2011.10.5(水)
■
「梅雨明け10日」という言葉どおり、一片の雲も見えない暑い日が続いた。
由美から、叔母たちの驚くべき計画を聞かされたのは、そんな週末の午後のことだった。
窓ガラスに照りつける太陽を見ると、この日はどこにも出る気になれなかった。
2人は、美弥子のマンションに終日籠もっていた。
昼食も、宅配のピザで済ませた。
一日中、ベッドの中にいた。
もちろん、全裸で。
幾度目かの汗を流し、湿ったシーツの余韻に、2人で浸っていたときだった。
由美が、何気ない口調で話し出したのだ。
いつもの他愛ない話と思って聞いていた美弥子だったが、話の途中から半身を起こした。
そんな大事な話を寝物語に始めた由美に、軽い怒りさえ覚えた。
「やっぱり、怒っちゃった?
だよね。
わたしも、聞いたときはびっくりした。
でも、叔母ちゃんはすごく真剣なの」
「その話、由美はオッケーしたの?」
「したよ。
叔母ちゃんの顔見てたら、イヤだって言えなかった。
わたしも、もし美弥ちゃんに男の兄弟がいたら……。
その人の精子で、美弥ちゃんの血を引く子供を産みたいって思うかも知れない。
叔母ちゃんは、それほど香純さんが好きなんだよ。
家族になりたいんだって」
言い募りながら、由美は涙を零し始めた。
どうやら、いい加減な気持ちから、ベッドの中で話し始めたわけではないようだ。
話を切り出すタイミングを探し、思い悩んでいたのだろう。
それを考えると、由美への怒りは、抱きしめたいいじらしさに変じた。
腹立ちが収まると、由美の言った「もしも」の話が美弥子の心を捉えた。
2人の子供を作るという話だ。
美弥子と同じく、由美も一人っ子だ。
由美の兄弟から精子をもらって、美弥子が妊娠することも出来ない。
2人の血を引いた子供は、作れないのか。
2人は、ほんとうの家族にはなれないのだろうか。
悲しみに似た寂しさが、肩先に冷たく触れた。
美弥子は、温もりの籠もるブランケットに、再び潜りこんだ。
由美の顔に額を寄せる。
円らな瞳が、間近に揺れていた。
その瞳の中に、美弥子の怖ろしい考えが浮かんで見えた。
2人の血を引いた子供を作ることは……。
可能だった。
2人とも、父親が健在なのだ。
由美が、美弥子の父と交合すれば……。
あるいは、美弥子が由美の父と交われば……。
2人の血を引く子供が生まれる。
怖ろしいアイデアだった。
カトリックの教えを受けた美弥子には、想像することさえ許されない邪心だった。
美弥子は我知らず首を振り、妄念を振り払おうとした。
「梅雨明け10日」という言葉どおり、一片の雲も見えない暑い日が続いた。
由美から、叔母たちの驚くべき計画を聞かされたのは、そんな週末の午後のことだった。
窓ガラスに照りつける太陽を見ると、この日はどこにも出る気になれなかった。
2人は、美弥子のマンションに終日籠もっていた。
昼食も、宅配のピザで済ませた。
一日中、ベッドの中にいた。
もちろん、全裸で。
幾度目かの汗を流し、湿ったシーツの余韻に、2人で浸っていたときだった。
由美が、何気ない口調で話し出したのだ。
いつもの他愛ない話と思って聞いていた美弥子だったが、話の途中から半身を起こした。
そんな大事な話を寝物語に始めた由美に、軽い怒りさえ覚えた。
「やっぱり、怒っちゃった?
