2013.6.14(金)
「ふふ。
この格好だと、両手の指先が自由になるのよ。
子供のころバレエ習ってたから、身体は柔らかいの。
オナニーには最適。
鏡の前でやるの。
それじゃ、今度こそよく見てね」
両手の指先が、三つ指を付く仕草で股間に添えられた。
「はい、どうぞ」
指のあわいで、肉色の花が開いた。
赤かった。
内臓の色だと思った。
艶を帯びた膣前庭が、呼吸するように動いている。
膣口の、深い洞穴まで見えた。
あそこから、お腹の赤ちゃんが出てくるのだ。
と思いたかったが……。
どうしても、そこにご主人の男根が挿入される方を想像してしまう。
男根があの中で精液を放ち、その結果として、夫人のお腹が膨れたのだ。
由美の視線は、我知らず夫人の顔に移った。
夫人は、臨むような瞳で由美を見返した。
肛門まで晒しながら。
「そう。
見て。
わたしのイヤらしい顔。
そして、イヤらしいまんこ。
あぁ。
我慢できない」
片手の指先が、恥丘に移った。
揃えた指先が、シーツを繰るように反った。
陰核包皮が、引きあげられていた。
「クリも見て」
包皮を脱ぎ捨てた陰核は、明らかに常態ではなかった。
艶やかに輝きながら、宝珠さながらに膨れあがっている。
「どう?
やっぱり大きい?
主人は、そう言うのよ。
そんなに大勢の女性と付き合ってたとは、思えないんだけどね。
たまたま、小さい人ばっかりだったんじゃないかしら。
クリだけは……。
友だちのだって、見る機会もないしね。
産婦人科の先生にも、聞けないし。
わたしの、大きいですかなんて」
この格好だと、両手の指先が自由になるのよ。
子供のころバレエ習ってたから、身体は柔らかいの。
オナニーには最適。
鏡の前でやるの。
それじゃ、今度こそよく見てね」
両手の指先が、三つ指を付く仕草で股間に添えられた。
「はい、どうぞ」
指のあわいで、肉色の花が開いた。
赤かった。
内臓の色だと思った。
艶を帯びた膣前庭が、呼吸するように動いている。
膣口の、深い洞穴まで見えた。
あそこから、お腹の赤ちゃんが出てくるのだ。
と思いたかったが……。
どうしても、そこにご主人の男根が挿入される方を想像してしまう。
男根があの中で精液を放ち、その結果として、夫人のお腹が膨れたのだ。
由美の視線は、我知らず夫人の顔に移った。
夫人は、臨むような瞳で由美を見返した。
肛門まで晒しながら。
「そう。
見て。
わたしのイヤらしい顔。
そして、イヤらしいまんこ。
あぁ。
我慢できない」
片手の指先が、恥丘に移った。
揃えた指先が、シーツを繰るように反った。
陰核包皮が、引きあげられていた。
「クリも見て」
包皮を脱ぎ捨てた陰核は、明らかに常態ではなかった。
艶やかに輝きながら、宝珠さながらに膨れあがっている。
「どう?
やっぱり大きい?
主人は、そう言うのよ。
そんなに大勢の女性と付き合ってたとは、思えないんだけどね。
たまたま、小さい人ばっかりだったんじゃないかしら。
クリだけは……。
友だちのだって、見る機会もないしね。
産婦人科の先生にも、聞けないし。
わたしの、大きいですかなんて」
コメント一覧
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1. Mikiko- 2013/06/14 07:17
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み「このザマで、そんなこと出来るわけないでしょ。
元々無かった苗字が、付いたってこと」
由「律子叔母さん、苗字が無かったんですか?
