Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
続元禄江戸異聞(三十三)
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「続元禄江戸異聞」 作:八十八十郎(はちじゅう はちじゅうろう)


(三十三)


切羽詰まった呻き声を上げながら、うつ伏せの楓の体が布団の上でくねっている。
その尻の膨らみの間に、きれいに剃り上げた頭が左右に揺れ動いていた。
よく見れば赤蛇尼の舌が菊の蕾を抉る様に蠢き、二本の指が露を垂らした潤みに潜り込んでいる。
「あはああ~っ・・・・、ああもうっ! お願いよっ・・!」
楓は尻の肉をぶるぶると震わせながら、両手で布団を鷲掴みにして訴える。
一度目は全身を舐めまわされた後、指でゆるゆると追い立てられた挙句に、赤蛇尼の舌を吸わされながら果てた。
花弁の上の敏感なものを苛められて、身も世もなく赤子の様に女の舌を吸いながら事切れたのである。
赤蛇尼は最初からきつく責めて、楓を激しい極みに晒す事はしなかった。
身の内に堪った欲望を残らず絞り出す様に、楓の体に愉悦の炎を燃え上がらせていったのである。
「あああ~っ!、いやあっ・・・、ねえっ、もうお願い・・・!」
楓は悲しげに眉を寄せ、とうとう赤蛇尼の顔を揺らしてその尻を振った。
今は期待に反して容易に敏感なものに触れてくれず、快楽の縁でそれを哀願せずにはいられなかったのだ。
延々と気が遠くなりそうな愉悦の炎に身を揉まれ続けている。
赤蛇尼の淫靡な手管で、楓は嫌というほど女の快楽の深さを味わっていた。
「ふふふ、もう困った人ねえ・・・。」
赤蛇尼は尻の間から顔を上げると、楓の体を仰向けに転がし、上から逆さまに体を重ねていく。
濡れそぼったものに顔を近づけ、花弁の上のいきり立ったものを優しく口に含んだ。
「あっはああ~っ!」
泣きそうな声を上げて、楓の身体を痙攣が走った。
だがそんな楓の反応にも、赤蛇尼はあっさりとその唇を離してしまうのだった。
「ああっ、もっと! お願いよう~・・・。」
身をうねらせて訴える楓に、赤蛇尼は意地悪く問いかける。
「もっとじゃあ分かりませんよ・・。どうするの? 私にしてごらんなさい。」
「はあ・・、んんぐうう・・・。」
楓は夢中で赤蛇尼の女の部分に顔を押しあてる。
これよ!、と言わんばかりに桜色の強張りに吸い付いた。
「うっぐっ!・・・・・そう、それが欲しいの・・。ふふふ、分かりましたよ・・。」
楓の窮鼠猫を噛む勢いに、さすがの赤蛇尼もぶるっと裸身を震わせた。
男には情け容赦無く貢がせる悪女が、今は赤子が乳を吸う様に自分のものに吸いついている。ぞくぞくとした快感が赤蛇尼の背筋を這い上がってくる。
楓に太股の間を貪られながら、赤蛇尼の白い背中に、朱色に浮かび上がった大蛇がうねり始めた。
みるみる顔を紅潮させた赤蛇尼が、楓の股に顔をうずめていく。
突然、楓の身体が焼き鏝でも当てられたかの様にくねり返った。
「あはあっ!ひいっ・・・!」
堪らず楓は顔を反らして愉悦の声を上げた。
両手の指が赤蛇尼の尻たぶに食い込み、弓なりに反りあがった乳房が腰のくびれ辺りに弾み付いた。
赤蛇尼のふくよかな唇が、楓のいきり立ったものを覆う様に吸い付いていたのだ。
強く弱く吸い付く口の中で、強張ったものを下から上へと舐め上げる湿った音がする。
「はっ、もうだめっ。ああ、いいっ。・・・・・ああもう外しそうっ!」
しっかりと赤蛇尼に下肢を抱き込まれながら、楓は身をくねらせて極みを訴えた。
両足の指を思いっきり開いて足首が反り返る。
しかし突然、いまわの際で赤蛇尼は急いで身を起こした。
「ああっいやっ!」
