Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
由美と美弥子 0750
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「で、どうやらもう、佳境に入ってるみたいで……。
 わたしの気配になんて、ぜんぜん気づいてない。
 彼の視線は、左手に持った写真に釘付けだったの。
 遠目だけど、人物が写ってるらしいのはわかった。
 たぶん……。
 同級生とかを、隠し撮りした写真じゃなかったのかな。

『ミキちゃん、ミキちゃん』

 って、うわごとみたいに言ってたからね。
 そのうち、声がだんだん高くなって……。
 悲鳴に近くなって来た。

『ミキちゃん!
 ミキちゃん、出る!
 顔にかけるよ。
 顔にかけるよ。
 ゴメンね。
 ゴメンね、ミキちゃん!
 で、出る。
 あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。
 あひゃっ。
 あひゃっ』

 絶叫しながら、尻たぶを思い切り絞ってた。
 写真を持った左手は、股間のあたりまで下がってた。
 写真に、セーシぶっかけたんだね。
 痙攣する尻のあわいから……。
 ぼたぼたと滴る精液が見えた。

 そいつ、しばらく前屈みのまま、動かなかった。
 1分くらいそのまんま。
 立ったまま死んじゃったんじゃないかって思ったころ……。
 ようやく背筋が伸びた。
 右手が学生服のポケットを探ると……。
 ティッシュを引き出した。
 両手は身体の向こうに回って見えなかったけど……。
 写真のセーシを拭ってたみたい。

 で、写真を左ポケットに入れると……。
 身体が、落ちてるズボンの方に向いた。
 そこで、横顔が見えたんだよ。
 びっくりした。
 イケメンなんだよ。
 白人の血が混ざってるんじゃないかってくらい。
 お尻からも想像できたけど、色白でさ。
 睫毛が長いのが、遠目からでもわかった。
 あんなイケメンだったら……。
 オナニーなんかしなくたって、相手してくれる女生徒、たくさんいそうだけどな。
 ま、彼もひとりの変態だった、ってことだろうね。
 悲しき変態。
 廃ビルで、下半身裸でオナニーすることが……。
 生まれる前から、遺伝子に書きこまれてたのかも」
由美と美弥子 749目次由美と美弥子 751




コメント一覧
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    • ––––––
      1. Mikiko
    • 2011/07/06 07:30
    • 律「穿いてきたのがあるでしょ」
      み「やだよ。
       汗くさいの、また穿くなんて。
       それに……。
       そもそも浴衣ってのは……。
       湯上がりの水気を取るために、素肌に羽織るものでしょ」
      http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20110702195939bce.jpg
      律「ま、由来はそうなんだろうけどね」
      み「部屋までなんだから、大丈夫。
       この格好で飲みに行くわけじゃないだろ」
      律「あんたの場合、やりかねん」
      み「信用無いのぅ」
      律「寝湯で這ったりするヤツが信用できますかって」
      み「早く着替えて、飲みに行こうよ」
       脱衣室を出ると、男女共用スペースです。
      http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20110702195929520.gif
      み「あ、もう一つ入るとこあるの、忘れてた」
      律「なによ?
       また戻る気?
       つき合わないわよ」
      み「ほら、そこだよ」
      律「ここにあるってことは、男女共用よね」
      み「浴衣のまま入るんだよ。
       オンドル」
      律「コンドル?」
      http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20110626200924890.jpg
      み「またそういうボケを。
       ハーレクインと同レベルだぞ」
      律「失礼ね。
       酔っぱらいと一緒にしないでちょうだい」
      http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20110702195927544.jpg
      ↑ハーレクイン氏のイメージ図
      み「なぜ、あのオッサンを知ってる?
       まぁ、いいか。
       オンドル、ちょっと覗いて見ない?」

