2012.12.7(金)
理事長は、張り型に舌先を這わせてる。
陰茎の肌には、誇張された血管が巡ってて……。
浮き出た血管を舌が乗り越えるたび、舌体がビラビラと震えた。
陰唇みたいに。
女の口が性器だってことが、まざまざとわかる。
川上先生は、舌先で亀頭をなぞってる。
張り出したカリ首を、愛おしむように。
わたしはエラの張ったカリが大好きなんですって、一生懸命舌が言ってた。
ここまで近づくと、2人の声もはっきりと聞こえた。
はしたなくてイヤらしい、発情した雌同士の会話。
「理事長先生……。
頬張りたい。
お口いっぱいに」
「ダメよ……。
お預けって言われてるでしょ。
舐めるだけって」
「欲しいの……。
ノドの奥まで」
「あぁ……。
そんなこと言わないで。
わたしも辛抱できなくなっちゃう。
このカリで、おまんこの襞を研ぎ下ろされたら……。
どんなにいいでしょう」
聞いてるほうが、おかしくなりそうだった。
わたしは、スカートの上から、拳を股間に押し当てた。
太腿に力を籠めると、お汁が滲むのがわかった。
「理事長先生、もう我慢出来ない。
お口に欲しいの」
「ダメダメ。
叱られるわ」
「ちょっとだけ。
だって、ほったらかしにするあの方が悪いのよ」
「もうすぐよ。
もうすぐ戻ってらして、お預けを解いてくださるわ」
この会話で、わたしは総身に水を浴びたように震えあがった。
どうして気づかなかったんだろう。
目の前の2人は、どちらも後ろ手に縛られてる。
ひとりがもうひとりを縛ることは出来ても……。
残された1人は、自分の身を縛れない。
つまり、もう1人いたのよ。
この2人を縛った誰かが。
わたしは床に突っ伏し、身を縮めた。
その誰かに、真後ろから襲われそうな気がした。
陰茎の肌には、誇張された血管が巡ってて……。
浮き出た血管を舌が乗り越えるたび、舌体がビラビラと震えた。
陰唇みたいに。
女の口が性器だってことが、まざまざとわかる。
川上先生は、舌先で亀頭をなぞってる。
張り出したカリ首を、愛おしむように。
わたしはエラの張ったカリが大好きなんですって、一生懸命舌が言ってた。
ここまで近づくと、2人の声もはっきりと聞こえた。
はしたなくてイヤらしい、発情した雌同士の会話。
「理事長先生……。
頬張りたい。
お口いっぱいに」
「ダメよ……。
お預けって言われてるでしょ。
舐めるだけって」
「欲しいの……。
ノドの奥まで」
「あぁ……。
そんなこと言わないで。
わたしも辛抱できなくなっちゃう。
このカリで、おまんこの襞を研ぎ下ろされたら……。
どんなにいいでしょう」
聞いてるほうが、おかしくなりそうだった。
わたしは、スカートの上から、拳を股間に押し当てた。
太腿に力を籠めると、お汁が滲むのがわかった。
「理事長先生、もう我慢出来ない。
お口に欲しいの」
「ダメダメ。
叱られるわ」
「ちょっとだけ。
だって、ほったらかしにするあの方が悪いのよ」
「もうすぐよ。
もうすぐ戻ってらして、お預けを解いてくださるわ」
この会話で、わたしは総身に水を浴びたように震えあがった。
どうして気づかなかったんだろう。
目の前の2人は、どちらも後ろ手に縛られてる。
ひとりがもうひとりを縛ることは出来ても……。
残された1人は、自分の身を縛れない。
つまり、もう1人いたのよ。
この2人を縛った誰かが。
わたしは床に突っ伏し、身を縮めた。
その誰かに、真後ろから襲われそうな気がした。
コメント一覧
-
––––––
1. Mikiko- 2012/12/07 07:30
-
刑「キミは、いつもながら……。
判断が早すぎるよ。
あっちの方も、早いんじゃないか?」
http://blog-imgs-53.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20120610110858997.jpg
部「なんですか?、あっちの方って」
刑「まぁ、いい。
で、電話の内容は?」
http://blog-imgs-53.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20121006090304bac.jpg
孃「船酔いしそうなので、酔い止めが無いか聞かれました」
http://blog-imgs-53.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20120930095234f93.jpg
部「売店には、置いてないんですか?」
http://blog-imgs-53.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20121202114044a2c.jpg
孃「あの時間は、もう閉まってます。
それに、薬剤師が居ないので……」
http://blog-imgs-53.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20121202114043fff.jpg
-
––––––
2. Mikiko- 2012/12/07 07:30
-
孃「お薬は置けません」
刑「当然ですな。
しかし、フロントの方では、常備してる?」
http://blog-imgs-53.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20121202114042f20.jpg
孃「すみません。
やはり、船酔いなさるお客さまは、多いもので」
http://blog-imgs-53.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/2012120211410571e.jpg
↑フェリーじゃありませんが。苦しそうですね。
