2015.8.19(水)
『はぅぅ』
千穂が溜め息を漏らした。
小さな陰茎が潜りこんだのだろう。
しかし、潜りこむのが精一杯で、挿出までは不可能だ。
また、涼太にそんな知識があるはずも無い。
千穂も、それがわかっているようだ。
千穂の尻が、涼太の腰に貼り付いたまま回り始めた。
涼太の背筋が痙攣する。
細い両腕には、鳥肌が立っていた。
気持ちいいのだろう。
ときおり尻たぶが、はためく。
『出る。
ママ、出るよ』
『出して。
中にいっぱい出して』
『はが。
はんがが。
はが』
『来てる。
涼ちゃんの熱いのが……。
来てるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ』
『が』
涼太の全身が、塑像のように硬直した。
そして……。
『け』
そのまま瓦解した。
浴場のタイルに沈んだ涼太は、陶器のカケラとなって四散する。
「さ、持ちあげるわよ」
千穂の声に、由美の妄想は破られた。
「2人で、頭の方、サイドから持って」
そう言って千穂は、女性の脚元のシーツを持ちあげた。
「少しくらい引きずってもいいから、高く上げないようにしましょう。
落としたら危ないから。
涼太、扉、開けといて」
涼太が、浴室の扉を開き、こちらに向き直った。
股間では、まだ陰茎が屹立している。
裸の女性が4人もいるのだから、無理もないだろう。
少し気の毒な気さえした。
女性が軽かったおかげか、さほど苦労もせず客室まで運びこむことが出来た。
室内には、涼太が敷いた布団が伸べられていた。
千穂が溜め息を漏らした。
小さな陰茎が潜りこんだのだろう。
しかし、潜りこむのが精一杯で、挿出までは不可能だ。
また、涼太にそんな知識があるはずも無い。
千穂も、それがわかっているようだ。
千穂の尻が、涼太の腰に貼り付いたまま回り始めた。
涼太の背筋が痙攣する。
細い両腕には、鳥肌が立っていた。
気持ちいいのだろう。
ときおり尻たぶが、はためく。
『出る。
ママ、出るよ』
『出して。
中にいっぱい出して』
『はが。
はんがが。
はが』
『来てる。
涼ちゃんの熱いのが……。
来てるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ』
『が』
涼太の全身が、塑像のように硬直した。
そして……。
『け』
そのまま瓦解した。
浴場のタイルに沈んだ涼太は、陶器のカケラとなって四散する。
「さ、持ちあげるわよ」
千穂の声に、由美の妄想は破られた。
「2人で、頭の方、サイドから持って」
そう言って千穂は、女性の脚元のシーツを持ちあげた。
「少しくらい引きずってもいいから、高く上げないようにしましょう。
落としたら危ないから。
涼太、扉、開けといて」
涼太が、浴室の扉を開き、こちらに向き直った。
股間では、まだ陰茎が屹立している。
裸の女性が4人もいるのだから、無理もないだろう。
少し気の毒な気さえした。
女性が軽かったおかげか、さほど苦労もせず客室まで運びこむことが出来た。
室内には、涼太が敷いた布団が伸べられていた。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2015/08/19 07:19
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み「山の上まで取りこみに行っても、間に合わんだろ」
律「降りそうもない日に干すんでしょ」
http://blog-imgs-79.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20150815102044c8e.jpg
み「天気予報は、どうやって確認するんだ?」
http://blog-imgs-79.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20150815102148ab5.jpg
律「テレビは……。
無いだろうけどさ。
きっと、当時だって、いたのよ。
天気予報をする人が。
ほら、なんだっけ……。
えーっと。
そうそう。
安倍晴明」
http://blog-imgs-79.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201508151020122e2.jpg
↑野村萬斎。一番似合いますね。
み「安倍晴明は、陰陽師だろ!
気象予報士じゃないわい」
http://blog-imgs-79.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201508151020459d1.jpg
↑こんなのが出てるとは……。
み「そもそも、時代が違うし」
律「何が言いたいわけよ?」
み「山の上に衣を干すなんてこと、あり得ないってこと」
http://blog-imgs-79.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20150815102044473.jpg
↑水辺があれば、羽衣ということも考えられますが。
律「どうして?
