Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
由美と美弥子 1219
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「あぁ。
 最高……。
 撮って。
 ミサ、撮って。
 立ちオナする変態女を。
 そう。
 あぁ。
 フラッシュ浴びると、身体が燃えるわ」

 あけみ先生のブラウスが、細かく震え出した。
 指先はすでに、佳境を奏でてるに違いなかった。

「撮って」

 無音の花火のように、フラッシュの光が広がる。

「あひぃ。
 イ、イキそう。
 ミサ?
 わたしって、イヤらしい?
 イヤらしい?
 言って!
 変態って。
 言うのよ!
 変態女って」
「変態」
「もっと!」
「変態!
 あけみ先生の変態!」
「ひぃぃぃぃぃ」

 先生の腕が、フラメンコギターのクライマックスを掻き鳴らす。

 その時だった。
 シャッターを切ろうとしたわたしの指先が、止まった。
 ファインダーの視界の中に、違和感を感じた。
 姿見だった。
 あけみ先生が、女王さまから身を隠すときに使ったという、大きな姿見。
 それが、画角の隅に入ってた。
 さっきまでは、暗い室内を映してたはずの鏡。
 その鏡面が、色を発してる。
 それは、鏡と云うより、縦長の窓に見えた。
 窓の向こうは、昼間。
 でも、何が映ってるのか、はっきりとしない。
 鏡面が、さざ波のように揺れてる。
 石を投げられた池のようだった。
由美と美弥子 1218目次由美と美弥子 1220




コメント一覧
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    • ––––––
      1. Mikiko
    • 2013/04/22 06:23
    • 食「この『みちのく温泉』の露天風呂も、面白いんですよ。
       湯船に漬かりながら、五能線の列車が見えます」
      http://blog-imgs-48.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20130419185552ebd.jpg
      ↑この方向に列車が見えるはずなんですが……。画像が見当たりませんでした。なぜじゃ。
      食「浴槽の入口に、列車の通過時刻が貼り出してあるんです」
      http://blog-imgs-48.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20130419185511f6d.jpg
      み「ほー。
       列車の客に、お見せできるってわけね」
      食「残念ながら……。
       ちょっと遠いですね。
       列車自体、滅多に通りませんし。
       そのつもりなら、時刻表を調べて行った方がいいですよ」
      み「時刻表調べて、見せに行くわけか。
       それもまた、情けないものがあるのぅ。
       先生、付き合う?」
      律「お断り」
      食「列車が通らなくても……。
       線路越しに日本海が見えますから、十分楽しめますよ」
      http://blog-imgs-48.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20130419185511683.jpg
      み「どんな塩梅に見えるか、通るとき確認してみよう」
      食「反対側の窓になりますけど」
      み「ドアのところからも見えるだろ」
      http://blog-imgs-37.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20120204202228f9f.jpg
      食「異様に熱心ですね」
      み「小説書きは、探究心のカタマリなのじゃ」
      食「そうかなぁ」
      み「あ、発車した。
       ずいぶん長い停車時間だったな」
      食「1分停車です」
      み「ウソこけ。
       ま、話の都合じゃ。
       仕方あるまい」

    • ––––––
      2. Mikiko
    • 2013/04/22 06:24
    • 食「あ、そうそう。
       左手を良く見ててください」
      み「わたしは、右が見たいの」
      食「温泉は、まだ先ですから」
      み「左手に何があるのじゃ?」
      食「椿山です」
      み「おー。
       椿山は地名であったか」
      食「ほら、あれです」
      http://blog-imgs-48.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20130420185112be3.jpg
      み「あれか。
       山っていうより、小さな半島だな」
      食「昔は、『椿島』だったそうです。
       隆起して地続きになったんだとか」
      み「椿山ってことは、椿が生えてるわけ?」
      食「日本海側における、ヤブツバキの自生北限地だそうです」
      http://blog-imgs-48.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/2013042018511395d.jpg
      み「ほー。
       暖流の対馬海流が流れてるとは云え……」
      http://blog-imgs-48.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20130303104530b94.jpg
      み「冬の季節風は半端じゃなかろうにな」
      食「葉を落とさない常緑樹には厳しいでしょうね。
       今は、椿もかなり減少したみたいです。
       でも昔は、花どきには、海の色が真っ赤に染まったそうですよ」
      み「おー。
       久しぶりに歌いたくなった」
      律「何をよ?」
      み「もちろん、『豊後水道』」
      http://blog-imgs-36.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201002282034102b7.gif
       続きは、次回。

    • ––––––
      3. ハーレクイン
    • 2013/04/22 08:41
    • 変態!
      変態!
      センセの変態!!
      ミサの叫びに呼応するように変貌する姿見。
      鏡は異界を写す窓。
      鏡は異形のものの通路。
      さあ!!

