Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
由美と美弥子 1470
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 わたしは石上先生の左側面から、右足で顔を跨いでた。
 山田先生に向かされた方向には、石上先生の身体が伸びてる。
 陰茎が、別の生き物のように、ぴくぴくと腹から持ちあがってるのが見えた。

「そのまま、トイレの姿勢でしゃがんで。
 石上先生の顔を、便器だと思って」
「おれは、世界一、幸せな便器だ」
「ほら、しゃがむ」

 山田先生が、わたしの肩に両手を掛け、負ぶさるみたいに力を入れた。
 呼吸を合わせるように、石上先生がわたしの膝裏を叩いた。

「あっ」

 ひとたまりもなかった。
 わたしのお尻は真っ逆さまに落下し、石上先生の顔を潰した。
 起ちあがろうとしたけど、肩に掛かる山田先生の両手が許さなかった。

「むぐ。
 むぐぅ」

 お尻の下で、石上先生の顔が蠢く。
 お餅みたいな肉に顔を包まれ、息が出来ないのだろう。
 わたしは、山田先生の両手に逆らい、懸命にお尻を持ちあげようとした。
 しかし、それを阻止したのは、石上先生だった。
 太い両腕が、わたしの太腿を引きつけた。

「ふ、福島……。
 幸せだ。
 こ、こんな日が来るなんて。
 おまえの陰毛が、おれの口に入ってる。
 おれの鼻は、おまえの尻に潰され……。
 肛門の臭いを嗅いでる。
 芳しい」

 肛門に、石上先生の鼻先を感じた。
 当時は、ウォシュレットなんて無かった。
 紙で拭いただけの肛門からは、生々しい臭いが立ちのぼってたはずだ。
 でも、2人がかりで押さえつけられては、逃れるすべが無かった。

「福島さん。
 何事も嫌々やってたら、その時間は本当に詰まらない時間になってしまうわ。
 過ぎた時間は戻らないのよ。
 人の時間は限られてる。
 わたしたちは、限られた命を生きてるの。
 それなら、すべての時間を楽しまなきゃ。
 今の時間を愛し、積極的に楽しむ。
 これが人生の極意」
由美と美弥子 1469目次由美と美弥子 1471





コメント一覧
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    • ––––––
      1. Mikiko
    • 2014/04/09 07:27
    • 小「でも、人のほうがずっとたくさんいます」
      http://blog-imgs-69.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20140405195342e4b.jpg
      律「そんなに有名なんだ」
      小「このあたりのサクラは、ちょうどゴールデンウィークが見ごろなんです。
       で、そのころ、『芦野公園』では“桜まつり”が開かれます」
      http://blog-imgs-69.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201404051953215d1.jpg
      み「ゴールデンウィークじゃ、賑わうわな」
      小「津軽鉄道の列車は、その桜のトンネルを走り抜けます」
      http://blog-imgs-69.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/2014040519534053e.jpg
      み「にゃるほど。
       坂口安吾の『桜の森の満開の下』みたいな、静謐なサクラの風景は……。
       もう、日本では望むべくもないということか」
      http://blog-imgs-69.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20140405195341e9c.jpg
      小「お化け屋敷とかの屋台も並びますし……」
      http://blog-imgs-69.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/2014040519531804c.jpg
      小「花火大会も開かれます」

