2013.9.16(月)
「美弥ちゃん……。
後ろから入れて」
「え?」
「美弥ちゃんのちっちゃいおちんちん……。
後ろから入れて欲しいの。
あのオバさんみたいに」
改めて由美の頭上から、小窓を見通す。
女教授は背中を丸めたまま、振動に身を委ねていた。
クーパー靭帯の切れた乳房が、鎖骨の下で踊っている。
由美は、その女教授と、同じ姿勢で正対しているのだ。
2人の身体は、あまりにも対照的だった。
少女と中年女。
しかし美弥子には、2人の間の小窓が、鏡のようにも思えた。
歪んだ鏡。
いや。
歪んでいるからこそ、むしろ内奥を映しだしているとも言える。
人の姿に違いはあっても、中身は同じなのだ。
人の体は、性欲を包む肉まんじゅう。
薄皮を裂けば、零れ出る肉汁は同じ。
そう。
そんなことを思っている自分もまた、性欲の袋なのだ。
「美弥ちゃん……。
お願い」
美弥子は、スカートのホックに指を掛けた。
女教授の背後では、男が尻を振っている。
性欲の袋同士が、正しいあり方で、受けた生を謳歌しているのだ。
四つん這いの女教授と、後ろで尻を振る男。
ここでは、それが正しい姿勢なのだ。
人はみな同じ……。
美弥子の胸には、感傷にも似た愛しさが湧いていた。
由美はもちろん……。
女教授さえも愛しかった。
その後ろで尻を振る男も。
相似形になろうと思った。
この小窓が鏡なら、向こうとこちらは同じ世界。
肉体が裏表に映っているだけで、包まれた中身は一緒なのだから。
スカートを床に落とす。
被りのブラウスを抜きあげる。
ブラを外し、テーブルに投げた。
カップの内側が上を向いた。
由美が掻きこむように拾い、カップ裏を鼻に当てた。
大きなカップは、由美の顔をほとんど覆っていた。
由美は、過呼吸めいた荒い息で、ブラの匂いを嗅いでいる。
いや。
美弥子の乳房を嗅いでいるのだ。
後ろから入れて」
「え?」
「美弥ちゃんのちっちゃいおちんちん……。
後ろから入れて欲しいの。
あのオバさんみたいに」
改めて由美の頭上から、小窓を見通す。
女教授は背中を丸めたまま、振動に身を委ねていた。
クーパー靭帯の切れた乳房が、鎖骨の下で踊っている。
由美は、その女教授と、同じ姿勢で正対しているのだ。
2人の身体は、あまりにも対照的だった。
少女と中年女。
しかし美弥子には、2人の間の小窓が、鏡のようにも思えた。
歪んだ鏡。
いや。
歪んでいるからこそ、むしろ内奥を映しだしているとも言える。
人の姿に違いはあっても、中身は同じなのだ。
人の体は、性欲を包む肉まんじゅう。
薄皮を裂けば、零れ出る肉汁は同じ。
そう。
そんなことを思っている自分もまた、性欲の袋なのだ。
「美弥ちゃん……。
お願い」
美弥子は、スカートのホックに指を掛けた。
女教授の背後では、男が尻を振っている。
性欲の袋同士が、正しいあり方で、受けた生を謳歌しているのだ。
四つん這いの女教授と、後ろで尻を振る男。
ここでは、それが正しい姿勢なのだ。
人はみな同じ……。
美弥子の胸には、感傷にも似た愛しさが湧いていた。
由美はもちろん……。
女教授さえも愛しかった。
その後ろで尻を振る男も。
相似形になろうと思った。
この小窓が鏡なら、向こうとこちらは同じ世界。
肉体が裏表に映っているだけで、包まれた中身は一緒なのだから。
スカートを床に落とす。
被りのブラウスを抜きあげる。
ブラを外し、テーブルに投げた。
カップの内側が上を向いた。
由美が掻きこむように拾い、カップ裏を鼻に当てた。
大きなカップは、由美の顔をほとんど覆っていた。
由美は、過呼吸めいた荒い息で、ブラの匂いを嗅いでいる。
いや。
美弥子の乳房を嗅いでいるのだ。
コメント一覧
-
––––––
1. Mikiko- 2013/09/16 07:32
-
み「これは簡単だね。
1本、1,000円」
食「安すぎませんか?」
み「一升瓶じゃないわよ。
4号瓶」
http://blog-imgs-47.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201309121942508b2.jpg
律「けち臭いんじゃないの?」
み「1,000本あるんだよ。
一人当て4合で十分でしょ。
それだけしか飲まさないわけじゃないし。
当然、ビールやウーロン茶も出さにゃならん。
それに、岩場で一升瓶の運搬なんて大変だよ。
いいね?
