Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
続元禄江戸異聞(弐)
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「続元禄江戸異聞」 作:八十八十郎(はちじゅう はちじゅうろう)


(弐)


「まあっ、丹波の国までですって!」
お蝶は思わずその大きな瞳を見開くと、憂いを含んだ眼差しで伊織を見つめた。
「うん、それもここ二、三日が内に出立することになるだろう。姫をお守りしながらの大事なお役目だ。お前ともしばしの別れになるが、達者で暮らせよ・・・。」
伊織は厳しい顔付きでそう言った後、労わるようにお蝶を見つめた。
「いやっ・・・、いやっ、そんなの!」
お蝶は肩を揺すってそう叫ぶと、白い歯で下唇を噛んで伊織を睨んだ。
もうその瞳は、ゆらゆらと潤み始めている。
「私も辛いのだ・・・。だが分かってくれ、お蝶。大事なお役目もさることながら、この度はどんな危うい出来事に晒されても不思議ではない。」
「危うい事って・・・?」
お蝶は睨んだ目に不安を浮かべながら問いかけた。
「事実、密書を届けたお庭番は、尾張白蝋という忍びのかたわれに襲われたとこの密書にも記してある。」
「お、尾張白蝋ですって!」
お蝶の顔付がみるみる険しく変化した。
伊織はお蝶のただならぬ気配に問い返す。
「お前、この名前を知っておるのか?」
「あたしたち忍びの中で、この名前を知らない者は居りません。白蝋は女ばかり四、五人の小さな九の一の集まり・・・。
大きな殺生や戦には姿を見せぬ忍びではございますが、その役向きでは、あの将軍様の大奥の中でも大仕事をやってのけるほどの者達でございます。
そしてその首尾に仕損じの試しは無いと・・・。」
「そうか、九の一、女の内にあっては比類なき忍び・・・、それで姫の暗殺を・・・。」
伊織はそう呟いて長い睫毛を閉じると、腕を組んで考えこんだ。
「ようござんす。あたしも伊織様に付いてまいります。」
お蝶はきっぱりとした口調で伊織に言った。
「ばかを言うな。この度は姫も一緒の大事なお役目なんだぞ。」
それを聞くとお蝶は、何気なく視線をあらぬ方へ向け問いかける。
「ねえ伊織様・・。そのお姫様って、お綺麗な方・・・?」
「うむ、まだ一度お会いしたばかりだが、何と言うか・・、まだ汚れの無い水晶のようなお方であった。」
伊織はその面影が脳裏に蘇ったのか、夢見るような眼差しで言った。
「うんっ、まあっ・・・。もう、ようござんす。お許しが無くとも、あたしは勝手について参ります。」
「だめだ、だめだ! 姫のこともさることながら、抜け忍のお前も危険に晒されることになるのだぞ。」
叱りつけられたお蝶は、黙って立ち上がると勝手場の方へ姿を消した。
やがて戻って来たのを見れば、その手に八寸の出刃包丁を掴んでいる。
お蝶はその刃物を、自分の白いのど元に突き付けながら言った。
「お許しが無ければ、あたしはここで喉を突いて死にます。一緒に行けなければ、あたしにとって死ぬのも同じこと・・・。」
「お蝶・・・。」
伊織は驚いてお蝶の顔を見つめた。
しかしお蝶のその表情には、感情を超えた揺るがぬ迫力を湛えている。
伊織の驚きの表情が真摯なものに変わり、やがて照れ笑いを浮かべながら伊織は言った。
「もう勝手にしろ。」
「ほんとう? ・・・まあっ、あたし嬉しいっ。」
お蝶はとたんに顔を輝かせると、包丁片手に伊織に抱きついていく。
「ああっ、もう、危ない! こらっ、やめないか!」
「こんにちは~。」
その時、戸口で若い女の声が響いた。