ちゃんと、歌になってるでしょ」
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2. Mikiko- 2015/08/19 07:20
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み「天香久山なんて、木が鬱蒼と茂ってて……。
衣を干す場所なんてないでしょ」
http://blog-imgs-79.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20150815102146313.jpg
律「そこだけ、木を伐採したのよ」
http://blog-imgs-79.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20150815102149fff.jpg
み「洗濯物干し場にか?」
律「そうじゃないの」
み「もったいなくも、“天”をいただく山だぞ。
神聖視されてたに決まってる。
洗濯物干し場にするために、木を伐るなんて考えられないでしょ」
律「じゃ、どうやって干したのよ?」
み「衣は、何かの比喩だと、どうして考えられないかね」
http://blog-imgs-79.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20150815102150d97.jpg
律「何の比喩?」
み「そんなの決まってるでしょ。
雪です」
律「夏に雪が降るわけないでしょ」
http://blog-imgs-79.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/2015081510204564c.jpg
↑“カンツリー”って……。
み「だから!
この歌は、夏の歌じゃないの」
律「じゃ、いつの歌よ?」
み「早春です。
『早春賦』って唱歌、知っとるけ」
http://blog-imgs-79.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20150815102145f53.jpg
↑歌の舞台は、信州安曇野。
続きは、次回。
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3. きりしま- 2015/08/19 07:46
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NHKの気象予報士というとこの人?
http://matome.naver.jp/m/odai/2141949569279478001
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4. ハーレクイン- 2015/08/19 11:41
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「立ち尽くした」良太は、老練(たぶん)千穂さんのテクにあっけなくいっちゃいました。まあ、小学生だからな“三こすり半”もやむをえまい。
>女性が軽かった……
ふうん。なんとなくぽっちゃり、むっちり、古い言い方だと“豊かな肉(しし)置き”だと思っていました、赤ミニ女。今は全裸だけど。
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5. ハーレクイン- 2015/08/19 11:43
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稲垣吾郎くんもやったなあ、と思ったら小説の中でした。主人公が陰陽師を妄想して(なぜなのかは失念)吾郎くんをモデルに、頭の中で安倍清明を演じさせるんですね。
NHK気象予報士カレンダー。
きりしまさんも書いてはりますが、こんなにいるんですか、女性気象予報士。まあ、民放に負けてられないだろうからなあ。
そういえば、ブラタモリの“新相棒”桑子真帆アナ。こないだ夕方のニュースを読んでいました、真面目な顔で(当たり前か)。アナウンスもやるんや、と思ったものですがこれも当たり前か。業務がブラタモリだけということはないよな。
>水辺があれば、羽衣
奈良に海はないからなあ。池はあるけど、奈良公園の猿沢池(さるさわのいけ)。ここには猿沢池の七不思議、というのがあります。曰く……、
澄まず
濁らず
出ず
入らず
蛙はわかず
藻は生えず
魚が七分に水三分
ほんとかなあ、と思いますがまあ、七不思議というのはそういうものでしょう。「澄まず」はホント、小汚い池です。
関係ないけど、有栖川有栖『海のある奈良に死す』ってのがあります。
ここで問題です「海のある奈良」とはどこでしょう?
ご紹介しておきながらなんですが、読まないほうがいいです。一応ミステリーということなんですが、ミステリーになってません(お前に言われとないわ;アリス)。
>神聖視されてたに決まってる
そのとーり。
天香久山の麓には、天照大神の岩戸隠れの巨石をご神体とする天岩戸神社なんてのがあるのだぞ。
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6. Mikiko- 2015/08/19 19:44
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> きりしまさん
NHKの気象予報士は、不思議とトラブルを起こしますよね。
半井小絵さんも、同じようなことがあったんじゃなかったですか?
> ハーレクインさん
桑子アナは、19時のニュースに出てますね。
わたしは、ちょうど夕食どきなので、よく見てます。
“魚が七分に水三分”はありえんでしょ。
酸欠になります。
海のある奈良。
小浜ですか。
小京都ってのは、日本中にありますが……。
小奈良はありませんよね。
なぜなんでしょう?
小浜は、オバマ大統領就任のとき、大盛りあがりだったのを思い出します。
さすがに、日本にクリントン市は無いわな。
甲子園。
明日は決勝。
やはり、ピッチャーのいいところが残りましたね。
ロースコアの競り合いになるんじゃないでしょうか。
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7. ハーレクイン- 2015/08/19 21:58
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「7:3で魚の勝ち」
だから七“不思議”なんでしょうね。
福井県小浜市。
ピンポーン、正解です。
知り合いに小浜さんがいてはります。「おばま」さんと呼ばれていますが、じっさいには「こはま」だそうです。なんで訂正しないんですか、と聞いたら「もうあきらめた」と言うてはりました。
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8. 間 黒男- 2015/08/20 06:42
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海原かとオモタ!(吉本は要らん!)
