Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
身体の涙(13)
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「身体の涙」作:八十八十郎(はちじゅう はちじゅうろう)


(13)


 幸枝は噛みしめていた唇を緩めて、弛緩した身体をぐったりと彩香にあずけた。
 彩香が静かに潤みから指を抜くと、幸枝の身体はゆっくりと彩香の上からベッドへとずれ落ちる。
 年齢の割に張りを持った乳房が上向きに大きく波打っている。
 彩香はそんな幸枝に身を寄せ、うなじに顔を埋める様にして言った。
「おねえさま、彩香とっても気持ちよかった・・・。」
 幸枝はまだ何も考えられずに、その声を何か遠くの事のように聞いた。
「ごめんなさい・・。もうお気づきかもしれませんけど、彩香こんな事初めてじゃないんです。おねえさまに憧れてたし、恥ずかしくて一生懸命自重してたんだけど・・・、おねえさま素敵なんですもの、あたしもう我慢できなくて。」
 彩香は右手を幸枝の陰毛に戯れながら囁く。
 再び切ない思いが湧き起って、幸枝は薄眼を開けて彩香を見た。
「彩香ちゃん・・・。」
 幸枝の呟きを聞いて、彩香はおもむろに半身を起こす。
 まだ固さを残した乳房を幸枝の胸に重ねると、互いの唇を触れ合わんばかりに囁いた。
「おねえさま、好き・・・。」
「彩香ちゃん・・、んぐっ!」
 ぎゅっと陰毛を掴まれながら、今度は幸枝が彩香に唇を奪われていた。
 そして滑らかに口中を侵してくる可愛い舌を、幸枝はもう夢中で吸ったのである。

 普段の幸枝なら、そんな不条理は容易に理解できる事であった。
 しかし今の幸枝は、彩香の小悪魔的な魅力の前にただの女と化していた。
 ひとしきり唇を重ね合うと、彩香は幸枝の耳元に囁く。
「おねえさま、あたしもっとおねえさまを愛したいの。もっと気持ちいい事していい?」
「ええ、して・・・。」
 幸枝は微かに汗ばんだ互いの乳房を心地よく感じながら答えた。
「ほんと?」
「ええ、お願い・・。」
「うれしい・・。じゃ、おねえさま、ちょっと待ってて。」
 彩香はそう言って幸枝の上を離れた。
 ベッドの足元でバッグから何か取り出している様子である。
 幸枝は少し心細く感じながら、静かに目を閉じて彩香を待った。
「おねえさま、ごめんなさい・・。」
 小さなベッドの揺れと共に彩香は戻って来た。
 幸枝の両足の間に身を置くと、首を伸ばして唇を重ねる。
 彩香の口づけはどぎつく無く、かといって稚拙なぎこちなさも無く絶妙だった。
 同時に自分の女が彩香の手に優しく揉まれ始めて、幸枝はうっとりと頤を反り上げる。
「んふう・・。」
 再び潤い始めたものに苦も無く彩香の指が割り込んだ時、幸枝の身体が小さく戦慄いた。。
「気持ちいい、おねえさま?」
 名残惜しげに唇を離すと彩香は囁いた。
「あ・・あ・・、気持ちいいわ・・。」
 それを聞くと彩香はにっこりと微笑み、頭を下げて幸枝の乳首を唇に含み込む。
「うぐっ・・。」
 幸枝は短い声を上げて身を反らした。
 彩香は優しく微笑みながら幸枝の両脇に両手を付いて言った。
「おねえさま、もう大丈夫そうよ。」
 そう言って再び彩香が乳首に吸い付いた時、幸枝は乳首に彩香の熱い唇を感じると同時に、自分のものが指より大きい何かに押し割られようとしているのを感じた。

「あっ・・・。」
 反射的に幸枝は声を上げ、彩香の身体を押し戻そうとした。
 彩香の両手は自分の両側に付いているはずである。
 幸枝の頭は混乱した。
 すると彩香は幸枝に顔を寄せ、その甘い吐息を吸わせる様にして囁いた。
「大丈夫よ、おねえさま。これ、わたしのよ・・・。」
「ああ、いや・・。」
 幸枝はなおも割り込んでくる得体の知れない物の感触に、両手で彩香の身体を押し戻そうとする。
 しかし彩香はその両手に自分の両手を握り合わすと、万歳をさせる様にベッドに押し付けた。
 しなやかな上体を反らすだけで楽々と幸枝の抵抗をやり過ごし、何かが濡れそぼった中に苦も無くぬめり込んだのである。
「くううっ。」
 幸枝は彩香の手を握りしめて呻いた。