そんな不満の声を上げながらも、楓は赤蛇尼が抱きしめに来るのを両手を広げて迎える。
赤蛇尼は左手でしっかり楓の身体を抱くと、右手をその太股の間に差し込んでいく。
「んんもうっ、早くっ! んぐうう・・・!」
眉を寄せて哀願の眼差しを向ける楓の唇を、赤蛇尼の唇が荒々しく吸い塞いだ。
中指と薬指が露を溢れさせて楓の女に沈み込むと同時に、赤蛇尼の右足が楓の左足を抑えて開かせた。
「んんっ・・・ふぐっ、んぐううう・・・・っ!」
濡れそぼったものを二本の指に犯されて、楓は唇を塞がれたまま、赤蛇尼の口の中に狂おしい呻きを放った。
赤蛇尼が右手に筋を立ててその動きを速めるにつれ、楓は両腕を赤蛇尼の首に回して抱きついていく。
そんな楓に赤蛇尼は唇を離して囁く。
「ふうう・・・ほうら、気持ちいいでしょう・・? 男より激しく責めてあげますよ、女だけが気持ちのいい所を・・。はあっ・・今度はもっと、激しく外させてあげますよ・・。」
「ああっ、もう狂うっ! ああ~、してっ、もっとしてっ!」
二本の指で濡れた中を揉み込みながら、露の流れかかる菊の蕾に赤蛇尼の小指がじくじくと潜り込んでいく。
「ぐうっ!、んぐう~~っ!」
思わず楓の背が伸びあがり、びくびくと細かく弾けた。
「ふうっ・・、どうじゃ、もう堪らぬであろうっ? はああ、・・・どうじゃ・・・?」
赤蛇尼は残った親指で楓のしこりの薄皮を撫でながら囁く。
「あああ、いいっ! ああ、もっとねえっ・・・お願いっ!」
固く張った肉芽の上で、親指が薄皮に皺を寄せる。
「おお・・可愛い・・・。はあっ、私のことが好きか・・? ええ? どうじゃ・・・?」
「ああ好きっ・・・。ああもうっ、たまらない・・・好きいっ!。」
親指は弾力を揺るがす様に肉芽を揉み始める。
「おお奇麗じゃ・・。さあっ私のものも触って・・・。」
楓は左手を首から離すと、夢中で赤蛇尼の女に触れていった。
果たしてそこは、自分と同じ様に喜びの涙を流していたのだった。
「はあっ、嬉しい、あたしと同じ・・・。」
「あうう・・、可愛い・・・。 ほれっ、もうよいぞ、果ててみよ、ほれっ。」
狂おしく抱き合う二人の言葉は、もう囁き等という生易しいものではなかった。
溺れ行く者が必死でわらを掴むが如く、極みに向かって互いの快楽を掴みあっていたのだ。
「あはああああ~っ・・・・、ああもうっ!」
楓の裸身に逼迫したわななきが加わり始めた。
腰のくびれに皺を刻みながら、乳房を弾ませて熱い息を吐く。
赤蛇尼は焦点の合わぬ熱い眼差しでその表情を見つめると、蜜壺と菊の蕾の中に指を埋めながら、親指で桜色に強張ったしこりを揉み転がし続けた。
「はあああ~っ! もうっ、もう・・・・・っく! ・・あはあ~っ!!」
「ふうううっ!どうじゃっ、よいかっ、・・よいかっ!!」
「ああ~嬉しいっ!! はあっ、ああっもう駄目っ! はあもうっ・・・・、落ちるう~~っ!!」
噛みつく様に声を荒げた赤蛇尼に、楓は耐え切れずに泣き顔で叫んだ。
赤蛇尼の右手が筋を立てて楓を追い上げる。
赤蛇尼の濡れたものを、強張った楓の手が掴んだ。
「あはあああ~~っ! ・・・あはあっ!! ・・・あはっ・・・!!」
首筋が強張ったかと思うと、楓の腿の内側にぶるぶると痙攣が走る。
「くううっ!・・・・・!!」
腹の表面に肉の形を見え隠れさせながら、赤蛇尼の指を咥えたままの下肢を狂おしく振り立てる。
獣の様な激しい動きが引きつると、楓は声も無く極みに身体を細かく弾ませた。
楓は女の手によって、得も言われぬ快感の奈落に落とされたのだった。
「ううう~~、ああ、可愛い・・・。はあ・・・。」
そんな楓を全身で受け止めた赤蛇尼も、軽い極みに思わず身を震わせたのである。


