Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
センセイのリュック/幕間 アイリスの匣 #26
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戯曲『センセイのリュック』作:ハーレクイン



幕間(小説形式) アイリスの匣 #26



 あれ以来、初めての出会い初めての緊縛以来、五か月ほどが過ぎていた。
 貴子と横井の結婚も滞りなく終わっていた。

「ただいまぁ」

 香奈枝はいつものように、元気いっぱいアパートのドアを開けた。
 室内は無人だった。あやめは今日は研究室の都合で午前中で帰宅するはずだった。

「香奈、あんたも今日は午後は一講だけやろ。帰ったら、一緒にどっか行こ」
「うん!」

 朝、そう約束して一緒にアパートを出た。構内入口の坂道を登りきったところで、手を振り合って別れた。
 あやめはとっくに帰宅しているはずだった。

「あやめ、あやめえ」

 6畳と4畳半の狭い室内だ。呼んでも誰もいないことは明らかである。それでもあきらめきれず、香奈枝は室内に声を掛けた。

「あ・や・め」

 香奈枝とあやめは、貴子も交えて三人で朝の食事をしたその日から、あやめのアパートで一緒に暮らすようになった。香奈枝はそれまでの下宿を引き払った。二人とも貧乏だったから、生活費が半分になるのはありがたかった。
 香奈枝にとってはそれまでの、昼は学食、朝と夜は食パンと缶詰、などという食生活が一変した。あやめは、安い費用で美味しく豊かな食事を作るのに長けていた。弁当まで作って持たせてくれた。

 聞けば、実家の料亭を中学生の頃から手伝い、厨房でも働き、高校生のときには調理師免許を取得した、という。
 高三の春に両親が相次いで他界し、兄が店を継ぐと同時に結婚した。
 ずっと店で働きたかったがそうもいかなくなり、大学を受験した。栄養学でも学ぼうかとも考えたが、思い切って料理とは縁の薄い理学部化学科を選んだ。
 あやめは、香奈枝との寝物語で、少しずつそういうことを話してくれた。

 香奈枝は部屋を出、トイレを覗いた。個室のドアはすべて開いている。誰もいない。
 部屋に戻り、押入れの襖まで開いたが、誰がいるはずもない。溜息をつきながらへたり込もうとする香奈枝は、卓袱台の上のメモを見つけた。

 <金沢駅の北鉄改札口へおいで>

 メモにはそうあった。
 メモ用紙を握りしめて香奈枝はドアへ向かった。時計を見る。3時半。今は10月半ば、まだまだ外は明るいが、あやめがこのメモを残した時刻がわからない。香奈枝は、尻を炙られるような思いで自転車のペダルを漕いだ。
 アパートから駅までは、自転車で5分とかからない。駅前に、放り出すように自転車を止め、香奈枝は北鉄(ほくてつ)の構内に駆け込んだ。

「あやめぇ」

 あやめは改札口前のベンチに掛け、文庫本を読んでいた。

「お、香奈、早かったなあ」
「なによう、もう、いきなり駅に来い、なんて」
「ははは、アパートで待っててもよかったんやけど、たまにはええやろ、こういうのも。駅での待ち合わせ」
「もう、嫌だあ。あやめがどこかへ行っちゃったんじゃないかって、心配したんだよお」
「うちがどこ行くいうんよ。香奈を置いてどこにも行かんよ」
「あやめえ」
「行くよ、香奈」
「どこ、行くの」
「北鉄や、決まっとる。内灘や」

 北陸鉄道浅野川線。
 軌間1067mm、総延長6.8km。
 起点駅「北鉄金沢」、終点駅「内灘」。
 起・終点を含む駅数12、所要時間17分。
 全線単線、全線電化。
 浅野川に沿って、市内と内灘海岸を結ぶ短い私鉄である。