    • ––––––
      2. Mikiko
    • 2011/07/06 07:30
    • み「だから、脱がなくていいんだって。
       それとも、脱ぎたいの?」
      律「それはあんたでしょ。
       パンツ穿いてないんだから、危なくてしょうがないわ」
      み「男が大勢だったら止めよう。
       覗いてみるね」
      律「ちょっと!
       そんな格好したら、本物の覗きみたいじゃないの」
      み「秘技、出歯亀」
      http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20110702195929795.jpg
      律「どこが秘技だ」
      み「大丈夫。
       誰もいないから。
       おいでって」
      律「ほんとに?
       それじゃ、ちょっとだけお邪魔します。
       あら、ほんと誰もいない。
       なんか、都合いいけど」
      http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20110702195928e6c.jpg
      み「細かいことは気にしないの」
      律「そもそも、オンドルって何よ?
       これ、お風呂なの?」
      み「オンドルは、お風呂じゃないよ。
       だから浴室じゃなくて、ここにあるんでしょ」
      律「お風呂じゃなきゃ、何なのよ?」
      み「韓国とかの床下暖房のこと。
       元々は、竈の煙を床下に回したらしい」
      http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20110702195930734.jpg
      律「それじゃ、煮炊きしてないときは寒いじゃないの」
      み「竈には、常時火が入ってたそうよ。
       今は、温水によるオンドルが主流だって」
      http://blog-imgs-34.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20110702195930513.jpg
       続きは、次回。

    • ––––––
      3. ハーレクイン
    • 2011/07/06 08:35
    • 由美美弥。
      3人目の男性登場人物は、イケメンの変態オナニーマニアか……。
      由美美弥でも、どっかで(コメントの方かな)話題になったような気がするが、結婚してもオナニーする男って結構いるらしい。
      オナニーは、自分ですべての快感過程(?)をコントロールできるからかなあ。
      “オナニー”遺伝子ってあるんだろうなあ。
      “廃ビルで下半身裸オナニー”遺伝子ってのはないと思うぞ。里ちゃん。
      それにしても『ミキちゃん』って……。
      由美と美弥子、連載750回。
      誠におめでとうございます。

    • ––––––
      4. ハーレクイン
    • 2011/07/06 09:01
    • HQのイメージ図。
      よう似とる。
      頭髪はもう少し薄いぞ。
      頭頂部はほぼ更地状態じゃ。
      それと、今年は節電節電が「呪文のように呟(山口百恵『横須賀ストーリー』)」かれるので。上も脱いでおる。
      ほんとは、究極のクールビズ「すっぽんぽん」になりたいのだが、家族に喚かれるのが落ちなので、残念ながらそれはできぬ。
      全員で一斉にやれば問題なかろう、と思うがのう。
      律子センセ。
      HQと同レベル、と言われて「失礼ね」は、ほんとに失礼だ。
      酔っぱらい、は許す。否定はできぬからのう。
      しかし……。
      なぜに温泉にオンドル。
      意味が分からん。
      明後日を待て!
      CXCⅠはさすがに考え込んだ。
      シーエックスシーアイ、と読んでしまうもんな。
      またまた、2/2が1/2になってまっせ。

    • ––––––
      5. 淡雪
    • 2011/07/06 12:15
    • 継続は力なり。
      と、よく言われますが、わたくしは継続できたためしがありません。
      えらいわね[e:420]

    • ––––––
      6. しくちゃま(*´∇`*)
    • 2011/07/06 19:31
    • 祝☆750回(*^▽^)/★*☆♪
      おめでとうございます[i:63899](o・・o)[i:63889]
      すごぃすごぃ!!
      ぁたぃもガンバル(*≧m≦*)[i:63889][i:63889][i:63889]