「あ、ああ、お美代ちゃん。」
伊織が慌てて居住まいを正すと、同じ長屋の左官の娘、お美代が魚の切り身を皿に乗せて
戸口に立っていた。
お美代は伊織に抱きすがったお蝶を見つけると、とたんに目を怒らせて口を開いた。
「あっ、またこの女、伊織様にじゃれついてっ!」
可愛らしく少しつんと上を向いた鼻をひくつかせて、大上段にお蝶を睨みつける。
それを見ると、お蝶はますます伊織に甘えるように抱きついて、小意地の悪い笑みを浮か
べながらお美代に答えた。
「またって、あたしは前から伊織様とはこんな仲なのよ。ねえ、伊織様・・・?」
「ば、ばか、やめなさい。ああ、お美代ちゃん、つまらん冗談だ。また何か持ってきてくれたのか? 本当にいつもすまぬな。」
お美代は照れくさそうな伊織には目もくれず、気の強い下町職人の娘らしく腰に両手をあ
てがって、相変わらずお蝶をねめつけながら言った。
「さっさと伊織様から離れるんだよ、この大年増。伊織様のお世話はあたしがするんだから、伊織様には有難迷惑だって事が分んないのかい?」
「何だって、この小娘! 鼻を垂らしたまま色気付いて!」
気に障る事をずばりと言われて、お蝶も色めき立って立ち上がった。
「ああっ、お蝶! 危ない、包丁は離しなさい!」
うろたえる伊織の頭越しに、お返しのお美代の甲高い声が響く。
「小娘だってぇ~!? もうあたしは歳も19なんだ。腰だって胸だって、ほれ、この通り。八百八町どこへ出したって、世の男が拝んで通るくらいのべっぴんなんだよ!」
そう啖呵をきりながら、お美代はパンと自分の尻を叩いてみせた。
「ふん、どうだかねえ~。まだ何も知らない小娘に、伊織様はどんなことがお喜びか見当もつかないだろうね。あたしゃもう、ぜ~んぶ知ってんだから。ねっ、伊織様?」
「ははは・・・、何のことやら。その辺でもういいだろう。二人とも、もう少し落ち着きなさい。」
伊織はおろおろと二人の間に仲裁に入る。
「くっ、くやし~! こう見えても、まだあたしはおぼこで純情なんだ。なんだい、この出がらし女!」
「なんだって!!」
「なによ!!」
「わ、私はまだ旅支度がある。すまんがちょっと出てくるよ。」
伊織はほうほうの体で、今にも掴みかからんばかりに睨み合う二人を残して表へ飛び出して行った。