    • ––––––
      2. Mikiko
    • 2014/04/09 07:28
    • み「ま、やっと来た春じゃもの。
       浮かれたくもなるわな。
       花見も盛大なんだろうな」
      http://blog-imgs-69.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/2014040519532374a.jpg
      小「大賑わいです。
       『津軽鉄道サポーターズクラブ』では……。
       『幻の観桜会』を開催してます」
      律「何それ?」
      小「昭和30年台の花見を再現したイベントです。
       参加者は、みんな当時の格好をして、重箱に入った料理を持参するというのが条件なんです」
      http://blog-imgs-69.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20140405195324318.jpg
      小「つまり、コスプレ花見大会ですね」
      み「そこまでするか」
      http://blog-imgs-69.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201404051953385e1.jpg
      小「『芦野公園駅』に向かう車中は、怪しい雰囲気ですよ」
      み「そこでだ!
       津軽のゴールデンウィークなんて、まだまだ寒いんだよ。
       つまり、その桜まつりの時期に、ストーブ列車が復活するのじゃ!」
      http://www.youtube.com/watch?v=MmyNziboPX8
      み「どうだ。
       大当たりじゃろ。
       その首に下げたる一眼レフ、こちらによこせ」
      小「ハズレです」
      み「ウソこけ。
       その時期を過ぎたら、ストーブなんて秋まで要らないだろ」
      小「だから、その要らない時期に、無理やり走らせるんですよ」
      み「いつ?」
      小「じゃ、クイズは降参でいいんですね?」
      み「そんなにポケットティシュが欲しいか?
       ひょっとして、うんち?」
      小「違います。
       ポケットティシュは要りませんから、答えを言います」
      み「1枚だけやるわい」
      http://blog-imgs-69.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/2014040519532015f.jpg
      ↑これはイケてるデザインですね。
      続きは、次回。

    • ––––––
      3. ハーレクイン
    • 2014/04/09 09:03
    • なんか……説教してはりますなあ、石上せんせ。
      「過ぎた時間は戻らない」ですか。
      「全ての時間を楽しまなきゃ」ですか。
      ご教授、ありがとうございます。

    • ––––––
      4. ハーレクイン
    • 2014/04/09 09:06
    • わたしはどうしても↓これですね。
       桜の樹の下には屍体が埋まっている!
       これは信じていいことなんだよ。何故って、桜の花があんなにも見事に咲くなんて信じられないことじゃないか。……
      こちらの桜は今、満開です。明日あたりから散り始めるでしょう。
      いいですなあ、桜のトンネルを走り抜ける津軽鉄道(車両記号・番号がわからぬ)。頑張れ、津軽鉄道。
      お化け屋敷。
      子供の頃、どうしてもお化け屋敷に足を踏み入れることが出来なかった思い出があります。
      根性無し、ハーレクイン。
      いいですなあ、昭和30年代のコスプレ。
      なんか、涙が出てきますわ。
      ストーブ列車の牽引車。
      DDだよな。
      図体がデカいんで、DFみたく見えるが。

    • ––––––
      5. Mikiko
    • 2014/04/09 20:20
    •  山田先生です。
       ↓『桜の樹の下には/梶井基次郎』。
      http://www.aozora.gr.jp/cards/000074/files/427_19793.html
       ↓梶井といえば、『檸檬』が有名です。
      http://www.aozora.gr.jp/cards/000074/files/424_19826.html
       わたしも、若いころ読みました。
       文章と顔写真に、大きなギャップを感じたものです。
       新潟のサクラは、ようやく開いたところです。
       現在、2部咲きくらい。
       昨日から新学期で、電車も駅も自転車置き場も混雑してます。
       ま、そのうち、髪の毛が抜けるように、減っていくんですけどね。
       ストーブ列車を引くのは、DD35型だそうです。
       1959年、新潟鉄工所製造。

