Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
続元禄江戸異聞(二十五)
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「続元禄江戸異聞」 作:八十八十郎(はちじゅう はちじゅうろう)


(二十五)


羅紗姫は桜色に顔を染めながら、もう重たそうな瞼を上げて言った。
「伊織様・・、いつもと違ってお風呂が長いようですが、大丈夫でしょうか・・?」
その問いかけに、うんっ?と顔を上げてお通が答える。
「なに、大丈夫ですよう・・。大方今頃はしっぽりと・・、い、いえ、ゆっくりと風呂で酔いを醒ましてらっしゃるんでさあ・・。」
お通は少々気の毒げな微笑みを、真顔に戻して続ける。
「お姫様、あたしゃ一つだけ解らない事があるんですが・・・。」
「え・・? なんですか?」
改めて廻りの気配を窺うと、お通は声を低めて口を開く。
「こんな思いをしてこの度お国元まで姫様を迎えられるのに、何故今まで江戸で離れてお育ちになったんです・・?」
「え? ・・そ、それは・・・。」
羅紗姫の表情が急に強張り、愛らしい目が落ち着かなく伏せられた。
「い、いえ、おっしゃりたくない事をわざわざ聞くつもりはございません。
ただあたしゃあもう、姫様のお母様と同じ年頃・・。気が楽になる助けにでもなるかと思って・・・。要らぬお節介をして申し訳ございません・・・。」
そう頭を下げるお通に、慌てて羅紗姫は言葉を継いだ。
「そんな、お通さん、そのお気持ち本当にありがたく思います。ただ・・・・。」
羅紗姫は自分の心の整理をつけるかのように目を閉じた。
「実は・・・・、私・・・、生まれながらにして、呪われた子供であったのです・・・。
その為、母上も離縁され、何処とも分からず姿を隠してしまわれたという事です・・。」
お通は自分の求めた答えに二の句が継げず、じっと羅紗姫の顔を見つめた。
「その事を知っているのは、この世に父上と左内様、そして先だっての誰とも分からぬ双子の子供のみ・・・。」
「の、呪われた生まれ・・・?」
お通はもう酔いも醒めたかの様に、悲しげに俯いたままの羅紗姫を見つめたのだった。


洗い場に白く立ち込めた湯気の中で、うねうねと二つの女体が蠢いていた。
女盛りのお蝶の身体が、若くしなやかな伊織の裸身に狂おしく絡んでいる。
互いの濡れたものを指で愛しみながら、荒い息を吐いて互いの唇が離れかかると、また惜しむ様に互いの唇を重ね合わすのである。
「んんっ! んぐううう~うっ・・・!!」
お蝶に唇を与えたまま、眉を寄せた伊織の身体が細かく震えて、柳腰が二三度煽る様に戦慄いた。
お蝶は伊織に指を締め付けられながら、伊織の極みの唸りを口移しに飲み込んだ。
「んぐ・・・んはっ、はあ、はあ、はあ・・・。」
二つ三つ大小の極みを越えて、伊織は二人の唇の狭間で荒い息を吐いた。
薄目を開けて伊織はお蝶の目を見上げる。
「ああ・・・お蝶さん・・・。」
「伊織様、あたしのこと好き・・? ねえ、あの世まで、あたしのこと好いてくださる・・?」
「好き・・お蝶さん、好きです・・。この先どうなっても、私はあなたのもの・・・。」
「伊織様! ああ、あたし幸せ・・・。」
お蝶は再び強く伊織の身体を抱いた。
自分の花びらが伊織の指に露を溢れかけるのを感じながら、お蝶はまた伊織の濡れたものを愛しんでいく。
これまで生娘の伊織を思って、お蝶は伊織の中には指を差し入れないでいた。
明日をも知れぬ抜け忍の身の上を思うと、お蝶は自分亡き後の伊織の事も思いやらずにはいられなかったのである。
もう伊織と情を交わすのもこれが最後になるのではないか・・?
お蝶は伊織と抱き合う喜びを感じながら、この睦みごとが終わってしまうのが怖かった。