ここは丹波の国の北部、ある小さい城に守られた小国である。
国を治める城主野中俊幸の妹、綾の方の屋敷では、奥の間にひっそりと二人の女人が膝を詰めている。
その内の一人はこの屋敷の主、綾の方であった。
「先日お前たちの働きにより、ようやくお世継ぎの件も片付いたと安堵しておったのに、まさか生まれ落ちてすぐ亡くなられたと思っていた羅紗姫様が、まだ江戸に生きておられたとは・・・。」
綾の方は、三十路半ばのふくよかな顔を曇らせて言った。
「綾の方様、何卒ご心配召されませぬよう。羅紗姫様には殿へのご拝謁までに、必ず我らが手で・・・。」
低く染み渡るような女の声である。
尾張白蝋の頭領"美夜叉"は、微かに笑みを湛えた、しかし思わず背筋が寒くなるような冷徹な目を綾の方に向けて言った。
三十過ぎくらいであろうか、、腰までの髪を後ろに束ねて、白装束に黒い羽織を纏ったその姿は、高貴な巫女か、はたまた怪しげな霊者のようにも見える。
「あらためてお役に就く前に、今宵は羅紗姫様の道中に散らばりまする私の手の者も参上しております。」
「えっ? 何処に・・・?」
綾の方は不安そうに辺りを見回した。
「水月。」
美夜叉がそう呼ぶと、庭に面した障子が音もなく開き、ゆらりと長身の若侍が姿を現した。
「まあ、よい器量の方・・・。」
女盛りで生来情けの深い綾の方は、瞳を輝かせてそう呟いた。
「ふふふ、お方様・・。こう見えましてもおなごでございますよ。この者が小頭の水月にございます。ただ剣におきましては、相当修行を積んだ侍でも、水月と八合より先まで剣を交えられる者は少のうございましょう。」
「おほほほ、余りに綺麗でも女とは思わなんだ。よろしく頼みますよ・・・。」
綾の方は、つい淫らな光を目に浮かべながら水月を見つめた。
驚いたことに、水月は青白くさえ見える細面の表情を全く変えず、無言で切れ長の目を畳に向けたままだった。
「赤蛇尼。」
「はい・・・。」
開けられた障子の間から庭の景色が垣間見えて、薄明く灯った灯篭の脇に、白い薄布を頭から覆った女の姿がぼんやりと浮かび上がった。
「春秋花。」
「うふふ、はい、ここに。」
綾の方は驚いて笑い声のする天井を見上げた。
そして何故か綾の方の耳には、その子供のような声が微妙に重なって聞こえたのである。
「黒麗。」
「はい、参上しております。」
三人が座った座敷の下から、その声は微かに聞こえてくる。
綾の方は忍びの者達の異様な雰囲気に毒気を抜かれて、口を閉ざしたままだった。
「私の配下の者どもでございます。早速明日よりお役目のため、東に向かうことにいたします。」
美夜叉は静々とした口調でそう言うと、今度は淫靡に口元をほころばせながら囁く。
「お方様には、心労でいささかお疲れのご様子。いつものように、私がお慰めいたしましょうか・・・?」
綾の方は、とたんに恥ずかしげにほころんだ口元に手を添わせ、おずおずと答える。
「ほほほ、そうじゃのう。いつもはそなたに甘えてはおるが・・・。」
そう言葉を途切らせると、妖艶な流し目で水月の顔を窺った。
「ふふ・・、お方様、水月は小頭として明日の準備もありますが故、いずれ他日ということにさせていただきまして・・・・。承知いたしました、まずはごゆるりと閨にてお休み遊ばされませ。」
「そうか、それでは私はもう休むことに致しましょう。それから、何より羅紗姫のこと、しかと申し付けましたぞ。」
そう言うと綾の方は立ち上がって、屋敷のさらに奥へと姿を消していった。
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コメント一覧
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    • ––––––
      1. ハーレクイン
    • 2011/12/22 11:21
    • お光っちゃんと並ぶ江戸娘の定番。
      もてるなあ、伊織ちゃん。
      『元禄』正編に比べ、お蝶さんもわかりやすいキャラになったなあ。丹波行き、で命をかけて伊織ちゃんを守るんだろうなあ。
      う(涙)、なんとけなげな。
      くの一衆、尾張白蝋。
      うーむ。知らぬ。
      頭領「美夜叉」。黒白の衣装を纏う“怪しげな霊者”。なんか超能力を駆使しそうな……。“奪魂の術”とか(なんやそれ)。
      小頭「水月」。男装の麗人にして剣の手練れ(皆さん、六“合”ってわかりますう?)。
      「赤蛇尼」。怪傑“白頭巾”。真っ先にやられそうな見かけ倒し。
      「春秋花」。なんか可愛げだが、こういうタイプが一番危ないんだよ。“声が微妙に重なって聞こえた”って、ひょっとして……。
      「黒麗」。最後までしぶとく生き延びるタイプ。死んだふりしてなかなか死なない。
      「赤」と「黒」は逆かもしれんなあ。
      勝手にキャラの性格付け、してしまい申した。
      ごめんね、「はとろう」さん。
      こういうの見ると我慢できねえんだよ、おれっちは。
      ほんでも、もう書きあがってんねんから、ええよね。
      当たればHQの勝ち、外れればHQの恥。
      元ネタは「聞くは一時の恥、聞かぬは末代の恥」だよーん。
       (何を言っておるのだ、おまいは)
       (それに、言葉使い無茶苦茶)
      次回冒頭は、「綾の方」と「美夜叉」の絡み、だよなあ。
      なんか二匹の白蛇の絡みの様になりそうな……。
      すんまへん。当たらないので有名なHQの予想。
      今回のコメはお忘れください、皆さん。
      たいがい酔うとります。
      申し訳ありません、八十八十郎さん。
       (酔った勢いでコメするな!)

    • ––––––
      2. Mikiko
    • 2011/12/22 20:03
    •  山田風太郎の『忍法帖』シリーズでしょうね。
       映画になった『魔界転生』も、この中のひとつでした。
       学生のころ……。
       古本屋の店先に積んであった文庫本を、ひと山買って読んだことがあります。
       時間があれば、これほど楽しい時間潰しはありません。
       定年で時間を持てあましてる方などは、特にお勧め。
       妖しい術を使う“くの一”も、たくさん出てきますので……。
       思わぬ回春効果もあるかも?