    • ––––––
      7. Mikiko
    • 2011/07/06 20:00
    • > ハーレクインさん
       やっぱり、似ておったか。
       あのイラストを見つけたとき……。
       似てるんじゃないかと、直感しました。
       頭髪が不自由なのであれば……。
       ぜひ、バイアグラを試してみてください。
       血管を広げる効能があるかもです。
       あと、「尋常性乾癬/その後(Ⅱ)(http://mikikosroom.com/archives/2698002.html)」で書いたビオチンも、薄毛に効果があるとか。
       律子先生は、ほんとに失礼だよね。
       わたしが言ったんじゃないからねー。
      > 淡雪さん
       ありがとうございます。
       わたしにとって……。
       生まれて初めて継続できてるのが、「Mikiko's Room」なんです。
       でも……。
       主婦と母親をずっと続けていくなんてこと、わたしには到底出来ない偉業ですよ。
      > しくちゃま
       ありがとう。
       今回は、しく太郎じゃないんだな。
       だけど、わたしがここまでやってこれたのは……。
       頑張ってないからだと思うよ。
       頑張らずに続けられることを見つけたのは……。
       ほんとに幸せだと思ってる。
       しくちゃまも、きっと見つかるって。

    • ––––––
      8. ハーレクイン
    • 2011/07/06 20:15
    • 頭髪に未練はありません。
      私は、学生のころからすでに兆候がありましたが、何とかしようとあがいたことは一度もありません。
      自然が一番じゃ。
      こういうのをNatural beautyというのか?
      (違うと思うぞ)

    • ––––––
      9. Mikiko
    • 2011/07/06 20:19
    •  学生時代からじゃ……。
       とっくの昔に、手遅れですね。
       お坊さんになろうとか、思わなかった?

    • ––––––
      10. ハーレクイン
    • 2011/07/06 20:34
    • はげがみんな坊主になったら、日本中、寺だらけだろ。

    • ––––––
      11. 海苔ピー
    • 2011/07/07 02:28
    • う~ん!
      お祝いに面白い話な~!
      と、思うんですけど・・・
      無いな~!
      クーラーは2年ぶりに解体掃除をして綺麗になり今日も元気に稼働中です。
      以前もあって、その時も掃除したら直ったよ!
      次回は無いかもしれねいな~!
      そろそろ、家電貯金しなくては・・・
      冷蔵庫・洗濯機が十年戦士で何時何時に天に召されるかドキドキしてる。
      盗聴器ね~!
      20代中頃に知り合った男性が盗撮に興味がある人でした。
      男性でAVを見るだけに、終わらず最後は盗撮がしたいと言い出したのね!
      盗撮はチョットやばいから盗聴から始めるて言い出して、盗聴器と受信機を取り出し見せたの、ラブホだったので受信機をオンにして電波を探ししたら電波を拾いました。
      受信機から私たちの会話が聞こえてきました。
      もちろん、盗聴器を探して抜きました。
      もちろん帰りは元に戻して帰りましたよ!
      それからは、その男性と遊ぶときは盗聴器を探して遊びました。
      盗聴器が在りそうなホテルを探して楽しみました。
      他所の部屋に盗聴器が在る時は別の意味でも楽しみました。
      やっぱり蛸足のコンセントが多かったです。
      残念な事に盗聴器が操作パネルに仕込んである部屋には遭遇しませんでした。
      第32章のティータイムの幻影を読んでいると由美ちゃんと私の状況と重なる部分があって彼の事をおもいだします。
      彼の性癖もちょっと変わってね!
      セックスをするより女性の性感帯をペロペロするのが大好きな方でした。
      彼の事を思い出して書き出したら止まらないし、何か凄く恥ずかしい内容にどうしてなるので、ここでカットします。
      彼の性器も少し変わってね!
      ビアンサイトに書くのも躊躇しちゃうのでカットです。

    • ––––––
      12. Mikiko
    • 2011/07/07 07:38
    • > ハーレクインさん
       ハゲの方は、ぜひ坊主になってほしい。
       有髪の坊主ってのは、胡散臭くてね。
       有髪の本物より、ハゲの偽坊主の方がありがたく見えるよ。
      > 海苔ピーさん
       おー。
       貴重なお話、ありがとうございます。
       ラブホの盗聴器。
       なんか、時代を感じさせますね。
       あれは、誰が取り付けるんでしょうか?
       客が付けて、外から聴いてるのか?
       それとも、ラブホ側が付けてるとか?
       でも、バレたときの信用リスクが大きすぎるよね。
       やっぱ、録音した音声を売ってる業者だろうな。
       『ティータイム幻想』ね。
       てことは、ああいうスタイルで舐められたってことですね。
       「凄く恥ずかしい内容」ってのを、ぜひ聞きたいなぁ。
       変わった性器にも、実に興味あります。
       蛇の舌みたいに、二股になってるとか……。
       くるっと結ばれてるとか?
       体験談を、小説にしてみません?
       うちで連載すればいいよ。

