2014.11.2(日)
由美の上体が、屈んでいく。
視線は、少女の顔を見据えたままだった。
由美の手の平には、布地の触覚があった。
両手が、布地を掴んで引き下ろしているのだ。
『あぁ……。
お願い、止めて』
由美の嘆願は、やはり聞き入れられなかった。
布地はもう、膝の上まで下りていた。
由美を見つめる少女の顔は、どこかもどかしそうだった。
上体を深く倒したため、股間が隠れてしまったからだろう。
布地の下降が止まった。
しかしそれは、思い直すための静止ではなかった。
地面を踏みしめる足裏が捻られた。
エスパドリーユを脱ぐための静止だったのだ。
由美の両足裏は、生温い土舗装を感じていた。
由美の片脚が上がった。
サブリナパンツから膝が抜けた。
細身のパンツだったが、由美の華奢な脹ら脛は、何の抵抗もなく布地の擦過を許した。
伸ばした爪先を、布地が流れ落ちていく。
宙の脚が地面に下り、もう一方の脚が代わりに上る。
脹ら脛を、布地が滑り落ちる。
その足裏が、再び地面を踏んだ。
両手には、抜け殻となった布地が残った。
由美の上体が、ゆっくりと起きあがった。
少女が後ずさる。
自分は今、全裸なのだ。
パブリックスペースで。
いや。
全裸より、さらに異常だ。
股間には、ディルドゥを装着しているのだから。
「見たいかい?」
由美の両手は、脱いだサブリナパンツを腹前に下げていた。
股間は、白い布地に隠れているはずだ。
「こ、この変態……」
「ふっふっふ。
そう言いながら、逃げないってのは……。
興味津々なんだろ?
今、見せてあげるよ。
どんなものが、お前のまんこにぶちこまれるのか……。
じっくり、拝みな。
ほら」
視線は、少女の顔を見据えたままだった。
由美の手の平には、布地の触覚があった。
両手が、布地を掴んで引き下ろしているのだ。
『あぁ……。
お願い、止めて』
由美の嘆願は、やはり聞き入れられなかった。
布地はもう、膝の上まで下りていた。
由美を見つめる少女の顔は、どこかもどかしそうだった。
上体を深く倒したため、股間が隠れてしまったからだろう。
布地の下降が止まった。
しかしそれは、思い直すための静止ではなかった。
地面を踏みしめる足裏が捻られた。
エスパドリーユを脱ぐための静止だったのだ。
由美の両足裏は、生温い土舗装を感じていた。
由美の片脚が上がった。
サブリナパンツから膝が抜けた。
細身のパンツだったが、由美の華奢な脹ら脛は、何の抵抗もなく布地の擦過を許した。
伸ばした爪先を、布地が流れ落ちていく。
宙の脚が地面に下り、もう一方の脚が代わりに上る。
脹ら脛を、布地が滑り落ちる。
その足裏が、再び地面を踏んだ。
両手には、抜け殻となった布地が残った。
由美の上体が、ゆっくりと起きあがった。
少女が後ずさる。
自分は今、全裸なのだ。
パブリックスペースで。
いや。
全裸より、さらに異常だ。
股間には、ディルドゥを装着しているのだから。
「見たいかい?」
由美の両手は、脱いだサブリナパンツを腹前に下げていた。
股間は、白い布地に隠れているはずだ。
「こ、この変態……」
「ふっふっふ。
そう言いながら、逃げないってのは……。
興味津々なんだろ?
