Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
由美と美弥子 1260
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 由美は頸を左右に振った。

「最初から、生えて来なかったんです」
「え?
 剃ったんじゃないってこと?」
「はい」
「へー。
 そういう人がいるとは聞いてたけど……。
 見るのは初めて。
 言われてみれば、毛穴も無いし。
 それで、よけいに綺麗なのか。
 触ってみていい?」

 由美は頷いた。
 夫人の視線に灼かれ、雫が零れそうだった。

「うわ。
 つるつる。
 羽二重餅みたい。
 信じられない。
 彼氏、夢中でしょ?」
「彼氏じゃないです」
「どういうこと?」
「あの……。
 女性だから」
「え?
 ということは……。
 レズビアン?
 うそ。
 それなら、わたしとこうやってても、ぜんぜん普通なんじゃない。
 ひょっとして、バージンじゃないって……。
 その相手も女性?」

 由美は、小さく頷いた。

「驚いた。
 そういう世界が、ほんとにあるのね。
 実は……。
 こう見えて、わたしにも経験あるのよ。
 まだ、始まったばっかりの関係だけど。
 この道では、あなたの方が先輩ってことね。
 今日は、いろいろ教えてもらおうかな?
 それじゃ、先に授業料払わなきゃね。
 あなたを、気持よくさせてちょうだい。
 わたしが、いつもしてもらって気持ちいいこと、あなたにしてみたいの。
 ほら、力ぬいて。
 もう、ほんとに綺麗な女性器。
 こんな少女みたいな性器でも、ちゃんと性欲はあるわけね。
 オナニーは、したことある?」
「……はい」
「いつから」
「高校生です」
「あら、ずいぶん遅かったのね。
 わたしは中学生。
 これでも遅い方だったのよ。
 高校のころって、どうやってしてたの?」
「普通に……。
 指です」
由美と美弥子 1259目次由美と美弥子 1261




コメント一覧
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    • ––––––
      1. Mikiko
    • 2013/06/19 07:23
    • み「世界史も同じじゃろ」
      由「そうですか?
       日本史の挿絵って怖いじゃないですか」
      http://blog-imgs-48.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201306161322369b4.jpg
      由「世界史はそんなこと感じないんだけど」
      み「それは、由美が日本人である証拠」
      由「なんでです?」
      み「とにかく!
       『修証義』ってのは、道元の著した『正法眼蔵(しょうぼうげんぞう)』を、抜粋翻訳したものなの」
      http://blog-imgs-48.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20130616132324986.jpg
      み「『正法眼蔵』は、修行僧向けに書かれた思想書だから、超難解なわけ」
      http://blog-imgs-48.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20130616132323054.jpg
      み「大冊だし」
      http://blog-imgs-48.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/2013061613232482e.jpg
      み「在家の一般人が読むのは、とーてー無理。
       というわけで……。
       明治時代、在家向けに抜粋してまとめられたのが、『修証義』ね」
      http://blog-imgs-48.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20130616132326d85.jpg

    • ––––––
      2. Mikiko
    • 2013/06/19 07:25
    • み「うちのお寺では、葬式や法事のとき……。
       必ずこの『修証義』の冊子が配られて、全員で唱和するわけ」
      http://blog-imgs-48.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201306161323251b5.jpg
      ↑うちのお寺ではありません。
      由「へー」
      み「けっこう神妙な気分になるよ。
       わたしが一番好きなのは、第四章『発願利生』の一文。
       『その形いやしというも、この心(菩提心)を発せば、すでに一切衆生の導師なり、たとい七歳の女流なりとも即ち四衆の導師なり、衆生の慈父なり、男女を論ずること勿れ、これ仏道極妙の法則なり』」
      http://blog-imgs-48.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/2013061613233987f.gif
      由「ふーん。
       じゃ、もういつ死んでもいいですね?」
      み「なんでじゃ!」
      由「悟ってるんじゃないんですか?」
      http://blog-imgs-48.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20130616132235e5d.jpg
      み「坊さんだって、そんな境地には滅多に到達できないの」
      http://blog-imgs-48.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20130616132234c39.jpg
      み「死ぬのは仕方ないとしても……。
       あと40年くらいは生きたいものじゃ」
      由「健康診断、受けてくださいね」
      み「6月21日に、内視鏡検査を受ける」
      http://blog-imgs-48.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201306161323405a7.jpg

