Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
続元禄江戸異聞(十四)
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「続元禄江戸異聞」 作:八十八十郎(はちじゅう はちじゅうろう)


(十四)


十二日目の夕刻、伊織たち一行四人は、無事掛川野口家の門をくぐった。
「よくお立ち寄りくださった。何もお構い出来ませぬが、屋敷内外に三十名ほどの警護の者を配備しております。どうか安心して、暫時お身体をお安めください。」
当主野口斉昭は頼もしげな笑みを浮かべて、座敷に向かい合った伊織たち四人に言った。
伊織は一行に代わって口を開く。
「斉昭様の有難きお言葉、そしてこの様な行き届いたお取り計らい、今の私共には天の助けと感じ入りましてございます。長旅の支度直しの為、二日ほどの間、何卒宜しくお願い致します。」
羅紗姫も深々と頭を下げて挨拶をする。
「羅紗姫にございます。此度はこの様な有難きお志に預かりまして、お礼の申し上げようもございません。何卒宜しくお願い致します。」
斉昭は若い二人の真摯な趣に、深く頷いて答えた。
「丹波までの道のり、誠に大儀な事でございましょう。どうか何事も遠慮なさらず、我が家と同じつもりでお寛ぎくだされ。
それからこれは某の内儀、妙にございます。どうか何なりとお申し付けくだされ。」
「妙にございます。何かと行き届きませぬが、ご滞在中何なりとお申し付けください。」
妙はそう言うと、深々と頭を下げた。しかし何故か今日は、その明るく利発そうな表情に陰りが見えるのだった。
妙の指図で、控えていた腰元たちが羅紗姫一行を部屋へと案内する。

伊織たちは設えられた部屋で旅支度を解き、ほっと一息ついた。
開け放たれた縁側から庭を見ると、7,8人の警護の者が周囲に油断の無い視線を巡らせている。
お蝶はその様子を見やりながら口を開いた。
「この警護では白蝋も迂闊に手を出すのは難しいでしょう・・。
ここに滞在の間に、あたしは加勢を頼んで来ようと思うんです。」
「加勢・・・?」
伊織はお蝶の意外な言葉に問い返した。
お蝶はじっと伊織の目を見て口を開いた。
「あたし達は白蝋に知られちまった上に、いよいよ敵の本拠地尾張に近づいて参ります。
このままでは、そこを通り抜けるのは至難の業かと・・・。
幸い舞阪には、あたしの師匠とも言うべき女が住んでいます。もう年も三十半ばを過ぎて抜け忍になっておりますが、そこに頼るしか道は無いかと・・。」
それを聞くと伊織は不安そうに言った。
「しかしお前一人で大丈夫か? それにその方は、頼みを聞いてくれるだろうか・・?」
「ええ、あたしなら大丈夫。無駄に分かれて、あたしだけ追って来る事もないでしょう。」
お蝶は頼もしげな笑みを真顔に戻して続ける。
「加勢は難しい事でしょうけど、姉妹同然のあたしの頼みならきっと聞いてくれるはず。
ひと休みしたら、あたしは先に出立して浜松で待っております。」
藩境までは、野口家より警護の者が同行する事になっている。
お蝶の言う通り、尾張に足を踏み入れてからが正念場になることは明らかだった。

羅紗姫は庭に向かって座ったまま、伊織たちも巻き込んだ自分の運命に思いを馳せていた。
もう日も暮れかかった庭の景色を眺めていると、警護の者の間を縫う様にして二人の少女が走り出て、楽しげに毬をつき始めた。
「あらっ、まあ可愛い。」
羅紗姫は瞳を輝かせてその様子を見ている。
「ねえ、伊織様。私も仲間に入りたいのですが・・。」
羅紗姫は堪りかねた様に伊織に訴えた。
「ええ? ・・お部屋にじっとしていただかねば・・・、と申し上げたいところですが、羅紗姫様にも気を張り詰めた長旅で、お心を晴らす事も必要でしょう・・・。
念のため、私もお傍に付いております。」
伊織も毬をついて遊んだ少女の頃の自分を思い出していたのだ。
二人は草履を履いて庭に下り、少女達に近づいて行った。
「まあ可愛らしい。双子なのですね・・。私も仲間に入れてもらえまいか・・・?」
「うん、いいよ・・。おねえちゃん、あたしたちの言う通りに毬をつくんだよ。」
二人は愛らしい笑顔を見せると、毬をつきながら歌い始めた。
伊織は傍に立って、三人が楽しそうに毬をつくのを見ている。
その顔は、斜に前髪を垂らした若侍の髪が無ければ、妹を見る優しい姉の表情と変わらなかった。