1,000円の4号瓶で、100万円」
http://blog-imgs-47.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201309121942524f5.jpg
律「じゃ、ビールは?」
み「ビールはやっぱり、缶だろうね」
律「ビールに燗付けてどうすんのよ」
http://blog-imgs-47.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20130912194228366.jpg
み「ばきゃもん!
瓶ビールじゃなくて、缶ビールってこと」
律「あらそう。
でも、あんたなら、やりかねないから。
泡盛に燗付けて飲んだことあるんでしょ?」
http://blog-imgs-47.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20130912194231ff7.jpg
↑やかんに直接泡盛を入れ、火にかけました。強烈な匂いが発生。
み「あれは、くれたやつに騙されたんだ。
よく考えれば、沖縄で、わざわざ燗して飲むわけないんだよ」
http://blog-imgs-47.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201309121942552ad.jpg
↑やっぱり、ロックが一番。
-
––––––
2. Mikiko- 2013/09/16 07:33
-
律「普通、気づかない?」
み「こんなの、よく飲めるなと思ったけど……。
騙されたとは思わなかった。
そのうち慣れてくると……。
あの匂いが癖になってね。
間違いなく、鼻息まで臭かろうって匂いだった」
http://blog-imgs-47.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20130912194254c28.jpg
↑マンゴーが臭くて、怒る猫。
律「呆れた。
ところで、どうして缶ビールなの?」
み「大量に冷やさなきゃならないでしょ。
瓶ビールじゃ大変だよ。
缶なら、氷を入れたクーラーボックスでいいでしょ」
http://blog-imgs-47.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201309121942303ee.jpg
み「トラックにクーラーボックスたくさん積んで、海岸に横付けさせとくわけ」
http://blog-imgs-47.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20130912194249a2f.jpg
↑『クーラーボックス、積んでるぜ!』
律「それじゃ、クーラーボックス代金も加算しなきゃね」
み「なんでクーラーボックスまで買わにゃならんの。
借りればいいでしょ」
律「そんなにたくさんのクーラーボックス、どっから借りるのよ?」
み「あのへんの住民は、みんなクーラーボックス持ってるの」
律「どうして?」
み「漁師や釣り好きがいっぱいいるからよ」
律「獲った魚を入れるクーラー?」
http://blog-imgs-47.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20130912194234c6e.jpg
律「臭いじゃないの」
み「海岸で飲むんだから気づかないって。
磯の香りがするとか言って、逆にご満悦よ。
どうせ酔っぱらいなんだから」
http://blog-imgs-47.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20130912194232ce6.jpg
↑胡散臭さ満点。餌にスプレーするそうです。
続きは、次回。
-
––––––
3. ハーレクイン- 2013/09/16 09:16
-
靭帯が切れているのか。
体操をやりすぎたのかなあ。
由美ちゃんを後ろから犯そうという美弥ちゃん。
なんか、「鏡の国」だなあ。
>女教授さえも愛しかった
美弥ちゃん、そう思わせることが女教授のたくらみかもしれんぞ。
-
––––––
4. ハーレクイン- 2013/09/16 09:18
-
お、これは大盤振舞だなあ。
