2015.5.31(日)
「はっ」
気合とともに、上下動を始める。
「あぁ。
ボクもう、ダメです」
1人取り残された男が、悲痛な声をあげながらにじり寄ってきた。
順番を待つまで、保たないのだろう。
床にぶち撒けさせたらかわいそうだ。
わたしは、擦り寄ってきた腰に手を掛け、位置を誘導する。
床に仰向いた男をまたがせ、腰をひねる。
最後の男は、わたしに正対した。
上下動を続けながら、目の前の陰茎を掴む。
熱かった。
人の血は、こんなにも熱かったろうか。
看護師をしていると、人体の不思議に感銘を受けることが度々ある。
男の尻たぶに手を回し、前に引きつける。
男は、素直に足裏を送った。
わたしは、上下動を下半身に任せ、上体の高さを一定に保つ。
陰茎を握ったまま、男を仰ぎ見る。
男の瞳は期待に膨らみ、大粒の葡萄のようだった。
わたしはニヤリと笑って応えると、再び視線を下ろす。
もう待たない。
「あんが」
外れるほど顎を開き、陰茎を咥えこむ。
熱い塊を、口いっぱいに頬張る。
同時に、激しく頷き始める。
それは、性欲というものを全力で肯定する頷きだ。
人は、生殖するために生まれて来たのだ。
「出ます!」
頭上で、高らかな宣言があった。
わたしは、受諾の意味も込め、さらに頷きを加速する。
「わぎゃ」
男の尻に回した手の平に、空隙が生まれた。
男が、尻たぶを絞ったのだ。
同時だった。
「あぎゃっ。
あぎゃぎゃ」
噴出する精液が、口蓋垂を叩いた。
わたしは喉を閉じ、気管を守った。
気合とともに、上下動を始める。
「あぁ。
ボクもう、ダメです」
1人取り残された男が、悲痛な声をあげながらにじり寄ってきた。
順番を待つまで、保たないのだろう。
床にぶち撒けさせたらかわいそうだ。
わたしは、擦り寄ってきた腰に手を掛け、位置を誘導する。
床に仰向いた男をまたがせ、腰をひねる。
最後の男は、わたしに正対した。
上下動を続けながら、目の前の陰茎を掴む。
熱かった。
人の血は、こんなにも熱かったろうか。
看護師をしていると、人体の不思議に感銘を受けることが度々ある。
男の尻たぶに手を回し、前に引きつける。
男は、素直に足裏を送った。
わたしは、上下動を下半身に任せ、上体の高さを一定に保つ。
陰茎を握ったまま、男を仰ぎ見る。
男の瞳は期待に膨らみ、大粒の葡萄のようだった。
わたしはニヤリと笑って応えると、再び視線を下ろす。
もう待たない。
「あんが」
外れるほど顎を開き、陰茎を咥えこむ。
熱い塊を、口いっぱいに頬張る。
同時に、激しく頷き始める。
それは、性欲というものを全力で肯定する頷きだ。
人は、生殖するために生まれて来たのだ。
「出ます!」
頭上で、高らかな宣言があった。
わたしは、受諾の意味も込め、さらに頷きを加速する。
「わぎゃ」
男の尻に回した手の平に、空隙が生まれた。
男が、尻たぶを絞ったのだ。
同時だった。
「あぎゃっ。
あぎゃぎゃ」
噴出する精液が、口蓋垂を叩いた。
わたしは喉を閉じ、気管を守った。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2015/05/31 07:38
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小「でも、その説、面白いですね。
ラドンみたいなのが飛んでたりして」
http://blog-imgs-74.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20150528200359d94.jpg
↑ラドン違いでした。
み「そんなのがいたら、生きてる人間が食われるわ」
http://blog-imgs-74.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/2015052820035727d.jpg
↑こちらです。
律「じゃ、あなたの説はどうなのよ?