やがて羅紗姫の額に玉の汗が浮かんだ頃、縁側から妙の声がかかった。
「恐れながら羅紗姫様、お湯の用意も出来ましてございます。長旅のお疲れと共に、汗をお流し頂けたら幸いに存じます。」
毬をつく手を止めて、羅紗姫は答える。
「はい、有難うございます。それでは、遠慮なく・・・。」
それを聞いた双子は目を輝かせて口を開いた。
「わあ、いいなあ、おねえちゃん。あたし達も一緒に入りたい。」
「え・・? ・・で、でも・・・。」
姫は双子の屈託の無い要求に少々戸惑っている。
そんな様子を見て、伊織の脳裏にこれまでの旅が蘇った。
宿の主人に安からぬ金を掴ませて、限られた時間伊織たちだけに風呂を使わせてもらっていたのだ。
これは、伊織自身にもやんごとなき理由はあった。
しかし敵襲に備えて着物姿で寝ていた伊織のみならず、羅紗姫も自分の身体に過敏な配慮をしているのが窺われた。
寝起きの時など、伊織が一旦部屋を出て行かなければ、姫は掛布団さえ開こうとしなかったのだ。
「おねえちゃん、お願い! あたしたちも汗かいて気持ち悪いの。ねえ、いいでしょう・・?」
「え、ええ、それでは・・・。」
羅紗姫は、まだ晴れぬ表情のまま頷いた。

三人が風呂場に入っていくと、中から双子のはしゃいだ笑い声が聞こえてくる。
伊織は油断なく廻りに気を配りながら、中の様子にも耳を立てていた。

足首まである湯あみ用の襦袢を纏った姫は、身を屈ませてかかり湯を使っている。
白い襦袢に湯が染み透り、その中の羅紗姫の肌を透かしていく。
襦袢の白に負けないほど胸元の肌は輝き、まだ固そうに張った乳房の先には、白紙に朱をぼかした様に初々しい乳首の面影が透けていた。