    • ––––––
      3. 八十八十郎
    • 2011/12/23 16:55
    • 忍者物。
      以前見た映画や漫画を思い浮かべながら書きました。(笑)
      荒唐無稽で子供の頃は文句なく楽しめたのですが、
      大人になると何処かで現実と糸を繋いでおきたくなります。
      突然消えちゃった“スゴイ!”、というのを、
      催眠術で消えたと思わせたという風に。(苦笑)
      山田風太郎の物はテレビでも見た記憶があるなあ。
      なかなかエロチックで、女性を抱く為に皮膚を鉄の様に硬くする術を解いたところ切られちゃったとかね。
      ハーレクインさん、楽しく書き込んでいただいて有難うございます。
      当たるも八卦、当たらぬも八卦で、そこが面白い所です。
      楽しんでいただければ幸いですが。
      Mikikoさん、サイトに載せるにあたって、修正その他色々とお手数をかけていると思います。
      有難うございます。
      妖しい術を使うくのいち、聞いただけで魅力的ですが、
      そんなお店作ったら流行るんじゃなかろうか。
      いや、やっぱりだめかな。(笑)

    • ––––––
      4. ハーレクイン
    • 2011/12/23 17:54
    • 「伊賀の影丸」、「仮面の忍者赤影」ですねえ。
       (お前の知識は漫画ばっかりやな)
      尾張白蝋くノ一衆、ご活躍を期待しております。
      伊織&お蝶コンビ、頑張ってね。
      お美代ちゃんはもう出てこないのかなあ。

    • ––––––
      5. Mikiko
    • 2011/12/23 20:00
    •  寡聞にして知り申さぬ。
       イメクラならあるか?
      http://blog-imgs-35.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201112231954143f0.jpg
      ↑だから、この刀の差し方は間違いだって。

    • ––––––
      6. ハーレクイン
    • 2011/12/23 20:31
    • おー、可愛いぞ。イメクラ、くノ一姐ちゃん。
      パンツ履いてんのかなあ。
      「刀の差し方」、ちょっと待て。
      忍者の場合、短刀を敢えて用いる場合があるぞ。
      えーと。
      白土三平『カムイ伝』の、カムイの得意技。
      「変位抜刀霞斬り」を見よ!

    • ––––––
      7. Mikiko
    • 2011/12/23 22:42
    •  わざわざ、抜きにくい方に差すというのは、理にかなってないのではないか?
       そもそも、右肩で抜こうとしたら、脇が、がら空きになってしまうではないか。
       抜いた後は、棒立ち。
       左肩なら、無防備な脇も見せずに済むし……。
       抜くと同時に袈裟斬りも出来る。

    • ––––––
      8. ハーレクイン
    • 2011/12/24 00:13
    • >右肩で抜こうとしたら、脇が、がら空きになってしまうではないか。抜いた後は、棒立ち。
      へえい、仰せのとおりにごぜえますだ。
      右だろうが左だろうが、刀を背に背負うというのは、そもそも理にかなっておりませぬなあ。
      『カムイ伝』のカムイの場合は、背ではなく後ろ腰に短刀を差しております。で、相手に向かって疾駆し、すれ違いざま、腰から逆手に抜き放った刀で相手の脇腹を両断する、というのが「変位抜刀霞斬り」。
      この場合、相手の左右どちら側とすれ違うか。これがこの技の最大のポイントです。
      つまり、左右のフットワークを駆使して、どちら側から斬りつけてくるかを相手に悟らせないようにする、ということですね。
      技術的には、フットワークはもちろん、後ろ腰に差した短刀を、「左右どちらの手でも抜ける」という点にあります。
      具体的には相手に向かって走りながら、短刀の柄を左右の手で常に左右に動かしている、ということでしょうか。
      夏実に剣道をやらせたら、この技の使い手になれるのでは。
      おーっ「くノ一夏実」。
      いけるんではないかあっ。

    • ––––––
      9. Mikiko
    • 2011/12/24 07:52
    •  右肩に背負った場合、刀を収めるのが至難ではなかろうか?
       カムイの技。
       短刀を、2本差してればいいだけの話じゃないの?