だよね。
わたしも、聞いたときはびっくりした。
でも、叔母ちゃんはすごく真剣なの」
「その話、由美はオッケーしたの?」
「したよ。
叔母ちゃんの顔見てたら、イヤだって言えなかった。
わたしも、もし美弥ちゃんに男の兄弟がいたら……。
その人の精子で、美弥ちゃんの血を引く子供を産みたいって思うかも知れない。
叔母ちゃんは、それほど香純さんが好きなんだよ。
家族になりたいんだって」
言い募りながら、由美は涙を零し始めた。
どうやら、いい加減な気持ちから、ベッドの中で話し始めたわけではないようだ。
話を切り出すタイミングを探し、思い悩んでいたのだろう。
それを考えると、由美への怒りは、抱きしめたいいじらしさに変じた。
腹立ちが収まると、由美の言った「もしも」の話が美弥子の心を捉えた。
2人の子供を作るという話だ。
美弥子と同じく、由美も一人っ子だ。
由美の兄弟から精子をもらって、美弥子が妊娠することも出来ない。
2人の血を引いた子供は、作れないのか。
2人は、ほんとうの家族にはなれないのだろうか。
悲しみに似た寂しさが、肩先に冷たく触れた。
美弥子は、温もりの籠もるブランケットに、再び潜りこんだ。
由美の顔に額を寄せる。
円らな瞳が、間近に揺れていた。
その瞳の中に、美弥子の怖ろしい考えが浮かんで見えた。
2人の血を引いた子供を作ることは……。
可能だった。
2人とも、父親が健在なのだ。
由美が、美弥子の父と交合すれば……。
あるいは、美弥子が由美の父と交われば……。
2人の血を引く子供が生まれる。
怖ろしいアイデアだった。
カトリックの教えを受けた美弥子には、想像することさえ許されない邪心だった。
美弥子は我知らず首を振り、妄念を振り払おうとした。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2011/10/05 07:31
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というわけで……。
ここで2人は、飛良泉の大吟醸酒『秋田泉』を味わうわけですが……。
この『秋田泉』、残念ながらネットでは買えないようです。
しかし!
この夏、大吟醸ではありませんが……。
わたしは、飛良泉を飲んだんです。
秋田のお酒の小瓶詰め合わを、ネットで見つけたんですね。
で、頑張ってる自分へのご褒美として……。
自分自身に、お中元を送ることにしました。
夏限定の商品らしく、冷酒用のセットでした。
3種類のお酒が、300ml瓶で2本ずつ入ってました。
http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201110020925364a7.jpg
その中に、飛良泉もあったんです。
http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201110020925203b8.jpg
実は、これを注文したのは……。
例のレンジでチンする“きりたんぽ鍋”を取り寄せたころ。
そのころはまだ、飛良泉のことを書くなんて思ってませんでした。
なので、飛良泉が入ってたのは、まさしく偶然なんですね。
こんなに長々と飛良泉の話をするのなら……。
もっと味わって飲んどけばよかったと後悔しましたが……。
まさに、後の祭りです。
http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20111002092522007.jpg
さて、お味の方です。
ほかのお酒もそうですが、吟醸酒なんかじゃありません。
飛良泉の場合、普通種のひとつ上、本醸造酒でした。
http://blog-imgs-46-origin.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201011171955550a5.jpg
ラベルには、「夏季限定 生貯蔵」とありました。
http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201110020925372f9.jpg
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2. Mikiko- 2011/10/05 07:32
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この“生貯蔵”とは何かと云うことですが……。
普通、出来上がったお酒は、腐敗や変質を防ぐため、加熱殺菌されます。
http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20111002092522d1c.jpg
出来た直後に一回、瓶詰め前にもう一回。
これを、“火入れ”と云います。
この“火入れ”をまったく行わないお酒を、「生酒」と呼びます。
一回目の“火入れ”だけ行うお酒を、「生詰め酒」。
そして、二回目の“火入れ”だけを行うお酒が、「生貯蔵酒」です。
これらのお酒の味が、普通のお酒といったいどう違うかと云うことについては……。
投稿に間に合わず、調べられませんでした。
きっと、ハーレクインさんが解説してくださることでしょう。
さて、この飛良泉を始め……。
3本ともが、『冷酒用』となってました。
わたしの冷酒の飲み方は、前にも書いたかも知れませんが……。
水割りです。
http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20111002092521b6f.jpg
休日の昼酒として飲むんですね。
普段はだいたい、焼酎の野菜ジュース割り(HQ氏命名:ベジタブル・トミー)ですが……。
