Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
由美と美弥子 1217
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 あけみ先生は、さまざまな角度からの撮影をわたしに命じた。
 わたしは、指示に追い回されるまま、被写体の周りを巡った。
 何枚か撮るうち……。
 あけみ先生にとっては、わたしも被写体のひとつなんじゃないかって思えてきた。
 あけみ先生の目には、舞台の2人と、それを撮るわたしが入ってる。
 縄で括られた、豊満な全裸の女性が2人。
 それを撮り回る、小さな尻を剥き出した子供。

「ほら、美里。
 今度は、そっちから。
 また行き過ぎ。
 よし。
 下がって。
 柱のディルドゥ、ちゃんと入ってる?
 巨大なちんぽが、2人を見下ろしてるとこ。
 あ、サラシの布も入れよう。
 精液の象徴になるわ」

 理事長は、無毛の股間を剥き広げ、無防備に仰のいてる。
 両脚は折り畳まれ、赤ん坊がオシメを替えてもらう姿勢だった。
 でも、いくら無毛と言っても……。
 その中心部に穿たれた裂傷は、赤ん坊とはまるで違うものだった。
 さっきまでバイブを咥えてた名残か……。
 陰唇が、わずかに開いて見えた。

 川上先生は面伏せたまま、眉根に皺を寄せてる。
 少年阿修羅と呼ばれる仏像のようだった。
 しかし……。
 その首から下は、少年ではあり得なかった。
 縄に区画された胸部では、巨大な乳房が潰されてる。
 腹部には、パン生地を思わせる肉の括れが、幾本もうねってる。
 その下には、黒々とした陰毛が、野火の焼け跡みたいに広がってる。
 中心には、まだ火が残ってた。
 そう。
 烟る陰毛を分け、陰唇が覗いてる。
 もっとも印象的なのは、お尻から太腿にかけての、圧倒的な量感だった。
 柱の男根が、その尻を指弾するように、宙に突き出てる。
 柱に垂れるサラシが、ほんとに精液みたいに思えた。
 わたしは、構図の縁を裁つように、丁寧にシャッターを切った。

「美里、次はあっちからよ。
 ぼやぼやしない。
 違う!
 どっち行くのよ。
 逆だってば。
 美里!
 ミサ!」

 わたしが“ミサ”と呼ばれたのは、このときが初めてだった。
 そう。
 この瞬間に、わたしは“里ちゃん”から“ミサ”に変わったのかも知れない。
由美と美弥子 1216目次由美と美弥子 1218




コメント一覧
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    • ––––––
      1. Mikiko
    • 2013/04/20 07:46
    • 食「2つとも同じってのが、かえって不思議でしょ」
      み「なぜなのじゃ?」
      食「なんでも、“不”が続くのは、中国では良くないこととされてるからだそうです」
      み「なんで中国が出てくるの?
       あ、徐福か」
      http://blog-imgs-48.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20130418075243f62.jpg
      食「ということらしいです」
      み「ふーん。
       それで、『不老ふ死温泉』ねぇ。
       なんとなく、温泉名からは……。
       つげ義春の、『リアリズムの宿』みたいな旅館を想像してたけど……」
      http://blog-imgs-35.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20111208173521167.jpg
      み「違うようね」
      食「施設も充実した近代的な宿です」
      http://blog-imgs-48.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20130418075243be8.jpg
      食「客室にも、洋室がありますし」
      http://blog-imgs-48.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20130418075303c05.jpg
      み「ふーん。
       でも、近代的となると、料金が心配じゃ」
      食「普通ですよ。
       2食付いて、1人あたり12,000円くらいだと思います。
       料理の高いコースでも、15,000円ですね」
      み「なるほど。
       一軒宿にしては、ぼってないね。
       開発費が安く済んだからかね?」
      http://blog-imgs-48.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20130418075243cb3.jpg
      ↑こちらは、新館(宿泊棟)にある露天風呂。
      食「そこまでは知りませんが」