    • ––––––
      13. ハゲの偽坊主HQ
    • 2011/07/07 08:25
    • ありがたやありがたや。

    • ––––––
      14. ハーレクイン
    • 2011/07/07 14:05
    • 人間喜劇『アルキメデスの王冠』
      第3場「玉座の間」
       (第1場「玉座の間」、第2場「秋田・華のゆ」、承前)
      登場人物
        王様(英邁第一)
        アルキメデス(当代第一の科学者)
        王の側近(アホ)
      王「おう、アルよ。戻ったか」
      ア「はは、ジパングではえらい目にあいまして」
      王「わはは。聞いたぞ。警察沙汰を起こしたそうではないか」
      ア「裸で街中を走っただけで捕らえる。なんとも野蛮な国で」
      王「かの国で一時大流行したそうじゃぞ。
        『すとりーきんぐ』とか申してな」
      王「さてアルよ。かの王冠の体積を測る方法、首尾はどうじゃ」
      ア「はは。見出しましてございます」
      王「おおう。ようやった。
        さすがは当代一の大科学者アルちゃん」
      ア「えへん、ぷ~い」
      王「で、どのように」
      ア「まずは、なみなみと水を満たした桶を用意します」
      王「ふむふむ」
      ア「その桶の水中に王冠を沈めまする」
      王「なあにい、水中に沈めるう。
        ならぬ、ならぬ、それはならぬぞ」
      ア「(またかいな)あきまへんか」
      王「あきまへん! 水に濡れては、錆びてしまうではないか!」
      ア「恐れながら王よ。金は金属の王。
        この世のいかなる薬品にても、金を変質させること能わず。
        ましてただの水。錆びようはずもありませぬ」
      王「むむ、さようか」
      側「(それくらい知らんのかい)」
      王「なんか言うたか」
      側「いえいえ、なにも。してアルキメデス殿。
        王冠を水に沈めてどうなりましょう」
      王「あいかわらずアホが治らぬのう。
        なみなみと満たした水に王冠を沈めれば、
        水がこぼれるは必定」
      ア「そのとおりで。さすがは英邁第一の王」
      王「えへん、ぷ~い」
      側「なるほど~。そのこぼれた水の量を測れば……」
      王「じゃっし、だっとれ。
        アルよ、その水の量、
        すなわち体積が王冠の体積ということであろうが」
      ア「そのとおりで、さすがは」
      王「英邁第一はもうええ。知れたことを言わずともよい」
      ア「はは。しかしながら王よ。ここで問題が一つ生じまする」
      王「なんじゃ。王冠の体積はこれでわかる。
        それと等しい体積の金塊を用意し、両者の重さを
        比べるのであろうが。何が問題なのじゃ」
      側「(よう覚えとったなあ)
        ひょとしてそれだけの量の金塊が王宮にないのでは」
      王「たわけ! 無礼なことを申すな。
        たかがそれしきの金塊、いつでも用意でけるわ
        (大丈夫やろな)」
      ア「ああ、王よ。さようなことではございませぬ」
      王「ではなんじゃ、問題とは」
      ア「かような方法で測る体積、実はあまりあてになりませぬ
        要するに不正確なのでごぜえますだ」
      王「よいではないか、多少不正確でも」
      ア「いや王よ。同じ体積の金塊と、重さを比べたと致します。
        すると、仮に王冠に銀の混ぜ物があっても、
        王冠の重さは金塊とほとんど変わらず、その差が見いだせぬ、
        ということになりますので」
      王「なんじゃい、ようわからんが、それでは何も解決しておらぬ、
        ということではないか
        おい、側近! こやつを刑場につれて行け。