楓は甘い悦楽の夢からゆっくりと目を覚ました。
しばらく気が遠くなっていたのだろうか、改めて全身にじっとりと汗をかいているのを感じる。
気だるい身を起して、自分を愛しんでくれた女を探した。
今一時、悪女の心を捨て、懐きたい気持ちを受け止めてもらいたかったのである。
その女はもう僧服を着込んで、表に面した窓の脇に身を寄せていた。
何やら雨戸の隙間から表を窺っている様子に見える。
もう遊郭の大引けも過ぎて、明け鴉が鳴くのを待つ間の夜更けである。

「ね、ねえさん・・。」
楓は柄にも無く恥ずかしげな声を出した。
「ん・・・? 気が付いたのですね。」
赤蛇尼は振り返ると、優しげな笑みを浮かべて言った。
「ねえさん、あたし汗かいちゃったから、一緒に風呂でも入ろうよ・・。」
「残念ですが、私はそうもしていられないのです・・。」
再び外に目を向けながら赤蛇尼は答えた。
それを見つめる楓の周りを夜更けの静寂が包む。
「そう、もう行ってしまうのね・・・。」
相変わらず外を窺いながら、赤蛇尼はその呟きに答える。
「お前・・、先ほどと違って、随分優しくなったこと・・・。」
「意地悪。あたしをこんなにしといて。」
一瞬楓は気の強そうな目で赤蛇尼を睨んだが、すぐにまた寂しげに言った。
「ね、じゃあちょっとだけここに来て。もうお別れなんでしょ・・?」
赤蛇尼は窓を離れて、布団の上に起き上がった楓の前に座る。
胸にしなだれかかる楓の身体を、赤蛇尼は優しく抱きとめた。
「また、会える・・・?」
楓は腕の中で小さく呟いた。
「それは、分からない事なのです。私はいつも、明日の事さえ分からない・・・。」
その言葉に、楓は不安の表情で赤蛇尼の顔を見上げた。
「ん・・・・!」
赤蛇尼は楓の肩を離して立ち上がった。
窓の外を窺うと、軒先を音も無く忍び寄る黒麗と目が合う。
赤蛇尼の目が冷たい光を放った。
静かに雨戸から出ていく赤蛇尼の背中を、楓は寂しげに見送るのだった。
続元禄江戸異聞(三十二)目次続元禄江戸異聞(三十四)



コメント一覧
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    • ––––––
      1. ハーレクイン
    • 2012/08/02 10:46
    • 回を重ねて三十三回。
      思えば遠く来たもんだ。
      (中也の方やで。海援隊ちゃうで)
      赤蛇尼、練達の三処攻め。
      焦らしに焦らされた揚句
      たまらず気をやる楓姐さん。
      しかも、一度ならず二度までも。
      >「また、会える・・・?」
      とは、えらく殊勝になったものだなあ。
      四日市ナンバーワン、鼻っ柱もナンバーワンの楓姐さん
      >「私はいつも、明日の事さえ分からない・・・」
      なんか、かっこいいぞ、赤蛇尼。
      ということで、赤蛇尼、楓の、束の間の交合はおしまい。
      なんか、名残惜しいぞ。

    • ––––––
      2. Mikiko
    • 2012/08/02 20:09
    •  どうしても、赤谷を連想してしまう。
       新潟県新発田市にある地区。
       旧赤谷村。
       豪雪地帯です。
       新発田市は、堀部安兵衛の出身地として有名ですね。
       城下町。
       でも市域のはずれは、赤谷地区を始め、とんでもねー田舎です。
       熊が普通に出ます。
       ひょっとして赤蛇尼は、赤谷村の出身ではなかろうか?

    • ––––––
      3. ハーレクイン
    • 2012/08/02 20:35
    • 赤蛇尼→しゃくだに→赤谷
      の連想かな?
      そういえば、初めて赤蛇尼が登場したころ、「しゃくだに」ではもちろん出ないから、「あかへびあま」と打っていた。
      で、時々間違えて「あかへびたに→赤蛇谷」。
      「あーあぁ、またやっちまったよ」で「谷」を消して「あま→尼」。
      何度やったかなあ。

    • ––––––
      4. Mikiko
    • 2012/08/03 07:58
    •  赤蛇尼は、しゃくだにぃぃぃぃ。
       ずーっと、“あかだに”と読んでた。
       人生、新しい発見の連続だのぅ。
       誤変換の件。
       辞書登録すればいいだけだろ。

    • ––––––
      5. ハーレクイン
    • 2012/08/03 10:19
    • 『続元禄』五の後・休憩に、読み方の自己紹介があります。
      ちゃんと読めよ、管理人。
      ちなみに、美夜叉は「びやしゃ」でっせ。
      辞書登録の件。
      もちろんそうなんだけどね。
      めんどくさいし、それにそんなに頻繁に打つこともなかろう、と思ったんでね。
      まさか『続元禄』。
      ここまでの大長編になろうとは。
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