「あ、発車ベルが鳴ってる。急ぐよ、香奈」
「あーん、まってぇ、あやめえ」

 二人が駆け込んだ途端にドアが閉まった。
 僅か2両の小さな電車である。香奈枝とあやめは、ドア付近に立った。香奈枝はドア脇のバーを掴む。あやめは左腕で香奈枝を抱え込み、ドアに右手を突いて体を支えた。
 浅野川線とはいいながら、川は全く見えない。車窓にはごく普通の民家や倉庫や、工場のような建物が流れていくだけで、お世辞にも眺めがいいとは云えなかった。

「ねえ、あやめ。内灘って何なの」
「内灘海岸や、内灘砂丘や、知らんかあ」
「聞いたことない。海辺ってこと?」
「せや。有名やで、内灘海岸。やっぱり金沢に住んどったら、一度は見とくべきやろ、内灘砂丘」
「ふーん。そんなに有名なん」
「五木寛之な、知ってるやろ」
「『青春の門』を書いた人でしょ」
「せや。その五木に『内灘夫人』いう作品があるんよ。今から行く内灘海岸、内灘砂丘が舞台の小説やね」
「ふーん」

 電車は小刻みに左右に揺れながら町中を走り抜け、頻繁に駅に停車する。ほとんどが無人駅のようであった。
 車窓のごく近くに土手のようなものが現れた。その上を自動車が走っている。土手の斜面は、まだ草に覆われていた。
 香奈枝は、あやめに肩をぶつけるように問いかけた。

「あやめ、あやめ。あれ、堤防?」
「せや。あの向こうに浅野川が流れてるんや。この電車はなあ、ずっと浅野川に沿って走ってるんやけど、線路はあの堤防の土手下になるから、川は全然見えへんねん」
「ふーん、それは残念だねえ」

 電車が鉄橋を渡った。川幅は100メートルか、200メートルはあるか。
 香奈枝は歓声を上げた。

「あやめぇ、川だよ、川。浅野川?」
「いや、これは大野川や。
 内灘の近くにな、河北潟いう、えーと、なんちゅうたかいな、砂浜なんかが海をせき止めてできる湖」
「海跡湖のこと? 堰止湖ともいうけど」
「お、さすが元地学部。その堰き止めた砂浜が、今から行く内灘砂丘なんやけどな。で、その河北潟から海に流れ出る短い川が大野川。浅野川はこの大野川に流れ込むんよ」
「ふーん、詳しいねえ、あやめ」
「うちも以前来たとき、一緒やった誰かに教(おせ)てもろたんや。ま、河北潟は、あの八郎潟と同じように、かなりの面積が干拓されて、えらい狭(せも)なってしもたらしいけどね」
「ふうん」
「それより香奈、もう着くで、終点や」

 電車が停まった。香奈枝とあやめは、終点の鄙びた駅のホームに降り立った。駅名表示は「うちなだ」。
 いっしょに電車を降りた人々は、二人の先に立って改札口を抜け、思い思いの方向に歩み去っていく。近隣の住人なのだろう。あやめと香奈枝は最後に改札口を抜けた。

「こっちや、香奈」
「ふーん。なーんにも無いとこだねえ」
「せやねえ。なんもないねえ」
「で、海はどこ。遠いの」
「ちょっと歩くけど、すぐそこや。砂丘に遮られて、こっからは見えへんけどな。
 昔はもっと海の近くまで線路が伸びてたらしいよ」
「ふうーん。あ、すごおい」

 二人が歩く土の小道の両側に、高い樹木がぎっしりと植わり樹林を成している。林冠は左右から接し、空はほとんど見えない。白い花の大群が垂れ下がっていた。

「すごいねえ、あやめ。トンネルみたいだよ」
「この樹、なんやの、香奈」
「ニセアカシアだよ、あやめ」
「ニセ、アカシア? ほなら、ほんまのアカシアがあるってこと?」
「そだね、アカシアとニセアカシアは別種だね。でも同じマメ科だから、似てることは似てるよ」
「じゃ、ニセアカシアが名称詐称ってこと?」
「そういうわけじゃないよ。でもそういう意味では、ちょっと可哀想な名前だね、ニセアカシア」
「ふうーん。こんなに綺麗な花をつけるのにねえ。ああ、ええ匂いやねえ」