        首切り役人を呼べい」
      側「ああ、王よ、英邁第一と謳われる王よ。
        しばしお待ちを。早まってはなりませぬ」
      ア「(まったく。アホの上に短気な)
        王よ、私が華のゆの壺湯で発見した真理。
        もう一つございます。こちらが本命で」
      王「なあにい。もう一つう。出し惜しみしおって。
        なんじゃ、申してみよ」
      ア「されば王よ。王はご入浴されますなあ」
      王「入浴? もちろんするわい。壺湯ではないがの。
        それがどうかしたか」
      ア「そのご入浴のおり、
        お体がなんがなし軽うなる、とお感じにはなりませぬか」
      王「おう、それは感じるぞ。
        体がぷか~っと浮いて、
        ちんちんの先が湯の上に突き出おるわ。
        わしのは長いでのう」
      ア「(アホで短気で見栄っ張りか)それでございます、王よ」
      王「ん、それ? ちんちんが王冠に関わりあるのか」
      ア「いや、ちんちんはこっちに置いといて。王よ、
        このとき玉体は、体を浮かそうとする力を受けております。
        私はこの力を『浮力』と名付けました」
      王「ほう、浮力のう。浮かす力か。言いえて妙、じゃの」
      ア「この浮力の大きさは、
        『水中の物体が押しのけた水の重さに等しい』
        という性質がございます」
      側「ははあ、ということはアルキメデス殿。
        体積が大きい物体ほど大きい浮力を受け……」
      王「体積が小さい物体の受ける浮力は小さいと……」
      ア「さようでございます、さすがは英邁第一の王とその御側近」
      王・側「えっへん、ぷぅ~い」
      ア「そこでですな」
      王「まてまて、アルよ。
        体積の大小によって、何故受ける浮力の大きさが異なるのじゃ」
      ア「おう、そこまで疑問をお持ちになる。さすがは英邁……」
      王「第一はもうよい。どうなのじゃ、アルよ」
      ア「されば、こういうことでございます。
      水中の物体はなべてその上にある水の圧力を受けまする。当然のことながら浅い位置にある物体の受ける水圧は小さく深い位置の物体は大きな水圧を受けることに。で今仮に薄い鉄板が水中にあり受ける水圧を考えますると上面と下面は等しい大きさの水圧を受けることに……」
      王「ああ、もうよいもうよいアルよ。
        このアホ側近には理解不能のようじゃによって、もうよい」
      側「(アホはお前もじゃ)」
      王「のう、アルよ。この浮力の話。
        なかなかに優れたもののようじゃ。
        そこで名をつけてはどうじゃ。
        なんでも『ピタゴラスの定理』とかいう
        有名なものもあるそうではないか」
      ア「ははあ。さすればご命名いただければ」
      王「さようか。そうじゃのう、
        (わしの名がヒエロンやから、ヒエロンの……)」
      側「『アルキメデスの原理』はいかがでございましょう」
      ア「おう、そのまんまでございますが、
        へたにひねくるよりも、よろしいでしょう」
      王「よし、決まりじゃ『アルキメデスの原理』
        (くそ、このアホ側近。もう首にしてくれるわ)」
      ア「さて、王よ。名称はさておき、この浮力の原理を応用して、
        かの王冠の混ぜ物の有無を判別いたしますので」
      王「お、そうであったの、肝心の王冠のことを忘れておったわ。
        で、どのようにするのじゃ」
      ア「さればまず、王冠と等しい“重さ”の金塊を
        用意していただきます」
      側「アルキメデス殿。前回は“体積”が等しい金塊でしたが」
      ア「さよう、はじめに申しあげましたように、