町人?」
み「江戸時代か!」
http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20110828201042384.jpg
由「何て苗字なんです?」
み「深浦」
由「へー。
普通の苗字、付けてあげたんですね」
み「自分で名乗ったんだよ」
由「戦国時代みたい。
どういう由来なんです?」
み「五能線の駅の名前」
http://blog-imgs-48.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201305261025247b4.jpg
由「お手軽だこと。
そう言えば、あの連載って、長すぎませんか?」
み「長すぎますな」
由「美弥ちゃんは、四国から九州まで渡ったのに……。
わたしなんて、すぐ隣の福島ですよ」
み「あんたは東京から来たじゃない」
由「東京から新潟なんて、あっという間じゃないですか。
ほんと近いんですね」
http://blog-imgs-48.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20130609193353385.gif
み「どんなもんだい」
由「Mikikoさんが威張らなくてもいいと思います。
でも、2時間かからないんだもん」
み「通勤してる人もいるみたいだよ」
http://blog-imgs-48.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20130609193334e4d.jpg
↑こちらは、小田原駅。この時点で、“立ち”の人も出るようです。
由「交通費、全額出るんですか?」
み「いくらなんでも、そりゃ無理だろ」
由「自腹?」
み「会社の規定額以上はそうだろうね。
でも、東京と新潟の生活費の差額で、十分ペイするんじゃない?」
由「そんなに違います?」
み「住居費は、そうとう違うでしょ。
特に駐車場代。
東京の駐車場って、月3万もするじゃないの」
http://blog-imgs-48.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20130609193336dda.jpg
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2. Mikiko- 2013/06/14 07:18
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由「ですよねー。
親が遊びに来て、驚いてました」
み「新潟で月3万も出せば、駐車場の付いたアパートが借りれるよ」
http://blog-imgs-48.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20130609193353417.jpg
み「中心部でなけりゃだけど」
由「でも、新潟から東京に通う人の定期券って、何十万でしょ?」
http://blog-imgs-48.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20130609193336a29.jpg
み「落としたら、立ち直れないよな」
由「それ以前に、持ってるのが怖い」
み「指紋認証のシステムって、出来ないのかな?」
由「それならあるんじゃないですか?
こないだ、刑事ドラマで見ましたよ」
http://blog-imgs-48.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20130609193336dab.jpg
み「それは、犯罪者の指紋照合だろ。
そうでなくて。
自分の指紋が、カード代わりなわけよ。
駅の改札でも、指紋をかざせばいいの」
http://blog-imgs-48.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20130609193335d83.jpg
み「落とす心配も無いしさ」
由「あ、それなら、お財布も要りませんね。
コンビニの払いとかも、指紋でピッピでしょ?」
http://blog-imgs-48.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201306091933353f1.jpg
み「そゆこと」
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3. ハーレクイン- 2013/06/14 09:54
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>男根があの中で精液を放ち、その結果として、夫人のお腹が膨れたのだ
ま、こんなこと言っちゃなんだけど、妊産婦さんを見るとどうしても思っちゃうんだよ。「あんた、やったね」と。
で、その横にご主人がいると、「犯人は、あんただね」と。
こんな私、変かなあ。
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4. ハーレクイン- 2013/06/14 10:01
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>み「このザマで、そんなこと出来るわけないでしょ。
はて、“そんなこと”って何だろう、で、またまた前回を酔い返し、じゃなくて読み返しちゃったよ。
「結婚する」ってことだな。
いいじゃねえか、叔母さんには香純という恋人がいるんだから、んでもって、同棲までしてるんだから。
そうだ、この5周年記念番組に、香純を登場させるというのはどうだろう。新しい読者さんは「へー、そうだったん」と思うだろうし、古い読者さんは「懐かしいなあ」と思うと思うぞ(日本語、変)。
香住、あ、香純登場、是非、希望します。
いいじゃん、本編じゃないんだから。
>由「美弥ちゃんは、四国から九州まで渡ったのに……。
わたしなんて、すぐ隣の福島ですよ」
そうだったねー、由美ちゃん。たった3回で終わっちゃったもんねえ、福島。
んでも、三つ子、じゃなくて、密度は濃かったよ、福島。
懐かしいなあ、日出谷駅での、「とりめし」弁当争奪戦。
大内宿や会津武家屋敷、磐梯山のウンチク話。
なにもかも懐かしい……。