これを、何に使ったか?」
み「使ったというより、見せるために作ったんじゃない?」
http://blog-imgs-74.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201505282004007b8.jpg
律「誰によ?」
み「船でやってくる交易相手だよ。
ひとつは、灯台代わり。
海際の高台に、こんなのが建ってたら、そうとう遠くから目立つでしょ。
夜は、この上で火を焚いたかも知れない」
http://blog-imgs-74.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20150528200401cef.jpg
↑護摩壇の火ですが、人の形に見えます。
小「火の見櫓じゃなくて……。
火見せ櫓ってことですか?」
み「うまい。
座布団十枚」
http://blog-imgs-47.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20130803170031e85.jpg
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2. Mikiko- 2015/05/31 07:39
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小「いりませんって。
危なくて座れないでしょ」
http://blog-imgs-47.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20130911195349eb5.jpg
↑畳なら安定したものです。
小「でも、火を焚いたのなら、屋根がなくて正解ですね」
み「たぶんね」
http://blog-imgs-74.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20150528200420cbb.jpg
↑もちろん、屋根があったという説もあります。一番左は、柱だけだったという説。
律「今、“ひとつは”って言ったわよね。
それじゃ、まだほかの用途があるってこと?」
み「用途っていうか……。
早い話、権威付けでしょ。
ここには、これだけの構造物を建てられる文明があり……。
それを率いる強力な支配者がいるってことを示してるわけだ」
http://blog-imgs-74.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201505282004176d0.jpg
↑どうしても、卑弥呼のイメージです。
律「なるほど。
これだけの柱を建てたんだもんね。
象とか、使ったのかしら?」
http://blog-imgs-74.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/2015052820040317c.jpg
↑スリランカの象。運んでる丸太は建築資材ではなく、自分のエサだそうです。踏み折って、芯を食べるのだとか。
み「象なんておるかい!」
律「じゃ、人力だけ?」
み「だしょうな」
律「復元するときも、人力だったのかしら?」
み「どうなの?」
小「大型クレーンを使ったみたいですね」
http://blog-imgs-74.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20150528200419441.jpg
み「やっぱり」
続きは、次回。
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3. ハーレクイン- 2015/05/31 11:54
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そうだのう、「全裸……女」よ(こういう省略はどうだろう)。
人だけではないぞ。
この世に生きとし生けるもの、全て同じだ。
生物が生きる目的は三つあるという。
「食べること」「食べられぬこと」、そして「子供をつくること」、この三つだ。食べることと食べられぬことを合わせると、要するに“生き延びること”ということだ。で、なんのために生き延びるのかというと、それが三番目の「子供をつくること」のため、ということになる。
全ての生き物は、子供をつくるために生きておるのだ。
個体だけではないぞ。
次世代を全く残せなくなった「種」というものは、すでに死んでおるのだ。“地球最後の男”などという話があるが、その男がいくら長生きしようと、仮に不老不死であったとしても、「種」としてはすでに死んでおるのだ。
無性生殖が可能な生物はその点有利だの。たとえ最後の一個体になったとしても、まだ子孫を残す可能性があるのだからな。
このあたりを突き詰めて考えたのが、どこやらの生物学者だ。
子孫を残すというのは、その種の遺伝子を残すということだ。遺伝子とは「DNA」という化学物質の事だが、地球上のすべての生物はDNAを残す、ということを究極の目的として生きている。ということは、DNAさえ残れば、個体はどうでもよい。個体というのは、遺伝子DNAの“乗り物”に過ぎないのだ。
こんなことを言い出したのだな。極論といえば極論だが、ある意味真実を突いてもおる。
個体レベルに話しを戻そう。めでたく生殖に成功し我が子孫を残した。そうなればその個体は用済みだな。もちろん、まだ生殖能力を残していれば別だが、そうでない個体がその後生きる意味は何もない。“老後の人生”なんてものは無意味、かえって邪魔っけなだけだ。
これも極論だが、やはりある意味真実を突いておる。
ま、頑張れ「全裸……女」よ。
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4. ハーレクイン- 2015/05/31 11:59
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なぜにラドンを知っている、「小」くんよ。1956年の東宝映画だぞ。まあ、その後何作か作られて、最後の登場は2004年『ゴジラFINAL WARS』だが、あ、これで見たという可能性があるか。それとも、DVDで見たのか。
ちなみに、ラドン温泉のラドン(radon)は放射性元素の一種。原子番号86、元素記号 Rn。常温では無色・無臭の気体。
世界保健機関WHOは、ラドン温泉、特に屋内のラドン温泉の肺がん発症のリスクを指摘しています。一方、各種疾患の治癒効果もあるようで、どうもはっきりしないようです。
気色悪いので、わたしは入りません。
三内丸山の“掘立小屋”の用途「み」さん説。
見世物、じゃなくて「見せるため」。
1. 灯台代わり。
関連事項①:「小」くん。“火見せ櫓”で座布団十枚。
どんどんぱふぱふ。
そういえば、先週の「笑点」で、座布団十枚が出ました。
獲得者は林家たい平。よかったなー、おめでとー。
師匠のこん平も草葉の陰で喜んでるやろ(まだ生きてるって)。
関連事項②:牢名主の畳十枚……じゃきかんな。
二十枚はあるよ。
しかしこれ、どこの博物館の展示なんだろうね。
関連事項③:屋根の無い根拠になる。
屋根が無かったかどうかは結論出てないみたいだよ。
なんせ発掘されたのは地面に空いた穴だけだもんなあ。
2. 権威付け。要するに、いわゆるひとつの“虚仮威し”
関連事項①:権威とくればこのお方、
言わずと知れた岩下志麻姐さん。じゃなくて卑弥呼。
それにしても、卑弥呼への敬称ってどうなんだろうね。
「さん」でいいのかなあ。それともやはり「さま」?