 純白の、ニセアカシアの花群れを見上げ、花の香りに包まれながら、香奈枝とあやめは歩み続けた。
 樹林が途切れた。二人の前に、一気に、広々と海辺の光景が広がった。見えるものは砂と海だけ。二人の他は誰ひとりいない。
 うねりながら、どこまでも左右に広がる砂丘。砂丘の奥、二人の正面に海。
 潮の香りが一気に押し寄せた。

「うっわあー、海よ、あやめ、うみよぉ」
「どや、香奈、ええやろ」
「あやめ、あやめ、あやめぇ、海だあ」

 香奈枝は走った。海を目指して走った。あやめを置き去りにして走った。走りながら後ろを振り返った。手を振る、遠ざかるあやめに手を振る。
 あやめの姿がふいに消えた。
 香奈枝の眼に、黄昏の近い空の光景が映った。

 え、なぜ、なぜ空が見えるの?
 すぐに気付く。
 ああ。ころんだんだ。
 あたしは転んだんだ。
 転んだのに、痛くもなんともないんだ。
 砂浜だもんなあ。
 あたしは……あたしは、自由なんだ。

 はじめてあやめに縛られた時の記憶が、鮮やかに甦った。
 空を仰ぐ香奈枝の目に、翼を広げ、かなりの速度で飛翔し、旋回する一羽の鳥の姿が入った。
 香奈枝は判断した。

 あれは……、
 あの鋭い翼端と、ツバメのような尾は……、
 アジサシ。
 カモメの一種だ。

……………………………………………………
※反省の言葉/著者:ハーレクイン
 今回、ニセアカシアの花のトンネルを香奈枝せんせとあやめさんが歩くシーンがあります。
 ところが!
 実は、ニセアカシアの花期は5-6月なんです。物語世界では今は10月。だから二人がニセアカシアの花のトンネルを歩く、というのはありえないことになります。

 当初この#26を書いた時は、時期を7月初めくらいに設定するつもりでした。
 しかし、夏の内灘海岸は人でごった返します。砂丘もそうですが、近くに海水浴場もありますし、夏の内灘は手軽な行楽地として人気(にんき)があるのです。
 ですからとうてい「二人の他は誰ひとりいない」なあんて状況はありえないんですね。まさか人前で抱き合っていちゃいちゃさせるわけにもいきませんし、内灘の落日の雰囲気も出ませんしねえ。

 ですから、人気(ひとけ)の無くなる可能性の高い10月という設定にしたわけです。
 この時点で「ニセアカシアの花のトンネル」はあきらめるべきだったのですが、あの美しさを書きたいという誘惑に勝てませんでした。

 誠に申し訳ございません。
 「10月のニセアカシアの花群れ」は作者の妄想ということで、伏して御願い奉ります。
……………………………………………………
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コメント一覧
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      1. ハーレクイン
    • 2013/08/27 10:14
    • 北鉄浅野川線。
      内灘海岸・内灘砂丘。
      ニセアカシア。
      空を舞うアジサシ……。
      いやあ、ロマンスしてますねえ、美しいですねえ(自分でいうな!)。
      今回は思い切り思い出話に耽っちゃいました。
      北鉄浅野川線は、駅数12のうち有人駅は起・終点を含んで3駅のみ、他はすべて無人です。起点の「北鉄金沢駅」は、昔は国鉄金沢駅に隣接する鄙びた地上駅だったのですが、今はえらくこじゃれた地下駅になっちゃいました。その他の駅は昔のままのようです。
      内灘砂丘のニセアカシアのトンネル。
      ニセアカシアは防風林として砂丘堤の上に植えられたものです。この砂丘堤に切り通しの道があり、ニセアカシアの隧道のようになっています。
      アジサシは「鯵刺し」。
      鯵などの小魚を狙って、カワセミのようにダイビングするので、この名があります。翼も体もほっそりと引き締まり、その飛翔は俊敏そのもの。かっこいいですよ。まるで海のツバメ。
      あ、ウミツバメというのもいるなあ。
      今回ちょっと気になるのは、文中「海辺の光景」という表現。
      書いた時は気付かなかったのですが、安岡章太郎みたいですね。
      もちろん全く関係ありません。「かいへん」ではなく「うみべ」とお読みください