いいなあ、旅って。明日あたり、ふらっと何処かにいくか。いいじゃねえか、日帰りでも。
>由「東京から新潟なんて、あっという間じゃないですか。
ほんと近いんですね」
いやあ由美ちゃん。わたしもね、Miさんの部屋に関わるまでは、新潟が東京にこんなに近いとは想像もしなかったよ。まじに、新潟は“地の涯”と思っとったもんね。
ある意味、東北や北海道より縁遠い地だったよ、新潟。
それが今はなあ。
おー、『相棒』。
右京さんと米沢さんはともかく、薫ちゃんは懐かしいなあ。元気にしてるのかね。
現実世界の話ではないぞ。ドラマでは彼と嫁さん、えーと、元新聞記者の美和子さん、は、某貧困国に移住し、子供たちの教育活動に尽力しておるはずだ。
元気でやっておるのかのう。
み「……自分の指紋が、カード代わりなわけよ。
駅の改札でも、指紋をかざせばいいの」
えーっ、そこまで進んでいるのか、指紋照合。
うーむ。長いこと外に出とらんからなあ。仕事も夏までお休みだし。
もう社会復帰は難しいのかのう。
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5. ハーレクイン- 2013/06/14 11:26
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えっと「香奈枝せんせの乳首はグミの実のようだ」から始まった果実酒の話。ようやく実行に移しました。
テーマは「氷砂糖などの砂糖類を使わない、甘くない果実酒」でした。
で、漬け込む果実は何にしよう、です。
もちろん、出来ればグミにしたかったのですが、どうも手に入らないようです。近くのコーナンを覗いたら、ビックリグミの苗木は売ってたんですが「植木鉢は何号を使え」だの、「肥料はこれこれ」だの、結構めんどくさい。それに今から栽培にかかったとしても、収穫は来年以降。到底間に合いません。
で、グミは将来の話として、とりあえず果実酒作りのノウハウをマスターする、を課題に、スーパーで売っている適当な果実を使うことにしました。
いやあ、この時期は果実酒作りのシーズンなんでしょうか。スーパーには「果実酒コーナー」と称して、容器、焼酎、梅の実などがずらりと並べてあります。
ここで果実以外の必要品を買い揃え、さあ、果実です。
梅では当たり前すぎて面白くない。果物コーナーに回りました。オレンジ、レモンなどオーソドックスなものが並んでますが、これらはUSA産、やはり農薬が怖い。果実酒は皮も漬け込む場合が多いですからね。
そこで、柑橘類から「河内晩柑」というのを選びました。あとで調べてみたら、河内といっても大阪ではなく、九州熊本の川内町原産だとか。ザボンの一種で大きさは夏みかんくらい、見た感じから“和製グレープフルーツ”とも云われるとか。
で、ザボンの一種、でちょっといやあな感じがしたのですが案の定、割ってみれば皮のあついこと厚いこと。んでも、砂糖を使わない、がコンセプトですから、皮を剥かないわけにはいかん。量が少なくなるなあ、と思いましたが、もう一度買い足しにいくのも面倒。ま、いいか、で皮剥きを始めました。第一、出来上がりが不味くたって自分の問題、誰に迷惑をかけるわけでもなし、と気楽に作業を進めました。
どう剥きゃいいのさ、ですが、とりあえず縦に二つ割りにして包丁で剥きはじめましたが、どうも剥きづらい。果物ナイフに切り換えました。
ところが、これがきれない切れない。長いこと使っとらんからなあ。ん、ちょっと待てよ。家人の奴めは果物好きだから、ナイフは結構使っているはず。さては研ぐのを面倒がって、無理やり切れないまま使っておったな。しょうがねえ、皮剥きは一時中断、ナイフ研ぎを始めました。全くもう。
さて、皮剥き再開。いろいろ剥き方を試しましたが、横割りで上下のヘタを落とし、さらに横に二つ割り。あとはくるくるっと剥いていく。これが一番てっとり早いようです。どうせ最後は適当に切り刻むわけだから、そんなにきれいに剥く必要もないわけです。
で、皮を剥きながら、ふと考えました。
これやったら、生ジュースにしたうえで焼酎に混ぜれば済むんやないの、何か月も漬け込む意味って、どこにあるんやろ、と。
という、全てを覆すような疑問はこっちに置いといて、皮を剥き終えました。で、適度に切り刻んだうえで容器に放り込む。焼酎を流し込む。
ちなみに、容器の容量は、売ってたののうち一番大きい5リットル。焼酎は1.8リットルのを2本。酒飲みの性(さが)じゃのう。
これで作業はおしまい。実に簡単。
押入れの隅に容器を置き、あとはタイミングを計って味わうだけです。
味については、後日改めてレポートしましょう。
作業の途中、流しの回りを占領している私の後ろを、家人が邪魔そうにウロウロし始めましたが、珍しく何にも言いません。どうも、果実酒を狙っているようです。かなりの量を掠め飲まれるのは覚悟しなければならないでしょう。
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6. tsuyopo- 2013/06/14 13:33
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読ませて頂きました。
しかしMikikoさんに限らず、皆さん随分長い長編書かれてるんですね!
最近入ってきたばかりの者には昔から読んだ方が良いのか、新しい所から2~3話前からが良いのかすごく悩んでとりあえず、2~3話前から読みながら、時間のある時に始めの頃を読ませて貰ってます。
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7. Mikiko- 2013/06/14 20:35
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> ハーレクインさん
新潟と東京が、これほど近くなったのは……。
田中角栄という政治家のおかげですね。
でも、近くなりすぎたせいで……。
企業の新潟支店は、ほとんど無くなってしまいました。
改札の指紋通過は、あくまで未来の話です。
河内晩柑。
初めて聞く名前でした。
5月に花が咲き、翌年の秋口まで実が付いてるそうです。
実が冬越ししなきゃならないので……。
霜が降りる地方では、栽培できないとか。
確かに、「果実酒」と「焼酎の果汁割り」がどう違うのか……。
謎ですな。
ところで……。
焼酎は、何を使ったんです?