    • ––––––
      6. ハーレクイン
    • 2014/04/09 22:25
    • 小学校3・4年の時の担任が山田せんせでした。
      穏やかな爺様。
      一度として怒られたことはありませんでした。
      あ、昨日書いたスルメ爺様です。
      以前に書いたかなあ。
      この爺様せんせが病気でしばらくお休みされた時、同級生数人とお見舞いに行きました。そしたら、療養中なのに、甲子園の高校野球を見に連れて行って下さいました。甲子園が歩いて行ける場所だったんですね。
      外野席だから無料なんだけど、夏の炎天の日差しの中でした。その時は何も感じなかったんだけど、せんせは、しんどかったんやないかなあ。
      ♪仰げば尊し我が師の恩……
      しかし梶井。
      「丸善」に何の怨みがあるんだろうね。
      京都丸善。
      四条烏丸の交差点にあります。
      明子の勤め先、あやめと久美がいちゃついた喫茶店のある場所ですね。
      「タイヤマルゼン」とは関係おまへん。あ、新潟にはないか、タイヤマルゼン。正式には「カーポートマルゼン」。自動車部品販売業者さんです。
      >文章と顔写真に、大きなギャップ
      顏で書くわけじゃなかろうがよ。
      ま「文は人なり」とは言いますがね。
      「髪の毛が抜けるように」という副詞句(でいいんだよな)は、いつもの嫌味かね。
      はは。やはりDDですか。
      DDの意味は覚えておろうな。
      はじめのD、はディーゼルdiesel engineのDだな。で、知らなかったのだが、なんと何と、「ディーゼル」は発明者の名前だった。ドイツのルドルフ・ディーゼルが1892年に開発し、翌1893年に特許を取得したそうな。知らなかった。
      ま、それはともかく、後のDは駆動輪(エンジンの動力を受けて回転する車輪)の本数だな。アルファベット順に1本、2本……だから、Dは4本。
      つまり、DDは駆動輪を4本もつディーゼル機関車ということですね(そんなことはわかっとるわい)。
      津軽鉄道のDD。
      JRのDDよりカッコいいよね。
      そういえば、書き忘れましたけど、安吾の『桜の森……』の書は、直筆なんですか。
      散っています
      散っています。
      吹き抜ける春風に乗り、無数の桜色の花弁が散り過ぎていきます。
      春です。
      春です。
      春が過ぎていきます。
      春とは、いつのことなんでしょうねえ。
      昨日まで冬だったのに、
      やっと来た春なのに、
      ようやく来た春なのに、
      もう、風に乗って過ぎていきます、春。
      花が散り過ぎれば、もう春は終わりなのでしょうか。
      散り終わればもう、初夏なのでしょうか。
      桜散る春。
      夏実の季節です。

    • ––––––
      7. Mikiko
    • 2014/04/10 07:26
    •  いい思い出をお持ちですね。
       わざわざ見舞いに来てくれた子供たちに、何かお返しがしたかったんでしょうか。
       タダの甲子園を選んだのは……。
       ケチだったから?
       タイヤマルゼン。
       聞いたことないですね。
       丸善石油は……。
       もう無いんだっけ?
       東京の丸善には、入ったことあったかな?
       丸善の子会社、ジュンク堂書店なら、新潟駅前にもあります。
       駐輪場は、タイヤ止めが並ぶタイプ。
       今は、びっしりと自転車が連なってて……。
       櫛の通ったフサフサの頭を思わせます。
       それが、だんだん間が空いてきて……。
       3月には、地肌が剥き出しに見えるわけです。
       『桜の森……』は、書家の手によるものです。
       安吾の書は、もっと豪快。
       ↓新津駅前にある『あちらこちら命がけ』。
      http://blog-imgs-69.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201404100717163cc.jpg
       春の詩。
       いいですね。
       ハゲのジサマが書いたとは思えません。
       中島みゆきの『春なのに』を思わせます。
       晩春の句と云えば、これ。
      ●行く春を近江の人と惜しみける(芭蕉)
       本日、マッチロック・ショーは、休戦日です。
       最近、紛争は、ちょっと一休みなのかな?
       あまりニュースで報道されなくなりましたね。