    • ––––––
      2. Mikiko
    • 2013/08/27 19:32
    •  受験資格として、まず中学校を出てなければなりません。
       プラス、給食施設や飲食店で2年以上の調理業務の経験が必要です。
       この実務経験は、週4日以上かつ1日6時間以上の勤務でなければなりません。
       ただし、高校の調理師養成コースなら、卒業と同時に取得できます。
       でも、それ以外の高校だと、定時制でもなければ難しいんじゃないでしょうか?
       中学生は労働基準法上、働くことが出来ませんから……。
       実務経験は、高校に入ってから積むことになります。
       高校生は、22時から朝の5時までは働けませんから……。
       全日制高校の生徒は、夜だけだと、16時から勤務しなきゃなりません。
       帰宅部でも、この時間では難しいでしょう。
       やっぱり、朝2時間、夜4時間ってとこでしょうか。
       これを、高1と高2の2年間続けて、調理師免許を取り……。
       3年時は、「料理とは縁の薄い理学部化学科」の受験勉強をしたってことですよね。
       浪人したとは書いてないから、現役合格だったんでしょうか。
       わたしからしたら、ほとんど超人です。
       内灘って、石川県だったんですね。
       瀬戸内海かと思ってた。
       ニセアカシアは、新潟の海岸にも生えてます。
       といっても、植えられたものではなく、勝手に生えたものだと思う。
       なんで金沢では、防風林として落葉樹を植えたんでしょう?
       日本海側で、海からの風が吹くのは、冬です。
       冬に落葉する樹木じゃ、さほどの効果は無いと思うんだけど。
       新潟の砂防林は松ですが……。
       ↓今では、ニセアカシアが林に入りこみ、松を浸食してるそうです。
      http://blogs.yahoo.co.jp/f15kisuke/30503370.html
       ところが、このニセアカシアの花からは、良質の蜂蜜が採れるんです。
       養蜂業には、同じ場所で行う定置養蜂のほかに……。
       花を求めて全国を移動する、移動養蜂という形態があります。
       この移動養蜂業者が、ニセアカシアを目当てに、新潟に来るそうです。
       しかしながら、ニセアカシアの咲く時期ってのは……。
       松食い虫駆除の薬剤散布時期と重なるんですね。
       当然、ミツバチは、薬にやられてしまいます。
       仲間に危険を知らせるためか……。
       巣に戻ってから死ぬそうです。
       昔は、散布主体の新潟市も、養蜂業者が来てることを知らず……。
       ずいぶんと苦情を持ちこまれたそうです。
       アジサシ。
       全国各地で観察される渡り鳥だそうですから……。
       わたしも見てるんでしょうね。
       柳都大橋を渡るとき、頭上を飛んでる鳥がいますが……。
       みんな、カモメだと思ってました。
       アジサシもいるのかもね。
       昔ながらの私鉄があって、うらやましいです。
       新潟では……。
       新潟交通電車線、蒲原鉄道、越後交通長岡線、すべて滅び去りました。