    • ––––––
      2. Mikiko
    • 2013/04/20 07:47
    • み「立ち寄りでも利用できるの?」
      食「もちろんです」
      http://blog-imgs-48.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/2013041807530210d.jpg
      ↑本館(立寄り入浴施設)の内風呂。
      食「でも、立ち寄りの人は……。
       海辺の露天風呂には、16時までしか入れません。
       15:30分で受付終了です」
      http://blog-imgs-48.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20130418075243c2a.jpg
      み「そんな早く閉め出しちゃうの?」
      食「内風呂なら、21時まで利用できますよ」
      み「なんで露天風呂は、そんなに早いんだ?」
      食「それはもちろん、宿泊客を優遇するためです。
       日本海に沈む夕日を見るためには、宿泊するしかありませんね」
      http://blog-imgs-48.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20130418075242c03.jpg
      み「商魂たくましいのぅ。
       宿泊客は、24時間オッケー?」
      食「内風呂は、朝の4時から夜の12時までですね。
       ただし、露天風呂は、夜明けから日没までです」
      み「何でよ?」
      食「明かりが無いからです」
      http://blog-imgs-48.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201304180752428af.jpg
      ↑日が落ちると真っ暗闇に。
      み「ありゃそう。
       露天風呂が目的なら……。
       冬は避けた方がいいね」
      律「どうしてよ?」
      み「夜明けから日没までが短いからだよ」
      律「一日中入ってるわけじゃないでしょ」
      み「当たり前じゃ。
       ずっと入ってるわけあるかい。
       せっかく温泉に来たんだから、何回も入りたいの。
       日が短けりゃ、入れる時間が限られるでしょ」
      http://blog-imgs-48.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20130418075302313.jpg
      ↑早朝の露天風呂。これもまたいいものです。
       続きは、次回。

    • ––––––
      3. ハーレクイン
    • 2013/04/20 11:43
    • >あけみ先生にとっては、わたしは被写体のひとつなんじゃないか
      ふむ。
      確かにあけみセンセは、この場の進行を支配する舞台監督だが……それ以前に、脚本家であり、演出家なんだよね。
      理事長と川上せんせは、あけみ監督の意のままに動かされる主演、いや助演女優か。
      主演はやはりともみさん。なかなか登場しないともみさん。待ちくたびれたぞともみさん。
      主演女優が最後まで登場しない舞台ってあるのかなあ(『火車』じゃないんだから)。
      それにしても、理事長まんこは「裂傷」か、川上せんせは「少年阿修羅像」なのか。
      うーむ。
      美里は、美弥ちゃんにとって「里ちゃん」。女教師と極悪姉にいたぶられる純朴な里ちゃん。
      由美ちゃんにとっての美里は「ミサちゃん」。極悪シスターズの主隗(漢字あってるのかなあ)、ことあるごとに由美美弥にちょっかいかけるお騒がせ娘(あ、もう娘じゃないか)。
      なるほど、「里」→「ミサ」のキャラ変換はここでおこったのか。
      今日がミサちゃんの誕生日。
      助産師はあけみセンセ、生まれ故郷は理事会室。
      そうだったのか。

    • ––––––
      4. ハーレクイン
    • 2013/04/20 12:37
    • >食「“不”が続くのは、中国では良くないこと」
      なるほろー。
      それで“不死”が「ふ死」になった、と。
      納得。
      しかし……「不老不死」という言葉自体、中国伝来なんじゃないかなあ。和語かなあ。

    • ––––––
      5. ハーレクイン
    • 2013/04/20 12:45
    • 「み」さん「み」さん。
      別に徐福を持ち出さんでも、日本のお手本は中国やん。
      それにしても、徐福伝説は日本各地にあるよね。
      「日本人に最も知られた中国人ベスト10」なんてのをやれば、間違いなく入るよね、徐福。

    • ––––––
      6. Mikiko
    • 2013/04/20 13:28
    •  この場面、『里→ミサ』転換の理由づけができて、儲けたって感じでした。
       もちろん、最初から考えてたわけではなく……。
       書いてるうちに思いついたんです。
       “不”重なり。
       よく考えれば……。
       中国には、ひらがなが無いではないか。
       “不”を“ふ”に変えるのは、日本でしか出来ないこと。
       どーも、「“不”が続くのは、中国では良くないこと」ってのは、怪しいですね。
       日本独自の考えなのかもしれません。
       “不”が2回続くと……。
       否定の否定で、肯定になっちゃうからかな?
       そんなら、3回続ければいいんだよな。
       「不老不病不死」とか。
       ものすごく言いづらいけど。