    • ––––––
      10. ハーレクイン
    • 2011/12/24 11:31
    • 極貧の生まれですからのう、刀を2本購う余裕など、とてもとても……。
      それに2本差せば当然重くなるであろ(刀って重いんだよ)。
      この技の最重要ポイントは、「相手を惑わすフットワーク」なのでなあ。極力、身軽であることが大事なので御座るよ。

    • ––––––
      11. Mikiko
    • 2011/12/24 12:49
    •  刀を買うのか?
       自分で作るんでないの?
       それに、相手を倒せば、そいつのが手に入るだろ。
       長刀を2本差せば重かろうが……
       短刀なんて、1キロも無いでしょうが。
       こんなの2本持っただけで、フットワークが鈍るようでは……。
       忍者と云えんだろ!
       そんなに身軽になりたかったら、全裸になれ。
       これなら、短刀が3本じゃ。
       相手があっけに取られてるスキに斬る。
       これを称して、「変態抜刀霞斬り」。

    • ––––––
      12. ハーレクイン
    • 2011/12/24 14:46
    • 刀を自分で作るって、無理無理。
      刀鍛冶の修行って大変なんだよ。
      それより忍者の技を磨かねば……。
      >相手を倒せば、そいつのが手に入る
      ありゃま。
      これは気付かなんだ。
      こおいうのを「コロンブスの卵」というのか。
       (違うと思うぞ)
      「変態抜刀霞切り」
      八十殿にお願いして、江戸異聞に載せてもらおうかのう。
      あっ、よう考えたら、丹波まで行くんだから江戸を離れるんだよなあ。

    • ––––––
      13. ハーレクイン
    • 2011/12/25 01:36
    • そおいえば。
      『カムイ伝』でこんな技、というか武器があった。
      うーむ、説明、難しいぞ。
      通常の刀は刃(やいば)の根元に手で握る柄(つか)があるわな。ついでに、刃と柄の間にあるのが鍔(つば)だな。
      んで、刃は普段は鞘(さや)に収められておる。ここまではよいかな。
       (んなことくらい、わかるわい)
      よし。で、だ。
      当然のことだが、柄より刃の方がずっと長いわなあ。
      これを逆に考えてくれ。
      長あーい柄の先に短い刃がある刀だ。
       (そんなん、ほんまにあるんかい)
      あるのだよ。長巻(ながまき)と称する武器だ。発想は槍に似ておるな。
      で、物語中、こいつの使い手は、
      長巻の柄を通常の刀の「鞘」に、刃にあたる部分を通常の刀の「柄」に見えるように拵えておった。わかるかな。
      で、こいつを背に背負う。
      背負い方は、普通の刀を背負うようにだ。
      つまり右肩の上から「柄」(実際には鞘)、左腰の脇には「鞘」の先端(実際には柄)が見えているというわけだ。
      これは騙されるわなあ。
      で、相手に対峙したこの卑怯な(!)武器の使い手は、右手で柄(実際には鞘)を、左手で鞘の先(実際には柄)を握る。
      対する相手は、右手上段から袈裟懸けに切り下ろしてくると思うわな。
      ところが実際には、左手で逆手に握り、抜き放った刃で切り上げてくるわけだ。これはどう考えても騙されるわなあ。
      「卑怯!」なあんて台詞は実戦では何の意味もない。
      脇腹から肩にかけて切り上げられ、胴体を両断されて「あれ?」という間もなく絶命するわけだな。
      しかし運動神経抜群のカムイは、この攻撃にも見事に対応し、浅手は負ったが相手を倒しておる。
      この手の、相手の意表を突く武器というのは、第一撃をかわされればネタバレ、それまでだからなあ。

    • ––––––
      14. ハーレクイン
    • 2011/12/25 02:38
    • 「変態抜刀霞斬り」の“短刀が3本”の意味がようやっとわかったよ。
      短刀が2本に匕首が1本だと思うが……。
      しかしこの匕首、摂津の国、津田氏が鍛えし業物。
      多少のことでは参ることはないぞ。

    • ––––––
      15. Mikiko
    • 2011/12/25 07:23
    •  ちょっと頭が悪いんでないの?
       片側を、長い柄にしておく必然性が無いでしょ。
       そっちも刃にしておけばいいだけじゃん。
       両端から刃が抜けるわけね。
       第一撃の切り上げをかわされても、すかさずもう一方から切り下ろす。
       ま、あんまり強い設定にしたら、カムイが勝てなくなっちゃうからね。
       短刀3本。
       まさか、理解されてなかったとは思わなんだぞ。
       わからんことがあったら、その場で聞かなきゃダメじゃないか。
       学校の先生に、そう習わなかった?
       3本目の短刀は、股間からおっ勃つイチモツのことです。

