2015.8.28(金)
美弥子の身体は、そのままゆっくりと後ろに傾いた。
尻から背中を、キャタピラのように床に着けながら、静かに仰向いた。
後頭部が落ちるとき、微かに頭蓋の音が響いたが、目を覚ますことは無かった。
両足の踵がタイルを滑り、長い脚が真っ直ぐに伸ばされた。
全身が、間欠的に痙攣している。
股間の陰核は、まだ勃起を留めていた。
芋虫の臭角めいた突起が、ピクピクと震えている。
「かはぁ」
涼太の硬直が、一瞬で解けた。
針で穴を開けたようだった。
由美の腕の中に、ぐったりと沈みこむ。
顔を覗きこむ。
完全に意識が飛んでいた。
真っ白い目玉が、成層圏を見上げていた。
小さな身体を、骸のように仰向ける。
美弥子と涼太。
2つの亡き骸が、タイルに並んだ。
「勝手なんだから。
2人でイッちゃって。
いつも、わたしだけお留守番?」
本気で怒っている自分に、少し驚いた。
横たわる2人に対する嗜虐心が、葦の芽のように萌え出た。
由美は、美弥子の顔面を跨いで起った。
上体を中腰まで沈める。
指先で、自らの陰唇を広げた。
「う」
さっきから我慢していた尿が、一気に噴き出した。
腰を動かしながら、美弥子の顔に尿を掛け回す。
真っ白い眼球を、淡黄色の尿が洗い流す。
開いた口にも流れこむ。
そこで涼太の精液と出会うのだ。
涼太の精液と由美の尿、そして美弥子の唾液。
3人の体液が、美弥子の口蓋で混ざり合っているのだ。
由美は、膀胱が空にならないうちに、涼太の上に身を移した。
小さな顔に、尿を掛け回す。
掛けながら、陰核を練った。
練る。
練る。
あっという間だった。
「はんが。
はんがが」
銃撃されたカメラマンの画像のように、画角が揺れた。
刹那……。
「が」
カメラの画像が、途絶えた。
尻から背中を、キャタピラのように床に着けながら、静かに仰向いた。
後頭部が落ちるとき、微かに頭蓋の音が響いたが、目を覚ますことは無かった。
両足の踵がタイルを滑り、長い脚が真っ直ぐに伸ばされた。
全身が、間欠的に痙攣している。
股間の陰核は、まだ勃起を留めていた。
芋虫の臭角めいた突起が、ピクピクと震えている。
「かはぁ」
涼太の硬直が、一瞬で解けた。
針で穴を開けたようだった。
由美の腕の中に、ぐったりと沈みこむ。
顔を覗きこむ。
完全に意識が飛んでいた。
真っ白い目玉が、成層圏を見上げていた。
小さな身体を、骸のように仰向ける。
美弥子と涼太。
2つの亡き骸が、タイルに並んだ。
「勝手なんだから。
2人でイッちゃって。
いつも、わたしだけお留守番?」
本気で怒っている自分に、少し驚いた。
横たわる2人に対する嗜虐心が、葦の芽のように萌え出た。
由美は、美弥子の顔面を跨いで起った。
上体を中腰まで沈める。
指先で、自らの陰唇を広げた。
「う」
さっきから我慢していた尿が、一気に噴き出した。
腰を動かしながら、美弥子の顔に尿を掛け回す。
真っ白い眼球を、淡黄色の尿が洗い流す。
開いた口にも流れこむ。
そこで涼太の精液と出会うのだ。
涼太の精液と由美の尿、そして美弥子の唾液。
3人の体液が、美弥子の口蓋で混ざり合っているのだ。
由美は、膀胱が空にならないうちに、涼太の上に身を移した。
小さな顔に、尿を掛け回す。
掛けながら、陰核を練った。
練る。
練る。
あっという間だった。
「はんが。
はんがが」
銃撃されたカメラマンの画像のように、画角が揺れた。
刹那……。
「が」
カメラの画像が、途絶えた。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2015/08/28 07:20
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小「ありませんって。
それじゃ、駄菓子屋でも買えませんよ」
http://blog-imgs-81.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201508240931012c9.jpg
↑結構買えました。
み「あ、あれは?」
http://blog-imgs-81.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/2015082409303438d.jpg
み「きゃわいい~」
http://blog-imgs-81.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20150824093037c36.jpg
↑もちろん、わたしではありません。
み「ゆるキャラ?」
小「『さんまるくん』のぬいぐるみです」
http://blog-imgs-81.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20150824093036da0.jpg
↑実物大の『さんまるくん』。けっこうデカいです。そりゃそうですね。人が入ってるんですから。
み「『さんまるくん』って……。
そのまんまのネーミングだな」
律「大きすぎるでしょ。
これだけで、バッグが一杯になっちゃうわよ」
み「これって、リュックになってればいいのに」
http://blog-imgs-81.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20150824093055f9a.jpg
律「こんなの背負って歩く気?」
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2. Mikiko- 2015/08/28 07:21
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み「可愛かろ?」
律「バカと思われるわ」
http://blog-imgs-81.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201508240930393da.jpg
↑この年齢にのみ許せる。
み「先生、背負ってってよ」
律「誰が!」
み「値段も、さっきの馬の半分ではないか。
2,830円(税込)。
この服って、脱がせられるのかね?