    • ––––––
      7. ハーレクイン
    • 2013/04/20 14:27
    • やはりたまたまか。
      そらそやな。「ミサ」が『由美美弥』に初めて登場した時点でここまで考えていたなど、この作者には金輪際有り得んわな。
      でもこういうことって、よくあるよね。当人!?にしてみれば「てきとーなことやりやがって」なんでしょうが、作者にとってはホントにラッキー。
      なんか「世界は私のもの(ちょっとオーバー)」なんて気分になります。

    • ––––––
      8.
    • 2013/04/20 15:27
    • 近代的な宿「不老ふ死温泉」。
      ウェスパもそうだけど、なんか東北、というか五能線っぽくないよね。
      いや、こういうふうに感じるのは、“旅人”の勝手な思い込みなんだろうな。
      少し古い話だけど、アフリカを見ようってんで、ケニアに旅行した人が、首都ナイロビに降り立った。聳えるビル群を目にし「なんじゃこりゃー、ニューヨーク(パリでもロンドンでも東京でも可)と変わらんやんけ!」と叫んだとか。
      この旅行者氏の頭の中には、アフリカ→ケニア→サバンナ→“野生の王国”といいう図式が出来上がっていたんだろうね。
      旅行者の勝手な思い込みを地元に押し付けるのは如何なものか、というお話です。
      もちろん、こういう思い込みを逆手にとって、観光客誘致に勤しむジモティもおるわけで、ま、時代といえば時代ですかのう。

    • ––––––
      9. ハーレクイン
    • 2013/04/20 15:46
    • 「立ち寄り」というのは「日帰り」ということかなあ。“タチよりリバ”とはかんけーないよな。
      入湯料は300円かな、500円かな。
      で、露天風呂最大のウリは「日本海に沈む夕日を見ながらの入浴」。
      なるほど、これで300円は安い(勝手に決めるな)。
      温泉入浴。
      わたしの好みは、「誰も入っていない早朝入浴」だね。もちろん、飲みながら、ね。

    • ––––––
      10. Mikiko
    • 2013/04/20 19:19
    •  これは当然でしょう。
       ミサが登場したころは……。
       杉浦先生の写真を元に小説を書くなんて、思ってもいなかったんですから。
       アフリカの話。
       普段は、Tシャツにショートパンツなどで過ごしてる住民が……。
       観光客が来ると、腰ミノ姿になるそうです。
       ↓ホームページに、『立寄り入浴』と書いてあります。
      http://www.furofushi.com/links/honkan.html
       入浴料は、600円です。
       しかも、海辺の露天風呂利用は、16時まで。
       立寄りで夕日を楽しむことは出来ません。
       早朝。
       露天風呂。
       酒。
       脳卒中リスクが、百倍くらいになるんでないか?

    • ––––––
      11. ハーレクイン
    • 2013/04/20 20:34
    • 600円でも値打ちある、と思たら16時まで。なんや見れんのかい、夕日。300円でも高いわ。
      あざとい商売しよるのう。
      朝湯酒は羽化桃仙の心地だがそうか、脳卒中まっしぐらですか。

    • ––––––
      12. Mikiko
    • 2013/04/20 22:21
    •  夕日時はかなり混雑したそうです。
       昔の立寄り客は、ここで夕日を見た後……。
       泊まらずに、さらにどっかに行ったわけですよね。
       忙しい旅じゃのぅ。
       わたしなら……。
       お風呂に入ったら、もうどこにも行きたくないけどな。

    • ––––––
      13. ハーレクイン
    • 2013/04/21 06:23
    •  昼間、露天風呂に入る。
      →夕方、風呂から上がる。
      →入れ替わりに風呂に入る泊まり客を横目に、夕日を眺める。もちろん風呂の外で。
      →夜、どこかで宿を探す。なければ野宿。

    • ––––––
      14. Mikiko
    • 2013/04/21 08:21
    •  12,000円の宿には泊まれんわな。
       立寄り湯で汗を流したあとは……。
       艫作駅のベンチで寝るんじゃないの。
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