Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
5周年 ありがとうございます(Ⅳ)
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み「とにかく!
 『修証義』ってのは、道元の著した『正法眼蔵(しょうぼうげんぞう)』を、抜粋翻訳したものなの」
『修証義』ってのは、道元の著した『正法眼蔵(しょうぼうげんぞう)』を、抜粋翻訳したものなの

み「『正法眼蔵』は、修行僧向けに書かれた思想書だから、超難解なわけ」
『正法眼蔵』は、修行僧向けに書かれた思想書だから、超難解なわけ

み「大冊だし」
大冊だし

み「在家の一般人が読むのは、とーてー無理。
 というわけで……。
 明治時代、在家向けに抜粋してまとめられたのが、『修証義』ね」
明治時代、在家向けに抜粋してまとめられたのが、『修証義』ね

み「うちのお寺では、葬式や法事のとき……。
 必ずこの『修証義』の冊子が配られて、全員で唱和するわけ」
必ずこの『修証義』の冊子が配られて、全員で唱和するわけ
↑うちのお寺ではありません。

由「へー」
み「けっこう神妙な気分になるよ。
 わたしが一番好きなのは、第四章『発願利生』の一文。
 『その形いやしというも、この心(菩提心)を発せば、すでに一切衆生の導師なり、たとい七歳の女流なりとも即ち四衆の導師なり、衆生の慈父なり、男女を論ずること勿れ、これ仏道極妙の法則なり』」
第四章『発願利生』

由「ふーん。
 じゃ、もういつ死んでもいいですね?」
み「なんでじゃ!」
由「悟ってるんじゃないんですか?」
悟ってるんじゃないんですか?

み「坊さんだって、そんな境地には滅多に到達できないの」
坊さんだって、そんな境地には滅多に到達できないの

み「死ぬのは仕方ないとしても……。
 あと40年くらいは生きたいものじゃ」
由「健康診断、受けてくださいね」
み「6月21日に、内視鏡検査を受ける」
6月21日に、内視鏡検査を受ける

由「どこか悪いんですか?」
み「毎年、定例の検査よ。
 冬には、会社の検診でバリウム飲むし……」
握力の弱い人は、マジ危険です
↑握力の弱い人は、マジ危険です。

み「夏場は内視鏡。
 年2回診てもらうんだから……。
 いきなり手遅れってことにはならんだろ」
いきなり手遅れってことにはならんだろ

由「内視鏡って、大腸?」
み「ううん。
 上からだけ。
 食道から、十二指腸の入口までだね」
食道から、十二指腸の入口までだね

由「腸も診てもらえばいいのに」
腸も診てもらえばいいのに

由「ハラワタ、腐ってそうだから」
み「やかましい!
 下からは、マジで苦しいの。
 下剤、2リットルも飲むのよ」
これ1本、ぜんぶ飲むんですよ
↑これ1本、ぜんぶ飲むんですよ。でも、この赤ちゃん、可愛いよねー。泣かずにうんこもしないんなら、わたしも欲しいです。

由「うそー。
 どうやって?
 漏斗とか?」
漏斗とか?
↑『悪魔の手毬唄』より。

み「それじゃ、拷問だろ。
 2時間くらいかけて、少しずつ飲むの」
2時間くらいかけて、少しずつ飲むの

由「病院で?」
み「うんにゃ。
 自宅。
 全部出しきってから、病院に行くわけ。
 でも、この2時間の間、いつでもトイレを使える状態じゃないとダメだよ。
 待ったなしだからね。
 常時、火急の事態」
常時、火急の事態

由「大変そぅ」
み「お腹の辛さに加え、検査への不安と病気の恐怖が相まって……。
 マジで泣きそうになった」
由「『修証義』唱えればよかったのに」
『修証義』唱えればよかったのに

み「下剤には効き目なしなの。
 お経も聖書もコーランも、下剤には叶わないわよ」
お経も聖書もコーランも、下剤には叶わないわよ

由「下剤って、地上最強なんですね」
み「まさに、天下無双じゃ」
由「でも、年に1回くらい、やった方がいいですよ」
み「胃と腸で……。
 2回も休み取るの、大変だぜ」
由「一緒にすればいいじゃないですか。
 上からと下から、いっぺんに入れて。
 真ん中辺りで、カメラ同士がゴッツンコ」
み「それじゃ拷問だって!」
鼻から入れた場合、舌に触れないので、嘔吐感が起きません
↑鼻から入れた場合、舌に触れないので、嘔吐感が起きません。

