2010.3.19(金)
「先生は、ピアノの椅子に座ってた。
先生に見下ろされながら……。
オナニーするの。
あんな幸せな時間、ほかに無かった」
笑みを溢れさせていたスタッフの顔が、突然泣き顔に歪んだ。
「先生!
なんで結婚なんかしちゃったの?
なんで……」
スタッフは、子供のように顔を歪めて泣き出した。
泣きながらも、乳首を捻る指は止まらなかった。
「先生……。
見て。
香純がオナニーするとこ……。
また、見てて」
言うなり、スタッフは身を捻った。
背もたれを斜めに滑り降りた背中が、座面に着いた。
スタッフは、ソファーの座面に沿って仰向けになっていた。
片脚が弧を描いて振り上がり、膝裏が背もたれに掛かった。
もう一方の脚は座面から下り、足裏が床に着いていた。
股間までの視線を、遮るものが無かった。
陰唇が綻び、陰核が勃起しているのがはっきりと判った。
「先生。
見ててね」
乳首を摘み上げていた指が外れた。
両手の指が、白い体側をまさぐるように降り始める。
離れて降りていた左右の指は、恥丘で出会い、寄り添った。
しかしすぐに、その進路は別れた。
左手の指先は恥丘に止まり、包皮を剥きあげる。
右手は、さらに下り進み膣口まで伸びた。
指先が泉を汲むたび、陰唇の襞がゼリーのように震えた。
満遍なく滑りに浸った指が、再び上方へと戻る。
剥きあげられた陰核が、指の下に隠れた。
「はぅ」
スタッフの背中が、座面からアーチを描いて持ち上がった。
背中が再び座面に沈むと、スタッフは視線を美弥子に戻した。
熱に浮かされたような、潤んだ瞳だった。
先生に見下ろされながら……。
オナニーするの。
あんな幸せな時間、ほかに無かった」
笑みを溢れさせていたスタッフの顔が、突然泣き顔に歪んだ。
「先生!
なんで結婚なんかしちゃったの?
なんで……」
スタッフは、子供のように顔を歪めて泣き出した。
泣きながらも、乳首を捻る指は止まらなかった。
「先生……。
見て。
香純がオナニーするとこ……。
また、見てて」
言うなり、スタッフは身を捻った。
背もたれを斜めに滑り降りた背中が、座面に着いた。
スタッフは、ソファーの座面に沿って仰向けになっていた。
片脚が弧を描いて振り上がり、膝裏が背もたれに掛かった。
もう一方の脚は座面から下り、足裏が床に着いていた。
股間までの視線を、遮るものが無かった。
陰唇が綻び、陰核が勃起しているのがはっきりと判った。
「先生。
見ててね」
乳首を摘み上げていた指が外れた。
両手の指が、白い体側をまさぐるように降り始める。
離れて降りていた左右の指は、恥丘で出会い、寄り添った。
しかしすぐに、その進路は別れた。
左手の指先は恥丘に止まり、包皮を剥きあげる。
右手は、さらに下り進み膣口まで伸びた。
指先が泉を汲むたび、陰唇の襞がゼリーのように震えた。
満遍なく滑りに浸った指が、再び上方へと戻る。
剥きあげられた陰核が、指の下に隠れた。
「はぅ」
スタッフの背中が、座面からアーチを描いて持ち上がった。
背中が再び座面に沈むと、スタッフは視線を美弥子に戻した。
熱に浮かされたような、潤んだ瞳だった。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2010/03/19 07:31
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牧野富太郎博士の経歴の続き。
22歳のころには、東京帝国大学(現東大)の植物学教室に出入りするようになります。
25歳では、共同で『植物学雑誌』を創刊。
26歳では、『日本植物志図扁』を自費刊行。
27歳では、日本におけるムジナモ(水草)の新発見を報告し、世界的に名を知られるようになります。
31歳で、東京帝国大学助手。
しかし、研究や出版に家財をつぎ込んだため……。
生家は、完全に没落。
それでも懲りず、妻が始めた料亭の収益まで研究につぎ込みます。
大学から借り出した資料を返却しなかったり、いろいろと問題も多かったようです。
官僚的な研究者たちからは、ずいぶんと嫌われたとか……。
でも、その情熱と業績は、何人も否定できるものではなく……。
50歳で、東京帝国大学講師。
65歳で、東大から理学博士の学位を授与されます。
自ら命名した植物は、2,500種を越えると云われます。
88歳で、日本学士院会員。
89歳で、文化功労者。
昭和32年、自らを“植物の精”と呼んだ人生は、94歳で幕を下ろします。
死後、従三位に叙され、勲二等旭日重光章、文化勲章を授与されます。
今では、「植物学の父」と敬われ……。
誕生日の5月22日は、「植物学の日」に制定されてます。
まさしく、“好きこそ物の上手なれ”で突っ走った人生。
酒屋をひとつ潰してしまいましたが……。
それと引き替えに、世界的な業績が残りました。
彼が、もし真面目に酒屋の親父になってたら……。
……と考えると、背筋が寒くなります。
彼の業績がすっぽり無くなってたら、日本の植物学はどうなってたんでしょうね。
さて、その“植物の精”牧野富太郎を記念して作られたのが、高知県立牧野植物園です。
http://blog-imgs-36.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20100313205546d6b.jpg
開園は、昭和33年(1958年)。
高知市郊外、標高146メートルの五台山頂上に拡がってます。
園地面積は、6ヘクタール。
実はここ、本当は、もうちょっと後に来たかったんです。
というのも、4月24日に、新温室がオープンするんですね。
http://blog-imgs-36.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20100313205547fc4.jpg
今は、ほぼ完成した建物を、恨めしく見上げるのみです。
ま、仕方ありません。
さっそく、中に入りましょう。
ここでも「MY遊バス」チケットが生きます。
通常500円の入場料が、400円になります。
絵金蔵では、500円が450円と、50円引きにしかなりませんでした。
ところが、牧野植物園では、100円引きです。
この違いは何かと云うと……。
団体料金の違い。
早い話、「MY遊バス」の割引は、一般料金が団体料金になるというものです。
つまり、絵金蔵と牧野植物園では、一般の入場料は同じでも、団体料金に50円の差があるということ。
この違いを考察するに……。
絵金蔵は、そんなに多人数の団体は歓迎しないからじゃないでしょうか?