 彩香の細い腰には革のベルトが巻き付いていた。
 そしてそれは白いお尻の間から廻って来た同様の物とも繋がっていて、幸枝を犯した物をしっかりと彼女自身に固定していた。
 ベルトはお尻の盛り上がりより少し上で軽く肉に食い込み、彩香の形の良いヒップをさらに強調している。
 それは小ぶりだが、まさに新鮮な白桃を思わせた。
 そしてその彩香の細い腰が、まるでそれ自体命を持っている様にゆるやかに蠢き始めたのだ。
「ひ、ああ・・・。」
 幸枝は愉悦と言うより、悲しみを思わせる吐息を漏らした。
 それは幸枝にとって、ある意味無理からぬことであった。
 自分の娘と変わらない年頃の女の子に、男との行為の様に凌辱されているのだ。
 そして何より幸枝を苛んだのは、その行為で快感を覚えようとしている自分の身体に他ならなかった。
「おねえさま、大丈夫。これ、わたしのよ。ねえ、わたしの嫌い・・・?」
「はあ・・いや・・・だめ・・。」
「だめ? きらい・・・?」
 幸枝がもうすっかり彩香に愛液を絡ませていることを知りながら、彩香は悲しげな顔で聞き返す。
 そして股間に押し込んだ柳腰を、さらに微妙に蠢かせ続けるのだ。
「きらいなの、彩香のこと・・・?」
 幸枝の肉襞を翻しながら、敏感なしこりを彩香の恥骨が揉み込んでいく。
「おねえさま、ほんとにいやなの・・?」
「彩香ちゃん・・。」
「彩香。悲しいわ・・・。」
 それを聞くと、とうとう幸枝は彩香の背中に両手を廻した。
「好きよ。好きなのよ、彩香ちゃん・・。」
「ああ、うれしい。」
 彩香は両手で幸枝の顔をはさんで強く唇を吸い付けた。
「むぐうう・・・。」
 二人は呻きを上げて抱き合うと、絡み合った女体をさらに狂おしくうねらせていった。

 彩香の男の、いや男の様な行為は絶妙であった。
 緩やかな階段を登る様に快感を送りながら、幸枝の身体がその間合いで登りつめようとすると、ふとはぐらかしたり焦らしたりする。
 また焦れた幸枝が求める寸前に、逆に猛然と責め立てたりした。
 堪らず幸枝は、彩香のお尻の肉に両手の指を食い込ませたものだ。
 幸枝の頭の中を徐々に白い霧が覆い尽くそうとしていた。
 ぽってりとした舌は彩香の口の中でいいように弄ばれ、汗ばんだ二人の身体の狭間から湿った粘着音が湧き上がってくる。
 結婚もせず男性経験も少ない幸枝にとって、こんな快楽の行為は初めてと言ってもよかった。
 泣く様な呻きを上げながら、彩香の腕の中で身を捩らせ続けている。