        王冠の体積を“正確に”測るのは難しゅうございますのでな。
        逆の発想をしたわけでございます」
      王・側「はあはあ」
      ア「次に天秤棒を1本用意します。
        天秤棒と申しましても、行商人が肩にかける、あのような
        大層なものは必要ありませぬ。
        要するに長さ数十㎝のごく普通の棒でよろしいので」
      王・側「へえへえ」
      ア「この天秤棒の両端に、かの王冠と金塊をそれぞれ糸で結んでぶら下げます」
      王・側「ほうほう」
      ア「次に、天秤棒の真ん中あたりに糸を結んで
        全体をぶら下げまする。
        この時天秤棒が水平になるようにすることが肝心で」
      王・側「ふむふむ」
      ア「さらに、ぶら下げたままの状態で、
        水を張った桶の水中に、王冠と金塊をともに沈めます。
        桶の底に着かぬよう、天秤棒は沈めないよう、注意が必要で」
      王・側「ふうむ」
      ア「さあて、ここですぞ。
        この状態で王冠と金塊は、ともに浮力を受けますわの」
      王・側「ふううむ」
      ア「もし王冠に銀の混ぜ物があれば、天秤棒は傾きます」
      側「わかりました、わっかりましたアル先生」
      ア「よろしい。では、説明してみたまえ、側近君」
      側「前回の授業にありましたように、
        同じ体積で比べれば銀は金より軽いです」
      (HQ注:これを、単位体積当たりの重さは銀の方が軽い、または銀の密度g/cm3は金より小さい、と表現します。
      それにしても、いつから授業になったんや)
      ア「そうじゃったの」
      側「もし王冠に銀の混ぜ物があるとします。
        わかりやすくしましょう。王冠が100%純銀だとします」
      ア「おう、それはよいたとえじゃ。わかりにくい設定の問題は、
        極端な場合で考える。
        これは、いわゆる、一つの、コツであるな。のう、長嶋君」
      側「これと、同じ重さの金とを比べますと、密度が小さいだけに、
        当然純銀の方が金より体積は①〔a大きい,b小さい〕はず
        です」
      (HQ注:昔よくあったギャグ「鉄1㎏と綿1㎏はどちらが重い」を思い出そう。イメージは明らかですね。
      体積を比べれば、綿のほうはとんでもなく大量になります)
      ア「はい、そこまで。続きは長嶋君、ではなくて
        王君に説明してもらおう」
      王「はい先生
        つまり、体積の大きい混ぜ物入りの王冠の方が、金塊よりも
        ②〔a大きい,b小さい〕浮力を受けることになります」
      ア「うむ、そうじゃの。それで?」
      王「その結果、天秤棒は③〔a王冠側,b金塊側〕
        へ傾く(が下がる)、というわけです」
      ア「よろしい、完璧じゃ。
        さすがは英邁第一と謳われる王と、その御側近」
      王・側「えっへぇん、ぷうぅ~い」
      王「よし、アルよ、見事じゃ、ご苦労であった。
        おい、アホ。ではなくて、かしこ(大阪語;賢い人。
        アホの対義語。多少、揶揄を含む*)の側近。
        さっそく、かのせこい職人を呼び出せ。
        奴の目の前で浮力の実験を行い、その悪事を暴いてくれるわ」
      というわけで、かの、せこい小悪党の細工師は哀れ死刑となり、アルキメデスは『アルキメデスの原理』とともに歴史に名を残すこととなった。
      今を遡ること2200年余り、古代ギリシャはシラクサでの出来事である……
       *たとえば、大学教授などに「かしこ」と呼びかける
        と失礼にあたります
      さて、ここでテストを行う。
      文中の①〔 〕~③〔 〕の中の選択肢a,bについて、正しい方をそれぞれ選べ。   配点①25点,②25点,③50点,計100点