由「じゃ、腸はぜんぜん診てもらってないんですか?」
み「会社の検診で、便潜血検査がある」
由「年1回なんでしょ?」
み「そうだよ」
由「進行癌だと、間に合わないかも」
進行癌だと、間に合わないかも

み「イヤなこと言うね。
 でも、ちょっと心配。
 あ。
 郵送のがん検診があるから……。
 今度、大腸も診てもらおうかな。
 春先ころ、肺がんの郵送検診はやってみたんだ」
春先ころ、肺がんの郵送検診はやってみたんだ

由「何で肺がん検診なんて受けたんです?」
み「タバコやめたら、喉の調子がおかしくなってね。
 空咳が止まらないし、痰も絡んで」
空咳が止まらないし、痰も絡んで

み「タバコ止めれば、生活のすべてが晴れやかになると思ってたから、これには驚いた。
 で、心配になって受けてみたわけ」
由「郵送検診って、どうやるんです」
み「朝一番の痰を、2日間採取して送るだけ」
誰も注意しなかったのか? テロップまで入れて
↑誰も注意しなかったのか? テロップまで入れて。

由「へー、簡単ですね」
み「でも、案外大変だった」
由「どうしてです?」
み「痰って、絡むときは絡むくせに……。
痰って、絡むときは絡むくせに……

み「いざ出そうとすると、思いのほか出ないものなのよ」
いざ出そうとすると、思いのほか出ないものなのよ

み「説明書きには……。
 四つん這いになって背中を丸めると、自然に降りてくるみたいなことが書かれてたけどね」
四つん這いになって背中を丸めると、自然に降りてくるみたいなことが書かれてたけどね

み「ぜんぜん出ない。
 そんな格好でエヅいてたら……。
 ゲロ吐きそうになって慌てた」
ゲロ吐きそうになって慌てた

由「汚なーい」
み「ゲロ送るわけにいかんもんね。
 何とか我慢した。
 でも、鼻水は混じってたと思う」
でも、鼻水は混じってたと思う

由「ほんとに汚いんだから」
み「二日酔いのときは、ぜったい止めたほうがいい」
二日酔いのときは、ぜったい止めたほうがいい

由「で、結果は大丈夫だったんですか?」
み「幸い、陰性でした」
由「結局、咳と痰の原因は何だったんです?」
み「さっぱりわからん」
由「ちゃんと、病院行った方がいいですよ」
み「症状が消えたんだよ」
由「すっかり?」
み「咳も出ないし、痰も絡まなくなった」
由「どういうわけ?」
み「わたしなりの答えは導き出して、納得してるけど」
由「素人考えは危険ですよ。
 どんな答えなんです?」
み「つまり、タバコを吸ってたときってのは……。
 常時、煙が、気管から肺に降りて来てたわけでしょ。
 つまり、北京の空みたいな状態だった」
つまり、北京の空みたいな状態だった

み「ところが、タバコを止めたことで……。
 ノドの環境が、冬の東京みたいな青空に変わった」
ノドの環境が、冬の東京みたいな青空に変わった

由「なんか、例えがヘンですけど」
み「実際、北京市民が冬の東京に降り立つと……。
 衝撃を受けるそうだよ。
 あまりにも空が綺麗で」
由「へー」
み「で、タバコを吸ってたときは……。
 煤煙に紛れて、ちょっとした異物なんて目立たなかったわけよ。
 ところが、その煙が、きれいサッパリ無くなったもんだから……。
 ちょっとした異物が、すぐに目に付くようになった。
 というわけで、それを排除しようとして……。
 咳や痰が出るようになった」
咳や痰が出るようになった

由「ホントかなー?」
み「ほかに考えられる?」
由「さー。
 お医者さんなら、ちゃんと診断してくれるんじゃないですか?」
み「診断されるほどの症状じゃないしね。
 何の話してたんだっけ?
 はい、書記係の美弥子さん」
弥「え?
 書記なんてしてませんけど」
書記なんてしてませんけど
↑これは、立候補のポスターのようです。書記って選挙なんだっけ? 確かに、書は見事ですが。

み「ずっと聞いてたんだから、書記みたいなもんでしょ。
 会話してる本人は、忘れちゃうのよ」
弥「肺がん検診の話です」
肺がん検診の話です

み「それは直前だろ!
 そこを忘れたら、アルツハイマーなの。
 もっと前」
弥「大腸の内視鏡検査は苦しいって話」
大腸の内視鏡検査は苦しいって話

み「おー。
 遡ってきたね。
 ほんとに苦しいんだよ。
 『北風と太陽』って話があるけど……」
『北風と太陽』って話があるけど……

み「世界一強いのは、間違いなく下剤だね」
世界一強いのは、間違いなく下剤だね

み「力を込めて、下剤最強説を唱えたい」
由「でも、なんで内視鏡の話になったんですか?」
み「それだ。
 さらに遡ってちょうだい」
弥「あと、40年は生きたいって」
み「そう。
 そうなのよ。
 だから、定期検診。
 みなさん、自腹でも受けましょー。
 病院に行く時間が無い人は、郵送検診もあります」
郵送で受けられるのは、女性にとって嬉しいですね
↑郵送で受けられるのは、女性にとって嬉しいですね。男性には、前立腺がんの検診もあります。

