2012.5.30(水)
※今回から始まるシリーズは、「緊縛新聞」さんに連載した『放課後のむこうがわ』の続編です。
■
「ふふ。
信じない?
作り話だって思ってるでしょ。
わかるわよ、信じてない目だって」
美里はテーブルに身を乗り出し、いたずらっぽく美弥子の瞳を覗きこんだ。
「いいからいいから。
わたしだって、誰も信じないと思うもの。
だから、今まで誰にも話さなかったんだ。
美弥子さんが、初めてよ。
人に話したの。
あー、なんかノド乾いちゃった」
美里が語り終えたのは、転校先の学校での出来事だった。
3年前……。
いや、ほんの2年半前のことでしかないのだ。
2人が通う高校から、美里が転校して行ったのは。
しかし美里には、十分すぎるほど長い旅だったに違いない。
あどけなかった少女は、すっかり大人びて帰っていた。
「おいしい紅茶ね。
もう一杯、いただいていい?
あれ?
ポット空だわ」
美里の物語に引きこまれ、ティーポットが空になっていることにも気づかなかった。
「あ、大丈夫。
自分で入れて来るから。
立たなくていいってのに。
美弥子さん。
さっきから気になってたんだけど。
ほら、ベランダのテーブルセット。
スゴく素敵ね。
あの白い椅子、海辺のリゾートとかにあるヤツなんじゃない?
外人さんが日光浴してるみたいな。
背もたれが倒れるんでしょ?
ねえ?
今度はあそこで飲みたいな。
いいでしょ?
暑い?
大丈夫よ、曇ってるんだもの。
わたしは、紅茶入れてくるから……。
美弥子さん、カップをベランダに運んでもらえない?
せっかく立っちゃったんだから。
お願いできる?」
「あー、やっぱり外は気持ちいいわ。
ほんと、リゾートにいるみたいね。
曇り空が、ちょっとだけ残念だけど。
ねえ。
さっきの話には……。
続きがあるんだ。
と言っても、あの木造校舎のお話じゃないの。
あそこには、2度と行けなかった。
続きってのは、あけみ先生とのお話。
音楽室で、あの不思議な物語の顛末を聞かされた後のこと。
あけみ先生が、写真部の顧問だって話は、したわよね?
で、誘われたわけ。
入部。
迷いは無かったな。
放課後、寄宿舎に戻るまでの時間つぶしになるしね。
それにやっぱり、あけみ先生のことを、もっと知りたかった。
ていうか……。
やっぱり、自分のことを知ってる人のそばにいたかったんだろうね。
聞いてくれる?
あの日の続き。
こっちの方が、ずっと衝撃的なお話なのよ」
■
「ふふ。
信じない?
作り話だって思ってるでしょ。
わかるわよ、信じてない目だって」
美里はテーブルに身を乗り出し、いたずらっぽく美弥子の瞳を覗きこんだ。
「いいからいいから。
わたしだって、誰も信じないと思うもの。
だから、今まで誰にも話さなかったんだ。
美弥子さんが、初めてよ。
人に話したの。
あー、なんかノド乾いちゃった」
美里が語り終えたのは、転校先の学校での出来事だった。
3年前……。
いや、ほんの2年半前のことでしかないのだ。
2人が通う高校から、美里が転校して行ったのは。
しかし美里には、十分すぎるほど長い旅だったに違いない。
あどけなかった少女は、すっかり大人びて帰っていた。
「おいしい紅茶ね。
もう一杯、いただいていい?
あれ?
ポット空だわ」
美里の物語に引きこまれ、ティーポットが空になっていることにも気づかなかった。
「あ、大丈夫。
自分で入れて来るから。
立たなくていいってのに。
美弥子さん。
さっきから気になってたんだけど。
ほら、ベランダのテーブルセット。
スゴく素敵ね。
あの白い椅子、海辺のリゾートとかにあるヤツなんじゃない?
外人さんが日光浴してるみたいな。
背もたれが倒れるんでしょ?
ねえ?
今度はあそこで飲みたいな。
いいでしょ?
暑い?
大丈夫よ、曇ってるんだもの。
わたしは、紅茶入れてくるから……。
美弥子さん、カップをベランダに運んでもらえない?
せっかく立っちゃったんだから。
お願いできる?」
「あー、やっぱり外は気持ちいいわ。
ほんと、リゾートにいるみたいね。
曇り空が、ちょっとだけ残念だけど。
ねえ。
さっきの話には……。
続きがあるんだ。
と言っても、あの木造校舎のお話じゃないの。
あそこには、2度と行けなかった。
続きってのは、あけみ先生とのお話。
音楽室で、あの不思議な物語の顛末を聞かされた後のこと。
あけみ先生が、写真部の顧問だって話は、したわよね?