    • ––––––
      4. ハーレクイン
    • 2013/04/22 10:40
    • 五能線観望温泉。
      いいね。
      で、時刻表張り出し、手書きというのがいいよね。
      そこまでやらいでも、とも思うがま、やるならハンパはいかんよな。
      それにしても停車、じゃなくて通過時刻以外の備考欄がよく見えぬ。「この列車は『しらかみ』だよー」とかの情報じゃないかと思うのだが。
      携帯の悲哀はこんなところにも……。
      さらに、線路越しには日本海。
      いいね、いいねえ。
      ドア越し画像。
      ガラスごしだから画質は悪いが、それがまたいい。
      旅情だねえ。
      発車しまーすって、どこに停車してたんだっけ。
      「ウェスパ椿山駅」ですな。
      椿山は地名です。
      椿山さんという課長さんがいてはりますが、地獄へ行かはりました。
      ヤブツバキという植物はね、日本列島の植生の分類上、重要な植物なんだよ。よく知らんけど。
      植物関係の講義の成績、悪かったもんなあ。
      >昔は……海の色が真っ赤に染まった
      ホンマかよ。
      それはすごいが、「白髪三千丈」の類ではあるまいな。

    • ––––––
      5. ハーレクイン
    • 2013/04/22 12:46
    • はい、ということで、新しい同室メンバーのお一人目、仮名「窓寄り右側」氏からです。
      まあ、これまでの方々に比べ一転、上品といいますか常識人といいますか。この病院には似つかわしくありません。
      長身痩躯、白髪を豊かに蓄えた紳士です。
      見舞い客は奥さんとお孫さん、今のところこのお二人ですが、奥さんは、いつもこちらに挨拶される、これまた上品なご婦人。物言いも穏やかです。
      お孫さんは残念ながらそこらのガキ。ドラえもんのジャイアンを小柄にしたような悪そうなくそガキです。ただ「右側」氏には「じいじ爺じ」と懐いています。

    • ––––––
      6. Mikiko
    • 2013/04/22 20:22
    •  列車の行き先が、ピンク色で書かれてます。
       上り下りがごっちゃになってますから。
       緑色が、『リゾートしらかみ』ですね。
       ドア越し画像。
       あれは、画質が悪いわけではなく……。
       雨滴がガラスを伝ってるんですね。
       これもまた旅情です。
       江戸時代の書物には、「白髪三千丈」的記述がまま散見されるようです。
       鈴木牧之の『北越雪譜』にも、↓のような一文があります。
       「天保五年十二月廿五日までの間、雪の下る毎に用意したる所の雪を尺でもつて量りしに雪の高さ十八丈ありしといへりとぞ」
       18丈ってのは、54メートルになります。
       積雪、54メートル。
       あり得んだろ。

    • ––––––
      7. Mikiko
    • 2013/04/22 20:23
    •  ふむ。
       奥さんが連れて来るなら、一緒に住んでる可能性が大ですね。
       なぜ孫だけ来て、息子(娘?)夫婦は来ないのでしょう?
       共働きなんでしょうかね。
       父親に遊んでもらえないから、じいじに懐いたのかな。
       その病院って、そんなに客種が悪いのか?

    • ––––––
      8. ハーレクイン
    • 2013/04/22 20:53
    • なるほど。
      各停は行き先が何通りかあったもんね。
      しかし「しらかみ」は上下あわせて10本じゃないのか。
      ドア越し画像は雨の中。
      なるほど、納得。
      牧之の十八丈は54メートル。
      あれ?
      一丈って3メートル? 2メートルじゃなかったっけ。
      それはともかく十八丈。
      何日かの累計だったりして。

    • ––––––
      9. ハーレクイン
    • 2013/04/22 21:04
    • いろんな状況が考えられます。
      ドラマチックやのう。
      この病院は庶民の病院であるとともに、昔からとかくのウワサの絶えぬ病院でもあります。
      ミステリアスやのう。

    • ––––––
      10. Mikiko
    • 2013/04/23 07:39
    •  上下3本ずつです。
       18時台の上りが書かれてないようです。
       この6号は、冬期運休になるみたいなので……。
       冬用の貼り紙かも?
       1丈は、10尺ですから、3メートル。
       1間は、6尺、つまり1.8メートル。
       一冬の累積積雪量は……。
       新潟県中魚沼郡津南町で、15メートルくらいのようです。

    • ––––––
      11. Mikiko
    • 2013/04/23 07:39
    •  うちの近くの病院も、昔は……。
       入ったら生きて出てこれないとか言われてました。
       でも今では、地域の中核病院になってます。
       病院のように、職員の入れ替わりの激しい施設では……。
       辞めた人は、いいこと言わないでしょうからね。