「はああ~・・・伊織様・・・。」
「ああっ、・・お蝶さん!」
交差した互いの右手が、狂おしくその動きを強めていった。
互いの背筋を、泣きたい様な切ない疼きが込み上げてくる。
伊織の身体が強張り始めたのを感じて、お蝶は必死にその顔を見つめた。
「ああああ~・・・もうっ!」
伊織の泣き顔にお蝶が答える。
「伊織様っ! ・・ああっ! あたしもっ!!」
耐え切れぬ愉悦が襲い、二人の身体が筋を立てて痙攣する。
「あうう~っ!!」
「はあっ!!」
裸身を極みに縛られながら、二人は互いの目を見つめ合った。
極みが過ぎるのを待ちきれぬ如く、二人は跳ねる身体を競り合わせて唇を重ね合った。


白蝋の屋敷。
蝋燭の炎が妖しく揺らめく一室に、春秋花を除く白蝋の面々が顔を揃えていた。
美夜叉はいつにも増してその冷徹な目を光らせながら口を開いた。
「ここまで皆ご苦労であった。いよいよ役目を果たす時が参った。」
水月、赤蛇尼、そして黒麗は、見回す美夜叉の顔をじっと見つめる。
「恐らく明後日、あやつらが鳴海を出て桑名に辿り着く前に奇襲をかけよ。」
水月は黙って赤蛇尼と黒麗に視線を向け、二人はその眼差しに頷いた。
「ただ、相手は腕の立つ忍びが二人付いておる。獲物の姫と若侍にばかり気を取られていると、背後からその忍びに不覚を取る。
よいか、忍びを見つけたら数を頼んで、先ずそやつらを片付けよ。
姫と若侍を先の宿場に行かせても、まだ道程は十分にある。外堀が埋まれば、後はどうにでも始末できる。よいな・・・。」
「はい・・・。」
美夜叉は妖しい笑みを浮かべると、傍らの水月に問いかける。
「今、見張りに付いておるのは春秋花か・・?
春秋花はまだ相手の忍びには顔を知られておらぬ。鳴海で相手の忍びに裏を仕掛けよ。
先だって取り逃がした相手、二人が裏をかいた後はお前が仕留めるのじゃ。」
「はい、承知しました・・。」
水月は涼やかな顔に妖しい殺気を浮かべて頷くと、二人を引き連れて座敷を出て行く。
また役目に戻って行く配下を見つめながら、美夜叉は小さく呟いた。
「ただ、国元へお呼び出しのかかったお方様の事が気懸りじゃのう・・。おかしな方へ事が動かねばよいが・・・。」



伊織たちが初めての酒で覚悟を決めた二日後、幸いにこの日も何事も無く鳴海の宿へたどり着けそうであった。
江戸を旅立ってからもう、二十四日目の夕刻である。
伊織、羅紗姫そしてお蝶は町中の旅籠へと入って行った。
編み笠を目深に被ったお通は、粋な芸人姿に三味を抱えて、旅籠近くの人通りをそれとなく窺っていた。
“なんだい、このお蝶の着物・・・あたしにゃちょっと大きいよ。
ったく粋じゃあない。いつの間にあんなに大きくなったんだろう・・?"
辺りに目を配りながら、お通はしきりに着物の合わせ目を気にしている。
“しかしあの子も賢くなったもんだ。鳴海から先の道中、今日なかなかいい手を考えついたからねえ・・・。”
そんな事を思いながらゆっくり足を進めるお通の耳に、背後から慌ただしく駆け寄ってくる足音が聞こえた。
瞬時にお通が振り返ってみると、四五間先をまだ十代半ばの娘が必死に走って来る。
「おばちゃん助けてっ! 妹がっ、妹が死んじゃうっ!!」
少女はお通の袖に縋り付くと、そう泣き叫ぶのであった。
「い、今おばちゃんは・・・。ああもうっ、一体どうしたんだいっ?」
「妹が川に落ちてっ、ああ~ん、お願い! 早くっ!!」
「どっ、どこだいっ?!」
仕方なくお通は少女と一緒に走り出した。
ものの五十も数えぬ内に、少女とお通は人気の無い河原へと走り出た。
もう自力で這い上がったのか、一人の少女がうつ伏せに川岸に倒れ込んでいる。
お通は三味線を放り出して駆け寄ると、その少女の身体を仰向けにした。
濡れた着物の前を開けて、まだ固めに膨らんだ胸に耳を当てる。
「よし、まだ息がある。」
そういうとお通は、少女の胸を何度も強く両手で押した。
やがて激しくむせ返ると同時に、水を吐いた少女がうっすらと目を開いた。
「うわああ~ん、秋ちゃん、よかった~・・・。」
「あ・・・、は、春ちゃん・・。」
春と呼ばれた少女は、助けられた少女に抱き付いて泣き出した。
身を起こした少女の息が整うのを見届けると、お通は笑顔になって口を開く。
「よかったね、もう大丈夫。へえ、あんたたち双子か。家はどこなんだい?」
春という少女は泣き濡れた顔を上げて答える。
「おばちゃん、本当にありがとう・・。あたい達の家はこれよ。」
「これって・・、これがあんたたちの家かい・・・?」
お通が目を丸くして見やった先には、覆いの付いた一層の川船が川岸に浮かんでいるばかりであった。
「お父ちゃんとお母ちゃんは、どうしたんだい?」
少女は悲しげに俯くとお通に答えた。
「あたいたち、おとうちゃんは知らない・・。お母ちゃんはここで仕事してたんだけど、先月病で死んじゃったの・・・。」
「川船で仕事・・・。」
お通はそれを聞くと、黙って少女達の顔を見つめた。
「おばちゃん、あたしたちが獲った魚もあるのよ。お願い、遠慮せずに入って。」
「で、でも今あたしゃね・・・。」
「お願いよ、おばちゃん。助けてもらったお礼もしたいし、それに今夜はあたいたちおばちゃんと一緒で寂しくないもの・・。」
お通は頑是ない目で見つめられて、仕方なく答えた。
「そうかい・・。じゃあ、ちょっとだけだよ。」
「あはは、ありがとう。」
お通は束の間の慰めになればと思い、船の覆いの中へ入って行った。
しかし二人の少女はお通の後姿を見やりながら、その顔に意味深な笑みを浮かべたのである。
続元禄江戸異聞(二十四)目次続元禄江戸異聞(二十六)