    • ––––––
      3. Mikiko
    • 2013/06/19 07:26
    • 由「どこか悪いんですか?」
      み「毎年、定例の検査よ。
       冬には、会社の検診でバリウム飲むし……」
      http://blog-imgs-48.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20130616132237c99.jpg
      ↑握力の弱い人は、マジ危険です。
      み「夏場は内視鏡。
       年2回診てもらうんだから……。
       いきなり手遅れってことにはならんだろ」
      http://blog-imgs-48.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20130616132235ae8.jpg
      由「内視鏡って、大腸?」
      み「ううん。
       上からだけ。
       食道から、十二指腸の入口までだね」
      http://blog-imgs-48.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20130616132325808.jpg
      由「腸も診てもらえばいいのに」
      http://blog-imgs-53.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20120902100525467.jpg
      由「ハラワタ、腐ってそうだから」
      み「やかましい!
       下からは、マジで苦しいの。
       下剤、2リットルも飲むのよ」
      http://blog-imgs-48.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/2013061613223603b.jpg
      ↑これ1本、ぜんぶ飲むんですよ。でも、この赤ちゃん、可愛いよねー。泣かずにうんこもしないんなら、わたしも欲しいです。
       というわけで……。
       続きは、次回。

    • ––––––
      4. ハーレクイン
    • 2013/06/19 08:49
    • >由美は頷いた
      って、由美ちゃん。
      そこは普通「いや」とか「ダメ」とか「やめて」だろ。
      ふむ。
      完全に倉沢夫人の手の中に取り込まれた、ということか。由美ちゃん。
      >倉「こう見えて、わたしにも経験あるのよ。
      へっへっへ。
      知ってまっせ、倉沢夫人。
      お相手は、あのお方でっしゃろ。
      オナニー。
      >由「高校生です」
      >倉「あら、ずいぶん遅かったのね。
       わたしは中学生。
       これでも遅い方だったのよ。
      そうだねえ、倉沢夫人。
      香奈枝せんせなんて、小学4年からだよ。
      じつは、この小学4年というのは、私がオナニーを始めた年なのだ。

    • ––––––
      5. ハーレクイン
    • 2013/06/19 08:52
    • 道元著『正法眼蔵』。
      その在家向け抜粋が『修証義』ねえ。
      それほど難しいとも思えんが、禅僧ってのは、言葉巧みに人の目を眩ますのが得意だからなあ。
      禅問答、とか。
      で、修証義を全員で唱和するぅ。いったい何時間かかるんだ。
      わたしの母親の実家。近江だけど。
      宗旨は浄土真宗。開祖は親鸞だな。
      で、法事のときには浄土の三部経『無量寿経』『観無量寿経』『阿弥陀経』を全部唱えるのだよ。僧侶がな。一時間以上かけて。
      だあれも聞いとらんよ。
      唱える僧侶の後ろで、茶ぁ飲みいの、酒飲みいの。記念写真撮りいの。
      >たとい七歳の女流なりとも即ち四衆の導師なり、
       衆生の慈父なり、男女を論ずること勿れ
      ふーん。
      結構ええこと言うとるねえ。
      「男女は平等」というわけだ。
      >その形いやし
      は、まあ、ほっといてくれ、だな。
      円生師匠の名調子。
      >落ちる前に連れてくれば助かったのじゃが……。
      医者と坊主の城東区、あ、いや、常套句だな。
      ま、面白いから許す。
      AQUARIUSの赤ちゃん。
      そんなに可愛いかなあ。
      ま、この頃は、まだあまり表情が無いからねえ。

    • ––––––
      6. Mikiko
    • 2013/06/19 19:38
    •  あんたの初年齢など、聞きとうなかったわい。
       難解なのは、『修証義』ではなく、『正法眼蔵』の方です。
       「(『正法眼蔵』を)在家向けに抜粋してまとめられたのが、『修証義』」と書いたでしょうが。
       唱和と云っても、もちろん全文ではなく、一部分だけです。
       わけわからんお経より、よっぽど身に沁みます。
       しかし……。
       読経の最中に酒を飲むなぞ、新潟では考えられんことです。
       そんなことしたら、叩き出されますよ。
       あの赤ちゃんは、まれに見る整った風貌だと思います。
       親御さんは、生い先が楽しみでしょう。

    • ––––––
      7. ハーレクイン
    • 2013/06/19 22:26
    • 難解なのは『正法眼蔵』
      あ、そうなん。
      んでも『修証義』は「抜粋」だろ。現代語訳したとか、そうではないんじゃ……。
      内容的に、理解しやすい部分だけ抜粋した、ということかな。
      >読経の最中に酒を飲むなぞ、新潟では考えられんことです
      ま、そのあたりはお国柄ということで。
      先日、愛知県小牧市在住の、母方の叔父が亡くなりました。
      わたしには、母方の叔母(伯母)が3人、叔父が4人いますが、これで伯母1人、叔父2人になっちゃいました。
      今回亡くなった叔父は、私が小学生の頃、私の実家に同居してまして、随分可愛がったもらったものです。以前書いたと思いますが、ナイフとフォークを用いる食事を生れて初めてさせてくれたのはこの叔父でした。
      結構口やかましくて、いろいろ躾けられ「うっとうしいおっさんやな」と思ったのも懐かしい思い出です。
      今にして思えば、叔父も私のことを「憎たらしいガキやな」と思っていたのでは……。もうわからないこと、になっちゃいました。
      うんこせん、泣きもせん赤ちゃんなぞ、おらんぞ。
      それに、どんなに可愛い赤ちゃんでも、いずれ憎たらしくなるって。