http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20111002092523a58.jpg
↑これは、ブラッディマリー(ウォッカのトマトジュース割り)
夏だけは、たまーに、冷たい日本酒が飲みたくなるんです。
スーパーでも、夏場は冷酒用の日本酒が売りだされてますね。
それを買ってきます。
銘柄もへったくれもありません。
紙パック入りです。
http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/2011100209252169d.jpg
飲み方は……。
マグカップに氷を満杯に入れ……。
日本酒を7分目くらいまで注ぎます。
残った部分を、冷水(アルカリイオン水)で満たしたら、マドラーでかき混ぜます。
これだけ。
冷蔵庫が狭く、紙パックのお酒は入らないので……。
日本酒は冷やしてありません。
なので、すぐに氷が溶けます。
早い話、日本酒はものすごーく薄まります。
ほとんど、日本酒の味がしないくらいです。
ゴクゴク飲めます。
夏の昼酒にはサイコー、という具合です。
続きは、次回。
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3. ハーレクイン- 2011/10/05 08:43
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うーむ。
律子叔母さんの計画はともかく。
一日中、全裸でベッドの中にいた由美ちゃん美弥ちゃんのことを書いてほしかったなあ。
「湿ったシーツの余韻」って、えらく淫靡でエロいじゃねえか。
φ(.. )メモメモ
父親とやるって、そんな無理して子供を作らなくても、家族にはなれると思うが。
由美ちゃん美弥ちゃんはすでに立派な「家族」だと思うがのう。
ま、そうなるとお話が進まんしなあ。
「血を引いた子供」かあ。
技術的にはすでに可能なのだが、これを持ち出すと「レズビアン小説」ではなく「SF」になってしまうからなあ。
由美と美弥子
えらい激しい場面展開。
何処へ行く! 由美美弥律子&香純。
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4. ハーレクイン- 2011/10/05 11:23
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なんだよう。
言ってくだされば「純米吟醸飛良泉」をお中元でお届けしたのにのう。
「本醸造」なんぞは“味わう”必要はありませぬ。
ひたすら酔うための酒ですな。
おい!
大吟「寒梅」じゃねえか。
これを水で割るなぞ、
桃太郎「許さん!」
酒の加熱殺菌“火入れ”。
パスツールが開発した低温殺菌法ですな。
(誰? それ)
パスツールを知らぬか!
それでは入試に受からぬぞ!
ルイ・パスツール。
フランス共和国出身。1822-1895年(日本では幕末-明治)。
微生物学の始祖だ。
このお方の業績は数え上げるのも大変だが、その一つに食品の「低温殺菌法」がある。
食品に、というかすべてのものに必ず付着している微生物(俗にいう黴菌;ばいきん)。
地球上の生物はすべて熱に弱いから、黴菌を殺すには高温(100℃以上)で加熱してやればいいのだが、加熱するということは食品の風味を失わせることにもなる。
そこでパスツール先生は気づいた。
「100℃以下(60℃以上)でも、時間をかければ微生物は死ぬ」、ということにの。
100℃以下で長時間加熱する、これが「低温殺菌法」であり、日本酒での“火入れ”だ。
ただあし!
この“火入れ”の技法は平安時代からにすでに行われておる。パスツールせんせに先立つこと500年だ。
誇れよ! ニッポン。
もちろん茨城・須藤本家さんも行っていたであろう。
具体的には、調理法の“湯煎”と同じだ。60数℃くらいの湯の中に酒を詰めた容器を入れる。時間的には十数分かの。
>>きっと、ハーレクインさんが解説してくださることでしょう
くそ、いきなり話を振るんじゃねえ!
これを吉本語で“無茶振り”といいます。
しゃあねえ。
他でもない、酒の話だ。
やってやろうじゃねえか。
「み」さんの話とダブりますが、“火入れ”過程を何らかの形で省いて出荷される酒を「生酒系」といいます。
全く“火入れ”をしないまま出荷される酒が「生酒」。
生酒には残存酵母が含まれており、瓶詰め後も徐々に発酵過程が進行します。
洋酒でいいますと、シャンパンなどがこの系統ですな。
1回目の“火入れ”を行わない酒が「生貯蔵酒」。
2回目の“火入れ”まで、わずかな時間ではありますが発酵過程が進行します。
2回目の“火入れ”を省いた酒を「生詰め酒」といいます。
生物学的には1回目の“火入れ”を行った酒と何ら変わりはないはずですが……。
“火入れ”は始めに述べましたように「低温殺菌」ですから1回では一部の酵母が生き残っている可能性が高い。
つまり「生貯蔵酒」「生詰め酒」の味わいは、『「生酒」と、「通常の2回の火入れを行った酒」との中間の味わい』ということになるのでしょうか。生物学的には。
ただし、“火入れ”は酵母だけではなく、酒に含まれる様々な化学物質にも影響を与えます。
ですから、“火入れ”の影響は単にその回数だけでなく、もともとの酒質から考えなくてはならないでしょうね。
で、実際の味わいの違いはどうか、といいますと……。
んなものは「自分で飲んで確かめろ」ですな。
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5. Mikiko- 2011/10/05 19:50
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「自分で飲んで確かめろ」って……。
おぬし、生酒系を飲んだこと無いのではないか?
