2010.7.7(水)
子宮を圧した亀頭が、再び退こうとしたときだった。
叔母の両腕が伸び、美弥子の手首を掴んだ。
叔母の腕は、明らかに美弥子の身体を引き付けようとしていた。
男根の後退を、止めようとしているのだ。
叔母の腕に応えるように、美弥子は再び腰を煽った。
限界点まで到達すると、即座に退いた。
抜き身が現れる。
間を置かず、再び送られる。
徐々にそのスピードが増した。
男根は、動輪を繋ぐ連結棒の軌跡を象り始めた。
静謐な部屋の中で、美弥子の尻だけが動いていた。
そこだけが、別の生き物のようだった。
美弥子が、顔をうねらせるように天井を見上げた。
真っ白い喉頸が、天に向かって伸び上がる。
顎の先が、山巓のように聳えていた。
由美は、叔母の肩から腕を外した。
もはや、叔母に逃れる意志が無いことは明らかだった。
外した腕は、求める腕となって、真っ直ぐに伸び上がった。
求めたのは、美弥子の乳房だった。
それは、造形されたとしか思えないフォルムを誇っていた。
鎖骨から隆起が始まっていた。
砲弾のように、傲然と宙を圧していた。
先端に尖る信管は、口紅が突き出たように紅かった。
由美の指先が、信管まで届いた。
摘む。
捻る。
このまま爆発しても構わないと思った。
由美の脊髄は、情動の螺旋を描いていた。
美しいものを賛美し、求める気持ちと……。
それを踏みにじり、破壊したい欲望。
ふたつの気持ちが絡み合っていた。
2度と解けない塩基のように、捻れながら由美を貫き、天へと伸びた。
美弥子の腰が、更に速度を増した。
すでに、その輪郭を見定められないほどだった。
子鬼のような陰核が、指揮棒の残像を描いて振れていた。
叔母の両腕が伸び、美弥子の手首を掴んだ。
叔母の腕は、明らかに美弥子の身体を引き付けようとしていた。
男根の後退を、止めようとしているのだ。
叔母の腕に応えるように、美弥子は再び腰を煽った。
限界点まで到達すると、即座に退いた。
抜き身が現れる。
間を置かず、再び送られる。
徐々にそのスピードが増した。
男根は、動輪を繋ぐ連結棒の軌跡を象り始めた。
静謐な部屋の中で、美弥子の尻だけが動いていた。
そこだけが、別の生き物のようだった。
美弥子が、顔をうねらせるように天井を見上げた。
真っ白い喉頸が、天に向かって伸び上がる。
顎の先が、山巓のように聳えていた。
由美は、叔母の肩から腕を外した。
もはや、叔母に逃れる意志が無いことは明らかだった。
外した腕は、求める腕となって、真っ直ぐに伸び上がった。
求めたのは、美弥子の乳房だった。
それは、造形されたとしか思えないフォルムを誇っていた。
鎖骨から隆起が始まっていた。
砲弾のように、傲然と宙を圧していた。
先端に尖る信管は、口紅が突き出たように紅かった。
由美の指先が、信管まで届いた。
摘む。
捻る。
このまま爆発しても構わないと思った。
由美の脊髄は、情動の螺旋を描いていた。
美しいものを賛美し、求める気持ちと……。
それを踏みにじり、破壊したい欲望。
ふたつの気持ちが絡み合っていた。
2度と解けない塩基のように、捻れながら由美を貫き、天へと伸びた。
美弥子の腰が、更に速度を増した。
すでに、その輪郭を見定められないほどだった。
子鬼のような陰核が、指揮棒の残像を描いて振れていた。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2010/07/07 07:27
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「この油揚げに……。
焼いた刺身を載っける。
で、ちょちょいと、かぼす醤油をつけて……。
ほれ、どうよ?」
「美味しそうな、予感……」
「いただきま~す。
んまい!」
「じゃ、わたしもマネっこしよ。
こうやってと。
どれどれ。
ほんとだ!
美味しい、これ」
「だろ~。
即興でこういうの思いつくって……」
「料理の天才?」
「ははは。
料理と言えるかどうかは……。
ギモンだけどね」
「でも、美味しいことだけは確かですよ。
この料理、名前付けませんか?」
「う~ん。
何て名前にしようか?
『刺身と油揚げを一緒に焼いてみました』ってのは?」
「そのまんまじゃないですか。
それに、長すぎます」
「油揚げと言えば、キツネだよな。
『キツネのコンちゃん、こんがり焼き』」
「お刺身が抜けてますよ」
「う。
『刺身を持ったコンちゃん、こんがり焼き』」
「なんか……、残酷童話みたい。
そうだ!