    • ––––––
      3. ハーレクイン
    • 2013/08/27 22:49
    • あやめが調理師免許を取ったのは、高三のとき。
      実務経験については、土日も厨房を手伝ってましたから、というか土日のほうが店は忙しいですから、ほぼ毎週手伝っていました。だから、学校がある時期の、平日の何日かに厨房に入れなくても、条件は軽くクリアできます。
      それに夏休みや冬休みは、ほぼ毎日厨房に入っていました。
      あやめは、高三の一学期には受験資格を得、調理師免許を取得したそうです。
      すごいですねえ、偉いですねえ。
      で、兄貴の嫁さんとうまくいかなかったのか、家を出て大学に進もうと決めたのが高三の二学期。
      それまでは受験勉強をしていませんでしたが、授業はきちんと受け、その内容は授業中に頭に入れていました。だから、わずか半年ほどの受験勉強でも、金沢大学“程度”なら悠々と現役合格できたわけです(金沢大関係の方々、ごめん)。わたしは一浪しましたが(わはは)。
      何故、防風林として落葉樹。
      ニセアカシアは、他の樹種が育ちにくい砂地でもよく生育するというのが理由じゃないですかね。冬季に落葉するという欠点は、密植することで補っているのでは。
      松とニセアカシアでは、勝負にならないかもしれませんね。いっそ新潟もニセアカシア林にしてしまえばどうでしょう、と言えば叱られるかな。
      カモメはずんぐりむっくり、アジサシは長身痩躯(ん?)。「あれがアジサシかあ」と、一度意識して観察すれば、すぐに見分けがつくようになります。誰か詳しい人に教えてもらうのが一番の早道でしょう。
      ま、アジサシも、広い意味ではカモメの一種なんだけどね。
      北鉄も、御他聞に漏れず経営は青息吐息のようです。内灘から金沢市内に通うにしたって、車の方がずっと便利だもんね。
      サイクルトレイン(自転車持ちこみ可)とか、ビール電車(車内でビール飲み放題、もちろん有料)とか、いろいろ客寄せ企画はやっているようですが。

    • ––––––
      4. Mikiko
    • 2013/08/28 07:48
    •  実務経験2年というのは、受験資格の要件であり……。
       その後、調理師試験を受けなきゃなりません。
       試験は、都道府県の主管で、試験日は県によってまちまち。
       神奈川県や京都府・大阪府では、年2回試験がありますが……。
       その他都道県では、年1回です。
       試験日によっては、設定が根本的に覆る可能性があるので……。
       わくわくしながら検索しました。
       ↓結果。
      http://www.pref.ishikawa.lg.jp/kenkou/siken/tyourisi.html
       石川県での本年度の試験日は、8月29日。
       なんと、明日でした。
       願書の締め切りが、6月24日ですから……。
       あやめさんが高3で受検するのは、可能ということになります。
       うーん、残念。
       しかし、こんな根本的に重要なことを、よく調べないで書けますな。
       逆に感心しました。
       松の苗木は風に弱いので……。
       先にニセアカシアで防風林を作り、その内側に松苗を植えるつもりだったのかも?
       サイクルトレインってのは……。
       いわゆる輪行袋に入れるんではなく、自転車のままで乗りこめるってことか?
       もし通勤でそれが可能なら、便利この上ないんですが……。
       もちろん、新潟の通勤車両で、そんなことが出来るわけありません。
       サイクルトレインが可能ってことは、それだけ人が乗ってないということだよね。