    • ––––––
      8. ハーレクイン
    • 2014/04/10 11:36
    • おそらく、ご自宅から最も近い入り口を選ばれたのだと思います。甲子園はデカいからねえ。ぐるっと半周もしたら大変だよ。
      何い、丸善石油が潰れたぁ!
      そんなアホな、で調べたら東京中央区入船で堂々と営業しとりました。
      ↓以下は、今年度の新入社員入社式での社長のハッパです。
      「……このような時代に生き伸びていく企業とは『最後までやり遂げる人』がたくさんいる会社だ。『最後までやり遂げる人』は困難に直面しても決して諦めない。どんなに苦しくても諦めずに壁を乗り越え、何が何でもやりぬいていく人材こそが激動期における会社発展の原動力となる。そのためにまずは先輩の経験や技術を学ぶことから始め、あくなき追求心を持って一生懸命勉強し、一日も早く『最後までやり遂げる人』になってもらいたい……」
      何で自転車置き場がスカスカになるんだよ。
      退学する生徒が多いってことか?
      新津駅前の安吾の碑。
      そうか、安吾は新潟だったな。
      >春の詩
      >いいですね
      おーや、珍しい。
      てっきりクサされると思った。
      お世辞を言うことも覚えはりましたか。
      詩を書いたつもりはなかったんですが、まさか中島みゆきを引き合いに出されるとは……。
      春なのに
      作詞:中島みゆき
      ♪卒業だけが理由でしょうか
       会えなくなるねと右手を出して
       さみしくなるよ それだけですか
       向こうで友達 呼んでますね
       流れる季節たちを
       微笑みで送りたいけれど
       春なのにお別れですか
       春なのに涙がこぼれます
       春なのに 春なのに
       ため息またひとつ
      紛争が常態化すると、ニュースバリューが無くなるんでしょうね。

    • ––––––
      9. Mikiko
    • 2014/04/10 19:53
    •  大協石油と合併して、コスモ石油になってます。
       自転車置き場の謎。
       3月と4月では、大幅に駐輪数が違います。
       退学者もいるのでしょうが、あの違いは、それだけでは説明がつきません。
       ひとつは、受験する3年生が、3月にはほとんど通学しなくなるからでしょう。
       あとは、自転車で、直接学校まで行ってしまう生徒が増えるからじゃないかな。
       親からは定期代をもらって、それをお小遣いにしてしまうわけね。
       ジサマにお世辞を言っても、何の得にもなり申さん。
       わたしは、卒業式が悲しかったことはありません。
       泣いたことも、1度もないです。
       わたしの時代は、泣く人は女子のごく一部でしたね。
       最近、卒業式の様子をテレビで見ると、男子生徒が手放しで泣いてるので驚きます。
       わたしが悲しかったのは、卒業よりも、だんぜん新学期でした。
       環境に慣れるのに時間がかかるタイプだったので……。
       新学期の最初は、ほとんど半泣きで暮らしてました。
       新潟のサクラは、ちょうどそのころ開くんです。
       今でも、サクラを見ると気分が不安定になるのは……。
       明らかに、その後遺症だと思います。

    • ––––––
      10. ハーレクイン
    • 2014/04/10 20:34
    • 元、丸善石油でしたか、コスモ石油。
      ♪コスモ
      ♪石油
      以前に書きましたかのう、石油運搬船舶の夢の話。
      えーと、船舶からガソリンスタンドでしたか。
      いやいや、ガソリンスタンドから船舶でしたか、ホースを伸ばして給油する話。
      ま、夢の話ですからのう。よう、覚えとりまへん。
      ほれでも、強烈な印象の夢でした。
      強烈な、といっても、もうほとんど忘れかけてますがね。そんなものでしょう、夢なんて。
      >親からは定期代をもらって、それをお小遣いにしてしまう
      ふうむ。
      自転車で通える距離ならそういう所業が可能なのか。
      わたしは、小学・中学は歩いて3分。
      高校は電車で30分でした。
      定期代をパクることは出来ませんでした。
      卒業式。
      わたしらの頃、女生徒は泣きまくってましたね。
      本気なのか演技なのかは不明ですが。
      >新学期の最初は、ほとんど半泣き
      で、桜がトラウマ、と。
      も、何とコメントしていいのか、言葉を失いますなあ。
      散っています、桜が散っています。
      なんか、わたしも情緒不安定の様な……。