北海道に、『ちゃんちゃん焼き』ってありますよね」
http://blog-imgs-46.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20100703201909658.jpg
「だからこれは……。
『Mikiちゃん焼き』!」
「お~。
いいね、それ♪
それじゃ、『Mikiちゃん焼き』に……。
もう1度、乾杯!」
「乾杯~」
春の夜長……。
2度と無い1夜を、思い切り楽しみましょう。
美弥ちゃんの瞳に、わたしが映ってます。
ビールと……。
『Mikiちゃん焼き』と……。
由布院の夜に、もう1度、乾杯!
「Mikikoさん……」
「ん?」
「大丈夫ですか?
さっきから、ビール片手に、船漕いでますよ」
「まだ、大丈夫。
でも、あらかた食べちゃったね~」
「美味しかったもの」
「お昼、ステーキだったけど、お腹空いたよね」
「いろんなこと、ありましたもんね」
「ほんと、1日の出来事とは思えませんよ」
「九重の大吊橋からだからね」
http://blog-imgs-36.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20100514202600210.jpg
「誰かさん、お漏らししちゃいましたね~」
「それは、言いっこなし!」
「花山酔で、牛ステーキ食べて……」
http://blog-imgs-36.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201005152056393cb.jpg
「やまなみ牧場で、うさぎを抱っこして……」
http://blog-imgs-36.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201005212029186e4.jpg
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2. Mikiko- 2010/07/07 07:28
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「それから、由布院に来たんですよね」
「迷宮館に、醤油屋」
「湯の坪横丁の、ドクターフィッシュ!」
http://blog-imgs-46.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20100604195603d90.jpg
「金鱗湖に、鍵屋。
それからやっぱり、人力車のあんちゃんだよな」
http://blog-imgs-46.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/2010061120401584f.jpg
「それから、ここ。
とくなが荘!
一番のビックリかも」
http://blog-imgs-46.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/2010061821005319a.png
「ほんとに、いろんなことがあったね~。
ふわぁぁぁぁぁぁ」
「ほら、Mikikoさん、やっぱりお眠むですよ」
「うんにゃ……。
まだ寝ないぞ」
と、強がったものの……。
瞼は、すでに重力に逆らえなくなってました。
美弥ちゃんに、肩を揺さぶられたのを最後に……。
わたしの意識は、闇の中へと解けていきました。
美弥ちゃんを乗せた人力車を引いて……。
月夜の空を、どこまでも昇っていく夢を見ました。
http://blog-imgs-46.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20100613202420f7d.jpg
続きは、次回。
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3. フェムリバ- 2010/07/07 19:54
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律子さん、良くなってきたみたいですね♪
ふぅ、安心しました~
しかし
「塩基」という言葉で表すとは・・・
ミキコ様、サスガです!
あはは
「刺身を持ったコンちゃん、こんがり焼き」(笑)
でもでも
「ミキちゃん焼き」、私も食べた~い!
近いうちには、絶対に食してみせる!
もう、最後の夜なんですよね・・・
うぅ、凄く寂しいです(泣)
旅の最後の夜は、どうしてこんなに切ないのでしょう・・・
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4. Mikiko- 2010/07/07 20:20
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由美ちゃんの叔母さんですからね。
スケベ度は、スジガネ入りのはずです。
今回は、「塩基」のほかにも……。
いろんな例えが入ってて、ちょっとうるさかったかも。
ときどき、止まらなくなっちゃうんだよね。
くれぐれも言っときますが……。
わたしは、『Mikikoちゃん焼き』、食べたことないんだからね。
味の方は、保証できませんよ。
すべての楽しいことには、終わりがあります。
でもきっと、次の楽しいことが、順番作って待ってるよ。
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5. フェムリバ- 2010/07/08 19:54
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子鬼とか、刀とかですね?
こういう例えは・・・
私ではまったく思いつかないので、ハッとさせられてドキドキします。
つまり、全然うるさいなんて思いませんでしたよん♪
「ミキちゃん焼き」、美味しいに決まってます!
けど・・・
もし失敗したとしても、責任とって!なんて言わないですから大丈夫ですよ~
そっかぁ・・・
次の楽しいことかぁ・・・
うん、期待してまっす!
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6. Mikiko- 2010/07/08 20:23
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塩基のほかには、連結棒、砲弾、信管、指揮棒などでしょうかね。
こういう無機質なものに例えると、エロくなくなっちゃうのかなと、少し心配です。
と言って、あまりに即物的な描写ばっかり連ねても、飽きられるんじゃないかと思うし……。
いろいろ考えて、試行錯誤してます。
「Mikiちゃん焼き」、体験レポートをお待ちしてます。
楽しいことは、きっとある。
なけりゃ、作ればいいんだ。