由「でも、郵送で“がん”が見つかった人って……。
 その後、どうするんですか?」
み「それよ。
 わたしも、郵送検診受ける前に……。
 受けた人の口コミとか、ネットで調べたのよ。
 中には、可哀想な人もいたね」
由「どんな?」
み「検診結果持って、病院に行ったんだって。
 お医者さんって、そういうの持って来る人に、あんまりいい顔しないみたいなのよ」
由「なんでです?」
み「よーわからんけど。
 患者のすべてを、自分の手の下でコントロールしたいんじゃないの?」
自分の手の下でコントロールしたいんじゃないの?
↑「江戸糸あやつり人形」と云うそうです。

み「診断を下すのは自分だ、ってね。
 だから、よその検診結果なんか持ってくる患者は、気に入らないわけよ」
由「ほんとですか?
 そんなお医者さんばっかりとは限らないと思いますけど」
そんなお医者さんばっかりとは限らないと思いますけど

み「世の中で『先生』と呼ばれる人種ってのには……。
 プライドばっかり高くて、自己チューで非常識なのが多いのよ。
 政治家とか、医者とか、弁護士とか、もちろん学校の先生とか」
由「すっごい、偏見」
み「事実です。
 麻生元首相が、医者は常識がないって言って怒られてたけど……。
 あの人は、正直すぎるんだね」
あの人は、正直すぎるんだね

由「さっきは政治家も悪く言ってたじゃないですか」
み「政治家の中でも……。
 2世のボンボンには、いろんなタイプがいるの。
 政治家の家に生まれなかったら……。
 ぜったい政治家になれてないって人、大勢いるんじゃない?」
ゴルゴ13に狙われる恐れがあるので、あえて名は伏す
↑ゴルゴ13に狙われる恐れがあるので、あえて名は伏す。

由「でも、叔母さんはそんなじゃないと思うな」
み「ま、こいつは、別の意味で非常識だがな」
由「結局、どうなったんですか?
 郵送検診で見つかった人」
み「それそれ。
 病院で、『こんなもの持ってこられても』みたいな扱いを受けたらしいよ。
 帰り道で、涙がこぼれたって(こちら)」
由「相当ヒドいですね。
 でも、Mikikoさんはどうするんですか?
 おんなじ目に遭うかもしれませんよ」
み「簡単だよ。
 郵送検診で陽性になったら……。
 改めて、病院のがん検診を受ければいいの」
改めて、病院のがん検診を受ければいいの

み「郵送検診の結果なんか、一言もしゃべる必要ない」
由「そうか。
 その検査で陽性が出たら……」
その検査で陽性が出たら……
↑『百人一首』筑波嶺の峰より落つる男女川 恋ぞつもりて淵となりぬる(陽成天皇)

み「病院だって、ちゃんと扱ってくれるでしょ。
 自分とこの検査結果なんだからね」
由「なるほどー。
 でも、陰性だったら?」
み「それが、微妙だよな」
由「郵送検診では陽性でしたけどって言うの?」
み「それはマズいだろ。
 うちの結果が間違ってるとでも言うんですかって、鼻曲げられるぞ」
うちの結果が間違ってるとでも言うんですかって、鼻曲げられるぞ

由「じゃ、どうするんです?」
み「可能性は、フィフティフィフティなんだから……。
 もう1箇所、検査受ける」
由「大変ですね」
み「命が掛かってるんだから、そのくらいできるでしょ」
命が掛かってるんだから、そのくらいできるでしょ

由「じゃ、さっそく大腸がんの検診受けてください」
み「そうだよなー。
 そうそう。
 こないだ、前の会社で一緒だった人に、偶然道端で会ったんだよ。
 真昼間なのに、私服でフラフラしてたから……。
 てっきり、失業したのかと思った」
てっきり、失業したのかと思った

み「でも、聞けないでしょ。
 そしたら、わたしの微妙な気配を悟ったらしく、向こうから話してくれたのよ。
 大腸がんの手術をして、退院したばっかりだって」
大腸がんの手術をして、退院したばっかりだって

由「定期検診で見つかったんですか?」
み「それがね。
 会社の検診の日、検便持って行くの忘れたんだって」
かつてはマッチ箱に入れられていたそうです
↑かつてはマッチ箱に入れられていたそうです。これが、教卓にてんこ盛りになったのだとか。給食の時間まで臭ったんではないでしょうか?