コメント一覧
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    • ––––––
      1. ハーレクイン
    • 2012/06/07 09:13
    • 要するに双子、ということか。
      昔は双子を生んだ母親は「畜生腹」と嫌われたらしいからなあ。
      いまなら双子ってだけで芸能界デビューしやすいのは、ザ・ピーナッツの故事!や、近くは茉奈佳奈を持ち出すまでもなく“周知の事実”。
      かんけーないけど、近くに「マナカマナ」というネパール料理店があります。入ったことないけど。
      なんかチェーン店みたいですね。
      しかし羅紗姫様。
      >先だっての誰とも分からぬ双子の子
      って、今までこんな話題出ましたっけ?
      お蝶さん。
      >もう伊織と情を交わすのもこれが最後になるのではないか
      うーむ。
      今生の別れの情交か。
      ええ覚悟だが、死んではならぬぞ、お蝶さん。
      はい、大変長らくお待たせしました。
      尾張白蝋衆の襲撃場所決定!
      「鳴海宿と桑名宿の間」
       (地図は『続元禄二十』のMikikoさんのコメにあります)
      ふむ、ということは……。

    • ––––––
      2. ハーレクイン
    • 2012/06/07 15:04
    • とんでもない読み違い。
      「誰ともわからぬ双子の子供」ってのは、羅紗姫様ではなく春秋花のことじゃねえか。
      となると、事は掛川、野口家の湯殿での一件だな。
      やはりあの時、春秋花に見られていたか、羅紗姫様のひ・み・つ。
      そらそうだ、二人がかりで姫様の両脚を無理やり開かせおったもんなあ。
      大胆な奴ら。本来ならお手打ちもんだぜ。
      ということで「呪われた子」羅紗姫様の秘密というのは、やはり“あれ”でいいわけだ