    • ––––––
      15. マッチロック
    • 2011/07/07 16:47
    • >Mkikoさん
      連載750回達しましたことをお祝い申しあげます。
      750回という、まねのできない大きな数字には
      頭が下がる思いです。
      この分だと1000回いやそれ以上連載が続くと
      思われます。
      これからも読者が楽しませる物語を提供してください。
      これだけ賛辞を書いた後、つまらんツッコミ良いですか?
      男が思いを遂げた後「あひゃっ」とは言わない気が
      しますがいかが?
      >ハーレクインさん
      「アルキメデスの王冠」の話
      拝読しながら、学研の図鑑を読んで
      王冠の金属の割合がなぜ水で解るのか
      不思議に持っていた子供の頃を思い出し
      微笑んでいる自分に気が付きました^^

    • ––––––
      16. 海苔ピー
    • 2011/07/07 19:58
    • もう、彼の事は忘れてね!
      『ティータイム幻想』ね。
       てことは、ああいうスタイルで舐められたってことですね。
      スタイルはね!
      場所は少し違って深夜の車の助手席で綺麗な夜景を見ながら上半身は服は着てますけど

    • ––––––
      17. Mikiko
    • 2011/07/07 20:09
    • > ハーレクインさん
       「ち~ん」ではなく……
       「粗ち~ん」ではないのか?
       アルキメデスの大作、ありがとうございます。
       こんなもの書いてるヒマがあったら、という気もせんではないが……。
       まずは、お礼をいいます。
       さて、設問の答えですが……。
       素直に考えれば、「a,a,b」でしょうね。
       第3問の配点が高いのが気になりますが……。
       これは、「浮力、浮力」と言っておいて……。
       天秤が下がる方を問うている、一種の引っ掛けだからではあるまいか?
      > マッチロックさん
       お祝い、ありがとうございます。
       来年の今ごろは、1,000回超えてますので……。
       わたしの状況に激変(たとえば、玉の輿に乗るとか)がない限り……。
       1,000回超えは間違いのないとこだと思います。
       ツッコミの件。
       確かに……。
       リアリティを重視する書き手なら、男に「あひゃっ」とは言わせないでしょうね。
       でも、『北斗の拳』の「ひでぶ」は、作品の面白さを一層増してると思うのです。
       「由美美弥」も、リアリティより、面白さを追求していきたいと考えておる次第です。
      > 海苔ピーさん
       お~。
       それは、気持ちよさそうだね。
       でも、彼の態勢は、どうなってるんだ?
       シートとダッシュボードの間に、挟まってるわけ?
       腰、痛めそうだよな。

    • ––––––
      18. ハーレクイン
    • 2011/07/07 21:48
    • >マッチロックさん
      ということは、今はご存じであると。
      余計なものを書いてしまったかなあ……。
      >Mikikoさん
      >>「粗ち~ん」ではないのか?
      なぜ知っておるのだ!
      >>こんなものを書いてるヒマがあったら……。
      いやあ、こんな二番煎じ、書く気はなかったのだよ。
      ただ、どうしても気になってのう。
      ①第1場の説明とアルキメデスの原理が結びつかないこと。
      ②実際にアルキメデスが用いた方法。
      この2点がどうしても気になったのだよ。
      で、ヒマに明かせて書いてしもうた。
      それにしても……。
      「書いてるヒマがあったら」の後には何と続くのだ?
      (答)a,a,b
      全問正解。100点。大変よくできました(花マル)。
      第3問。大した引っ掛けではありません。
      でも、ぽけっとしてたら引っかかるだろうな。
      はじめは、王様に間違わせてやろう、と思ってたのですがね。
      万が一、アルちゃんが不敬罪に問われたらかわいそうに思って、テスト形式にしました(ほんとにヒマじゃのう)。

    • ––––––
      19. 海苔ピー
    • 2011/07/07 23:31
    • 上手く説明が出来るかな?
      車の座席は背もたれを倒す事が出来るから由美ちゃんの様に椅子の縁に腰を置かなくても良いよ!
      普通に座って座席を少し倒して腰にクッションを置くの足をM字開脚で座席の上に置いて、なるべく体に引き付けて置くと座席に彼の体を置くスペースが出来るのよ!
      普通乗用車なので足元に奥行きがあるから、そんなに腰には負担の掛からない体制になるよ!
      クッションは少しお尻が浮く感じで腰に負担の掛からない様にして置きます。
      彼との行為は由美ちゃんの様に「メタモルフォーゼ」まではしないが「トランス状態」には落ちます。

