Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
由美と美弥子 1698
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「ほら」

 由美は千穂の身体を抱えながら、美弥子の股間まで導いた。
 美弥子が、千穂の顔を迎えるように、自ら腰位置を動かした。
 ちょっと妬けた由美は、美弥子の顔を見あげる。
 美弥子の顔貌にはすでに、由美の心情を忖度する余裕は無いようだ。
 陰核を咥えられる期待に、瞳が膨らんでいた。
 太腿にはもう、ナメクジが這ったような筋が光っている。
 膣液を垂れ流しているのだ。
 由美は、千穂の肩を押した。
 千穂の顔が、美弥子の股間に近づく。
 千穂の両目が、焦点を合わせるために、中央に寄っていく。

「あっ」

 千穂の細い鼻先が、陰核に触れた。
 それだけで美弥子は、腰を崩しかけた。

「しっかりして」

 ビシッ!

 肉音が浴室に響いた。
 由美の手の平が、美弥子の尻を叩いたのだ。
 持ち重りしそうな尻肉が、ブルブルと震えた。
 それに呼応して、陰核がタクトさながらに上下した。
 千穂の瞳も、それを追って縦に振れる。
 振幅が徐々に収まり、瞳の上下動が止まった。
 刹那……。
 千穂は、金魚のように食いついた。

「あごぉぉぉぉ」

 美弥子の歓声だった。
 美弥子の下腹部に、脂肪を透いて腹筋が浮き立った。
 千穂の鼻は、美弥子の陰毛に埋もれている。
 完全に奥まで咥えていた。
 しかし、それからどうしていいか、迷っているようだ。
 瞳が、美弥子の腹部を泳いでいた。
 無理もない。
 美弥子の陰核は、幼児の陰茎ほどしかないのだ。
 フェラチオのような前後動は無理だった。
 ひょっとしたら、千穂の亡夫は巨根だったのかも知れない。
 由美は、千穂に顔を寄せた。

「吸ってみて。
 ちゅぱちゅぱ」

 千穂は納得したらしく、すぐに頬が窪んだ。
由美と美弥子 1697目次由美と美弥子 1699





コメント一覧
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    • ––––––
      1. Mikiko
    • 2015/02/22 07:46
    • 婦「そんなわけないわよ。
       “みず”の生えてるところは、湿地だから……」
      http://blog-imgs-79.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201502181828585ef.jpg
      婦「うっかり踏み込むと、ズブズブっていっちゃうこともあるの」
      http://blog-imgs-79.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20150218182912c66.jpg
      婦「葉を掻き分けながら、足元を確かめて近づくことね」
      み「にゃるほど」
      婦「この“みず”は“あおみず”と言って、柔らかくて癖が無いのが特徴。
       “みず”には、もう一種類あって、“赤みず”というの」
      http://blog-imgs-79.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201502181829009e3.jpg
      婦「茎が赤いから、すぐわかるわ。
       こちらは、“あおみず”より適応力が高くて……。
       ちょっと湿った程度のところまで進出してる」
      律「これは煮物ですけど……。
       ほかに、どんな食べ方があるんですか?」
      婦「癖がないから、どんなふうにしても食べられるわ。
       生でもいけるのよ」
      http://blog-imgs-79.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20150218182854c65.jpg
      律「山菜を生で?」
      婦「お醤油を付ければ、十分美味しいわ。
       でも、お家で食べるなら、湯がくのが一番。
       薄皮を剥いて、お塩をひとつまみ入れた熱湯に入れ……。
       色が変わったら、上げて、水に晒すの」

    • ––––––
      2. Mikiko
    • 2015/02/22 07:47
    • 婦「あとは、おろし生姜とお醤油でお浸しにしたり……。
       マヨネーズで和えても美味しいわ」
      http://blog-imgs-79.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/2015021818285610e.jpg
      ↑辛子マヨネーズ和え。
      律「あ、それ美味しそう」
      み「お酒のツマミに良さそうだね」
      婦「最高よ」
      律「食べるのは、この茎だけなんですか?」
      婦「基本的には、茎を食べます。
       でも、葉っぱは、天ぷらにすると美味しいわよ」
      http://blog-imgs-79.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20150218182913233.jpg
      み「それも、いただき」
      婦「あと、叩くと滑りが出るのよ。
       茹でた“みず”を、まな板の上で、包丁で叩く。
       そこにお味噌を加えて、さらに叩く。
       にんにくや生姜を入れてもいいわよ。
       もう、お酒のツマミに最高」
      http://blog-imgs-79.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20150218182856447.jpg
      律「あー、飲みたくなってしまった」
      み「ゆうべ、あれだけ飲んだのに?」
      婦「どちらで、飲まれたの?」
      律「この近くの、『六兵衛』っていう居酒屋です」
      http://blog-imgs-61.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20141101093300e7a.jpg
      婦「あら、通なお店をご存知ね」
      み「やっぱり、有名なんだ」
      婦「今回は、団体で来ちゃってるから、残念ながら行けないけど。
       大勢じゃ無理なお店でしょ。
       すぐ一杯になっちゃうんだから」
      み「でしたね」
       続きは、次回。