 幸枝は彩香の唇を振り解いて焼け付く様な息を吐き始めた。
 下からしがみ付いた両手の指が彩香の背中の肉を掴む。
 つま先をシーツに埋めて彩香の動きに合わせて腰をせり上げ始めた。
「おねえさま・・。」
 彩香は唇を離して幸枝の顔に呟いた。
 もう幸枝は愉悦の極みに身を弾けさせるばかりの状態だったのである。
 しかし彩香は、単に幸枝をそんな結末に導こうとしているのではなかった。
「おねえさま、彩香もういきそうっ・・。これ、あたしの中にも入ってるの。おねえさま、お願い、もう我慢できないの。もう、いっていい・・?」
 幸枝は朦朧となりかけていた意識から薄目を開けて彩香の顔を見た。
 身を震わせて快感に耐えながら、切なげな顔が幸枝を見つめている。
 幸枝は疼く様な喜びを覚えた。
「ええ、いいのよ彩香ちゃん。もうあたしも堪らないの。ねえ、お願い、一緒に・・・。」
 彩香は微かに笑みを浮かべると言った。
「うれしい、おねえさま・・。あたし、これ本当は恥ずかしい。でも、こうするのが好きなの。自分でもどうしようもないの。でもおねえさまが喜んでくれたら、ほんとに嬉しい・・。」
「彩香ちゃん・・・。」
 彩香が堪らなく愛おしくなり、幸枝はその華奢な身体をしっかりと抱いた。
「うれしい、おねえさま。彩香、すぐいっちゃいそうよ・・・。」
 そう言うと彩香は、うねりを伴って腰の動きを速めだした。
「んぐう・・、彩香ちゃん、いい・・、いいわ。」
 また強く苛まれ出して、幸枝の身体の芯から燃える様な快感が湧き上がってくる。
“彩香が堪らず絶頂を得ようとして私を求めている・・。”
 幸枝はそう思うと、突き上げて来る快感に激しく腰を振り立てていた。
 彩香の両手が背中に廻され、きつくその身体に抱き寄せられる。
 彩香を締め付ける襞が捲り返され、疼く突起を恥丘に揉み込まれる。
「ああ~おねえさま、彩香もうだめっ!」
「はあっ、あたしももうだめっ。ねえ、もう来てっ!」
「気持ちいい? ねえ、彩香のおちんちん、気持ちいい?」
「気持ちいいわ! 彩香のおちんちん、気持ちいいわ!」
 幸枝は泣かんばかりにそう叫んだ。
 もう自分の叫んでいる言葉など分からなかった。
「うれしい、おねえさま! ああもうっ・・・、いくううっ・・・!!」
 彩香は胴のくびれから下を激しく波打たせた。
 白桃のお尻から細まったウエスト、背中の皮膚の下で目まぐるしく若い筋肉が蠢いている。
 彩香の屹立した物の根元で、弾き立った幸枝の強張りが蹂躙される。
「んぐうううっ・・・・、あはっ! あぐ、いくううっ!」
 耐え切れない絶頂が幸枝の身体を襲った。
 彩香の身体を跳ね上げる様にして、反り上がった身体に痙攣が走った。
 彩香は左手で幸枝の腰を抱き、右手をベッドについてバランスを取りながら、まだ幸枝を許さずに柳腰を蠢かせる。
 半開きの幸枝の唇を唇で塞ぐと、透き通るような唾液を注ぎながら二度三度と腰を打ち付けた。
「んぐううう・・・。ん~ん・・、んぐ・・・。」
 幸枝は彩香の物を固く食い縛りながら甘い唾液を飲み下し、再び地震の揺れ戻しの様に身体を震わせた。
 自然と幸枝の頬を涙が伝った。
 何故か幸枝は、彩香の極みの精を受け入れたように感じていた。

 優しく抱き締められながら、幸枝は彩香の頬に頬を重ねた。
 幸枝の心と体の奥に、幸枝自身さえ計り知れない場所にこの快楽は刻まれていた。
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    • ––––––
      1. ハーレクイン
    • 2013/04/18 15:25
    • ケチをつける気など毛頭ありませんし、「好みは人それぞれ」は百も承知ですから、全く余計なことなのですが、わたしは自作の登場人物にペニバンをつけさせる気は全くありません(好きにしろ)。
      『身体』今回の??
      >普段の幸枝なら、そんな“不条理”は容易に“理解”できることであった
      “ ”は引用者

    • ––––––
      2. Mikiko
    • 2013/04/18 19:53
    •  ペニバンは決して……。
       AVなどで、第三者に見せるためのアイテムではありません。
       これを日常的に使ってるビアンカップルは、大勢います。
       一見、ペニバンを着けてる方は奉仕専門で、自分は何も感じないように思えますが……。
       違うそうです。
       相方を突くたびに、ペニスの裏側がクリを潰し……。
       それだけで、十分イケるのだとか。

    • ––––––
      3. ハーレクイン
    • 2013/04/18 20:21
    • ふーん、やってる方も気持ちいいのか。言われてみれば、だけど、これは♂には想像できんなあ。
      ま、それはともかくペニバン。
      あの見た目はなあ、どうしてもなあ、ちんちんが萎むなあ。

    • ––––––
      4. Mikiko
    • 2013/04/18 20:26
    •  ちんちんを勃てるための道具ではありません。

    • ––––––
      5. ハーレクイン
    • 2013/04/18 21:04
    • ペニバンを用いる女性カップル自身はどうなん。あれを着けた相方を見て興奮するものなのかねえ。白けたりしないんだろうか。

    • ––––––
      6. Mikiko
    • 2013/04/19 06:34
    •  双方とも、イヨーに興奮するそうです。
       キタキター、って感じなんでしょうね。

    • ––––––
      7. ハーレクイン
    • 2013/04/19 13:15
    • ふううううううーん。
      人はそれぞれ、とはいうもののねえ。
      ふううーん。
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