じゃ、もうひとつ、しつもーん!
「生貯蔵」の意味を知ったとき……。
なぜそれが「夏限定」なのか、不思議でした。
夏はむしろ、よく殺菌しなきゃならない季節じゃないの?
「冬限定」ならわかるんだけどね。
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6. ハーレクイン- 2011/10/05 22:37
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やあれやれ、今日はしんどかった。
「生酒系」の最大のメリットは「過熱による酒質の変化」がない、ということでしょうね。
ということは、酒質に自信があるのか。
逆に酒質のバランスが悪い、つまり壊れやすいのか、どちらかでしょうね
「生貯蔵」がなんで「夏限定」なのか。
そらあ、夏場は大概の人が冷やして飲むからじゃないのか。
(おい! 答になっとらんぞ)
ではなくて、
火入れの手間を省いてコストを下げる、かなあ。
夏場は蔵人の人数が少ないからなあ。
そうでもないか。
火入れしなくても、低温保存しておけば済むことだからなあ。少し危険だが。
しかし、出荷した後はどうなんだろ。殺菌の問題は気になるよな。
しかしこれは冬場でも同じだろ。室内は暖房が入ってるわけだし。かえって夏より冬の方が危険かも。
または飛良泉本舗さんの販売戦略ではないのか。
夏場はどうしても売り上げが落ちるからのう。ラベルを見ればいかにも美味そうではないか。
どっちにしても、本醸造酒などに興味はないわ。
日本酒のほんとの味は、燗をつけないとわからぬ。
燗づけに耐えない日本酒は、はっきり言おう。
ニセ酒だ。
夏場は、ニセ酒が売れる季節といえるかもしれませんね。
-
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7. ハーレクイン- 2011/10/05 22:43
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もういっこ、言うことが……。
どうでもええんやけど、サイドバーの兎神社。
いつのまにか二社に増えてるんですけど……。
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8. ハーレクイン- 2011/10/05 23:52
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生酒系でも、出火直前に火入れするそうです。
うーむ。
ようわからんようになった。
大概、酔うとるしのう。
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9. 海苔ピー- 2011/10/06 03:06
-
海苔ピーの妄想では
律子おばさんの、ひとりエッチを見ていた
由美ちゃんが我慢できずに一人でやり始めていて
途中で外出していた香純が帰ってきて
香純が由美を襲う展開になる、はずだったのにな~!
意外とアッサリと終わっちゃった。
でも、この後の展開を考えるとココはアッサリと終わらないとダメよね!
なんか、ドキドキしちゃうよ!
久しぶりに、発情して暴走しまくちゃってます。
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10. ハーレクイン- 2011/10/06 06:01
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>海苔ピーさん
>>由美ちゃんが我慢できずに一人でやり始めて……
までは考えたのだが、
>>香純が帰ってきて……由美を襲う
までは考えんかった。
まだまだ甘いぞ、HQ
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11. Mikiko- 2011/10/06 06:20
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> ハーレクインさん
結局……。
さっぱりわからんではないか。
『日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp/)』さんのサイトに……。
「夏の生酒(http://www.meimonshu.jp/modules/xfsection/article.php?articleid=88)」というページがあった。
これを読むと……。
「その昔は夏場に生酒は飲めませんでした」となってる。
やっぱり、わたしの思ったとおりではないか。
ひょっとして……。
お酒を燗するのって、殺菌の意味もあったりして?