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9. Mikiko- 2015/08/20 07:27
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> ハーレクインさん
かつて鳥取県には、羽合町(はわいちょう)がありました。
現在は合併して、湯梨浜町になってます。
羽合町には、有名な羽合温泉があります。
ハワイアンセンターは、無いようです。
羽合町内には、今でもヤシの木並木があるそうです。
鳥取なら、雪も降るでしょうにね。
ヤシじゃなくて、シュロじゃないかな?
> 間 黒男さん
海原お浜・小浜。
上方演芸の殿堂入りを果たした漫才コンビだそうです。
見た記憶はありません。
お浜さんは、ずっと昔に亡くなったみたいですが……。
小浜さんは、まだご存命ですね。
現在、91歳。
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10. ハーレクイン- 2015/08/20 08:39
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無理じゃないですかね、仰せの通り。
ハワイアンセンターときますと『常磐』ですが、映画『フラガール』、結構おもろかった。
海原小浜師匠は「こはま」なんですね。
知り合いの小浜さんに、これをとっかかりに「わしゃ『おばま』やない『こはま』や」、と事あるごとに言えばよかろうもん、と教えてあげるかな。
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11. Mikiko- 2015/08/20 19:46
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↓シュロ並木のようです。
http://www.yurihama.jp/exp_img/100/shizen/shizen.html
シュロなら耐寒性があるので、東北地方でも植えられます。
小浜さん。
常時、名札を下げてればいいんでないの?
今は、会社員もお役人も、みんな下げてます。
わたしも下げてますし。
もちろん、氏名にはフリガナが振ってあります。
帰るときには外しますが、小浜さんはずっと付けてればいいんじゃないかな。
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12. ハーレクイン- 2015/08/20 22:33
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棕櫚、と書くそうです、これは読めんなあ。もちろん書けんし。
日本のシュロは確かに耐寒性が大きいそうですが、ヤシ科。故郷は熱帯ですから、やはり南国が似合いますよね。宮崎・日南海岸は有名です。
笙ォフェニックスの木陰で……
小浜(こはま)さんが「(訂正を)もうあきらめた」。
どっかで似たような話を……で思い出しました。金沢の大衆割烹『川太郎(がたろ)』の店主のセリフです
「だあれも、がたろて読んでくれへんからもうあきらめた。暖簾にフリガナ振るのもおかしいしなあ」(参考文献:『アイリスの匣』#1、“思い出番宣”でした)。
ということで、やはり一般人が名札をぶら下げるわけにもいきませんでしょう。
よく考えたら、「おばま」の読みが普遍的?!になったのは、やはりどう考えても某国大統領のせいだよね。
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13. 間 黒男- 2015/08/21 04:21
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〓SoftBankのCFでつね!
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14. Mikiko- 2015/08/21 07:43
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> ハーレクインさん
シュロ。
こちらでは、農家の庭などにそびえてます。
戦後、洋風が流行ったんじゃないですかね?
フェニックスは、カナリーヤシです。
耐寒性は弱く、新潟では無理ですね。
名札は、ボランティアさんなどもしてます。
一般人がしてても、おかしくないと思いますよ。
> 間 黒男さん
↓これですな。
http://www.youtube.com/watch?v=5g2JTJGk0dw
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15. ハーレクイン- 2015/08/21 10:19
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シュロは似合わないなあ。
「こはま」さんの名札。
会社内ならともかく、公園とか飲み屋とか、近所のスーパーなんかでは浮いちゃうと思うぞ。たいがいなお歳なんだし。
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16. Mikiko- 2015/08/21 19:58
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けっこう見かけますよ。
和庭にも、不思議と似合います。
新潟では、灯籠と並んで聳えてます。
浮いちゃうということは、目立つということでしょ。
目的に適っとりますやん。
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17. ハーレクイン- 2015/08/21 22:13
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それはそうですがね、なんせ「あきらめて」おられますんで。それに、ご自分でも「わしゃ『おばま』や」と思っとられる向きもあるようです。
目立つことについては、特にシャイな方というわけではないんですがなんせお歳ですから……。