脱がしてみようか?」
http://blog-imgs-81.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/2015082409305931c.jpg
↑脱ぐとスゴいんです人形。
律「止めなさい!
ほんとに、あんたって人は」
み「それじゃ、何も買えそうもないではないか。
しかし……。
あの八幡馬って、縄文時代からあったの?」
小「750年くらい前からあるみたいです」
み「縄文時代ではないではないか」
http://blog-imgs-81.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20150824093058a63.jpg
↑埴輪の馬。これでも古墳時代ですね。
み「なんでここで売ってるんじゃ」
小「ボクに聞かないでください。
それより、時間、大丈夫なんですか?」
http://blog-imgs-81.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20150824093033c08.jpg
↑海洋堂の食玩です。
み「今、何時?」
http://blog-imgs-81.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20150824093056d3a.jpg
小「10時40分です」
み「なに!
1時間以上、経ってしまったではないか」
続きは、次回。
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3. きりしま- 2015/08/28 07:53
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「銃撃されたカメラマン」ってつい最近の事件ですか?
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4. ハーレクイン- 2015/08/28 09:31
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触角の間違いかなあ、と思いつつ調べましたら、↓ちゃんとありました。
【臭角(しゅうかく)】アゲハチョウ科のチョウの幼虫が持っている異臭を放つ角のような部位。幼虫が敵から身を守るためのものと考えられている。臭角の内部は体液で満たされており、圧力増減によって臭角を出し入れすることができる(Wiki)。
ということです。
画像を見ると、色も派手で結構目立つ器官です。これが膨張したり、「異臭を放」ったりするわけですから、威嚇用としては結構役に立つと思われます。
いやあ、それにしても知りませんでした。仮にも昆虫の研究に携わった者としては冷汗三斗、です。
でも、チョウだからなあ。わたしはharlequin flyが研究対象だったのだよ、チョウは専門外。
君は「平均棍」というものを知っているかね。
>嗜虐心が、葦の芽のように萌え出た
「葦」ときますと↓これ。
「人間はひとくきの葦にすぎない。自然のなかで最も弱いものである。だが、それは考える葦である」
誰知らぬ者とていない(たぶん)、フランスの哲学者にして自然科学者、数学者にして神学者、ブレーズ・パスカルの名言です。
この言葉、わたしは中学校で習いました。何の授業でどの先生だったかは失念(恩知らずめ)。
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5. ハーレクイン- 2015/08/28 09:35
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言うまでもないと思われます。
で、『さんまるくん』。
やっぱりなあ、いると思ったよ。
で、やはりあれですかい? ゆるキャラブームに乗って登場と、こういうことですかい。
大阪・高槻市のゆるキャラは、『はにたん』。埴輪がモチーフです。
高槻は古墳がうんとこしょあります。中には藤原鎌足の墓、なるものも(ホンマかい)。
市としてはそのあたりを売り込みたいんでしょうが、さて……。
食玩ウサギ。
海洋堂は、大阪・門真市の模型製作会社。
なかなかの優れ会社のようで、映画「ジュラシック・パーク」の恐竜は、海洋堂の恐竜モデルを制作の参考にしたそうです。さらに、アメリカ自然史博物館からも展示品の製作依頼が来るとか(いずれもWiki情報)。
その道では有名な会社なんでしょうね、わたしは知りませんでしたが。
「ほったイモいじるな」
What time is it nowは、こう発音しましょう。
“ほわっとたいむいずいっとなう”では通じません。
しかしよくあったね、この画像。
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6. Mikiko- 2015/08/28 19:38
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> きりしまさん
最近って、アメリカの生放送ニュースであった事件ですか?