    • ––––––
      5. ハーレクイン
    • 2013/08/28 11:02
    • >しかし、こんな根本的に重要なことを、よく調べないで書けますな
      ま、運だけで書いてる、ということですな。いやいや、中学卒とか、実務経験二年以上、くらいは調べましたがね。
      矛盾が生じりゃ「フィクションですから」で済むし、いよいよとなりゃ「パラレルワールド」に逃げるという手も……。
      それにしても、「わくわくしながら検索」「うーん、残念」というところに、性格が表れてますなあ。「文は人なり」ということかな(違うと思うぞ)。
      >自転車のままで乗り込める
      サイクルトレイン。
      そうです、分解しなくても、そのまま持ち込めます。分解できる自転車なら、新幹線にだって持ちこめますもんね
      これ、地方のいわゆる「ミニ鉄道」では流行りのようです。
      ちょっと調べてみましたら、常時実施されている路線に限ってもずいぶんたくさんありました。北鉄以外に……、
      関東鉄道(茨城)常総線、竜ヶ崎線
      上信電鉄(群馬)上信線
      上毛電鉄(群馬)上毛線
      秩父鉄道(埼玉)秩父本線
      小湊鉄道(千葉)全線
      豊橋鉄道(愛知)渥美線
      養老鉄道(岐阜・三重)養老線
      三岐鉄道(三重)三岐線
      伊賀鉄道(三重)伊賀線
      近江鉄道(滋賀)本線、多賀線
      一畑電車(島根)全線
      松浦鉄道(佐賀・長崎)西九州線
      熊本電気鉄道 全線
      100円~300円の料金を取る鉄道もありますが、上記、ほとんどが無料です。その他時間帯、細かい利用規定などは様々ですね。
      和歌山電鉄も「たま駅長」だけに頼らず、サイクルトレインを始めてみてはどうだろう。それとも、自転車が乗せられないくらい混んでいるんだろうか。それはそれで結構なことなのだが。
      サイクルトレイン。
      自動車の「パークアンドライド(park and ride)」みたいなもんだな(ぜんぜん違うぞ)。
      >それだけ人が乗ってないということ
      そのとーーり。だから「客寄せ企画」なんですね。

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      6. Mikiko
    • 2013/08/28 19:13
    •  いっそのこと、金沢大学に調理学部があることにすれば、えかったでないの。
       入試は実技試験重視。
       日本料理学科では、大根の桂剥きが必須とかね。
       サイクルトレイン。
       それだけの私鉄で導入されてるってことは……。
       逆に言えば、それだけの私鉄が、日常の足として使われてないということですよね。
       ま、朝夕の通勤通学はそこそこ混んでも……。
       昼間はガラガラなんでしょうね。
       昼間乗ってくれそうな人は、年寄りだけなんだよな。
       なんか、いい手は無いものかのぅ。
       列車で、デイサービスやるか?

    • ––––––
      7. ハーレクイン
    • 2013/08/28 20:38
    • お座敷列車とか、は、あるか。
      んじゃ、お風呂列車。これは気持ちよさそうだよ。

    • ––––––
      8. Mikiko
    • 2013/08/29 07:26
    •  ないんでしょうねぇ。
       いっそのこと、ピンサロにしてしまうか。
       これなら、ほとんど改造なしに出来るんでないの?

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      9. ハーレクイン
    • 2013/08/29 09:14
    • そうなんですよ。
      お風呂列車どころか、サイクルトレイン用に車両の座席を一部撤去して駐輪スペースを設ける。この程度の改造費でも大変みたいですよ、ミニ鉄道では。
      新緑の山間を行く列車とか、海沿いの潮鳴りの中を走る列車(ん、五能線?)とか。鉄っちゃんたちはお気楽に楽しんでますが、維持する方は大変です。
      ♪どうすりゃいいのさ思案橋。
      やはり、ピンサロ列車かのう。

    • ––––––
      10. Mikiko
    • 2013/08/29 20:02
    •  埋め合わせができますが、盲腸線の私鉄はキビシいでしょうね。
       株式を発行して、それを買ってもらうってのはどうかな?
       もちろん、配当は無理でしょうが……。
       株主優待を工夫すれば、買い手はいるんじゃないでしょうか。
       優待でしか手に入らないグッズとか……。
       1日駅長の権利とか。
       でも、会社が潰れるリスクは、大いにありますよね。

    • ––––––
      11. ハーレクイン
    • 2013/08/29 23:55
    • グッズ、1日駅長……。
      うーむ。
      どうしても鉄っちゃん相手の企画になってしまうなあ。その方向しかないのかなあ。
      そういう意味ではサイクルトレインってのは優れものだと思います。「たま駅長」みたいに観光客を当て込むのはあくまで一過性のもの。地元住民を鉄道に取り戻す「利便性の向上」、これが生き残る道じゃないかなあ。