で、誘われたわけ。
入部。
迷いは無かったな。
放課後、寄宿舎に戻るまでの時間つぶしになるしね。
それにやっぱり、あけみ先生のことを、もっと知りたかった。
ていうか……。
やっぱり、自分のことを知ってる人のそばにいたかったんだろうね。
聞いてくれる?
あの日の続き。
こっちの方が、ずっと衝撃的なお話なのよ」
コメント一覧
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––––––
1. Mikiko- 2012/05/30 07:26
-
食「失礼だなぁ。
まぁ、先は長いですから……。
ここはいいですよ。
それより、面白いもの、お見せします」
http://blog-imgs-53.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20120527092239ba1.jpg
↑これは、面白い顔
み「なに!
いよいよ、ストリップか?」
http://blog-imgs-53.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201205270922047ca.jpg
↑これは、スプリット
食「ありませんって。
ほら、こっちです」
み「また歩くのきゃ?」
http://blog-imgs-53.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20120527092203d06.jpg
食「もう、見えて来たでしょ」
み「あー。
クマゲラくんが、もう一人」
http://blog-imgs-53.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20120527092244fcc.jpg
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2. Mikiko- 2012/05/30 07:27
-
食「ご対面ですね」
律「何ですの、これ?」
食「待合室です」
http://blog-imgs-53.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20120527092243bdb.jpg
み「こんなそっくりなデザインにしたら……。
間違えて、こっちに乗っちゃう人がいないか?」
http://blog-imgs-53.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20120527092242e18.jpg
食「開設以来、ひとりもいません」
み「あっ、そう」
食「そしてほら、これ」
http://blog-imgs-53.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20120527092200377.jpg
み「おー。
五能線って、ここから始まるの?」
食「そうです」
み「五能線の“能”は、能代の“能”だったのか」
http://blog-imgs-53.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20120527092241d2d.gif
食「知らなかったんですか?」
み「世間の人は、フツー、知らんよ。
“五”は、どこ?」
食「さて、どこでしょう?」
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––––––
3. Mikiko- 2012/05/30 07:28
-
み「さては、知らんな」
食「これを知らない“鉄”なんて、いませんよ」
み「“五”が付く地名なんて……。
日本にあったか?」
http://blog-imgs-53.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201205270922026bd.jpg
↑広島の居酒屋
食「あります」
み「新潟県に、護摩堂山があるが」
http://blog-imgs-53.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20120527092159a64.jpg
↑護摩堂山(274メートル)/紫陽花で有名
食「字が違うでしょ。
数字の“五”ですよ」
み「わかった。
♪京の五条の橋の上♪」
http://blog-imgs-53.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20120527092201db5.jpg
↑大正時代の五条大橋
食「♪だーいの男の弁慶が♪」
http://blog-imgs-53.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20120527092240694.jpg
食「違います!
京都に行ってどうするんですか」
続きは、次回。
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––––––
4. ハーレクイン- 2012/05/30 11:08
-
なんと。今回から「放課後のむこうがわ」の続編!?
そらまたえらく唐突な。
予定通りなのか、気まぐれなのか。
うーむ。
それに時間的にはどう位置づければよいのだ。
『由美美弥』本編でいうとどのあたりに……。
あ、いや。今回は「985回」なんだから、このシリーズも立派に『由美美弥』本編なんだよな。
うーむ。
それに、舞台はどこ? わたしは誰?(おい!)
ま、もちろん舞台は兵庫の女子高なのだが(丹波篠山かあ)……、現在はどこでお茶してるんだ?
美弥ちゃんマンションのベランダでいいのか。
うーむ。
それにしても……ついこないだ、ともみさんのことを思い出したばかりなんだよ。ほら『旅行記』の方でカメラが出てきたろ。
うーむむむ。
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5. ハーレクイン- 2012/05/30 11:15
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>食「失礼だなぁ……
何が失礼なのかわからんかったから、前回を読み返してしまった。
最近こういうケースが多いなあ。
原因は、
①話に脈絡がない。
②「切り出し」が下手。
③読み手の健忘症。
三択です。
うーむ。
待合室まで「くまげらくん」にするとは。
JR東日本さん。力入ってるのか、他に売りが無いのか……。
あまりしつこいと飽きられるぞ。
おー、五能線のゼロキロポスト。
正式なもんかあ? ホームにあるポストなんて初めて見たぞ。
しかも、移動可能のようだし(ゼロキロポストを動かしてどうする!)。
うーむ。
自信満々だの、JR東日本。
>み「五能線の“能”は、能代の“能”だったのか」
笑いを取ろうとしてるのか、本気でボケてるのか。
さあどっち?
