2015.2.13(金)
「ちょっと……。
これだけでイッちゃう?」
千穂は懸命に顔をあげ、縋るように由美を見た。
「止めてほしい?」
千穂の顔が歪んだ。
「イカせてほしいの?」
千穂は歯を食いしばったまま、小刻みに頷いた。
「やっと正直になりましたね。
美弥ちゃん、下も触ってあげて」
千穂の腕の抵抗は、すっかり弱まっていた。
というより、すでに形ばかりと言っていい。
美弥子は、片手だけで千穂の両腕を束ねると、もう一方の手を千穂の股間に送った。
「わひ」
美弥子の指先が、デルタ地帯に吸いこまれると同時に、千穂の全身がうねりあがる。
「どうなってる?」
「すごい、ドロドロ」
「やっぱり。
ちょっと弄ってあげて」
美弥子の手の甲で、指の付け根、いわゆるナックルが持ちあがった。
ナックルを頂点にして、揃えられた指はスライダーのように反り返っていた。
スライダーの落ち口は、千穂の股間である。
千穂は頑なに両股を絞っているので、美弥子の指先は埋もれて見えない。
しかし、その指先が急所を押さえていることは、千穂の反応からして明白だった。
「ひぃぃぃぃ。
ひっ。
ダメ!
ダメ、そこ!」
「ダメじゃないでしょ。
気持ちいいんでしょ?」
千穂は頭を振りながら、身を2つに折ろうとした。
腰を引いて、美弥子の指から逃れようとしたのだろう。
しかし、美弥子がそれを許さなかった。
美弥子は両膝を外に開き、千穂の尻の高さまで腰を落とした。
そのまま腰を突きつける。
千穂の尻は、退路を絶たれた。
美弥子の指の背が、ワームのように蠢く。
これだけでイッちゃう?」
千穂は懸命に顔をあげ、縋るように由美を見た。
「止めてほしい?」
千穂の顔が歪んだ。
「イカせてほしいの?」
千穂は歯を食いしばったまま、小刻みに頷いた。
「やっと正直になりましたね。
美弥ちゃん、下も触ってあげて」
千穂の腕の抵抗は、すっかり弱まっていた。
というより、すでに形ばかりと言っていい。
美弥子は、片手だけで千穂の両腕を束ねると、もう一方の手を千穂の股間に送った。
「わひ」
美弥子の指先が、デルタ地帯に吸いこまれると同時に、千穂の全身がうねりあがる。
「どうなってる?」
「すごい、ドロドロ」
「やっぱり。
ちょっと弄ってあげて」
美弥子の手の甲で、指の付け根、いわゆるナックルが持ちあがった。
ナックルを頂点にして、揃えられた指はスライダーのように反り返っていた。
スライダーの落ち口は、千穂の股間である。
千穂は頑なに両股を絞っているので、美弥子の指先は埋もれて見えない。
しかし、その指先が急所を押さえていることは、千穂の反応からして明白だった。
「ひぃぃぃぃ。
ひっ。
ダメ!
ダメ、そこ!」
「ダメじゃないでしょ。
気持ちいいんでしょ?」
千穂は頭を振りながら、身を2つに折ろうとした。
腰を引いて、美弥子の指から逃れようとしたのだろう。
しかし、美弥子がそれを許さなかった。
美弥子は両膝を外に開き、千穂の尻の高さまで腰を落とした。
そのまま腰を突きつける。
千穂の尻は、退路を絶たれた。
美弥子の指の背が、ワームのように蠢く。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2015/02/13 07:23
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み「その後……。
うちのジイちゃんより、もっと年寄りの患者が、1人入って来た。
脳梗塞かなんかだったみたいだけど、意識はしっかりしてたの。
しゃべりの呂律も、そんなにヒドくなくて、言ってることはちゃんとわかった。
あんまり良くしゃべるんで、家族もうんざりしたらしくてね。
看護婦に、『薬、打ってくれませんか』って言ってたわ」
http://blog-imgs-79.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20150208185609687.jpg
律「看護師でしょ」
み「当時は、看護婦だったの。
そう言えば、建設会社のとき、慰安旅行で飛行機に乗ったとき……。
部長が恥ずかしかったなぁ」
http://blog-imgs-79.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/2015020818562775f.jpg
↑こんなではありませんでしたが。
律「話があちこち飛んで、さっぱりわからないわ。
慰安旅行って、どこ行ったのよ?」
み「一応、海外」
律「スゴいじゃない」
み「当時は、公共事業がバンバン発注されてたときでね」
http://blog-imgs-79.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20150208185624c8d.jpg
律「景気が良かったのね」
み「逆でんがな。
悪くなった景気を懸命に持ち上げようとして……。
公共事業やってたわけ。
建設業には、いい時代だったわよ」
http://blog-imgs-79.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20150208185625bc9.jpg
律「それで、部長がどうしたのよ?」
み「飛行機の中で、スチュワーデスを呼ぼうとして……」
律「スチュワーデスじゃないでしょ。
キャビンアテンダントじゃない」
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2. Mikiko- 2015/02/13 07:24
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み「当時は、スチュワーデスだったの」
http://blog-imgs-79.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201502081856041ed.jpg
み「略して、スッチー」
律「で、どうしたのよ?」
み「スチュワーデス、呼ぼうとして……。
“看護婦さん”って呼んだのよ」
律「ギャグじゃなくて?」
み「機中でギャグかますようなキャラの人じゃなかったの。
クソ真面目」
http://blog-imgs-79.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20150208185606e27.jpg
律「ほんとに間違えたってこと?」
み「そうに決まってるよ。
部長には、制服の女性が同じに見えたってこと。
いったい、どういう店に通ってたんだか」
http://blog-imgs-79.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20150208185605171.jpg
み「笑いこらえるのが大変だった。
震える肩を見られたらマズいから、シートに沈みこんでさ」
律「そのスチュワーデスは、なんて答えたの?」
み「外人のスッチーだったからね。
ぜんぜん普通に応対してました」
http://blog-imgs-79.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20150208185608887.jpg
律「不幸中の幸いってやつね」
み「ですな。
ところで、どっからこの話に飛んだの?」
律「こっちが聞きたいわよ」
続きは、次回。
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3. きりしま- 2015/02/13 07:51
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千穂さんがどの時点からドロドロだったのか気になりますね。きっと覗き見していた時点からなのでしょう。
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4. ハーレクイン- 2015/02/13 08:52
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気持ちよさそうだなあと思いますが、ちょっと可哀想かなとも思います
今はいいけど、この夏が終わったらどうするんだろうね、千穂さん。
まさか……男に狂ったりして。
んで、涼太も民宿も放り出して男に走ったりして。
いや、走るとしたら女にかな。
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5. ハーレクイン- 2015/02/13 08:54
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看護師。
CA、もとスッチー、と話題は続きまして……、
要するに制服もの話かな。
どうも、話の流れが見えませんが、
作者にも見えていないんだろうなあ。
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6. Mikiko- 2015/02/14 06:55
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きりしまさん&ハーレクインさん
> きりしまさん
それは……。
わたしにもわかりません。
書いてる場面以外の想定は、まーったくしてないのです。
> ハーレクインさん
秋の千穂さんがどうなる……。
それは、わたしにもわかりません。
書く予定は、ナッシングです。
今、気づきましたが……。
“千穂”という名は、秋にこそふさわしいのにね。
『東北』は、機械的に行数で区切ってますからね。
総集編を待て!