    • ––––––
      3. ハーレクイン
    • 2015/02/22 10:28
    •  千穂クンニ。
       敵娼!は、デカクリちんぽの美弥ちゃん。
      >「あごぉぉぉぉ」
       美弥ちゃんのよがり声ですが、断末魔の叫びにしか聞こえません。

    • ––––––
      4. ハーレクイン
    • 2015/02/22 10:35
    •  よく聞きますが、ホントにあるのかね、底なし沼。
       地球を貫通して、ブラジルかアルゼンチンあたりに口を開けてたりして。
       ま、ゴシックホラーの定番です、底なし沼。横溝正史とかね
       若い頃山歩きをしていた時、尾根筋に湿地帯がありました。沈み込みそうでヤバそう。
       同行の男が「こういう時は標識の根元を歩けばええんや」と道端の標識付近に飛び移りました。途端にずぼっと胸のあたりまで埋まりこみよりました。
       ほっぽって置くわけにもいかないので、足元を探り探り近づいて引きずり上げたものです。
       人生、どこで足元を掬われるかわかりません。
      >婦「葉を掻き分けながら、足元を確かめて近づくことね」
       そのとぉ~り(財津一郎で)。
       「みず」は、赤と青。
       黄色はないのかなあ。
       アマダイには赤、白、黄があります(あやめ。さりげない番宣でした)。
       植物の赤や青のちがいって、わたしには、ぅわっかりますぅうえぇ~ん(これは誰だったかなあ)。
       山菜の王様「みず」。
      煮物もいけます、生でもいけます。もちろん炒めてもいけるんだろうなあ。
       湯がき「みず」の味噌たたき。
       こりゃあ、もちろん酒のあて。
       フキでやってみるかな。
       「六兵衛」さんをご存じ。団体で来てる。
       ほんとに何者なんだろうね、「婦」さん。

    • ––––––
      5. Mikiko
    • 2015/02/22 12:26
    •  これは、以前に書きましたが……。
       痛快な話なので、もう一度。
       開高健が、外国で釣りをしたときの話。
       現地の案内人と、釣り場に向かってた。
       長靴が潜るほどの湿地帯を渡ってるとき……。
       開高さんは、女のあそこみたいだと冗談を言ったそうです。
       それまで無愛想だった案内人は、にわかに相好を崩し……。
       「ここにはまさしく、その名前が付いてる」と笑ったそうです。
       みず。
       スーパーに出るでしょうかね。
       今度、気をつけて見てみよう。

    • ––––––
      6. ハーレクイン
    • 2015/02/22 15:37
    •  やはり長靴で泥地を歩いた人の話。
       歩くたんびに両脚の長靴が触れ合い、靴についた泥がしだい次第に上方にせりあがって、ついに靴の上端を越えたとか。
       なんか、書いたらさほど面白くないなあ。聞いた時は面白かったんだけど。
      >「ここにはまさしく、その名前が付いてる」
       それは何語で、んで、なんて云うんだろうね。
       男の連帯感を最も高めてくれるのは、Y談です。
       ちなみに関西語では「*#こ」ですね、女性のあそこ。

    • ––––––
      7. 淡雪
    • 2015/02/22 17:05
    • おひさしゅうございます。
      何度かコメントを試みましたが、はじかれてしまって、断念いたしました。
      さきほど違うハンドルでコメントを入れたら、ちゃんと入るのを確認しました。
      スマホから、どうして入れれないんでしょう。。。
      底なし沼。。。ほんとうにこんな風に立て札がある場所があるんですね。
      個人的にはチュパチュパは、ちょっときついかしら。。

    • ––––––
      8. Mikiko
    • 2015/02/22 18:20
    • > ハーレクインさん
       長靴の件。
       長靴が触れ合ったからじゃなくて……。
       泥を踏むごとに、長靴に着いた泥が上に送られ、履き口を越えたんじゃないですか?
       釣りで使う、胴長という長靴があります。
       胸までゴムで覆われる長靴ですね。
       あれは、非常に危険なのだとか。
       水中で転ぶと、胴長に水が入り、起きあがれなくなるそうです。
      > 淡雪さん
       お久しぶりです。
       なんで、コメント出来なかったんでしょうね?
       90%以上が英数字のコメントは、入れられないようにしてありますが……。
       それ以外の制限はしてないんですけど。
       底なし沼。
       確かに妙な看板ですが……。
       「立入禁止」よりは、はるかに効果があると思われます。