はっきりと書いてありませんが。
まさか、甲類を使ったんじゃありますまいね。
あんなもの、工業用アルコールを水で薄めただけですよ。
> tsuyopoさん
随分長い長編って……。
長いからこそ長編なのですぞ。
ただ、セミプロの八十郎さんなどの長編は、ちゃーんと最後まで構想を立てて書かれたものであるのに対し……。
わたしやハーレクインさんのようなトーシーローは……。
構想どころか、一寸先もわからぬ状態で書いております。
終わりが決まってないので、いつまでたっても終われないという面もありますかね。
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8. ハーレクイン- 2013/06/14 21:11
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「果実酒コーナー」に置いてあった、いわゆる「ホワイトリカー」です。
甲類焼酎、原材料は「さとうきび糖蜜」というやつですね。
何の疑問もなく、機械的に使っちゃいました。
うーむ。
これは……『日本酒を飲もう!』の看板を下ろさねばならんな。
ちょっと待ってクレイ射撃。
Tsuyopoさんへの返レスに、横から口を出すようですが、出しとりますが。
『リュック』は、終りは決まっておるぞ。正月番組にも書いたが、最後は希美と香奈枝せんせの絡みじゃ。すでに一部は書いてもおる。
問題は、そこにどう行きつくか、なんだよなあ。
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9. Mikiko- 2013/06/14 22:14
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ニセ焼酎も使いようということです。
我を張って乙類で作ったりしたら、ぜったい後悔してますよ。
わたしだって、終わりは決まってあるぞ。
それは……。
“。”です。
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10. ハーレクイン- 2013/06/14 22:29
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乙類で造ったら、何で後悔するんだよう。
言いたいことがわからんぞ。
終わりは“。”。
違いない。
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11. Mikiko- 2013/06/15 06:54
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乙類を、果汁で割ったりせんでしょう。
焼酎の素材の味と、果実の味が喧嘩するんだと思います。
果実酒もおんなじでないの?
ぜったい美味しくないと思う。
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12. ハーレクイン- 2013/06/15 09:04
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ふむ。
果実酒を全否定するそのお言葉。
うーむ。
あ、だから甲類を使えと、そういうことかあ。
ふむ。
ま、結果的に、果実酒全否定には違いないなあ。飲んでから言うてくれ、と取りあえず言っておこう。
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13. Mikiko- 2013/06/15 13:10
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↓これです。
http://item.rakuten.co.jp/smartkitchen/10001338/
たった1日で果実酒が出来るそうです。
買え。
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14. ハーレクイン- 2013/06/15 15:53
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キャッチコピーによりますと……。
超音波の力で驚きのスピード熟成!
毎秒40,000回の「超音波振動」により、アルコール分子を振動させることで反応を早め、果実や野菜、薬草等のエキスがより早くお酢やお酒の中に融出。これまで熟成に3~6か月と時間のかかっていた梅酒等の果実酒がたった1日という驚きの速さで出来上がります。
ふむ。
やはり果実酒というのは、果実の生ジュースを焼酎に混ぜればいいと、そういうことのようだな。
因って件の如し。
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15. Mikiko- 2013/06/15 19:43
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波に揺られ続けることにより、熟成が進んだからだそうです。
上方で積みこんだ時とは、まったく別の酒になってたとか。
超音波熟成は、その作用を短時間で実現させるもの。
ゆめゆめ、超音波を侮ってはいけませんぞ。
http://blog-imgs-36.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201104150451217ce.jpg
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16. ハーレクイン- 2013/06/15 20:45
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侮るつもりはありませんが、何なんだよう、こやつは。
超音波怪獣「コウモリン」かあ。
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17. Mikiko- 2013/06/15 22:25
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初出ではありません。
693回(https://mikikosroom.com/archives/2672082.html)にも出て来ました。
コウモリンは無いでしょう。
“リ”を取ったら、大変です。
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18. ハーレクイン- 2013/06/16 07:24
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美弥ちゃんのトイレオナニーシーンですね。
旅行記は『東北』。
菅江真澄翁、マスミンが「田沢湖伝説」を語りはじめるところです。舞台は男鹿半島、寒風山。
懐かしいなあ。