由「えー。
 病院で取ればいいのに」
江戸時代の殿様のトイレです
↑病院ではありません。江戸時代の殿様のトイレです。

み「簡単に言うな。
 検便って、2日分必要だろ」
検便って、2日分必要だろ

由「そうなんですか?」
み「キミたちも、今から受けといた方がいいぞ。
 で、その人なんだけど……。
 ヒドい便秘になって、お腹が膨れてきたんだって」
由「妊娠は疑わなかったのかしら?」
み「男だよ。
 おっさん。
 で、お医者さん行ったら、腸閉塞を疑われたんだけど……」
腸閉塞にも、さまざまな種類があるようです
↑腸閉塞にも、さまざまな種類があるようです。

み「調べてみたら、“大腸がん”だって」
台湾の腸詰屋
↑台湾の腸詰屋

由「よりによって、そんなときに検便忘れるなんてね」
み「ほんとだよね。
 後悔で、夜寝れなかったってさ」
後悔で、夜寝れなかったってさ

由「でも、退院できたんですよね?」
み「転移も、今のところ無かったみたい。
 人工肛門も付けなくて大丈夫だったって」
オカマの人はどうするんでしょうか?
↑オカマの人はどうするんでしょうか?

由「良かったですね」
み「だからさ。
 なんだか、年1回の検診だけじゃ心配になって」
由「それで、郵送検診?」
み「まぁね。
 3,000円くらいするけど、安心料としては安いもんだよ(参照)。
 痰と違って、うんこなら出ないなんてことないし」
由「また汚い話。
 便秘するかも知れないじゃないですか」
こんなに息んだら、肛門が裂けると思います
↑こんなに息んだら、肛門が裂けると思います。

み「わたしは、1度もなったことがないの。
 ひょっとしたら、生まれてから今日まで……。
 うんこをしなかった日は無いかも」
うんこをしなかった日は無いかも

由「汚いなぁ」
み「さてと。
 検便の話したら、お腹空いてきたね」
由「どういう反応ですか」
み「何か食べに行こうか?」
由「いいですけど……。
 ここ、何のために借りたんです」
み「インタビュー番組にするつもりだったけど……」
ゲストはレディ・ガガ!
↑ゲストはレディ・ガガ!

み「面倒くさくなった。
 もういいや」
由「じゃ、行きます?
 Mikikoさんの奢りですよね」
奢りですよね

み「バカ言え。
 割り勘に決まっておる」
割り勘に決まっておる

由「けちー。
 あ、叔母さんに奢ってもらおうか」
み「この女は、わたしに輪をかけたケチです」
この女は、わたしに輪をかけたケチです

由「そう言えば……。
 叔母さんに奢ってもらったことって、一度もないわ」
み「だろ。
 じゃ、行こ」
由「叔母さんは?」
み「振袖の中年女なんかと、一緒に行けますか。
 ここに捨てていく」
ここに捨てていく

由「それ、ヒドくないですか?」
み「だったら、あんたが背負ってく?」
佐渡市(旧真野町)に伝わる『豊田音頭』
↑佐渡市(旧真野町)に伝わる『豊田音頭』。本物(!)の地蔵さまを背負って踊ります。最高重量は、116キロだそうです。

由「起こせばいいじゃないですか」
み「あんた、起こしなさい。
 起こした人が、責任持って連れてくのよ。
 まともに歩けないかも知れないんだから」
『千鳥足』家元
↑『千鳥足』家元

由「えー、そんなのヤダ」
み「身内だろ。
 早よせんかい」
由「もー。
 叔母さん、叔母さんってば。
 なんか、むにゃむにゃ言ってる」
寝言だそうです
↑寝言だそうです。

み「寝言?
 お気楽な女。
 何て言ってるの?」
由「聞こえないもの」
み「もっと、顔近づければいいでしょ」
由「お酒臭いんだもん」
『センパイ、酒臭いです』
↑『センパイ、酒臭いです』

由「叔母さんってば。
 なに?
 え?
 『課長だ』?」
『課長だ』?

み「寝ながらギャグ言うとは……。
 敵ながらあっぱれなヤツ」
敵ながらあっぱれなヤツ
↑誰だこれ?