大勢が順番に、蔵の穴なんか覗いてたら、大渋滞です。
その点、植物園なら、いくら大勢来たって大丈夫です。
修学旅行級の団体さんでも、オッケーです。
1人入ろうが、20人入ろうが、受け入れる側からしたら、大した違いはない。
それなら、1人で500円よりも、20人で8,000円の方が、施設としてはずっといいわけです。
ということで、団体さんいらっしゃ~いという意味で、団体料金が安い!
ということではないでしょうか?
ちなみに、何人から「団体」のなのか、という定義ですが……。
施設によって、まちまちのようです。
絵金蔵は15人、牧野植物園では20人になってました。
と、いらん考察をしてしまいましたが……。
こんなこと考えてる場合じゃないんです。
時間が、無い!
続きは、次回。
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2. フェムリバ- 2010/03/19 20:38
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きっと、先生の事が心底好きだったんでしょうね・・・
純粋~♪
私の場合、遠い所で幸せになってて欲しいと思っちゃいます。
でもそれは、相手を慮ってということではなく・・・
目障りに感じてしまう部分が大きいからです(汗)
どうしても、今現在の自分の幸せを守るため、絶縁したい気持ちが出てしまうんです。
本当に性格悪くて最低だと思いますけどね・・・
牧野博士の功績はもの凄く偉大ですが・・・
牧之の爪の垢を煎じて飲むべきかも?(汗)
しかし
「新温室」、行ってみたかったですね~
あのちょっと湿っぽい感じ、好きです♪
「絵金蔵」は、修繕やなんかでキュレーターの人に払うお金が高いのかも?
「牧野植物園」は、植物園職員が管理するんだし、人件費は掛からない。
で、あとはミキコ様のおっしゃる理由ですね。
時間が無いという事は・・・
「紙上旅行倶楽部」恒例、猛ダッシュですか?
美弥子ちゃん、大丈夫かな(汗)
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3. Mikiko- 2010/03/19 21:13
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やっぱり、書いてたよ。
第4回。
昨日は、自分が呆けたのかと心配になりました。
昔より今が幸せだと感じられるってのは、ほんとに幸せなことだと思うよ。
わたしも温室は好きなんですが……。
冬は、コートが邪魔になるんだよな。
コートを預けられる温室って、無いのかね?
キュレーターって何だ?
サーキュレーターなら知ってるけど。
そう言えば……。
新潟市美術館は、国宝の仏像展示が出来なくなっちゃいました。
カビやクモが出るからって……。
あまりにもお粗末……。
前売り券を買ってた母は、カンカンです。
長岡の近代美術館まで行かなきゃならなくなったんだから。
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4. フェムリバ- 2010/03/19 22:39
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「由美の実家は、東海地方の県庁所在地にあった。」
って、書いてありますね。
私が見落としてました、すみましぇん(泣)
今は、本当に昔と比較にないくらい幸せ♪
はっきり言って次元が違う♪
コートの預かりは、紛失なんかが起きたら面倒くさくなっちゃうので、出来ないのかもしれませんね。
キュレーターは、学芸員のワンランク上の職業です。
色々な事をしますけど・・・
簡単に言うと、文化財等を学術的な専門知識によって補修、保全、研究したりする、芸術と美術のスペシャリストです。
カビやクモ・・・(ゾクゾクきた!)
それは、管理が悪いですね~
お母様、お可哀想に・・・
予算が無かったのか、忙しすぎて学芸員の手が回らないのか、どういう事なんでしょうかね?
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5. Mikiko- 2010/03/19 22:59
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読者が見落としていても、不思議じゃないよ。
しかし、久しぶりに初めのころの文章読んだけど……。
ちょっと、文体が変わった気がするな。
新潟には、キュレーターなんかいないんじゃないか?
管理が悪いっていうより……。
意識が低いんだと思うよ。