    • ––––––
      3. Mikiko
    • 2012/06/07 19:50
    • -----------------------------------------------------------------
      ■ノックス(1888年~1957年)の十戒
      1. 犯人は小説の初めから登場している人物でなくてはならない。又、読者が疑うことの出来ないような人物が犯人であってはならない(例、物語の記述者が犯人)。
      2. 探偵方法に超自然力を用いてはならない(例、神託、読心術など)。
      3. 秘密の通路や秘密室を用いてはいけない。
      4. 科学上未確定の毒物や、非常にむつかしい科学的説明を要する毒物を使ってはいけない。
      5. 中国人を登場せしめてはいけない(当時の欧米における人種感の反映)。
      6. 偶然の発見や探偵の直感によって事件を解決してはいけない。
      7. 探偵自身が犯人であってはならない。
      8. 読者の知らない手がかりによって解決してはいけない。
      9. ワトソン役は彼自身の判断を全部読者に知らせるべきである。又、ワトソン役は一般読者よりごく僅か智力のにぶい人物がよろしい。
      10. [色:FF0000]双生児[/色]や変装による二人一役は、予め読者に[色:FF0000]双生児[/色]の存在を知らせ、又は変装者が役者などの前歴を持っていることを知らせた上でなくては、用いてはならない。
      -----------------------------------------------------------------
       もちろん、『続元禄江戸異聞』では、予め読者に知らせてありますし……。
       そもそも推理小説じゃないので、関係ありませんが。
       HQさんの年代だと、「こまどり姉妹」がまず出るんじゃないのか?
       ザ・ピーナッツが『モスラ』で歌った歌は、永遠に残るでしょうね。。
      http://www.youtube.com/watch?v=K_wQEQiVfoc&feature=related

    • ––––––
      4. ハーレクイン
    • 2012/06/07 20:37
    • これに敢えて違反した推理小説は数多いそうですね。
      例えば、ドイル『まだらの紐』、クイーン『Yの悲劇』(よう知らんけど)。
      そもそも、ノックス自身が違反しているらしいし。
      5.はフー・マンチューみたいな人物を念頭に置いているそうです。
      筒井康隆氏『ロートレック荘事件』は……10.に違反してるのかなあ。よくわからないんだよ、この作品。
      こまどり姉妹のキャッチフレーズは「演歌版ザ・ピーナッツ」
      ほぼ同じ年代・時期に活躍した二組ですが、こまどりの苦労は、病気、事故、借金など大変なものだったとか。
      ♪モスラ~やっ、モスラ~

    • ––––––
      5. Mikiko
    • 2012/06/08 07:52
    •  ザ・ピーナッツとこまどり姉妹は、同年代か。
       てっきり、こまどり姉妹の方が古いのかと思ってた。
       ヴァン・ダインの二十則というのもありました。
      -----------------------------------------------------------------
      ■ヴァン・ダイン(1888年~1939年)の二十則
      1.事件の謎を解く手がかりは、全て作中にはっきりと記述されていなくてはならない。
      2.作中の人物が仕掛けるトリック以外に、作者自身が読者を騙すようなトリックを仕掛けてはならない。
      3.ストーリーを読み解く上で意味のないラブストーリー的要素を登場させてはならない。
      4.探偵自身、または探偵役に該当する人物が犯人に急変してはならない。これは読者を騙すアンフェアな手である。
      5.作中で起きる事件は論理的な推理・考察によって解決されなければならなず、偶然・暗号・または唐突なる犯人の自供によって真相が暴かれることがあってはならない。
      6.探偵小説には必ず探偵役が登場しなければならず、その探偵役または関連する人物によって謎解きが成されなければならない。
      7.死体を登場させなければならない。殺人無き長編小説では読者は興味を示さないだろう。
      8.占いや心霊術、読心術などで事件の真相が暴かれてはならない。
      9.探偵役は一人が望ましい。複数居ては事件の考察が分散しやすくなり、読者の混乱を招くことになる。
      10.犯人は物語の中で重要な立ち位置にある人物でなければならない。物語の終盤で初登場した人物が犯人となるのはアンフェアである。
      11.端役の使用人が犯人であってはならない。そのような立ち位置の人物が犯人ならば小説にするほどの価値は生まれない。
      12.いくつ殺人事件があっても、真犯人は一人でなければならない。但し端役の共犯者がいてもよい。
      13.探偵が登場する作品においては、秘密結社など非合法の組織が犯人役であってはならない。組織が犯人では金銭などの援助を受けられる為アンフェアである。
      14.殺人の方法及び、それを暴く探偵の捜査方法は合理的かる科学的でなけばならない。例えば殺人の方法が毒殺の場合、未知の毒薬を使ってはならない。
      15.事件の真相を暴く為の手がかりは、作中の探偵が明らかにする前に全て読者に提示されなくてはならない。
      16.ストーリー展開に影響を及ぼさない描写や文学的表現は省略すべきである。
      17.プロの犯罪者を犯人にしてはならない。一般人に収まらない犯罪者なら警察が片づけるべきであり、読み物なら一般人に推理できる犯罪者が望ましい。
      18.事件を犯人の事故死や自殺で終わらせてはならない。このような終わらせ方は読者にとっては詐欺である。
      19.犯罪の動機は個人的なものでなければならない。組織的な動機や陰謀の類ならばスパイ小説で書くべきである。
      20.既存の推理小説で使い古された手法は使うべきではない。以下に一例を記述する。
       ・犯行現場に残されたタバコの吸殻と、容疑者が吸っているタバコを比べて犯人を決める方法。
       ・インチキな降霊術で犯人を脅して自供させる。
       ・指紋の偽造
       ・替え玉によるアリバイ工作
       ・番犬が吠えなかったので犯人はその犬に馴染みのあるものだったとわかる。
       ・[色:FF0000]双子[/色]の替え玉トリック。
       ・皮下注射や即死する毒薬の使用
       ・警官が踏み込んだ後での密室殺人
       ・言葉の連想テストで犯人を指摘すること。
       ・土壇場で探偵があっさり暗号を解読して、事件の謎を解く方法
      -----------------------------------------------------------------
       ノックスとヴァン・ダインは、奇しくも同じ年の生まれでした。
       しかし……。
       こんな規則なんか作らなくたって……。
       つまらない作品は、自然淘汰されるだけと思うけどね。
       梅雨の時期になると思い出すのが、横溝正史。
       大学のころ、授業をサボって、部屋に閉じこもって読んでました。
       遮光カーテンを閉めて、真っ暗にしてね。
       もちろん読むのは、おどろおどろしい伝記推理小説。
       至福の時間でした。