    • ––––––
      12. ハーレクイン
    • 2013/04/23 11:15
    • あ、そうか。
      下りが1,3,5の奇数番号、上りが2,4,6の偶数番号でしたね(ん、上下逆?)。
      「1丈は10尺、3メートル。1間は6尺、1.8メートル」
      そうか。
      1丈2メートルって、どこで勘違いしたんやろ。
      タイトルも歌手も知らないんですが、
      ♪ついて来いとはいわぬのに……
      で始まる演歌があります。この中に、
      ♪九尺二間が振り出しで……
      とあります。
      「九尺二間(くしゃくにけん)」とは2.7m×3.6m、六畳間の異称です。
      六畳一間の裏長屋暮らしから新婚生活をスタートさせ、
      ♪胸突き八丁の道……
      を手を取り合って登って行った夫婦の物語、を歌った歌ですね。

    • ––––––
      13. ハーレクイン
    • 2013/04/23 14:22
    • 「右側」氏。
      病気はいろいろ抱えておられるようですが、メインは「糖尿病」ですね。日に2,3度、看護婦さんに測定してもらいます。
      基準値は、血液100mlあたり100mgで、2倍の200を超えているとインシュリン投与になりますが、ほぼ毎回ですね、インシュリン。
      「右側」氏あらため「糖尿」氏、今、管理栄養士さんのレクチャーを受けてはります。
      食生活とか、日常の運動とか、事細かに聞かれ、答え、アドバイスを受けてはります。
      聞いてると「大変やなー」の一言です。入院して、日に何度もインシュリンを投与されている方が、簡単に社会復帰できるのでしょうか。
      わたしも父親が糖尿で亡くなっていますから、ひとごとではありません。
      糖尿にはなりとないー。
      「糖尿」氏、唯一の悪癖はテレビの(たぶん)お笑い番組を見て笑うこと。
      「糖尿」氏は紳士ですから、当然イアホンを使てはります。ですから、夜、静まり返った病室に、突如笑い声響き渡るわけで、かなり不気味です。

    • ––––––
      14. Mikiko
    • 2013/04/23 19:52
    •  原則的には、下りが奇数、上りが偶数になるそうです。
       しらかみは、原則通りですね。
       “九尺二間”の歌は、村田英雄の『夫婦春秋』。
      ♪さげた手鍋の その中にゃ
      明日のめしさえ
      なかったなァ お前
       ビンボくさ。
       2人で働いて、ここまで貧乏ってのは、あり得んと思うけど。
       演歌の歌詞ってのは、ツッコミどころ満載ですよね。

    • ––––––
      15. Mikiko
    • 2013/04/23 19:53
    •  糖尿。
       自覚症状が無いそうですね。
       「糖尿」氏も、検査数値が悪いので入院したのでしょうか。
       病室にひとりでいるとき笑うってのは……。
       作り笑いではなく、ほんとの笑いってことですよね。
       でも逆に、病気が身に沁みてないとも云えるのかな。
       「糖尿」氏は、仕事はリタイアしてるんでしょうか?
       それなら、病院の方が、いいよね。
       「糖尿」氏の入院で、一番ほっとしてるのは奥さんでしょう。
       糖尿食って、大変だそうです。

    • ––––––
      16. ハーレクイン
    • 2013/04/23 21:01
    • 若い頃は、聞くだけで吐き気がしたものだけど、今は自分で歌うもんなあ。変われば変わるもんです。
      こういうのは、食べ物の好みの変化と似てるのかもしれませんね。
      例の、気象庁に入ったT研の同僚野郎。高校の頃から藤圭子のファンという変態野郎でした。

    • ––––––
      17. ハーレクイン
    • 2013/04/23 21:18
    • 糖尿には「喉が乾く」などの自覚症状があったのでは。
      「糖尿」氏。年金ぐらしだそうです。持ち家だそうで結構裕福そう。
      糖尿なんぞなきゃねえ、悠々自適というところ何でしょうがね。

    • ––––––
      18. Mikiko
    • 2013/04/24 06:31
    •  こんなの、自覚症状のうちに入らんでしょ。
       痛くも痒くも無いわけだし。
       狂犬病くらいになれば、話は別でしょうが。
       「糖尿」氏。
       自分の家で、居場所がないなんて人もいるようです。
       お酒もタバコもやらない人にとっては……。
       病院の方が、返って気楽なのかも。

    • ––––––
      19. ハーレクイン
    • 2013/04/24 09:24
    • 病院にいればなにもかもやってもらえるし、安心だしねえ。
      でも、やはり家に帰りたいみたいですよ。

    • ––––––
      20. Mikiko
    • 2013/04/24 19:23
    •  でも、ご家族は帰ってもらいたくなかったりして。
       特に、食事を作る奥さんは大変だよ。
       息子(?)夫婦や孫とは、別の食事を用意しなきゃなりませんからね。
       糖尿病用の宅配食もあるようです。
       生活に余裕があるなら、こういうのも利用できるんですけどね。
       自分一人が別ってのを、我慢できるかですよね。
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