由「連れてってあげます?」
み「携帯で録画しといて、後で脅迫に使おう」
これは犯罪でしょうか? しかし、上手く隠すもんですね
↑これは犯罪でしょうか? しかし、上手く隠すもんですね。

由「ヒッどーい。
 ていうか、Mikikoさん、まだ携帯なの?」
Mikikoさん、まだ携帯なの?

み「そうなのじゃ。
 しかし、モバイル環境の激変には困ったものだで」
由「便利になっていいじゃないですか?」
み「小説書く身にもなってちょうだい。
 『由美美弥』書き始めたころは……。
 スマホなんて、影も形も無かったんだから。
 フツーに、小道具として携帯を使ったじゃない?」
さすがにこれは古いなと思ったら、2006年の記事でした
↑さすがにこれは古いなと思ったら、2006年の記事でした。

み「ところがあんた、今どき、高校生でもスマホよ。
 どうするの?、わたしの小説。
 このままじゃ、時代が限定されちゃうじゃない」
由「スマホに買い換ることにすれば?」
み「余計に時代が限定されるでしょ。
 近い将来、携帯なんか存在しない時代が来るに決まってるんだから」
近い将来、携帯なんか存在しない時代が来るに決まってるんだから

由「そうでしょうか?」
み「ポケベルがそうだったでしょ」
ポケベルがそうだったでしょ

み「時代の最先端を描くつもりでポケベルを小道具にした小説は……。
 再版も出来ないんじゃないの?」
由「だって、仕方ないですよ。
 これからだって、どんな技術革新があるかも知れないんだから」
み「ある程度は仕方ないかと思ってる。
 携帯なんか持ってる人がいなくなったら……。
 小説の方も、こっそりスマホにすればいいかって」
由「いいと思いますよ」
み「じゃ、スマホ買って」
じゃ、スマホ買って

由「何でです!」
み「あー、さっきからまとめにかかってるのに……。
 ぜんぜん、まとまらない。
 よし。
 最後に、美弥子に締めてもらおう」
弥「え?
 わたしですか?」
み「あんた、喋らなすぎなんだもん。
 ま、喋り過ぎと一緒にいるから、仕方ない面もあるけど」
由「それって、わたしのこと?」
み「ほかにおらんだろ」
由「ふん!」
ふん!

み「可愛くないヤツ。
 こういう場合、お嬢さんは……。
 『失礼しちゃうわ』と言うもんです」
由「今どき、そんなこと言う子いませんって」
み「はい、美弥子、締めて」
弥「そんな……。
 どうすればいいんです?」
由「簡単じゃない。
 お手を拝借って、やればいいのよ」
お手を拝借って、やればいいのよ

み「手締めか!」
弥「あ、それなら出来るかも」
由「頑張って」
弥「それではみなさん……。
 お手を拝借。
 えーっと……。
 三三九度?」
三三九度?

由「違う」
弥「じゃなくて……。
 えーっと、三三七拍子?」
三三七拍子?

由「もっと違う。
 ちょっと、Mikikoさん。
 いちいちコケないでくださいよ」
いちいちコケないでくださいよ

み「あんた、よく平気だね」
由「慣れてますから」
み「よし!
 それじゃいっそのこと、三三七拍子で締めよう。
 景気づけじゃ」
由「じゃ、Mikikoさん、音頭取ってくださいよ」
み「なんで、自前で音頭まで取らにゃならんのよ。
 ま、いいわい。
 それじゃ、いくよ。
 『Mikiko's Room』の益々の発展を祈念いたしまして……。
 さんさんななびょーし。
 いよー。
 チャッチャッチャ」
チャッチャッチャ

律「課長だぁ」
課長だぁ

み「違うわ!」

 えー。
 長々とお目汚しいたしまして、申し訳ございませんでした。
 雑談を始めると永遠に終わらないということが、よくわかりました。
 中途半端ですが、打ち切りといたします。
 ですがみなさん!
 5周年、ほんとうにありがとうございました。
 これまでの人生、わたしの頭の中では常に……。
 中原中也の詩の一節、「あゝ おまへはなにをして来たのだ」というフレーズが木霊していました。
 でも今は、自信を持って言えます。
 わたしは、『Mikiko's Room』を、5年間主催して来ましたと。
 そしてこの年数を、1年、また1年と重ねて行きたいと思っています。
 それでは、みなさん。
 これからも、『Mikiko's Room』を、そしてMikikoを、よろしくお願いいたします。m(_ _)m

 次回から、『東北に行こう!』再開します。
 こちらもよろしく!
5周年 ありがとうございます(Ⅲ)目次2014年/新年あけましておめでとうございますm(_ _)m




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