>み「世間の人は、フツー、知らんよ……
ううーむ。
本気か。
>み「……“五”は、どこ?」
これをばらしたら、間違いなく叩き出されるな。
日本全国“五”の付く地名。
何といっても、京の五条。
ここは歌わずばなるまい。
♪……長い薙刀(なぎなた)振り上げて
牛若めがけて切りかかる
♪牛若丸は飛びのいて
持った扇を投げつけて
来い来い来いと欄干の
上へあがって手を叩く……
英語バージョンです。
♪京の五条のオン・ザ・ブリッジ
ビッグマンの弁慶が
ロングロングナイフを振り上げて
牛若めがけてカッティング
五条大橋。下を流れるはもちろん鴨川(かもがわ)。
♪鴨の河原に千鳥が騒ぐ
またも血の雨涙雨
武士という名に命を懸けて
新選組は今日も行く
今日はこれくらいにしといたる。
「弁慶がな、ぎなたを振り上げて……」
これを『ぎなた読み』と称します。
はい、物書きの基本、「起承転結」の説明歌。作者は何と頼山陽。
京の五条の糸屋の娘(起)
姉は十六妹は十四(承)
諸国諸大名は弓矢で殺す(転)
糸屋の娘は目で殺す(結)
大阪府下“五”の付く地名。
大阪府熊取町に「五門西」「五門東」、高槻市に「五領町」、東大阪市に「五条町」があります。
-
––––––
6. Mikiko- 2012/05/30 19:48
-
『放課後のむこうがわⅡ』。
この経緯については、いろいろ書くことがありますが……。
事情説明は、少し先延ばしさせてください。
時間的な位置づけ?
作者も考えてないことを、読者が案ずるでない。
“とある日”のことじゃ。
『東北に行こう!』の切り方。
これはもう、明らかに②ですね。
ヘタというより、故意ですけど。
機械的に、同じ行数で切ってるからです。
そのココロは……。
書きためたストックを減らしたくないってことだけ。
ま、『紙上旅行倶楽部』になったら繋がるんだから……。
気にしないでちょーだい。
ゼロキロポストは……。
普通のキロポストとは違い、意匠は自由みたいですね。
↓下は、東京駅中央本線のゼロキロポスト。
http://blog-imgs-53.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20120530165029188.jpg
ゼロキロポストってのは、駅のどの位置に置かれるもんなんだ?
先頭車両の鼻先だろうか?
編成によって、車両位置も違うだろうにね。
五能線という鉄道路線があることなど……。
一般婦女子は、ほぼ知らんと思いますよ。
かくいうわたしも、この連載を始めるまでは、知りませんでしたから。
-
––––––
7. ハーレクイン- 2012/05/30 22:01
-
ではなくて『放課後のむこうがわⅡ』。
いきなりの連載?!開始だが……
>事情説明は、少し先延ばし
えらい気ぃもたせるやないか。
女教授の一件はどうなるんだよう。あれで終わりかあ。
『東北』
>書き溜めたストックを減らしたくない。
あれ? 東北もストックあるのか。
余裕だなあ。うらやましい。
ゼロキロポストは、大体線路の端っこ、行き止まりの位置にありますね。当然、ホームの端っこということにもなるわけですが。
「ここから、この路線の線路が始まるよー」という標識ですからね。
-
––––––
8. Mikiko- 2012/05/31 07:52
-
あれで終わりです。
場面を移しての新たな展開は、おぼろげに考えてますけど。
『放課後……』の連載を始めるにあたって、ひとつ心残りだったのは……。
由美ちゃんが、しばらく登場してないなってこと。
ま、彼女なら、いい子で待っててくれるでしょう。
『東北に行こう!』のストックは……。
ほんの1週間分くらい。
だから、画像をたくさん入れて、引き伸ばしてるんですね。
画像も1行として数えてるんだよん。
ゼロキロポスト。
始発駅の車止めのあたりか。
そう言えば、東京駅。
路線上の起点にはなってても……。
実際には、反対側にも線路が続いてるんじゃないのか?
それともやっぱり、車止めで行き止まりのホームがあるんだろうか?
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––––––
9. ハーレクイン- 2012/05/31 10:42
-
女教授は早くも引退かよ。
チーム美弥ちゃんで女教授を拉致、監禁、緊縛・拷問。やりたい放題し放題。
「DVDのコピーは何枚取った、どこに隠した。吐け、吐くんだよ!