    • ––––––
      6. ハーレクイン
    • 2012/06/08 12:44
    • なるほど。
      『由美美弥』女子高の場の終焉は、第18則に反するわけだな。
      しかし、この二十則やノックスの十戒を見ていると、「探偵小説」の時代は終わったんだなあ、と思います。
      特に、第3、7、11、16則、そして第18則。
      日本で、このあたりを破り始めたのは、やはり松本清張でしょうね。

    • ––––––
      7. Mikiko
    • 2012/06/08 21:58
    •  わたしは詐欺師か。
       でも、「一度死んだ者を、憑依霊として再登場させてはならない」という規則は無いようだね。

    • ––––––
      8. ハーレクイン
    • 2012/06/09 01:29
    • んな規則、あるわけなかろう。
      ヴァン・ダインの二十則は「推理小説」を書く上での指針だ。
      「SF」や「オカルト」や「ホラー」や、ましてや「ゴシック系長編レズビアン小説」には関係ないわなあ。
      「十」戒や、「二十」則を見てると疼いてきた。
      やめよ思たけど、書くか。
      ロボット「三原則」。
      SFの大御所、「ロボットもの」の創始者、アイザック・アシモフが、その作中で「ロボットが従うべき大原則」を、「ロボットの頭脳(アシモフはその一連の作品中で『陽電子頭脳』と表現している)に刻み込まれている規範」として提唱した。
      ●第一条 ロボットは人間に危害を加えてはならない。また、その危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない。
      ●第二条 ロボットは人間に与えられた命令に服従しなければならない。ただし、あたえられた命令が、第一条に反する場合は、この限りでない。
      ●第三条 ロボットは、第一条および第二条に反するおそれのないかぎり、自己を守らなければならない。
      このアシモフの三原則と似た規範が、鉄腕アトムの頭脳にも刻まれているそうです。
      なお「ロボット」という語は、例の、『園芸家12カ月』のカレル・チャペック、SF作家チャペックの造語です。
      チャペックはSF戯曲『ロボットR.U.R.』において、「労働」を意味するチェコ語、robota(スラブ語の「隷属」の意)を基に、「ロボット」という語を創始しました。
      チャペックは、SFの古典『山椒魚戦争』で、アドルフ・ヒトラーとナチズムをボロクソに批判しました。
      そのため1939年3月15日、ドイツがプラハを占領した際、ゲシュタポは最優先で彼を逮捕するためにチャペック邸に乗り込みましたが、その前年に彼は死亡していました。
      嵐で荒れた庭の手入れをしたことが原因でひいた風邪が悪化、1938年12月25日の未明、肺炎により死去したそうです。
      このとき、奥さんのオルガが、ゲシュタポに痛烈な一言を投げつける、という一幕があります。
      奥さんも根性の座った人だった、ということですがさあ、何と言ったのかなあ。前から調べてるのだがわからんのだよ。
      Wikiによりますと……、
      「チャペック夫人は夫が前年に死亡した旨、皮肉を込めて丁寧に返事したという」。