    • ––––––
      11. Mikiko
    • 2014/04/11 07:41
    •  わたしの場合、乗り換えがあって面倒でした。
       乗ってる時間は、合計して15分くらいなんですけどね。
       行きは通勤時間帯なので、接続も悪くないのですが……。
       帰りは、接続がうまくいかないと、30分近くかかりました。
       なので、乗換駅まで歩いたりもしましたね。
       小一時間かかるので、電車を待ってた方が早いのですが……。
       気候のいいときは、歩いた方が気持ちよかったです。
       2,3度、家から自転車で行ったこともあります。
       時間的には、やはり1時間くらいでしょうか。
       それほど苦痛な時間ではないですが……。
       自転車で走るには危険な道路が多く、乗ってて辛かったので止めました。
       卒業式。
       わたしの気分は、“やっとここを出れる”でした。
       出所とか除隊の気分ですね。
       泣いてるヤツの気がしれませんでした。
       それに対し、新学期は……。
       入所とか入隊ですから、そりゃ泣きますわな。

    • ––––––
      12. ハーレクイン
    • 2014/04/11 12:50
    • よくわからんなあ、高校までの乗り換え状況。
      わたしの場合は乗り換えなしの一本勝負(?)でした。
      前コメで「電車で30分」と書きましたが、今調べたら15分でした。新型車両を導入してスピードアップしたのかなあ。通学時間自体は、徒歩の時間も含め40分くらいだったと思います。
      2,3度自転車で行ったことがあります。これは以前に書きましたよね。所要時間は、同じく1時間くらいでした。
      出所って、除隊って……。
      そんなに嫌だったんですか、高校。
      いじめられてたとか。

    • ––––––
      13. Mikiko
    • 2014/04/11 19:53
    •  大したこと無いではないか。
       わたしの通学時間も、それくらいだったかな。
       ただし、接続が良ければ。
       高校が嫌だったのは、遠かったからです。
       中学までは、徒歩でしたから。
       高校入学当初は、毎日が旅のように思えました。

    • ––––––
      14. ハーレクイン
    • 2014/04/11 21:12
    • 楽しいではないか。
      こんなに楽しいことはないではないか。
      そもそも『東北』。
      毎日が旅ではないか。
      どう書けばいいかのう。
      まあ、普通に書かせてもらうが。
      例のT高校のT研には同級生の女子が3人おってな。
      そのうちの一人が、わたしの乗り降りする駅の、そう、学校からいうと一駅手前が最寄駅だったのだよ。
      で、登校時はともかく、下校時はよく一緒になった。
      で、電車のドア前に二人で立ち、それぞれドアバーを握りしめて、一言も声を交わせないでいるわけだね。で、彼女が先に降り、その次の駅で私が降りるわけだ。
      そんな日々の繰り返しだったが、ある日彼女が電車の窓外を見やり、ポツリと呟いた。
      「綺麗なお月様……」
      見上げると、窓外の天空には、真円の月が霞むように掛かっておった。
      それでも、わたしは何も言えなかったよ。
      ま、何十年も前の、若き日の思い出です。

    • ––––––
      15. Mikiko
    • 2014/04/12 08:18
    •  まったく楽しめませんでした。
       “遠い”ことが、ただただ苦痛でした。
       「綺麗なお月様……」
       これはおそらく、未来のハーレクイン氏が窓に映ったのです。
       あなたは必ずハゲるという予言だったのでしょう。

    • ––––––
      16. ハーレクイン
    • 2014/04/12 14:45
    • ハゲ頭は半月ではないか。
      ま、上から見下ろせば満月だけどね。
      半月は英語でhalf moon、満月はfull moon。
      どこでも同じような発想なんだね。
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