今、見せてあげるよ。
どんなものが、お前のまんこにぶちこまれるのか……。
じっくり、拝みな。
ほら」
コメント一覧
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1. Mikiko- 2014/11/02 07:35
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み「どこじゃい」
老「ここですよ。
ほら、看板がでかでかと出てます」
http://blog-imgs-61.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20141101093300e7a.jpg
み「『六兵衛』。
“たる酒と貝焼”か」
http://blog-imgs-61.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20141101093241f99.jpg
み「『おんな酒場放浪記』に出てきそうな店だな」
http://blog-imgs-66.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20141002195119f2c.jpg
老「あれは面白いですね。
ぜひ、青森まで足を伸ばしていただきたいものです。
ほら、モデルの人が出てるでしょ。
わたし、ファンなんです」
http://blog-imgs-61.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20141101093238dcd.jpg
↑倉本康子さん。飲みっぷり、いいです(ほとんどオッサン)。
み「どんなに長い脚でも、青森までは伸びんだろ。
ここは、地下なわけね」
老「そうです」
http://blog-imgs-61.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/2014110109324258a.jpg
↑表の縄のれんを潜ると、地下への階段になります。転げ落ちないよう、ご注意!
み「何も、青森で地下に店を作らなくても良さそうなものだが。
地上にたくさん、空き地があるだろ」
老「青森駅前は、そうでもないんですよ」
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2. Mikiko- 2014/11/02 07:36
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み「しかし……。
旅人が、一人でフラッと入れそうな雰囲気ではないな」
老「だからいいんじゃないですか。
フリの観光客相手の店じゃないんですよ」
み「とても、タキシードで入る店とも思えんが」
http://blog-imgs-61.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/2014110109324098b.jpg
老「それは、言えてます。
この格好は、飛び切り浮くでしょうな」
み「わかってて、着てきたのか!
先生、こんなとこでいい?」
律「いいわよ。
こういうお店、大好き」
み「さよか。
ま、確かに、値段は高く無さそうだわな」
老「さ、入りましょう」
http://blog-imgs-61.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/2014110109325708c.jpg
↑地震のないことを、心から祈ります。
老「こんばんわ」
店「いらっしゃい!」
http://blog-imgs-61.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20141101093258f12.jpg
老「予約の津島です」
店「お待ちしてました。
3名さまね。
カウンターにどうぞ」
み「予約してたの?」
老「もうこの時間で、びっしりでしょ。
予約しなければ、3人並んでは座れませんよ」
み「小上がりも一杯だね」
http://blog-imgs-61.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20141101093237580.jpg
↑なぜか、お客のいる画像が無いのです。でもほんとに、17時半には満席になるのだとか。
続きは、次回。
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3. ハーレクイン- 2015/01/12 12:07
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〔由美美弥〕1618回
由美ちゃんの華麗なストリップ。
しかも野外。
なかなか拝めるものではありません。
惜しむらくは、観客がただ一人ということだな。
〔東北〕996回
案内された飲み処は「たる酒と貝焼 六兵衛」さん。
看板には「地酒 田酒」。「たざけ」か、「でんしゅ」かなあ。まさか“たしゅ”や“でんざけ”ではあるまい。
それに「貝焼味噌」。いかにも、タコにもですが、ご自慢・お勧めのアテなんでしょうね。酒が進みそうだなあ。
何の変哲もなさそうな居酒屋「六兵衛」さん、縄のれんが招いております。
「おんな酒場放浪記」。
酒場という聖地へ
酒を求め、
肴を求めさまよう……
酒飲みの心をくすぐるこのキャッチ。
憎いよ。
倉本康子さんは、美人過ぎるな。
わたしの出入りする居酒屋の常連女性は“おばはん”ばかりなのだ。
縄のれん。
水島新司の大長編野球&酒まんが『あぶさん』。
この初期の作品に、縄のれんを扱った一編があります。作中の登場人物(誰だったかなあ)のセリフ(だと思うんだけどなあ)に……「禍福は糾(あざな)える縄の如し」とありました。
ま、よく知られた言葉です。試合でポカをやらかし、落ち込むあぶを励ますためのものでした。ほんとうに、誰のセリフだったかなあ。
>老「予約の津島です」
ああ、そうだ。この爺さんの名字は津島だったなあ。
太宰の縁戚……だったんだっけ、んではなかったんだっけ。
17時半には満席、「六兵衛」さん。
“商売繁盛で笹もってこい!”
そういえば、十日戎も終わっちゃったなあ。今年の福男レースはどうだったんだろうね。