    • ––––––
      12. Mikiko
    • 2013/08/30 07:49
    •  ドアツードアの車には、どうしても遅れを取ります。
       確かに、それを繋ぐ自転車に目をつけたのは秀逸ですね。
       でも、駅に着いてから、電車に載せるまでが大変なんじゃなかろうか?
       そのためのエレベーターなんか、設置できませんよね。

    • ––––––
      13. ハーレクイン
    • 2013/08/30 10:19
    • うーん、どうなんでしょう。ホームが二階だとか地下だと確かに大変ですが、ミニ鉄道の駅ってたいがい地上駅みたいだよ。
      だとすると、改札口をちょこっと改装するだけで済むのでは。
      一度見に行ってみるかな。一番近いのはえーと、滋賀の近江鉄道だな。京都の取材も兼ねて行ってみますかね。

    • ––––––
      14. Mikiko
    • 2013/08/30 19:40
    •  そういうミニ鉄は、単線ってことですね。
       上りも下りも、改札を出たホームに着くと。
       それなら、改造はいらないわな。
       複線だと……。
       少なくともどちらかは、跨線橋を渡らなきゃなりませんからね。

    • ––––––
      15. ハーレクイン
    • 2013/08/30 22:20
    • ぜんぜんわかっとらんではないか。
      跨線橋なんぞ渡らいでも、踏切みたく、線路を歩いて渡ればええのだ。そんな場所、ごまんとあるぞ。
      さすがに都市部のJRとか私鉄では、なくなってるみたいだが。
      それにだ。
      単線のミニ鉄でも、ターミナル駅(起・終点駅)では、構内は複線というケースが多いよ。
      どうも、新潟の鉄道事情が呑み込めんなあ。
      市内では過密、少し離れるとガラガラ、ということなのかなあ。
      路線図を見ても、東京なみにややこしいし。

    • ––––––
      16. Mikiko
    • 2013/08/31 08:05
    •  駅の入り口が2箇所あるということ?
       今は自動改札だろうけど……。
       昔は、改札の駅員が2人必要だったんじゃないか?
       と、ここまで考えて、気づきました。
       駅の外で踏切を渡るのではなく……。
       駅の構内で、線路を渡るんですね。
       つまり、改札を出たホームから、向かい側のホームへは……。
       線路に降りて渡ると。
       わたしは、そういう駅を見たことがありません。
       JRには無いんじゃないの?

    • ––––––
      17. ハーレクイン
    • 2013/08/31 09:47
    • 新大阪駅から京都方面へ一駅目「東淀川駅」がこういう構造でした。今は地下通路になっちゃいましたが。

    • ––––––
      18. Mikiko
    • 2013/08/31 12:22
    •  ↓これのことか?(1992年の風景)
      http://blog-imgs-47.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201308311144537c7.jpg
       でも、ホームには上がれないよね。
       反対側にあるんだろうか?
       出典ページは、↓こちら。
      http://senrohaisenzu.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/1992-0a3a.html

    • ––––––
      19. ハーレクイン
    • 2013/08/31 18:16
    • この反対側だね、改札口は。
      この画像は京都方面、撮影者の背中方向に新大阪駅があります。
      構内踏切はもう無さそうですね。
      東淀川駅の近くに、母方の伯母一家が住んでたんだよ。伯母が長女、私の母が次女で仲良しこよし。
      で、近くに住んでるということもあり、よく遊びに行きました。
      伯母の子供は女の子ばかり三人。母は女二人男一人(HQ)。だから、六人の子供のうち五人が女、男は私一人。これでかなり性格が歪んだような気がします。

    • ––––––
      20. Mikiko
    • 2013/08/31 19:56
    •  わたしが総大将なら……。
       縛りあげて解剖しますね。

    • ––––––
      21. ハーレクイン
    • 2013/08/31 20:14
    • 総大将って、解剖って……。
      たいがい、性格歪んでるんでないかい?
    コメントする   【センセイのリュック/幕間 アイリスの匣 #26】
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