ようし、言いたくなきゃ言わなくていいよ。お前の体に聞いてやるう~」
なあんて場面を想像してたのになあ。
ほほう。『東北』は画像も1行。
今度勘定してみよう。
ゼロキロポスト一件。
ほほう。
「車止め」なんて専門用語をご存じであらせられたか。ま、車や道路でも使うわな。
もちろん、東京駅のように複雑な駅の場合、必ずしも「線路の端っこ」にポストがあるわけでもありません。
東京駅にはたくさんのゼロキロポストがあります。
山手線4・5番線の間。
京浜東北線6・7番線の間。
東海道新幹線16・17番線ホーム上(ホーム面に埋め込み)。
東北新幹線20・21番線ホーム上(ホーム面に埋め込み)。
総武本線・横須賀線地下4番線線路脇。
あと、駅構内にもあります。
Mikikoさんの画像は、中央線1番線の線路脇(端っこではないようです)。
東京駅のゼロキロポストは、日本の全ての鉄道路線の起点でもあるわけですから、他の有象無象のゼロキロポストとは格が違う。徒や疎かに扱ってはなりませぬぞ。
ゼロキロポストの設置位置というのは、決まりはないようです。
線路の端っこ、というのはどちらかというと少数派で、駅のホーム中ほどの線路脇、というのが多いようです。
東京駅のようにホームに埋め込みとか、駅構内とか。駅舎の出口脇、なんてのもあるようです。
つまり、そんなに厳密に「起点」を示すものでもないようで、ま、モニュメントという意味合いの方が大きいんでしょうね。
逆に、要するに距離票の一種ですから、単に「0」と書いてあるだけのそっけない物もあります。
だから、東能代駅、五能線のゼロキロポストは、JR東日本の思い入れのこもった、れっきとしたゼロキロポストなんですね(動かしちゃ駄目よ)。
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10. Mikiko- 2012/05/31 20:12
-
やっぱり東京駅ですか。
意外な駅にしておけば、クイズに出来るのにね。
鶯谷とか新大久保だったら、ウケると思うけどな。
わたしの使う信越本線の起点はどこかと調べてみました。
なんと、高崎でした。
“信”じゃないじゃん。
高崎と新潟県を結ぶ路線では、上越線がちゃんとあるし……。
よーわからんですね。
新潟駅に、ゼロキロポストはあるんだろうか?
越後線の起点は……。
柏崎駅でした。
白新線の起点は、新潟駅のようです。
白新線は、いろんなホームから出るけど……。
ゼロキロポストは、どこにあるんだろ?
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––––––
11. ハーレクイン- 2012/05/31 21:05
-
山手線の起点。
鴬谷や新大久保だとなぜウケるのかは、ツッこまないことにしよう。
大阪環状線の起点は大阪駅です。これも当たり前だなあ。
こっちは「新今宮駅」か「鶴橋駅」だとウケるかもしれん。
>信越線の起点は……高崎……“信”じゃないじゃん。
まさか第二上越線とするのもねえ。
虐げられた信越線の悲哀はこんなところにも。
新潟駅のゼロキロポスト。
磐越西線はあるんじゃないですか。
ほとんどの路線のゼロキロポストは、距離標と同様のあの白い棒で、ほんとにひっそりと駅の片隅にあるようです。
丹念に探さないとわからないかもしれません。駅員さんに聞いてみます?
(駅員も知らなかったりして)
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12. Mikiko- 2012/06/01 07:57
-
鴬谷や新大久保に、何かあるのか?
わたしがこの2つの駅を選んだわけは……。
↓単に、乗降客数ランキングの下から2つだったからです。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1052581420
チミ。
それでは、鉄道総研に入れるわけないわな。
磐越西線の起点は、郡山駅ですぞ。
しかも終点は……。
新潟駅ではなく、新津駅です。
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13. ハーレクイン- 2012/06/01 11:44
-
乗降客数ワースト2を選んだだけ。
ほんまかあ?
「ほんまや!」
てっきり“場末の歓楽街”つながりだと思ったよ。
大阪環状線「新今宮(しんいまみや)駅」は、例の“最後の遊郭”「飛田」の最寄駅。西日本最大のドヤ街「釜ヶ崎」の最寄駅でもあります。
「鶴橋(つるはし)駅」は、これも西日本最大のコリアタウンの最寄駅。
ガード下に延々と連なる韓国食材店、衣料品店、焼き肉店。
夕刻ともなると、駅のホームにまで漂う焼肉の香りと煙。到底、抗しきれるものではありません。
>磐越西線の起点は、郡山駅
えーっ、そっちか。てっきり新潟駅だと……。そうか、終点の方なのか。
え、なに、終点は新潟駅でなく、新津駅ぃ?!
そうか、怖いな、思い込みは。
「問題文は最後まできちんと読みましょう」