    • ––––––
      16. ハーレクイン
    • 2011/12/25 11:34
    • 第一撃をかわされたということは、鞘から抜いたということだろ。その状態でもう片側を抜いたら、両側とも刃じゃねえか。どう持つのだ。危ねえじゃねえか。自分で自分を斬るぞ。
      前コメで匕首と書いたのはイチモツの意味じゃ。まさか、理解されてなかったとは思わなんだ。
      >わからんことがあったら、その場で聞かなきゃダメじゃないか
      そういう習慣が出来てれば、予備校の講師などやっておらぬわ。
      今頃は、立派な“お茶の水博士”に……。

    • ––––––
      17. Mikiko
    • 2011/12/25 12:43
    •  話が通じとらんようだのぅ。
       要は、両端が柄になってる刀ということ。
       刃は、鞘の中で向き合ってるわけね。
       両側から抜けるではないか。
       匕首は、失礼いたしました。
       摂津の国に何か意味があるのか?
       ま、かく言うわたしも、その場では聞けないタイプでしたね。
       このサイトをやるようになって以来……。
       自分が、思いのほか勤勉な性格であることに気づきました。
       そういう習慣が出来ていたら、いまごろ何やってたかね。
       土器の復元作業とか、地道にやってたかも。
       ブッキーには、ちょっとムリか?

    • ––––––
      18. ハーレクイン
    • 2011/12/25 15:51
    • 両端を柄にして、刃は鞘の中で向き合ってる。
      これでは抜いた時、刀そのものの長さが短くなるぞ。
      短刀2本の二刀流かあ。
      より間合いを詰めにゃならんし、さほど有利とは言えんぞ
      摂津の国在、津田越前守助広(1637年-1682年)は有名な刀鍛冶(刀工)です。

    • ––––––
      19. Mikiko
    • 2011/12/25 19:56
    •  下から抜くのは、てっきり短刀だと思ってたが……。
       そうでないの?
       腰の下から、長刀を逆手で抜くなんて……。
       出来るわけないぞ。

    • ––––––
      20. ハーレクイン
    • 2011/12/25 20:36
    • 全く話が通じておらんなあ。
      >腰の下から、長刀を逆手で抜くなんて……。
       出来るわけないぞ。
      そらそうだ。テナガザルでも無理かも。
      下から抜くのは、刃渡り一尺ほどの刃に二~三尺の柄を付けた代物です。
      つまり、「刃渡り」という観点からいいますと、こいつは短刀、ということになります
      ですから鞘(これが柄に見せかけたもので肩の上に見えております)も一尺ほど。簡単に抜けます。
      しかし、柄(実際の柄)は長いので、全体の長さは普通の刀と同じ、ということですね。
      ですから、通常の刀の間合いで、十分相手に届くわけですよ。刃が。
      うーむ。図で示せばわかりやすいのだがのう。
      この卑怯(!)な攻撃を見事かわしたカムイに拍手!

    • ––––––
      21. Mikiko
    • 2011/12/25 22:03
    •  ようやく理解できた。
       やっぱり、漫画の話は、絵が介在せんとムリだなぁ。

    • ––––––
      22. ハーレクイン
    • 2011/12/26 04:39
    • 楽器も五線紙もなしで音楽の授業をするようなもんだな。
      説明が下手、ということもあるのでしょうが。
      あ、そう考えると『放課後のむこうがわ』。今更だがこいつは労作だぜ。皆さん、ぜひ読みましょー。完結は近いですぜ。
      やはりMikiはん。これにエネルギーを吸い取られたのでは。早く充電して下せえね。
      そうなると、映画のノベライゼーションというのは大したもんだなあ。ま、中には駄作もあるんだろうが。
      アイザック・アシモフ『ミクロの決死圏』面白いよ。
      映画の原題は「Fantastic Voyage」。
      あ、アシモフには『ミクロの決死圏2-目的地は脳』もあります。こちらはアシモフのオリジナル。
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