刑「いえ。
責めてるわけじゃありませんよ」
http://blog-imgs-53.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20121118110503c26.jpg
↑こんな子なら、責めてみたい。
刑「それがサービス業と云うものです。
売らなければ、問題ありません」
http://blog-imgs-53.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20120916103907662.jpg
孃「はい。
お金を置こうとなさるお客さまもおられますが……。
ご説明して、ご理解いただいてます」
刑「結構です。
で、船室まで、持っていったわけですな?」
http://blog-imgs-53.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20121202114044abb.jpg
-
––––––
3. Mikiko- 2012/12/07 07:32
-
孃「だいぶ具合が悪そうなお声でしたし……」
http://blog-imgs-53.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201212021140437db.jpg
孃「浴衣に着替えた後なので……」
http://blog-imgs-53.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20121202114412661.jpg
孃「出来れば持ってきてもらえないかとおっしゃられて」
刑「なるほど。
で、部屋まで持っていった」
http://blog-imgs-53.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201212021141060d0.jpg
↑これは、佐渡汽船の特等室。船室ドアの画像って、無いものですね。
孃「はい」
刑「ところが……。
せっかく部屋まで持っていったのに……。
今度は断ったんですよね」
http://blog-imgs-53.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20121202114105425.jpg
孃「どうやら大丈夫そうだと」
http://blog-imgs-53.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20121202114045fd6.jpg
孃「お酒を飲んでるので……。
酔い止めを飲み合わせると、翌朝辛いかも知れないと言われまして」
刑「で、持ち帰った?」
孃「はい」
続きは、次回。
-
––––––
4. ハーレクイン- 2012/12/07 08:07
-
理事長と川上せんせを支配する第3の男、あ、いや、女!!
これはまずい。
隠れおおせるか、あけみセンセ。
うーむ、パンプスを置いてきてしまったからなあ、無理かもしれん。
見つかって、捉えられて、やられちゃうんだろうなあ、あけみセンセ。で、これが現在の所業の原因になったと。
ああ、いやいや、先走ってはいかんな。すべては作者の手の内だ。
それにしても……誰なんだろうね、第3の女。
-
––––––
5. ハーレクイン- 2012/12/07 08:32
-
相手はもちろん、新日本海フェリーのフロント嬢。
相変わらず判断の早い「部」くん。
早いあなたって好きよ。
売店は閉まってます、それに……、
薬剤師→ヤクザ医師、もいません。
おいおいおいおい。
船酔いはねえ、陸に上がればたちどころに治るというが、そうでもないのかなあ。完全に潰れてますね。
えーと、台湾高速鉄道の車内販売員さん。
相変わらず可愛いが、搭乗、あい、いや、登場は三度目かな。
吐いてる画像、相当具合悪そうだな。
それにしてもこの画像は一体……。
>船室ドアの画像って、無い
ふーん、そうなんだ。
>ゴ「断る……」
ゴルゴに断わられたら、それ以上打つ手はない。
>孃「お酒を飲んでるので……。
酔い止めを飲み合わせると、翌朝辛いかも知れないと言われまして」
船酔いの最中に酒、飲むかねえ。
“吐いてもどっちが原因かはわからん”とはいうものの、苦しいだろうなあ。
-
––––––
6. Mikiko- 2012/12/07 22:50
-
本日は、飲み会であった。
前からわかってたのだが、言うのを忘れてました。
今回の、酔い止め薬の件ですが……。
フェリーに確認を取ったわけではありません。
従って、実際フロントに薬が常備されてるかは、定かでありません。
あの売店画像は、“あざれあ”の本物です。
ひょっとしたら、あそこに、普通に売ってるかも知れません。
あと、部屋に薬を持ってきてくれるかということですが……。
これは、可能性が低いんじゃないでしょうか。
特に、女性スタッフが持ってきてくれることは、まず無いと思います。
部屋に引きずり込まれたりする怖れもありますからね。
実際にお乗りになったとき、持ってきてくれなくても……。
『東北に行こう!』にこう書いてあったとか、言わないようにね♪
「お酒を飲んでる」というのは、現在進行形で飲んでるわけじゃありません。
乗船前の接待で、お酒が入ってるという意味です。
潰れてる画像。
あれは、船酔いだけではなく、ダイビングの“窒素酔い”みたいです。
-
––––––
7. ハーレクイン- 2012/12/07 23:13
-
飲み会かよ。
事前に言っとけよ、心配するじゃねえか。
交通事故に巻き込まれたか、とか、帰り道で暴漢に襲われたか、とか、何もかも捨てて誰かと逐電したか、とか。
心配するじゃねえか。
売店画像?
