ということです。共同で、定期的にPR活動をやっており「鉄」の間では結構人気があります。
      参加団体は六社。
      「富士急行」スイッチバック区間をもちます。
      「大井川鐡道」日本でただ一つ、アプト式路線をもちます。
      「箱根登山鉄道」ご存じ、登山鉄道とくるとここ。
      「南海電気鉄道」高野線が高野山を登ります。
      「神戸電鉄」六甲山を越えます。
      そして、あやめさんの、
      「叡山電鉄」鞍馬線が鞍馬山を登ります。
            支線が比叡山を登ります。
            あ、ほんとはこちらが本線。
      パーミル会。
      急勾配、という意味ではJRも入会資格があるんですがね。よせたれへんでー。

    • ––––––
      3. Mikiko
    • 2013/10/08 19:47
    •  今は、特急『サンダーバード』で2時間ちょっとですね。
      http://blog-imgs-47.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/2013100819351924b.jpg
       1970年代は、その前身の『雷鳥』だったはず。
      http://blog-imgs-47.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/2013100819352134a.jpg
       あやめさんが似合うのは……。
       やはり、『サンダーバード』ではなく、国鉄色の『雷鳥』でしょうね。
       わたしの叔父は、上越新幹線が出来る前の『とき』に乗ってた世代ですが……。
       昔の特急には、独特の匂いがあったと言います。
       比喩としての『匂い』ではなく、文字通り、鼻で嗅ぐ匂いです。
       やはり、血が繋がっているからでしょうか……。
       この感覚は、わたしもわかります。
       古いビルのエレベーターって、独特の匂いがありますよね。
       わたしは。あの匂いが大好きです。
       パーミル会は……。
       JRの悪口を言う会に違いない。

    • ––––––
      4. ハーレクイン
    • 2013/10/08 20:30
    • なんでもカタカナにすりゃええっちゅうもんやないで。
      「雷鳥」でええやないか、「雷鳥」で。
      「雷鳥」というネーミングは(あ、これカタカナやな)、特急「雷鳥」が大阪から富山まで行っていたから。富山は立山の麓。立山といえば雷鳥、国の特別天然記念物。富山、長野、岐阜の県鳥です
      懐かしいなあ、特急「雷鳥」。いわゆる旧「こだま」型。元東海道線のエース列車でした。
      わたしは数回しか乗ったことありません。ビンボ学生に特急は贅沢、いつも普通列車でした。
      あやめさんだって、普通列車を乗り継いで京都にもんてきました。

    • ––––––
      5. Mikiko
    • 2013/10/09 07:54
    •  ↓今の時刻表だと、こんな感じ。
      http://blog-imgs-47.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/2013100907480968c.jpg
       乗り換えも、2回ですみます。
       所要時間は、5時間18分。
       料金、3,890円。
       時間も料金も、高速バスとどっこいどっこい。
       わたしなら……。
       バスだな。
       “京都にもんてきました”ってのは、どういう意味だ?

    • ––––––
      6. ハーレクイン
    • 2013/10/09 09:30
    • 次回に出てきますが、京都語で「戻ってきた」「帰ってきた」という意味です。
      普通列車乗り継ぎ。5時間18分か。
      料金は3,890円。こういう旅こそ「青春18きっぷ」の出番だよなあ。
      敦賀で乗り換えはしょうがないとして、福井での乗り換えがなあ、無ければもう少し早く着くんだけど。
      でも、バスはやだ。

    • ––––––
      7. Mikiko
    • 2013/10/09 20:18
    •  高速バスだと、景色がイマイチでしょうが……。
       左側の座席が取れれば、そこそこ楽しめると思います。
       最近の高速バスは、3列シートも増えてるようです。
       真ん中のシートは、面白くないでしょうね。
       景色なんか、興味ない人もいるんでしょうか。
       青春18切符は、1つの期間で、5回乗らなきゃならんのですぞ。

    • ––––––
      8. ハーレクイン
    • 2013/10/09 21:33
    • 大阪から東京に行くのに、何度か夜行バスに乗りましたが、無理やりカーテンを閉じさせられて一切外が見れない。パニックになりそうになったよ。翌朝に尋ねるところがあったんで飲めないし、もう二度とやだ。
      青春18切符。
      福井とか、敦賀で途中下車すりゃ消化できるじゃん。楽しいなあ、列車の旅。
      で、もんてきました、京都。

    • ––––––
      9. Mikiko
    • 2013/10/10 07:37
    •  夜行になんか乗るからよ。
       今は、新潟←→東京間でも、昼間1時間おきに出てます。
       1日16往復。
       途中下車するごとに泊まって、宴会するわけ?
       豪勢な18切符ですな。

    • ––––––
      10. ハーレクイン
    • 2013/10/10 10:18
    • 東京に朝着けば、その日一日有効に使えるではないか。で、帰りもまた夜行バス……もう二度とやだ。
      だいたいが、高速道路の車窓風景なんて変りばえせんし。やはり旅は列車にかぎるのう。

    • ––––––
      11. Mikiko
    • 2013/10/10 20:13
    •  旅は在来線の列車に限る、でしょうね。
       新幹線の車窓風景は、高速道路と同じですから。
       景色のいい箇所は、ほとんどがトンネルの中です。

    • ––––––
      12. ハーレクイン
    • 2013/10/10 21:09
    • リニア新幹線の正式ルートが発表されましたが、路線の86%がトンネルだそうです。まるでモグラですね。

    • ––––––
      13. Mikiko
    • 2013/10/11 07:39
    •  曲線でしょうからね。
       日本のような山国で、線路を真っ直ぐに敷こうとしたら、トンネルを通すしかありません。

    • ––––––
      14. ハーレクイン
    • 2013/10/11 11:26
    • 日本アルプスの下を掘り進む。
      やめてくれよ、と言いたくなるなあ。
      言うても無駄だろうがなあ。
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