てっきりワンカップだと思ってた。
四合だと飲み残す人も多いんじゃないか。
あほ、足らんわ。一升瓶一升瓶(あやめ)。
>律「ビールに燗付けてどうすんのよ」
なあいすボケ、「律」せんせ。
>み「磯の香りがするとか言って、逆にご満悦よ
そうかなあ。魚の臭いと潮の香りは違うと思うぞ。
-
––––––
5. Mikiko- 2013/09/16 12:11
-
1,000銘柄のワンカップなんて、あり得んでしょ。
猫が池の水を飲みたがるのは……。
ちょっぴり魚の味がするからだとか。
http://www.youtube.com/watch?v=PQRguAD8UD8
降り込められて、外出できなかったおかげで……。
小説の切り出しとか、仕事がはかどりました。
-
––––––
6. ハーレクイン- 2013/09/16 17:55
-
あ、そうか。1,000という縛りがあったんだな。
新潟は大丈夫なんですか。信濃川の氾濫とか。
-
––––––
7. Mikiko- 2013/09/16 19:24
-
大したことありませんでした。
風も、そこそこ吹きましたが……。
あの程度では、冬の季節風に及びません。
冬は、家が揺れますからね。
信濃川は、海へ落とす分水路が2箇所あるので……。
氾濫の心配は、まずありません。
分水路のひとつは、例の『分水おいらん道中』の大河津分水路です。
http://blog-imgs-47.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/2013091619220952f.jpg
↑上へ行って海に落ちるのが大河津分水路。右に分かれる細い流れが、下流に向かう信濃川本流です。
-
––––––
8. ハーレクイン- 2013/09/16 20:25
-
もう一つは、大河津分水路より下流にある関屋分水路ですね。
この二つの分水路は、相当小縮尺の地図でも表現されます。大河津は名称もね。
-
––––––
9. Mikiko- 2013/09/17 07:57
-
信濃川の下流民にとって、悲願でした。
最初の計画は、享保年間(1720年前後)。
でも、幕府から許可されませんでした。
ようやく工事が始まったのは、明治3年(1870年)。
最初の請願から、150年後のことです。
完成は、大正11年(1922年)。
工事に、52年かかったことになります。
-
––––––
10. ハーレクイン- 2013/09/17 10:00
-
大河津分水路の長さは8kmくらいですか。そんな、地形を大規模に変えるような大工事、幕府が簡単に許可するわけないですわね。
結局許可が下りたのは新政府になってから、完成は大正末期ですか。
それまでの亀田郷の人々のご苦労は如何ばかりだったか……。
今回の台風、関西では滋賀、京都が大変な被害を受けました。大阪でも大和川が氾濫しかけるという、信じられないような事態が起こりました。
大和川は江戸期に大改修が行われ、その後、堤防のかさ上げなども繰り返された、治水工事の見本のような河川なんですがね。今更ですが、自然の力というものを侮ってはいけませんねえ。
8月末に新設が発表された「特別警報」。今回、早速滋賀・京都・福井に発表されました。その効果はどのくらいだったのでしょうか。
特別警報とは、気象庁曰く、
「特別警報が出た場合、お住まいの地域は数十年に一度しかないような非常に危険な状況にあります。周囲の状況や市町村から発表される避難指示・避難勧告などの情報に留意し、ただちに命を守るための行動をとってください」
-
––––––
11. Mikiko- 2013/09/17 19:39
-
語感的に、イマイチ切迫感がありませんよね。
やっぱり、『避難勧告』『避難指示』の次に、『避難命令』を新設するべきじゃないのか?
-
––––––
12. ハーレクイン- 2013/09/17 22:10
-
反発する人間が絶対おるって。
命令ぃ?
なんかしとんねん(大阪語;何を言うのだ)ほっとけ。
自分のケツくらい自分で拭くわい。
死んでも動かんっちゅう輩が絶対います、大阪には。で、こういう輩ほど、いよいよとなると慌てふためくわけですが。
-
––––––
13. Mikiko- 2013/09/18 07:47
-
それで結構。
無理に従わせてる時間なんてありませんから。
従わない人は、救助しないまでです。