そんなのあったか、と思ったらあったな。
クイーンエリザベスⅡとはいかんが、痩せても枯れても船、フェリー。
国内のみの就航とはいえ、一通りのものは備えているわけだ。
潰れてるのは“窒素酔い”。
そうだろうな。ただの船酔いだとああまでならん。
それにしても窒素酔いって、よっぽどドジふんだんだろうか、海中で。
-
––––––
8. Mikiko- 2012/12/08 08:34
-
じゃなくて、逐電。
今日び、まず聞くことのできない単語ですな。
わたしの場合、普段があまりにも定刻主義なので……。
たまに違うと目立ちますね。
次回からは、事前告知を忘れないようにします。
窒素酔い画像。
あの2人は、ダイビング教室の生徒さんのようです。
-
––––––
9. ハーレクイン- 2012/12/08 09:55
-
ちく-てん【逐電】〔チクデンとも。稲妻を追いかける意〕
行方をくらまして逃げること。逃亡。出奔 (広辞苑第六版)
ちくでん【逐電】〔古くは「ちくてん」。稲妻を追う、の意〕
逃げて姿をかくすこと。 (スーパー大辞林)
ちくでん【逐電】〔-する。文章語〕
すばやく逃げて姿をくらますこと。出奔。Flight。
(パーソナル現代国語辞典)
chikuden【逐電する】
run away (新和英小辞典)
さる藩の国元の重役。
先年、長年連れ添った妻女を無くし、孤閨に耐えかねたか、親戚筋より若い妻を娶った。
この重役、還暦もほど近い年齢、対する若妻は三回りも下。
これでは持つまい、と回りを心配させたが案の定この若妻、婚礼後三月もたたぬまに、家中の若侍と出来てしもうた。
この二人、互いの年も頃合い、ああっという間に燃えあがり、もはや周りの目も何も見えず、連日連夜の痴態三昧。忽ち家中はもちろん、国中に噂は広がった。
知らぬは彼の重役のみという事態に立ち至り、さすがにやばいと察知した色ボケ若妻と若侍コンビ。
ある夜、幸い月も無し。暗夜に乗じて手に手を取り城下を出奔、その行方はいまだ知れず……。
こういうのを「逐電」と言いますな。
-
––––––
10. Mikiko- 2012/12/08 12:41
-
どうなったんでしょうね。
城下を出たって、関所は抜けられない。
足弱の女連れじゃ、峠越えなんて出来っこ無いし。
道中、若妻の妊娠が判明。
つわりの苦しさと足に出来た豆の痛みで……。
若妻は、歩けなくなります。
死ぬしかありませんねー。
-
––––––
11. ハーレクイン- 2012/12/08 15:29
-
腹を決めた色ボケコンビ。
ここを先途とやりまくって、さあ、今生に思い残すことは無し。
おりしも近くの山寺の鐘が明け七つを告げる。
「あれ数ふれば暁の、七つの時が六つ鳴りて、残る一つが今生の、鐘の響きの聞き納め、寂滅為楽と響くなり(ご存知、近松の『曽根崎心中』のパクリ)」
短刀を抜き放ち、愛しい女の胸前に翳す若侍。その切っ先は大きく震え、心中の躊躇いかくや、の風情。
女「事ここに及んで何をためらいやる、さあ、往くは今ぞ!」
女の叱咤に押され、今はこれまで。一声喚くや、短刀は深々と女の胸に。
声も上げず倒れ伏し、事切れる色ボケ若妻。
片や茫然自失の若侍。おろおろと女の死骸の回りを行きつ戻りつするが、死んだ者は生き返らぬ。どこへ行く当てもない。
もはやこれまで、とさすがに侍の端くれ。
女の死骸脇に正座し、腹をくつろげ。懐紙にくるんだ刃を突き立てようとしたその瞬間、目の隅に動く物。
何か、と目を上げれば小柄な村娘。張り裂けんばかりに目を見開き、大きく開いたその口からは今にも悲鳴が。
とっさに飛びかかり、草に組み敷き口を抑える。必死に身もだえする娘だが、若僧とは言え仮にも侍、膂力でかなうはずもない。
組み伏せ組み伏せられ、逃れんとし、逃すまいとし、くんずほぐれつするうちに、何やら怪しい感覚が互いの身内に起こる。いつしか二人はしっかと抱きあい、事切れた若妻の死骸も目に入らぬように、情痴の限りを尽くすのであった……。
続きは、次回。
-
––––––
12. Mikiko- 2012/12/08 20:25
-
書いてください。
はっきり言って、『リュック』より数段面白い。
-
––––––
13. ハーレクイン- 2012/12/08 21:34
-
わたしも何やら面白なってきたし。
やっぱり、時代劇はええなあ。
>『リュック』より数段面白い
には引っかかるけど。