兎神社、ご指摘ありがとうございます。
一社に戻しました。
なぜ増殖したのか……、わからぬ。
「香純が帰ってきて」は、わたしも目からウロコでした。
> 海苔ピーさん
叔母のマンションの場面は、お話の発端、前フリですからね。
ほんとは、エッチシーンさえ無い予定でした。
作者の予定に反して、律子さんが勝手に始めてしまったのです。
最近は、脱線すると止めどがなくなる感じなので……。
少し抑えようかと思ってます。
-
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12. ハーレクイン- 2011/10/06 07:13
-
そのとおりなのですが、そう言いながら例えば小売店などでは平気で常温に置いておる場合が多い。
酒を扱う人々すべてが、酒に関する知識をもっと持つべきでしょう。
ワインなどではもう少しましなようですがね。
あ、そお言えば思い出した!
大阪、「新世界」の小売屋さん(すまぬ、屋号忘れた)。
一升瓶をすべて冷蔵保存していたなあ。
せやせや、あんな店もあるんや。
まだあるのかなあ。
ずいぶん長く行っておらん。
今度行かんとなあ。
-
––––––
13. Mikiko- 2011/10/06 07:37
-
突然ですが!
新コンテンツの登場です。
先々週より、毎週火曜日、『緊縛新聞』さんで「放課後のむこうがわ」の連載が始まり……。
残るは木曜のみか、と思ってた折も折……。
飛んで火にいる……、ではなく!
たいへん嬉しいことに、八十八十郎さんから投稿をいただきました。
昔、あるサイトに発表した作品が、印刷された紙で残ってたそうです。
その、判別も難しいほど色あせた原稿を、わざわざ打ちなおして送ってくださったのです。
しかも、いかように使おうとも、わたしの好きにして良いとのこと。
ということで!
毎週木曜日、『八十八十郎劇場』と称し、掲載させていただくことにしました。
で、初っぱなは、コメント欄でも話題になった……。
“乳揉み屋”の話、『初孫』を選ばせていただきました。
昭和の香りが、プンプンする作品です。
PCの方は、サイドバー『八十八十郎劇場』からお入りください。
携帯(スマフォ)の方は、トップページの下の方にリンクがあります。
あと、八十八十郎さんにお願いです。
この“八十八十郎”の読み方を、確定してください。
HQ氏が弄りまくったおかげで、うやむやになってしまったようです。
何でもいいとおっしゃるのであれば……。
わたしに決めさせてください。
-
––––––
14. ハーレクイン- 2011/10/06 08:09
-
いやあ。
八十八十郎さん。
読ませていただきました。
「初孫」
“乳揉み屋”
たいがいな婆さんの生業、というイメージですが、「初孫」ではまだまだ現役! のおばさん「信子さん」。
気さくそうな中年女性。
歳は50前後。
ふむ。
やられる! のは中田聡美ちゃん。
おっぱいは、大きいからよく乳が出る、というものではないからのう。
ま、頑張れ。
ここまで乳房にこだわった作品、初めて読みましたよ。
(下)が楽しみですなあ。
おっぱいfreak八十八十郎さん。
エールを送りたいが、Mikikoさんご指摘のように、ハンドルの読み方がわからんと送りようがない。
(誰のせいや!)
適当に読んだら、また海苔さんのお叱りを受けるしのう。
はよ、確定して下され。
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15. 海苔ピー- 2011/10/06 16:55
-
Mikikoさんの脱線事故は止めどなく楽しめるから好きなのにな!
>「香純が帰ってきて」は、わたしも目からウロコでした。
これて、Mikikoさんよりも、妄想が酷いと言われてるみたいで・・・
チョットだけショックだよ!orz
-
––––––
16. Mikiko- 2011/10/06 19:52
-
妄想の手綱を締めるクセが付いちゃったかもね。
なにしろ、元になる写真があるから、自在に脱線するわけにはいかなかったのじゃ。
変態妄想力では、海苔ピーさまに敵いませんわい。
わたしの妄想は、比較的オーソドックスだもんね。
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17. 海苔ピー- 2011/10/06 20:06
-
orz
orz
orz
再起不能・・・
前ふりで半同棲で有休消化中なら買い物等で一時外出だと思うだろ。
香純が帰ってくるのは当たり前だろうが・・・
別にそんな酷い妄想じゃないでしょ
ね~!