関連事項②:丸太を食べる象。さすがと言いますか……。
まあ、丸かじりじゃないみたいだけど。
関連事項③:復元にクレーンは、権威付けにならんなあ。
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5. Mikiko- 2015/05/31 12:57
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未体験ゾーンです。
変わった温泉では、岩盤浴というのを体験したことがあります。
と言っても、岩ではなく、砂利でした。
男女混浴ですが……。
もちろん、素っ裸ではありません。
裸の上に、甚平のようなものを着ます。
温泉内は、湯気が充満してます。
当時、尋常性乾癬が出てたので、足を砂利に突っ込むと気持よかったです。
ペットボトルの水を飲みながら、温泉と涼しい戸外を往復します。
無心になれて、けっこう面白かったです。
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6. ハーレクイン- 2015/05/31 15:48
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というのもあるそうです。
ラドン温泉などと合わせ、放射能泉と総称するそうです。
でも、放射能泉と謳ったら、入浴者数は減少すると思いますがどうでしょう。
ラドンはともかく、ラジウムが放射性物質だというのは大抵の人が知っていると思うけどなあ。キュリー夫人のラジウムだよ。誰だって小学校で習っているはずなんですが。
放射線被曝量は能う限り少なく、というのが原則です。もちろん自然放射線というのがあるわけで、これは避けようが無い。だからこそ人工被曝は避けるべきなんですね。
医療用のレントゲン撮影も、極力避けるのが望ましいわけですが、現実はご存知の通り。患者を被曝させてそれでよし、という医療者の体質があるような気がします。
岩盤浴。
>岩ではなく、砂利
そらそうだ。岩にどうやって入るのだ。
『大分に行こう!』で入ったんじゃなかったっけ。
あれは砂湯だったか。
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7. Mikiko- 2015/05/31 18:14
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これは、実生活で入浴したものです。
手の平から汗が噴き出るのを、初めて見ました。
水蒸気がスゴいので、呼吸器系にもいいんじゃないでしょうか。
男女一緒なので、家族でも、カップルでも楽しめます。
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8. ハーレクイン- 2015/05/31 21:24
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どうも、も一つピンときませんが、汗をかく・水蒸気がすごい、となるとフィンランドのサウナみたいな感じがしますね。あれは室内に置いた焼けた石に水を掛け、高温の水蒸気を発生させるそうです。
気になるので、Wikiの「岩盤浴」を見ました。すると「温めた巨大な石のベッドに寝転ぶ」(これが「岩盤」の由来のようです)、「石から発生する遠赤外線が発汗を促す」ということでした。湯を浴びるわけでも、岩を浴びるわけでもないんですね。
そういうことですと、やはり「サウナの親戚」でいいのかなあ。
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9. Mikiko- 2015/06/01 07:33
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玉砂利でした。
何十センチもの厚みで敷いてあります。
普通に歩けますが、足を突っこむことも出来ます。
乾癬の箇所がむず痒くなって、気持よかったです。
汗が落ちるので、定期的に温泉洗浄されてるそうです。
花粉症が治った人もいるとか。
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10. ハーレクイン- 2015/06/01 12:16
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んじゃ「岩盤浴」じゃなくて「砂利浴」ではないか。
砂利なら浴びることもできそうですね。
砂でも砂利でも岩でも、ポイントは「発生する遠赤外線」。これが体にいいそうです。
それにしても、花粉症が治るものかね。なんか「カゼからがんにまで効く」という夢の万能薬みたいだぞ。
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11. きりしま- 2015/06/01 21:01
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放射能泉である「ラジウム温泉」はなぜ安全なのか
http://gigazine.net/news/20110317_radium_hot_spring/
記事の内容より、こんな能天気な記事を3.11の6日後に配信しているのが驚きだ。
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12. ハーレクイン- 2015/06/01 22:06
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読みましたが、も一つ理解できません(わたしは物理・化学は苦手だったのだ)。
まあ、危険なものは(たぶん)認可しませんわな、厚労省(と思ったら、公衆浴場の許認可は都道府県知事の管轄でした)。
しかし「3.11の6日後」って、よく見てはりますねえ。
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13. きりしま- 2015/06/01 23:01
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URLにバッチリ日付が入っているから。