    • ––––––
      9. Mikiko
    • 2012/06/09 08:25
    •  「みなさま、いらっしゃるのが少し遅かったようですわ」と言ったようです。
       チェコって、12月でも庭の手入れが出来るんですね。
       雪に埋もれる地域かと思ってた。

    • ––––––
      10. ハーレクイン
    • 2012/06/09 11:56
    • ほおう。
      Ms.チャペック「みなさま、いらっしゃるのが少し遅かったようですわ」かあ。
      ふううう~む。
      ゲシュタポの隊長(でいいのか)はどう返答したんでしょうね。
      旧チェコスロバキアは、政体も国体も二転三転四転五転……を経て、現在チェコ共和国とスロバキア共和国の二国に落ち着いています。
      チャペックの“祖国”はチェコ共和国ということになりますが……。
      チェコは、意外と温かいようです。
      夏は涼しく、冬は暖流(北大西洋海流など)と偏西風によって暖かい空気が流れ込むため、緯度の割に寒くない。
      ま、これはヨーロッパ諸国に共通の気候でしょうが。
      ですから、日本では西日本(北緯30度~40度)に分布する「照葉樹林」が北緯45度~55度の中部ヨーロッパに見られます。
      チェコ&スロバキアは、いわゆる「ボヘミア高原」にあります。
      北には山脈。国土の多くは高原、森林、丘陵や農耕地、それに肥沃な河川流域。
      主要河川は、エルベ川、ヴルタヴァ([色:FF0000]モルダウ[/色])川、モラヴァ川、オーデル川。
      ボヘミア、モラビア、スロバキアの三地方。
      チェコスロバキアの人といいますと……、
      何といっても『我が祖国』-『モルダウ』のスメタナ。
      言わずと知れたドヴォルザーク(『スラヴ舞曲集』『交響曲#9新世界より』etc.etc.……)。
      体操のベラ・チャスラフスカ。
      テニスのマルチナ・ナブラチロワ。
      チェコスロバキア初代大統領はT.マサリク。
      んでもって、遺伝学の始祖、G.J.メンデルはチェコ・ブルーノの出身。
      これに加えてチャペックですからね。
      いやあ、すごい国だなあ。チェコ、チェコスロバキア。
      『リュック』第三景の陽子ちゃんの行きたい国は「オランダ」ですが、わたしは「チェコスロバキア」だなあ(さりげない番宣)。

    • ––––––
      11. Mikiko
    • 2012/06/09 13:16
    •  “草津”を、さまざまな国名に置き換えた替え歌を聞いたことがある。
       確か……。
       ♪チェコスロバキア良いとこ、一度はおいで、ドッコイショ
       という歌詞も、あったような。
       酔っ払った叔父が歌ってたんだっけかな?
       番宣はいいから、早く原稿をよこせ!

    • ––––––
      12. ハーレクイン
    • 2012/06/09 21:17
    • 替え歌というのか。
      工夫が無いのう。
      それに、「草津」に対するに「チェコスロバキア」では全然字数が合わぬではないか。
      すまん、原稿は明日まで待ってくれ。
      紺屋、おっと今夜は徹夜してでも書くからな。
      幸い、話も、徹夜話だし。
       (何が幸いや!)

    • ––––––
      13. Mikiko
    • 2012/06/09 22:34
    •  わざと、音数の合わない長い国名を歌いこむところに、面白みがあるのではないか。
       「朝鮮民主主義人民共和国よいと~こ」ってのもあったな。
       原稿を待たせるとは……。
       偉そうな素人じゃ。

    • ––––––
      14. ハーレクイン
    • 2012/06/09 23:32
    • それでは手拍子が合わんくなるではないか。
      ま、上手く歌えりゃご喝采、だな。
      原稿を待たせる素人作家。
      直木賞を取ったような気分だなあ。
      編集「センセ、次作は是非うちで」
      作家「あ、君んとこは次の次ね」
      なあんちゃって。
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