    • ––––––
      8. Mikiko
    • 2013/06/20 07:45
    •  明治半ば。
       起草したのは、東洋大学の学長で、僧籍にあったこともある大内青巒(せいらん)だそうです。
       どうせ憎らしくなるなら……。
       顔だけでも可愛らしい方がよかろ。
       中には……。
       親が間違って踏んだとしか思えん顔もあるからね。

    • ––––––
      9. ハーレクイン
    • 2013/06/20 12:14
    • おいおい。
      間違っても踏まんぞ(香奈枝)。
      台風4号「リーピ」くん接近中。
      ごちうい。

    • ––––––
      10. Mikiko
    • 2013/06/20 19:37
    •  人が寝転がってると、かならずその上を踏んで行きました。
       顔も踏まれましたね。
       もちろん痛くもなんともなくて、むしろ肉球が冷たくて気持ちよかったです。

    • ––––––
      11. ハーレクイン
    • 2013/06/20 20:57
    • 〔魚の好きな猫でさえまたいで通るの意〕まずい魚のこと。
                            (三省堂大辞林)
      よかったですね、跨がれなくて。

    • ––––––
      12. Mikiko
    • 2013/06/21 06:48
    •  かつて、『鳥跨ぎ米』と呼ばれておりましたが……。
       今や、大穀倉地帯。
       亀田郷(130平方キロ)の水稲収穫量は、3万5千トン。
       ちなみに、大阪府全体(1,900平方キロ)の収穫量は、2万9千トンです。

    • ––––––
      13. ハーレクイン
    • 2013/06/21 09:35
    • 鳥跨ぎ?
      なんじゃそれ、で検索してみましたら、諸橋準之助編著『新潟の米物語』ってのに出くわしました。
      その紹介文の一部。
      「新潟は美味しい米の産地として有名であるが、昔からそう言われていたわけではない。昭和の初め頃までは、新潟の米はむしろまずいので有名であった。(p.27)
       意外なことだけれど、「鳥またぎ米」 とまで酷評 (p.30) されていたのだという。「猫またぎ弁当」 というのは聞いたことがあるけれど、「鳥またぎ米」 という表現は、この本で初めて見た。
       因みに、家の猫はけっこう奢っていていろんな食べ物を跨ぐけれど、ワンコは良い子なのでそれらを決して跨がない。しかし、鳥に跨がれるお米は、さすがにワンコも跨ぐだろう。この上なく悲惨である」
      ふむ。
      名米コシヒカリの産地、越後新潟の話とはとても思えんが、やはり先人の苦闘があったんだろうなあ。あの亀田郷だもんなあ。
      『新潟の米物語』。
      読んでみるかな。
      今の住まいのすぐ隣の水田。
      先週、田植えが終わりました。
      現在、健やかに成長しているようです。
      昨日今日と、久方ぶりの雨。
      台風4号リーピくんは、九州を西から直撃するようです。

    • ––––––
      14. Mikiko
    • 2013/06/21 12:26
    •  亀田郷については……。
       306回(http://mikikosroom.com/archives/2671636.html)からのコメントで熱く語っておりますので、ここでは省略。
       大阪の田植えは遅いんですね。
       お米だけを作ってる農家って、あんまりいないんでしょうか?
       新潟の田植えは、ゴールデンウィークです。
       コシヒカリが早稲だからですが……。
       兼業農家ばっかりなので、ゴールデンウィークでなければ出来ないという理由もあります。
       もう一つの理由は、コシヒカリが倒伏しやすい欠点を持つから。
       台風シーズン前に刈り取りたいんですね。
       なので、新潟の稲刈りは、9月の中旬。
       汗だくの作業になります。

    • ––––––
      15. ハーレクイン
    • 2013/06/21 14:38
    • へえ。
      コメどころ新潟にして、専業は少ないんですか。
      うーむ、日本のコメの未来は……などと私が心配しても、どうにもならんのだよなあ。
      虫害とか、いろいろありますが、倒伏はコメ農家の最大の心配事でしょうね。
      取りあえず、稲よ(ん? こんな名前のお方がいたなあ)、健やかに育て、とエールを送るばかりです。

    • ––––––
      16. Mikiko
    • 2013/06/21 19:57
    •  気温が高い日が続いたため、稲がやや伸びすぎの状態だとか。
       このままだと、倒伏する危険が高まるので……。
       田んぼの水を抜き、ヒビが入るくらいまで乾かす「中干し」が呼びかけられてるとのこと。
       健やかに育ちすぎると、あっさりと倒れるんですね。
       コシヒカリ。
       手の掛かる品種です。
       高くても、しょーがないわな。

    • ––––––
      17. ハーレクイン
    • 2013/06/21 20:52
    • 稲作りの宿命。
      頑張ってくだせえ、兼業農家さん。
      こっちではのんびりやってはるようですが、そうでもないのかなあ。
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