まんまと羅紗姫と風呂を共にした春秋花は、やっと丸みを帯び始めた裸体を姫に寄り添わせながら、その身体を覗き込む。
「わあ~、おねえちゃん、とっても綺麗。あたし達もおねえちゃんみたいに、そんな綺麗になれるかしら・・・。」
春花がうっとりした口調で呟いた。
「あなた達も、とても可愛いですよ。もうすぐ、うんと綺麗になるに決まっています。」
姫は少し恥ずかしげに身を縮めながら、優しい笑顔で二人に言った。
「でもあたし、まだ胸も小さいまま・・。おねえちゃんみたいに、綺麗な胸になるかしら・・?」
秋花は膨らみかけた自分の胸に手を宛がいながら、心配そうに言う。
「大丈夫ですよ。私があなた方と同じ年の頃は、まだそんなに膨らんではいなかったのですよ。」
「本当、おねえちゃん?・・こんなに大きくなるかなあ・・。」
秋花の右手が無邪気に伸びて、ふいに襦袢の上から羅紗姫の右の乳房を包み込んだ。
「はっ!」
「わあ、あたしにも触らせて。」
姫が一瞬息を詰めたと同時に、春花も襦袢越しに姫の左の乳房を手で包み込む。
「柔らか~い・・。何だか気持ちいい。」
言うが早いか、双子の手が左右から姫の襦袢の合わせを引き開けた。
まだ固さを残した両の乳房が、細かく揺れながら弾け出た。
「こ、これっ、あなたたち。」
羅紗姫が思わず声を上げると、春花が寂しげに口を開いた。
「ごめんなさい・・。あたしたち親兄弟もいなくて、お母ちゃんとお風呂に入った時のこと、・・思い出しちゃったから・・・・。」
「まあ・・・。」
羅紗姫は両の乳房に双子の手の温もりを感じながら呟いた。
「もう赤ん坊じゃなかったけど、時々ふざけてお母ちゃんのおっぱい吸ったのよ。」
「お母ちゃんは、その時笑ってたわ・・。」
「まあ、そうなのですか・・・。」
羅紗姫は無邪気に笑いかける少女達の顔を見つめた。
「それを思い出しちゃった。おねえちゃん・・、ちょっとだけ吸っていい・・・?」
「ええっ!?」
「お願い、ちょっとだけ、お願いよ・・・。」
頑是ない目で見つめられて、姫は仕方なく頷いた。
「わあ、うれしいっ。ありがとうおねえちゃん。」
双子は嬉々として、羅紗姫の両の乳房の先へ吸い付いていった。
「うくっ・・・。」
姫はとたんに背筋を伸ばし、たおやかな身体を震わせた。
衣擦れなどとは比べようもなく、乳房の先から甘い刺激が走ったからである。
羅紗姫は長い睫毛を閉じた。
二つの可愛い唇は、まだ目立たぬ姫の乳首を吸い立たせ、舌を戯れかけては切ない疼きを身の内に送り込んでくる。
まだ揺れる程の柔らかさも無い両の乳房が、双子の唇を受けてぷるぷると震える。
羅紗姫は身を捩りたくなる刺激を感じて、太腿を閉じ合わせて身体を固くした。
その時春秋花は、左右から姫の膝に手をかけて、思い切ってそれを引き開けた。
「はっ!」
姫は小さく驚きの声を上げた。
双子の視線が開いた足の間に注がれる。
二人は異様に輝きを増した視線を交し合った。
「おねえちゃん・・、これはな~に・・?」
そう問いかけると、春花は淫靡な笑みを浮かべながら、羅紗姫の足の狭間に手を伸ばしていった。

伊織は風呂場の前で改めて耳を澄ました。
先程までは、何やら小さい話し声や湯を使う音が聞こえてきた。
ところがしばらくの間、風呂の中は寂として物音ひとつしなくなったのである。
今一度中の様子を確かめねばと、戸口に耳を寄せたとたん、
「あっ、はっ、うくっ・・。」
風呂の中で、喉から絞り出す様な姫の声が聞こえた。
「姫っ!姫っ!どうかなされましたかっ!? ・・姫っ!」
今にも戸口を開けようと呼びかけた時、急に洗い場を流す音がして、羅紗姫の息の上がった返事があった。
「い、伊織様、何でもありません・・。ちょっと足が滑っただけです、どうぞご心配なく。
じ、直に上がります。」
伊織は胸を撫で下ろしながらも、何か姫の言動に不自然なものを感じた。
それは以前、峠で姫を背負った時と同じ様に、伊織の心に微かな疑問を覚えさせるものであった。
続元禄江戸異聞(十三)目次続元禄江戸異聞(十五)



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    • ––––––
      1. ハーレクイン
    • 2012/03/22 18:13
    • お蝶さん。
      舞坂宿に味方がおるとな。
      それは頼もしいがしかし、先ず無事に掛川宿を抜けられるかどうかが先決だと思うがのう。
      案の定、巧みに羅紗姫様に取り入る春秋花。宿に下がったのではなかったのか!
      ついに明かされるか、羅紗姫様のひ・み・つ。
      当然、ここで引っぱるわなあ。八十郎さん。

    • ––––––
      2. Mikiko
    • 2012/03/22 20:06
    •  こんなイメージでしょうか。
      http://blog-imgs-37.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20120322175548117.jpg
       お風呂は、こんな感じか?
      http://blog-imgs-37.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20120322175547f13.jpg
       これは、家族風呂のようです。
       ひょっとしたら、来客用が別にあるのかも。
       お湯は、湧かすのではなく、台所から運んだそうです。
       ↑の画像は、『会津武家屋敷』のもの。
       イメージづくりの参考までに。
      http://www.uraken.net/rail/travel-urabe222.html
      http://kamokujin.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/post-9535.html
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