本当にマジで凹むよ!
変態妄想なんてしなもん
変態かもしないけど・・・
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18. Mikiko- 2011/10/06 20:17
-
でも律子先生が……。
香純がいつ帰ってくるかも知れない状況で、由美を呼ぶかね?
しかも、オナニーまで始めてるんだぜ。
もし、そんな場面を香純に見られてもいいと思ってたんなら……。
タイヘンなヘンタイじゃ。
わたしの妄想の及ぶところではありません。
海苔ピー妄想の独壇場。
変態が妄想することを……。
変態妄想を云うのじゃ。
『海苔ピーの変態劇場』、始めてみる?
-
––––––
19. ハーレクイン- 2011/10/06 20:42
-
香純と由美ちゃんはともかく、香純と美弥ちゃんが出くわしたらどうなるのかのう。
海苔ピーさんは立派な変態だと思うぞ。
『海苔ピーの変態劇場』
Mikiko’s Room、次の新コンテンツはこれで決まりだな。
絶対にいけるって。
-
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20. 海苔ピー- 2011/10/06 21:10
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今更、香純に隠して由美を呼ぶ必要性も無いと思うんだけど…
美弥子と出くわしたらて
これから出くわす所か呼んで見てもらうんでしょ
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21. ハーレクイン- 2011/10/06 21:42
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ほとんど解読不能ですが……。
こちらが、エッ?(?_?)エッ? ですわ。
ま、こういうことであろう。
由美ちゃんを呼ぶのは香純も承知ってことかあ。
ふむ。
これはそうだな。
律子さんと香純(この人、どうしても呼び捨てにしてしまうなあ)との間では話はついてるんだろうからな。
あ、そおか。
律子叔母さんの依頼は「由美と美弥子」に立会人になってほしい、ということだったな。
んじゃ、必然的に美弥ちゃんと香純は顔を合わせることに……。
大丈夫かあ。
-
––––––
22. Mikiko- 2011/10/07 07:50
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確かに由美は、律子先生と香純がやってる場面を見てるわけだしね。
その点では、何も隠すことはない。
でも、由美たちに立会ってもらいたいという律子の気持ちは……。
まだ香純に打ち明けられてなかった、ってのはどう?
由美が承諾してくれたら、香純に話そうとしてるわけよ。
なーんて……。
裏話をいろいろ考えると、面白いよね。
っていうか、プロ作家は、こういう裏の設定もちゃんとしてあるんだろうな。
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23. ハーレクイン- 2011/10/07 08:19
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>>由美たちに立ち会ってもらいたいという律子の気持ちは……
>>まだ香純に打ち明けられてなかった、、
>>ってのはどう?
って、決めてねえのかよ!
んなこたないわな。
半年以上前に書いてはるわけやし。
プロ作家、ねえ。
裏設定もちゃんとしてある、かどうかは人それぞれだと思うが……。
そういえば思い出したよ。
Mikiko’s Roomに巡り合った頃、
「こんな作品、ただで読ましてもろてええんやろか」
と思ったものだ。
そういう意味ではMikikoさん。
少なくとも私にとっては、あなたは立派なプロ作家です。
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––––––
24. Mikiko- 2011/10/07 20:19
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ほんとに決めてねーのだよ。
わたしの強みは……。
そういうことを決めなくても、平気で書けるということかも知れない。
“構想を練る”という時間が、まったく必要ないのです。
パソの前に座ると、前日からの続きを打つだけ。
先のことなど……。
Que sera, sera.
http://www.youtube.com/watch?v=aImZEjetK5w
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25. ハーレクイン- 2011/10/08 01:17
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>>“構想を練る”という時間が、全く必要ない
普通、物語作家は、構想を練るのに四苦八苦するのでは……。
私ですら、いろいろ考えておるぞ。
あ、いや、そうではないのか。
作家Mikikoは、そんなところをとっくに突き抜け、中天高く自在に舞いながら、自動筆記によって作品を紡いでおるのか。
いわば究極のプロ作家。
ケ・セラ・セラ
Whatever will be,will be
なるようになる
The future’s not ours to see
さきのことなどわからない