    • ––––––
      20. Mikiko
    • 2011/07/08 07:22
    • > ハーレクインさん
       「粗ち~ん」は……。
       自分で言っておるではないか。
       749のコメで、『「デカいフリをしたが」ったわけではなく(ホントに粗品)』って。
       「書いてるヒマがあったら」の続きは……。
       ひとつでは無いから、省略した。
      ①授業の準備をしろ!
      ②「竜の柩」、早よ読め!
      ③夏実物語、書き上げろ!
      > 海苔ピーさん
       うーむ。
       どうしても、その姿勢を頭に思い描くことが出来ん。
       たとえ外車のシートであっても……。
       女性が座ってる前に、男性が対面で座れるものだろうか?
       しかも屈んで、股ぐら舐めるわけでしょ?
       ひょっとして、彼って……。
       犬?

    • ––––––
      21. 海苔ピー
    • 2011/07/08 08:35
    • 屈んでてことは膝を抱えこんでるイメージかな?
      だったら少し違うよ!
      四つん這いの体制だよ!

    • ––––––
      22. ハーレクイン
    • 2011/07/08 09:38
    • いまさら「粗品は謙遜です(日本の美徳)」は通らぬか。
      あの「ち~ん」は、ちんちんのち~んではなく、仏壇の鈴を鳴らす音やで。
      念の為。
      ①授業は、夏期講習に入ったので普段と全くスケジュールが
        変わる。とりあえず、今日から1週間は授業なしじゃ。
      ②,③道半ばにして先遠し。
          どちらもホント、「半ば」までは来たのだがのう。

    • ––––––
      23. ハーレクイン
    • 2011/07/08 14:12
    • MikikoさんMikikoさん。
      海苔ピーさんの車内クンニの態勢がぴんと来ないようですが、
      海苔さんの座ってるシートを目いっぱい後ろに下げれば、何とか足もとに潜り込めるんじゃないですか。

    • ––––––
      24. 淡雪
    • 2011/07/08 15:37
    • わたくしもそのように思います。

    • ––––––
      25. ハーレクイン
    • 2011/07/08 17:23
    • お~、淡雪さま。
      ご賛同いただきありがとうございます。
      しかし……。
      何も好き好んでこんな窮屈な真似をせずともよかろう、と思うのですが。
      ま、この道は人それぞれ、好き好き、私の勝手でしょ、の世界ですからなあ。
      正常も変態もないのだ、ですからなあ。
      その窮屈さが、得も言われぬ快感を呼ぶのかも。
      どないですやろ、海苔ピーさん。

    • ––––––
      26. 海苔ピー
    • 2011/07/08 19:44
    • 彼とはセックスしないから狭さや窮屈さは関係ないもん!
      綺麗な夜景を見ながらする事に意味があんだよ!
      自然の闇の中でするのも好きだたなぁ~!
      車は通るけど人は歩かない道の脇に停めてするの、たまに通る車のヘッドライトにドキドキするんだ!
      彼とは危険な遊びばかりしてた。

    • ––––––
      27. Mikiko
    • 2011/07/08 20:26
    •  ダッシュボードの前に、はまりこんでるのでは無く……。
       シートに乗ってるはずです。
       シート上に這いつくばって、バックレストに仰向けの海苔ピーを舐めてる。
       わたしはそう解釈したのだが、違うの?
       だから、犬か小人だと思ったんだよ。
       そこまでさせといて、セックスしないってのは、感心しますね。

    • ––––––
      28. 海苔ピー
    • 2011/07/08 20:51
    • わかった!
      違う違う!
      シートに乗ってるのは上半身のみだよ!
      椅子の前に膝立ちして、椅子に肘を立てて頬杖してる感じ

    • ––––––
      29. ハーレクイン
    • 2011/07/08 20:54
    • 全く分からなくなったぞ。
      海苔ピーさんのカークンニ体勢。

    • ––––––
      30. Mikiko
    • 2011/07/08 22:32
    •  全身がシートの上だと思ってたから……。
       人とは考えられんかった。
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