それであれば、違います。
わたしが、この回を書いてたのは、3ヶ月くらい前ですから。
戦場カメラマンのイメージですね。
> ハーレクインさん
臭角は、子供のころ持ってた昆虫図鑑に載ってました。
さては貧乏で、昆虫図鑑を買ってもらえなかったかな?
平方根は知ってますが、平均棍は知りません。
昆虫図鑑に載ってませんでした。
葦が“自然のなかで最も弱い”とは、とんだ自然知らずですね。
河川敷の葦刈りがいかに大変か、わかっちょらんです。
原文は、ほんとに“葦”なんですかね?
↓海洋堂といえば、これ。
http://blog-imgs-74.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20150409045821c6d.jpg
恐山のイタコです。
実はわたし、これ買いました。
オークションで。
寝所の鴨居の上に置いてあります。
毎晩、その下で寝てるんですね。
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7. ハーレクイン- 2015/08/28 22:40
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なぜ知ってる!?
図鑑南中(なんちゅう;大阪語-などという)ものはガッコの図書室で見るもので、個人が醤油(ショージ師匠のギャグ;「所有」が正しい)するなんて発想は全くなかったね。
【平均棍】昆虫類の本来2対の翅のうち、後ろの1対(後翅)が退化して短い棒状になったもの。飛翔時、体のバランスをとるための器官とされてきたが、眉唾らしい。
このような昆虫は翅が1対しかないので、双翅類(双翅目)と称する。ハエ、カ、ユスリカなど。
平方根は知っているそうだが、ホンマかあ。
では……次の計算をしなさい。
① √3+√3 ② √3×√2 ③ √10÷√5
④ 3√2+5√2
葦。
英語ではreedです。クラリネットやサキソフォンなどの吹き口に付いている薄い振動板をリードといいます。その昔、葦を削って作られたからですね。
フランス語ではさあ、なんていうんだろう。
わたしはフランス語はからっきしですので、原文はご自分で調べられたし。
ふらんすへ行きたしと思へども
ふらんすはあまりに遠し……
イタコ人形。
こんなの買うかあ、悪趣味な。
鴨居の上って……よく、魘(うな)されないねえ。
「魘」。
こんな漢字、あるんや。「鬼を厭う」と書くんだね。あ、違うか「厭わしい鬼」かな。
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8. Mikiko- 2015/08/29 08:03
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子供のころに読んでだ図鑑は、まだ取ってあります。
やっぱり、『昆虫図鑑』が一番ボロボロになってますね。
『昆虫の生態図鑑』というのも持ってました。
図鑑は、風邪で学校を休んだとき、布団の中で読むのが最高でしたね。
まさに、“夢は枯野を駆け巡る”って感じでした。
平均棍。
翅が退化して無くなる途中なんじゃないすか。
無くても飛べるんなら、それを作るのに栄養を使うのはムダですからね。
平方根の計算は……。
父の遺言で禁止されてます。
なんで魘されるんです?
イタコは、お化けじゃないですよ。
生身の人間です。
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9. ハーレクイン- 2015/08/29 11:41
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図鑑は重いから、仰向けでは腕が疲れるだろ。
わたしは、寝るときに読むのは文庫本です。たまに単行本になると大変だよ、早々に寝てしまいます。
平均棍。
かつては、飛翔時に左右のバランスをとるための器官、と考えられていました。ところが、左右どちらかの平均棍を切除しても正常に飛翔できることが分かり、「バランサー」という名称は廃止になりました。
ひょっとして、何の働きもしていない、いわゆる「痕跡器官」なのかもしれません。
平方根の計算。
なんだよ、試合放棄、敵前逃亡かよ。経理なら計算はお手の物だろ。
一応、答えを書いておきます。中1数学だし、解説は省略。
① 2√3 ② √6 ③ √2 ④ 8√2
イタコは生身の人間。
それはそうですがしかし、半ば異界のものと化しているのでは。
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10. Mikiko- 2015/08/29 12:18
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持ったまま読む人は、いないんでないの?
わたしは仰向けで、布団の上に立てて読んでました。
平均棍。
Wikiによりますと、1本取っても飛べますが……。
2本とも取ると、飛べなくなるそうです。
経理に平方根は必要ありません。
造園会社に勤めてる叔父は……。
1平米あたりの植栽本数とかを計算するとき、使うそうです。
もちろん、電卓だそうですが。
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11. ハーレクイン- 2015/08/29 14:47
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それはそうでしょうが……中学数学では必要だよ。
高校以上でももちろん必要。
それにしても、数学で真っ先につまずくのが平方根。「√記号が陸上のハードルに見える」と言ったのは誰だったかなあ。