2014.9.1(月)
「じゃ、このお姉さんのクリを咥えてあげて。
ショーツ、捲りおろして」
今そんなことをされたら、耐え切れるはずがない。
女店員の冷たい手の平が、太腿を這いあがってくる。
美弥子は、阻止すべく両腕を送った。
いや、送ろうとした。
しかし叶わなかった。
万里亜の両手に、二の腕を掬われていた。
正対した状態なら、力比べで負けるとは思えない。
しかし今は、あまりにも態勢が不利だった。
万里亜に捉えられた美弥子の両腕は、虚しく藻掻くばかりだった。
女店員の手の平が、ショーツまで届いた。
「止めて止めて」
「ほら、下ろして」
冷えた爪をウェストに感じた。
股間を圧していた女店員の頭部が退いた。
同時に、布地が捲られる。
肌が空気を感じた。
「あひ」
陰核が、恥骨に撃ちつけられた。
ショーツに包まれたまま引き下ろされた陰核が、布地を外れて跳ねあがったのだ。
ショーツが、太腿まで捲り下ろされた。
しかし、そこで布地の下降は止まった。
無理もない。
美弥子は、便器を跨ぐ形で立っているのだ。
儚い布地は、両腿の間でハンモックのように引き伸ばされているだろう。
「ふふ。
よく見て。
ショーツのお股のところ、濡れてるでしょ?」
女店員の頭が上下に振れた。
女店員は、美弥子のショーツに見入っているのだ。
おそらく、半透明になるほど濡れた股間部を。
美弥子は、恥辱から逃れようと身を藻掻いた。
しかし、万里亜に捉えられた腕を振りほどくことは出来なかった。
ショーツ、捲りおろして」
今そんなことをされたら、耐え切れるはずがない。
女店員の冷たい手の平が、太腿を這いあがってくる。
美弥子は、阻止すべく両腕を送った。
いや、送ろうとした。
しかし叶わなかった。
万里亜の両手に、二の腕を掬われていた。
正対した状態なら、力比べで負けるとは思えない。
しかし今は、あまりにも態勢が不利だった。
万里亜に捉えられた美弥子の両腕は、虚しく藻掻くばかりだった。
女店員の手の平が、ショーツまで届いた。
「止めて止めて」
「ほら、下ろして」
冷えた爪をウェストに感じた。
股間を圧していた女店員の頭部が退いた。
同時に、布地が捲られる。
肌が空気を感じた。
「あひ」
陰核が、恥骨に撃ちつけられた。
ショーツに包まれたまま引き下ろされた陰核が、布地を外れて跳ねあがったのだ。
ショーツが、太腿まで捲り下ろされた。
しかし、そこで布地の下降は止まった。
無理もない。
美弥子は、便器を跨ぐ形で立っているのだ。
儚い布地は、両腿の間でハンモックのように引き伸ばされているだろう。
「ふふ。
よく見て。
ショーツのお股のところ、濡れてるでしょ?」
女店員の頭が上下に振れた。
女店員は、美弥子のショーツに見入っているのだ。
おそらく、半透明になるほど濡れた股間部を。
美弥子は、恥辱から逃れようと身を藻掻いた。
しかし、万里亜に捉えられた腕を振りほどくことは出来なかった。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2014/09/01 07:25
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律「立派な山門ですわね」
http://blog-imgs-69.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201408282007012b3.jpg
爺「鐘楼を兼ねた、鐘楼門ですね」
http://blog-imgs-69.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20140828200704aa2.jpg
↑鉄製の階段が付いてますので、今でも撞かれてるんでしょうね。
爺「そこの地蔵堂の脇に、太宰の石碑が立ってます」
http://blog-imgs-69.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20140828200724876.jpg
み「おー、これ、後生車のデザインでしょ?」
http://blog-imgs-69.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20140828200722ec8.jpg
爺「そうです。
『想い出』の中では、後生車について、こう書かれてます」
『その輪をからから廻して、やがて、そのまま止つてじつと動かないならその廻した人は極樂へ行き、一旦とまりさうになつてから、又からんと逆に廻れば地獄へ落ちる、とたけは言つた』
http://blog-imgs-69.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20140828200703032.jpg
↑相当回されてるらしく、補修の跡が見られます。
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2. Mikiko- 2014/09/01 07:26
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み「『汝を愛し/汝を憎む』か……」
http://blog-imgs-69.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20140828200725807.jpg
み「これはひょっとして、故郷に対する言葉?」
爺「そうです。
よくお分かりですね」
み「わたしが住んでる新潟は……。
太宰と同じく無頼派と云われた作家、坂口安吾の出身地なんですよ」
http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201106122027198aa.jpg
み「で、安吾の石碑にも、似たような言葉が刻まれてる」
爺「確か……。
『ふるさとは語ることなし』ですかな」
http://blog-imgs-69.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20140828200659862.jpg
み「ほー。
よくご存知で」
爺「若いころは、無頼派の書いた文章を、夢中で読んだものです」
http://blog-imgs-69.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201408282007058e0.jpg
↑無頼派といえば……。太宰、安吾、そしてこのオダサク。
み「やっぱり、地方出身の知識人が東京に出てみると……。
故郷に対して、いろいろ屈折した思いを抱くんだろうね」
爺「室生犀星の詩が、一番有名でしょうかね」
み「“遠きにありて”?」
爺「それです」
ふるさとは遠きにありて思ふもの
そして悲しくうたふもの
よしや
うらぶれて異土の乞食となるとても
帰るところにあるまじや
ひとり都のゆふぐれに
ふるさとおもひ涙ぐむ
そのこころもて
遠きみやこにかへらばや
遠きみやこにかへらばや
み「暗唱できるとは、大したもんじゃない」
http://blog-imgs-69.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201408282007278b8.jpg
↑室生犀星の小説では、晩年に書かれた『蜜のあはれ』が絶品です。この“あたい”は、なんと金魚なんですよ。飼い主の“おぢさま”と会話してるわけです。突き抜けた作品です。
続きは、次回。
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3. Mikiko- 2014/09/02 07:44
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入院されたそうです。
規則正しい生活を身につける、絶好の機会ですね。
生まれ変わって出所なさる日を、お待ちしております。
なお、『アイリスの匣』は、入院前に1編お送りいただいてるのですが……。
回数が飛んでる可能性があるため、現在問い合わせ中です。
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4. ハーレクイン- 2014/12/12 18:12
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後追いで読みながらコメさせていただきます。
“時系列無視”という、淡雪さまの得意技になりますが笑ってお許しください。投稿した日付はもちろん末尾に記載されるわけですが、それとは別に標記していきましょう。
今日は〈2014年12月12日〉です。
まずは『由美美弥』へ。
美弥ちゃん、万里亜様、女店員ちゃんの三位一体!の体勢。
半人半獣のケンタウロスもかくや、だよね。
ケンタウロスは射手座、黄道十二宮の一つですね(後閑朝子)。
次いで『東北』。
後生車(ごしょうぐるま)は別名天気輪(てんきりん)。東北地方の寺院にはよく見られるそうです。初めて知ったよ。
太宰「汝を愛し/汝を憎む」
安吾「ふるさとは語ることなし」
ときますと犀星「異土の乞食となるとても/帰るところにあるまじや」ですが、しっかり暗唱してはるなあ「爺」さん。