    • ––––––
      9. ハーレクイン
    • 2015/02/22 20:57
    • >Mikikoさん
      >泥を踏むごとに、長靴に着いた泥が上に送られ……
       いやあ、そうじゃなくてね、靴が互いに触れ合うから、だから踏み込む深さ以上に上がったんだね、泥。知らんで、聞いた話や。
       なんで面白くないかわかったよ。文章表現が下手だからだな、うん。
       胴長は、学生の時に散々使いました。
       釣りではありません。
       調査用のボートを岸に引き上げるときに使うんだね。
       仰せのとおり、確かに危険です。だから、胴長の履き口の高さよりも水深が深い場所で使ってはいけません(そんな奴おれへんやろ~;大木こだま)。
      >淡雪さま
       お久っ。
       元気してはったんですねえ、とっても嬉しいです。
       スマホをお使いですか(あたり前田のクラッカー)。
       わたしはいまだにガラケーです、たぶん死ぬまで……。
       しかし……「ガラケー」って、誰が思いついた言葉なんでしょうね。やはり生物学関係者かなあ。座布団1枚!

    • ––––––
      10. 淡雪
    • 2015/02/22 21:37
    • おかげさまで、元気にしておりました。
      自分の体のメンテナンスを今年は、真剣にしてみようかな。
      秘密の健康法は、いまも続行中です。

    • ––––––
      11. ハーレクイン
    • 2015/02/22 22:15
    •  淡雪さま。
       えらく怪しげ。なぜかアラビアンナイト、『一千一夜物語』を思わせるような……。
       あの世界って、女性も男性も、精力絶倫(死語?)なんですよね。
       出だし近くの一編に↓こんなのありました。
       ことを終えた女性。お相手から離れ際に“お礼”のひとこと。
       「お上手ね」。
       なぜか鮮明に覚えております。
       それにしてもあの物語、ストーリーが入れ子の入れ子の入れ子……なんですよね。マトリョーシカも真っ青。

    • ––––––
      12. Mikiko
    • 2015/02/23 07:36
    • > ハーレクインさん
       面倒でも、胴長ではなく、ウェットスーツを着用しましょう。
       ウェットスーツなら、そのままおしっこも出来ますし(うんこは出来ません)。
      > 淡雪さん
       坂東三津五郎さんが、亡くなりました。
       秘密の健康法、大いに興味があります。
       わたしは今、ミミズの乾燥粉末を飲んでます。
       ミミズは、血管の血栓を溶かす酵素を持ってるそうです。

    • ––––––
      13. ハーレクイン
    • 2015/02/23 13:52
    •  高価ではないか。学生や大学が手を出せるものではないと思うぞ。ま、水産や海洋関係の学部・大学にはあるでしょうが。
       うちは理学部、ビンボだよ。胴長が精一杯です。
       知らなかったんだけど、よく用いる「ウェットスーツ」という用語。これは「スーツ内に外部の水が入る」タイプだそうです。水が入らないタイプを「ドライスーツ」と称するとか。要するに、ウェットは開放型、ドライは閉鎖型ということですね。
       もちろん着用者としては、ドライの方が快適でしょう。
       先日の何かのテレビ番組で「ドライスーツ」を知りました。
       ウェットスーツ内におしっこをする輩は……おそらくいるでしょう。冷えるもんなあ。
       わたしはシャワーをしながらおしっこをします。さすがに浴槽内ではしません。温泉など大浴場ではします。

    • ––––––
      14. Mikiko
    • 2015/02/23 20:28
    •  ウェットスーツ内におしっこするのは、普通のようです。
       いちいち、陸に上がってられませんからね。
       わたしは子供のころ、浴槽内でおしっこしてました。
       今はもちろん、シャワーでもしません。
       大浴場でのおしっこは、ボケの始まりだと思います。

    • ––––––
      15. ハーレクイン
    • 2015/02/23 21:37
    • >ウェットスーツ内におしっこするのは、普通
       やっぱりなあ。
       どうせあとで洗うのは自分だろうし、誰にも迷惑かけないよね。海もさほど汚れるわけじゃ高梨沙羅。
      >大浴場でのおしっこは、ボケの始まり
       いえ、確信犯です。
       そういえば、小学生の頃はプールでしたなあ、おしっこ。

    • ––––––
      16. Mikiko
    • 2015/02/24 07:28
    •  ボケたとき、ブレーキが効かないと思います。
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